JP2016096613A - 電源装置および蓄電システム - Google Patents

電源装置および蓄電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016096613A
JP2016096613A JP2014229986A JP2014229986A JP2016096613A JP 2016096613 A JP2016096613 A JP 2016096613A JP 2014229986 A JP2014229986 A JP 2014229986A JP 2014229986 A JP2014229986 A JP 2014229986A JP 2016096613 A JP2016096613 A JP 2016096613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
input
power
supply unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014229986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6315821B2 (ja
Inventor
岡本 直久
Naohisa Okamoto
直久 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichicon Corp
Original Assignee
Nichicon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichicon Corp filed Critical Nichicon Corp
Priority to JP2014229986A priority Critical patent/JP6315821B2/ja
Publication of JP2016096613A publication Critical patent/JP2016096613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6315821B2 publication Critical patent/JP6315821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/70Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】第1電源部と第2電源部とに同時に電圧が入力されることにより生じる事故を防ぐことが可能な電源装置および当該電源装置を備えた蓄電システムを提供する。
【解決手段】第1入力電圧を整流および平滑して得た第1直流電圧を出力する第1電源部1Aと、第2入力電圧を倍電圧整流および平滑して得た第2直流電圧を出力する第2電源部2Aと、第3直流電圧を出力する第3電源部3と、第1直流電圧および第3直流電圧のうちの大きい方、または第2直流電圧をスイッチングするスイッチング部4と、電源電圧を生成する少なくとも1つの電源電圧生成部5a、5bと、第1電源部1Aに第1入力電圧が入力されているときに、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3に第2入力電圧が入力されるのを防止する同時入力防止回路RC1、RS1を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御部に電源電圧を供給するための電源装置、および当該電源装置を備えた蓄電システムに関する。
制御部に電源電圧を供給するための電源装置としては、例えば、特許文献1に記載の蓄電システムに備えられたものがある。この電源装置は、AC/DCコンバータと、DC/DCコンバータと、通常時にこれらを接続する一方、停電時にDC/DCコンバータを蓄電池に接続するためのスイッチ手段とを備えている。この電源装置によれば、停電時においても制御部に電源電圧を供給することができる反面、スイッチ手段が切り替わる際に電源電圧の供給が瞬間的に途切れるおそれがある。
また、停電発生時において制御部に電源電圧を途切れることなく供給することができる電源装置としては、例えば、特許文献2の図4に記載の電源装置や、この電源装置に倍電圧整流回路を含む電源部を追加した図4に示す電源装置10Cがある。
図4に示す電源装置10Cは、第1電源部1Cと、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3を含む第2電源部2Cと、第3電源部3と、スイッチング部4と、第1電源電圧生成部5aと、第2電源電圧生成部5bとを備えている。
