JP2016107369A - 庖丁研ぎ器 - Google Patents

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英治 竹内
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Abstract

【課題】砥石の寿命を延ばし、製品寿命を著増した庖丁研ぎ器を提供する。【解決手段】庖丁研ぎ器は刃物研磨体aと握持体dとを有する。刃物研磨体aは膨出する中央部に軸杆13を貫通させた円盤状両面ダイヤ砥石1の左右サイド2、3にナット6、7でパッキン兼砥石フランジ4、5を締付け、該ナットの外方に心棒受け9、10と砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12を形成してなる。握持体dは対向状の刃物ガイドb、cをスライドし且つ戴置する、内側に刃物研磨体aを嵌込み可能な砥石嵌挿部15を有する上側戴せ部14を形成する。左右サイド2、3と刃物ガイドb、cの端面16、17間の刃挿入部18、19の間隔を調整する刃物ガイド位置決めピン20、21と、砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12を押圧調整するブレーキパッド調整ネジ22、23と、刃物ガイド固定ネジ24、25とで、上側載せ部14と刃物ガイドb、cを装着する。【選択図】図3

Description

本発明は、ダイヤ砥石を回転しにくくして同じ個所のダイヤ砥石だけを刃が当ることなく、しかもダイヤ砥石が均等に減るようにした庖丁研ぎ器の分野に関するものである。
従来庖丁研ぎ器として、特許第3991158号(庖丁研ぎ器)が開示されている。
前記開示の特許第3991158号(庖丁研ぎ器)の発明は、対向する両砥石の傾斜面部間のV形状をした挿入部の角度が30度前後という従来開示の刃物研ぎ器の両砥石の対向する傾斜面部のV形状角度(90度)よりも著しく狭くすることによって、挿入した庖丁本体の左側面をゲージとなる砥石の傾斜面部に押し付けると共に、右サイドの研磨砥石の傾斜面部に前記庖丁本体の右側面の刃先部分を押し付けて庖丁を前進と後進を2〜3回の往復運動で、庖丁が梃子の原理で切れ味が極めて良好な庖丁研ぎができるものであった。
さらに、前記発明の庖丁研ぎ器は、V形状の挿入部に挿入した庖丁の厚さに応じて、庖丁本体の左右両側面部を押さえる2つの押え部をスライド自在に装着し、家庭の主婦等素人の方でも極めて確実に庖丁本体を押さえつけながら往復運動をさせるだけで切れ味が良好な庖丁等刃物を研ぎ上げることができるようにしたものであった。
また、前記発明の研ぎ器は、研ぐ砥石を従来のセラミック砥石と異なって、摩耗が小さいダイアモンド粉末をコーティングして、商品寿命を従来品に比して著しく高めたものであった。
特許第3991158号特許公報
前記特許文献1(特許第3991158号)に記載の発明の庖丁研ぎ器は、対向する両砥石のV形状をした刃部の挿入部の角度が30度前後という従来開示の刃物研ぎ器の両砥石の対向する傾斜面部のV形状角度(90度)よりも著しく狭くすることによって、挿入した庖丁本体の左側面をゲージとなる砥石の傾斜面部に押し付けると共に、右サイドの研磨砥石の傾斜面部に前記庖丁本体の右側面の刃先部分を押し付けて庖丁を前進と後進を2〜3回の往復運動で、庖丁が梃子の原理で切れ味が極めて良好な庖丁研ぎができるものであった。
そのため、前記開示の庖丁研ぎ器は、第一に右サイド研磨砥石のみが刃部を研磨するだけで研ぎ回数に限界があった。
さらに、前記の従来開示の特許権の庖丁研ぎ器を構成している右サイドの研磨砥石は、庖丁の刃の当る以外のダイヤ部分が無駄となり、全体のダイヤが当るよう考えたものである。
また、前記発明の庖丁研ぎ器は、庖丁の刃元と先端の部分が丸い砥石のため刃が付きにくかった。
しかるに、本発明はダイヤ砥石の両サイドに研磨用ダイヤ粉末を接着するダイヤ砥石の回動を制御して動きにくくしてダイヤの減りを出来るだけ押さえて砥石の両サイドの全面を研ぎ面とした。そのため、従来の庖丁研ぎ器のダイヤ砥石の研ぎ面よりも、砥石の寿命を延ばし、且つ製品寿命を著しく増大させた。
