JP2016100886A - 通信システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災したユーザ及び位置を特定できるようにする。【解決手段】 通信システムは、ユーザが携帯する携帯機器と、前記携帯機器から通信可能なサーバ装置とを備えている。前記携帯機器は、予め前記ユーザの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶し、また、GPSを用いて前記携帯機器の位置情報を作成する。前記携帯機器は、前記個人識別情報、前記被災時利用同意情報及び前記位置情報を含む前記ユーザ情報を定期的又は不定期に前記サーバ装置に送信する。前記サーバ装置は、第2記憶手段を備えている。前記第2記憶手段は、前記送信された前記ユーザ情報を記憶する。前記サーバ装置は、前記第2記憶手段内の前記ユーザ情報のうち、被災地域から送信された前記ユーザ情報内の少なくとも前記個人識別情報及び前記位置情報を出力する。【選択図】図1
Description
本発明は、通信システム及び方法に関する。
地震や土砂崩れ等の災害が生じた際に、生き埋め等によって人が行方不明になる状況がある。この種の状況においては、被災地域のどこに誰が存在していたかが不明であるため、被災者の特定に時間を要する場合がある。この場合、救助活動が遅れ、最悪の場合、被災者が死に至る可能性がある。
これに対し、被災者の特定や救助活動を迅速に行う観点から、携帯機器や寝具内機器などのように、ユーザの近傍にある機器から自動的に所在場所を通信する方法などが提案されている。この種の方法としては、例えば、以下に示す方式(1)〜(10)等がある。
(1)生体から発生される1Hz程度の微弱な電磁波を検出する方式。
(2)寝具内に設置される救難信号発生装置を災害時に起動する方式。
(3)予め設定された時間を経過すると、携帯電話から自動的に緊急事態発生及び所在場所を通報する方式。
(4)緊急時に無線基地局内の携帯電話に対して所有者を特定する情報を音響信号に変換して出力する方式。
(5)災害時に携帯電話の周波数の切り替えを行うことで通信手段を確保する方式。
(6)救急用の電池を用いて自身の存在を長時間継続して知らせる方式。
(7)疑似基地局から発する照会信号に対する移動体通信装置の応答信号から位置特定を支援する方式。
(8)配信される緊急地震速報による情報を解析し、自分のいる場所の震度を事前に告知する方式。
(9)携帯機器から超音波を発信して居場所を知らせる方式。
(10)個人情報を刻印したホイッスルを携帯する方式。
しかしながら、以上のような方式(1)〜(10)のうち、方式(2)〜(10)は、被災時に機器が故障した場合には、想定通りに実行できない可能性がある。
また、方式(1)は、被災者を特定できず、被災者の特定に時間を要してしまう。
方式(10)は、ホイッスルが無事でも、被災者が動けずに使用できない場合がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災したユーザ及び位置を特定し得る通信システム及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、通信システムは、ユーザが携帯する携帯機器と、前記携帯機器から通信可能なサーバ装置とを備えている。前記携帯機器は、第1記憶手段及び送信手段を備えている。
前記第1記憶手段は、予め前記ユーザの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶する。
前記携帯機器は、GPSを用いて前記携帯機器の位置情報を作成する。
前記送信手段は、前記個人識別情報、前記被災時利用同意情報及び前記位置情報を含む前記ユーザ情報を定期的又は不定期に前記サーバ装置に送信する。
前記サーバ装置は、第2記憶手段を備えている。
前記第2記憶手段は、前記送信された前記ユーザ情報を記憶する。
前記サーバ装置は、前記第2記憶手段内の前記ユーザ情報のうち、被災地域から送信された前記ユーザ情報内の少なくとも前記個人識別情報及び前記位置情報を出力する。
また、この発明の一つの観点は以下のような態様を備えることを特徴とする。
第1の態様は、分布情報作成装置を更に備えている。
第1の態様は、分布情報作成装置を更に備えている。
前記分布情報作成装置は、第3記憶手段を備えている。
前記第3記憶手段は、前記サーバ装置から出力された前記個人識別情報及び前記位置情報を記憶する。
前記分布情報作成装置は、前記第3記憶手段内の前記個人識別情報及び前記位置情報に基づいて、前記被災地域内の部分領域毎に前記個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する。
前記分布情報作成装置は、前記分布情報を出力する。
第2の態様は、安否確認検索装置を更に備えている。
前記安否確認検索装置は、第4記憶手段を備えている。
前記第4記憶手段は、前記サーバ装置から出力された前記個人識別情報及び前記位置情報を記憶する。
前記安否確認検索装置は、個人識別情報を含む第1検索要求を第1外部端末から受信する。
前記安否確認検索装置は、前記受信した第1検索要求に基づいて、前記第4記憶手段から前記個人識別情報及び前記位置情報を読み出す。
前記安否確認検索装置は、前記第4記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記位置情報を含む第1検索結果を前記第1外部端末に返信する。
第3の態様は、前記ユーザの医療・健康情報を管理する医療・健康情報管理装置を更に備えている。
前記第1記憶手段は、前記個人識別情報及び前記被災時利用同意情報に関連付けて医療・健康情報参照同意情報を記憶している。
前記送信手段は、前記定期的又は不定期に前記ユーザ情報と、当該ユーザ情報内の個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて前記第1記憶手段に記憶された前記医療・健康情報参照同意情報とを前記サーバ装置に送信する。
前記第2記憶手段は、前記送信された前記ユーザ情報と前記医療・健康情報参照同意情報とを関連付けて記憶している。
前記サーバ装置は、前記被災地域から送信された前記ユーザ情報内の前記個人識別情報と、当該個人識別情報に関連付けて前記第2記憶手段に記憶された前記医療・健康情報参照同意情報とを前記医療・健康情報管理装置に送信する。
前記医療・健康情報管理装置は、第5記憶手段及び第6記憶手段を備えている。
前記第5記憶手段は、前記ユーザの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて記憶する。
前記第6記憶手段は、前記サーバ装置から送信された前記個人識別情報及び前記医療・健康情報参照同意情報を記憶する。
前記医療・健康情報管理装置は、個人識別情報を含む第2検索要求を第2外部端末から受信する。
