JP2016109183A - 転がり軸受ユニット用外輪及び車輪支持用転がり軸受ユニット - Google Patents

転がり軸受ユニット用外輪及び車輪支持用転がり軸受ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】仕様が異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品を共通化した場合にも、ハブの回転側フランジに形成した透孔に工具を挿入して行う作業の作業性が損なわれる事を防止できる構造を実現する。【解決手段】外輪2aの軸方向外端部外周面のうちで、円周方向に関する位相が、静止側フランジ6に形成した貫通孔31と一致する部分に、外輪2aの軸方向外端面に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部21を、それぞれ形成する。凹部21の深さを軸方向内方に向かうに従って小さくする。透孔13aの径方向内端部の内接円の直径を、外輪2aの軸方向外端面の外径よりも小さく、凹部21の底面の軸方向外端縁に於ける内接円の直径よりも大きくする。【選択図】図1

Description

この発明は、自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニットの改良に関する。
図4は、自動車の懸架装置に対して車輪を回転自在に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニットとして、特許文献1に記載された従来構造の1例を示している。車輪支持用転がり軸受ユニット1は、外輪2の内径側にハブ3を、複数個の玉4、4を介して、回転自在に支持している。このうちの外輪2は、中炭素鋼製で、内周面に複列の外輪軌道5a、5bを、外周面に静止側フランジ6を、それぞれ有する。この様な外輪2は、この静止側フランジ6の円周方向複数箇所に形成したねじ孔7に螺合したボルトにより、懸架装置を構成するナックルに結合固定される為、回転しない。又、前記ハブ3は、外周面に複列の内輪軌道8a、8bと回転側フランジ9とを有し、使用時に、この回転側フランジ9に結合固定した車輪と共に回転する。前記各玉4、4は、軸受鋼或いはセラミック製で、前記両外輪軌道5a、5bと前記両内輪軌道8a、8bとの間に、保持器10、10に保持された状態で、両列毎に複数個ずつ、転動自在に設けられている。又、前記回転側フランジ9の円周方向複数箇所に、この回転側フランジ9を軸方向に貫通する状態で取付孔11を形成している。そして、これら各取付孔11に、その一部にセレーション部を有する複数本のスタッド12の基端部を圧入し、前記回転側フランジ9に、ディスクロータやドラムブレーキ等の制動用回転体や、車輪を構成するホイールを支持固定可能としている。又、前記回転側フランジ9のうち、円周方向に隣り合う取付孔11同士の間部分に透孔13を設けている。これら各透孔13は、前記ハブ3、延いては前記車輪支持用転がり軸受ユニット1全体の軽量化の為と、前記静止側フランジ6のねじ孔7に螺合した(或いは貫通孔に挿通した)ボルトの締め付け作業や、制動装置を構成する部品の懸架装置への取付作業を行う等の目的で工具を挿入する為とに設けている。この様な透孔13は、前記ハブ3の慣性モーメントを低減して、加速性能を中心とする走行性能や燃費性能の向上を図る為には、可能な限り、前記回転側フランジ9の外径寄り部分に形成する事が好ましい。
又、前記ハブ3は、ハブ本体14と内輪15とを結合固定して成る。このうちのハブ本体14は、中炭素鋼製で、軸方向外端寄り部分(軸方向に関して「外」とは、自動車への組み付け状態で車両の幅方向外側を良い、図1、2、4の左側。反対に、車両の幅方向中央側となる、図1、2、4の右側を、軸方向に関して「内」と言う。)の外周面に前記回転側フランジ9を、軸方向中間部外周面に、前記両内輪軌道8a、8bのうち軸方向外側列の内輪軌道8aを、それぞれ直接形成している。