第1電源部1Cは、突入電流抑制用のパワーサーミスタPT1と、4個の整流ダイオードをブリッジ接続した全波整流回路D2と、平滑コンデンサC1とを含む。第1電源部1Cは、これらの構成要素により、突入電流を抑制しつつ系統Gの系統電圧を全波整流および平滑して第1直流電圧を生成する。系統電圧がAC200[V]の場合、第1直流電圧は200[V]×√2≒283[V]となる。
第2電源部2Cは、突入電流抑制用のパワーサーミスタPT2と、直列接続された平滑コンデンサC2、C3および直列接続された整流ダイオードD3、D4からなる倍電圧整流回路と、平滑コンデンサC1とを含む。平滑コンデンサC1は、第1電源部1Cの構成要素でもある。第2電源部2Cの一方側の入力端は、パワーサーミスタPT2を介して整流ダイオードD3と整流ダイオードD4との接続点に接続されており、第2電源部2Cの他方側の入力端は、平滑コンデンサC2と平滑コンデンサC3との接続点に接続されている。第2電源部2Cは、上記の構成要素により、突入電流を抑制しつつ太陽光発電装置PVの自立出力電圧(停電時にAC100[V]を出力)を倍電圧整流および平滑して第2直流電圧を生成する。第2直流電圧は100[V]×2×√2≒283[V]となる。
第3電源部3は、第1スイッチング素子Q1と、第1トランスT1と、整流ダイオードD1と、平滑コンデンサC1とを含む。平滑コンデンサC1は、第1電源部1Cおよび第2電源部2Cの構成要素でもある。第3電源部3は、これらの構成要素により、蓄電池Bの放電電圧をスイッチングして交流電圧を生成し、当該交流電圧を整流および平滑して第3直流電圧を生成する。第3直流電圧は、第1直流電圧よりも小さく設定されている。第1電源部1Cに入力される系統電圧がAC200[V]の場合、第3直流電圧は、例えば、第1直流電圧の283[V]よりも小さい180[V]に設定される。
スイッチング部4は、第2トランスT2の一次巻線(第1巻線)T21および第2スイッチング素子Q2からなる直列回路を含む。当該直列回路は、一端が平滑コンデンサC1の一端に接続され、かつ他端が平滑コンデンサC1の他端に接続されている。スイッチング部4では、第2スイッチング素子Q2がON/OFFを繰り返すことで、平滑コンデンサC1の両端に現れた第1直流電圧、第2直流電圧または第3直流電圧がスイッチングされる。その結果、第2トランスT2の第2巻線、すなわち、第2トランスT2の一次巻線T21’および二次巻線T22に交流電圧が誘起される。
第1電源電圧生成部5aは、一次巻線T21’と、整流ダイオードD5と、平滑コンデンサC4とを含む。整流ダイオードD5および平滑コンデンサC4は、第2スイッチング素子Q2のスイッチングにより一次巻線T21’に誘起された交流電圧を直流化する。そして、これにより得られた直流電圧は、出力端(1次側出力)に接続される不図示の制御部に電源電圧として供給される。
同様に、第2電源電圧生成部5bは、二次巻線T22と、整流ダイオードD6と、平滑コンデンサC5とを含む。整流ダイオードD6および平滑コンデンサC5は、第2スイッチング素子Q2のスイッチングにより二次巻線T22に誘起された交流電圧を直流化する。そして、これにより得られた直流電圧は、出力端(2次側出力)に接続される不図示の制御部に電源電圧として供給される。
電源装置10Cでは、系統Gに停電が発生していない通常時において、第1直流電圧と第3直流電圧のうちの大きい方、すなわち、第1直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。このとき、第3電源部3は、無負荷で動作していると言える。一方、系統Gに停電が発生した停電時においては、第1直流電圧と第3直流電圧との大小関係が逆転し、空白期間が生じることなく第3直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。したがって、電源装置10Cによれば、停電発生時においても、制御部に電源電圧を途切れることなく供給することができる。
また、系統Gの停電が長時間継続した場合、電源装置10Cは、蓄電池Bが過放電になる前に蓄電池Bから切り離されるため、動作を停止する。このとき、太陽光発電装置PVが発電可能な状態ならば、太陽光発電装置PVの自立出力からAC100[V]が出力されるよう太陽光発電装置PVを操作し、第2電源部2Cに入力されるため、電源装置10Cは起動する。したがって、電源装置10Cによれば、停電が長時間継続した場合においても、制御部に電源電圧を供給することができる。なお、電源装置10Cは、系統Gの系統電圧と太陽光発電装置PVの自立出力電圧とが同時に入力されないことを前提に設計されている。
特開2012−175801号公報 特願2014−55225号
ところで、電源装置10Cでは、第1電源部1Cの入力端が系統Gに接続され、第2電源部2Cの入力端が太陽光発電装置PVの自立出力に接続されているが、電気工事の配線ミスにより、第2電源部2Cの入力端も系統Gに接続される場合がある。
