JP2016097101A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた反発性能を有するゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド1であって、ボールを打撃するフェース部2を含む。フェース部2は、ボールと接触する金属材料からなる表面薄肉部8と、表面薄肉部8の内側に配されたゴム状弾性体からなる中間弾性部9と、中間弾性部9の内側に配された金属材料からなる後方支持部10とを有する複合部7を含んでいる。複合部7の中間弾性部9は、ヘッド正面視において、フェース中心を含むとともに、その一部がヘッド外面に露出して配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、優れた反発性能を有するゴルフクラブヘッドに関する。
従来、打球の飛距離を増大させるために、改良された種々のゴルフクラブヘッドが提案されている。例えば、下記特許文献1には、ヘッド本体と、そのフェース部に設けられたゴム状弾性体からなる弾性体層と、この弾性体層の表面に配された繊維強化樹脂層とを含むゴルフクラブヘッドが記載されている。このようなゴルフクラブヘッドは、ボール打撃時、繊維強化樹脂層を介して弾性体層を広い範囲に圧縮変形させ、反発性を高めるという作用効果を期待している。
特開平5−305161号公報
特許文献1のゴルフクラブヘッドでは、ボールと直接接触するフェースが、繊維強化樹脂で構成されている。繊維強化樹脂とボールとの間の摩擦係数は、一般に小さい。これまでの種々の実験によれば、フェースとボールとの間の摩擦係数が小さいほど、打球にスピンがかかりやすいことが判明している(例えば、JSEA機関紙「スポーツ工学」No.1 2006年7月31日発行の「ゴルフ用具に関する最近の研究」大貫正秀著)。従って、特許文献1のゴルフクラブヘッドから打ち出されたボールは、高スピンによって、十分な飛距離が得られないおそれがある。
また、ヘッドの反発性能を高めるためには、ボール打撃時、弾性体層をより局部的に変形させることが有効である。フェース部の打球前後を模式的に示す図13(A)及び図13(B)から明らかなように、特許文献1では、フェースの打球面の繊維強化樹脂層aに、ある程度の剛性を持たせているので、ボールの打球時、弾性体層bの変形は広い範囲に及ぶと推察される。従って、特許文献1の技術では、ヘッドの反発性能の改善において、さらなる改善の余地があった。
本発明は、以上のような問題に鑑み案出なされたもので、優れた反発性能を有し、十分な飛距離を得ることができるゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ゴルフクラブヘッドであって、ボールを打撃するフェース部を含み、前記フェース部は、ボールと接触する金属材料からなる表面薄肉部と、前記表面薄肉部の内側に配されたゴム状弾性体からなる中間弾性部と、前記中間弾性部の内側に配された金属材料からなる後方支持部とを有する複合部を含み、前記複合部の前記中間弾性部は、ヘッド正面視において、フェース中心を含むとともに、その一部がヘッド外面に露出して配置されていることを特徴としている。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記中間弾性部は、ヘッド正面視において、第1の方向にのびており、かつ、前記第1の方向の一端又は両端が、ヘッド外面に露出しても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記複合部は、前記中間弾性部の前記第1の方向と直交する向きの変形を拘束する側方支持部を含むことができる。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記表面薄肉部の厚さが0.1〜1.0mmであることが望ましい。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ゴム状弾性体のヤング率は、10MPa〜1GPaの範囲に設定されても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ゴム状弾性体のヤング率が100MPa〜500MPaの範囲に設定されても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記第1の方向は、ヘッドの上下方向とされても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記第1の方向は、ヘッドのトウ・ヒール方向であっても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記第1の方向が、ヘッドのトウ側からヒール側に向かって下方に傾く斜めの方向であっても良い。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース中心でのヘッド1の1次の固有振動数が800〜1600Hzの範囲が望ましい。