一方、前記内輪15は、軸受鋼製で、外周面に、前記両内輪軌道8a、8bのうち軸方向内側列の内輪軌道8bを形成している。この様な内輪15は、前記ハブ本体14の軸方向内端寄り部分に形成された小径段部16に外嵌固定した状態で、軸方向内端面をこのハブ本体14の軸方向内端部に形成したかしめ部17により抑え付けて、このハブ本体14に対し結合固定している。尚、図示の例の場合、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1は、大型化を抑えつつ、大きなモーメント剛性を確保する為、両列の玉のピッチ円直径(PCD)を互いに異ならせている。即ち、軸方向外側列の玉4、4のピッチ円直径を、軸方向内側列の玉4、4のピッチ円直径よりも大きくしている。この為に、軸方向外側列の外輪軌道5aの内径を軸方向内側列の外輪軌道5bの内径よりも大きくすると共に、軸方向外側列の内輪軌道8aの外径を軸方向内側列の内輪軌道8bの外径よりも大きくしている。
上述の様な従来構造の場合、製造コストの低減を図るべく、仕様の異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品の共通化した場合でも、前記各透孔13に工具を挿入して行う作業の作業性が損なわれる事を防止する面からは更なる改良の余地がある。即ち、図4に示した従来構造の場合、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1の中心軸を中心とする前記各透孔13の径方向内端部の内接円の直径D13は、これら各透孔13に前記工具を挿入する際に、この工具の先端部と前記外輪2の軸方向外端面とが干渉(衝合)するのを防止する為に、この外輪2の軸方向外端面の外径Dよりも大きくしている(D13>D)。これに対し、製造コストの低減を図るべく、仕様の異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品を共通化して、透孔の径方向内端部の内接円の直径が小さなハブと、軸方向外端面の外径が大きな(ハブと一体に設計された外輪よりも軸方向外端面の外径が大きな)外輪とを組み合わせる可能性がある。具体的には、軸方向外端面の外径が比較的小さな外輪と組み合わせるべく設計されたハブを流用し、軸方向外端面の外径が比較的大きな外輪と組みわせて使用する場合、或いは、透孔の径方向内端部の内接円の直径が比較的大きなハブと組み合わせるべく設計された外輪を流用し、透孔の径方向内端部の内接円の直径が比較的小さなハブと組み合わせて使用する場合がある。この様な場合、前記透孔に工具を挿入する際に、この工具の先端部が前記外輪の軸方向外端面に干渉し、例えばこの外輪の静止側フランジに形成したねじ孔にボルトを締め付けてこの外輪をナックルに支持固定する作業(透孔に工具を挿入して行う作業)の作業性が損なわれる可能性がある。尚、本明細書で言う部品の共通化には、完成状態の外輪或いはハブを流用する場合だけでなく、外輪或いはハブの、仕上加工以前の旋削加工完了時点や鍛造加工完了時点等の中間素材を流用する場合も含む。
特開2007−100715号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、仕様が異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品を共通化した場合にも、ハブの回転側フランジに形成した透孔に工具を挿入して行う作業の作業性が損なわれる事を防止できる、車輪支持用転がり軸受ユニットの構造を実現すべく発明したものである。
本発明の転がり軸受ユニット用外輪及び車輪支持用転がり軸受ユニットのうち、請求項1に記載した転がり軸受ユニット用外輪は、使用状態で懸架装置に支持されて回転せず、内周面に複列の外輪軌道を有する。そして、前記転がり軸受ユニット用外輪は、内径側に同心に配置したハブの外周面に設けた複列の内輪軌道と前記両外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつの転動体を設ける事により、前記ハブを回転可能に支持する。
特に、本発明の転がり軸受ユニット用外輪に於いては、軸方向外端部外周面の円周方向1乃至複数箇所に、軸方向外端縁(軸方向外端面)に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部が形成されている。
