JP2016109097A - 排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】NOxの排出量の低減を可能にした排気浄化装置を提供する。【解決手段】排気浄化装置30は、排気ガスに燃料を添加する添加弁38と燃料に着火する着火部33とを備えるバーナー31と、排気ガス中の粒子性物質を捕捉するとともに、排気ガス中のNOxを吸着する吸着触媒41を含むフィルター40と、排気ガス中の燃料を還元剤として用いてNOxを還元するとともにNOxの還元によりNH3を生成するHC−SCR触媒42と、HC−SCR触媒42が生成したNH3を還元剤として用いてNOxを還元するNH3−SCR触媒44と、バーナー31を制御する制御装置60とを備える。制御装置60は、HC−SCR触媒42の温度が活性温度よりも低いときに吸着触媒41におけるNOxの吸着量が最大吸着量に到達すると、添加弁38による燃料の添加を開始するとともに着火部33を駆動してバーナー31を燃焼状態に制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する排気浄化装置であって、エンジンの燃料を還元剤として用いて窒素酸化物を浄化する排気浄化装置に関する。
例えば特許文献1のように、ディーゼルエンジンの排気浄化装置として、エンジンの燃料を還元剤として用いて窒素酸化物(以下、NOxという。)を選択的に還元するHC−SCR触媒(Hydro Carbon−Selective Catalytic Reduction)を用いたものがある。この排気浄化装置は、HC−SCR触媒と、HC−SCR触媒に流入する排気ガスに燃料を添加する添加部とを備える。そして、添加部の添加した燃料でNOxを還元することでNOxの排出量を低減している。
特開2008−75610号公報
HC−SCR触媒は、活性温度よりも温度が低い状態においてはNOxを十分に還元することができない。そのため、HC−SCR触媒を用いた排気浄化装置においては、HC−SCR触媒の温度が活性温度よりも低いときに対する対策が求められている。
本発明は、NOxの排出量の低減を可能にした排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する排気浄化装置は、排気通路を流れる排気ガスに燃料を添加する添加弁と前記添加弁が添加した燃料に着火する着火部とを備えるバーナーと、前記バーナーの下流に位置し、排気ガス中の粒子性物質を捕捉するフィルターであって、排気ガス中のNOxを吸着する吸着触媒を含む前記フィルターと、前記フィルターの下流に位置し、排気ガス中の燃料を還元剤として用いてNOxを還元するとともにNOxの還元によりNHを生成するHC−SCR触媒と、前記HC−SCR触媒の下流に位置し、前記HC−SCR触媒が生成したNHを還元剤として用いてNOxを還元するNH−SCR触媒と、前記添加弁による燃料の添加と前記着火部による燃料の着火とを制御することで前記バーナーを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記吸着触媒の最大吸着量を保持しており、前記HC−SCR触媒の温度が活性温度未満であるときに前記吸着触媒の吸着量が前記最大吸着量に到達すると、前記添加弁による燃料の添加を開始するとともに前記着火部を駆動して前記燃料に着火することにより前記バーナーを燃焼状態に制御する。
上記構成によれば、HC−SCR触媒の温度が活性温度に到達するまでの期間に吸着触媒が吸着したNOxの分だけNOxの排出量が低減される。また、吸着触媒の吸着量が最大吸着量に到達したとしても、バーナーが燃焼状態に制御されることによってHC−SCR触媒の昇温が促進される。これにより、HC−SCR触媒の温度が活性温度未満である期間が短縮され、HC−SCR触媒およびNH−SCR触媒によるNOxの還元が早期に実現される。その結果、NOxの排出量を低減することができる。
上記排気浄化装置において、前記制御部は、前記HC−SCR触媒の温度が活性温度であるとき、前記添加弁の添加する燃料を燃焼させない添加状態に前記バーナーを制御することが好ましい。
上記構成によれば、バーナーを構成する添加弁によってHC−SCR触媒に対する燃料の添加が行われる。そのため、HC−SCR触媒に対して還元剤である燃料を供給する構成を別途設ける必要がない。その結果、排気浄化装置の構成を簡素化することができる。
上記排気浄化装置において、前記吸着触媒は、前記吸着触媒の温度が低いほど前記最大吸着量が多い材料で構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、吸着触媒は、吸着触媒の温度が低いほど多くのNOxを吸着することができる。