本発明の前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記複合部のフェース周縁でのヘッド1の1次の固有振動数fegと、前記フェース中心でのヘッド1の1次の固有振動数fとの比feg/fが1.0〜1.3の範囲が望ましい。
本発明のゴルフクラブヘッドのフェース部は、複合部を含んでいる。複合部は、ボールと接触する金属材料からなる表面薄肉部と、前記表面薄肉部の内側に配されたゴム状弾性体からなる中間弾性部と、前記中間弾性部の内側に配された金属材料からなる後方支持部とを含んでいる。そして、複合部の中間弾性部は、ヘッド正面視において、フェース中心を含むとともに、その一部がヘッド外面に露出して配置されている。
本発明のゴルフクラブヘッドの複合部でボールを打撃した場合、ボールは、金属材料からなる表面薄肉部に衝突する。金属材料は、樹脂材料に比べて、ボールに対してより高い摩擦係数を持つため、ボールの過剰なスピンが抑えられる。
また、表面薄肉部は、小さい厚さで構成されているため、ボールとの衝突によって局部的に変形し、ひいてはその内側の中間弾性体をも局部的に大きく弾性変形させることができる。このような作用により、ヘッドの反発性が向上する。
さらに、複合部の中間弾性部は、ヘッド正面視において、フェース中心を含むように配置されているので、ボールの最も好ましい打撃位置において、低スピンの打球及び高い反発性能が提供される。しかも、中間弾性部の一部がヘッド外面に露出している。このような中間弾性部を有する複合部は、フェース部の周辺にまで高反発打球エリアを提供することができる。
従って、本発明のゴルフクラブヘッドの複合部は、ボールへのスピンを抑えながら、広い打撃位置で高反発性能を発揮し、ひいては、大きな打球の飛距離を提供することができる。
本発明の一実施形態を示すゴルフクラブヘッドの斜視図である。 (A)は図1のゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図、(B)は(A)のA−A線断面図である。 図1のゴルフクラブヘッドの基準状態の平面図である。 図2のB−B線断面図である。 本実施形態のゴルフクラブヘッドのヘッド本体の分解斜視図である。 (A)は複合部の他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図、(B)は、そのA−A線断面図である。 (A)は複合部のさらに他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図、(B)は、そのA−A線断面図である。 複合部のさらに他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図である。 複合部のさらに他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図である。 本発明の他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドであり、(A)はその斜視図、(B)はその縦断面図である。 (A)は、複合部のボール打撃前の状態を示す模式的な断面図、(B)は、その打撃状態を示す模式的な断面図である。 打球のスピン量と、フェース材料との関係を示すグラフである。 (A)は、従来技術のフェース部のボール打撃前の状態を示す模式的な断面図、(B)は、その打撃状態を示す模式的な断面図である。
以下、本発明の一実施形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」と表示される場合がある。)1の基準状態の斜視図である。図2(A)は、図1のヘッド1の正面図、図2(B)は図2(A)のA−A線断面図、図3は図1のヘッド1の平面図をそれぞれ示している。ヘッド1の基準状態とは、当該ヘッド1が、規定のライ角及びロフト角に保持されて水平面に置かれている状態であり、特に言及されていない場合、ヘッド1は、基準状態に置かれているものとする。また、規定のライ角及びロフト角とは、当該ヘッドに定められているライ角及びロフト角である。
