JP2016099179A - 経路探索システム、経路探索方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この車両の経路を探索する経路探索システムであって、現在位置を取得する現在位置取得部と、目的地を取得する目的地取得部と、道路のつながりを表す道路情報に基づいて、前記現在位置から前記目的地までの経路を探索する探索部と、前記経路を表示する表示部と、を備え:前記表示部は、前記車両が走行中であって所定の条件が満たされる場合、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有さない第1の経路を、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有する第2の経路と比較して、優先的に表示する。
【選択図】図2
Description
A1.システム構成:
図1は、本発明の一実施形態としての経路探索システム10の構成を示す説明図である。経路探索システム10は、車両の経路を探索する経路探索システムであり、端末装置としてスマートフォン100と、経路探索サーバ200と、を備える。
図2は、実施形態の経路探索処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態において、スマートフォン100のユーザは車両に乗車しているとする。
なお、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態において、遠回りの判断に用いられる基準値Xは固定値である。このようにすることにより、基準値Xが変動値である場合と比較して、情報処理量を軽減することができる。しかし、基準値Xは変動値であってもよい。
上記実施形態において、所定距離Yは固定値である。しかし、本発明はこれに限られず、変動値であってもよい。変動値の場合として、例えば、所定距離Yを車両の速度に応じて決定してもよい。例えば、車両の速度が遅い場合は、現在位置から比較的手前に右左折地点または転回地点がある経路においても対応できる。このため、車両の速度が遅い場合に所定距離が短くなるように設定することにより、少ない制約条件のもとで探索された経路を表示できる。
上記実施形態において、所定の条件が満たされない場合として、第1の所要時間が第2の所要時間よりも基準値以上大きい場合を挙げたが、本発明はこれに限られない。所定の条件が満たされない他の場合として、例えば、現在位置が渋滞区間に該当する場合が挙げられる。このような場合、車両は低速で走行することになるため、比較的手前に右左折地点や転回地点がある場合においても無理なく曲がれるため、そのような経路を表示部126へ表示できる。渋滞区間に関する情報は、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)から取得してもよく、車両によって取得された前方の車両との距離情報を用いてもよい。
上述の実施形態では、一般道においても高速道路においても上記探索処理が行なわれている。しかし、本発明はこれに限られず、一般道に限定してもよい。つまり、ステップS100とステップS110との間、またはステップS110とステップS120との間に、一般道か否かを判断するステップを設け、一般道ではない場合に通常の経路で経路案内を開始するとしてもよい。このようにすることにより、右左折や転回がされない高速道路においては、ステップS120以降の処理がなされず、情報処理量を軽減できる。
上記実施形態において、経路探索処理は経路探索サーバ200が実行している。しかし、本発明はこれに限られず、経路探索処理はスマートフォン100が実行してもよい。この場合、スマートフォン100は、道路情報を、自己の記憶装置に記憶していることが好ましい。
上記実施形態において、端末装置としてスマートフォン100を適用している。しかし、端末装置としてはスマートフォンに限らず、例えば、一般的な携帯電話(フィーチャーフォン)や、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、携帯音楽プレーヤ、携帯型ゲーム機、カーナビゲーションシステム、ポータブルナビゲーションシステム(PND)など、様々な装置によって構成することが可能である。
上記実施形態において、優先的に経路を表示する態様として、優先的な経路のみを表示した。しかし本発明は、これに限らない。優先的に経路を表示する態様としては、例えば、優先的な経路の優先順位を高く表示してもよく、優先的な経路をその他の経路と比較して目立つように表示してもよい。
上記実施形態において、現在位置情報を得るためにGPSを利用する態様について説明した。しかし、現在位置の情報の生成は、 GLONASS(Global Navigation Satellite System)、Galile oなどのGPS以外の他の衛星測位システム(Satellite Navigation System)、言い換えれば、世界的航法衛星システム (GNSS:Global Navigation System)によってもよい。また、たとえば、ユーザが携帯する端末がスマートフォンである場合には、位置情報の生成は、スマートフォンと基地局の電波の強さに基づいて得られる基地局とスマートフォンとの距離に基づいて、行ってもよい。そのような態様においては、ユーザが 携帯する端末は、世界的航法衛星システムの受信装置を備えない態様とすることができる。さらに、ユーザが携帯する移動端末において位置情報を生成する構成 要素は、複数の方式、たとえば、衛星測位システムを利用した方式と、スマートフォンの基地局を利用する方式を併用する態様とすることもできる。
70…通信キャリア