前記医療・健康情報管理装置は、前記受信した第2検索要求に基づいて、前記第6記憶手段から前記個人識別情報を読み出す。
前記医療・健康情報管理装置は、前記第6記憶手段から読み出した個人識別情報に基づいて、前記第5記憶手段から前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を読み出す。
前記医療・健康情報管理装置は、前記第5記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を含む第2検索結果を前記第2外部端末に返信する。
したがって、この発明の一つの観点によれば、携帯機器は、前記個人識別情報、前記被災時利用同意情報及び前記位置情報を含む前記ユーザ情報を定期的又は不定期に前記サーバ装置に送信する。また、サーバ装置は、前記ユーザ情報のうち、被災地域から送信された前記ユーザ情報内の少なくとも前記個人識別情報及び前記位置情報を出力する。
このため、被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災前に送信されたユーザ情報に基づいて、被災したユーザ及び位置を特定することができる。
第1の態様によれば、前記分布情報作成装置が、前記サーバ装置から出力された前記個人識別情報及び前記位置情報に基づいて、前記被災地域内の部分領域毎に前記個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する。
このため、分布情報に基づいて、救助者にどこを捜索すればよいかをレコメンドでき、救助活動の効率化を図ることができる。
第2の態様によれば、前記安否確認検索装置が、前記受信した第1検索要求に基づいて、前記第4記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記位置情報を含む第1検索結果を前記第1外部端末に返信する。
このため、携帯機器の位置情報を自治体や自衛隊等が行う救助活動に活用するだけでなく、近隣あるいは遠隔に存在する家族・友人・職場の同僚等の関係者からの安否確認のための情報としても活用することができる。
第3の態様によれば、前記医療・健康情報管理装置が、前記受信した第2検索要求に基づいて、前記第6記憶手段から前記個人識別情報を読み出し、当該個人識別情報に基づいて、前記第5記憶手段から前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を読み出す。また、前記医療・健康情報管理装置は、前記第5記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を含む第2検索結果を前記第2外部端末に返信する。
このため、ユーザの医療・健康情報を参照できることから、災害救助後の救急医療を速やかに実施することができる。
以上のように、この発明によれば、被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災したユーザ及び位置を特定できる通信システム及び方法を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる各実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図であり、図2から図4は同システム内の携帯機器及びサーバ装置の構成を示す模式図である。この通信システムは、ユーザA〜Cが携帯する携帯機器10A〜10Cと、当該携帯機器10A〜10Cから通信可能なサーバ装置20とを備えている。
図1は本発明の第1の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図であり、図2から図4は同システム内の携帯機器及びサーバ装置の構成を示す模式図である。この通信システムは、ユーザA〜Cが携帯する携帯機器10A〜10Cと、当該携帯機器10A〜10Cから通信可能なサーバ装置20とを備えている。
なお、携帯機器10Aの参照符号「10A」内のアルファベット「A」は、この携帯機器10AがユーザAに携帯されることを示している。他の携帯機器10B,10Cの参照符号「10B」,「10C」についても同様に、各携帯機器10B,10CがそれぞれユーザB,Cに携帯されることを示している。また、各実施形態では、携帯機器10A〜10Cとして、携帯電話やタブレット端末などの携帯端末を想定している。但し、携帯機器10A〜10Cとしては、携帯端末に限らず、例えば防犯ベルや腕時計のように携帯可能な任意の機器であれば、実現可能となっている。防犯ベルや腕時計の場合、家庭の方針などで携帯端末を持たないユーザ(例、小学生など)でも携帯可能なため、適用可能なユーザの範囲を広げることが可能である。
また、携帯機器10A〜10Cは、被災地域adの内部に示した2台と、被災地域adの外部に示した1台に限らず、任意の台数が使用可能となっている。例えば、この通信システムは、少なくとも1台の携帯機器10Aとサーバ装置20があれば動作する。
このような携帯機器10A〜10Cは、本実施形態に関する機能構成が互いに同一である。このため、以下の説明は、携帯機器10Aを代表例に挙げて述べる。なお、携帯機器10B,10Cについては、以下の説明中の「携帯機器10A」及び「ユーザA」を「携帯機器10B」及び「ユーザB」、又は「携帯機器10C」及び「ユーザC」に読み替えればよい。
携帯機器10Aは、図2に示すように、記憶部11と、個人識別情報及び被災時利用同意入力部12と、位置情報作成部13と、トリガ情報受信部14と、個人識別情報及び位置情報送信部15とを備えている。
記憶部(第1記憶手段)11は、予めユーザAの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶する。ユーザAの個人識別情報としては、ユーザAを識別可能な情報であればよく、例えば、氏名のみ、電話番号のみ、氏名と生年月日の組合せ、氏名と電話番号の組合せ、又は氏名と生年月日と電話番号の組合せなどが適宜、使用可能となっている。
個人識別情報及び被災時利用同意入力部12は、ユーザAの操作に応じて、予めユーザAの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶部11に書き込む機能をもっている。
位置情報作成部13は、GPSを用いて携帯機器10Aの位置情報(現在位置を示す位置情報)を作成する機能をもっている。なお、この位置情報を作成する機能は、1台のみを図示した複数のGPS衛星Sから発信された複数の位置特定情報を受信し、当該複数の位置特定情報に基づいて携帯機器10Aの位置情報を作成する既存のGPS機能を意味している。また、位置情報としては、例えば、緯度及び経度を含む座標データが使用可能となっている。
トリガ情報受信部14は、災害発生に関する警告情報に相当するトリガ情報を受信する機能と、トリガ情報を受信した直後に、ユーザ情報をサーバ装置20に送信するように個人識別情報及び位置情報送信部15を制御する機能をもっている。ここで、トリガ情報としては、例えば、緊急地震速報、大雨・暴風、暴風雪、大雪、高潮等の特別警報、又は警報などが適宜、使用可能となっている。