上記排気浄化装置において、前記制御部は、前記フィルターの捕捉した粒子物質を焼却する再生処理を実行すると前記吸着量をリセットすることが好ましい。
吸着触媒において、フィルターの捕捉した粒子物質が焼却される再生温度における最大吸着量はごく僅かである。また、フィルターの再生処理は定期的に行われる。制御部は、再生処理の実行時に吸着量をリセットすることにより、演算値である吸着量と吸着触媒の実際の吸着量との誤差を小さくすることができる。これにより、バーナーを燃焼状態へ制御するタイミングの精度が高まることから、バーナーを燃焼状態に維持する期間を短くすることが可能である。その結果、バーナーの燃焼に起因した過度な燃料の消費を抑えることができる。
上記排気浄化装置において、前記フィルターは、フィルター本体と前記フィルター本体にコーティングされた吸着触媒とで構成されることが好ましい。
上記構成のようにフィルターを構成することにより、粒子性物質を捕捉するフィルターに対してNOxを吸着する機能を付与したうえで、排気浄化装置の構成を簡素化することができる。
一実施形態の排気浄化装置を搭載したエンジンシステムの概略構成を示す概略構成図である。 吸着触媒の吸着特性の一例を示すグラフである。 通常処理の処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジンの冷間始動後におけるNOxの排出量とSCR触媒温度との関係の一例を示すグラフであって、(a)は比較例の排気浄化装置の場合を示すグラフであり、(b)は実施例の排気浄化装置の場合を示すグラフである。
図1から図4を参照して排気浄化装置の一実施形態について説明する。まず、図1を参照して、排気浄化装置が搭載されたエンジンシステムの全体構成について説明する。
図1に示すように、エンジンシステムは、ディーゼルエンジン10(以下、エンジン10という。)を備える。エンジン10のシリンダーブロック11には、一列に並んだ6つのシリンダー12が形成されている。各シリンダー12には、インジェクター13から燃料が噴射される。シリンダーブロック11には、各シリンダー12に吸入空気を供給するためのインテークマニホールド14と、各シリンダー12からの排気ガスが流入するエキゾーストマニホールド15とが接続されている。
インテークマニホールド14に接続される吸気通路16には、上流側から順に、図示されないエアクリーナー、ターボチャージャー17を構成するコンプレッサー18、インタークーラー19が設けられている。エキゾーストマニホールド15に接続される排気通路20には、コンプレッサー18に連結軸を介して連結され、ターボチャージャー17を構成するタービン22が設けられている。
エンジンシステムは、エキゾーストマニホールド15と吸気通路16とを接続するEGR通路25を備える。EGR通路25には、EGRクーラー26が設けられ、EGRクーラー26の吸気通路16側には、EGR通路25の流路断面積を変更可能なEGR弁27が設けられている。EGR弁27が開状態にあるとき、吸気通路16には、EGR通路25を通じて排気ガスの一部がEGRガスとして導入される。
シリンダー12には、排気ガスと吸入空気との混合気体、あるいは、吸入空気が作動ガスとして供給される。シリンダー12では、作動ガスとインジェクター13が噴射した燃料との混合気が燃焼する。シリンダー12からの排気ガスは、エキゾーストマニホールド15を通じて排気通路20へと流入し、タービン22を通過した後、排気浄化装置30に流入する。
排気浄化装置30は、排気ガスを昇温可能なバーナー31を備える。バーナー31は、排気通路20内を流れる排気ガスに燃料を添加する添加部32と、添加部32の添加した燃料に着火可能な着火部33とを有する。
添加部32は、還元剤である燃料を貯留する燃料タンク34に接続された燃料通路35を備える。この燃料タンク34は、インジェクター13が噴射する燃料を貯留する燃料タンクであってもよいし、該燃料タンクとは別個に設けられる燃料タンクであってもよい。添加部32は、燃料通路35にポンプ36と調整弁37とを備える。ポンプ36は、例えばエンジンを動力源とするポンプであって、燃料タンク34内の燃料を所定圧力で調整弁37に圧送する。調整弁37は、燃料通路35の流路断面積を変更可能な弁であり、調整弁37を通過する燃料の量を調整する。添加部32は、排気通路20内に位置する添加弁38を備える。添加部32は、調整弁37が開状態にあるときに添加弁38から排気ガスに燃料を添加し、調整弁37が閉状態にあるときに添加弁38から排気ガスに燃料を添加しない。