図1及び2に示されるように、ヘッド1は、例えば、内部に中空部iを有するウッド型として構成されている。このヘッド1は、ボールを打撃する面であるフェース2aを具えたフェース部2を有している。ヘッド1は、さらに、クラウン部3、ソール部4、サイド部5、及び、ホーゼル部6を含んでいる。
クラウン部3は、ヘッド1の上面を形成している。ソール部4は、ヘッド1の底面を構成している。サイド部5は、クラウン部3とソール部4との間を接続しており、例えば、フェース2aのトウ側からヘッドの後方を通ってフェース2aのヒール側にのびている。ホーゼル部6は、例えば、ヒール側に設けられた筒状体であり、図示しないシャフトを取り付けるためのシャフト差込孔6aを有している。本実施形態において、クラウン部3、ソール部4、サイド部5及びホーゼル部6は、いずれも金属材料で構成されている。これらの一部が、繊維強化樹脂で構成されても良い。
フェース2aは、ボールに対して高い反発性能を発揮しうる複合部7を含んでいる。図2(B)に示されるように、複合部7は、表面薄肉部8と、ゴム状弾性体からなる中間弾性部9と、後方支持部10とを有し、これらが積層されて構成されている。
表面薄肉部8は、ボールと接触する部分であり、フェース2aの一部を構成している。表面薄肉部8は、金属材料で構成されている。表面薄肉部8を構成する金属材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、チタン、チタン合金、ステンレス鋼又はアルミニウム合金など種々のものが採用され得る。金属材料は、樹脂材料に比べて、ボールに対して高い摩擦係数を持つ。このため、表面薄肉部8は、スピンの小さい打球を提供することができる。
複合部7の打球前後を模式的に示す図11(A)及び図11(B)から明らかなように、ボール打撃時、表面薄肉部8は、その全体ではなく、ボールと接触する部分が局部的に変形するような剛性を持つよう極力薄く構成されていることが望ましい。換言すれば、表面薄肉部8は、中間弾性部9にボールが直接接触する場合とほぼ同様の変形を中間弾性部9に与えるようにきわめて薄い厚さを有しているのが望ましい。これにより、ボール打撃時、表面薄肉部8は、その内側に位置する中間弾性部9をも局部的かつより大きく圧縮弾性変形させることができる。一方、表面薄肉部8は、繰り返しの打撃でも損傷しないような耐久性が求められるので、表面薄肉部8の厚さt1は、例えば、0.1〜1.0mm程度が望ましい。
中間弾性部9は、表面薄肉部8の内側(中空部i側)に接触して配されている。中間弾性部9は、ゴム状弾性体で構成されている。ゴム状弾性体としては、例えば、ゴム、エラストマー又は樹脂などから選択され、とりわけアイオノマー樹脂が望ましい。ボール打撃時、中間弾性部9は、表面薄肉部8の変形に追従して大きく圧縮弾性変形するのが望ましい。一方、中間弾性部9の変形量が過度に大きくなると、複合部7の良好な耐久性が得られないおそれがある。このような観点より、ゴム状弾性体のヤング率は、例えば、10MPa以上、より好ましくは50MPa以上、さらに好ましくは140MPa以上であり、例えば1GPa以下、好ましくは800MPa以下、より好ましくは560MPa以下、さらに好ましくは300MPa以下とされるのが良い。
さらに好ましい態様では、中間弾性部9のゴム状弾性体は、JIS K6255「反発弾性試験方法」で規定されているリュプケ式反発弾性率が50%以上、より好ましくは60%以上とされる。これにより、ヘッド1の反発性能がさらに向上する。
中間弾性部9は、図2(A)に示したヘッド正面視において、フェース中心Cを含むとともに、その一部がヘッド外面に露出するように配置されている。ここで、フェース中心Cは、フェース2a上の点であって、ヘッド正面視において、フェース2aのトウ・ヒール方向長さを二等分する垂直線と、フェース2aの上下方向の長さを二等分する水平線の交点位置として定義される。
