JP2016099880A - 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置 - Google Patents

生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016099880A
JP2016099880A JP2014237967A JP2014237967A JP2016099880A JP 2016099880 A JP2016099880 A JP 2016099880A JP 2014237967 A JP2014237967 A JP 2014237967A JP 2014237967 A JP2014237967 A JP 2014237967A JP 2016099880 A JP2016099880 A JP 2016099880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
similarity
authentication
feature data
collation
biometric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014237967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6394323B2 (ja
Inventor
山田 茂史
Shigefumi Yamada
茂史 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014237967A priority Critical patent/JP6394323B2/ja
Priority to US14/937,987 priority patent/US9680826B2/en
Priority to EP15194274.5A priority patent/EP3026597A1/en
Priority to CN201510811101.1A priority patent/CN105631397B/zh
Publication of JP2016099880A publication Critical patent/JP2016099880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6394323B2 publication Critical patent/JP6394323B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/70Multimodal biometrics, e.g. combining information from different biometric modalities
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/245Query processing
    • G06F16/2457Query processing with adaptation to user needs
    • G06F16/24578Query processing with adaptation to user needs using ranking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/22Matching criteria, e.g. proximity measures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/32User authentication using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voiceprints
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/0861Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities using biometrical features, e.g. fingerprint, retina-scan
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/14Vascular patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/50Maintenance of biometric data or enrolment thereof
    • G06V40/58Solutions for unknown imposter distribution

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Evolutionary Biology (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の課題は、左右対称性のある部位の生体情報を用いた認証精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、前記左右の照合特徴データと、認証時の生体情報から生成した左右の照合特徴データとを比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時の前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定することにより達成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生体情報を用いた認証技術に関する。
近年、生体認証技術は国民ID発行時の重複登録チェック(登録済の人を検出)や犯罪者などのブラックリストチェックへの適用が進んでいる。このような用途では適用する国や地域によっては数千万から数億人など極めて大規模人数になり、一つの生体情報を用いた認証技術では識別することが困難である。具体的には、異なる人を誤って同じ人と判定する場合がある。
大規模人数に対応するため、複数の生体情報を用いたマルチバイオメトリック認証技術が必要である。マルチバイオメトリック認証技術では、複数の生体情報のそれぞれの認証結果をどのように組み合わせるかが重要であり、判定レベル融合(decision level fusion)、スコアレベル融合(score level fusion)など多数の技術がある。
指紋、虹彩、顔、掌紋、筆跡など異なる種類の生体情報を組み合わせたマルチバイオメトリック認証技術では、利用者が入力する生体情報を選択でき、その組合せに基づいて認証精度(照合の判定閾値)を決定する。
また、人の両目の虹彩、指の指紋等の複数の生体情報を組み合わせるマルチバイオメトリック認証技術は、特にマルチインスタンス(multi-instance)と呼ばれる。このマルチインスタンス認証技術では、1種類の生体情報を取得するセンサを利用する。センサを増やさずにマルチバイオメトリック認証技術を安価に導入できるため着目されている。
特開2005−317049号公報 特開2003−30154号公報 特開2005−215963号公報 国際公開第2010/044250号公報
上述したマルチバイオメトリック認証技術では、異なる種類の生体情報は、取得する生体情報の種類に応じた複数のセンサを用いて取得される。従って、複数のセンサに費用が掛るといった問題がある。
また、マルチインスタンス認証技術では、認証される人物Aの識別情報で特定される生体情報と、人物Aが本人確認のために入力した生体情報とを照合する場合(1対1照合)には、本人確認を精度良く行える。
しかしながら、両手の生体情報を用いて認証する場合、上記いずれの従来技術においても、両手の左右対称性を考慮していない。従って、人物Aの右手の生体情報での照合が十分に確認できない場合に左手の生体情報を加えて照合したとしても、人物Aの右手の生体情報が類似する他人の人物Bの左手の生体情報が、人物Aの左手の生体情報と類似する可能性がある。人物Aと人物Bとの識別が困難な場合がある。