個人識別情報及び位置情報送信部15は、トリガ情報受信部14に制御され、記憶部11内の個人識別情報及び被災時利用同意情報と、位置情報作成部13により作成された位置情報とを含むユーザ情報を不定期にサーバ装置20に送信する送信機能をもっている。
なお、個人識別情報及び位置情報送信部15は、トリガ情報受信部14に制御されて不定期にユーザ情報を送信する構成に限らず、定期的にユーザ情報を送信する構成に変形してもよい。ユーザ情報を定期的に送信する場合、携帯機器10Aでは、図3に示すように、トリガ情報受信部14を省略してもよく、省略しなくてもよい。トリガ情報受信部14を省略しない場合、個人識別情報及び位置情報送信部15は、トリガ情報受信部14からの制御に応じてユーザ情報を不定期に送信する機能と、トリガ情報受信部14とは無関係にユーザ情報を定期的に送信する機能とを同時に備えている。また、個人識別情報及び位置情報送信部15は、ユーザ情報を定期的に送信する場合、例えば1日を通して一定間隔毎に送信してもよく、あるいは1日のうち、昼間と夜間とで送信する間隔を変更してもよい。このように、ユーザ情報を定期的に送信する機能は、例えば、ユーザ情報の送信時刻を設定テーブルに設定しておき、個人識別情報及び位置情報送信部15が設定テーブル内の送信時刻毎にユーザ情報を送信する処理によって実現してもよい。このような個人識別情報及び位置情報送信部15は、個人識別情報、被災時利用同意情報及び位置情報を含むユーザ情報を定期的又は不定期にサーバ装置20に送信する送信手段を構成している。
一方、サーバ装置20は、記憶部21と、個人識別情報及び位置情報入力部22と、被災地域情報入力部23と、位置情報処理部24と、個人識別情報特定部25と、個人識別情報出力部26とを備えている。
記憶部(第2記憶手段)21は、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報を記憶する記憶装置又は記憶装置の記憶領域である。ユーザ情報は、個人識別情報、被災時利用同意情報及び位置情報を含んでいる。
個人識別情報及び位置情報入力部22は、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報を記憶部21に書き込む機能をもっている。
被災地域情報入力部23、位置情報処理部24、個人識別情報特定部25及び個人識別情報出力部26は、記憶部21内のユーザ情報のうち、被災地域adから送信されたユーザ情報内の少なくとも個人識別情報及び位置情報を出力する機能をもっている。
ここで、被災地域情報入力部23は、管理者端末(図示せず)から送信された被災地域adを特定する被災地域情報を入力する機能をもっている。
位置情報処理部24は、被災地域情報入力部23から入力された被災地域情報に基づいて、地域情報−位置情報範囲の対応テーブル(図示せず)を検索することにより、被災地域adに対応する位置情報の範囲を特定する機能をもっている。ここで、地域情報−位置情報範囲の対応テーブルとしては、例えば、地域名と、位置情報の範囲とを予め対応付けて記述したテーブルが適宜、使用可能となっている。
個人識別情報特定部25は、記憶部21内のユーザ情報のうち、位置情報処理部24により特定された位置情報の範囲内にある位置情報を含む個人識別情報を特定する機能をもっている。
個人識別情報出力部26は、記憶部21内のユーザ情報のうち、少なくとも個人識別情報特定部25により特定された個人識別情報及びこの特定に用いた位置情報を出力する機能をもっている。なお、個人識別情報出力部26は、ユーザの個人識別情報及び位置情報に加え、当該ユーザの被災時利用同意情報を出力することも可能である。このことは、以下の各実施形態でも同様である。
次に、以上のように構成された通信システムの動作を図5のシーケンス図を用いて説明する。
始めに、携帯機器10Aにおいては、個人識別情報及び被災時利用同意入力部12が、ユーザAの操作に応じて、予めユーザAの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶部11に書き込む。記憶部11は、書き込まれたユーザAの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶する。同様に、携帯機器10B,10Cは、ユーザB,Cの操作に応じて、予めユーザB,Cの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶部11に書き込む。同様に、携帯機器10B,10Cの記憶部11は、書き込まれたユーザB,Cの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶する(ST1)。
次に、携帯機器10A〜10Cにおいては、位置情報作成部13が、GPSを用いて携帯機器10A〜10Cの位置情報を作成する(ST2)。
また、携帯機器10A〜10Cにおいては、トリガ情報受信部14が、災害発生に関する警告情報に相当するトリガ情報を受信する(ST3)。トリガ情報としては、例えば、緊急地震速報、大雨・暴風、暴風雪、大雪、高潮等の特別警報、又は警報などがある。
トリガ情報受信部14は、トリガ情報を受信した直後に、ユーザ情報をサーバ装置20に送信するように個人識別情報及び位置情報送信部15を制御する。
個人識別情報及び位置情報送信部15は、トリガ情報受信部14に制御され、記憶部11内の個人識別情報及び被災時利用同意情報と、位置情報作成部13により作成された位置情報とを含むユーザ情報を不定期にサーバ装置20に送信する(ST4)。但し、これに限らず、個人識別情報及び位置情報送信部15は、ユーザ情報を定期的にサーバ装置20に送信してもよい。いずれにしても、ユーザ情報は、災害発生時よりも前の時点でサーバ装置20に送信される。
一方、サーバ装置20では、個人識別情報及び位置情報入力部22が、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報を記憶部21に書き込む。記憶部21は、書き込まれたユーザ情報を記憶する(ST5)。ユーザ情報は、個人識別情報、被災時利用同意情報及び位置情報を含んでいる。
被災地域情報入力部23、位置情報処理部24、個人識別情報特定部25及び個人識別情報出力部26は、記憶部21内のユーザ情報のうち、被災地域adから送信されたユーザ情報内の少なくとも個人識別情報及び位置情報を出力する(ST6〜ST9)。
具体的には、被災地域情報入力部23は、管理者端末(図示せず)から送信された被災地域adを特定する被災地域情報を入力する(ST6)。
位置情報処理部24は、当該入力された被災地域情報に基づいて、地域情報−位置情報範囲の対応テーブル(図示せず)を検索することにより、被災地域adに対応する位置情報の範囲を特定する(ST7)。