より詳しくは、図5に示すように、第2電源部2Cの一方の入力端が、電信柱の柱上トランスT3を介して系統Gに接続された単相3線式配電線の中性線Nに接続され、第2電源部2Cの他方の入力端が、上記単相3線式配電線の第2電圧線L2に接続される場合がある。なお、第1電源部1Cの一方の入力端は、上記単相3線式配電線の第1電圧線L1に接続されており、第1電源部1Cの他方の入力端は、上記単相3線式配電線の第2電圧線L2に接続されている。また、第1電圧線L1−中性線N間および中性線N−第2電圧線L2間にはAC100[V]の系統電圧が印加され、第1電圧線L1−第2電圧線L2間にはAC200[V]の系統電圧が印加されている。
この場合、第1電源部1Cの入力端に、系統GからAC200[V]の系統電圧が入力されると同時に、第2電源部2Cの入力端には、系統GからAC100[V]の系統電圧が入力される。第1電源部1Cおよび第2電源部2Cでは、図6に示すように、AC100[V]の系統電圧に応じた電流がX1およびX2の経路を流れ、かつAC200[V]の系統電圧に応じた電流がX3およびX4の経路を流れる。これにより、平滑コンデンサC2およびC3の両端にそれぞれ2V√2[V](ただし、V=100[V])の電圧が現れ、平滑コンデンサC1の両端に4V√2[V](ただし、V=100[V])の電圧が現れる。すなわち、第1電源部1Cと第2電源部2Cに同時に系統電圧が入力されることで、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が、倍電圧整流動作ではなく4倍電圧整流動作になる。その結果、電源装置10Cでは、平滑コンデンサC1、C2、C3が破壊してしまうといった事故が発生するおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、第1電源部と第2電源部とに同時に電圧が入力されることにより生じる事故を防ぐことが可能な電源装置および当該電源装置を備えた蓄電システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源装置は、
整流回路を含み、第1入力電圧を整流および平滑して得た第1直流電圧を出力する第1電源部と、
倍電圧整流回路を含み、第2入力電圧を倍電圧整流および平滑して得た第2直流電圧を出力する第2電源部と、
第1直流電圧よりも小さく設定された第3直流電圧を出力する第3電源部と、
第1電源部、第2電源部および第3電源部に接続され、ダイオードの整流作用を利用して選択した第1直流電圧および第3直流電圧のうちの大きい方、または第2直流電圧をスイッチングする、スイッチング素子およびトランスの第1巻線を含むスイッチング部と、
トランスの第2巻線および直流化手段を含み、第2巻線に誘起された電圧を直流化して電源電圧を生成する少なくとも1つの電源電圧生成部と、
第1電源部に第1入力電圧が入力されているときに、倍電圧整流回路に第2入力電圧が入力されるのを防止する同時入力防止回路と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、第1電源部に第1入力電圧が入力されているときに、倍電圧整流回路に第2入力電圧が入力されるのを防止する同時入力防止回路を備えているので、倍電圧整流回路の動作が4倍電圧整流動作になるのを防ぐことができ、その結果、平滑コンデンサが破壊されるといった事故を防ぐことができる。
上記同時入力防止回路は、
第2電源部の入力端と倍電圧整流回路との間に設けられ、開状態のときに倍電圧整流回路に第2入力電圧が入力されるのを遮断するリレー接点と、
第1電源部の入力端と整流回路との間に設けられ、第1入力電圧が印加されているときにリレー接点を開状態にし、第1入力電圧が印加されていないときにリレー接点を閉状態にするリレーコイルと、を含むよう構成できる。
この構成によれば、第1電源部に第1入力電圧が入力されると同時に第2電源部に第2入力電圧が入力されても、平滑コンデンサの電圧が大きく上昇する前にリレーコイルがリレー接点を開状態にするので、平滑コンデンサが破壊されるといった事故を確実に防ぐことができる。
上記同時入力防止回路は、
第1電源部の入力端と整流回路との間に設けられ、第1入力電圧が印加されているときに光を発する第1発光手段と、
第2電源部の入力端と倍電圧整流回路との間に設けられ、第2入力電圧が印加されているときに光を発する第2発光手段と、
第2発光手段に対して並列に設けられ、第1発光手段からの光を受けているときに第2発光手段に第2入力電圧が印加されないようにする第1受光手段と、
第2発光手段と倍電圧整流回路との間に設けられ、開状態のときに倍電圧整流回路に第2入力電圧が入力されるのを遮断するリレー接点と、
