JP2016106700A - おしぼり製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無端ベルトのローラに対する横ずれを防止できる、おしぼり製造装置を提供する。
【解決手段】おしぼり製造装置は、帯状のシート材3からおしぼり5を製造する装置である。おしぼり製造装置は、シート材3をおしぼり5に成形する成形手段7を備える。成形手段7は、シート材3を搬送する第1ベルト9と、第1ベルト9の搬送面に対向して配される第2ベルト11と、を有する。第1回転ローラの13うちの少なくとも1つには、第1ベルト9の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されている。第1ベルト9が横ずれしそうになると、第1ベルト9の幅方向の端部が、第1回転ローラ13のうちの少なくとも1つの鍔部に当るよう形成されている。
【選択図】図4
【解決手段】おしぼり製造装置は、帯状のシート材3からおしぼり5を製造する装置である。おしぼり製造装置は、シート材3をおしぼり5に成形する成形手段7を備える。成形手段7は、シート材3を搬送する第1ベルト9と、第1ベルト9の搬送面に対向して配される第2ベルト11と、を有する。第1回転ローラの13うちの少なくとも1つには、第1ベルト9の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されている。第1ベルト9が横ずれしそうになると、第1ベルト9の幅方向の端部が、第1回転ローラ13のうちの少なくとも1つの鍔部に当るよう形成されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、おしぼり製造装置に関し、更に詳しくは、巻回されたロール状のおしぼりを製造するおしぼり製造装置に関する。
従来、この種のおしぼり製造装置として、シートロールから帯状のシート材を引き出して所定長さに切断し、散水して湿り気を付与し、更に、ロール状に巻き込んで巻きおしぼりを成形するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このおしぼり製造装置では、巻回手段を用いて、含水切断シートを巻回してロール状のおしぼりを製造している。
巻回手段は、2つの無端ベルトを備えている。そして、含水切断シートを2つの無端ベルトの間に通過させて巻回するようにされている。なお、無端ベルトは、一対のローラに架け渡されるように配されている。
しかしながら、無端ベルトを動作させて、ロール状のおしぼりを製造する際に、無端ベルトがローラに対して横ずれしてしまうおそれがあった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、無端ベルトのローラに対する横ずれを防止できる、おしぼり製造装置を提供することを目的とする。
巻回手段は、2つの無端ベルトを備えている。そして、含水切断シートを2つの無端ベルトの間に通過させて巻回するようにされている。なお、無端ベルトは、一対のローラに架け渡されるように配されている。
しかしながら、無端ベルトを動作させて、ロール状のおしぼりを製造する際に、無端ベルトがローラに対して横ずれしてしまうおそれがあった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、無端ベルトのローラに対する横ずれを防止できる、おしぼり製造装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
帯状のシート材からおしぼりを製造するおしぼり製造装置であって、
前記シート材をおしぼりに成形する成形手段を備え、
前記成形手段は、前記シート材を搬送する第1ベルトと、
前記第1ベルトの搬送面に対向して配される第2ベルトと、を有し、
前記第1ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第2ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第1回転ローラのうちの少なくとも1つには、前記第1ベルトの幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されていることを特徴とする。
帯状のシート材からおしぼりを製造するおしぼり製造装置であって、
前記シート材をおしぼりに成形する成形手段を備え、
前記成形手段は、前記シート材を搬送する第1ベルトと、
前記第1ベルトの搬送面に対向して配される第2ベルトと、を有し、
前記第1ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第2ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第1回転ローラのうちの少なくとも1つには、前記第1ベルトの幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
前記第1ベルトの内側には、係合部が形成されており、
前記係合部は、前記第1回転ローラに形成された被係合部と係合されている請求項1に記載のおしぼり製造装置である。
前記第1ベルトの内側には、係合部が形成されており、
前記係合部は、前記第1回転ローラに形成された被係合部と係合されている請求項1に記載のおしぼり製造装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記係合部と、前記被係合部は、複数対とされている請求項1又は2に記載のおしぼり製造装置である。
前記係合部と、前記被係合部は、複数対とされている請求項1又は2に記載のおしぼり製造装置である。