個人識別情報特定部25は、記憶部21内のユーザ情報のうち、位置情報処理部24により特定された位置情報の範囲内の位置情報に対応する個人識別情報を特定する(ST8)。図1に示す例では、ユーザA〜Cのうち、ユーザA,Bの個人識別情報が特定される。
個人識別情報出力部26は、記憶部21内のユーザ情報のうち、少なくとも個人識別情報特定部25により特定された個人識別情報及びこの特定に用いた位置情報を出力する(ST9)。なお、ここで出力された個人識別情報及び位置情報は、ステップST4にて災害発生時よりも前の時点でサーバ装置20に送信されている。
従って、ステップST9で出力された個人識別情報及び位置情報によれば、被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災したユーザ及び位置を特定することができる。
上述したように本実施形態によれば、携帯機器10A〜10Cが、予め記憶したユーザの個人識別情報及び被災時利用同意情報と、GPSを用いて作成した位置情報を含むユーザ情報を定期的又は不定期にサーバ装置20に送信する。
サーバ装置20は、送信されたユーザ情報を記憶し、当該ユーザ情報のうち、被災地域adから送信されたユーザ情報内の少なくとも個人識別情報及び位置情報を出力する。
このように、携帯機器10A〜10Cがユーザ情報を定期的又は不定期にサーバ装置20に送信する構成により、被災時にユーザ近傍にある機器が故障した場合やユーザが動けない場合でも、被災したユーザ及び位置を特定することができる。
例えば、緊急地震速報や大雨洪水警報などを携帯機器10A〜10Cが受信した直後に、位置情報、個人識別情報、被災時情報利用同意をサーバ装置20に送信するので、サーバ装置20は、災害発生時の携帯機器10A〜10Cの位置情報を収集できる。
なお、位置情報としては、定期的に収集された場合よりも、不定期に収集された場合の方が、ユーザの移動可能な範囲が小さいことから、高い精度をもつと推測される。但し、定期的に収集された場合であっても、不定期に収集された場合と同じく、従来とは異なり、被災したユーザ及び位置を特定できる点で有効である。
いずれにしても、本実施形態によれば、事前にユーザが日々携帯する携帯機器10A〜10CにユーザA〜Cの個人識別情報の入力と、被災時の個人識別情報利用の同意入力を行い、位置情報と合わせてサーバ装置20に送信しておく。これにより、災害発生時点で災害発生地域に存在した携帯機器10A〜10Cに対応する個人識別情報及び位置情報を出力することができる。
また、被災者の位置情報を活用した早期の救出活動が可能となる。
さらに、被災地域における安否確認を効率化することができる。
また、被災時利用同意情報として、事前に被災等の個人識別情報及び位置情報を利用する条件を指定することで、プライバシーに配慮した個人識別情報の利用が可能である。
<第2の実施形態>
図6は本発明の第2の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。なお、以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。なお、以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
第2の実施形態は、図1に示した構成に比べ、被災者の分布を示して救助活動の効率化を図る観点から、分布情報作成装置30を更に備えている。
ここで、分布情報作成装置30は、図7に示すように、記憶部31と、個人識別情報及び位置情報入力部32と、被災地域情報入力部33と、位置情報処理部34と、分布情報作成部35と、分布情報出力部36とを備えている。
記憶部(第3記憶手段)31は、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶する記憶装置又は記憶装置内の記憶領域である。
個人識別情報及び位置情報入力部32は、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶部31に書き込む機能をもっている。
被災地域情報入力部33、位置情報処理部34及び分布情報作成部35は、記憶部31内の個人識別情報及び位置情報に基づいて、被災地域ad内の部分領域毎に個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する機能をもっている。
ここで、被災地域情報入力部33は、管理者端末(図示せず)から送信された被災地域adを特定する被災地域情報を入力する機能をもっている。
位置情報処理部34は、被災地域情報入力部33から入力された被災地域情報に基づいて、被災地域adに対応する位置情報の範囲と、被災地域ad内の部分領域毎に対応する位置情報の範囲とを特定する機能をもっている。ここで、位置情報の範囲を特定する機能は、例えば、地域情報−位置情報範囲の対応テーブル(図示せず)を検索することにより、実施可能となっている。地域情報−位置情報範囲の対応テーブルとしては、例えば、地域名と、位置情報の範囲とを予め対応付けて記述したテーブルが適宜、使用可能となっている。
分布情報作成部35は、記憶部31内の個人識別情報及び位置情報のうち、位置情報処理部34により特定された位置情報の範囲内にある位置情報及び個人識別情報に基づいて、被災地域ad内の部分領域毎に個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する。ここで、分布情報は、被災地域ad内の部分領域毎に個人識別情報の個数を表形式で示す情報としてもよい。あるいは、分布情報は、図8に示すように、被災地域ad内の部分領域pr1,pr2毎に個人識別情報の個数(人数)を地図上に示す情報としてもよい。ここで、分布情報に示す個人識別情報の個数(人数)は、切り上げ、切り捨て又は四捨五入などの処理により、端数を丸めてもよい。
分布情報出力部36は、分布情報作成部35により作成された分布情報を出力する機能をもっている。
次に、以上のように構成された通信システムの動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
始めに、ステップST1〜ST9が前述同様に実行され、被災地域ad内の携帯機器10A,10Bから送信されたユーザ情報内の少なくとも個人識別情報及び位置情報がサーバ装置20から出力されたとする。
分布情報作成装置30では、個人識別情報及び位置情報入力部32が、当該出力された個人識別情報及び位置情報を記憶部31に書き込む。記憶部31は、書き込まれた個人識別情報及び位置情報を記憶する(ST11)。
被災地域情報入力部33、位置情報処理部34及び分布情報作成部35は、記憶部31内の個人識別情報及び位置情報に基づいて、被災地域ad内の部分領域毎に個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する(ST12〜ST14)。