さらに、前記した従来開示の特許公報の発明の庖丁研ぎ器は、V形状の挿入部に挿入した庖丁の厚さに応じて、庖丁本体の左右両側面部を押さえる2つの押え部をスライド自在に装着し、家庭の主婦等素人の方でも極めて確実に庖丁本体を押さえつけながら往復運動をさせるだけで切れ味が良好な庖丁等刃物を研ぎ上げるようにしたものであった。そのため砥石の庖丁研ぎ面のダイアモンド粉末のみが擦られ摩耗し研ぎ力にも限界があった。
しかるに、本発明は、1枚の砥石の両サイドの全面に研磨用ダイヤ粉末を接着し、且つ前記砥石の回転を前記梃子の原理を応用して回動を調整しながら、砥石の両サイドの全面を研ぎ面として研ぐことができる構造にした。そのため従来の庖丁研ぎ器のダイヤ砥石の研ぎ面より広範囲に亘ってダイヤ面と接触せしめ、ダイヤ面と隈なく当って研ぎ上げることができるようにした。そのため砥石の寿命及び製品寿命を従来の庖丁研ぎ器よりも著しく増大させた。
さらに、本発明は、砥石の回動を押さえ庖丁の研ぎ面を広範囲に当るようにすると共に、庖丁の厚さに対応して庖丁を研ぎ上げ傾斜角度の微調節ができるようにした。そのために刃物ガイド位置決めを刃物ガイド位置決めピンと、握持体と刃物ガイドの各側面部に付記する目印によって庖丁の厚さに対応する研ぎ角度をスムーズにしかも確実に行うことができるようにした。
従来庖丁を研ぐ際は、庖丁の刃と背の中間に指を当てて研いでいた。それもその筈、危険で庖丁の刃の上を押さえることができなかった。
しかるに、本発明の庖丁研ぎ器は、梃子の原理で刃を強くダイヤ砥石に当らせて、手の指では出来なかったことを実現させた。そのため従来の刃付け時の指当て研ぎ作業を不要にして一般家庭の主婦や老若男女や女性調理師でも極めて簡単且つ迅速に庖丁研ぎができるようにして課題を解決した。
また、従来の庖丁研ぎ器は庖丁の刃元と先端の部分が丸い砥石のため刃が付きにくかった。
しかるに、本発明の庖丁研ぎ器は、丸いダイヤのコーティングした円盤を、真横から庖丁の刃を当てるため、平らな部分が広く長いため完全に刃の付く構造とした。
本発明庖丁研ぎ器を開発するに至った経緯について説明すると以下のとおりである。
<刃付けの特徴>
NHKのテレビ、ためしてガッテンと言う番組で切れ味の良い庖丁の刃先を電子顕微鏡で写した画面がテレビに出ていた。庖丁の刃先が鋸刃状になっているのが確認された。この内容は硬めの庖丁を良く研ぎ鋭角にすると、刃先の薄さでこのようになるものと思われる。何度も砥石を変え、最後は仕上砥石で仕上げられた物はその方の熟練の腕と思った。研いだ庖丁が全てこの様になるとは思わない。しかし、本発明の研ぎ器は、全部このように鋸刃状になる。何とかの一つ覚えで、鋸刃状になれば切れると思い、最初から庖丁の刃にギザギザを付けて作って売っているのもある。肝心なのは、肉眼では見えないと言う事である。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、中央部が膨出する円盤状両面ダイヤ砥石1の中央部に軸杆13を貫通せしめ、且つ前記ダイヤ砥石1の左サイド2と右サイド3にパッキン兼砥石フランジ4、5を重合し、ナット6、7をもって締付け、前記ナット6、7の外側方に内側にガタ付き防止ピン8を有する心棒受け9、10と砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12を順次前記軸杆13を貫通せしめ形成する刃物研磨体aと、対向状刃物ガイドb、cがスライドし、且つ載置する上側載せ部14の内側に前記刃物研磨体aを嵌挿すると砥石嵌挿部15を形成する握持体dを夫々別設し、前記握持体dの砥石嵌挿部15に前記刃物研磨体aを嵌挿し、前記刃物研磨体aの両面ダイヤ砥石1の左サイド2と右サイド3と前記刃物ガイドb、cの端面16、17との間の刃挿入部18、19の間隔を調整する刃物ガイド位置きめピン20、21と、前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12を押圧調整するブレーキパッド調整ネジ22、23と、前記刃物ガイドb、cを固定する刃物ガイド固定ネジ24、25とをもって、前記握持体dの上側載せ部14と前記刃物ガイドb、cを装着せしめる庖丁研ぎ器である。