上述の様な本発明の転がり軸受ユニット用外輪を実施する場合、前記凹部の円周方向に関する位相は、前記ハブ及び前記懸架装置との関係で、次の様に規制する。即ち、このハブの外周面のうちで前記転がり軸受ユニット用外輪の軸方向外端部よりも軸方向外方に突出した部分には、制動用回転体及び車輪を結合固定する為の回転側フランジが設けられている。この回転側フランジの一部で、これら制動用回転体及び車輪を取り付ける為の結合部材(ボルト若しくはスタッド)を装着すべくこの回転側フランジの円周方向複数箇所に形成された取付孔から円周方向に外れた部分(例えば隣り合う取付孔同士の間部分)には、この回転側フランジを軸方向に貫通する透孔が形成されている。そして、前記転がり軸受ユニット用外輪をこの懸架装置に取り付けたり取り外したりする作業、或いは、制動装置を構成するサポートやキャリパをこの懸架装置に取り付けたり取り外したりする作業等の際には、前記透孔に工具を挿入して作業を行う場合がある。そこで、前記凹部は、この作業を行う際に、この透孔と円周方向に関する位相が一致する部分に設ける。つまり、円周方向に関して、前記懸架装置に対する前記転がり軸受ユニット用外輪の固定位置と一致する部分や、この懸架装置に対する前記制動装置の固定位置と一致する部分に設ける。
より具体的には、例えば、前記転がり軸受ユニット用外輪の外周面のうち、軸方向中間部乃至内端部に静止側フランジを設け、この静止側フランジの円周方向複数箇所に、懸架装置を構成するナックルに結合固定する為の結合部材を挿通又は螺合する為の結合孔を設ける。前記凹部は、前記転がり軸受ユニット用外輪の軸方向外端部外周面のうち、円周方向に関する位相が前記各結合孔と一致する部分に、それぞれ設ける。
又、上述の様な本発明の転がり軸受ユニット用外輪を実施する場合、前記凹部を、前記懸架装置に支持した状態で下方に位置する部分(下半部)に設ける事が好ましい。より好ましくは、前記懸架装置に支持した状態で下端部に位置する部分に設ける。
上述の様な本発明の転がり軸受ユニット用外輪を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、前記凹部のうちの少なくとも軸方向内端部で、この凹部の径方向深さを軸方向内方に向かうに従って小さくする(前記転がり軸受ユニット用外輪の中心軸を中心とするこの凹部の底面の内接円の直径を、軸方向内方に向かうに従って大きくする)。そして、この凹部の軸方向内端縁の軸方向位置を、前記両外輪軌道のうち軸方向外側列の外輪軌道の軸方向外端縁の軸方向位置よりも外側に位置させる。
又、請求項3に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットは、外輪と、ハブと、転動体とを備える。
このうちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使用状態で懸架装置に支持されて回転しない。
前記ハブは、外周面に複列の内輪軌道を有し、この外輪の内径側にこの外輪と同心に配置され、外周面のうちでこの外輪の軸方向外端部よりも軸方向外方に突出した部分に制動用回転体及び車輪を結合固定する為の回転側フランジが設けられている。
そして、前記回転側フランジの一部で、前記制動用回転体及び車輪を取り付ける為の結合部材を装着すべくこの回転側フランジの円周方向複数箇所に形成された取付孔から円周方向に外れた部分に、この回転側フランジを軸方向に貫通する透孔が形成されている。
特に、請求項3に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いては、前記外輪を、上述の様な本発明の転がり軸受ユニット用外輪とする。そして、前記ハブの中心軸(前記車輪支持用転がり軸受ユニットの中心軸)を中心とする前記透孔の径方向内端部の内接円の直径を、前記外輪の軸方向外端面の外径(前記凹部が形成された部分から円周方向に外れた部分の外径)よりも小さく、前記ハブの中心軸を中心とするこの凹部の底面の軸方向外端縁に於ける内接円の直径よりも大きくする。