具体的には、被災地域情報入力部33は、管理者端末(図示せず)から送信された被災地域adを特定する被災地域情報を入力する(ST12)。
位置情報処理部34は、当該入力された被災地域情報に基づいて、被災地域adに対応する位置情報の範囲と、被災地域ad内の部分領域毎に対応する位置情報の範囲とを特定する(ST13)。
分布情報作成部35は、記憶部31内の個人識別情報及び位置情報のうち、当該特定された位置情報の範囲内にある位置情報及び個人識別情報に基づいて、被災地域ad内の部分領域毎に個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する(ST14)。
分布情報出力部36は、当該作成された分布情報を出力する(ST15)。分布情報の出力先は、例えば、分布情報作成装置30の表示部としてもよく、また、救助者が用いる端末装置などとしてもよい。
ステップST15で出力された分布情報によれば、例えば図8に示すように、被災者の分布が分かるので、救助活動の効率化を図ることができる。
上述したように本実施形態によれば、分布情報作成装置30が、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶し、当該個人識別情報及び位置情報に基づいて、被災地域内の部分領域毎に個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する。
これにより、第1の実施形態の効果に加え、被災地域内の部分領域毎に被災者の分布が分かるので、例えば、救助者にどこを捜索すればよいかをレコメンドでき、救助活動の効率化を図ることができる。
また、部分領域を単位面積をもつ領域とした場合、被災地域内で単位面積あたりの携帯機器の台数(被災者の人数)を計算し、この計算結果を分布情報とすることもできる。このような分布情報を活用し、地図上へのマッピング処理などを行うことにより、生き埋め等の人的被害の多い場所を瞬時に把握できる。このようにしても、救助活動の大幅な効率化を実現することができる。
<第3の実施形態>
図10は本発明の第3の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図である。
図10は本発明の第3の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図である。
第3の実施形態は、図6に示した構成に比べ、安否確認を実施する観点から、安否確認検索装置40を更に備えている。但し、図10内の分布情報作成装置30は、必須ではなく、省略してもよい。また、安否確認検索装置40は、第1外部端末50から通信可能となっている。第1外部端末50は、安否確認用に配置された専用端末でもよく、ユーザの家族F等が所有する任意の通信端末のいずれとしてもよい。
ここで、安否確認検索装置40は、図11に示すように、記憶部41と、個人識別情報及び位置情報入力部42と、検索要求入力部43と、検索部44と、検索結果出力部45とを備えている。
記憶部(第4記憶手段)41は、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶する記憶装置又は記憶装置内の記憶領域である。
個人識別情報及び位置情報入力部42は、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶部41に書き込む機能をもっている。
検索要求入力部43は、個人識別情報を含む第1検索要求を第1外部端末50から受信する機能をもっている。受信した第1検索要求は、例えば、検索要求入力部43から検索部44に入力される。なお、これに限らず、第1検索要求は、検索要求入力部43に保持された状態から、検索部44に読み出されてもよい。いずれにしても、受信した第1検索要求は、検索部44に取得される。
検索部44は、検索要求入力部43が受信した第1検索要求に基づいて、記憶部41から個人識別情報及び位置情報を読み出す機能をもっている。
検索結果出力部45は、記憶部41から読み出された個人識別情報及び位置情報を含む第1検索結果を第1外部端末50に返信する機能をもっている。
次に、以上のように構成された通信システムの動作を図12のシーケンス図を用いて説明する。
始めに、ステップST1〜ST9が前述同様に実行され、被災地域ad内の携帯機器10A,10Bから送信されたユーザ情報内の少なくとも個人識別情報及び位置情報がサーバ装置20から出力されたとする。
安否確認検索装置40では、個人識別情報及び位置情報入力部42が、当該出力された個人識別情報及び位置情報を記憶部41に書き込む。記憶部41は、書き込まれた個人識別情報及び位置情報を記憶する(ST21)。
続いて、第1外部端末50は、例えば、ユーザAの家族Fの操作に応じて、ユーザAの個人識別情報(氏名、生年月日、電話番号など)を含む第1検索要求を安否確認検索装置40に送信する(ST22)。
安否確認検索装置40では、検索要求入力部43が、この第1検索要求を第1外部端末50から受信する(ST23)。
検索部44は、当該受信した第1検索要求に基づいて、記憶部41から個人識別情報及び位置情報を読み出す(ST24)。
検索結果出力部45は、記憶部41から読み出された個人識別情報及び位置情報を含む第1検索結果を第1外部端末50に返信する(ST25)。
第1外部端末50は、この第1検索結果を受信して画面に表示する(ST26)。
この第1検索結果に含まれる個人識別情報及び位置情報によれば、第1検索要求内の個人識別情報が示すユーザAの携帯機器10Aが被災地域adに存在したか否かを確認することができる。
上述したように本実施形態によれば、安否確認検索装置40が、サーバ装置20から出力された個人識別情報及び位置情報を記憶し、個人識別情報を含む第1検索要求を第1外部端末50から受信する。また、安否確認検索装置40は、受信した第1検索要求に基づいて、記憶部41から個人識別情報及び位置情報を読み出し、当該個人識別情報及び位置情報を含む第1検索結果を第1外部端末50に返信する。
従って、第1又は第2の実施形態の効果に加え、第1検索要求内の個人識別情報が示すユーザAの携帯機器10Aが災害発生時に被災地域adに存在したか否かを確認することができる。
また、被災地域ad内の個人識別情報を被災時利用同意情報に基づき、家族や自治体などが検索する手段を有することで、安否確認を実施することができる。
また、携帯機器10A〜10Cの位置情報を自治体や自衛隊等が行う救助活動に活用するだけでなく、近隣あるいは遠隔に存在する家族・友人・職場の同僚等の関係者からの安否確認のための情報としても活用することができる。
また、家族F等はインターネット、電話回線を通じて安否確認検索装置40にアクセスし、電話番号や氏名等の個人識別情報による検索を行うことができる。これにより、家族F等は、被災地域adに特定の電話番号の携帯機器10A〜10C、あるいは特定の氏名に対応する携帯機器10A〜10Cが存在したか否かを確認することができる。