課題を解決するための手段として、請求項2に発明は、前記刃物ガイド位置決めピン20、21の挿入孔26、27、28を傾斜状に複数前記刃物ガイドb、cに対称的に形成せしめる庖丁研ぎ器である。
課題を解決するための手段として、請求項3に記載の発明は、前記両面ダイヤ砥石1の左サイド2と右サイド3のダイヤ面2a、3aと前記刃物ガイドb、cの端面16、17との間の刃挿入部18、19の間隔を調整する目印29、30、31、32、33、34を、前記握持体dの側面部35、36と前記刃物ガイドb、cの側面部37、38に付記せしめる庖丁研ぎ器である。
課題を解決するための手段として、請求項4に記載の発明は、前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12の表面に調整ネジ受け座金39、40を設ける庖丁研ぎ器である。
課題を解決するための手段として、請求項5に記載の発明は、前記刃物ガイド位置決めピン20、21の挿入孔26、27、28を所定の間隔置きに八の字形状にして且つ直線状に複数形成せしめる庖丁研ぎ器である。
請求項1に記載の発明は、中央部が膨出する円盤状両面ダイヤ砥石の中央部に軸杆を貫通せしめ、且つ前記ダイヤ砥石の左サイドと右サイドにパッキン兼砥石フランジを重合し、ナットをもって締付け、前記ナットの外側方に内側にガタ付き防止ピンを有する心棒受けと砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドを順次前記軸杆を貫通せしめ形成する刃物研磨体と、対向状刃物ガイドがスライドし、且つ載置する上側載せ部の内側に前記刃物研磨体を嵌挿すると砥石嵌挿部を形成する握持体を夫々別設し、前記握持体の砥石嵌挿部に前記刃物研磨体を嵌挿し、前記刃物研磨体の両面ダイヤ砥石の左サイドと右サイドと前記刃物ガイドの端面との間の刃挿入部の間隔を調整する刃物ガイド位置きめピンと、前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドを押圧調整するブレーキパッド調整ネジと、前記刃物ガイドを固定する刃物ガイド固定ネジとをもって、前記握持体の上側載せ部と前記刃物ガイドを装着せしめることを特徴とする包丁研ぎ器なので、前記円盤状両面ダイヤ砥石は同軸上の砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド及び調整ネジ受け座金と、前記座金を押圧調整するブレーキパット調整ネジによって回転が制御され回転をしにくくして前記円盤状両面ダイヤ砥石のダイヤ面の刃が万遍無く当って研ぎ上げられる。そのため、庖丁研ぎ器の製品寿命を従来のものに比し著しくのばすことができた。
さらに、本発明は、刃物ガイド位置決めピンを挿込み庖丁刃の刃挿入部の間隔が調節できるので、薄刃もしくは厚刃の庖丁がスムーズに研ぎ上げられる。
また、本発明は、刃物ガイド固定ネジを設けて挿込みと螺着ができるので、対向状に戴置の刃物ガイドを握持体に対し確実に固着できる。
本発明は、砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドとナットとの間にガタ付き防止爪を内側に設けた心棒受けを介在させたので、刃物研磨体を構成する軸
杆を確実に固定化し、円盤状両面ダイヤ砥石の回転力が調整できる。
さらに本発明の庖丁研ぎ器のダイヤ板は、平らな部分が広く長いため、従来の庖丁研ぎ器と異なり刃先と先端に完全に刃がつく構造にしたので、従来の庖丁研ぎ器のような庖丁の刃元先端部分に刃が付きにくかったのを一挙に解決した利点がある。
また本発明の庖丁研ぎ器は、専門家が庖丁の刃を付ける場合、少し切れ味が鈍くなったと感じたとき、梃子の原理でダイヤ面と反対側に庖丁の持ち手を軽く押えて引くようにすれば庖丁の刃は極めて簡単に付けられる。
請求項2に記載の発明は、前記刃物ガイド位置決めピンの挿入孔を傾斜状に複数前記刃物ガイドに対称的に形成せしめる庖丁研ぎ器なので、前記請求項1に記載の発明と同じ効果を有している。
さらに、本発明は、刃物ガイド位置決めピンが挿入仕易い利点がある。
