JP2016097257A - 装着用便座におけるおむつの貼着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつを装着用便座に装着している間は、体位変換や脚の屈伸をしてもおむつが装着用便座にしっかりと接合し、本体内部での空気漏れや液漏れがないこと。【解決手段】皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とを有する便座本体部10に、前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12に尻受け部13の軟質材59を被せて装着用便座8を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部貼着面39aは、内側に導風フィン40を形成した前記前蓋部12の外側面を利用し、この貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側に伸ばした貼着シート75を貼着する。【選択図】図1

Description

本発明は、身動きの不自由な要介護者に、寝具の上などで、仰臥又は横臥状態で装着して排便するための装着用便座において、長時間使用しても又は体位変換しても尿や洗浄水の漏れを防止した装着用便座におけるおむつの貼着装置に関するものである。
本特許出願の発明者らは、介護施設の患者や寝たきり老人の要介護者の排尿・排便を自動で検知して排泄処理をするために、要介護者の股間におむつと共に装着する装着用便座をすでに提案した(特許文献1)。
特許文献1に示すものは、図10に示すとおりである。
この図10において、100:排泄補助具、110:本体部、111:可撓接続部、112:洗浄液供給ポート、113:温風供給ポート、114:排泄ポート、115:接続端子、120:前カップ部、130:臀部支持部、131:クッション層、132:窪み部、140:開口部、200:排泄補助具着用カバー、201:前身頃領域、202:股下領域、203:後身頃領域、204:サイドフラップ、206:両ファスナタブ、210:開口部、220:トップシート、230:バックシート、231:剥離紙、240:面ファスナ、250:保持シート、251:面ファスナ、252:面ファスナ、260:立体ギャザー、270:防漏バリヤ、300:粘着シート、301:接着剤層である。
特開2008−142243号公報
文献1に示したものには、次のような問題点を有していた。
図11に示すように、臀部支持部130の上面に、開口部140の内周面までクッション層131が載せられ、このクッション層131の開口部140側に面した内周面に接着剤層301の粘着力で排泄補助具用着用カバー200の粘着シート300を接合していた。
このように、クッション層131の内周面に排泄補助具用着用カバー200の粘着シート300を接合していたため、クッション層131との接合力が不十分で、装着者の体動で剥がれやすく、また、剥がれないとしても臀部支持部130とクッション層131との間には小さな粘着力しかないので、すぐに隙間gが生じて、この隙間gから洗浄水や尿が漏れて装着者に不快感を与え、また、悪臭の原因になっていた。
本発明は、次のような目的を達成することのできる装着用便座におけるおむつの貼着装置を提供することにある。
(1)おむつを装着用便座に装着している間は、体位変換や脚の屈伸をしてもおむつが装着用便座にしっかりと接合し、本体内部での空気漏れや液漏れがないこと。
(2)おむつが装着用便座から部分的にはがれても軟質材が装着用便座に確実に接合していること。
(3)おむつを交換するときは、装着用便座から容易に剥がすことができること。
本発明は、装着用便座8の皿状の窪みを有する排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74と位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側の貼着シート75を貼着する。
より具体的には、皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とを有する便座本体部10に、前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12に尻受け部13の軟質材59を被せて装着用便座8を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部貼着面39aは、内側に導風フィン40を形成した前記前蓋部12の外側面を利用し、この貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側に伸ばした貼着シート75を貼着する。