第2発光手段とリレー接点との間に設けられ、第2入力電圧が印加されているときにリレー接点を閉状態にし、第2入力電圧が印加されていないときにリレー接点を開状態にするリレーコイルと、
リレーコイルに対して直列に設けられ、第2発光手段からの光を受けていないときにリレーコイルに第2入力電圧が印加されないようにする第2受光手段と、を含むよう構成できる。
この構成によれば、第1電源部に第1入力電圧が入力されると同時に第2電源部に第2入力電圧が入力された場合、第1発光手段が発光、第2発光手段が非発光の状態になり、リレーコイルがリレー接点を開状態にする(換言すれば、リレーコイルが動作せず、リレー接点が開状態のまま維持される)ので、平滑コンデンサが破壊されるといった事故を確実に防ぐことができる。さらに、この構成によれば、系統に停電が発生していない通常時に、リレーコイルの消費電力をゼロにすることができる。
上記電源装置では、第1発光手段は、フォトカプラの発光ダイオードであり、
第1受光手段は、フォトカプラのフォトトランジスタであり、
第2発光手段は、フォトトライアックカプラの発光ダイオードであり、
第2受光手段は、フォトトライアックカプラのフォトトライアックであることが好ましい。
この構成によれば、フォトカプラの発光ダイオードを発光させるのに必要な電流は比較的小さいので、通常時の消費電力を削減することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る蓄電システムは、
系統からの電力供給が可能な通常時に、系統の系統電力を第1負荷および第2負荷に供給する一方、系統からの電力供給が停止した停電時に、蓄電池の放電電力および発電装置の自立出力電力の少なくとも一方を第2負荷に供給することが可能な蓄電システムであって、
入力された交流電力を直流化して蓄電池を充電する機能と、放電電力を交流化して第2負荷に供給する機能とを有する双方向電力変換部と、
双方向電力変換部を制御する制御部と、
制御部に電源電圧を供給する上記いずれか1つの電源装置からなる制御電源部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、制御電源部(電源装置)が同時入力防止回路を備えているので、第1電源部に第1入力電圧が入力されると同時に第2電源部に第2入力電圧が入力されても、倍電圧整流回路の動作が4倍電圧整流動作になるのを防ぐことができ、その結果、制御電源部の平滑コンデンサが破壊されるといった事故を防ぐことができる。
上記蓄電システムは、双方向電力変換部と系統および第1負荷とを接続する第1配電線に介装された第1スイッチと、
第1配電線の第1スイッチよりも系統側において、第1配電線から分岐して第2負荷に接続される第2配電線に介装された第2スイッチと、
第1配電線の第1スイッチよりも双方向電力変換部側において、第1配電線から分岐して発電装置に接続される第3配電線に介装された第3スイッチおよび第4スイッチと、
第3配電線の第3スイッチと第4スイッチとの間において、第3配電線から分岐して第2配電線の第2スイッチよりも第2負荷側に接続される第4配電線に介装された第5スイッチと、をさらに備え、
制御部は、第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ、第4スイッチおよび第5スイッチをそれぞれ独立に開閉動作させるよう構成できる。
この構成によれば、例えば、
(1)通常時に第1および第2スイッチをONさせ、第3〜第5スイッチをOFFさせることで、系統電力を第1負荷および第2負荷に供給することができ、
(2)停電時に第1、第2および第4スイッチをOFFさせ、第3および第5スイッチをONさせることで、蓄電池の放電電力を第2負荷に供給することができ、
(3)停電時に第1および第2スイッチをOFFさせ、第3〜第5スイッチをONさせることで、発電装置の自立出力電力を蓄電池および第2負荷に供給することができ、
(4)停電時に第1および第2スイッチをOFFさせ、第3〜第5スイッチをONさせることで、蓄電池の放電電力と発電装置の自立出力電力を第2負荷に供給することができ、
(5)停電時に第1、第2および第5スイッチをOFFさせ、第3および第4スイッチをONさせることで、発電装置の自立出力電力を蓄電池に供給することができ、
(6)停電時に第1〜第3スイッチをOFFさせ、第4および第5スイッチをONさせることで、発電装置の自立出力電力を第2負荷に供給することができる。