請求項3に記載の発明は、前記両面ダイヤ砥石の左サイドと右サイドのダイヤ面と前記刃物ガイドの端面との間の刃挿入部の間隔を調整する目印を、前記握持体の側面部と前記刃物ガイドの側面部に付記せしめる庖丁研ぎ器なので、前記請求項1又は同2に記載の発明と同じ効果を有している。
さらに、本発明は、刃挿入部の間隔が極めて簡単にして、且つ確実に確認ができる。そのため刃物位置決めピンの挿込み操作作業が極めて迅速に処理できる。
請求項4に記載の発明は、前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドの表面に調整ネジ受け座金を設ける庖丁研ぎ器なので、前記請求項1又は同2又は同3に記載の発明と同じ効果を有している。
さらに、本発明は、砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドを確実に固定できる。
請求項5に記載の発明は、前記刃物ガイド位置決めピンの挿入孔を所定の間隔置きに八の字形状にして且つ直線状に複数形成せしめる庖丁研ぎ器なので、前記請求項1又は同2又は同3又は同4に記載の発明と同じ効果を有している。
本発明庖丁研ぎ器の正面図である。
同平面図である。
同A〜A線縦断面図である。
同B〜B線縦断面図である。
同要部の一部切欠拡大正面図である。
本発明の請求項1〜5に記載の発明の実施の形態は共通しているので、一括して以下のとおり説明する。
図において刃物研磨体であり以下の構成からなっている。すなわち、図3(A〜A線縦断面)に図示するように、中央部がかすかに膨出する円盤状両面ダイヤ砥石1の中央部に軸杆13を貫通せしめ、且つ前記ダイヤ砥石1の左サイド2と右サイド3にパッキン兼砥石フランジ4、5を重合する。そしてナット6、7をもって締付ける。さらに、前記ナット6、7の外側方に内側にガタ付き防止ピン8を有する心棒受け9、10と砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12に順次前記軸杆13を貫通せしめる。
前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11、12の表面には、調整ネジ受け座金39、38を設ける。
dは、合成樹脂製握持体であり以下の構成からなっている。
該握持体dは、細長く対向状の刃物ガイドb、cをスライドし、且つ戴置する上側戴せ部14を形成する。該上側戴せ部14の内側には、図3、4のような前記刃物研磨体aを嵌込み可能な凹状の砥石嵌挿部15を形成する。
前記握持体dの内側に形成の砥石嵌挿部15には、前記刃物研磨体aを嵌挿する(図3)。
その際、前記円盤状両面ダイヤ砥石1は、水平状態の前記円盤状両面ダイヤ砥石1に対し、直角状にして、且つ前記上側戴せ部14より突出する。
20、21は刃物ガイドb、cに所定間隔おきに、しかも平面より見て八字形状にして、且つ対称的に形成する刃物ガイド位置決めピンである。そして図2のように刃物ガイドb、cには、前記ピン20、21を挿込む孔部26、27、28を形成する。
該ピン20、21は、前記握持体dの上側載せ部14に設けた嵌挿孔41、41に図3のように挿込まれる。42は前記ピン20、21の脚部である。
前記ブレーキパッド調節ネジ22、23の構造は、前記握持体dの上側載せ部14に形成の砥石嵌挿部15に挿入されている前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド11の上面の前記調節ネジ受け座金39、40を押圧するネジ付き脚部44、44が形成されている。
さらに、前記刃物ガイドb、cに、前記ネジ付き脚部44、44が螺入可能な雌ネジ46、46を有するイサートナット45、45を嵌着する。
前記刃物ガイド固定ネジ24、25は、前記握持体dの上側載せ部14に形成するネジ孔46a、46aに螺入するネジ付き脚部47、47を有する。
さらに前記ネジ付き脚部47、47は、前記刃物ガイドa、bに形成の長孔48、48内を移動できると共に、インサートナット49、49が嵌着されている。
50は庖丁研ぎ角度を示すラインである。
