JP2016110170A - 印字システム - Google Patents

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Yoshiki Mimura
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Abstract

【課題】ユーザに対して、ロコモティブシンドロームを改善するための行動を十分に促す。【解決手段】印字システムは、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けられた、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を示す履歴情報を記憶する記憶装置と、この記憶装置にアクセス可能なホスト装置10と、かつ、ユーザ識別情報が記録された印字媒体に情報を印字するプリンタ30と、を含む。プリンタ30またはホスト装置10は、印字媒体に記録されたユーザ識別情報を読み取る読取手段を備え、読取手段によって読み取られたユーザ識別情報に対応付けられた履歴情報を参照して、スコアの履歴を示すグラフ画像を生成する生成手段を備える。プリンタ30は、生成手段によって生成されたグラフ画像を印字媒体に印字する印字手段を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、ロコモティブシンドロームに関する情報を印字する印字システムに関する。
「ロコモティブシンドローム」とは、運動器の障害によって運動機能の低下をきたした状態をいう。近年、運動機能の低下によって介護を受ける患者が増えている。それに伴い、ロコモティブシンドロームの対策が注目されている。
ロコモティブシンドロームのレベル(つまり、運動機能の低下の程度)は、公益社団法人 日本整形外科学会によって定められたテストの結果に基づいて決まるスコアによって決まる。ロコモティブシンドロームのレベルが高いほど、運動機能が低いことを示している。
ロコモティブシンドロームの対策としては、ロコモティブシンドロームのレベルを患者に知らせることによって、ロコモティブシンドロームを改善するための行動(例えば、運動)を促すことが有効である。
一般に、ロコモティブシンドロームのテストは、医療機関で行われている。医療機関は、ロコモティブシンドロームのテストの結果を患者に伝えることによって、ロコモティブシンドロームを改善するための行動(例えば、運動)を促している。
一方、印字された情報が書き換え可能なカード(以下「リライトカード」という)に、運動に関する情報を印字する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、運動に関する情報として、歩行距離や、体重などの情報がリライトカードに印字される。このようなリライトカードは、医療機関においても利用されている。
特開2004−121530号公報
ロコモパンフレッット2014年度版(公益社団法人 日本整形外科学会)https://locomo-joa.jp/check/pdf/locomo_pf2014.pdf
従来、医療機関では、ロコモティブシンドロームに関するスコアを患者に伝えることは行われていたが、当該スコアの履歴を患者に伝えることは行われていない。したがって、患者は、スコアの変化を把握することは難しい。
また、特許文献1は、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を印字する技術ではないため、特許文献1のリライトカードを利用したとしても、患者に対して、ロコモティブシンドロームを改善するための行動を十分に促すことはできない。
本発明の目的は、上記課題を解決するものであり、患者に対して、ロコモティブシンドロームを改善するための行動を十分に促すことである。
本発明の一態様は、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けられた、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を示す履歴情報を記憶する記憶装置と、前記記憶装置にアクセス可能なホスト装置と、前記ホスト装置に接続され、かつ、前記ユーザ識別情報が記録された印字媒体に情報を印字するプリンタと、を含む印字システムにおいて、
前記プリンタまたは前記ホスト装置は、前記印字媒体に記録されたユーザ識別情報を読み取る読取手段を備え、
前記ホスト装置は、前記読取手段によって読み取られたユーザ識別情報に対応付けられた履歴情報を参照して、前記スコアの履歴を示すグラフ画像を生成する生成手段を備え、
前記プリンタは、
前記印字媒体に印字された情報を消去する消去手段と、
前記消去手段によって情報が消去された後に、前記生成手段によって生成されたグラフ画像を前記印字媒体に印字する印字手段と、を備える、
印字システムである。
本発明によれば、患者に対して、ロコモティブシンドロームを改善するための行動を十分に促すことができる。