本発明のおしぼり製造装置は、帯状のシート材からおしぼりを製造するおしぼり製造装置である。おしぼり製造装置は、シート材をおしぼりに成形する成形手段を備える。成形手段は、シート材を搬送する第1ベルトと、第1ベルトの搬送面に対向して配される第2ベルトと、を有する。
第1ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラに架け渡されるように配されている。第2ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラに架け渡されるように配されている。
そして、第1回転ローラのうちの少なくとも1つには、第1ベルトの幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されている。
このような構成により、本発明のおしぼり製造装置では、第1ベルトが横ずれしそうになると、第1ベルトの幅方向の端部が、第1回転ローラのうちの少なくとも1つに形成された鍔部に当たる。よって、第1ベルトの横ずれが抑制される。
第1ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラに架け渡されるように配されている。第2ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラに架け渡されるように配されている。
そして、第1回転ローラのうちの少なくとも1つには、第1ベルトの幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されている。
このような構成により、本発明のおしぼり製造装置では、第1ベルトが横ずれしそうになると、第1ベルトの幅方向の端部が、第1回転ローラのうちの少なくとも1つに形成された鍔部に当たる。よって、第1ベルトの横ずれが抑制される。
第1ベルトの内側には、係合部が形成されており、係合部は、第1回転ローラに形成された被係合部と係合されている場合には、以下の効果を奏する。すなわち、第1ベルトの係合部と、第1回転ローラの被係合部とが係合することによって、第1ベルトの横ずれが効果的に抑制される。
係合部と被係合部が、複数対とされている場合には、第1ベルトの横ずれがさらに効果的に抑制される。
係合部と被係合部が、複数対とされている場合には、第1ベルトの横ずれがさらに効果的に抑制される。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係るおしぼり製造装置の正面図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の側面図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の内部構造を説明するための説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の内部構造の要部を説明するための説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の成形手段を示す説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の第1回転ローラを示す説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の第1回転ローラを示す説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の第1ベルトを示す説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の第1ベルトを示す説明図である。
実施例1に係るおしぼり製造装置の第1ベルトと第1回転ローラとが組み付けられた状態を示す説明図である。
実施例2に係るおしぼり製造装置の第1回転ローラを示す説明図である。
実施例2に係るおしぼり製造装置の第1ベルトを示す説明図である。
実施例2に係るおしぼり製造装置の第1ベルトと第1回転ローラとが組み付けられた状態を示す説明図である。
実施例3に係るおしぼり製造装置の第1回転ローラを示す説明図である。
実施例3に係るおしぼり製造装置の第1ベルトを示す説明図である。
実施例3に係るおしぼり製造装置の第1ベルトと第1回転ローラとが組み付けられた状態を示す説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
(1)本実施形態のおしぼり製造装置の構成
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)は、帯状のシート材(3)からおしぼり(5)を製造する装置である。おしぼり製造装置(1)は、シート材(3)をおしぼり(5)に成形する成形手段(7)を備える。
成形手段(7)は、シート材(3)を搬送する第1ベルト(9)と、第1ベルト(9)の搬送面(9A)に対向して配される第2ベルト(11)と、を有する。
第1ベルト(9)は、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラ(13)に架け渡されるように配されている。第2ベルト(11)は、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラ(15)に架け渡されるように配されている。
第1回転ローラの(13)うちの少なくとも1つには、第1ベルト(9)の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部(13A)が形成されている。
なお、本実施形態において記述される水は、純粋な水の他、除菌水、殺菌水等も意味し、その成分として水を含んでいるものを広く意味する。