51は前記刃物ガイドa、bが前記刃物ガイド位置決めピン20、21を前記挿入孔26、27、28に夫々挿込むことによって、前記刃挿入部18、19の間隔が開いたり狭くなったりすることを表すラインである。
16、17は前記刃物ガイドb、cの端面である。
つぎに本発明の庖丁研ぎ器の刃付け作業工程として、刃物ガイドbにつき説明する。
第1に、前記刃物ガイドbのブレーキパッド調整ネジ11、12と前記刃物ガイド固定ネジ24をゆるめる。
第2に前記刃物ガイドb側の前記刃物ガイド位置決めピン20を挿入孔26に挿入してやる。
その際目印29、29を直線状態にすると、前記ピン20の挿入孔26への挿入操作が簡単且つ迅速に処理できる。この点は本発明の特長でもある。
第3に、前記のようにして、前記刃物ガイド位置決めピン20、21を挿込後は、前記刃物ガイド位置固定ネジ24を締め付ける。
第4に、前記ダイヤ砥石1が回転するのを確認後前記ブレーキパッド調整ネジ22を締め付ける。
第5に、組立てられた庖丁研ぎ器を使用して、左側の刃を付けるための角度とするときは、庖丁の柄を右側に倒すように傾け、右側の刃を付けるための角度とするときは、庖丁の柄を左側に倒すように傾ける。そして夫々圧力をかけ手前に引いてやる。前記庖丁は梃子の原理で刃が付けられる。
本発明は、前記ダイヤ砥石1に最も近い前記刃物ガイド位置決めピン20、21の挿入孔28,28に前記刃物位置決めピン20を挿込むと、前記刃物ガイドbが、夫々外側方に若干後退するのが特長である。
本発明の左右位置決めピン20、21は、刃物ガイドb、cを動かす事によって、今まで本件特許出願人だけではなく、どこの会社の庖丁研ぎ器の製品も、庖丁の刃幅を変える事は出来なかった物を、自由に庖丁の刃幅を広くしたり、狭くしたりができるようにした。これは人間が手で研ぐ場合もできないが、本発明の庖丁研ぎ器の特徴として、自由に選択できるようにした。
庖丁の刃幅を長くすれば、切れ味の点では人の手で研ぐのと同じように近くなる。また、最近の蛤刃と言って丸刃の庖丁が売れている。洋風の庖丁に多いが、このような庖丁には、薄刃B、厚手2の位置決めが適当である。
本発明は、庖丁の刃幅を長く付けると、そのまま使用していると著しく刃先が薄くなり、刃が欠ける恐れがあると思われる時は、位置決めピン20、21を薄刃B、厚手2と位置決めピンを変える事で庖丁の研ぐ刃幅を変更し、刃先の欠けを防止するようにしたものである。
その後の作業工程は、前記と同じなので説明は省略する。
本発明の庖丁研ぎ器の特長は、前記ダイヤ砥石1が回動しなくても刃は付くが、同じ砥石1の個所だけに庖丁の刃が当って均等にダイヤを減らすことなく、少しずつ回動させて使用する点でる。
さらに本発明の庖丁研ぎ器の特長は、薄刃用、出刃用としたが、目安であって、前記したとおり、挿入孔26、27、28と、目印29、30、31、32、33、34を設けているので、6通りもの調整ができる点である。そのため使用者は、使用者の庖丁に合致しているか否かを試すこともできる。
しかし、従来の庖丁研ぎ器のダイヤ砥石は、中心部分の2mm範囲のダイヤのみが減る個所であった。それでも特許申立人が取得した前記特許権は一般家庭では5〜7年もの使用が可能であった。
しかるに、本発明の庖丁研ぎ器は、新しく専門職用として無駄にならないようダイヤ砥石1と庖丁に圧力を掛け、引く方法を考え開発されたものである。
さらに本発明庖丁研ぎ器は、切れ味が試作品において実験したところ極めて良好であることが判明した。
本発明の庖丁研ぎ器を構成するダイヤ砥石1の左右両サイドのダイヤ砥ぎ面を隈なく使うことができるに至ったので、呆れる程の耐久性を有する。
専門職用と開発したもので、5年間程度の使用ができればと考えると、ダイヤの細かさと更に細かくすれば滑らかに最高の切れ味を出すことができると確信している。
<庖丁刃の付け方について。>
第1に、本発明の庖丁研ぎ器における刃の付け方は、庖丁の柄52を持ち上げ、刃物ガイドaに押し付けると、庖丁eの刃先は、左サイド2のダイヤ面2aに強く当り、手前に引くことによりダイヤ砥石1は廻り、庖丁eに刃が付けられる。その際、庖丁eを引く早さを「10」とするならば、負荷を掛けた前記ブレーキパッド調整ネジ22により前記ダイヤ砥石1は「4」の早さで廻ることが理想であり、そのように調節する。