本実施形態の印字システムの構成を示す図。 本実施形態のホスト装置の構成を示すブロック図。 本実施形態のリライトカードの外観を示す概略図。 本実施形態のプリンタの外観を示す概略図。 本実施形態のプリンタの構成を示すブロック図。 本実施形態のユーザデータテーブルの構成例を示す図。 本実施形態の履歴データテーブルの構成例を示す図。 本実施形態の診断処理のシーケンス図。 本実施形態の診断処理において表示される画面の一例を示す図。 本実施形態の診断処理においてリライトカードに印字される情報の一例を示す図。
(1)印字システムの構成(図1)
本実施形態の印字システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の印字システムの構成を示す図である。
図1に示すように、印字システム1は、ホスト装置10と、プリンタ30と、を備える。
ホスト装置10は、プリンタ30と通信可能に接続されている。
ホスト装置10は、所定の情報処理を実行し、かつ、プリンタ30との間でデータの送受信を行う。例えば、ホスト装置10は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、スマートフォン、タブレット端末などである。
プリンタ30は、情報処理装置から送信されたデータを用いて、印字媒体に情報を印字する。例えば、印字媒体は、印字された情報の書き換えが可能なカード(以下「リライトカード」という)である。
(2)ホスト装置の構成(図2)
本実施形態のホスト装置の構成について説明する。図2は、本実施形態のホスト装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ホスト装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、ストレージ14と、操作部15と、表示部16と、通信インタフェース18と、バス19とを備える。
RAM12は、データを一時的に記憶する記憶装置である。
ROM13は、プログラムを記憶する記憶装置である。
ストレージ14は、診断アプリケーションのプログラムと、診断アプリケーションによる処理において参照されるデータテーブルと、診断アプリケーションによる処理の実行結果に基づくデータと、を記憶する記憶装置である。例えば、ストレージ14は、フラッシュメモリまたはハードディスクである。
CPU11は、ストレージ14に記憶された診断アプリケーションのプログラムを実行することによって、診断アプリケーションの機能を実現する。
操作部15は、例えば、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスである。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
通信インタフェース18は、ホスト装置10と、プリンタ30との間の通信を制御する。
バス19は、各部間で信号を伝送する。
(3)リライトカード(図3)
本実施形態のリライトカードについて説明する。図3は、本実施形態のリライトカードの外観を示す概略図である。
図3に示すように、リライトカードRWは、表面RW(F)に印字領域PAを含み、裏面Bに磁気記録領域MAを含む。
磁気記録領域MAには、ユーザ(例えば、リライトカードRWの所有者)を識別するユーザIDが、磁気ストライプによって記録されている。
印字領域PAには、ロイコ式、および、白濁式のいずれかの方式に従って、様々な情報(例えば、文字、画像など)が印字される。
なお、リライトカードRWは、ユーザIDを記憶可能なRFタグを備えてもよい。
また、リライトカードRWは、ユーザIDを含む様々なデータ(例えば、本実施形態の情報処理に用いられるデータテーブル)を記憶可能なICチップを備えてもよい。
(4)プリンタの構成(図4〜図5)
本実施形態のプリンタの構成について説明する。図4は、本実施形態のプリンタの外観を示す概略図である。図5は、本実施形態のプリンタの構成を示すブロック図である。
図4に示すように、プリンタ30の上面には、操作部32と、表示部33と、が設けられている。また、プリンタ30の前面には、カードスロット37が設けられている。
図5に示すように、プリンタ30は、プリンタコントローラ31と、操作部32と、表示部33と、サーマルヘッド34と、磁気ヘッド35と、通信インタフェース38と、バス39と、を備える。
プリンタコントローラ31は、MPU(Micro Processor Unit)310と、RAM312と、ROM313と、サーマルヘッド駆動回路314と、磁気ヘッド駆動回路315と、を備える。
RAM312は、データを一時的に記憶する記憶装置である。
ROM313は、プリンタ30の各部を制御するファームウェアを記憶する記憶装置である。
MPU310は、ROM313に記憶されたファームウェアを実行することによって、ファームウェアの機能を実現する。