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)は、帯状のシート材(3)からおしぼり(5)を製造する装置である。おしぼり製造装置(1)は、シート材(3)をおしぼり(5)に成形する成形手段(7)を備える。
成形手段(7)は、シート材(3)を搬送する第1ベルト(9)と、第1ベルト(9)の搬送面(9A)に対向して配される第2ベルト(11)と、を有する。
第1ベルト(9)は、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラ(13)に架け渡されるように配されている。第2ベルト(11)は、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラ(15)に架け渡されるように配されている。
第1回転ローラの(13)うちの少なくとも1つには、第1ベルト(9)の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部(13A)が形成されている。
なお、本実施形態において記述される水は、純粋な水の他、除菌水、殺菌水等も意味し、その成分として水を含んでいるものを広く意味する。
シート材(3)は、帯状である限り特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。シート材(3)としては、例えば、ロール状に巻回された状態でおしぼり製造装置(1)にセットされるものを用いることができる。また、ジグザグに折り曲げられた状態でおしぼり製造装置(1)にセットされるものも用いることができる。
シート材(3)の材質としては、例えば、不織布、織布、紙等を採用することができる。
シート材(3)の材質としては、例えば、不織布、織布、紙等を採用することができる。
第1ベルト(9)、及び第2ベルト(11)の構成は、特に限定されず、公知の構成を幅広く用いることができる。例えば、ゴム、熱可塑性エラストマー等を用いたものが挙げられる。具体的には、シリコーンゴム、ジエン系ゴム、例えばスチレン・ブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、ポリブタジエンゴム、アクリルゴム、クロロプレン(CR)等が挙げられる。また、基材としてのポリイミド等の樹脂を用いたもの、基材としてのニッケルやSUS等の金属を用いたものも用いられている。
第1ベルト(9)及び第2ベルト(11)の形態は、特に限定されないが、通常は、断面が扁平な形態をなしている。
第1ベルト(9)及び第2ベルト(11)の幅、厚みは、特に限定されない。
第1ベルト(9)及び第2ベルト(11)の幅、厚みは、特に限定されない。
第1回転ローラ(13)の個数は、複数であれば特に限定されないが、通常2つである。第1回転ローラ(13)の形状は、限定されないが、通常、円柱等の柱状である。
また、複数の第1回転ローラ(13)のうちの少なくとも1つは、通常、モータ等の駆動部により自ら回転する駆動ローラである。
また、複数の第1回転ローラ(13)のうちの少なくとも1つは、通常、モータ等の駆動部により自ら回転する駆動ローラである。
第2回転ローラ(15)の個数は、複数であれば特に限定されないが、通常2つである。第2回転ローラ(15)の形状は、限定されないが、通常、円柱等の柱状である。
また、複数の第2回転ローラ(15)のうちの少なくとも1つは、通常、モータ等の駆動部により自ら回転する駆動ローラである。
また、複数の第2回転ローラ(15)のうちの少なくとも1つは、通常、モータ等の駆動部により自ら回転する駆動ローラである。
鍔部(13A)の大きさは特に限定されないが、第1ベルト(9)の厚みよりも、大きい方が好ましい。
第1回転ローラ(13)の鍔部(13A)と、第1ベルト(9)の端部(9B)とは、当接しているか、又は両者の間隔が5mm以内であることが好ましい。第1ベルト(9)の横ずれを効果的に抑制するためである。
第1ベルト(9)の幅方向の端部(9B)は、2つあるが、両方の端部(9B)に対応するように、第1回転ローラ(13)には、2つの鍔部(13A)が形成されていることが好ましい。第1ベルト(9)の左右への横ずれを効果的に抑制するためである。
第1回転ローラ(13)の鍔部(13A)と、第1ベルト(9)の端部(9B)とは、当接しているか、又は両者の間隔が5mm以内であることが好ましい。第1ベルト(9)の横ずれを効果的に抑制するためである。
第1ベルト(9)の幅方向の端部(9B)は、2つあるが、両方の端部(9B)に対応するように、第1回転ローラ(13)には、2つの鍔部(13A)が形成されていることが好ましい。第1ベルト(9)の左右への横ずれを効果的に抑制するためである。
第1ベルト(9)の内側には、係合部(9C)が形成されていることが好ましい。係合部(9C)は、突出した形状のもの、又は凹んだ形状のものであることができる。
また、この場合には、第1回転ローラ(13)には、第1ベルト(9)の係合部(9C)に対応する位置に被係合部(13B)が形成される。そして、係合部(9C)と、被係合部(13B)とが係合される。係合部(9C)と、被係合部(13B)とが係合されることで、第1ベルト(9)の左右への横ずれが効果的に抑制される。
また、係合部(9C)と、被係合部(13B)とは、複数対とされていることが好ましい。
また、この場合には、第1回転ローラ(13)には、第1ベルト(9)の係合部(9C)に対応する位置に被係合部(13B)が形成される。そして、係合部(9C)と、被係合部(13B)とが係合される。係合部(9C)と、被係合部(13B)とが係合されることで、第1ベルト(9)の左右への横ずれが効果的に抑制される。
また、係合部(9C)と、被係合部(13B)とは、複数対とされていることが好ましい。