第2に、右に庖丁eを押し付けると左に刃が付くし、反対の左に庖丁eを押し付けると右に刃が付くのが特長である。
従って、前記特許権の庖丁研ぎ器と違い本願発明の庖丁研ぎ器は庖丁eの刃先に刃が完全に付くのが特長である。
さらに、本発明の庖丁研ぎ器は、前記刃物ガイドb、cが無垢であること、庖丁eを押し付けると凹むようでは駄目である。
a 刃物研磨体
b 刃物ガイド
c 刃物ガイド
d 握持体
e 庖丁
1 ダイヤ砥石
2 左サイド
2a ダイヤ面
3 右サイド
3a ダイヤ面
4 パッキン兼砥石フランジ
5 パッキン兼砥石フランジ
6 ナット
7 ナット
8 ガタ付き防止ピン
9 心棒受け
10 心棒受け
11 砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド
12 砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッド
13 軸杆
14 上側載せ部
15 砥石嵌挿部
16 端面
17 端面
18 刃挿入部
19 刃挿入部
20 刃物ガイド位置決めピン
21 刃物ガイド位置決めピン
22 ブレーキパッド調整ネジ
23 ブレーキパッド調整ネジ
24 刃物ガイド固定ネジ
25 刃物ガイド固定ネジ
26 挿入孔
27 挿入孔
28 挿入孔
29 目印
30 目印
31 目印
32 目印
33 目印
34 目印
35 側面部
37 側面部
38 側面部
39 調整ネジ受け底金
40 調整ネジ受け底金
41 嵌挿孔
42 脚部
44 脚部
45 インサートナット
46 雌ネジ
46a ネジ孔
47 脚部
48 長孔
49 インサートナット
50 庖丁研ぎ角度
51 ライン
52 柄

Claims (5)

  1. 中央部が膨出する円盤状両面ダイヤ砥石の中央部に軸杆を貫通せしめ、且つ前記ダイヤ砥石の左サイドと右サイドにパッキン兼砥石フランジを重合し、ナットをもって締付け、前記ナットの外側方に内側にガタ付き防止ピンを有する心棒受けと砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドを順次前記軸杆を貫通せしめ形成する刃物研磨体と、対向状刃物ガイドがスライドし、且つ載置する上側載せ部の内側に前記刃物研磨体を嵌挿すると砥石嵌挿部を形成する握持体を夫々別設し、前記握持体の砥石嵌挿部に前記刃物研磨体を嵌挿し、前記刃物研磨体の両面ダイヤ砥石の左サイドと右サイドと前記刃物ガイドの端面との間の刃挿入部の間隔を調整する刃物ガイド位置きめピンと、前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドを押圧調整するブレーキパッド調整ネジと、前記刃物ガイドを固定する刃物ガイド固定ネジとをもって、前記握持体の上側載せ部と前記刃物ガイドを装着せしめることを特徴とする庖丁研ぎ器。
  2. 前記刃物ガイド位置決めピンの挿入孔を傾斜状に複数前記刃物ガイドに対称的に形成せしめることを特徴とする請求項1に記載の庖丁研ぎ器。
  3. 前記両面ダイヤ砥石の左サイドと右サイドのダイヤ面と前記刃物ガイドの端面との間の刃挿入部の間隔を調整する目印を、前記握持体の側面部と前記刃物ガイドの側面部に付記せしめることを特徴とする請求項1又は同2に記載の庖丁研ぎ器。
  4. 前記砥石軸カラ廻り防止ブレーキパッドの表面に調整ネジ受け座金を設けることを特徴とする請求項1又は同2又は同3に記載の庖丁研ぎ器。
  5. 前記刃物ガイド位置決めピンの挿入孔を所定の間隔置きに八の字形状にして且つ直線状に複数形成せしめることを特徴とする請求項1又は同2又は同3又は同4に記載の庖丁研ぎ器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114986264A (zh) * 2022-05-30 2022-09-02 河源富马硬质合金股份有限公司 一种三元硼化物复合涂层刀具及其制备方法

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