上述の様な本発明の転がり軸受ユニット用外輪の場合、軸方向外端部外周面に、軸方向外端縁に開口する状態で、径方向内方に凹んだ凹部を形成している。この為、製造コストを低減すべく、仕様の異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品(ハブ)を共通化して、回転側フランジに形成された透孔の径方向内端部の内接円(ハブの中心軸を中心とする内接円)の直径が、外輪の軸方向外端面の外径よりも小さいハブと組み合わせた場合でも(請求項3に記載した構造を採用した場合でも)、前記透孔に工具を挿入して作業を行う際に、この工具と外輪の軸方向外端面とが干渉する事を防止できる。従って、前記透孔にこの工具を挿入して行う作業の作業性が損なわれるのを防止する事ができる。
又、前記凹部を、前記転がり軸受ユニット用外輪を懸架装置に支持した状態で下方に位置する部分に設ければ、外輪の軸方向外端面と前記ハブの回転側フランジの軸方向内側面との間に侵入した異物を、外部空間に排出し易くできる。
又、請求項2に記載した発明によれば、外輪のうちで、軸方向外側列の外輪軌道を形成した部分の剛性の低下を防止する事ができる。
本発明の実施の形態の1例を示す断面図。 図1のX部拡大図。 凹部の開口部の形状の3例を示す、図2のY−Y断面図。 従来構造の1例を示す断面図。
図1〜3は、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の車輪支持用転がり軸受ユニット1aは、外輪2aと、ハブ3aと、それぞれが転動体である複数個の玉4a、4bとを備える。このうちの外輪2aは、内周面に複列の外輪軌道5c、5dを、外周面の軸方向中間部に静止側フランジ6をそれぞれ設けている。これら両外輪軌道5c、5dのうち、軸方向外側列の外輪軌道5cの内径は、軸方向内側列の外輪軌道5dの内径よりも大きくしている。この為に、前記外輪2aの軸方向中間部内周面で前記軸方向内側列の外輪軌道5dよりも軸方向外側に寄った部分に、軸方向内側に向かう程内径が小さくなる方向に傾斜した、内周面側段差部18を設けている。又、前記静止側フランジ6の円周方向複数箇所に、前記外輪2aを懸架装置を構成するナックルに結合固定する為のボルト(図示省略)を軸方向外側から挿通して、このナックルに設けられたねじ孔に螺合する為の、貫通孔31を形成している。
又、前記ハブ3aは、ハブ本体14aと内輪15とを組み合わせて成り、外周面の軸方向外端寄り部分に、制動用回転体(ロータ又はドラム等)及び車輪を支持する為の回転側フランジ9aを、同じく中間部及び内端部に複列の内輪軌道8c、8dを、それぞれ形成している。これら両内輪軌道8c、8dのうち、軸方向外側列の内輪軌道8cの外径は、軸方向内側列の内輪軌道8dよりも大きくしている。又、前記回転側フランジ9aの円周方向複数箇所に、この回転側フランジ9aに前記制動用回転体及び車輪を支持固定する為のスタッド12の基端部を圧入する為の取付孔11を設け、前記回転側フランジ9aのうち、円周方向に隣り合う取付孔11同士の間部分のうちの少なくとも1箇所に透孔13aを、それぞれ設けている。尚、本例の場合、これら各透孔13aは、単なる円孔としている。
前記両内輪軌道8c、8dの内径を異ならせる為に、前記ハブ本体14aの軸方向中間部外周面で前記軸方向外側列の内輪軌道8cよりも少し軸方向内側に寄った部分に、外径が小さい軸方向内側部分と外径が大きい軸方向外側部分とを連続させる、外周面側段差部19を設けている。又、この外周面側段差部19よりも軸方向内側に寄った、前記ハブ本体14aの軸方向内端寄り部分に、小径段部16を形成している。そして、この小径段部16に、外周面に前記軸方向内側列の内輪軌道8dを形成した、前記内輪15を外嵌し、前記ハブ本体14aの軸方向内端部に形成したかしめ部17により、この内輪15を前記小径段部16の軸方向外端部に存在する段差面20に向け抑え付けている。この状態で前記内輪15を前記ハブ本体14aに対し結合固定している。
前記各玉4a、4bは、前記両外輪軌道5c、5dと、前記両外輪軌道8c、8dとの間に、保持器10a、10bに保持された状態で、両列毎に複数個ずつ、転動自在に設けている。この状態で、複列に配置された前記各玉4a、4bには、予圧と共に背面組み合わせ型の接触角を付与している。又、これら両列の玉4a、4bのピッチ円直径は、前記両外輪軌道5c、5dの内径及び前記両内輪軌道8c、8dの外径の差に応じて互いに異なっている。即ち、軸方向外側列の玉4a、4aのピッチ円直径が、軸方向内側列の玉4b、4bのピッチ円直径よりも大きくなっている。尚、本例の場合、前記軸方向外側列の玉4a、4aの直径を、前記軸方向内側列の玉4b、4bの直径よりも小さくしている。但し、これら軸方向外側列の玉4a、4aの直径と軸方向内側列の玉4b、4bの直径とを互いに等しくする事もできる。又、重量が嵩む車輪支持用転がり軸受ユニットの場合、両列のうちの一方又は双方の列に関して、玉に代えて円すいころを使用する事もできる。