着火部33は、例えばスパークプラグやグロープラグであって、図示されない電源装置から電力が供給されることで駆動し、添加部32が添加した燃料に着火する。着火された燃料は、排気ガスに残存する酸素を酸化剤として燃焼する。添加部32による燃料の添加、および、着火部33の駆動は、後述する制御装置60によって制御される。制御装置60は、添加部32および着火部33の制御を通じて、バーナー31の作動状態を停止状態、燃焼状態、および、添加状態のいずれかに制御する。停止状態は、添加部32が燃料を添加しない状態である。燃焼状態は、添加部32の添加した燃料が燃焼する状態であり、添加状態は、添加部32の添加した燃料が燃焼しない状態である。
なお、バーナー31は、添加部32が添加した燃料に対して空気を供給可能な空気供給部を備えていてもよい。こうした構成によれば、添加部32が添加可能な燃料量に関する自由度が向上する。また、添加弁38は、調整弁37の機能が内蔵されるインジェクターであってもよい。
排気浄化装置30は、排気通路20におけるバーナー31の下流に、フィルター40を備える。フィルター40は、排気ガス中の粒子性物質(PM:Particulate Matter)を捕捉するフィルター機能と排気ガス中のNOxを物理的に吸着するNOx吸着機能とを有する。フィルター40は、例えば耐熱性に優れたセラミックやステンレスを素材としたウォール・フロー・フィルターであるフィルター本体と、フィルター本体にコーティングされた吸着触媒41とを有する。吸着触媒41を形成する材料は、希土類系、アルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物、ゼオライト等である。フィルター40は、バーナー31によって再生温度Tfr(例えば600℃)まで昇温されると、粒子性物質が焼却されてフィルター機能が再生する。
図2に、吸着触媒41の温度である吸着触媒温度Tadと最大吸着量Mad1との関係である吸着特性を示す。図2に示すように、吸着触媒41は、吸着触媒温度Tadが低いほど最大吸着量Mad1が多くなり、反対に、吸着触媒温度Tadが高いほど最大吸着量Mad1が少なくなる。吸着触媒41は、吸着触媒温度Tadがフィルター40の再生温度Tfrまで上昇すると最大吸着量Mad1がほぼ0になる。また、吸着触媒41は、吸着触媒温度Tadが所定の放出温度(例えば200℃)よりも高くなると、吸着していたNOxの積極的な放出を開始する。
排気浄化装置30は、排気通路20におけるフィルター40の下流に、排気ガス中の燃料を還元剤として用いてNOxを還元するHC−SCR触媒42を備える。HC−SCR触媒42は、セラミックあるいは金属からなるモノリス担体と、このモノリス担体にコーティングされた触媒層とを有する。触媒層は、銀アルミナあるいは銀ゼオライトを含む。触媒層が銀アルミナを含むとき、HC−SCR触媒42は、例えば、銀を担持させたγ−アルミナの粒子、あるいは、銀を担持させたθ−アルミナの粒子をモノリス担体にコーティングして構成される。触媒層が銀ゼオライトを含むとき、HC−SCR触媒42は、例えば、銀イオンがゼオライトの含む陽イオンと置換したゼオライトの粒子をコーティングして構成される。こうした構成のHC−SCR触媒42は、第1下限温度Tc1L(例えば200℃)以上であって第1上限温度Tc1H(例えば650℃)以下の温度範囲を活性温度として有し、NOxを還元する反応においてNHを生成する。
排気浄化装置30は、排気通路20におけるHC−SCR触媒42の下流に、HC−SCR触媒42にて生成されたNHを還元剤として用いてNOxを還元するNH−SCR触媒44を備える。NH−SCR触媒44は、セラミックあるいは金属からなるモノリス担体と、このモノリス担体にコーティングされた触媒層とを有する。触媒層は、銅ゼオライト、鉄ゼオライト、あるいは、バナジウム系酸化物を含む。触媒層が銅ゼオライトを含むとき、NH−SCR触媒44は、例えば、銅イオンがゼオライトの含む陽イオンと置換したゼオライトの粒子をモノリス担体にコーティングして構成される。触媒層が鉄ゼオライトを含むとき、NH−SCR触媒44は、例えば、鉄イオンがゼオライトの含む陽イオンと置換したゼオライトの粒子をモノリス担体にコーティングして構成される。触媒層がバナジウム系酸化物を含むとき、NH−SCR触媒44は、例えば、バナジウム酸化物のみからなる粒子、あるいは、バナジウム酸化物にチタン酸化物およびタングステン酸化物を含有する混合酸化物を含む粒子をモノリス担体にコーティングして構成される。こうした構成のNH−SCR触媒44は、第2下限温度Tc2L(例えば200℃)以上であって第2上限温度Tc2H(例えば650℃)以下の温度範囲を活性温度として有する。