このように、大量の生体情報の中から、同一人物の生体情報を重複して登録しないように制限する場合(1対N照合)、人物Bとは別人の人物Aを登録できないといった問題がある。また、大量の生体情報の中に、人物Aが入力した生体情報と一致する生体情報の存在の確認により人物Aに所定の事項を適用する場合(1対N照合)、人物Aが人物A以外の他人として認証され、人物Aに対して適用されないはずの事項が適用されるといった問題がある。
したがって、1つの側面では、本発明は、左右対称性のある部位の生体情報を用いた認証精度を向上させることを目的とする。
一態様によれば、身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し、生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する処理をコンピュータが行う生体認証方法が提供される。
また、上記課題を解決するための手段として、上記方法を行う装置、コンピュータに上記処理を実行させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記憶した記憶媒体とすることもできる。
左右対称性のある部位の生体情報を用いた認証精度を向上させることができる。
生体認証装置のハードウェア構成図を示す図である。 生体認証装置の機能構成例を示す図である。 登録DBのデータ構成例を示す図である。 図2に示す機能構成のうち、登録処理に関する機能構成例を示す図である。 登録処理を説明するためのフローチャート図である。 図2に示す機能構成のうち、認証処理に関する機能構成例を示す図である。 認証処理を説明するためのフローチャート図である。 認証処理の他の例を説明するためのフローチャート図である。 生体認証システムの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先ず、大規模人数を対象にした1対N照合による生体認証の例として、国民一人ひとりを生体情報で認証することが考えられる。
同じ種類の生体情報を用いるマルチインスタンス認証技術では、一般に利用する生体情報に何らかの依存関係があるため、組合せた結果に対し影響が生じる。即ち、異なる種類の生体情報を用いる場合のように、シンプルに組み合わせることができない。
両手の手のひら静脈情報を用いたマルチバイオメトリック認証技術を導入する場合を例に説明する。手のひら静脈情報は、千差万別のパターンを示し、同じ人の左右の手に関しても基本的に異なる。
ただし、手のひらの形状やサイズが類似すると、両手の左右対称性により静脈パターンが存在する領域(region of interest)が類似するため、左右の手のひら静脈情報を比較照合した結果の類似度は他人の手のひら静脈情報と比較した場合と比べて少なからず高くなる傾向にある。
左右の手の類似性は人によって変わり、さらには入力時の手の形状によっても変わる。このような左右の手の類似性により、他人同士の両手を照合した時に、一方(例えば、右手)の類似度が高かった場合には、他方(例えば、左手)の類似度が高くなる。
ここで、左右対称性を有する両手の手のひら静脈情報を用いた生体認証において、右手と左手を合掌して重ね合わせた場合、左右対称性により右手の生体情報と左手の生体情報とが類似する人物Aを登録する場合を説明する。
人物Aの右手の生体情報と他人であり登録済みの人物Bの右手の生体情報とが類似していると判定されると、人物Aの左手の生体情報と、人物Bの左手の生体情報との類似度が判定される。人物Bにおいても、人物Aと同様に、左右対称性により、右手の生体情報と左手の生体情報とが類似する場合がある。
この場合、未登録である人物Aを人物Aとして登録できない。人物Aは人物Bとは別人であるにも関わらず、登録することができない。人物Aが人物Bとは別人であることは、人手により確認される。
他の例として、犯罪者の入国を防止するための入国審査において、人物Pの左右の生体情報が両手の左右対称性により類似している人物Pが審査される場合で考察する。人物Pの右手の生体情報が登録されている犯罪者の右手の生体情報と類似した場合、人物Pの左手の生体情報もまた、犯罪者の左手の生体情報と類似する場合がある。
この場合、人物Pは登録されている犯罪者とは別人であることを、入国審査官により確認される。国籍、肌、目等の色等の身体的特徴等により、犯罪者とは別人であることが確認される。
上述より、左右の手のひら静脈情報を組み合わせたとしても、手のひら静脈情報を組み合わせた分だけ、純粋に認証に役立つ情報量が増えるとは限らない。左右の手のひら静脈情報を組み合わせても、認証に役立つ情報量は、片方の場合の2倍にはならない。
本実施例に係る生体認証装置100では、左右の手のひら静脈情報を用いた生体認証において、左右の手のひらの静脈情報の類似性を考慮して、その類似性が高い者同士を照合する場合には、本人認証を精度を厳密にして行う。
図1は、生体認証装置のハードウェア構成図を示す図である。図1において、生体認証装置100は、コンピュータによって制御される端末であって、CPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、入力装置14と、表示装置15と、センサ16、通信I/F(インターフェース)17と、ドライブ装置18とを有し、バスBに接続される。
CPU11は、プロセッサに相当し、主記憶装置12に格納されたプログラムに従って生体認証装置を制御する。主記憶装置12には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置13には、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13に格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11に実行されることによって、各種処理が実現される。
入力装置14は、マウス、キーボード等を有し、認証の管理者が生体認証装置による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。
センサ16は、手のひらの静脈を読み取る装置である。センサ16は、近赤外線を手のひらに照射する発光部と、手のひらから反射した近赤外線を受光する受光部とを有し、手のひらの静脈を読み取る。センサ16は、USB(Universal Serial Bus)等の着脱可能な非接触型である場合、更に利便性が向上する。センサ16に、同時に両手をかざしても良いし、右手、左手の順に逐次に手をかざしても良い。
通信I/F17は、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F17による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
生体認証装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によって生体認証装置100に提供される。
ドライブ装置18は、ドライブ装置18にセットされた記憶媒体19(例えば、CD−ROM等)と生体認証装置100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体19に、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体19に格納されたプログラムは、ドライブ装置18を介して生体認証装置100にインストールされる。インストールされたプログラムは、生体認証装置100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図2は、生体認証装置の機能構成例を示す図である。図2において、生体認証装置100は、生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44と、照合スコア算出部45と、認証判定部46とを有する。生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44と、照合スコア算出部45と、認証判定部46とは、CPU11が対応するプログラムを実行することで実現される。また、補助記憶装置13には、登録DB9等が記憶される。