前記前蓋部12は、ABS樹脂からなり、この前蓋部12の外側面の貼着部貼着面39aは、梨地面とすることが望ましい。
また、前蓋部12の外側面の貼着部39aに貼着した排泄孔74の貼着シート75は、前記排便受け部14の上面に被せた軟質材59の内周面を包み込むようにして貼着すればより望ましい。
更に、軟質材59の排便受け部14の内壁面に臨ませた内周縁部に、粘着性を有する断面L字形の軟質枠材98を介在して前蓋部12の周縁部に被せる。
請求項1記載の発明によれば、装着用便座8の皿状の窪みを有する排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74と位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側の貼着シート75を貼着するようにしたので、本発明は、次のような目的を達成することのできる装着用便座におけるおむつの貼着装置を提供することにある。
(1)おむつを装着用便座に装着している間は、体位変換や脚の屈伸をしてもおむつが装着用便座にしっかりと接合し、本体内部での空気漏れや液漏れがない。
(2)おむつが装着用便座から部分的にはがれても軟質材が装着用便座に確実に接合している。
(3)おむつを交換するときは、装着用便座から容易に剥がすことができる。
請求項2記載の発明によれば、皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とを有する便座本体部10に、前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12に尻受け部13の軟質材59を被せて装着用便座8を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部貼着面39aは、内側に導風フィン40を形成した前記前蓋部12の外側面を利用し、この貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側に伸ばした貼着シート75を貼着するようにしたので、次の効果を有する。
(1)従来の軟質材58と59の内側壁に貼着すると、本発明の略垂直に剥がすときの力と同程度であり、装着状態で剥がれる恐れがある。しかし、本発明では、おむつ66の貼着シート75を導風板部39の貼着面39aに貼着すると、貼着面39aと略平行の引っ張り力は、228.8Nと従来の約3.8倍であり、本発明装置を装着した人が寝返りなどで動いてもほとんど剥がれることがなく、水漏れはなくなった。接着層95を軟質枠材98にも貼着すれば、より強度が増大する。また、貼着シート75で軟質材58と59と軟質枠材98を包み込むように貼着すれば軟質材58と59の便座本体部10と前蓋部12からの剥離を確実に防止できる。
(2)おむつ66の交換時には、貼着シート75を貼着面39aと略垂直に剥がせば簡単に剥がすことができ、交換作業が円滑に行える。
請求項3記載の発明によれば、前蓋部12は、ABS樹脂からなり、この前蓋部12の外側面の貼着面39aは、梨地面としたので、接着面積が大きくなり、確実に貼着し、水漏れをより確実に防止できる。
請求項4記載の発明によれば、前蓋部12の外側面の貼着部39aに貼着した排泄孔74の貼着シート75は、前記排便受け部14の上面に被せた軟質材59の内周面を包み込むようにして貼着したので、さらに水漏れをより確実に防止できる。
請求項5記載の発明によれば、軟質材59の排便受け部14の内壁面に臨ませた内周縁部に、粘着性を有する断面L字形の軟質枠材98を介在して前蓋部12の周縁部に被せたので、従来のようなクッション層の剥がれをなくすことができる。
本発明に係る装着用便座におけるおむつの貼着装置の実施例1を示す一部切り欠いた斜視図である。 図1における便座本体部10におむつ66を貼着した実施例1の要部の断面図である。 図6における前蓋部12の背面から見た斜視図である。 本発明の装着用便座8に使用されるおむつ66の内面から見た斜視図である。 図6における尻受け部13の斜視図である。 褥瘡防止用軟質材を取り付ける前の装着用便座8の斜視図である。 軟質材58と59の一部を断面とした斜視図である。 (a)は、おむつ66の貼着シート75を導風板部39に貼着し、貼着面39aと略平行に引張力が作用している状態の断面図、(b)は、おむつ66の貼着シート75を導風板部39に貼着し、貼着面39aと略垂直に剥がしているときの力が作用している状態の断面図である。 図1における便座本体部10におむつ66を装着した実施例2の要部の断面図である。 従来の装着用便座とおむつの斜視図である。 図10における便座本体部10におむつ66を装着した従来例の要部の断面図である。