80…インターネット
100…スマートフォン
110…制御部
120…無線通信部
124…タッチパネル
126…表示部
128…マイク
130…スピーカ
136…現在位置取得部
200…経路探索サーバ
210…通信部
220…制御部
222…探索部
230…記憶部
Y…所定距離
A…地点
B…地点
G…地点
C…交差点
D…交差点
E…交差点
F…交差点
X…基準値
R1…経路
R2…経路
Claims (7)
- 車両の経路を探索する経路探索システムであって、
現在位置を取得する現在位置取得部と、
目的地を取得する目的地取得部と、
道路のつながりを表す道路情報に基づいて、前記現在位置から前記目的地までの経路を探索する探索部と、
前記経路を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、
前記車両が走行中であって所定の条件が満たされる場合、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有さない第1の経路を、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有する第2の経路と比較して、優先的に表示する、
経路探索システム。 - 請求項1に記載の経路探索システムであって、
さらに、前記道路情報は各道路を走行する際の所要時間の情報を含み、
前記表示部は、前記所定の条件が満たされない場合として、
前記第1の経路に沿って前記目的地に到着するまでの第1の所要時間が、前記第2の経路に沿って前記目的地に到着するまでの第2の所要時間よりも基準値以上大きい場合、前記第2の経路を前記第1の経路と比較して優先的に表示する、
経路探索システム。 - 請求項2に記載の経路探索システムであって、
前記基準値は、前記第1の所要時間と前記第2の所要時間の少なくとも一方に応じて決定される、
経路探索システム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の経路探索システムであって、
前記所定距離は、前記車両の速度に応じて決定される、
経路探索システム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の経路探索システムであって、
前記道路情報は各道路の車線数の情報を含み、
前記所定距離は、前記現在位置において前記車両が走行する道路の車線数に応じて決定される、
経路探索システム。 - 経路探索システムが実行する経路探索方法であって、
(A)現在位置を取得する工程と、
(B)目的地を取得する工程と、
(C)前記現在位置から前記目的地までの経路を探索する工程と、
(D)前記経路を表示する工程と、を備え、
前記(C)工程は、
車両が走行中の場合、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有さない第1の経路を、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有する第2の経路と比較して、優先的に表示する、経路探索方法。 - コンピュータが実行するコンピュータプログラムであって、
現在位置を取得する機能と、
目的地を取得する機能と、
前記現在位置から前記目的地までの経路を探索する機能と、
前記経路を表示する機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであって、
前記表示する機能は、
車両が走行中の場合、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有さない第1の経路を、前記現在位置から所定距離の間に右左折地点または転回地点を有する第2の経路と比較して、優先的に表示する、コンピュータプログラム。
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JP2014235201A JP6385255B2 (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 経路探索システム、経路探索方法、コンピュータプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114512010A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-05-17 | 贵州省交通规划勘察设计研究院股份有限公司 | 适用于缓堵路况下的车辆引导系统及装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001330459A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Denso Corp | 経路設定装置及びナビゲーション装置 |
JP2008151752A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Nissan Motor Co Ltd | 経路案内表示装置及び経路案内方法 |
JP2009008573A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及び、ナビゲーションプログラム |
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2014
- 2014-11-20 JP JP2014235201A patent/JP6385255B2/ja active Active
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