生体情報取得部41は、サンサ16により読み取られた手のひらの近赤外線画像から静脈の部分を読み取った静脈画像を作成して、デジタル画像に変換することで、生体情報3を取得する。生体情報取得部41は、センサ16から取得した左右の手のひらの生体情報3を類似生成特徴データ生成部42及び照合特徴データ生成部44に送信する。
類似性特徴データ生成部42は、生体情報取得部41から受信した左右の手のひらの生体情報3から、左右の手のひらの類似性を求めるため、左右の手のひらのいずれか一方を反転させて類似性特徴データ4を生成する。以下、左右の手のひらを単に左右といい、右の手のひらを単に右といい、左の手のひらを単に左という。
例えば、類似性特徴データ生成部42は、左の生体情報3を反転させて右の生体情報3を生成する。右の生体情報3と、反転して得た右の生体情報3とにより、左右の類似性特徴データ4となる。又は、類似性特徴データ生成部42は、右の生体情報3を反転させて左の生体情報3を生成する。反転して得た左の生体情報3と、左の生体情報3とにより、左右の類似性特徴データ4となる。
類似性特徴データ生成部42は、生成した類似性特徴データ4を類似性スコア算出部43に送信する。
類似性スコア算出部43は、左右の類似性特徴データ4を比較照合して類似性スコアを算出する。本実施例では、認証時に、元の生体情報3をそのまま照合した場合には全く異なるが、生体部位に左右対称性があるため、右又は左の生体情報3の左右を反転させて、左右の生体情報3を照合することで類似しているか否かを判定する。
類似性スコア5が類似度で表される場合には、類似性スコア5が高いほど類似していることを示す。一方、類似性スコア5が相違度(距離)で表される場合には、類似性スコア5が低いほど類似していることを示す。以下の説明では、類似性スコア5に類似度を用いる。
登録時には、類似性スコア5は、補助記憶装置13内の登録DB9に登録される。以下の説明において、登録後の類似性スコア5を類似性スコア5dという。認証時には、登録DB9の類似性スコア5dと認証時に得た類似性スコア5とが比較される。類似性スコア算出部43は、認証判定部46に類似性スコア5を送信する。
照合特徴データ生成部44は、左右の生体情報3からそれぞれ照合スコア算出に用いる照合特徴データ6を生成する。登録時には、左右の照合特徴データ6は、補助記憶装置13内の登録DB9に登録される。以下の説明において、登録後の照合特徴データ6を照合特徴データ6dという。
また、認証時には、登録DB9の左右の照合特徴データ6dと認証時に得た左右の照合特徴データ6とが比較される。照合特徴データ生成部44は、照合スコア算出部45に左右の照合特徴データ6を送信する。
照合スコア算出部45は、認証時に生成された左右の照合特徴データ6と、予め登録DB9に格納されている左右の照合特徴データ6dとを比較照合する。照合スコア算出部45は、左右の手のひら夫々に対して照合スコア7を算出する。照合スコア7は、類似性スコア5と同様に、類似度もしくは相違度を用いることができる。これ以降の説明では、照合スコア7に類似度を用いる。
認証時に生成された左右の照合特徴データ6と登録されている左右の照合特徴データ6dとの照合処理は、利用する生体情報3に依存する。手のひら照合処理は公知の技術が使用すれば良い。本実施例は照合処理に基本的に依存しないため、その技術の説明は省略する。
認証判定部46は、照合スコア算出部45で算出された左右の2種類の照合スコア、登録された類似性スコア5d、及び認証時に算出した類似性スコア5の合計4種類のスコアを用いて、認証が成功したか否かを判定する。
認証時の類似性スコア5が高い場合には、左右の手のひらが類似していることにより、片手が類似した場合には両手が類似する傾向にある。このため、認証時の人物Aを登録されている人物Bとして誤検出する、即ち、他人受入率(FAR:False Acceptance Rate)が高くなると考えられる。
認証判定部46は、類似性スコア5及び5dをマイナス(認証拒否)に働く方向で組み合わせる。それにより、左右の手のひらの類似性が高い人同士の照合においても、最終的な照合判定が厳しくなるため、他人受入率を低くできる。
生体情報3は、センサー16が、近赤外線を手のひらに照射し、手のひらから反射した近赤外線を受光して得た近赤外線画像等から、生体情報取得部41が、静脈の部分を読み取った静脈画像を作成して、デジタル画像に変換して得られる情報である。
左右の類似性特徴データ4は、類似性特徴データ生成部42が、左右の生体情報3に基づいて生成したデータであり、左右の手のひらの類似性を求めるためのデータである。右の類似性特徴データ4が右の手のひらの生体情報3である場合、左の類似性特徴データ4は左の手のひらの生体情報3を反転した得たデータである。
類似性スコア5は、左右の類似性特徴データ4を用いて算出される左右の生体情報3(即ち、左右の静脈画像)の類似度を示す。類似性スコア5が1に近い程、左右の静脈画像が類似していことを示し、0に近い程、左右の静脈画像が類似していないことを示す。類似性スコア5dは、登録DB9に登録済みのスコアを示す。
左右の照合特徴データ6は、左右の生体情報3に基づいて照合する際の特徴部分のデータを示す。左右の照合特徴データ6dは、登録DB9に登録済みのデータを示す。
照合スコア7は、認証するために入力された左右の生体情報3に基づく照合特徴データ6と、登録DB9に登録済みの照合特徴データ6dとの類似度を示すスコアである。
類似性スコア5と照合スコア7とを夫々個別の演算処理により算出しても良いし、又は、同じ演算処理により算出しても良い。
図3は、登録DBのデータ構成例を示す図である。図3において、登録DB9は、各人毎に、登録した、左右の照合特徴データ6dと、類似性スコア5dとを管理するデータベースであり、ID、右手特徴、左手特徴、類似性スコア等の項目を有する。登録DB9は、生体認証装置100内で保持しても良いし、セキュアな通信が可能なデータベースサーバで管理されても良い。
IDは、各人を特定する識別情報に相当する。1人に対して唯一1つのIDが付与される。
右手特徴は、照合特徴データ6dのうち右手の手のひらの照合特徴データ6d_Rを示す。左手特徴は、照合特徴データ6dのうち左手の手のひらの照合特徴データ6d_Lを示す。右手特徴及び左手特徴は、照合特徴データ6d_R及び6d_Lの夫々の実体を示す代わりに、照合特徴データ6d_R及び6d_Lの各々が記憶されている記憶位置を示してもよい。記憶位置は、アドレス、URL等であればよい。
類似性スコア5dは、登録時に類似性スコア算出部43によって算出された類似性スコア5を示す。
次に、登録処理について説明する。図4は、図2に示す機能構成のうち、登録処理に関する機能構成例を示す図である。図5は、登録処理を説明するためのフローチャート図である。
図4では、登録処理に関する、生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44とを示す。図4を参照しつつ、登録処理について、図5のフローチャートに従って説明する。
図5において、生体情報取得部41は、センサ16が読み取った左右の手のひらの静脈情報をデジタル化して左右の生体情報3を取得する(ステップS11)。
照合特徴データ生成部44は、生体情報取得部41よって取得された左右の生体情報3から、それぞれ照合スコアの算出に用いる左右の照合特徴データ6を生成する(ステップS12)。
類似性特徴データ生成部42は、生体情報取得部41によって取得された左右の生体情報3のいずれか一方を反転させて(ステップS13)、左右の類似性特徴データ4を生成する(ステップS14)。