おしぼり製造装置(1)には、シート材(3)を所定長に切断するための切断手段(17)が備えられていてもよい。
切断手段(17)は、帯状のシート材(3)を所定長さに切断する手段であれば、特に限定されない。例えば、切断刃を備えたカッターや、切断刃によりシート材を挟み込んで切り込むもの等、目的に応じて適宜選択できる。また、切断手段(17)の刃を構成する材質は特に制限はない。例えば、金属、プラスチックが挙げられる。
また、シート材(3)に予め、ミシン目等の切断予定線が入れられていてもよい。このように、切断予定線を入れておくと、所望の位置で切断しやすくなる。
なお、シート材(3)は、成形手段(7)によって、おしぼり(5)に成形される前に所定長に切断されていてもよいし、成形後に所定長に切断されてもよい。
切断手段(17)は、帯状のシート材(3)を所定長さに切断する手段であれば、特に限定されない。例えば、切断刃を備えたカッターや、切断刃によりシート材を挟み込んで切り込むもの等、目的に応じて適宜選択できる。また、切断手段(17)の刃を構成する材質は特に制限はない。例えば、金属、プラスチックが挙げられる。
また、シート材(3)に予め、ミシン目等の切断予定線が入れられていてもよい。このように、切断予定線を入れておくと、所望の位置で切断しやすくなる。
なお、シート材(3)は、成形手段(7)によって、おしぼり(5)に成形される前に所定長に切断されていてもよいし、成形後に所定長に切断されてもよい。
おしぼり製造装置(1)には、シート材(3)を含水状態にするための散水手段(19)が備えられていてもよい。
シート材(3)は、成形手段(7)で成形される前に、予め含水状態にされることが好ましい。
散水手段(19)は、シート材(3)に散水して含水シート材(3)とする手段である。散水手段(19)は、水を散水する散水部(19A)を通常、備えている。
散水部(19A)は、シート材(3)に水を散水するものであれば、特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。複数の散水孔を備えた散水部(19A)であってもよいし、一の散水孔を備えた散水部(19A)でもよい。散水部(19A)は、シート材(3)の全面に散水することが好ましいことから、シート材(3)の幅と略同一の散水範囲を有することが好ましい。
なお、水を散水する圧力を得るためには、ポンプを用いることができる。
シート材(3)は、成形手段(7)で成形される前に、予め含水状態にされることが好ましい。
散水手段(19)は、シート材(3)に散水して含水シート材(3)とする手段である。散水手段(19)は、水を散水する散水部(19A)を通常、備えている。
散水部(19A)は、シート材(3)に水を散水するものであれば、特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。複数の散水孔を備えた散水部(19A)であってもよいし、一の散水孔を備えた散水部(19A)でもよい。散水部(19A)は、シート材(3)の全面に散水することが好ましいことから、シート材(3)の幅と略同一の散水範囲を有することが好ましい。
なお、水を散水する圧力を得るためには、ポンプを用いることができる。
また、シート材(3)を含水状態にするための水は、水道等から直接供給されてもよいし、タンクに貯水してもよい。
貯水する場合に用いられるタンクの形状は、特に限定されず、目的に応じて任意の形状を適宜選択できる。タンクの材質は特に制限はない。例えば、金属、プラスチックが挙げられる。タンクは、加熱される場合には金属製が好ましい。
貯水する場合に用いられるタンクの形状は、特に限定されず、目的に応じて任意の形状を適宜選択できる。タンクの材質は特に制限はない。例えば、金属、プラスチックが挙げられる。タンクは、加熱される場合には金属製が好ましい。
(2)本実施形態のおしぼり製造装置の効果
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)では、おしぼり製造装置(1)は、シート材(3)をおしぼり(5)に成形する成形手段(7)を備える。成形手段(7)は、第1ベルト(9)と、第2ベルト(11)と、を有する。第1ベルト(9)は、複数の第1回転ローラ(13)に架け渡されるように配されている。第1回転ローラの(13)うちの少なくとも1つには、第1ベルト(9)の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部(13A)が形成されている。
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)では、第1ベルト(9)が横ずれしそうになると、第1ベルト(9)の幅方向の端部が、第1回転ローラ(13)に形成された鍔部(13A)に当たる。よって、第1ベルト(9)が鍔部(13A)よりも外側にはズレない。このように第1ベルト(9)の横ずれが抑制される。
さらに、第1ベルト(9)の幅方向の両方の端部(9B)に対応するように、第1回転ローラ(13)には、2つの鍔部(13A)が形成されていると、第1ベルト(9)の左右への横ずれを効果的に抑制できる。
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)では、おしぼり製造装置(1)は、シート材(3)をおしぼり(5)に成形する成形手段(7)を備える。成形手段(7)は、第1ベルト(9)と、第2ベルト(11)と、を有する。第1ベルト(9)は、複数の第1回転ローラ(13)に架け渡されるように配されている。第1回転ローラの(13)うちの少なくとも1つには、第1ベルト(9)の幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部(13A)が形成されている。