本発明によれば、第1電源部と第2電源部とに同時に電圧が入力されることにより生じる事故を防ぐことが可能な電源装置および当該電源装置を備えた蓄電システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電源装置の回路図である。 本発明の第1実施形態に係る蓄電システムのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置の回路図である。 従来の電源装置の回路図である。 電気工事の配線ミスにより第2電源部が系統に接続された従来の電源装置の回路図である。 倍電圧整流回路の4倍電圧整流動作を説明するための回路図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電源装置および蓄電システムの実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(電源装置)
図1に、本発明の第1実施形態に係る電源装置10Aを示す。本実施形態に係る電源装置10Aは、図4に示した従来の電源装置10Cに、本発明の「同時入力防止回路」に相当するリレーコイルRC1およびリレー接点RS1を追加したものである。なお、図1に示されている各構成要素のうち、図4と同一の符号を付した構成要素については従来技術で説明したものと同様なので、ここでは説明を一部省略する。
リレーコイルRC1は、第1電源部1Aの入力端と全波整流回路D2との間に設けられている。リレーコイルRC1と全波整流回路D2との間には、突入電流抑制用のパワーサーミスタPT1が設けられている。リレーコイルRC1は、本発明の「第1入力電圧」に相当する系統電圧(例えば、AC200[V])が印加されているときにリレー接点RS1を開状態(OFF)にする一方、系統電圧が印加されていないときはリレー接点RS1を閉状態(ON)にする。
リレー接点RS1は、第2電源部2Aの入力端と倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3との間に設けられている。リレー接点RS1と倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3との間には、突入電流抑制用のパワーサーミスタPT2が設けられている。リレー接点RS1は、開状態のときに第2入力電圧(太陽光発電装置PVからのAC100[V]の自立出力電圧またはAC100[V]の系統電圧)が倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3に入力されるのを遮断する。ここで、太陽光発電装置PVからのAC100[V]の自立出力電圧とは、太陽光発電装置PVが発電可能なときに、太陽光発電装置PVの自立出力からAC100[V]が出力されるよう制御された太陽光発電装置PVの出力電圧をいう。
電源装置10Aでは、第1電源部1Aに系統Gの系統電圧が入力されるときに、第2電源部2Aに太陽光発電装置PVの自立出力電圧が入力されることはないので、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が4倍電圧整流動作になることはない。なお、このときリレー接点RS1は開状態となる。
一方、第2電源部2Aに太陽光発電装置PVの自立出力電圧が入力されるときは、系統Gに停電が発生したときであるため、第1電源部1Aに系統電圧が入力されることはなく、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が4倍電圧整流動作になることはない。なお、このときリレー接点RS1は閉状態となる。
次に、電気工事の配線ミスにより第2電源部2Aの入力端が誤って系統GのAC100[V]に接続され、系統電圧が第1電源部1Aの入力端と第2電源部2Aの入力端に同時に入力された場合における、電源装置10Aの動作について説明する。
この場合、電源装置10Aでは、第1電源部1AにAC200[V]の系統電圧が入力され、第2電源部2AにAC100[V]の系統電圧が入力される。しかしながら、電源装置10Aでは、リレーコイルRC1にAC200[V]の系統電圧が印加すると、リレーコイルRC1がリレー接点RS1を開状態にするので、AC100[V]の系統電圧が倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3に入力されることはない。したがって、電源装置10Aによれば、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が4倍電圧整流動作になるのを防ぐことができ、その結果、平滑コンデンサC1、C2、C3の少なくとも1つが破壊されるといった事故を未然に防ぐことができる。
また、リレーコイルRC1にAC200[V]の系統電圧が印加されてからリレー接点RS1が開状態になるまでにかかる時間は、平滑コンデンサC1、C2、C3の両端電圧が破壊を引き起こす程度にまで上昇する時間よりも短いので、電源装置10Aによれば、平滑コンデンサC1、C2、C3を確実に保護することができる。
(蓄電システム)