サーマルヘッド駆動回路314は、ファームウェアによる制御に従って、サーマルヘッド34に、印字動作または消去動作の制御信号を与える。
サーマルヘッド34は、サーマルヘッド駆動回路314によって印字動作または消去動作の制御信号が与えられると、カードスロット37に挿入されたリライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに所定温度の熱を加えることによって、印字領域PAに印字された情報の消去、または、印字領域PAへの情報の印字を行う。サーマルヘッド34は、ロイコ式、および、白濁式のいずれの方式にも対応可能である。
磁気ヘッド駆動回路315は、ファームウェアによる制御に従って、磁気ヘッド35に、読取動作の制御信号を与える。
磁気ヘッド35は、磁気ヘッド駆動回路315によって読取動作の制御信号が与えられると、カードスロット37に挿入されたリライトカードRWの裏面RW(B)の磁気記録領域MAに記録されたユーザIDを読み取る。
操作部32は、例えば、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスである。
表示部33は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
通信インタフェース38は、ホスト装置10とプリンタ30との間の通信を制御する。
バス39は、各部間で信号を伝送する。
ホスト装置10のRAM12、ROM13、および、ストレージ14、ならびに、プリンタ30のRAM312およびROM313は、「記憶装置」の一例である。
なお、記憶装置は、情報処理装置(ホスト装置10およびプリンタ30の少なくとも1つ)に内蔵されたものであってもよいし、情報処理装置から有線または無線でアクセス可能に構成された外部の装置であってもよい。
また、磁気ヘッド駆動回路315および磁気ヘッド35は、ホスト装置10と通信可能に接続された、プリンタ30とは異なる装置(例えば、カードリーダ)に設けられてもよい。
(5)データテーブルの構成(図6〜図7)
ホスト装置10のストレージ14に記憶される各データテーブルの構成について説明する。
(5−1)ユーザデータテーブル(図6)
本実施形態のユーザデータテーブルの構成について説明する。図6は、本実施形態のユーザデータテーブルの構成例を示す図である。
図6のユーザデータテーブルの各レコード(以下「ユーザレコード」という)には、ユーザに関する情報(以下「ユーザ情報」という)が格納される。
ユーザデータテーブルは、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「生年月日」フィールドと、「基準スコア」フィールドと、を含む。
「ユーザID」フィールドには、ユーザレコードを特定する主キーであるユーザID(ユーザ情報の一例)が格納される。
「ユーザ名」フィールドには、ユーザが任意に設定したユーザ名を示すテキストが格納される。
「生年月日」フィールドには、ユーザの生年月日を示す値(年齢情報の一例)が格納される。
「基準スコア」フィールドには、ユーザの生年月日とユーザレコードの更新日との差(つまり、ユーザレコードの更新日の時点でのユーザの年齢)によって決まる基準スコアを示す値が格納される。「基準スコア」とは、年齢別の平均スコア(例えば、統計的な平均スコア、または、ユーザデータテーブルの「スコア」フィールドの値と、「生年月日」フィールドの値およびホスト装置10に内蔵された時計の値の差(つまり、情報処理の実行日におけるユーザの年齢)毎の平均値である。年齢が上がるほど、基準スコアも上がる。「基準スコア」フィールドの値は、診断アプリケーションによって、ユーザデータテーブルにアクセスされる度に、ホスト装置10に内蔵された時計の値と「生年月日」フィールドの値とに基づいて更新される。
(5−2)履歴データテーブル(図7)
本実施形態の履歴データテーブルの構成について説明する。図7は、本実施形態の履歴データテーブルの構成例を示す図である。
図7の履歴データテーブルの各レコード(以下「履歴レコード」という)には、ユーザ毎に、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を示す情報(以下「履歴情報」という)が格納される。なお、履歴データテーブルは、ユーザIDに対応付けられている(つまり、履歴データテーブルは、ユーザ毎に設けられる)。
履歴データテーブルは、「履歴ID」フィールドと、「日付」フィールドと、「スコア」フィールドと、を含む。
「履歴ID」フィールドには、履歴レコードを特定する主キーである履歴ID(履歴を識別する履歴識別情報の一例)が格納される。
「日付」フィールドには、履歴の日付を示す情報が格納される。