本発明の装着用便座におけるおむつの貼着装置は、皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とを有する便座本体部10に、前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12に尻受け部13の軟質材59を被せて装着用便座8を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、前記排便受け部14の内壁面の貼着部貼着面39aは、内側に導風フィン40を形成した前記前蓋部12の外側面を利用し、この貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側に伸ばした貼着シート75を貼着する。
前蓋部12は、ABS樹脂からなり、この前蓋部12の外側面の貼着部貼着面39aは、梨地面とする。
前蓋部12の外側面の貼着部39aに貼着した排泄孔74の貼着シート75は、前記排便受け部14の上面に被せた軟質材59の内周面を包み込むようにして貼着する。
軟質材59の排便受け部14の内壁面に臨ませた内周縁部に、粘着性を有する断面L字形の軟質枠材98を介在して前蓋部12の周縁部に被せる。
本発明による装着用便座におけるおむつの貼着装置は、装着用便座8とおむつ66とからなる。
前記装着用便座8は、大まかに分けて図6に示す便座本体部10と、後カバー部11と、図3に示す前蓋部12と、図5に示す尻受け部13と、図1に示す軟質材57と58と59からなる。
前記便座本体部10は、図1及び図6に示すように、直径が略100mm程度の皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14から直角か直角よりわずかに後方に傾き、幅が略50mm、高さが略170mm、深さが略20mmの縦型溝状の排尿受け部15とからなる。
前記排便受け部14は、前端から後端にやや傾斜しており、後端に連通して排便吸引孔19となる筒部が一体に突出しており、この排便受け部14の前端部には、主に肛門を洗浄するとともに、排便受け部14の上面の大便と排尿受け部15からの小便を流すための温水を噴射する洗浄水ノズル17が設けられている。また、前記排便受け部14の左右の縁部91には、後述の導風溝部48を下面から取り付けるためのそれぞれ弧状の導風長孔25(図2)が開口し、この導風長孔25の排便受け部14側に空気を流すための段差87が設けられている。前記導風長孔25の先端部から前記排尿受け部15の縁部92に連続する部分にかけて20〜30mm程度の幅の広い太股受け部16が両側にわずかに傾斜して設けられている。前記導風長孔25から前方に突出して2個の組立舌片21が設けられている。前記排便受け部14の背面には、配線板が設けられ、この配線板に搭載した1個の大便センサ23が排便受け部14の上面の略中央に露出し、4個の小便センサ24が大便センサ23の周りに露出して設けられている。
前記洗浄水ノズル17の上端部には、肛門と陰部を洗浄する上向き噴射ノズルが水平に対し40〜50度の角度で設けられ、また、側面部には、排便受け部14の上面全体に噴射するように略180度の広角の水平噴射ノズルが設けられている。この洗浄水ノズル17の下端部は、導水管に連結されている。
前記排尿受け部15の略中間位置には、肛門と陰部を洗浄する洗浄水ノズル18が設けられている。前記便座本体部10の排便受け部14と排尿受け部15の背面には、後カバー部11と連結するための組立突起が数箇所に設けられている。
前記排便受け部14の表面は、テフロン(登録商標)などの低摩擦材が塗布され、糞尿の付着を防止するとともに、流れをよくしている。
前記後カバー部11は、底面受け部と背面受け部と側壁部とによって前記便座本体部10と似た形状となし、前記便座本体部10の排便受け部14と排尿受け部15の背面から取り付けたとき、排便受け部14と底面受け部との間の底部と両側部に底面空隙部29が形成され、排尿受け部15と背面受け部28との間に背面空隙部が形成される。この後カバー部11の背面受け部には、下から順に、ホース差し込み孔と送風管取り付け孔と洗浄水管取り付け孔とコネクタ取り付け孔が開口している。また、底面受け部と背面受け部の前記便座本体部10の組立突起に対応した位置に組立突起が設けられ、前端部左右に組立突起を有する組立舌片が設けられている。