又、本例の場合、前記外輪2aの軸方向外端部外周面のうちで、円周方向に関する位相が、前記静止側フランジ6に形成した貫通孔31と一致する複数箇所に、前記外輪2aの軸方向外端面に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部21を、それぞれ形成している。本例の場合、これら各凹部21の深さを、軸方向外半部で一定とし、軸方向内半部に関して、軸方向内方に向かうに従って小さくしている(前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とするこれら各凹部21の底面の内接円の直径D21を軸方向内方に向かうに従って大きくしている)。そして、これら各凹部21の軸方向内端縁(奥端縁)が、軸方向に関して、前記軸方向外側列の外輪軌道5cの軸方向外端縁よりも外側に位置する様にしている。本例の場合、図3の(A)に示す様に、前記各凹部21の開口部に於ける底面の形状(この開口部を軸方向外側から見た底面の形状)を、前記各透孔13aの中心軸を中心とし、これら各透孔13aの内径d13aよりも直径が大きい円弧形としている。但し、前記各凹部21の開口部に於ける底面の形状は、図3の(B)に示す様なV字形、或いは、同図の(C)に示す様な直線状等とする事もできる。何れにしても、前記各透孔13aの中心軸を中心とする前記各凹部21の開口部に於ける底面の内接円d21の直径を、これら各透孔13aの内径d13aよりも大きくする。この様な凹部21は、前記ハブ本体14aを、炭素鋼等の金属材料に塑性加工である鍛造加工を施して造るのと同時に形成すれば、製造コストの増大を抑えられる。又、前記外輪2aの軸方向外端部のうち、円周方向に関する位相が前記各凹部21と一致する部分の金属材料の量を、これら各凹部21の分だけ抑えられる。この為、前記鍛造加工の際に、この金属材料の円周方向に関する移動量を抑える事ができて、ラップ欠陥の発生を防止する事ができる。尚、本例の場合、前記各凹部21のうちの1つの凹部21を、前記外輪2aを前記懸架装置に支持した状態で下端部に位置する部分に形成している。
又、本例の場合、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径D13aが、前記外輪2aの軸方向外端面の外径(前記各凹部21が形成された部分から円周方向に外れた部分の外径)D2aよりも小さくなっている(D13a<D2a)。この理由は、製造コストの低減を図るべく、仕様の異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品を共通化し(ハブ3aを流用し)、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径D13aが小さなハブ3aと、軸方向外端面の外径D2aが大きな(このハブ3aと一体に設計された外輪よりも軸方向外端面の外径が大きな)外輪2aとを組み合わせている為である。但し、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径D13aは、この車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各凹部21の底面の軸方向外端縁に於ける内接円の直径D21よりも大きくしている(D13a>D21)。