排気浄化装置30は、各種センサーを備える。排気浄化装置30は、吸気通路16におけるコンプレッサー18の上流に、吸入空気量Qaを検出する吸入空気量センサー50を備える。また、排気浄化装置30は、吸着触媒温度Tadを検出する吸着触媒温度センサー51と、HC−SCR触媒42の温度であるSCR触媒温度Tc1を検出するSCR触媒温度センサー52とを備える。各種センサー50,51,52は、各々の検出値を示す信号を制御装置60に出力する。制御装置60は、各種センサーから入力された検出値に基づいてバーナー31の作動状態を制御する。なお、制御装置60は、吸入空気量Qaを排気ガスの流量である排気流量Qexとして取り扱う。
制御装置60は、CPUと、各種制御プログラムと吸着マップや放出マップ、最大吸着量テーブル等の各種データとが格納されたROMと、各種演算における演算結果や各種データが一時的に格納されるRAMとを有するマイクロコンピューターを中心に構成される。制御装置60は、各種センサー等からの信号に基づき、吸入空気量Qa、吸着触媒温度Tad、および、SCR触媒温度Tc1を含む各種情報を取得する。制御装置60は、その取得した各種情報とROMに格納された各種制御プログラムや各種データとに基づいて調整弁37と着火部33とを制御することでバーナー31の作動状態を制御する。
上述したようにバーナー31は、停止状態、燃焼状態、および、添加状態の3つの作動状態を有する。制御装置60は、次のように調整弁37と着火部33とを制御することにより、バーナー31の作動状態を制御する。
バーナー31が停止状態にあるとき、制御装置60は、調整弁37を閉状態に制御している。バーナー31を停止状態から燃焼状態へ制御するとき、制御装置60は、着火部33に対して所定時間だけ電力を供給するとともに調整弁37を閉状態から開状態に制御する。以後、制御装置60は、調整弁37を開状態に制御し続けることによりバーナー31を燃焼状態に維持する。バーナー31を停止状態から添加状態へ制御するとき、制御装置60は、着火部33に対する電力の供給を行わずに、調整弁37を閉状態から開状態に制御する。以後、制御装置60は、調整弁37を開状態に制御し続けることによりバーナー31を添加状態に維持する。
バーナー31を添加状態から燃焼状態へ制御するとき、制御装置60は、着火部33に対して所定時間だけ電力を供給するとともに調整弁37を開状態に維持する。バーナー31を燃焼状態から添加状態へ制御するとき、制御装置60は、着火部33に対して電力を供給することなく、例えば所定時間だけ調整弁37を閉状態に制御して燃料の燃焼を停止したのち、再び調整弁37を開状態へ制御する。バーナー31を燃焼状態あるいは添加状態から停止状態へ制御するとき、制御装置60は、調整弁37を開状態から閉状態に制御する。
制御装置60は、吸着触媒41の吸着量MadとSCR触媒温度Tc1とに基づいてバーナー31の作動状態を選択し、その選択した作動状態にバーナー31を制御する通常処理を実行する。
制御装置60は、例えば、排気流量Qex、吸着触媒温度Tad、および、ROMに格納した吸着マップと放出マップとに基づき吸着量Madを演算する。制御装置60は、排気流量Qexを所定の演算式に代入することにより吸着触媒41における排気ガスの空間速度SVを演算する。また、制御装置60は、空間速度SVと吸着触媒温度Tadとに応じたNOxの吸着量が規定された吸着マップと、空間速度SVと吸着触媒温度Tadとに応じたNOxの放出量が規定された放出マップとをROMに格納している。制御装置60は、空間速度SVと吸着触媒温度Tadとに応じた吸着量を吸着マップから読み出すとともに、空間速度SVと吸着触媒温度Tadとに応じた放出量を放出マップから読み出す。そして、制御装置60は、前回の吸着量Madに対して、吸着マップから読み出した吸着量を加算するとともに放出マップから読み出した放出量を減算することで吸着量Madの暫定値を演算する。
制御装置60は、吸着触媒温度Tadに応じた最大吸着量Mad1(図2参照)が規定された最大吸着量テーブルをROMに格納している。制御装置60は、吸着量Madの暫定値が吸着触媒温度Tadに応じた最大吸着量Mad1よりも低いとき、その暫定値を今回の吸着量Madに設定する。一方、制御装置60は、吸着量Madの暫定値が最大吸着量Mad1以上であるとき、最大吸着量Mad1を今回の吸着量Madに設定する。