図2に、本発明の第1実施形態に係る蓄電システム100を示す。本実施形態に係る蓄電システム100は、双方向電力変換部20と、双方向電力変換部20を制御する制御部30と、制御部30に電源電圧を供給する電源装置10Aからなる制御電源部と、制御部30の制御下で開閉動作を行うスイッチ部40とを備えている。
蓄電システム100は、系統Gからの電力供給が可能な通常時に、系統Gの系統電力を本発明の「第1負荷」に相当する家庭負荷Rおよび本発明の「第2負荷」に相当する家庭重要負荷R’に供給する一方、系統Gからの電力供給が停止した停電時に、蓄電池(バッテリー)Bの放電電力および太陽光発電装置PVの自立出力電力の少なくとも一方を家庭重要負荷R’に供給することができる。ここで、家庭重要負荷R’とは、停電時にも電力供給を継続させる必要がある負荷であり、家庭負荷Rとは、停電時に電力供給が途切れても大きな支障のない負荷である。なお、家庭負荷Rには、AC200[V]の交流電圧が供給され、家庭重要負荷R’には、AC100[V]の交流電圧が供給される。
双方向電力変換部20は、入力された交流電力を直流化して蓄電池Bを充電する機能と、蓄電池Bの放電電力を交流化して家庭重要負荷R’に供給する機能とを有し、これらの機能を双方向DC/DCコンバータ21と双方向インバータ22とで実現している。双方向DC/DCコンバータ21は、入力された直流電圧を降圧する降圧動作と、入力された直流電圧を昇圧する昇圧動作とを行う。双方向インバータ22は、入力された直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換動作と、入力された交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換動作とを行う。
双方向インバータ22は、単相3線式配電線(第1電圧線L1、第2電圧線L2および中性線N)からなる第1配電線により、系統Gおよび家庭負荷Rに接続され、第1配電線L1、L2、Nから分岐した第2配電線(第3電圧線L3および第4電圧線L4)により、家庭重要負荷R’に接続され、第2配電線L3、L4よりも双方向インバータ22側において第1配電線L1、L2、Nから分岐した第3配電線(第5電圧線L5および第6電圧線L6)により、太陽光発電装置PVに接続されている。第2配電線L3、L4と第3配電線L5、L6とは、第4配電線(第7電圧線L7および第8電圧線L8)により接続されている。
双方向DC/DCコンバータ21は、第5配電線(第9電圧線L9および第10電圧線L10)により、蓄電池Bに接続されている。第9電圧線L9には、蓄電池Bが過放電になる前に、電源装置10Aおよび双方向電力変換部20から蓄電池Bを切り離すためのスイッチS11が介装されている。スイッチS11は、制御部30の制御下で開閉動作を行う。
電源装置10Aの第1電源部1Aは、第1配電線の第1電圧線L1および第2電圧線L2において、第2配電線L3、L4の分岐点と第3配電線L5、L6の分岐点の間に接続されている。電源装置10Aの第2電源部2Aは、第3配電線L5、L6において、第4配電線L7、L8の接続点よりも太陽光発電装置PV側に接続されている。電源装置10Aの第3電源部3は、第5配電線L9、L10において、スイッチS11よりも双方向DC/DCコンバータ21側に接続されている。電源装置10Aの第1電源電圧生成部5aおよび第2電源電圧生成部5bは、制御部30に接続されている。
スイッチ部40は、制御部30の制御下でそれぞれ独立に開閉動作を行う、第1スイッチS1、S2と、第2スイッチS3、S4と、第3スイッチS5、S6と、第4スイッチS7、S8と、第5スイッチS9、S10とを含んでいる。
第1スイッチS1、S2は、第1配電線の第1電圧線L1および第2電圧線L2において、第3配電線L5、L6の分岐点と第1電源部1Aの接続点との間に介装されている。第2スイッチS3、S4は、第2配電線L3、L4において、第4配電線L7、L8の接続点よりも第1配電線L1、L2、N側に介装されている。第3スイッチS5、S6は、第3配電線L5、L6において、第4配電線L7、L8の接続点よりも第1配電線L1、L2、N側に介装されている。第4スイッチS7、S8は、第3配電線L5、L6において、第4配電線L7、L8の接続点と第2電源部2Aの接続点との間に介装されている。第5スイッチS9、S10は、第4配電線L7、L8に介装されている。
蓄電システム100では、制御部30の制御下で、
(1)通常時に第1および第2スイッチS1〜S4をONさせ、かつ第3〜第5スイッチS5〜S10をOFFさせることにより、系統Gの系統電力を家庭負荷Rおよび家庭重要負荷R’に供給することができ、
(2)停電時に第1、第2および第4スイッチS1〜S4、S7、S8をOFFさせ、かつ第3および第5スイッチS5、S6、S9、S10とスイッチS11をONさせることにより、蓄電池Bの放電電力を家庭重要負荷R’に供給することができ、