本実施形態の中間弾性部9は、好ましい態様として、第1の方向D1に沿ってのびており、この第1の方向D1での両端が、ヘッド外面に露出している。この例では、中間弾性部9の第1の方向D1は、ヘッド1の上下方向とされている。即ち、中間弾性部9は、フェース中心Cを含んで、クラウン部3とソール部4との間を接続するようにのびている。また、中間弾性部9は、第1の方向D1の両端である上端9aと下端9bが、それぞれヘッド外面に露出している。この実施形態では、中間弾性部9の上端9aはクラウン部3に、中間弾性部9の下端9bはソール部4に、それぞれ露出している(フェース2a以外で露出している。)。
図2(B)に示されるように、後方支持部10は、金属材料で構成されており、中間弾性部9の内側(中空部i側)に接触して配されている。後方支持部10の上端部10aはクラウン部3に、後方支持部10の下端部10bはソール部4にそれぞれ固着されている。後方支持部10は、中間弾性部9を後方から支え、ボール打撃時の中間弾性部9の後方への移動を拘束する。このような作用により、ボール打撃時の衝撃力は、中間弾性部9に確実に伝えられ、中間弾性部9を大きく圧縮弾性変形させることができる。好ましい態様では、後方支持部10は、十分な剛性を持つように、表面薄肉部8よりも大きい厚さで形成される。
複合部7でボールを打撃した場合、ボールは、金属材料からなる表面薄肉部8に衝突する。金属材料は、上述のように、樹脂材料に比して、ボールに対して高い摩擦係数を持つため、打ち出されたボールの過剰なスピンが抑えられる。また、表面薄肉部8は、ボールとの衝突によって局部的に変形し、これに追随して中間弾性部9をも局部的に大きく弾性変形させることができる。このような作用により、ヘッド1の反発性能が向上する。
さらに、中間弾性部9は、図2(A)のように、ヘッド正面視において、フェース中心Cを含むように配置されているので、好ましい打撃位置であるフェース中心Cにおいて、高い反発性能が提供される。しかも、中間弾性部9の上端9a及び下端9bは、それぞれクラウン部3及びソール部4のヘッド外面に露出している。このような中間弾性部9を有する複合部7は、例えば、ボールが複合部7に含まれるフェース2aの上縁や下縁といったフェース周縁で打撃された場合でも、そこでフェース部2は、大きく撓むことができ、ひいては高い反発性能を提供することができる。このような作用は、ヘッド1が地面に直接置かれているボールを打撃する機会の多いフェアウェイウッドとして作られた場合に有利なものとなる。
以上のように、本実施形態のヘッド1の複合部7は、ボールへのスピンを抑えながら、広い打撃位置で高反発性能を発揮し、ひいては、大きな打球の飛距離を提供することができる。
本実施形態のヘッド1のフェース部2は、そのトウ・ヒール方向の中央部に、複合部7が形成されている。このように、複合部7が、フェース部2の一部として構成されている場合、例えば、その第1の方向D1と直交する向きに測定される幅Wは、打撃時のボールとの接触面積を考慮して、例えば、5mm以上、好ましくは10mm以上に構成されるのが良い。
一方、フェース部2の複合部7のトウ側及びヒール側は、それぞれ非複合部11として構成されている。非複合部11は、金属材料のみで形成されている。非複合部11は、その内側に中間弾性部9や後方支持部10が設けられていないため、表面薄肉部8よりも大きい厚さで形成されているのが望ましい。さらに、ボール打撃時、中間弾性部9がトウ側又はヒール側(非複合部11側)に変形して逃げるのを防ぐために、複合部7は、さらに、側方支持部12を含むことが望ましい。
側方支持部12は、ヘッド正面視において、中間弾性部9が第1の方向D1と直交する方向に変形するのを拘束するよう働く。本実施形態の側方支持部12は、例えば、第1の側方支持部12aと、第2の側方支持部12bとを含んでいる。
第1の側方支持部12aは、中間弾性部9のトウ側の端面9cを支えるように表面薄肉部8と後方支持部10との間を接続している。第1の側方支持部12aの上端部はクラウン部3に、第1の側方支持部12aの下端部はソール部4に、それぞれ一体に接続されている(図示省略)。
同様に、第2の側方支持部12bは、中間弾性部9のヒール側の端面9dを支えるように表面薄肉部8と後方支持部10との間を接続している。第2の側方支持部12bの上端部はクラウン部3に、第2の側方支持部12bの下端部はソール部4に、それぞれ一体に接続されている(図示省略)。
以上のような側方支持部12は、ヘッド正面視において、中間弾性部9の第1の方向D1と直交する方向の変形を拘束する。これにより、ボール打撃時の衝撃力は、中間弾性部9の前後方向のより大きな圧縮弾性変形へと効率的に変換され、ヘッド1の反発性能をさらに向上させることができる。