制御装置60は、エンジン10が始動してから停止するまで吸着量Madを演算し続けるとともに、エンジン停止時における吸着量Madを次回のエンジン始動時における吸着量Madの初期値に設定する。制御装置60は、吸着触媒温度Tadがフィルター40の再生温度Tfrに到達したときには吸着量Madをリセット、すなわち0に設定する。
図3に示すように、通常処理において、制御装置60は、各種センサーからの信号に基づき、吸入空気量Qa、吸着触媒温度Tad、および、SCR触媒温度Tc1を含む各種情報を取得する(ステップS11)。制御装置60は、ステップS11にて取得した情報とROMに格納している吸着マップおよび放出マップ等とに基づき、上述した処理にしたがい吸着触媒41の吸着量Madを演算する。(ステップS12)。
SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1L未満であり(ステップS13:YES)、かつ、吸着量Madが最大吸着量Mad1未満であるとき(ステップS14:YES)、制御装置60は、停止状態を選択する(ステップS15)。停止状態においては、排気ガス中のNOxが吸着触媒41に吸着される。
SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1L未満であり(ステップS13:YES)、かつ、吸着量Madが最大吸着量Mad1であるとき(ステップS14:NO)、制御装置60は、燃焼状態を選択する(ステップS16)。燃焼状態において、制御装置60は、例えば、吸入空気量Qaやエンジン回転数、ドライバーからの要求トルク等に基づき燃料添加量を演算し、その演算した燃料添加量の燃料が添加弁38から添加されるように調整弁37を制御する。これにより、HC−SCR触媒42の昇温が促進する。
SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1L以上であるとき(ステップS13:NO)、制御装置60は、添加状態を選択する(ステップS17)。添加状態において、制御装置60は、吸着触媒41におけるNOxの放出量と、例えば吸入空気量Qaやエンジン回転数、ドライバーからの要求トルク等に基づいて排気浄化装置30に流入する排気ガスのNOx量とを演算する。そして、制御装置60は、その演算した放出量およびNOx量の分のNOxがHC−SCR触媒42およびNH−SCR触媒44にて還元される分の燃料の量を演算する。制御装置60は、その演算した分の燃料が添加弁38から添加されるように調整弁37を制御する。
また、制御装置60は、上述した通常処理とは別の処理として、例えばフィルター40における圧力損失等に基づいてフィルター40における粒子性物質の堆積量Mfを演算する。そして制御装置60は、演算した堆積量Mfが上限値を超えると、通常処理を強制的に終了してフィルター40の再生処理を実行する。
再生処理において、制御装置60は、バーナー31を燃焼状態に制御し、吸着触媒温度Tadをフィルター40の再生温度Tfrまで昇温をする。この燃焼状態において、制御装置60は、例えば、再生温度Tfrを吸着触媒温度Tadの目標値として単位時間あたりの燃料量を演算し、その演算した燃料量の分の燃料が排気ガスに添加されるように調整弁37を制御する。制御装置60は、バーナー31が燃焼状態にあるときも堆積量Mfを演算し、その堆積量Mfが下限値を下回ると再生処理を終了して通常処理を再開する。制御装置60は、再生処理を実行すると吸着触媒41の吸着量Madをリセットする。
図4を参照して排気浄化装置30の作用について説明する。図4(a)において、比較例は、排気浄化装置30におけるフィルター40に代えてフィルター機能のみを有するフィルターが配置され、また、バーナー31に代えて燃料を添加する添加部が配置された排気浄化装置である。図4(b)において、実施例は、上述した排気浄化装置30である。
図4(a)に示すように、比較例においては、エンジン10が始動した時刻t11からSCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達する時刻t12までの間、排気ガスに燃料を添加することができない。そのため、NOxを浄化することができず、NOxの排出量QNOxが高い増加率のもとで増加する。そして、時刻t12以降では、排気ガスに対して燃料が添加され、HC−SCR触媒42およびHC−SCR触媒42の双方においてNOxが還元される。そのため、NOxの排出量QNOxが時刻t12以前よりも低い増加率のもとで増加する。