尚、本例の場合、前記外輪2aの内周面と前記ハブ3aの外周面との間に存在する環状空間の軸方向外端開口部を、この開口部分に装着したシールリング22により塞いでいる。これと共に、前記外輪2aの軸方向内端開口を、この開口部分に装着した、非磁性材により有底円筒状に構成したカバー23により塞いでいる。又、前記内輪15の軸方向内端部外周面に、エンコーダ24を外嵌固定している。即ち、このエンコーダ24の被検出面に、前記カバー23の底板部を介して、図示しない速度センサを対向させる事により、前記ハブ3aに結合固定した車輪の回転速度を検出可能としている。更に、本例の場合、前記外輪2aの軸方向外端面と前記回転側フランジ9aの軸方向内側面との間にラビリンスシール25を設けている。これにより、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aを搭載した車両の走行時に跳ね上げられた異物が、前記外輪2aの軸方向外端面と前記回転側フランジ9aの軸方向内側面との間の隙間から、前記シールリング22を構成するシールリップの先端縁と前記回転側フランジ9aの軸方向内側面との摺接部に達し難くしている。即ち、前記外輪2aの軸方向外端部内周面に、軸方向内側に隣接する部分よりも内径が大きな外径側段部26を設けている。又、前記回転側フランジ9aの軸方向内側面のうちで、基端寄り部分(根元部分)に設けられた厚肉部27と、この厚肉部27よりも肉厚の小さい薄肉部28とを連続する、段部29の軸方向内端部に、断面クランク形の切り欠き部を形成し、軸方向外側に隣接する部分よりも外径が小さな内径側段部30を設けている。そして、前記外径側段部26とこの内径側段部30とを径方向に近接対向させる事により、これら外径側段部26と内径側段部30との間に軸方向のラビリンスシールを形成すると共に、前記外輪2aの軸方向外端面とこの内径側段部30の奥端面(この内径側段部30の軸方向外端部から径方向外方に直角に折れ曲がった段差面)との間の径方向のラビリンスシールを形成している。
上述の様な本例の車輪支持用転がり軸受ユニット1aを車体の懸架装置に取り付ける場合には、この懸架装置を構成するナックルに形成したねじ孔と、前記静止側フランジ6の貫通孔31との円周方向に関する位相を互いに一致させると共に、前記回転側フランジ9aの透孔13aの円周方向に関する位相を、前記各貫通孔31の円周方向に関する位相と一致させる。この状態で、前記各透孔13aの軸方向外側から工具を挿入し、この工具により前記各貫通孔31を軸方向外側から挿通したボルトを前記各ねじ孔に螺合し、更に締め付ける。これにより、前記静止側フランジ6を前記ナックルに結合固定する。又、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aを車体の懸架装置から取り外す場合も、前記各透孔13aの円周方向に関する位相を、前記各貫通孔31の円周方向に関する位相と一致させた状態で、これら各透孔13aの軸方向外側から工具を挿入し、この工具により前記各貫通孔31を挿通し前記各ねじ孔に螺合したボルトを緩める。何れにしても、本例の場合には、前記外輪2aの軸方向外端部外周面のうちで、円周方向に関する位相が前記各貫通孔31と一致する部分に、前記外輪2aの軸方向外端面に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部21をそれぞれ形成し、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とするこれら各凹部21の底面の軸方向外端縁に於ける内接円の直径D21を、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径D13aよりも小さくしている。この為、前記ボルトを締め付ける或いは緩める作業に際して、前記工具を前記各透孔13aの軸方向外側から挿入する際に、この工具の先端部と前記外輪2aの軸方向外端面とが干渉(衝合)するのを防止できる。従って、本例の様に、製造コストの低減を図るべく、仕様の異なる車輪支持用転がり軸受ユニット同士の間で部品を共通化した事に伴い、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径D13aが前記外輪2aの軸方向外端面の外径D2aよりも小さくなっている場合でも、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの前記ナックルへの組み付け性(前記各透孔13aに工具を挿入して行う作業の作業性)が損なわれる事を防止できる。更に、本例の場合には、前記各凹部21の底面の内接円の直径D21を軸方向内方に向かう程大きくしている(外周面からの深さを小さくしている)為、前記工具がこれら各凹部21の底面に引っ掛かる事を防止して、軸方向内方に案内する事ができる。