類似性スコア算出部43は、左右の類似性特徴データ4を比較して、類似性スコアを算出する(ステップS15)。そして、類似性スコア算出部43は、登録DB9に、左右の照合特徴データ6と、類似性スコア5とを関連付けて格納する(ステップS16)。照合特徴データ6及び類似性スコア5の登録後には、照合特徴データ6d及び類似性スコア5dとして参照される。
類似性スコア算出部43による処理の終了後、生体認証装置100による登録処理は終了する。
上述において、照合特徴データ生成部44によるステップS12の処理をステップS15の後、かつ、ステップS16の前に行っても良い。
次に、認証処理について説明する。図6は、図2に示す機能構成のうち、認証処理に関する機能構成例を示す図である。図7は、認証処理の一例を説明するためのフローチャート図である。
図6では、認証処理に関する、生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44と、照合スコア算出部45と、認証判定部46とを示す。図6を参照しつつ、認証処理について、図7のフローチャートに従って説明する。
図7において、生体情報取得部41は、センサ16が読み取った左右の手のひらの静脈情報をデジタル化して左右の生体情報3を取得する(ステップS31)。
照合特徴データ生成部44は、生体情報取得部41よって取得された左右の生体情報3から、それぞれ照合スコアの算出に用いる左右の照合特徴データ6を生成する(ステップS32)。
類似性特徴データ生成部42は、生体情報取得部41によって取得された左右の生体情報3のいずれか一方を反転させて(ステップS33)、左右の類似性特徴データ4を生成する(ステップS34)。
類似性スコア算出部43は、左右の類似性特徴データ4を比較して、類似性スコア5を算出する(ステップS35)。
次に、照合スコア算出部45は、登録DB9から順に1レコードを読み込み(ステップS36)、読み込んだレコードの照合特徴データ6dと、照合スコア算出部45が算出した認証時の照合特徴データ6とを照合して、左右の照合スコア7を算出する(ステップS37)。
そして、認証判定部46は、左右の照合スコア7と、登録DB9の類似性スコア5と、認証時の類似性スコア5とを用いて判定する(ステップS38)。判定方法については、後述する融合スコアを用いる。認証判定部46は、判定結果が「該当者あり」を示すか否かを判断する(ステップS39)。認証が成功した場合、「該当者あり」と判断する。
認証判定結果が「該当者なし」を示す場合、認証判定部46は、登録DB9の全レコードに対して照合を終了したか否かを判断する(ステップS40)。
認証が失敗した場合、該当者が存在しないと判断する。全レコードに対して照合を終了していない場合、認証判定部46は、ステップS36へ戻り次のレコードに対して上述同様の処理を繰り返す。全レコードを終了した場合、「該当者なし」を表示装置15に表示する(ステップS40)。その後、生体認証装置100による認証処理を終了する。
一方、ステップS39において、認証判定結果が「該当者あり」を示す場合、認証判定部46は、「該当者あり」を表示装置15に表示する(ステップS42)。その後、生体認証装置100による認証処理を終了する。
上述において、照合特徴データ生成部44によるステップS32の処理をステップS35の後、かつ、ステップS36の前に行っても良い。
認証判定部46による認証判定処理について説明する。第一の方法として、スコアレベルの融合方法により融合スコアを算出して判定する方法がある。融合スコアは、左右の夫々で算出した照合スコア7と、登録DB9に登録されている類似性スコア5dと、認証時に算出された類似性スコア5とを線形結合することで定義される。
登録時及び認証時の類似性スコアの和をマイナスの重みαで加えた以下の数1を用いる。
Figure 2016099880

この数1において、Sfusionは融合スコアを示し、Srightは右の手のひらの照合スコア7を示し、Sleftは左の手のひらの照合スコア7を示し、Senrollは登録されている類似性スコア5dを示し、Sinputは認証時の類似性スコア5を示す。
認証時の左右の照合特徴データ6に相当する左右の照合特徴データ6dが登録DB9に存在しない場合、数1における"(Senroll+Sinput)"はゼロ又はゼロに近い値となる。従って、αの影響は少ない。
認証時の左右の照合特徴データ6に類似する左右の照合特徴データ6dが登録DB9に存在する場合、マイナスの重みαにより、類似性スコア5dと類似性スコア5とを考慮した認証が行われる。認証が厳しく判断される。即ち、他人受入率を低くすることができる。
第二の方法として、各スコアの線形結合で融合スコアを定義し、実験データを用いた学習により各重みα、α、α、及びαを決定する。学習方法として、線形判別分析、サポートベクターマシン等の公知の技術を用いればよい。第二の方法は、
Figure 2016099880

によって示される。
更に、第三の方法として、判定レベルの融合方法のAND結合の場合に、登録時及び認証時の類似性スコアの和をプラスの重みαで、認証の成否を判定するための判定閾値Toriginalに加える。
Figure 2016099880

この数3において、Tmodificationは調整後の閾値を示し、Toriginalは予め定めた判定閾値をしめす。Senroll及びSinputは上述した通りである。
照合スコア7が類似度を示すため、認証判定部46は、照合スコア7が所定の閾値T以上であれば認証に成功したと判定し、反対に照合スコア7が所定の閾値T未満であれば認証に失敗したと判定する。数3において、Tmodificationが所定の閾値Tに相当する。判定閾値Toriginalは、両手で同一の閾値であっても良いし、右手の認証用と左手の認証用とで2種類あっても良い。
認証判定部46は、第一の方法又は第二の方法により融合スコアSfusionを算出し、融合スコアSfusionが判定閾値Toriginal以上の場合に、認証が成功したと判断する。又は、更に第三の方法を用いて、判定閾値Toriginalに対しても類似性スコア5d及び5を考慮した閾値Tmodificationを、算出した融合スコアSfusion以上の場合に、認証判定部46は、認証が成功したと判断しても良い。
上述した判定閾値Toriginalを類似性スコア5d又は5が夫々の所定の閾値T又はT以上である場合に、判定閾値Toriginalを予め定めた閾値Tmodificationへ切り替える場合を、認証処理の他の例として説明する。
図8は、認証処理の他の例を説明するためのフローチャート図である。図8において、閾値Tmodificationは、予め定めた値であり、他人受入率を低くする値である。生体情報取得部41は、センサ16が読み取った左右の手のひらの静脈情報をデジタル化して左右の生体情報3を取得する(ステップS51)。
照合特徴データ生成部44は、生体情報取得部41よって取得された左右の生体情報3から、それぞれ照合スコアの算出に用いる左右の照合特徴データ6を生成する(ステップS52)。
類似性特徴データ生成部42は、生体情報取得部41によって取得された左右の生体情報3のいずれか一方を反転させて(ステップS53)、左右の類似性特徴データ4を生成する(ステップS54)。
類似性スコア算出部43は、左右の類似性特徴データ4を比較して、類似性スコア5を算出する(ステップS55)。
次に、照合スコア算出部45は、登録DB9から順に1レコードを読み込み(ステップS56)、読み込んだレコードの照合特徴データ6dと、照合スコア算出部45が算出した認証時の照合特徴データ6とを照合して、左右の照合スコア7を算出する(ステップS57)。
そして、認証判定部46は、レコードの類似性スコア5dが所定の閾値Tr以上か否かを判断する(ステップS58)。登録時の左右の手のひらの照合特徴データ6dが類似しているかが否かを判断される。類似している場合、認証判定部46は、判定閾値Toriginalを閾値Tmodificationに切り替えて(ステップS60)、ステップS61へと進む。一方、類似していない場合、認証判定部46は、判定閾値Toriginalを切り替えず、ステップS61へと進む。