「スコア」フィールドには、ロコモティブシンドロームに関するテストによって決定されるスコアが格納される。「テスト」とは、「社団法人日本整形外科学会」によって定められている「ロコモ25」という問診テストである。この問診テストは、複数の質問を含んでいる。問診テストに対する回答は、複数の質問のそれぞれについて、複数の選択肢の中から1つの選択肢を指定することによって行われる。「スコア」とは、ロコモティブシンドロームのレベルを示す指標である。スコアは、問診テストに対する回答(つまり、ユーザによって指定された選択肢)によって決まる。スコアが高いほど、ロコモティブシンドロームのレベル(つまり、運動機能の低下の程度)が大きいことを示している。
(6)本実施形態の診断処理のフロー(図8〜図10)
本実施形態の診断処理の一例について説明する。図8は、本実施形態の診断処理のシーケンス図である。図9は、本実施形態の印字処理においてホスト装置10に表示される画面の一例を示す図である。図10は、本実施形態の診断処理においてリライトカードに印字される情報の一例を示す図である。
以下の診断処理において、ホスト装置10による処理は、診断アプリケーションによって実行され、プリンタ30による処理はファームウェアによって実行される。
はじめに、プリンタ30は、ユーザIDを読み取る(S300)
例えば、ユーザがカードスロット37にリライトカードRWを挿入すると、ファームウェアは、磁気ヘッド駆動回路315に読取動作の制御信号を生成させる。磁気ヘッド35は、磁気ヘッド駆動回路315によって生成された読取動作の制御信号に従って、リライトカードRWの裏面RW(B)の磁気記録領域MAに記録されたユーザIDを読み取る。ファームウェアは、磁気ヘッド35によって読み取られたユーザIDを、通信インタフェース38を介して、ホスト装置10へ送信する。
ホスト装置10は、プリンタ30から送信されたユーザIDを受信すると、ユーザ情報および履歴情報を読み出す(S100)。
例えば、診断アプリケーションは、S300においてプリンタ30から送信されたユーザIDに対応するユーザレコードおよび履歴データテーブルをRAM12に格納する。
次に、ホスト装置10は、回答情報を受け付ける(S102)。
例えば、診断アプリケーションは、画面G10(図9)を表示部16に表示する。
画面G10は、表示領域A100およびA101と、「FINISH」ボタンB105と、を含む。
表示領域A100には、問診テストに含まれる複数の質問が表示される。
表示領域A101には、問診テストに含まれる質問毎に、質問に対する回答の選択肢0〜4のいずれかを選択するときに指定されるボタンB100〜B104と、回答を終了するときに指定される「FINISH」ボタンB105と、が表示される。ボタンB100〜B104は、それぞれ、問診テストに含まれる質問に対する回答としての複数の選択肢のいずれかの選択肢に割り当てられた配点に関連付けられている。
ユーザが、操作部15を操作して、すべての質問についてボタンB100〜B104のいずれかを指定した後、「FINISH」ボタンB105を指定すると、診断アプリケーションは、ユーザによって指定されたボタンB100〜B104のいずれかに関連付けられた配点を、質問を識別する情報(例えば、質問ID)に対応付けてRAM12に格納する。
例えば、問診テストは、「家の中を歩くのはどの程度困難ですか?」という質問を含んでいる。
当該質問に対する回答の選択肢は、「選択肢0:困難でない」、「選択肢1:少し困難」、「選択肢2:中程度困難」、「選択肢3:かなり困難」、および、「選択肢4:ひどく困難」である。選択肢0〜選択肢4には、それぞれ、0〜4点の配点が割り当てられている。画面G10のボタンB100〜B104は、それぞれ、これらの選択肢0〜選択肢4に割り当てられた配点(つまり、0〜4点)に関連付けられている。
例えば、ユーザが「選択肢3」を選択するためにボタンB103を指定すると、診断アプリケーションは、ボタンB103に関連付けられた配点(3点)を、質問IDに対応づけてRAM12に格納する。
ユーザが全ての質問に対してボタンB100〜B104のいずれかを選択すると、RAM12には、各質問を識別する質問IDに対応する配点が格納される。
次に、ホスト装置10は、スコアを計算する(S104)。
例えば、診断アプリケーションは、S102においてRAM12に格納された各質問IDに対応する配点の合計値を、スコアとして計算する。次に、診断アプリケーションは、計算されたスコアをRAM12に格納する。
次に、ホスト装置10は、履歴情報を更新する(S106)。
例えば、診断アプリケーションは、S102においてRAM12に格納された履歴データテーブルに、新たな履歴レコードを追加する。新たな履歴レコードの「履歴ID」フィールドには新たな履歴IDが格納され、「日付」フィールドには診断処理の実行日を示す情報が格納され、「スコア」フィールドにはS104においてRAM12に格納されたスコアが格納される。次に、診断アプリケーションは、新たな履歴レコードを含む履歴データテーブルをストレージ14に記憶する。これにより、履歴情報が更新される。
次に、ホスト装置10は、画面表示を行う(S108)。
例えば、診断アプリケーションは、画面G11(図9)を表示部16に表示する。