又、本例の場合、前記各凹部21の軸方向内端縁を、前記外輪2aの内周面に形成した軸方向外側列の外輪軌道5cの軸方向外端縁よりも軸方向外側に位置させている。この為、前記各凹部21を形成した事による、前記外輪2aのうち前記軸方向外側列の外輪軌道5cを形成した部分の剛性の低下を防止でき、前記静止側フランジ6を前記ナックルに結合固定した状態で、前記軸方向外側列の外輪軌道5cの真円度が悪化するのを防止できる。
又、上述の様な本例の車輪支持用転がり軸受ユニット1aを搭載した車両の走行時に跳ね上げられた異物が、前記ラビリンスシール25内に侵入すると、この異物は、前記回転側フランジ9aの回転に伴い発生する気流により、ベルヌーイの定理からも明らかな通り、速度が速く圧力が低い、この回転側フランジ9a側に引き寄せられる。ここで、本例の場合、前記車輪支持用転がり軸受ユニット1aの中心軸を中心とする前記各透孔13aの径方向内端部の内接円の直径を、前記外輪2aの軸方向外端面の外径よりも小さくして、前記各透孔13aの内径寄り部分とこの外輪2aの軸方向外端面とを対向させている。これら各透孔13aの内径寄り部分と外輪2aの軸方向外端面とが対向する部分では、これら各透孔13aの分だけ、断面積(前記回転側フランジ9aの回転方向に直交する仮想平面に関する断面積)が大きくなるので、ベルヌーイの定理からも明らかな通り、前記回転側フランジ9aの回転に伴って発生する気流の速度が小さく(遅く)なり、前記ラビリンスシール25内の圧力も大きくなる。この圧力の増加は、異物を外部空間に排出する為の排出力となる。従って、前記回転側フランジ9a側に引き寄せられた異物は、この回転側フランジ9aの回転に伴って発生する気流及び圧力の作用により、前記各透孔13a内に排出された(透孔13a側に引き寄せられた)後、遠心力の作用により外部空間に排出される。特に本例の場合、前記各凹部21のうちの1つの凹部21を、前記外輪2aを前記懸架装置に支持した状態で下端部に位置する部分に形成している。従って、前記車両の走行中に、前記各透孔13aと前記1つの凹部21との円周方向に関する位相が一致する事に伴い、前記回転側フランジ9aの回転方向に直交する仮想平面に関する断面積をより大きくできて、前記ラビリンスシール25内の圧力をより大きくする事ができると共に、重力の作用によって、前記回転側フランジ9aの軸方向内側面に付着した異物をより排出し易くできる。
尚、上述の様な異物排出効果を考慮すれば、前記各凹部21のうちの1つの凹部21は、前記外輪2aを前記懸架装置に支持した状態で下端部に位置する部分に形成する事が最も好ましい。但し、前記各凹部21のうち少なくとも1つの凹部21を、前記外輪2aを前記懸架装置に支持した状態で下方(下半部)に位置した部分に形成すれば、上述の様な排出効果をある程度(下端部に位置する部分に形成した場合程ではないにしろ)得る事ができる。
本発明は、上述した実施の形態の1例の様に、軸方向外側列の転動体(玉又は円すいころ)のピッチ円直径が軸方向内側列の転動体のピッチ円直径よりも大きく、外輪の軸方向外端部の外径が大きい構造で好ましく実施できる。但し、本発明は、両列の転動体のピッチ円直径が互いに等しい構造、或いは、軸方向内側列の転動体のピッチ円直径が軸方向外側列の転動体のピッチ円直径よりも大きい構造に適用する事もできる。
又、本発明は、図1、4に示す様な従動輪用の車輪支持用転がり軸受ユニットに限らず、ハブ本体の中心部に、使用時に駆動軸をスプライン係合させる為のスプライン孔を軸方向に貫通する状態で設けた、駆動輪用の車輪支持用転がり軸受ユニットで実施する事もできる。
又、上述した実施の形態の1例では、回転側フランジ9aに形成した透孔13aの円周方向に関する位相を、静止側フランジ6に形成した貫通孔31の円周方向に関する位相と一致させて、車輪支持用転がり軸受ユニット1aを懸架装置に取り付けたり取り外したりする場合に就いて説明したが、制動装置を構成する部品(サポートやキャリパ)を懸架装置に取り付けたり取り外したりする場合も同様である。即ち、この様な制動装置を構成する部品の取り付け(取り外し)作業の作業性を確保する場合には、外輪の軸方向外端部のうち、円周方向に関する位相が、前記懸架装置に対する前記制動装置を構成する部品の固定位置と一致する部分に、軸方向外端縁(軸方向外端面)に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部を形成する。