類似していない場合、認証判定部46は、更に、認証時の類似性スコア5が所定の閾値Ta以上か否かを判断する(ステップS59)。認証時の左右の手のひらの照合特徴データ6dが類似しているかが否かを判断される。類似している場合、認証判定部46は、判定閾値Toriginalを切り替えて(ステップS60)、ステップS61へと進む。一方、類似していない場合、認証判定部46は、判定閾値Toriginalを切り替えず、ステップS61へと進む。
そして、認証判定部46は、左右の照合スコア7と、登録DB9の類似性スコア5と、認証時の類似性スコア5とを用いて判定する(ステップS61)。判定方法については、後述する融合スコアを用いる。認証判定部46は、判定結果が「該当者あり」を示すか否かを判断する(ステップS62)。認証が成功した場合、「該当者あり」と判断する。
認証判定結果が「該当者なし」を示す場合、認証判定部46は、登録DB9の全レコードに対して照合を終了したか否かを判断する(ステップS63)。
認証が失敗した場合、該当者が存在しないと判断する。全レコードに対して照合を終了していない場合、認証判定部46は、ステップS56へ戻り次のレコードに対して上述同様の処理を繰り返す。全レコードを終了した場合、「該当者なし」を表示装置15に表示する(ステップS64)。その後、生体認証装置100による認証処理を終了する。
一方、ステップS39において、認証判定結果が「該当者あり」を示す場合、認証判定部46は、「該当者あり」を表示装置15に表示する(ステップS65)。その後、生体認証装置100による認証処理を終了する。
上述した本実施例は、大規模な1対N照合を行うシステムへも適用できる。図9に示すように、複数の端末80と認証サーバ200とをネットワーク2を介して接続した生体認証システム1000において、各端末80から入力される生体情報3に対して、登録DB9で登録された各人物との照合を行うようにしても良い。
図9は、生体認証システムの構成例を示す図である。図9において、複数の端末80及び認証サーバ200は、コンピュータ装置であり、図1に示す同様のハードウェア構成を有するため、その説明を省略する。
端末80は、生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44とを有する。生体情報取得部41と、類似性特徴データ生成部42と、類似性スコア算出部43と、照合特徴データ生成部44とは、上述した同様の処理を行うためその詳細な説明を省略する。
端末80において、類似性スコア算出部43によって算出された類似性スコア5はネットワーク2を介して認証サーバ200へ送信される。また、照合特徴データ生成部44によって生成された照合特徴データ6はネットワーク2を介して認証サーバ200へ送信される。
認証サーバ200は、照合スコア算出部45と、認証判定部46とを有する。照合スコア算出部45と、認証判定部46とは、上述した同様の処理を行うためその詳細な説明を省略する。
認証サーバ200において、照合スコア算出部45は、ネットワーク2を介して端末80から受信した照合特徴データ6と、登録DB9の各レコードの照合特徴データ6dとを照合して左右の照合スコア7を算出する。
認証判定部46は、照合スコア算出部45が算出した、左右の照合スコア7と、ネットワーク2を介して端末80から受信した類似性スコア5と、登録DB9の各レコードの類似性スコア5dとを用いて、認証判定を行う。
生体認証システム1000が、新たな人物を登録するシステムである場合、端末80の1つで入力された未登録者の生体情報3を用いて、新たな人物と登録DB9に登録されている多数の登録済み人物とで1対N照合を行う。
新たな人物がいずれの登録済み人物とも一致しなかった場合には、登録を許可し、新たな人物が複数の登録済み人物の一人と一致した場合には、登録済みとして登録を抑止する制御を行う。この場合、本実施例を適用することで、一致したとする誤検出による登録漏れを低減することができる。
生体認証システム1000が、登録済み人物との照合を行うシステムである場合、端末80の1つで入力された判定対象者の生体情報3を用いて、判定対象者と登録DB9に登録されている多数の登録済み人物とで1対N照合を行う。
この場合、本実施例を適用することで、判定対象者が誤って登録済み人物の一人であるとする誤検出を低減することができる。
上述したように、本実施例では、両手の類似性が高い場合に認証を厳しくすることで、左右の手のひらの照合特徴データ6が左右で類似性が高い人同士の照合においても、識別を行える。この場合における他人受入率を低くすることができる。
即ち、登録時の左右の生体情報3と、認証時の左右の生体情報3とを、左右のそれぞれで比較した照合スコア7に加えて、登録時と認証時の左右の生体情報3の間の類似性スコア5d及び5の合計4個のスコアを用いて認証することで、同一人における左右の生体情報3の類似性に起因する他人受入率の増加を抑止することができる。
更に、左右の前記生体情報3のうち、いずれか一方の生体情報3を左右を反転させて生成した類似性特徴データ4を用いることで、手のひら静脈、掌紋、耳介など身体の左右に備わり、左右対称性を示す生体情報3に対して、類似性を正しく評価することができる。
また、登録時と認証時の類似性スコア5d及び5に応じて、照合の判定閾値Toriginalを切り替えて照合スコア7を減少させることで、左右の生体情報3の類似性に起因する他人受入率の増加を低減できる。
更に、左右のそれぞれで算出した照合スコア7と、登録DB9に登録されている類似性スコア5dと、認証時の類似性スコア5とを線形結合することで融合スコアを定義し、実験データと何らかの機械学習の処理を用いて線形結合の各重みα、α、α、及びαを決定し、融合スコアSfusionを算出することで、左右の生体情報3の類似性に起因する他人受入率の増加をより低減することができる。
また、生体情報取得部41は、1つのセンサ16から左右の生体情報を逐次取得すればよいため、簡潔なハードウェア構成で、左右の生体情報3の類似性に起因する他人受入率の増加を低減できる。
更に、本実施例は、左右対称性のある手のひらから取得した生体情報を用いる手のひら静脈認証に適用できる。
また、本実施例は、左右対称性のある手のひらから取得した生体情報を用いる手のひら掌紋認証に適用できる。
更に、重複登録チェック、ブラックリストチェックなどの大規模の1対N照合を行う生体認証システム1000へも適用できる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、
前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、
前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し、
生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、
前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、
前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
処理をコンピュータが行うことを特徴とする生体認証方法。
(付記2)
前記コンピュータは、
左右の一方の前記生体部位から取得した前記生体情報を左右反転させて、もう一方の前記類似性特徴データを生成することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記3)
前記コンピュータは、
前記左右の類似性特徴データの生成において、前記登録DBの前記類似性スコア及び認証時の前記類似性スコアの1つ以上の値に応じて、前記左右の照合スコアと比較する判定閾値を調整することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記4)