本実施形態に係るおしぼり製造装置(1)では、第1ベルト(9)が横ずれしそうになると、第1ベルト(9)の幅方向の端部が、第1回転ローラ(13)に形成された鍔部(13A)に当たる。よって、第1ベルト(9)が鍔部(13A)よりも外側にはズレない。このように第1ベルト(9)の横ずれが抑制される。
さらに、第1ベルト(9)の幅方向の両方の端部(9B)に対応するように、第1回転ローラ(13)には、2つの鍔部(13A)が形成されていると、第1ベルト(9)の左右への横ずれを効果的に抑制できる。
さらに、第1ベルト(9)の内側には、係合部(9C)が形成されており、第1回転ローラ(13)には、係合部(9C)に対応する位置に被係合部(13B)が形成されている場合には以下の効果を奏する。すなわち、係合部(9C)と、被係合部(13B)とが係合されることで、第1ベルト(9)の左右への横ずれが効果的に抑制される。また、係合部(9C)、及び被係合部(13B)が、複数対とされている場合は、第1ベルトの左右への横ずれをより効果的に抑制できる。
以下、図面を参照して実施例により本発明をより具体的に説明する。
<実施例1>
(1)おしぼり製造装置の構成
本実施例に係るおしぼり製造装置1は、帯状のシート材3からロール状のおしぼり5を製造する装置である。おしぼり製造装置1は、成形手段7を備えている。また、本実施例に係るおしぼり製造装置1には、切断手段17と、散水手段19と、を備えている。これら成形手段7、切断手段17及び散水手段19は、ケース21内に収納されている。ケース21は、図1〜図3に示すように、外形が略直方体形状をなす箱状体である。
<実施例1>
(1)おしぼり製造装置の構成
本実施例に係るおしぼり製造装置1は、帯状のシート材3からロール状のおしぼり5を製造する装置である。おしぼり製造装置1は、成形手段7を備えている。また、本実施例に係るおしぼり製造装置1には、切断手段17と、散水手段19と、を備えている。これら成形手段7、切断手段17及び散水手段19は、ケース21内に収納されている。ケース21は、図1〜図3に示すように、外形が略直方体形状をなす箱状体である。
本実施例では、シート材3として、不織布を用いている。不織布の厚みは、目的に応じて適宜選択できる。このシート材3には、凹凸の表面加工がされている。また、シート材3は、長尺であり、幅方向の略中央の長手方向に延びる線で2つに折られて2重とされている。この2重とされた状態で、シート材3はロール状に巻かれている。
ロール状のシート材3は、ケース21内部の前方側の上部に収納されている。ロール状のシート材3の軸部は、ケース21内部の軸受け部(図示せず)に支えられて、シート材3が回転可能とされている。
ロール状のシート材3は、ケース21内部の前方側の上部に収納されている。ロール状のシート材3の軸部は、ケース21内部の軸受け部(図示せず)に支えられて、シート材3が回転可能とされている。
ケース21内部の略中央の上部には、図3〜図4に示されるように、シート材3を送るための送りローラ23が配されている。送りローラ23は図示しない駆動モータによって駆動される。
また、送りローラ23によって、ロール状のシート材3は引き出されて、切断手段17まで送られるようにされている。
また、送りローラ23によって、ロール状のシート材3は引き出されて、切断手段17まで送られるようにされている。
切断手段17は、帯状のシート材3を所定長さに切断して切断されたシート材3とするものである。この切断手段17には、図4に示されるように、回転刃17Aと固定刃17Bとが備えられている。回転刃17Aと固定刃17Bとの間を帯状のシート材3が通過するようにされている。この切断手段17では、図示しない駆動モータにより回転刃17Aが回転すると、帯状のシート材3が切断されるようになっている。また、回転刃17Aの回転のタイミングを変えることで、切断されたシート材3の長さ調整できるようにされている。
散水手段19は、シート材3に散水して含水したシート材3とする手段である。散水手段19は、散水部19Aを備えている。
ケース内部には、給水タンクが、収納されている。この給水タンク内の水は、散水手段19に配管を通じて供給されるようにされている。給水タンクと散水手段19との間には、水を加熱するための加熱手段を設けてもよい。この加熱手段により、温水がシート材3に供給されて温かいおしぼりを作製することができる。この場合における加熱手段は、特に限定されず、加熱タンク等の公知の加熱手段を幅広く用いることができる。
なお、本実施例では、配管の途中に、送液用のポンプが取り付けられている。
ケース内部には、給水タンクが、収納されている。この給水タンク内の水は、散水手段19に配管を通じて供給されるようにされている。給水タンクと散水手段19との間には、水を加熱するための加熱手段を設けてもよい。この加熱手段により、温水がシート材3に供給されて温かいおしぼりを作製することができる。この場合における加熱手段は、特に限定されず、加熱タンク等の公知の加熱手段を幅広く用いることができる。
なお、本実施例では、配管の途中に、送液用のポンプが取り付けられている。
散水手段19の散水部19Aは、2重に折られたシート材3の幅よりもやや広い幅を有し、幅方向に複数の散水孔が並んでいる。複数の散水孔から水が放出することにより、幅方向に略均一に水分を付与することができるようになっている。
図3〜図5に示すように、成形手段7は、シート材3を搬送する第1ベルト9と、第1ベルト9の搬送面9Aに対向して配される第2ベルト11と、を有する。
第1ベルト9は無端ベルトとされている。第2ベルト11も無端ベルトとされている。
第1ベルト9は無端ベルトとされている。第2ベルト11も無端ベルトとされている。