上述のようなボール打撃時の大変形に耐え得るために、中間弾性部9の厚さt2(図4に示す)は、少なくとも1mm以上とされるが、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上が望ましい。一方、中間弾性部9の厚さt2が大きすぎると、ヘッド1の質量が過度に増加するおそれがある。このような観点より、中間弾性部9の厚さt2は、例えば30mm以下、好ましくは20mm以下とされるのが良い。
上記実施形態のさらに好ましい態様では、フェース中心Cでのヘッド1の1次の固有振動数が800〜1600Hz、より好ましくは1000〜1400Hz程度に調整される。
「ヘッドの1次固有振動数」とは、モード解析で得られるヘッド全体における固有振動数のうち、最小の固有振動数を意味する。また、「固有モード」とは、「物体に固有の振動形態」をいう。即ち、「1次固有モード」とは、モード解析で得られるヘッド全体における最小の固有の振動形態である。前記「モード解析」には、試験解析(実験モード解析とも称される)又はシミュレーション解析が用いられ得る。試験解析では、加振実験を行い、この実験の結果に基づいて、固有モードが求められる。シミュレーション解析では、例えば、有限要素法などのコンピュータを利用した数値解析により、固有モードが求められる。なお、これらのモード解析は、拘束条件として、フェースを固定した一端固定条件で行われるのが望ましい。また、フェース中心Cでのヘッド1の1次の固有振動数は、フェース中心Cが固定された状態で測定される。
一般的なゴルフボールの1次の固有振動数は、約800〜1200Hz程度である。従って、ヘッド1の1次の固有振動数を、ボールのそれに近似させながら、それよりもわずかに大きくすること(上記1000〜1400Hzの範囲)により、いわゆる振動数マッチング理論に基づいて、ヘッド1の反発性能をより一層向上させることができる。ヘッド1の1次の固有振動数は、主として、中間弾性部9のヤング率及び/又は厚さを変えることにより、調節され得る。なお、インピーダンスマッチング理論については、例えば、特公平4−56630号、「高反発特性を有するゴルフクラブヘッドの設計に関する研究」(日本機械学会論文集67巻656号(2001−4))などに詳細が記載されている。
特に好ましい態様では、複合部7のフェース周縁(図1の実施形態では、フェース2aの上縁及び下縁)でのヘッド1の1次の固有振動数fegと、フェース中心Cでのヘッド1の1次の固有振動数fとの比feg/fが1.0〜1.3の範囲、より好ましくは1.0〜1.2の範囲とされるのが望ましい。これにより、フェース中心Cからフェース周縁まで、広い範囲で高反発打球エリアが確実に提供され得る。また、前記比feg/fが1.0を下回らない点も重要である。一般に、ヘッドを設計する場合、フェース中心Cで打球したときに最も飛距離が出るようにゴルフルールの規制値ぎりぎりの高い反発性能が与えられる。このため、もし前記比feg/fが1.0のヘッドでは、フェース周縁において、ゴルフルールに違反する可能性があるため好ましくない。
上の説明では、ヘッド1の反発性能を定量的に示すために、ヘッドの1次の固有振動数が用いられたが、これに代えて、又は、これとともに、CT値が用いられても良い。この場合、ヘッド1は、フェース中心CでのCT値が200〜257μsであるのが望ましい。
CT値は、2003年2月24日にUSGAから発行された「Notice To Manufacturers 」に添付された「Technical Description of the Pendulum Test」に定義されているUSGAのペンデュラムテストで測定される"Characteristic Time " を意味している。このCT値は、インパクト時の効率を示す数値(単位:μs)であって、大きいほど反発性能に優れていることを示す。現在のゴルフルールでは、反発性能を規制するために、このCT値の上限が257μsに定められている。
フェース中心CでのCT値が200〜257μsとされることにより、ヘッド1は、ゴルフルールの範囲内でより高い反発性能を発揮することができる。とりわけ、フェース中心CでのCT値から、複合部7上のフェース周縁でのCT値を差し引いた値は、+値であって、かつ、50μs以下であるのが望ましい。これにより、上記同様、広い範囲で高反発打球エリアが提供され得る。