前記コンピュータは、
前記認証の成否の判定において、前記登録DBの前記前記類似性スコアと認証時の前記類似性スコアとを合計した値に応じて、前記左右の照合スコアのいずれか一方、又は両方を減少することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記5)
前記コンピュータは、
前記認証の成否の判定において、左右の夫々で算出した前記照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時の前記類似性スコアとを線形結合することで融合スコアを定義し、算出した融合スコアを判定閾値と比較することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記6)
前記コンピュータは、
実験データと何らかの機械学習の処理を用いて、前記線形結合における各重みを決定することを特徴とする付記5記載の生体認証方法。
(付記7)
前記コンピュータは、
前記左右の生体情報の取得において、一つのセンサから、該左右の生体情報を逐次取得することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記8)
前記生体情報は、手のひらの静脈情報であることを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記9)
前記生体情報は、手のひらの掌紋情報であることを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記10)
前記コンピュータは、
前記左右の照合スコアの算出において、前記登録DBに登録された多数の登録者の前記左右の照合特徴データと、認証時に生成した前記左右の照合特徴データとを、左右それぞれで比較して前記左右の照合スコアを算出し、
前記認証の成否の判定において、前記登録者毎に、前記左右の照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時の前記類似性スコアの4種類の値を用いて一致する登録者がいるか否かを判定することを特徴とする付記1記載の生体認証方法。
(付記11)
身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、
前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、
前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し、
生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、
前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、
前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
処理をコンピュータに行わせることを特徴とする生体認証プログラム。
(付記12)
身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成する照合特徴データ生成部と、
前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成する類似性特徴データ生成部と、
生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出して、前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録する類似性スコア算出部と、
前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
処理をコンピュータに行わせることを特徴とする生体認証装置。
3 生体情報
4 類似性特徴データ
5、5d 類似性スコア
6、6d 照合特徴データ
7 照合スコア
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入力装置
15 表示装置
16 出力装置
17 通信I/F
18 ドライブ
19 記憶媒体
41 生体情報取得部
42 類似性特徴データ生成部
43 類似性スコア算出部
44 照合特徴データ生成部
45 照合スコア算出部
46 認証判定部
80 端末
100 生体認証装置
1000 生体認証システム

Claims (10)

  1. 身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し、
    生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、
    前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、
    前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
    前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
    処理をコンピュータが行うことを特徴とする生体認証方法。
  2. 前記コンピュータは、
    左右の一方の前記生体部位から取得した前記生体情報を左右反転させて、もう一方の前記類似性特徴データを生成することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  3. 前記コンピュータは、
    前記左右の類似性特徴データの生成において、前記登録DBの前記類似性スコア及び認証時の前記類似性スコアの1つ以上の値に応じて、前記左右の照合スコアと比較する判定閾値を調整することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  4. 前記コンピュータは、
    前記認証の成否の判定において、前記登録DBの前記前記類似性スコアと認証時の前記類似性スコアとを合計した値に応じて、前記左右の照合スコアのいずれか一方、又は両方を減少することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  5. 前記コンピュータは、
    前記認証の成否の判定において、左右の夫々で算出した前記照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時の前記類似性スコアとを線形結合することで融合スコアを定義し、算出した融合スコアを判定閾値と比較することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  6. 前記コンピュータは、
    実験データと何らかの機械学習の処理を用いて、前記線形結合における各重みを決定することを特徴とする請求項5記載の生体認証方法。
  7. 前記コンピュータは、
    前記左右の生体情報の取得において、一つのセンサから、該左右の生体情報を逐次取得することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  8. 前記コンピュータは、
    前記左右の照合スコアの算出において、前記登録DBに登録された多数の登録者の前記左右の照合特徴データと、認証時に生成した前記左右の照合特徴データとを、左右それぞれで比較して前記左右の照合スコアを算出し、
    前記認証の成否の判定において、前記登録者毎に、前記左右の照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時の前記類似性スコアの4種類の値を用いて一致する登録者がいるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の生体認証方法。