前記便座本体部10の排便吸引孔19となる筒部には、つぶれないが屈曲可能な排泄物吸引ホース52が嵌め込まれ、結合バンドによって固定され、前記後カバー部11のホース差し込み孔から突出し、装着用便座を装着したままで、腰をかがめて起き上がるのを容易にしている。
前記後カバー部11の送風管取り付け孔には、送風管連結部材が取り付けられ、外部からの空気供給管53に連結し、内部では、2本の空気送り管が取り付けられている。前記後カバー部11の洗浄水管取り付け孔には、外部からの温水の送水管54に連結し、内部では、洗浄水ノズル18と導水管に連結した送水管連結部材が取り付けられている。前記洗浄水ノズル18は、排尿受け部15の略中央に露出して設けられ、排尿後の男性器や女性器を洗浄する。前記後カバー部11のコネクタ取り付け孔には、電気コード55を有するコネクタ51が取り付けられ、電気信号の入出力、電源の供給等が行われる。
前記空気供給管53に連結された送風管連結部材には、二股の空気送り管が連結され、これらの空気送り管には、それぞれ導風溝部材47が結合され、この導風溝部材47には、上面に円弧状に導風溝部48が開口している。前記空気送り管は、便座本体部10と後カバー部11との間に形成された背面空隙部から両側の底面空隙部29を経て前記導風長孔25の下面に密着して取り付けられる。前記空気送り管は、送風時に抵抗をなくし送風力を向上させるために、出来るだけ太いものが用いられる。
前記送水管54に連結された送水管連結部材に導水管を連結し、この導水管は、便座本体部10と後カバー部11との間に形成された背面空隙部から底面空隙部29を経て、前記洗浄水ノズル17の下端部に連結される。この洗浄水ノズル17は、約40〜50度の角度で洗浄の温水を上方へ噴射して主に肛門を洗浄する上向き噴射ノズルと、180の扇状に洗浄水をほぼ水平に噴射して排便受け部14を洗浄する水平噴射ノズルが設けられている。
前記便座本体部10の排便受け部14の背面に大便センサ23と小便センサ24を取り付けた配線板が固定され、前記大便センサ23は、排便受け部14の略中央部上面に露出させ、この大便センサ23の周りに前記4個の小便センサ24が正面に露出して設けられている。
前記便座本体部10の導風長孔25の上に、前蓋部12の両側先端部のほぞ41を便座本体部10のほぞ孔に差し込みつつ液密に組み立てる。図3に示すように、この前蓋部12には、背面中央のU字形の導風フィンと両側に3本ずつの導風フィンが設けられて送風路46を構成し、図2に示すように、前記導風溝部48と導風長孔25の段差87から噴出した空気を排便受け部14の上面に送る。
前蓋部12の中央には、図3に示すように、ノズル逃げ凹部38が形成されている。
前記後カバー部11に図6に示すように、、排泄物吸引ホース52と空気供給管53と送水管54と電気コード55を取り付け、また、便座本体部10の排便受け部14の背面に配線板、導風溝部材47等を固定し、便座本体部10の下面から後カバー部11を嵌め込み、複数個所の組立突起とねじにより便座本体部10と後カバー部11を固定する。この便座本体部10の組立舌片21と後カバー部11の組立舌片36は、それぞれの組立突起22に組立突起37を嵌合して重ねた状態で、弾性体からなる尻受け部13(図5)の差込み溝61に圧入し、組立突起22をねじ孔64に嵌合して一体化する。このとき、尻受け部13の底部63が前記後カバー部11の底部に密着する。尻受け部13は、弾性体からなるので、組立舌片21と組立舌片36は、差込み溝61を広げて圧入すると、組立突起22がねじ孔64に嵌合して一体化する。このように便座本体部10と後カバー部11とを尻受け部13の差込み溝61に嵌合した後、便座本体部10の上のほぞ孔に前蓋部12のほぞ41を差し込み前蓋部12を被せ、前蓋部12の組み立て舌片90を載せ凹部62に載せる。前蓋部12を被せた後、前蓋部12のねじ孔64にねじ65をねじ込むと、便座本体部10と後カバー部11と前蓋部12が尻受け部13に一体に固定される。
次いで、図1に示すように、排尿受け部15の前面縁部92に褥瘡防止用の軟質材57を嵌め込む。前記太股受け部16と前蓋部12に、図2に示す液漏れ防止と褥瘡防止兼用の軟質枠材98を密着して被せる。この軟質枠材98は、図7に示すように、断面略L字状をなし、軟質材58と59の排便受け部14に臨ませられた内周縁部に密着して取り付けられる。この軟質材58と59は、便座本体部10における排便受け部14の周縁部に載せたとき、若干の粘着力で密着するが、太股受け部16を装着したとき剥がれ易く、剥がれたところから水漏れが生じやすい。そこで、排便受け部14の内周縁部における軟質材58と59に、これら軟質材58と59より粘着力を有し、かつ、褥瘡を生じない程度に軟質の材料、例えば、ゴムウレタンからなる軟質枠材98を貼着して便座本体部10や前蓋部12の縁部に載せることより、簡単に剥がれない程度に密着する。密着性をよくするために、便座本体部10と前蓋部12は、ABS樹脂を用い、表面を小さな凹凸のある梨地とすることが望ましい。