画面G11には、表示領域A110と、リライトカードRWへの印字を指示するための印字指示を行うときに指定される「YES」ボタンB110と、診断処理を終了するための終了指示を行うときに指定される「NO」ボタンB111と、が表示される。
表示領域A110には、S104において計算されたスコアが表示される。
ユーザが「YES」ボタンB110を指定すると、診断アプリケーションは、印字指示を受け付ける(S109−YES)。印字指示が受け付けられると、S110以降の処理が実行される。
一方、ユーザが「NO」ボタンB111を指定すると、診断アプリケーションは、終了指示を受け付ける(S109−NO)。終了指示が受け付けられると、S110以降の処理は実行されずに、診断処理が終了する。
印字指示が受け付けられると(S109−YES)、ホスト装置10は、グラフ画像を生成する(S110)。
例えば、診断アプリケーションは、S106においてRAM12に格納された履歴データテーブルの「日付」フィールドの値を横軸とし、「スコア」フィールドの値を縦軸とするグラフ画像を生成する。次に、診断アプリケーションは、S102においてRAM12に格納されたユーザレコードの「基準スコア」フィールドの値を示す直線の画像を、生成されたグラフ画像に追加する。
次に、ホスト装置10は、印字用データをプリンタ30へ送信する(S112)。
例えば、診断アプリケーションは、S110において生成されたグラフ画像と、S102においてRAM12に格納されたユーザレコードの「ユーザ名」フィールドのテキストと、を含むデータ(以下「印字用データ」という)を、通信インタフェース18を介して、プリンタ30へ送信する。
プリンタ30は、ホスト装置10から送信された印字用データを受信すると、リライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに印字された情報を消去する(S302)。
例えば、ファームウェアは、サーマルヘッド駆動回路314に消去動作の制御信号を生成させる。サーマルヘッド34は、サーマルヘッド駆動回路314によって生成された消去動作の制御信号に従って、カードスロット37に挿入されたリライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに所定温度の熱を加える。これにより、印字領域PAに印字された情報が消去される。
なお、リライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに情報が印字されていない場合、S302は省略可能である。
次に、プリンタ30は、リライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに情報を印字する(S304)。
例えば、ファームウェアは、サーマルヘッド駆動回路314に印字動作の制御信号を生成させる。サーマルヘッド34は、サーマルヘッド駆動回路314によって生成された印字動作の制御信号に従って、S112において送信された印字用データを用いて、カードスロット37に挿入されたリライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに所定温度の熱を加える。これにより、図10に示すように、リライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに、ユーザ名「U1」と、スコアの履歴を示すグラフ画像GIと、基準スコアを示す基準画像RIと、が印字される。
(7)本実施形態の変形例
本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、診断アプリケーションが問診テストに対する回答に基づいてスコアを計算する例を説明したが、スコアの計算に用いられる情報は問診テストに対する回答に限られない。
例えば、診断アプリケーションは、ホスト装置10またはプリンタ30の少なくとも1つに接続された計測装置によって得られた情報に基づいて、スコアを計算してもよい。
計測装置は、例えば、公益社団法人日本整形外科学会によって定められた「立ち上がりテスト」(10cm〜40cmの台のそれぞれから立ち上がることができるか否か)の結果を計測する装置である。この場合、診断アプリケーションは、「立ち上がりテスト」の結果(例えば、立ち上がることができた台の高さ)と、「生年月日」フィールドの値(つまり、ユーザの年齢)と、に基づいて、スコアを計算する。
また、計測装置は、公益社団法人日本整形外科学会によって定められた「2ステップテスト」の結果(2歩幅)を計測する装置であってもよい。この場合、診断アプリケーションは、「2ステップテスト」の結果(つまり、2歩幅)と、「生年月日」フィールドの値(つまり、ユーザの年齢)と、に基づいて、スコアを計算する。
また、計測装置は、人体の左側の荷重と、人体の右側の荷重と、を計測する装置であってもよい。この場合、診断アプリケーションは、左側の荷重と右側の荷重の比率、および、「生年月日」フィールドの値(つまり、ユーザの年齢)に基づいて、スコアを計算する。