以上のようなヘッド1は、種々の方法で製造される。例えば、金属製の2以上のパーツを接合することによって、図5に分解して示されるように、中間弾性部のみを有しないヘッド本体1aが先ず作られる。その後、ゴム状弾性体が、ヘッド本体1aの表面薄肉部8と後方支持部10との間に配される。ゴム状弾性体は、予め弾性体として成形されたものがヘッド本体1aに固着されても良い。他の形態では、ゴム状弾性体は、液状又は可塑化の状態でヘッド本体1aに装着され、その後、加硫、架橋又は硬化により、弾性体となるものでも良い。
図6及び図7には、フェース部2の複合部7の他の実施形態が示されており、それぞれの図において、(A)はヘッド1の正面図、(B)は、そのA−A断面図である。これらの実施形態においても、先の実施形態と共通する部分には、同一の符号が付されており、ここでの説明は省略される。
図6の実施形態では、中間弾性部9の一端のみがヘッド外面に露出している。より具体的には、中間弾性部9の下端9bのみがヘッド外面に露出している。
地面に直接置かれているボールを打撃する機会の多いフェアウェイウッドでは、フェース2aのソール部4側で打球する傾向がある。この実施形態のヘッド1は、フェース中心Cからフェース2aの下縁(ソール部4側)までが複合部7として柔軟に構成され、そこでの反発性能が高められる。従って、この実施形態では、特にフェアウェイウッドとして実施された場合に、より少ない中間弾性部9(ゴム状弾性体)の使用量で、より効果的に打球の飛距離を増大させることができる。
一方、この実施形態では、中間弾性部9の上端9aは、フェース中心Cを上側に越えた位置でヘッド外面に露出することなく終端している。好ましい態様として、中間弾性部9の上端9aは、上方向の移動を拘束するための上方支持部15で拘束されているのが望ましい。上方支持部15は、中間弾性部9の上端9aを支持するように、後方支持部10と表面薄肉部8との間を接続している。これにより、表面薄肉部8の変形が、効率的に、中間弾性部9の前後方向の圧縮弾性変形に変換され、優れた反発性能が発揮され得る。
図7の実施形態では、中間弾性部9の第1の方向D1は、ヘッド1のトウ・ヒール方向とされている。即ち、中間弾性部9は、フェース中心Cを通って、サイド部5のトウ側とヒール側との間を接続するようにのびている。また、中間弾性部9は、第1の方向D1の両端であるトウ側の端面9cとヒール側の端面9dが、それぞれヘッド外面に露出している。この実施形態では、中間弾性部9のトウ側の端面9cとヒール側の端面9dは、それぞれサイド部5に露出している。
図7の実施形態では、中間弾性部9の上端9aは、ヘッド外面に露出することなく、フェース中心Cよりもクラウン部3側で終端している。この中間弾性部9の上端9aは、その上方向の移動を拘束するための上方支持部15で支持されているのが望ましい。上方支持部15は、中間弾性部9の上端9aを支持するように、後方支持部10と表面薄肉部8との間を接続している。
また、中間弾性部9の下端9bは、ヘッド外面に露出することなく、フェース中心Cよりもソール部4側で終端している。この中間弾性部9の下端9bは、その下方向の移動を拘束するための下方支持部16で支持されているのが望ましい。下方支持部16は、中間弾性部9の下端9bを支持するように、後方支持部10と表面薄肉部8との間を接続している。
図7の実施形態のヘッド1は、複合部7(高反発打球領域)を、フェース部2のトウ・ヒール方向に広い範囲で形成することができる。なお、図示はしていないが、中間弾性部9のトウ側の端面9c又はヒール側の端面9dのいずれか一方は、サイド部5に露出することなく終端しても良い。
図8には、複合部7のさらに他の実施形態が示されている。この実施形態では、複合部7の第1の方向D1は、ヘッド1のトウ側からヒール側に向かって下方に傾く斜めの方向とされている点で異なっている。それ以外は、上記実施形態で説明された構成が採用され得る。このような第1の方向D1は、アベレージゴルファの打点位置の分布と近似しているので、この実施形態のヘッド1は、ボール打撃位置がばらついても、安定して大きな飛距離を提供することができる。この実施形態のヘッド1においても、ヘッド正面視において、中間弾性部9は、その第1の方向D1と直交する端面(ヘッド外面に露出していない端面)は、変位不能に拘束されている。