前記軟質材57と軟質枠材98は、一体のものでもよい。
これらの軟質材57と59は、おむつを介在して装着したとき、体圧が50mmHg以下、さらに好ましくは、32mmHg以下となるものが望ましいとされている。
これらのうち軟質材57と59は、硬度がJISAで5〜15度のシリコーンゴムからなり、固定的に接着される。また、尻受け部13の上面に取り付けられる軟質材59は、硬度がアスカーCで4〜10度のゲル材からなり、尻受け部13と軟質材59の間に汚物等が侵入したとき剥がして清掃し易いように、粘着性を有するものであることが望ましい。また、前記軟質材59は、仙骨が接触するので、尻受け部13に仙骨逃げ凹部60を形成することが望ましい。
以上のように構成された装着用便座は、図4に示すおむつ66を用いて股間に装着する。
このおむつ66の一例を説明する。
図4において、おむつ本体67は、腰回り包み部67aと、腹回り包み部67bと、これらより幅の狭い股間回り包み部67cとが1枚の比較的薄い紙からなり、このおむつ本体67の内側には、長方形のクッション材76が貼着されている。前記股間回り包み部67cの両側と前記腰回り包み部67aの端部略中央には、伸縮するギャザー70が形成され、下面に漏れ防止ひだ73が形成されてている。
このクッション材76と股間回り包み部67cを貫通して瓢箪型の排泄孔74が切り抜かれ、この排泄孔74の円形孔と直線切り込みの内側部分の貼着シート75は、裏面に剥離紙のついた接着層が形成され、図11における前蓋部12の導風板部39の外面の貼着面39aと図1における便座本体部10の内壁部88に貼着固定される。
この排泄孔74の両側には、2本ずつギャザーテープ77が固着され、内側のギャザーテープ77の取り付け位置に沿って筒状に膨出した2本の男性器保持部80が間隔を持って設けられている。
前記おむつ66の外側面には、腰回り包み部67aの端部から排泄孔74を包み込む大きさの吸湿作用を有する便座被覆布78が設けられ、この便座被覆布78の排泄孔74を包み込む以外の部分の周囲は、腰回り包み部67aの下面に接着され、この便座被覆布78と腰回り包み部67aとの重なり合う部分が尻受け部13の差込み隙間を構成している。前記便座被覆布78の排泄孔74を包み込む部分の周縁部には、剥離紙のついた接着層が形成されている。また、前記排泄孔74の近くの腹回り包み部67b側に臨ませた内側に男性器保持部80が設けられ、外側に隙間保持テープの一端部が接着され、この隙間保持テープの他端部に剥離紙のついた接着層が形成されている。前記腰回り包み部67aの両側には、面ファスナ72を有する固着片71が設けられ、腹回り包み部67bの面ファスナ72に着脱自在に結合される。
以上のように構成された装着用便座8におむつ66を貼着する順序を説明する。
(1)図1に示す装着用便座8の尻受け部13を、その先端部がおむつ66の下面の差込み隙間の内端部に突き当たるまで差し込む。すると、おむつ66の排泄孔74が排便受け部14と一致する。このとき、洗浄水ノズル17が排泄孔74の切り欠き89から露出する。この状態で、排泄孔74の円形孔周縁の貼着シート75の剥離紙をはがして前蓋部12の導風板部39の外側の貼着面39aに貼り付け、また、排泄孔74の直線部の貼着シート75の剥離紙をはがして排便受け部14の内壁部88と排尿受け部15の内壁部に貼り付ける。さらに詳しくは、図2において、おむつ66の貼着シート75を、剥離紙を剥がし軟質材58と59を乗せた便座本体部10の排便受け部14の内周壁側に折り込み、導風板部39の貼着面39aに貼着シート75を貼着する。導風板部39は、ABS樹脂などからなり、貼着面39aの表面を梨地面とすることでしっかりと貼着される。軟質材58や軟質材59は、貼着面39aとおむつ66に挟み込まれた状態となるので、軟質材58や軟質材59は、貼着シート75で被覆され、軟質材58や軟質材59の縁部が持ち上げられることがない。貼着シート75には、円形部分への貼着のため、切込みが形成され、この部分から水が侵入したとしても、軟質枠材98により便座本体部10や前蓋部12に密着し剥がれることがないので、水漏れが確実に防止できる。