(8)本実施形態の小括
以下、本実施形態について小括する。
本実施形態の印字システム1は、ユーザIDに対応する履歴データテーブルを記憶するストレージ14を備えるホスト装置10と、ホスト装置10に接続され、かつ、ユーザIDが記録されたリライトカードRWに情報を印字するプリンタ30と、を含む。プリンタ30またはホスト装置10は、リライトカードRWに記録されたユーザIDを読み取る磁気ヘッド35を備える。診断アプリケーションは、磁気ヘッド35によって読み取られたユーザIDに対応する履歴データテーブルを参照して、スコアの履歴を示すグラフ画像GIを生成する。プリンタ30は、診断アプリケーションによって生成されたグラフ画像GIをリライトカードRWの表面RW(F)の印字領域PAに印字するサーマルヘッド34を備える。
これにより、ユーザに、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を視覚的に伝えることができる。その結果、ユーザ(つまり、患者)に対して、ロコモティブシンドロームを改善するための行動を十分に促すことができる。
また、本実施形態の診断アプリケーションは、問診テストに対するユーザの回答に応じて、スコアを計算する。また、診断アプリケーションは、計算されたスコアを用いて、回答を行ったユーザを識別するユーザIDに対応する履歴データテーブルを更新する。
これにより、問診テスト、スコアの計算、スコアの履歴の管理、および、グラフ画像の印字を一括して行うことができる。
また、本実施形態のストレージ14には、ユーザIDに対応するユーザの年齢を示す年齢情報が記憶されている。診断アプリケーションは、磁気ヘッド35によって読み取られたユーザIDに対応する年齢情報を参照して、ユーザIDによって識別されるユーザの年齢に応じた基準スコアを示す基準画像を含むグラフ画像を生成する。
これにより、ユーザに、スコアの履歴と基準スコアとの差を視覚的に伝えることができる。
また、基準スコアは、ユーザの生年月日とユーザレコードの更新日との差(つまり、ユーザレコードの更新日の時点でのユーザの年齢)によって決定されるが、予め設定した年齢に達すると基準スコア値が更新され、基準スコアを示す基準画像RIを変更して印字することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態および変形例は、組合せ可能である。
10 :ホスト装置
11 :CPU
12 :RAM
13 :ROM
14 :ストレージ
15 :操作部
16 :表示部
18 :通信インタフェース
19 :バス
30 :プリンタ
31 :コントローラ
32 :操作部
33 :表示部
34 :サーマルヘッド
35 :磁気ヘッド
37 :カードスロット
38 :通信インタフェース
39 :バス
310 :MPU
312 :RAM
313 :ROM
314 :サーマルヘッド駆動回路
315 :磁気ヘッド駆動回路
RW :リライトカード

Claims (3)

  1. ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けられた、ロコモティブシンドロームに関するスコアの履歴を示す履歴情報を記憶する記憶装置と、前記記憶装置にアクセス可能なホスト装置と、前記ホスト装置に接続され、かつ、前記ユーザ識別情報が記録された印字媒体に情報を印字するプリンタと、を含む印字システムにおいて、
    前記プリンタまたは前記ホスト装置は、前記印字媒体に記録されたユーザ識別情報を読み取る読取手段を備え、
    前記ホスト装置は、前記読取手段によって読み取られたユーザ識別情報に対応付けられた履歴情報を参照して、前記スコアの履歴を示すグラフ画像を生成する生成手段を備え、
    前記プリンタは、
    前記印字媒体に印字された情報を消去する消去手段と、
    前記消去手段によって情報が消去された後に、前記生成手段によって生成されたグラフ画像を前記印字媒体に印字する印字手段と、を備える、
    印字システム。
  2. 前記ホスト装置は、さらに、
    所定の質問に対するユーザの回答に応じて、前記スコアを計算する計算手段と、
    前記計算手段によって計算されたスコアを用いて、前記回答を行ったユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けられた履歴情報を更新する更新手段と、
    を備える請求項1に記載の印字システム。
  3. 前記記憶装置には、前記ユーザ識別情報に対応付けられた、ユーザの年齢を示す年齢情報が記憶されており、
    前記生成手段は、前記読取手段によって読み取られたユーザ識別情報に対応する年齢情報を参照して、前記ユーザ識別情報によって識別されるユーザの年齢に応じた基準スコアを示す基準画像を含むグラフ画像を生成する、
    請求項1または2に記載の印字システム。
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