第1ベルト9は、一対の第1回転ローラ13に架け渡されるように配されている。第1回転ローラ13は、円柱状の軸とされている。第1回転ローラ13の一方が駆動ローラとされている。
第2ベルト11は、閉じたループ状をなし、一対の第2回転ローラ15に架け渡されるように配されている。第2回転ローラ15は、円柱状の軸とされている。第2回転ローラ15の一方は駆動ローラとされている。
駆動ローラとされた第1回転ローラ13の一方と、駆動ローラとされた第2回転ローラ15の一方とは、図示しない連結ベルトによって結ばれて、連動して動作するようにされている。
駆動ローラとされた第1回転ローラ13の一方と、駆動ローラとされた第2回転ローラ15の一方とは、図示しない連結ベルトによって結ばれて、連動して動作するようにされている。
図5〜図7に示すように、第1回転ローラ13には、第1ベルト9の幅方向の端部9Bよりも外側の位置に鍔部13Aが形成されている。鍔部13Aは、第1回転ローラ13の両端部付近に2つ形成されている。鍔部13Aの大きさは、1〜7mmで、第1ベルト9の端部の厚みよりもやや大きくされている。なお、
第1回転ローラ13の2つの鍔部13Aと、第1ベルト9の左右の端部9Bとは、略当接した状態とされている。
第1回転ローラ13の2つの鍔部13Aと、第1ベルト9の左右の端部9Bとは、略当接した状態とされている。
図8及び図9に示すように、第1ベルト9の内側の略中央部には、係合部9Cが形成されている。係合部9Cは、突出した形状をしており、長手方向に周回するように形成されている。係合部9Cの断面形状は矩形をなしている。第1ベルト9の外側の縁部には、立ち壁部9Dが形成されている。立ち壁部9Dの高さは、鍔部13Aと同一又はやや小さくされている。
図6及び図7に示すように、第1回転ローラ13には、第1ベルト9の係合部9Cに対応する位置に被係合部13Bが形成される。本実施例では、被係合部13Bは、第1回転ローラ13の略中央部を周回する形態の溝とされている。溝の断面形状は矩形をなしている。図10に示すように、係合部9Cと、被係合部13Bとは、互いに嵌まり合うようにされている。
なお、本実施例に係るおしぼり製造装置1には、各駆動モータ等のアクチュエータの駆動制御等を司る制御部を備えている。この制御部は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等と、を備えている。また、制御部は、各スイッチからの操作信号が入力される入力回路と、駆動モータ等のアクチュエータを駆動するための駆動回路と、を備えている。
(2)おしぼり製造装置の作用
次に上記構成のおしぼり製造装置1の作用について説明する。
おしぼり製造装置1を用いておしぼり5を製造する際には、最初に、ロール状のシート材3をおしぼり製造装置1にセットする。
次に上記構成のおしぼり製造装置1の作用について説明する。
おしぼり製造装置1を用いておしぼり5を製造する際には、最初に、ロール状のシート材3をおしぼり製造装置1にセットする。
スイッチを押すと、シート材3は送りローラ23によって送られて、切断手段17まで運ばれる。そして、シート材3が予め定められた所定長さとなったら、回転刃17Aが回転してシート材3を切断する。
次に、切断されたシート材3は、第1ベルト9の上に載せられる。そして、ポンプを作動し、切断されたシート材3の上方の散水部19Aから、水が散水されて、含水したシート材3が作製される。
このシート材3を、モータによって駆動した第1ベルト9と第2ベルト11との間を通して、巻回することによっておしぼり5が作製される。
次に、切断されたシート材3は、第1ベルト9の上に載せられる。そして、ポンプを作動し、切断されたシート材3の上方の散水部19Aから、水が散水されて、含水したシート材3が作製される。
このシート材3を、モータによって駆動した第1ベルト9と第2ベルト11との間を通して、巻回することによっておしぼり5が作製される。
なお、暖かいおしぼり5を作製する場合には、加熱ヒータによって、加熱された温水を散水部19Aから散水する。
(3)実施例1の効果
本実施例に係るおしぼり製造装置1では、以下の作用効果を奏する。
第1回転ローラ13には、両側に鍔部13Aが形成されている。第1回転ローラ13の2つの鍔部13Aと、第1ベルト9の左右の端部9Bとは、略当接した状態とされている。この状態で、第1回転ローラ13が回転して、第1ベルト9を送っても、第1ベルト9は蛇行しにくい。
しかも、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
また、第1ベルト9の外側の縁部には、立ち壁部9Dが形成されている。第1ベルト9の立ち壁部9Dが、第1回転ローラ13の鍔部13Aにガイドされるから、第1ベルト9が軌道を逸脱しにくくなる。
このように、本実施例では、成形手段7によっておしぼり5を巻回する際に、動作不良が起こりにくくなり、メンテナンス作業回数を減らすことができる。
本実施例に係るおしぼり製造装置1では、以下の作用効果を奏する。
第1回転ローラ13には、両側に鍔部13Aが形成されている。第1回転ローラ13の2つの鍔部13Aと、第1ベルト9の左右の端部9Bとは、略当接した状態とされている。この状態で、第1回転ローラ13が回転して、第1ベルト9を送っても、第1ベルト9は蛇行しにくい。
しかも、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
また、第1ベルト9の外側の縁部には、立ち壁部9Dが形成されている。第1ベルト9の立ち壁部9Dが、第1回転ローラ13の鍔部13Aにガイドされるから、第1ベルト9が軌道を逸脱しにくくなる。