(2)おむつ66を取り付けた装着用便座を患者等の股間にあてがう。このとき、患者等の臀部が尻受け部13の軟質材59の上に載るようにすると、肛門85が排便受け部14の大便センサ23のほぼ真上に位置し、太股の根元部分が装着用便座の太股受け部16の軟質材59に密着する。
(3)密着したら、腹回り包み部67bを患者等の腹の上まで折り返す。このとき、患者等が男性の場合、男性器保持部80の間に男性器を位置させて尿道が排尿受け部15に正しく向くように位置させる。患者等が女性の場合、女性器は排尿受け部15の洗浄水ノズル18に略対峙する。
(4)患者等の腹の上から腹回り包み部67bを巻き込み、この腹回り包み部67bの両側からギャザー70を伸ばしながら腰回り包み部67aを被せて固着片71の面ファスナー72を腹回り包み部67bの面ファスナー72に係止する。
以上のようにした装着用便座をおむつと共に装着し、排便、排尿を大便センサ23や小便センサ24で感知すると、図示しない排泄物処理装置が駆動して装着用便器内の排便と排尿を吸引処理し、温水で洗浄し、温風で乾燥する。
このような構成における貼着シート75の本発明と従来例との剥離強度の試験結果は、次の通りである。
試験片は、接着層95として1cm×1cmのゴム系の両面テープを用い、この試験片をおむつ66の貼着シート75に取り付けた。
本発明として、導風板部39の貼着面貼着面39aにおむつ66の貼着シート75を貼着し、図8(a)のように、貼着面と略垂直に剥がしたとき(ケース1)の引張力と、図8(b)のように、貼着面と略平行に引っ張ったとき(ケース2)の引張力とを測定した。
比較例として、同じ試験片を用いて、図11に示す従来のように、軟質材58(又は軟質材59)の内側面に張り付け、貼り付け面と略平行に引っ張ったとき(ケース3)の引張力とを測定した。
荷重速度は、1N/secとした。
Figure 2016097257
実際の貼着面積は、2cm幅のゴム系の両面テープを用い、長さ8cmとすると、貼着面積は、2×8mm=16cmとなるから、従来例(ケース3)では、貼り付け面と略平行に引っ張ったときの引張力は、60.8Nであるのに対し、本発明では、貼り付け面と略垂直に剥がしたとき(ケース2)の引張力は、228.8N、約3.8倍の引っ張り力が得られた。
本発明において、おむつ66を交換するため、貼着シート75を貼着面39aから貼り付け面と略垂直に剥がしたとき(ケース1)の引張力は、59.2Nとなり、容易に剥がすことができる。
以上の実験結果から次のことが判明した。
(1)従来の軟質材58と59の内側壁に貼着すると、本発明の略垂直に剥がすときの力と同程度であり、装着状態で剥がれる恐れがある。しかし、本発明では、おむつ66の貼着シート75を導風板部39の貼着面39aに貼着すると、貼着面39aと略平行の引っ張り力は、228.8Nと従来の約3.8倍であり、本発明装置を装着した人が寝返りなどで動いてもほとんど剥がれることがなく、水漏れはなくなった。接着層95を軟質枠材98にも貼着すれば、より強度が増大する。また、貼着シート75で軟質材58と59と軟質枠材98を包み込むように貼着すれば軟質材58と59の便座本体部10と前蓋部12からの剥離を確実に防止できる。
(2)おむつ66の交換時には、貼着シート75を貼着面39aと略垂直に剥がせば簡単に剥がすことができ、交換作業が円滑に行える。
図9に示す実施例2では、さらに、前記導風長孔25の外側の半円周の縁部91と、後カバー部11における前記便座本体部10と接合する前面全周囲に、より効果的に液漏れ、空気漏れを防止するためにパッキン97aが貼着される。また、前記前蓋部12の上面半円形縁部に突状部12aを形成し、この突条部12aに、下向きV字状の軟質枠材98を密着して被せる。この軟質枠材98は、図2の場合と同様、軟質材58と59より粘着力を有し、かつ、褥瘡を生じない程度に軟質の材料、例えば、ゴムウレタンからなる軟質枠材98を貼着して便座本体部10や前蓋部12の縁部に載せることより、簡単に剥がれない程度に密着する。密着性をよくするために、便座本体部10と前蓋部12は、ABS樹脂を用い、表面を小さな凹凸のある梨地とすることも図2と同様である。