1、1a 車輪支持用転がり軸受ユニット
2、2a 外輪
3、3a ハブ
4、4a、4b 玉
5a〜5d 外輪軌道
6 静止側フランジ
7 ねじ孔
8a〜8d 内輪軌道
9、9a 回転側フランジ
10、10a、10b 保持器
11 取付孔
12 スタッド
13、13a 透孔
14、14a ハブ本体
15 内輪
16 小径段部
17 かしめ部
18 内周面側段差部
19 外周面側段差部
20 段差面
21 凹部
22 シールリング
23 カバー
24 エンコーダ
25 ラビリンスシール
26 外径側段部
27 厚肉部
28 薄肉部
29 段部
30 内径側段部
31 貫通孔

Claims (3)

  1. 使用状態で懸架装置に支持されて回転せず、内周面に複列の外輪軌道を有し、
    内径側に同心に配置したハブの外周面に設けた複列の内輪軌道とこれら両外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつの転動体を設ける事により、前記ハブを回転可能に支持して、このハブ及びこれら各転動体と共に車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、転がり軸受ユニット用外輪に於いて、
    軸方向外端部外周面に、軸方向外端縁に開口する状態で径方向内方に凹んだ凹部が形成されている事を特徴とする転がり軸受ユニット用外輪。
  2. 前記凹部のうちの少なくとも軸方向内端部で、この凹部の径方向深さが軸方向内方に向かうに従って小さくなっており、この凹部の軸方向内端縁の軸方向位置が、前記両外輪軌道のうち軸方向外側列の外輪軌道の軸方向外端縁の軸方向位置よりも外側に位置している、請求項1に記載した転がり軸受ユニット用外輪。
  3. 内周面に複列の外輪軌道を有し、使用状態で懸架装置に支持されて回転しない外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有し、この外輪の内径側にこの外輪と同心に配置され、外周面のうちでこの外輪の軸方向外端部よりも軸方向外方に突出した部分に制動用回転体及び車輪を結合固定する為の回転側フランジが設けられたハブと、
    前記両外輪軌道と前記両内輪軌道との間の、両列毎に複数個ずつ転動自在に設けられた転動体とを備え、
    前記回転側フランジの一部で、前記制動用回転体及び車輪を取り付ける為の結合部材を装着すべくこの回転側フランジの円周方向複数箇所に形成された取付孔から円周方向に外れた部分に、この回転側フランジを軸方向に貫通する透孔が形成されている
    車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、
    前記外輪が、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した転がり軸受ユニット用外輪であり、
    前記ハブの中心軸を中心とする前記透孔の径方向内端部の内接円の直径が、前記外輪の軸方向外端面の外径よりも小さく、前記ハブの中心軸を中心とする前記凹部の底面の軸方向外端縁に於ける内接円の直径よりも大きい事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017033653A1 (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017044332A (ja) * 2014-12-04 2017-03-02 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
CN109983244A (zh) * 2016-11-25 2019-07-05 Nok株式会社 密封装置以及轮毂轴承

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