図9には、複合部7のさらに他の実施形態が示されている。この実施形態の複合部7において、中間弾性部9は、ホーゼル部付近を除いて、ヘッド外面に露出している。このような複合部7は、フェース部2のより広い範囲に形成される点で望ましい。この実施形態のヘッド1においても、ヘッド正面視において、中間弾性部9は、ヘッド外面に露出していない端面は、変位不能に拘束されている。なお、図示はされていないが、中間弾性部9は、ホーゼル部付近も含めて、ヘッド外面の全周に連続して露出するように設けられても良い。
図10には、本発明の他の実施形態として、アイアン型のゴルフクラブヘッド1が示されている。図10においても、これまで説明された実施形態と同様の要素については、同じ符号が付されており、ここでの説明は省略される。図10のヘッド1では、第1の方向D1が、ヘッド1の上下方向とされており、中間弾性部9は、ヘッド上面及びヘッド底面で露出している。このようなヘッド1も、フェース中心のみならず、フェース2aの上縁及び下縁でも高い反発性を発揮することができる。図10の態様に代えて、中間弾性部9は、ヘッドトウ側、ヒール側等に露出しても良い。
以上本発明の実施形態が、詳細に説明されたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変更して実施され得る。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づいてフェアウェイウッド(#3)が試作され、それらについてテストが行われた。試作されたヘッドの概要は、次の通りである。
[実施例]
実施例の各ヘッドは、図1〜4の基本形状を有しており、各構成部分は、以下の通りである。
表面薄肉部:チタン合金(Ti−6Al−4V)
中間弾性部:アイオノマー樹脂
後方支持部及びヘッドの他の構成部分:ヤング率210GPa及び厚さ2.0mmのマルエージング鋼
ヘッド質量:約214g
[比較例1]
比較例1は、実施例のヘッドと基本的には同一形状を有しているが、フェース部に複合部が設けられていないものとした。フェース部は、Ti−6Al−4Vのチタン合金からなり、その中央部の厚さは2.5mm、周辺部の厚さが1.5mmの周辺薄肉設計とされた。ヘッドの他の構成部分は、実施例と同様、ヤング率210GPaのマルエージング鋼とされた。ヘッド質量は、約190.7gであった。
[比較例2]
比較例2は、実施例のヘッドと基本的には同一形状を有しているが、表面薄肉部がエポキシ樹脂をマトリックスとする炭素繊維強化樹脂で形成されているものとした。
表面薄肉部:厚さ2mmの炭素繊維強化樹脂
中間弾性部:ヤング率280MPa、比重8.3及び厚さ5mmのアイオノマー樹脂
後方支持部及びヘッドの他の構成部分:ヤング率210GPaのマルエージング鋼
ヘッド質量:214g
[比較例3]
先の特許文献1を再現したもので、比較例2のヘッドと基本的には同一形状を有しているが、表面薄肉部の厚さが4mmとされ、中間弾性部の厚さが6.6mmとされ、さらに、中間弾性部のヤング率が5MPaとされている点で異なっている。
テストは、フェースの所定の位置を一端固定したときのヘッドの1次の固有振動数が、コンピュータシミュレーション(FEM)によって計算されたもので、符号fはスイートスポット、fはフェース中心、fC5はフェース中心から下側に5mmを隔てた位置、及び、fegはフェース中心から下側に10mmを隔てたフェース周縁の位置を固定したときの固有振動数をそれぞれ示している。また、上記固定は、上記各位置を中心とした直径10mmの円の内側にあるモデルの節点を全て拘束する境界条件により行われた。
ヘッドの反発性能は、ボールが衝突するフェースの位置を一端固定したときのヘッドの1次の固有振動数と、ボールの一端固定時の固有振動数とが一致したときに、最も高くなる。しかし、ヘッドの1次の固有振動数がボールの固有振動数よりも小さくなりすぎると反発は急激に悪くなる。よって、ボールの一端固定時の固有振動数が、約800〜1200Hzであり、また様々なボールを打撃する場合があることを考えると、ヘッドの1次の固有振動数に関しては、上記ボールの固有振動数の値に近くそれよりもやや高い1000〜1400Hzの範囲のものが、反発の高いクラブを設計する上で好ましい。
Figure 2016097101
テストの結果、実施例のヘッドは、スイートスポットやフェース中心のみならず、そこから下側により広い範囲で反発性能が高められていることが確認できた。