一方、図4(b)に示すように、実施例においては、エンジン10が始動した時刻t21から吸着量Madに最大吸着量Mad1が設定される時刻t22までの間、バーナー31が停止状態に制御されるとともに、排気ガス中のNOxが吸着触媒41に吸着される。そのため、この期間における排出量QNOxは極少量である。
時刻t22において吸着量Madに最大吸着量Mad1が設定されると、バーナー31が停止状態から燃焼状態へ制御される。この際、吸着触媒41がNOxを吸着できなくなるため、NOxの排出量QNOxが比較例の増加率と略同じ増加率のもとで増加していく。一方、バーナー31によってSCR触媒温度Tc1が積極的に昇温されることで、比較例における時刻t12よりも早い時刻t23においてSCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達する。
SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達すると、バーナー31が燃焼状態から添加状態へ制御される。これにより、還元剤である燃料が排気ガスに添加され、HC−SCR触媒42およびHC−SCR触媒42の双方においてNOxが還元される。そのため、NOxの排出量QNOxが低い増加率のもとで増加する。
上記実施形態の排気浄化装置30によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達するまでの期間においてNOxの一部が吸着触媒41に吸着される。そのため、この期間におけるNOxの排出量QNOxが低減される。また、SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1L未満のときに吸着量Madが最大吸着量Mad1に到達すると、バーナー31が燃焼状態に制御される。そのため、SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達するまでの時間が短縮される。その結果、NOxの排出量QNOxを低減することができる。
(2)SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達すると、バーナー31が添加状態に制御される。そのため、バーナー31の添加部32の他に、別途、還元剤である燃料をHC−SCR触媒42に添加する構成が不要である。その結果、排気浄化装置30の構成を簡素化することができる。
(3)吸着触媒41は、吸着触媒温度Tadが低いほど最大吸着量Mad1が多い。そのため、エンジン10の冷間始動時には、より多くのNOxを吸着触媒41に吸着させることができる。
(4)制御装置60は、フィルター40の再生処理を行うと吸着量Madをリセットする。フィルター40の再生処理は定期的に行われることから、フィルター40の再生処理を契機として吸着量Madがリセットされることで、演算値である吸着量Madと吸着触媒41の実際の吸着量との誤差を小さくすることができる。これにより、停止状態から燃焼状態へバーナー31を制御するタイミングの精度が高まり、バーナー31を燃焼状態に維持する期間を短くすることが可能である。その結果、バーナー31の燃焼に起因した過度な燃料の消費を抑えることができる。また、フィルター40の再生処理中に吸着量Madを演算しないことで制御装置60に対する負荷を抑えることもできる。
(5)フィルター40は、フィルター機能を有するフィルター本体に対して吸着触媒41がコーティングされることにより、NOx吸着機能が付与されている。その結果、フィルター機能を有する部材とNOx吸着機能を有する部材とが別々に設けられる場合に比べて排気浄化装置30が小型化される。その結果、排気浄化装置30の搭載性が向上する。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・NH−SCR触媒44は、HC−SCR触媒42が生成したNHを還元剤として用いてNOxを還元するものであればよく、その構造や触媒に用いられる材料は、上記実施形態に記載したものに限られない。
・HC−SCR触媒42は、排気ガス中の燃料を還元剤として用いてNOxを還元し、その還元反応においてNHを生成するものであればよく、その構造や触媒に用いられる材料は、上記実施形態に記載したものに限られない。
・制御装置60は、フィルター40の再生処理が行われたとしても吸着量Madをリセットすることなく、再生処理時の吸着触媒温度Tad等に基づいて演算し続けてもよい。こうした構成であっても、吸着触媒温度Tadが再生温度Tfrにあるときには吸着触媒41の最大吸着量Mad1がごく僅かであることから、演算値である吸着量Madと実際の吸着量との間の誤差が大幅に増加することはない。