(3)停電時に第1および第2スイッチS1〜S4をOFFさせ、かつ第3〜第5スイッチS5〜S10とスイッチS11をONさせることにより、太陽光発電装置PVの自立出力電力を蓄電池Bおよび家庭重要負荷R’に供給することができ、
(4)停電時に第1および第2スイッチS1〜S4をOFFさせ、かつ第3〜第5スイッチS5〜S10とスイッチS11をONさせることにより、蓄電池Bの放電電力と太陽光発電装置PVの自立出力電力を家庭重要負荷R’に供給することができ、
(5)停電時に第1、第2および第5スイッチS1〜S4、S9、S10をOFFさせ、かつ第3および第4スイッチS5〜S8とスイッチS11をONさせることにより、太陽光発電装置PVの自立出力電力を蓄電池Bに供給することができ、
(6)停電時に第1〜第3スイッチS1〜S6をOFFさせ、かつ第4および第5スイッチS7〜S10をONさせることにより、太陽光発電装置PVの自立出力電力を家庭重要負荷R’に供給することができる。
[第2実施形態]
(電源装置)
図3に、本発明の第2実施形態に係る電源装置10Bを示す。本実施形態に係る電源装置10Bは、同時入力防止回路の構成が第1実施形態に係る電源装置10Aと異なっている。なお、図3に示されている各構成要素のうち図1および図4と同一の符号を付した構成要素については、第1実施形態および従来技術で説明したものと同様なので、ここでは説明を一部省略する。
本実施形態における同時入力防止回路は、第1電源部1Bに設けられたダイオードD7、抵抗R1、フォトカプラPC1の発光ダイオード(本発明の「第1発光手段」に相当)および平滑コンデンサC6と、第2電源部2Bに設けられたダイオードD8、抵抗R2、フォトカプラPC1のフォトトランジスタ(本発明の「第1受光手段」に相当)、平滑コンデンサC7、フォトトライアックカプラPC2の発光ダイオード(本発明の「第2発光手段」に相当)、フォトトライアックカプラPC2のフォトトライアック(本発明の「第2受光手段」に相当)、リレーコイルRC2およびリレー接点RS2とで構成されている。
ダイオードD7は、アノードが第1電源部1Bの一方側の入力端およびパワーサーミスタPT1に接続され、カソードが抵抗R1を介してフォトカプラPC1の発光ダイオードのアノードに接続されている。フォトカプラPC1の発光ダイオードのカソードは、第1電源部1Bの他方側の入力端に接続されている。また、フォトカプラPC1の発光ダイオードには、平滑コンデンサC6が並列接続されている。
ダイオードD8は、アノードが第2電源部2Bの一方側の入力端に接続され、カソードが抵抗R2を介してフォトトライアックカプラPC2の発光ダイオードのアノードに接続されている。フォトトライアックカプラPC2の発光ダイオードのカソードは、第2電源部2Bの他方側の入力端に接続されている。また、フォトトライアックカプラPC2の発光ダイオードには、平滑コンデンサC7およびフォトカプラPC1のフォトトランジスタがそれぞれ並列接続されている。フォトカプラPC1のフォトトランジスタは、電流路の一端(コレクタ)がフォトカプラPC1の発光ダイオードのアノードに接続され、電流路の他端(エミッタ)がフォトカプラPC1の発光ダイオードのカソードに接続されている。
リレーコイルRC2は、一端がダイオードD8のアノードおよびリレー接点RS2に接続され、他端がフォトトライアックカプラPC2のフォトトライアックの一端に接続されている。フォトトライアックカプラPC2のフォトトライアックの他端は、第2電源部2Bの他方側の入力端に接続されている。
リレーコイルRC2は、第2入力電圧(太陽光発電装置PVのAC100[V]の自立出力電圧またはAC100[V]の系統電圧)印加されているときにリレー接点RS2を閉状態(ON)にする一方、第2入力電圧が印加されていないときはリレー接点RS2を開状態(OFF)にする。
電源装置10Bでは、第1電源部1Bに系統Gの系統電圧が入力されるときに第2電源部2Bに太陽光発電装置PVの自立出力電圧が入力されることはなく、第2電源部2Bに太陽光発電装置PVの自立出力電圧が入力されるときに第1電源部1Bに系統Gの系統電圧が入力されることもない。したがって、電源装置10Bでは、基本的に倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が4倍電圧整流動作になることはない。
次に、電気工事の配線ミスにより第2電源部2Bの入力端が誤って系統GのAC100[V]に接続され、系統電圧が第1電源部1Bの入力端と第2電源部2Bの入力端に同時に入力された場合における、電源装置10Bの動作について説明する。