<第4の実施形態>
図13は本発明の第4の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図である。
図13は本発明の第4の実施形態に係る通信システム及びその周辺構成を示す模式図である。
第4の実施形態は、図1に示した構成に比べ、被災者の医療・健康情報を参照可能とする観点から、医療機関装置60から通信可能な医療・健康情報管理装置70を更に備えている。なお、図13に示した構成は、図6又は図10に示した構成に組み合わせてもよい。すなわち、図13に示した構成は、前述した分布情報作成装置30,安否確認検索装置40及び第1外部端末50等を適宜、追加してもよい。また、医療・健康情報管理装置70は、第2外部端末80から通信可能となっている。第2外部端末80は、医療・健康情報検索用に配置された専用端末でもよく、医師又は看護師等の医療従事者MEDが所有する任意の通信端末のいずれとしてもよい。
これに伴い、携帯機器10A内の記憶部11は、図14に示すように、個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて医療・健康情報参照同意情報を記憶している。すなわち、個人識別情報及び被災時利用同意入力部12は、ユーザAの操作に応じて、個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて医療・健康情報参照同意情報を記憶部11に書き込む機能をもっている。
携帯機器10A内の個人識別情報及び位置情報送信部15は、定期的又は不定期にユーザ情報と、当該ユーザ情報内の個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて記憶部11に記憶された医療・健康情報参照同意情報とをサーバ装置20に送信する機能をもっている。後述する動作の説明では、不定期に送信する場合として、トリガ情報を受信した直後に、ユーザ情報と医療・健康情報参照同意情報とをサーバ装置20に送信する場合を例に挙げて述べる。但し、前述同様に、個人識別情報及び位置情報送信部15は、定期的にユーザ情報を送信するようにしてもよい。
サーバ装置20内の記憶部21は、図15に示すように、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報と医療・健康情報参照同意情報とを関連付けて記憶している。すなわち、個人識別情報及び位置情報入力部22は、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報と医療・健康情報参照同意情報と関連付けて記憶部21に書き込む機能をもっている。
サーバ装置20内の個人識別情報出力部26は、被災地域adから送信されたユーザ情報内の個人識別情報と、当該個人識別情報に関連付けて記憶部21に記憶された医療・健康情報参照同意情報とを医療・健康情報管理装置70に送信する機能を更にもっている。
医療機関装置60は、病院等の医療機関がユーザの医療・健康情報の保管などに用いているコンピュータ装置である。医療機関装置60は、例えば、定期的又は不定期に医療・健康情報を医療・健康情報管理装置70に送信する機能をもっている。
医療・健康情報管理装置70は、図16に示すように、医療・健康情報記憶部71、同意情報記憶部72、個人識別情報及び医療・健康情報入力部73、個人識別情報及び同意情報入力部74、検索要求入力部75、検索部76及び検索結果出力部77を備えている。
医療・健康情報記憶部(第5記憶手段)71は、ユーザの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて記憶する記憶装置又は記憶装置の記憶領域である。ここで、医療・健康情報としては、例えば、身長、体重、血液型、健康診断結果、投薬情報などのように、ユーザの医療・健康に関する情報が使用可能となっている。
同意情報記憶部(第6記憶手段)72は、サーバ装置20から送信された個人識別情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶する記憶装置又は記憶装置の記憶領域である。
個人識別情報及び医療・健康情報入力部73は、医療機関装置60から送信されたユーザの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて医療・健康情報記憶部71に書き込む機能をもっている。なお、個人識別情報及び医療・健康情報入力部73は、医療機関装置60から送信されたユーザの個人識別情報、医療・健康情報及び家族の連絡先を関連付けて医療・健康情報記憶部71に書き込む機能を有していてもよい。この場合、図17に示すように、医療・健康情報記憶部71は、ユーザの個人識別情報、医療・健康情報及び家族の連絡先を関連付けて記憶する。家族の連絡先としては、例えば、電話番号又は電子メールアドレス等が適宜、使用可能となっている。なお、連絡先としては、家族に限らず、親戚、友人、知人などの如き、任意の緊急連絡先が使用可能となっている。
個人識別情報及び同意情報入力部74は、サーバ装置20から送信された個人識別情報及び医療・健康情報参照同意情報を同意情報記憶部72に書き込む機能をもっている。
検索要求入力部75は、個人識別情報を含む第2検索要求を第2外部端末80から受信する機能をもっている。受信した第2検索要求は、例えば、検索要求入力部75から検索部76に入力される。なお、これに限らず、第2検索要求は、検索要求入力部75に保持された状態から、検索部76に読み出されてもよい。いずれにしても、受信した第2検索要求は、検索部76に取得される。
検索部76は、検索要求入力部75が受信した第2検索要求に基づいて、同意情報記憶部72から個人識別情報を読み出す機能と、当該読み出した個人識別情報に基づいて、医療・健康情報記憶部71から個人識別情報及び医療・健康情報を読み出す機能とをもっている。
検索結果出力部77は、検索部76により医療・健康情報記憶部71から読み出した個人識別情報及び医療・健康情報を含む第2検索結果を第2外部端末80に返信する機能をもっている。
次に、以上のように構成された通信システムの動作を図18及び図19のシーケンス図を用いて説明する。
始めに、携帯機器10Aにおいては、個人識別情報及び被災時利用同意入力部12が、ユーザAの操作に応じて、ユーザAの個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて医療・健康情報参照同意情報を記憶部11に書き込む。記憶部11は、書き込まれたユーザAの個人識別情報、被災時利用同意情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶する。同様に、携帯機器10B,10Cは、ユーザB,Cの操作に応じて、予めユーザB,Cの個人識別情報、被災時利用同意情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶部11に書き込む。同様に、携帯機器10B,10Cの記憶部11は、書き込まれたユーザB,Cの個人識別情報、被災時利用同意情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶する(ST1a)。