・吸着触媒41は、吸着触媒温度Tadが低いほど最大吸着量Mad1が多くなる吸着特性を有するものに限らず、SCR触媒温度Tc1が第1下限温度Tc1Lに到達するまでの期間において、少なくとも一部のNOxを吸着できるものであればよい。
・排気浄化装置30は、バーナー31の添加部32の他に、別途、還元剤である燃料をHC−SCR触媒42に添加する構成を有していてもよい。こうした場合、バーナー31は、添加状態には制御されず、停止状態あるいは燃焼状態に制御される。
・吸着量Madは、上述した吸着マップと放出マップとを用いる方法に限らず、各種センサーからの検出値、例えば吸着触媒温度Tadや吸入空気量Qa、排気ガス中のNOx濃度等を所定の演算式に代入することによって演算されてもよい。
・吸着触媒温度センサー51は、フィルター40に流入する直前の排気ガスの温度を吸着触媒温度Tadとして検出してもよいし、フィルター40から流出した直後の排気ガスの温度を吸着触媒温度Tadとして検出してもよい。
・SCR触媒温度センサー52は、HC−SCR触媒42に流入する直前の排気ガスの温度をSCR触媒温度Tc1として検出してもよいし、HC−SCR触媒42を通過した直後の排気ガスの温度をSCR触媒温度Tc1として検出してもよい。
・排気浄化装置30は、ディーゼルエンジンに限らず、例えば、ガソリンエンジンや天然ガスを燃料とする天然ガスエンジンに適用してもよい。
10…ディーゼルエンジン、11…シリンダーブロック、12…シリンダー、13…インジェクター、14…インテークマニホールド、15…エキゾーストマニホールド、16…吸気通路、17…ターボチャージャー、18…コンプレッサー、19…インタークーラー、20…排気通路、22…タービン、25…EGR通路、26…EGRクーラー、27…EGR弁、30…排気浄化装置、31…バーナー、32…添加部、33…着火部、34…燃料タンク、35…燃料通路、36…ポンプ、37…調整弁、38…添加弁、40…フィルター、41…吸着触媒、42…HC−SCR触媒、44…NH3−SCR触媒、50…吸入空気量センサー、51…吸着触媒温度センサー、52…SCR触媒温度センサー、60…制御装置。

Claims (5)

  1. 排気通路を流れる排気ガスに燃料を添加する添加弁と前記添加弁が添加した燃料に着火する着火部とを備えるバーナーと、
    前記バーナーの下流に位置し、排気ガス中の粒子性物質を捕捉するフィルターであって、排気ガス中のNOxを吸着する吸着触媒を含む前記フィルターと、
    前記フィルターの下流に位置し、排気ガス中の燃料を還元剤として用いてNOxを還元するとともにNOxの還元によりNHを生成するHC−SCR触媒と、
    前記HC−SCR触媒の下流に位置し、前記HC−SCR触媒が生成したNHを還元剤として用いてNOxを還元するNH−SCR触媒と、
    前記添加弁による燃料の添加と前記着火部による燃料の着火とを制御することで前記バーナーを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記吸着触媒の最大吸着量を保持しており、前記HC−SCR触媒の温度が活性温度未満であるときに前記吸着触媒の吸着量が前記最大吸着量に到達すると、前記添加弁による燃料の添加を開始するとともに前記着火部を駆動して前記燃料に着火することにより前記バーナーを燃焼状態に制御する排気浄化装置。
  2. 前記制御部は、前記HC−SCR触媒の温度が活性温度であるとき、前記添加弁の添加する燃料を燃焼させない添加状態に前記バーナーを制御する請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記吸着触媒は、前記吸着触媒の温度が低いほど前記最大吸着量が多い材料で構成されている請求項1または2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記制御部は、前記フィルターの捕捉した粒子性物質を焼却する再生処理を実行すると前記吸着量をリセットする請求項1〜3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  5. 前記フィルターは、フィルター本体と前記フィルター本体にコーティングされた前記吸着触媒とで構成される請求項1〜4のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
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