JP2016099405A - 光学顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハーフミラーが不要で簡素な構造を有する光学顕微鏡を提供する。
【解決手段】光学顕微鏡は、鏡筒9の先端にレンズ部13が設けられた対物レンズ3と、レンズ部13の光軸Lの外周側に配設され、観察試料に当てる光を照射する照明装置5と、を備えている。前記照明装置5は、円盤状の有機EL照明25からなり、前記レンズ部13に近接して配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学顕微鏡に関する。
従来から、光学顕微鏡には、観察試料に光を照射する照明装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された照明装置は、有機EL照明を用いている。ここで、前記特許文献1に記載された有機EL照明は、鏡筒の側部に取り付けられており、鏡筒の内部にハーフミラーが収容されている。従って、有機EL照明から照射された光は、ハーフミラーで反射して鏡筒の内部を下方に向けて進行し、観察試料に当たる。
特開平11−135259号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の光学顕微鏡では、鏡筒の側部に有機EL照明が取り付けられているため、ハーフミラーが必要になって構造が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、ハーフミラーが不要で簡素な構造を有する光学顕微鏡を提供することを目的としている。
本発明に係る光学顕微鏡は、鏡筒の先端にレンズ部が設けられた対物レンズと、レンズ部の光軸の外周側に配設され、観察試料に当てる光を照射する照明装置と、を備えている。前記照明装置は、円盤状の有機EL照明を有し、前記レンズ部に近接して配置されている。
本発明では、従来の光学顕微鏡のように、ハーフミラーを用いる必要がないため、光学顕微鏡の構造が簡素化される。また、ハーフミラーがないため、対物レンズの長さを短く設定することができる。
本発明の実施形態に係る対物レンズユニットを示す斜視図である。 図1の一部を切断した斜視図である。 図1,2の保持筐体の断面を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 (a)は図1の平面図であり、(b)は図5(a)のA−A線による断面図である。 本発明の実施形態に係る有機EL照明を示す斜視図である。 図6の有機EL照明の一部を切断した斜視図である。 図6の平面図であり、分割発光部の全てが発光していない状態を示す。 図6の平面図であり、分割発光部の全てが発光している状態を示す。 図6の平面図であり、分割発光部のうちの右側半分が発光している状態を示す。 図6の平面図であり、分割発光部のうちの外周側の部分が発光している状態を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図面における対物レンズユニット、対物レンズ、保持筐体は、光学顕微鏡に装着する状態に対して上下方向を反対にして示している。
本発明の実施形態に係る対物レンズユニット1は、図1〜図5に示すように、対物レンズ3と、照明装置5と、保持筐体7と、を備えている。
前記対物レンズ3は、全体的に円柱状に形成された鏡筒9と、該鏡筒9の底面部11に設けられたレンズ部13と、から構成されている。
前記鏡筒9には、円形の底面部11の中央に円形の挿通孔15が形成されており、該挿通孔15の内方に上下に重ねて2枚のレンズ17,19が配設されてレンズ部13を構成している。また、鏡筒9の側面部21における上下方向中央部には、周方向に沿って嵌合溝23が形成されている。
前記照明装置5は、円盤状の有機EL照明25であり、中央部に小さい貫通孔27が形成されており、全体的に薄いリング状に形成されている。本実施形態では、全部で8つの分割発光部29に分かれており、これらの分割発光部29によって発光部31が構成されている。また、図2および図5(b)に示すように、レンズ部13の光軸Lは、レンズ17とレンズ19との中心同士を通るように上下方向に沿って延びている。本実施形態に係る有機EL照明25は、レンズ部13の光軸Lの外周側で、かつ、レンズ17に近接した位置に配設されている。なお、照明装置5の詳細構造は後述する。
前記保持筐体7は、円筒状の筐体本体33と、該筐体本体33の一端の周縁に形成された開口周縁部35と、から構成されている。この開口周縁部35の径方向内側の開口37は円形であり、該開口37から前記有機EL照明25の発光部31が露出するように構成される。具体的には、有機EL照明25のリング状の周縁部が保持面39に形成されており、保持筐体7の開口周縁部35の保持溝41に有機EL照明25の保持面39が嵌合されることにより、有機EL照明25を保持筐体7の開口周縁部に保持することができる。このように、前記有機EL照明25は、筒状に形成された保持筐体7の一方側の開口37を封鎖するように取り付けられている。また、筐体本体33の内面には、係合凸部41が周方向に沿って形成されている。この係合凸部41は、対物レンズ3の嵌合溝23に係合されることによって、対物レンズ3が保持筐体7の内方に保持される。
次に、照明装置5としての有機EL照明25について、図6〜図11を用いて説明する。