このように、本実施例では、成形手段7によっておしぼり5を巻回する際に、動作不良が起こりにくくなり、メンテナンス作業回数を減らすことができる。
<実施例2>
次に、実施例2に係るおしぼり製造装置1を、図11〜13を参照しつつ説明する。なお、実施例2のおしぼり製造装置1において、上記実施例1のおしぼり製造装置1と略同じ構成部位には同符号を付けて、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例2のおしぼり製造装置1では、次の点が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。すなわち、実施例2のおしぼり製造装置1では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとの形態が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。
第1ベルト9の両側に、係合部9Cが形成されている。第1回転ローラ13には、第1ベルト9の係合部9Cに対応する位置に2つの被係合部13Bが形成される。
本実施例では、2つの第1ベルト9の係合部9Cと、2つの第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
次に、実施例2に係るおしぼり製造装置1を、図11〜13を参照しつつ説明する。なお、実施例2のおしぼり製造装置1において、上記実施例1のおしぼり製造装置1と略同じ構成部位には同符号を付けて、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例2のおしぼり製造装置1では、次の点が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。すなわち、実施例2のおしぼり製造装置1では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとの形態が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。
第1ベルト9の両側に、係合部9Cが形成されている。第1回転ローラ13には、第1ベルト9の係合部9Cに対応する位置に2つの被係合部13Bが形成される。
本実施例では、2つの第1ベルト9の係合部9Cと、2つの第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
<実施例3>
次に、実施例3に係るおしぼり製造装置1を、図14〜16を参照しつつ説明する。なお、実施例3のおしぼり製造装置1において、上記実施例1のおしぼり製造装置1と略同じ構成部位には同符号を付けて、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例2のおしぼり製造装置1では、次の点が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。すなわち、実施例2のおしぼり製造装置1では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとの形態が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。
第1ベルト9の両側及び略中央に、係合部9Cが形成されている。第1回転ローラ13には、第1ベルト9の係合部9Cに対応する位置に3つの被係合部13Bが形成される。
本実施例では、3つの第1ベルト9の係合部9Cと、3つの第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
次に、実施例3に係るおしぼり製造装置1を、図14〜16を参照しつつ説明する。なお、実施例3のおしぼり製造装置1において、上記実施例1のおしぼり製造装置1と略同じ構成部位には同符号を付けて、構造、作用及び効果の説明は省略する。実施例2のおしぼり製造装置1では、次の点が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。すなわち、実施例2のおしぼり製造装置1では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bとの形態が、実施例1のおしぼり製造装置1と相違している。
第1ベルト9の両側及び略中央に、係合部9Cが形成されている。第1回転ローラ13には、第1ベルト9の係合部9Cに対応する位置に3つの被係合部13Bが形成される。
本実施例では、3つの第1ベルト9の係合部9Cと、3つの第1回転ローラ13の被係合部13Bとが嵌まり合った状態で動作するから、第1ベルト9が更に蛇行しにくい。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
上記実施例では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bと、が形成されている例を挙げて説明したが、係合部9Cや被係合部13Bはなくてもよい。
上記実施例では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bと、がそれぞれ、1〜3形成されている例を挙げて説明したが、係合部9Cや被係合部13Bの数は特に限定されず、4以上であってもよい。
上記実施例では、立ち壁部9Dが形成されている例を挙げて説明したが、立ち壁部9Dは形成されていなくてもよい。
上記実施例では、係合部9Cの断面形状は矩形をなしている例を挙げて説明したが、係合部9Cの断面形状は特に限定されない。例えば、係合部9Cの断面形状は丸みを帯びた突出形状であってもよい。
上記実施例では、被係合部13Bの断面形状は矩形をなしている例を挙げて説明したが、被係合部13Bの断面形状は特に限定されない。例えば、被係合部13Bの断面形状は丸みを帯びた溝形状であってもよい。