ステップST2〜ST3は、前述同様に実行される。
ステップST3の後、携帯機器10A内の個人識別情報及び位置情報送信部15は、ユーザ情報と、当該ユーザ情報内の個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて記憶部11に記憶された医療・健康情報参照同意情報とをサーバ装置20に送信する(ST4a)。
一方、サーバ装置20では、個人識別情報及び位置情報入力部22が、携帯機器10A〜10Cから送信されたユーザ情報と医療・健康情報参照同意情報と関連付けて記憶部21に書き込む。記憶部21は、書き込まれたユーザ情報と医療・健康情報参照同意情報とを関連付けて記憶する(ST5a)。
各部23〜26は、記憶部21の記憶内容のうち、被災地域adから送信されたユーザ情報内の個人識別情報と、当該個人識別情報に関連付けて記憶部21に記憶された医療・健康情報参照同意情報とを医療・健康情報管理装置70に送信する(ST6〜ST8,ST9a)。
ステップST6〜ST8は、前述同様に実行される。
サーバ装置20内の個人識別情報出力部26は、記憶部21内のユーザ情報のうち、ステップST8で特定された個人識別情報と、当該個人識別情報に関連付けて記憶部21に記憶された医療・健康情報参照同意情報とを医療・健康情報管理装置70に送信する(ST9a)。
ステップST9は、前述同様に実行される。なお、ステップST9a,ST9は、いずれを先に実行してもよい。
医療・健康情報管理装置70では、図19に示すように、個人識別情報及び医療・健康情報入力部73が、医療機関装置60から送信されたユーザA〜Cの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて医療・健康情報記憶部71に書き込む。医療・健康情報記憶部71は、書き込まれた個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて記憶する(ST31)。なお、個人識別情報及び医療・健康情報入力部73は、医療機関装置60から送信されたユーザの個人識別情報、医療・健康情報及び家族の連絡先を関連付けて医療・健康情報記憶部71に書き込んでもよい。この場合、医療・健康情報記憶部71は、ユーザの個人識別情報、医療・健康情報及び家族の連絡先を関連付けて記憶する。
また、医療・健康情報管理装置70では、個人識別情報及び同意情報入力部74が、ステップST9aで送信された個人識別情報及び医療・健康情報参照同意情報を同意情報記憶部72に書き込む。同意情報記憶部72は、書き込まれた個人識別情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶する(ST32)。
続いて、第2外部端末80は、例えば、医療従事者MEDの操作に応じて、ユーザAの個人識別情報(氏名、生年月日、電話番号など)を含む第2検索要求を医療・健康情報管理装置70に送信する(ST33)。なお、ステップST33よりも前に、医療従事者MEDには、別途、ステップST9で出力された個人識別情報及び位置情報が連絡されているものとする。
医療・健康情報管理装置70では、検索要求入力部75が、この第2検索要求を第2外部端末80から受信する(ST34)。
検索部76は、受信した第2検索要求に基づいて、同意情報記憶部72から個人識別情報を読み出す。また、検索部76は、当該読み出した個人識別情報に基づいて、医療・健康情報記憶部71から個人識別情報及び医療・健康情報を読み出す(ST35)。
検索結果出力部77は、検索部76により医療・健康情報記憶部71から読み出した個人識別情報及び医療・健康情報を含む第2検索結果を第2外部端末80に返信する(ST36)。
第2外部端末80は、この第2検索結果を受信して画面に表示する(ST37)。また、第2外部端末80は、医療従事者MEDの操作により、第2検索結果をプリンタ(図示せず)から印刷出力する。
この第2検索結果に含まれる個人識別情報及び医療・健康情報によれば、ユーザの医療・健康に関する情報(身長、体重、血液型、健康診断結果、投薬情報など)を確認できるので、災害救助後の救急医療を速やかに実施することができる。
上述したように本実施形態によれば、医療・健康情報管理装置70が、ユーザの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて記憶する。医療・健康情報管理装置70は、サーバ装置20から送信された個人識別情報及び医療・健康情報参照同意情報を記憶する。
医療・健康情報管理装置70は、個人識別情報を含む第2検索要求を第2外部端末80から受信し、第2検索要求に基づいて、同意情報記憶部72から個人識別情報を読み出す。医療・健康情報管理装置70は、当該読み出した個人識別情報に基づいて、医療・健康情報記憶部71から個人識別情報及び医療・健康情報を読み出す。
医療・健康情報管理装置70は、医療・健康情報記憶部71から読み出した個人識別情報及び医療・健康情報を含む第2検索結果を第2外部端末80に返信する。
これにより、第1乃至第3の各実施形態の効果に加え、ユーザの医療・健康情報を参照できることから、災害救助後の救急医療を速やかに実施することができる。
すなわち、被災時情報利用同意に加え、ユーザの医療・健康情報を予め保管しておき、この医療・健康情報に対する参照同意情報を送信する構成により、被災者を発見すると同時に救急医療を開始することができる。
なお、本実施形態は、これに限らず、例えば、医療・健康情報を医療・健康情報管理装置70に登録せずに、医療・健康情報参照同意情報による参照権限を付与して医療機関装置60内の医療・健康情報を参照するように変形してもよい。
また同様に、ユーザの医療・健康情報と共に、ユーザの家族の連絡先を保管しておき、医療・健康情報を含む第2検索結果に家族の連絡先を含めることで、被災者の情報をリアルタイムで共有でき、連絡に要する時間を短縮することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、被災時利用同意情報は、明示的な情報でなくてもよい。例えば被災時に利用同意する場合に個人識別情報を記憶部11に書き込むため、個人識別情報が書き込まれている場合には被災時利用同意情報が存在するものと取り扱ってもよい。
また、トリガ情報としては、緊急地震速報や気象警報などのように受信する電波情報に限らず、ユーザの操作に基づいて発生する任意の情報が使用可能となっている。例えば、ユーザが入力した送信命令をトリガ情報としてもよい。また例えば、携帯機器10Aが作成する位置情報が火山を示し、且つユーザAが火山の噴火又は噴煙を撮影した場合などのように、位置情報及び撮影画像から被災の可能性を検知してトリガ情報を発生するようにしてもよい。