  9. 身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得し、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成し、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成し、
    生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出し、
    前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録し、
    前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
    前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
    処理をコンピュータに行わせることを特徴とする生体認証プログラム。
  10. 身体の左右に一対備わる生体部位の左右それぞれから生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、照合に用いる照合特徴データを生成する照合特徴データ生成部と、
    前記左右の生体情報のそれぞれから、該左右の生体情報の間の類似性算出に用いる類似性特徴データを生成する類似性特徴データ生成部と、
    生成した前記左右の類似性特徴データを比較して前記左右の生体情報の類似性を示す類似性スコアを算出して、前記左右の照合特徴データと前記類似性スコアとを関連付て登録DBに登録する類似性スコア算出部と、
    前記登録DBに登録された前記左右の照合特徴データと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の照合特徴データとを、左右のそれぞれで比較して左右それぞれの照合スコアを算出し、
    前記左右それぞれの照合スコアと、前記登録DBの前記類似性スコアと、認証時に取得した生体情報から生成した前記左右の類似性特徴を比較して得られた前記類似性スコアを用いて認証の成否を判定する
    処理をコンピュータに行わせることを特徴とする生体認証装置。
JP2014237967A 2014-11-25 2014-11-25 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置 Active JP6394323B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014237967A JP6394323B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置
US14/937,987 US9680826B2 (en) 2014-11-25 2015-11-11 Biometric authentication method, computer-readable recording medium, and biometric authentication apparatus
EP15194274.5A EP3026597A1 (en) 2014-11-25 2015-11-12 Biometric authentication method, computer-readable recording medium and biometric authentication apparatus
CN201510811101.1A CN105631397B (zh) 2014-11-25 2015-11-20 生物认证方法和生物认证设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014237967A JP6394323B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016099880A true JP2016099880A (ja) 2016-05-30
JP6394323B2 JP6394323B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=54608293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014237967A Active JP6394323B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9680826B2 (ja)
EP (1) EP3026597A1 (ja)
JP (1) JP6394323B2 (ja)
CN (1) CN105631397B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11756036B1 (en) * 2019-12-13 2023-09-12 Amazon Technologies, Inc. Utilizing sensor data for automated user identification

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO344910B1 (en) * 2016-01-12 2020-06-29 Kk88 No As Device for verifying the identity of a person
CN106372611A (zh) * 2016-09-09 2017-02-01 康佳集团股份有限公司 基于手掌静脉特征的身份识别方法、系统及图像采集装置
US11303631B1 (en) 2017-06-30 2022-04-12 Wells Fargo Bank, N.A. Authentication as a service
US11625473B2 (en) * 2018-02-14 2023-04-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus with selective combined authentication
US11275820B2 (en) 2019-03-08 2022-03-15 Master Lock Company Llc Locking device biometric access
BR112021018905A2 (pt) * 2019-04-12 2021-11-30 Nec Corp Dispositivo de processamento de informações, método de processamento de informações, e mídia de gravação
CN113784661A (zh) * 2019-05-07 2021-12-10 罗姆股份有限公司 生物认证装置
US11528267B2 (en) * 2019-12-06 2022-12-13 Bank Of America Corporation System for automated image authentication and external database verification

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014112081A1 (ja) * 2013-01-17 2014-07-24 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証システム、及び生体認証方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623970B2 (en) 2001-04-17 2009-11-24 Panasonic Corporation Personal authentication method and device
JP3827600B2 (ja) 2001-04-17 2006-09-27 松下電器産業株式会社 個人認証方法および装置
JP4196973B2 (ja) 2001-04-17 2008-12-17 パナソニック株式会社 個人認証装置および方法