一方、比較例3のヘッドでは、固有振動数fが、800Hzを下回っており、十分な反発が期待できない他、フェース周縁での固有振動数fegが、フェース中心での固有振動数fよりも小さくなっている(=反発係数が大きい)。このようなヘッドでは、先に述べたように、フェース中心での反発係数をルール上限に設定した場合、フェース周縁においてルールを満たさなくなるおそれもある。
図12には、打球のスピン量と、フェース材料との関係を調べたグラフが示されている。このグラフは、エアガンから発射させたゴルフボールを様々な板材料の板に速度30m/sで衝突させ、その跳ね返った打球のスピン量を測定した結果を示している。板材料は、15度のロフト角となるように傾けられている。また、全ての板材料は、十点平均粗さで1μm以下に整えられており、実質的に同一の表面粗さとされた。
図12から明らかなように、表面粗さを同一にして比較した場合、金属材料は、樹脂材料に比べて、打球のスピン量が小さいことがわかる。この理由については、金属と樹脂との表面エネルギーの違い等が影響しているとも考えられているが、現在のところ十分に解明されていない。いずれにせよ、本発明のヘッドは、複合部の表面が金属材料で構成されているので、表1で確認された高い反発性能と、図12で確認された低いボールのスピン量とを提供でき、ひいては、これらの相乗作用により、大きな飛距離を得ることができる。
1 ヘッド
2 フェース部
2a フェース
3 クラウン部
4 ソール部
5 サイド部
6 ホーゼル部
7 複合部
8 表面薄肉部
9 中間弾性部
10 後方支持部
12 側方支持部
C フェース中心

Claims (11)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    ボールを打撃するフェース部を含み、
    前記フェース部は、ボールと接触する金属材料からなる表面薄肉部と、前記表面薄肉部の内側に配されたゴム状弾性体からなる中間弾性部と、前記中間弾性部の内側に配された金属材料からなる後方支持部とを有する複合部を含み、
    前記複合部の前記中間弾性部は、ヘッド正面視において、フェース中心を含むとともに、その一部がヘッド外面に露出して配置されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記中間弾性部は、ヘッド正面視において、第1の方向にのびており、かつ、前記第1の方向の一端又は両端が、ヘッド外面に露出している請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記複合部は、前記中間弾性部の前記第1の方向と直交する向きの変形を拘束する側方支持部を含む請求項2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記表面薄肉部の厚さが0.1〜1.0mmである請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記ゴム状弾性体のヤング率が10MPa〜1GPaである請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記ゴム状弾性体のヤング率が100MPa〜500MPaである請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記第1の方向が、ヘッドの上下方向である請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記第1の方向が、ヘッドのトウ・ヒール方向である請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記第1の方向が、ヘッドのトウ側からヒール側に向かって下方に傾く斜めの方向である請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記フェース中心でのヘッド1の1次の固有振動数が800〜1600Hzである請求項1乃至9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記複合部のフェース周縁でのヘッド1の1次の固有振動数fegと、前記フェース中心でのヘッド1の1次の固有振動数fとの比feg/fが1.0〜1.3である請求項1乃至10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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