8…装着用便座、10…便座本体部、11…後カバー部、12…前蓋部、12a…突条部、12a…突条部、13…尻受け部、14…排便受け部、15…排尿受け部、16…太股受け部、17…洗浄水ノズル、18…洗浄水ノズル、19…排便吸引孔、20…ほぞ孔、21…組立舌片、23…大便センサ、24…小便センサ、25…導風長孔、29…底面空隙部、36…組立舌片、39…導風板部、貼着面39a…貼着面、40…140、41…ほぞ、42…ねじ孔、46…送風路、47…導風溝部材、52…排泄物吸引ホース、53…空気供給管、54…送水管、55…電気コード、57…軟質材、58…軟質材、59…軟質材、60…仙骨逃げ凹部、61…差込み溝、62…載せ凹部、63…底部、64…ねじ孔、65…ねじ、66…おむつ、67…おむつ本体、67a…腰回り包み部、67b…腹回り包み部、67c…股間回り包み部、70…ギャザー、71…固着片、72…面ファスナー、73…漏れ防止ひだ、74…排泄孔、75…貼着シート、76…クッション材、77…ギャザーテープ、78…便座被覆布、80…男性器保持部、87…段差、88…内壁部、89…切り欠き、90…組立舌片、91…縁部、92…縁部、95…接着層、97a、97b…パッキン、98…軟質枠材、98a…突条部、98b溝部。
請求項1記載の発明によれば、皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とにより便座本体部10を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、
前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12を尻受け部13に一体に固定し、この尻受け部13と前蓋部12の上に軟質材59を被せ、前記前蓋部12は、内側を導風フィン40とした前記前蓋部12の導風板部39の外側面を貼着面39aとし、前記前蓋部12の上の軟質材59の内周縁部に粘着性を有する軟質枠材98を貼着し、前記排便受け部14の内壁面88と前記導風板部39の外側面の貼着面39aに、前記おむつ66の排泄孔74の周りに設けた貼着シート75を貼着し、この貼着シート75により前記軟質枠材98を包み込むようにして前記おむつ66を前記軟質材59の上に被せるようにしたので、本発明は、次のような目的を達成することのできる装着用便座におけるおむつの貼着装置を提供することができる。
(1)おむつを装着用便座に装着している間は、体位変換や脚の屈伸をしてもおむつが装着用便座にしっかりと接合し、本体内部での空気漏れや液漏れがない。
(2)おむつが装着用便座から部分的にはがれても軟質材が装着用便座に確実に接合している。
(3)おむつを交換するときは、装着用便座から容易に剥がすことができる。
(4)従来の軟質材58と59の内側壁に貼着すると、本発明の略垂直に剥がすときの力と同程度であり、装着状態で剥がれる恐れがある。しかし、本発明では、おむつ66の貼着シート75を導風板部39の貼着面39aに貼着すると、貼着面39aと略平行の引っ張り力は、228.8Nと従来の約3.8倍であり、本発明装置を装着した人が寝返りなどで動いてもほとんど剥がれることがなく、水漏れはなくなった。接着層95を軟質枠材98にも貼着すれば、より強度が増大する。また、貼着シート75で軟質材58と59と軟質枠材98を包み込むように貼着すれば軟質材58と59の便座本体部10と前蓋部12からの剥離を確実に防止できる。
(5)おむつ66の交換時には、貼着シート75を貼着面39aと略垂直に剥がせば簡単に剥がすことができ、交換作業が円滑に行える。
(6)前蓋部12の外側面の貼着部39aに貼着した排泄孔74の貼着シート75は、前記排便受け部14の上面に被せた軟質材59の内周面を包み込むようにして貼着したので、さらに水漏れをより確実に防止できる。
請求項2記載の発明によれば、前蓋部12の左右の縁部91と排尿受け部15の縁部92の間に20〜30mm程度の幅の広い太股設け部16を設け、この太股受け部16の上に軟質材58を被せ、前記前蓋部12の上の軟質材59と前記太股受け部16の上の軟質材58の内周縁部に粘着性を有する軟質枠材98を貼着したので、簡単に剥がれない程度に密着する。
請求項3記載の発明によれば、前蓋部12の外側面の貼着面39aは、梨地面とし、軟質枠材98は、断面L字形をなし、前蓋部12の上の軟質材59と太股受け部16の上の軟質材58より粘着力を有するものからなるので、接着面積が大きくなり、確実に貼着し、水漏れをより確実に防止できるとともに、従来のようなクッション層の剥がれをなくすことができる。
請求項4記載の発明によれば、前蓋部12の上面半円形縁部に突状部12aを形成し、この突条部12aに、前蓋部12の上の軟質材59と太股受け部16の上の軟質材58より粘着力を有する下向きV字状の軟質枠材98を密着して被せてなるので、簡単に剥がれない程度に密着する。
以上のように構成された装着用便座は、図4に示すおむつ66を用いて股間に装着する。