JP2005215963A (ja) 2004-01-29 2005-08-11 Oki Electric Ind Co Ltd 個人認証装置及び個人認証方法
JP4546168B2 (ja) * 2004-06-28 2010-09-15 富士通株式会社 生体認証システムの登録方法、生体認証システム及びそのプログラム
JP2007249556A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Fujitsu Ltd 生体情報を用いた個人認証システム,方法およびプログラム
JP4762805B2 (ja) * 2006-06-29 2011-08-31 富士通株式会社 生体認証方法及び生体認証システム
KR101094051B1 (ko) * 2007-08-23 2011-12-19 후지쯔 가부시끼가이샤 생체 인증 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US20110200237A1 (en) 2008-10-15 2011-08-18 Nec Corporation Pattern matching device and pattern matching method
JP5286297B2 (ja) * 2010-01-26 2013-09-11 株式会社日立製作所 生体認証システム
CN102184387A (zh) * 2011-05-10 2011-09-14 陈庆武 手指静脉认证系统
JP5975293B2 (ja) * 2013-02-22 2016-08-23 富士ゼロックス株式会社 認証装置及びプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014112081A1 (ja) * 2013-01-17 2014-07-24 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証システム、及び生体認証方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
AJAY KUMAR, DAVID ZHANG: "Integrating Shape and Texture for Hand Verification", PROCEEDINGS OF THE THIRD INTERNATIONAL CONFERENCE ON IMAGE AND GRAPHICS(ICIG'04), JPN6018029124, 2004 *
YONG XU ET AL.: "Combining Left and Right Palmprint Images for More Accurate Personal Identification", IEEE TRANSACTIONS ON IMAGE PROCESSING, VOL. 24, NO. 2, JPN6018029123, February 2015 (2015-02-01), pages pp. 549-559 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11756036B1 (en) * 2019-12-13 2023-09-12 Amazon Technologies, Inc. Utilizing sensor data for automated user identification

Also Published As

Publication number Publication date
US20160149906A1 (en) 2016-05-26
US9680826B2 (en) 2017-06-13
EP3026597A1 (en) 2016-06-01
CN105631397A (zh) 2016-06-01
JP6394323B2 (ja) 2018-09-26
CN105631397B (zh) 2019-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6394323B2 (ja) 生体認証方法、生体認証プログラム、生体認証装置
US11789699B2 (en) Systems and methods for private authentication with helper networks
CN109948408B (zh) 活性测试方法和设备
US6810480B1 (en) Verification of identity and continued presence of computer users
KR101026203B1 (ko) 생체 인증 장치, 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 및 복합형생체 인증 방법
JP5710748B2 (ja) 生体認証システム
US10878071B2 (en) Biometric authentication anomaly detection
JP2008009753A (ja) 生体認証方法及び生体認証システム
WO2019130670A1 (ja) 生体認証システム
US10552596B2 (en) Biometric authentication
US11115214B2 (en) Biometric signature system and biometric signature method
Fenu et al. Controlling user access to cloud-connected mobile applications by means of biometrics
JP2012238256A (ja) 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム
JPWO2014132570A1 (ja) 認証装置、認証方法およびコンピュータプログラム
US20200320181A1 (en) Adjusting Biometric Detection Thresholds Based on Recorded Behavior
JP5895751B2 (ja) 生体認証装置、リトライ制御プログラム及びリトライ制御方法
CN107615299A (zh) 用于评估指纹模板的方法和系统
KR100701583B1 (ko) 타인수락율을 감소시키기 위한 생체정보 인증방법
US10235408B1 (en) User enrollment and verification
JP2022522251A (ja) 多重認証アルゴリズムに基づく手書き署名認証方法および装置
JP6981249B2 (ja) 生体認証装置、生体認証プログラム、及び生体認証方法
Spanakis et al. Developing a Context-Dependent Tuning Framework of Multi-channel Biometrics that Combine Audio-Visual Characteristics for Secure Access of an eHealth Platform
Barghouthi Keystroke Dynamics. How typing characteristics differ from one application to another
US11210556B2 (en) Classification of records in a data set
Bavikadi et al. Real-Time Face Recognition for Organisational Attendance Systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6394323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150