また、医療・健康情報参照同意情報に関連付けて自己申告の医療・健康情報を携帯機器に記憶しておき、医療・健康情報参照同意情報を送信する際に、医療・健康情報参照同意情報に関連付けて自己申告の医療・健康情報も送信するようにしてもよい。自己申告の医療・健康情報としては、例えば、アレルギー情報、既往症、その他、救急医療に対する注意事項などが適宜、使用可能となっている。この場合、医療機関に医療・健康情報がなくても、自己申告の医療・健康情報に基づいて、適切な救急医療を実施することが可能となる。
その他、携帯機器、サーバ装置、分布情報作成装置、安否確認検索装置及び医療・健康情報管理装置の構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。同様に、記憶した個人識別情報と位置情報、分布情報、第1検索結果及び第2検索結果の各々を出力するまでの一連の処理手順や処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10A〜10C…携帯機器、11,21,31,41…記憶部、12…個人識別情報及び被災時利用同意入力部、13…位置情報作成部、14…トリガ情報受信部、15…個人識別情報及び位置情報送信部、20…サーバ装置、22,32,42…個人識別情報及び位置情報入力部、23,33…被災地域情報入力部、24,34…位置情報処理部、25…個人識別情報特定部、26…個人識別情報出力部、30…分布情報作成装置、35…分布情報作成部、36…分布情報出力部、40…安否確認検索装置、43,75…検索要求入力部、44,76…検索部、45,77…検索結果出力部、50…第1外部端末、60…医療機関装置、70…医療・健康情報管理装置、71…医療・健康情報記憶部、72…同意情報記憶部、73…個人識別情報及び医療・健康情報入力部、74…個人識別情報及び同意情報入力部、80…第2外部端末、A〜C…ユーザ、ad…被災地域、pr1,pr2…部分領域、S…GPS衛星。
Claims (5)
- ユーザが携帯する携帯機器と、前記携帯機器から通信可能なサーバ装置とを備えた通信システムであって、
前記携帯機器は、
予め前記ユーザの個人識別情報及び被災時利用同意情報を記憶する第1記憶手段と、
GPSを用いて前記携帯機器の位置情報を作成する手段と、
前記個人識別情報、前記被災時利用同意情報及び前記位置情報を含む前記ユーザ情報を定期的又は不定期に前記サーバ装置に送信する送信手段と
を備え、
前記サーバ装置は、
前記送信された前記ユーザ情報を記憶する第2記憶手段と、
前記第2記憶手段内の前記ユーザ情報のうち、被災地域から送信された前記ユーザ情報内の少なくとも前記個人識別情報及び前記位置情報を出力する手段と
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
分布情報作成装置を更に備え、
前記分布情報作成装置は、
前記サーバ装置から出力された前記個人識別情報及び前記位置情報を記憶する第3記憶手段と、
前記第3記憶手段内の前記個人識別情報及び前記位置情報に基づいて、前記被災地域内の部分領域毎に前記個人識別情報の個数を示す分布情報を作成する手段と、
前記分布情報を出力する手段と
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
安否確認検索装置を更に備え、
前記安否確認検索装置は、
前記サーバ装置から出力された前記個人識別情報及び前記位置情報を記憶する第4記憶手段と、
個人識別情報を含む第1検索要求を第1外部端末から受信する手段と、
前記受信した第1検索要求に基づいて、前記第4記憶手段から前記個人識別情報及び前記位置情報を読み出す手段と、
前記第4記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記位置情報を含む第1検索結果を前記第1外部端末に返信する手段と
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記ユーザの医療・健康情報を管理する医療・健康情報管理装置を更に備え、
前記第1記憶手段は、前記個人識別情報及び前記被災時利用同意情報に関連付けて医療・健康情報参照同意情報を記憶しており、
前記送信手段は、前記定期的又は不定期に前記ユーザ情報と、当該ユーザ情報内の個人識別情報及び被災時利用同意情報に関連付けて前記第1記憶手段に記憶された前記医療・健康情報参照同意情報とを前記サーバ装置に送信し、
前記第2記憶手段は、前記送信された前記ユーザ情報と前記医療・健康情報参照同意情報とを関連付けて記憶しており、
前記サーバ装置は、
前記被災地域から送信された前記ユーザ情報内の前記個人識別情報と、当該個人識別情報に関連付けて前記第2記憶手段に記憶された前記医療・健康情報参照同意情報とを前記医療・健康情報管理装置に送信する手段と
を備え、
前記医療・健康情報管理装置は、
前記ユーザの個人識別情報及び医療・健康情報を関連付けて記憶する第5記憶手段と、
前記サーバ装置から送信された前記個人識別情報及び前記医療・健康情報参照同意情報を記憶する第6記憶手段と、
個人識別情報を含む第2検索要求を第2外部端末から受信する手段と、
前記受信した第2検索要求に基づいて、前記第6記憶手段から前記個人識別情報を読み出す手段と、
前記第6記憶手段から読み出した個人識別情報に基づいて、前記第5記憶手段から前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を読み出す手段と、
前記第5記憶手段から読み出した前記個人識別情報及び前記医療・健康情報を含む第2検索結果を前記第2外部端末に返信する手段と
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 第1記憶手段を備えてユーザが携帯する携帯機器と、第2記憶手段を備えて前記携帯機器から通信可能なサーバ装置とを備えた通信システムが実行する通信方法であって、
前記携帯機器が、予め前記ユーザの個人識別情報及び被災時利用同意情報を前記第1記憶手段に書き込む工程と、
前記携帯機器が、GPSを用いて前記携帯機器の位置情報を作成する工程と、
前記携帯機器が、前記個人識別情報、前記被災時利用同意情報及び前記位置情報を含む前記ユーザ情報を定期的又は不定期に前記サーバ装置に送信する送信工程と、
前記サーバ装置が、前記送信された前記ユーザ情報を前記第2記憶手段に書き込む工程と、
前記サーバ装置が、前記第2記憶手段内の前記ユーザ情報のうち、被災地域から送信された前記ユーザ情報内の少なくとも前記個人識別情報及び前記位置情報を出力する工程と
を備えたことを特徴とする通信方法。
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