このおむつ66の一例を説明する。
図4において、おむつ本体67は、腰回り包み部67aと、腹回り包み部67bと、これらより幅の狭い股間回り包み部67cとが1枚の比較的薄い紙からなり、このおむつ本体67の内側には、長方形のクッション材76が貼着されている。前記股間回り包み部67cの両側と前記腰回り包み部67aの端部略中央には、伸縮するギャザー70が形成され、下面に漏れ防止ひだ73が形成されている。
このクッション材76と股間回り包み部67cを貫通して瓢箪型の排泄孔74が切り抜かれ、この排泄孔74の円形孔と直線切り込みの内側部分の貼着シート75は、裏面に剥離紙のついた接着層が形成され、図2における前蓋部12の導風板部39の外面の貼着面39aと図1における便座本体部10の内壁部88に貼着固定される。
この排泄孔74の両側には、2本ずつギャザーテープ77が固着され、内側のギャザーテープ77の取り付け位置に沿って筒状に膨出した2本の男性器保持部80が間隔を持って設けられている。
このような構成における貼着シート75の本発明と従来例との剥離強度の試験結果は、次の通りである。
試験片は、接着層95として1cm×1cmのゴム系の両面テープを用い、この試験片をおむつ66の貼着シート75に取り付けた。
本発明として、導風板部39の貼着面貼着面39aにおむつ66の貼着シート75を貼着し、図8(b)のように、貼着面と略垂直に剥がしたとき(ケース1)の引張力と、図8(a)のように、貼着面と略平行に引っ張ったとき(ケース2)の引張力とを測定した。
比較例として、同じ試験片を用いて、図11に示す従来のように、軟質材58(又は軟質材59)の内側面に張り付け、貼り付け面と略平行に引っ張ったとき(ケース3)の引張力とを測定した。
荷重速度は、1N/secとした。
Figure 2016097257
実際の貼着面積は、2cm幅のゴム系の両面テープを用い、長さ8cmとすると、貼着面積は、2×8mm=16cmとなるから、従来例(ケース3)では、貼り付け面と略平行に引っ張ったときの引張力は、60.8Nであるのに対し、本発明では、貼り付け面と貼着面と略平行に引っ張ったとき(ケース2)の引張力は、228.8N、約3.8倍の引っ張り力が得られた。
本発明において、おむつ66を交換するため、貼着シート75を貼着面39aから貼り付け面と略垂直に剥がしたとき(ケース1)の引張力は、59.2Nとなり、容易に剥がすことができる。

Claims (5)

  1. 装着用便座8の皿状の窪みを有する排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74と位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、
    前記排便受け部14の内壁面の貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側の貼着シート75を貼着するようにしたことを特徴とする装着用便座におけるおむつの貼着装置。
  2. 皿状の窪みを有する排便受け部14と、この排便受け部14の後部に立ち上がった縦型溝状の排尿受け部15とを有する便座本体部10に、前記排便受け部14の前部の半円周の縁部91に前蓋部12を設け、この前蓋部12に尻受け部13の軟質材59を被せて装着用便座8を構成し、前記排便受け部14に、おむつ66の排泄孔74を位置合わせをして使用する装着用便座におけるおむつの貼着装置において、
    前記排便受け部14の内壁面の貼着部貼着面39aは、内側に導風フィン40を形成した前記前蓋部12の外側面を利用し、この貼着部39aに、接着層95により前記排泄孔74の内側に伸ばした貼着シート75を貼着するようにしたことを特徴とする装着用便座におけるおむつの貼着装置。
  3. 前蓋部12は、ABS樹脂からなり、この前蓋部12の外側面の貼着部貼着面39aは、梨地面としたことを特徴とする請求項2記載の装着用便座におけるおむつの貼着装置。
  4. 前蓋部12の外側面の貼着部39aに貼着した排泄孔74の貼着シート75は、前記排便受け部14の上面に被せた軟質材59の内周面を包み込むようにして貼着したことを特徴とする請求項2又は3記載の装着用便座におけるおむつの貼着装置。
  5. 軟質材59の排便受け部14の内壁面に臨ませた内周縁部に、粘着性を有する断面L字形の軟質枠材98を介在して前蓋部12の周縁部に被せたことを特徴とする請求項2,3又は4記載の装着用便座におけるおむつの貼着装置。
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