上記実施例では、係合部9Cは突出しており、被係合部13Bは溝である例を挙げて説明したが、係合部9Cが溝であり、被係合部13Bが突出していてもよい。
上記実施例では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bと、が形成されている例を挙げて説明したが、係合部9Cや被係合部13Bはなくてもよい。
上記実施例では、第1ベルト9の係合部9Cと、第1回転ローラ13の被係合部13Bと、がそれぞれ、1〜3形成されている例を挙げて説明したが、係合部9Cや被係合部13Bの数は特に限定されず、4以上であってもよい。
上記実施例では、立ち壁部9Dが形成されている例を挙げて説明したが、立ち壁部9Dは形成されていなくてもよい。
上記実施例では、係合部9Cの断面形状は矩形をなしている例を挙げて説明したが、係合部9Cの断面形状は特に限定されない。例えば、係合部9Cの断面形状は丸みを帯びた突出形状であってもよい。
上記実施例では、被係合部13Bの断面形状は矩形をなしている例を挙げて説明したが、被係合部13Bの断面形状は特に限定されない。例えば、被係合部13Bの断面形状は丸みを帯びた溝形状であってもよい。
上記実施例では、係合部9Cは突出しており、被係合部13Bは溝である例を挙げて説明したが、係合部9Cが溝であり、被係合部13Bが突出していてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
医療の現場、介護の現場、外食産業、エステ・ネイルサロン等で使用されるおしぼりの製造に関する技術として広く利用される。
1;おしぼり製造装置
3;シート材
5;おしぼり
7;成形手段
9;第1ベルト
9A;搬送面
9B;端部
9C;係合部
9D;立ち壁部
11;第2ベルト
13;第1回転ローラ
13A;鍔部
13B;被係合部
15;第2回転ローラ
17;切断手段
17A;回転刃
17B;固定刃
19;散水手段
19A;散水部
21;ケース
23;送りローラ
3;シート材
5;おしぼり
7;成形手段
9;第1ベルト
9A;搬送面
9B;端部
9C;係合部
9D;立ち壁部
11;第2ベルト
13;第1回転ローラ
13A;鍔部
13B;被係合部
15;第2回転ローラ
17;切断手段
17A;回転刃
17B;固定刃
19;散水手段
19A;散水部
21;ケース
23;送りローラ
Claims (3)
- 帯状のシート材からおしぼりを製造するおしぼり製造装置であって、
前記シート材をおしぼりに成形する成形手段を備え、
前記成形手段は、前記シート材を搬送する第1ベルトと、
前記第1ベルトの搬送面に対向して配される第2ベルトと、を有し、
前記第1ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第1回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第2ベルトは、閉じたループ状をなし、複数の第2回転ローラに架け渡されるように配されており、
前記第1回転ローラのうちの少なくとも1つには、前記第1ベルトの幅方向の端部よりも外側の位置に鍔部が形成されていることを特徴とする、おしぼり製造装置。 - 前記第1ベルトの内側には、係合部が形成されており、
前記係合部は、前記第1回転ローラに形成された被係合部と係合されている請求項1に記載のおしぼり製造装置。 - 前記係合部と、前記被係合部は、複数対とされている請求項1又は2に記載のおしぼり製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014244735A JP2016106700A (ja) | 2014-12-03 | 2014-12-03 | おしぼり製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014244735A JP2016106700A (ja) | 2014-12-03 | 2014-12-03 | おしぼり製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016106700A true JP2016106700A (ja) | 2016-06-20 |
Family
ID=56122412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014244735A Pending JP2016106700A (ja) | 2014-12-03 | 2014-12-03 | おしぼり製造装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016106700A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070194A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-21 | Nak Won Jung | 濡れタオル自動供給装置 |
-
2014
- 2014-12-03 JP JP2014244735A patent/JP2016106700A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070194A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-21 | Nak Won Jung | 濡れタオル自動供給装置 |
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