図6,7に示すように、照明装置5である有機EL照明25は、3層から構成される。具体的には、図6,7における表面側(上側)に配置される表面層51と、該表面層51に対して厚さ方向に間隔をおいて裏面側(下側)に配置される裏面層53と、これらの表面層51と裏面層53との間に配置される中間層55と、からなる。なお、図6,7における表面側(上側)は、光学顕微鏡に装着された状態における下側となり、図6,7における裏面側(下側)は、光学顕微鏡に装着された状態における上側となる。そして、表面層51および裏面層53は、透明な円盤状のガラス基板からなる。また、中間層55は、有機EL素子57であり、この有機EL素子57は、図示は省略するが、陽極と有機発光層と陰極とから一体に構成される。
前述したように、照明装置5は、円盤状の有機EL照明25であり、中央部に小さい貫通孔27が形成されており、全体的に薄いリング状に形成されている。本実施形態では、全部で8つの分割発光部29に分かれており、これらの分割発光部29によって発光部31が構成されている。具体的には、分割発光部29は、内周側に配置された第1分割発光部61、第2分割発光部62、第3分割発光部63、第4分割発光部64と、外周側に配置された第5分割発光部65、第6分割発光部66、第7分割発光部67、第8分割発光部68と、から構成される。それぞれの分割発光部29は、周方向に円弧状に湾曲して延びる帯状体の形状に形成されている。このように、光を発する発光部31が平面視で複数の分割発光部29に分割されており、それぞれの分割発光部29が個別に発光する。なお、それぞれの分割発光部29同士に形成された空隙を利用して、有機EL素子57の陽極および陰極に配線を配索することができる。
次に、各分割発光部29が発光するパターンの例を4パターン示す。
図8に示すように、第1のパターンは、第1〜第8分割発光部61〜68の全てが発光しない状態である。これは、観察試料に対して照明を当てない場合に用いられる。
図9に示すように、第2のパターンは、第1〜第8分割発光部61〜68の全てが発光する状態である。なお、分割発光部29の点ハッチングは、発光している状態を示しており、空白部分は発光していない状態を示す。この場合は、レンズ部13の外周側からリング状の照明が観察試料に対して発光される。
図10に示すように、第3のパターンは、第1,2,5,6分割発光部61,62,65,66が発光する状態である。これは、発光部31の右半分から照明が観察試料に対して発光される。
図11に示すように、第4のパターンは、第5〜8分割発光部65〜68が発光する状態である。この場合、発光部31の外周部分から照明が観察試料に対して発光される。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
(1)本発明の実施形態による光学顕微鏡は、鏡筒9の先端にレンズ部13が設けられた対物レンズ3と、レンズ部13の光軸Lの外周側に配設され、観察試料に当てる光を照射する照明装置5と、を備えている。前記照明装置5は、円盤状の有機EL照明25を有し、前記レンズ部13に近接して配置されている。
これによれば、従来技術のように、ハーフミラーを用いる必要がないため、光学顕微鏡の構造が簡素化される。また、対物レンズ3の長さを短く設定することができる。
(2)前記円盤状の有機EL照明25は、光を発する発光部31が平面視で複数の分割発光部29に分割されており、それぞれの分割発光部29が個別に発光するように構成した。
これによれば、所望する分割発光部29のみを発光させることができる。
(3)前記有機EL照明25は、筒状に形成された保持筐体7の一方側の開口37を封鎖するように取り付けられ、この保持筐体7の内方に対物レンズ3を収容配置した。
これによれば、対物レンズ3を保持筐体7の内方に挿入すればよいため、対物レンズユニット1の組み付け性が向上する。
3 対物レンズ
5 照明装置
7 保持筐体
9 鏡筒
13 レンズ部
25 有機EL照明
29 分割発光部
31 発光部
37 開口
本発明に係る光学顕微鏡は、鏡筒の先端にレンズ部が設けられた対物レンズと、レンズ部の光軸の外周側に配設され、観察試料に当てる光を照射する照明装置と、を備えている。前記照明装置は、円盤状の有機EL照明を有し、前記レンズ部に近接して配置されている。前記円盤状の有機EL照明は、筒状に形成された保持筐体の一方側の開口を封鎖するように取り付けられている。前記円盤状の有機EL照明からなる前記照明装置の中央部に貫通孔が形成されている。前記保持筐体の内方に前記対物レンズを収容配置した状態で、前記レンズ部が前記貫通孔に対応する位置にある。
本発明では、従来の光学顕微鏡のように、ハーフミラーを用いる必要がないため、光学顕微鏡の構造が簡素化される。また、ハーフミラーがないため、対物レンズの長さを短く設定することができる。
また、本発明では、対物レンズを保持筐体の内方に挿入すればよいため、対物レンズユニットの組み付け性が向上する。

Claims (3)

  1. 鏡筒の先端にレンズ部が設けられた対物レンズと、
    前記レンズ部の光軸の外周側に配設され、観察試料に当てる光を照射する照明装置と、を備えた光学顕微鏡であって、
    前記照明装置は、円盤状の有機EL照明からなり、前記レンズ部に近接して配置されたことを特徴とする光学顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の光学顕微鏡であって、
    前記円盤状の有機EL照明は、光を発する発光部が平面視で複数の分割発光部に分割されており、それぞれの分割発光部が個別に発光するように構成したことを特徴とする光学顕微鏡。
  3. 請求項1または2に記載の光学顕微鏡であって、
    前記有機EL照明は、筒状に形成された保持筐体の一方側の開口を封鎖するように取り付けられ、
    この保持筐体の内方に対物レンズを収容配置したことを特徴とする光学顕微鏡。
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