この場合、電源装置10Bでは、第1電源部1BにAC200[V]の系統電圧が入力され、第2電源部2BにAC100[V]の系統電圧が入力される。第1電源部1Bでは、ダイオードD7で整流された電流が抵抗R1を通じて平滑コンデンサC6で平滑され、フォトカプラPC1の発光ダイオードに流れる。これにより、フォトカプラPC1の発光ダイオードが発光する。
一方、第2電源部2Bでは、フォトカプラPC1のフォトトランジスタが、フォトカプラPC1の発光ダイオードの光を受けて導通状態となり、フォトトライアックカプラPC2の発光ダイオードの両端を短絡するので、フォトトライアックカプラPC2の発光ダイオードは発光せず、フォトトライアックカプラPC2のフォトトライアックは非導通状態となる。このため、リレーコイルRC2にAC100[V]の系統電圧は印加されず、リレー接点RS2は開状態となるので、AC100[V]の系統電圧が倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3に入力されることはない。
したがって、電源装置10Bによれば、系統電圧が第1電源部1Bの入力端と第2電源部2Bの入力端に同時に入力された場合であっても、倍電圧整流回路D3、D4、C2、C3の動作が4倍電圧整流動作になるのを防ぐことができ、その結果、平滑コンデンサC1、C2、C3の少なくとも1つが破壊されるといった事故を未然に防ぐことができる。
また、電源装置10Bでは、第2電源部2Bの入力端が太陽光発電装置PVに接続された場合(電気工事の配線ミスがない場合)、第1実施形態に係る電源装置10Aと異なり、通常時にリレーコイルRC2に電流が流れることはないので、通常時にリレーコイルRC2の消費電力をゼロにすることができる。しかも、フォトカプラPC1の発光ダイオードを発光させるのに必要な電流は、電源装置10AにおいてリレーコイルRC1がリレー接点RS1を動作させるのに必要な電流よりも遥かに小さいので、電源装置10Bによれば、通常時の消費電力を大幅に削減することができる。
さらに、電源装置10Bは、蓄電システム100の制御電源部として用いることができる。
以上、本発明に係る電源装置および蓄電システムの好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1電源部1A、1B、第2電源部2A、2Bおよび第3電源部3の構成は、第2電源部2A、2Bが倍電圧整流回路を含み、かつ第3電源部3で生成される第3直流電圧が第1直流電圧よりも小さく設定されるのであれば、適宜変更することができる。
同時入力防止回路は、第1電源部1A、1Bに第1入力電圧(例えば、AC200[V]の電圧)が入力されているときに、倍電圧整流回路に第2入力電圧(例えば、AC100[V]の電圧)が入力されるのを防止することができるのであれば、その構成を適宜変更することができる。
電源装置10A、10Bでは、2つの電源電圧生成部(第1電源電圧生成部5aおよび第2電源電圧生成部5b)が備えられているが、その数は適宜増減することができる。
1A、1B 第1電源部
2A、2B 第2電源部
3 第3電源部
4 スイッチング部
5a 第1電源電圧生成部
5b 第2電源電圧生成部
10A、10B 電源装置
20 双方向電力変換部
21 双方向DC/DCコンバータ
22 双方向インバータ
30 制御部
40 スイッチ部
100 蓄電システム

Claims (6)

  1. 整流回路を含み、第1入力電圧を整流および平滑して得た第1直流電圧を出力する第1電源部と、
    倍電圧整流回路を含み、第2入力電圧を倍電圧整流および平滑して得た第2直流電圧を出力する第2電源部と、
    前記第1直流電圧よりも小さく設定された第3直流電圧を出力する第3電源部と、
    前記第1電源部、前記第2電源部および前記第3電源部に接続され、ダイオードの整流作用を利用して選択した前記第1直流電圧および前記第3直流電圧のうちの大きい方、または前記第2直流電圧をスイッチングする、スイッチング素子およびトランスの第1巻線を含むスイッチング部と、
    前記トランスの第2巻線および直流化手段を含み、前記第2巻線に誘起された電圧を直流化して電源電圧を生成する少なくとも1つの電源電圧生成部と、
    前記第1電源部に前記第1入力電圧が入力されているときに、前記倍電圧整流回路に前記第2入力電圧が入力されるのを防止する同時入力防止回路と、を備えた
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記同時入力防止回路は、
    前記第2電源部の入力端と前記倍電圧整流回路との間に設けられ、開状態のときに前記倍電圧整流回路に前記第2入力電圧が入力されるのを遮断するリレー接点と、
    前記第1電源部の入力端と前記整流回路との間に設けられ、前記第1入力電圧が印加されているときに前記リレー接点を開状態にし、前記第1入力電圧が印加されていないときに前記リレー接点を閉状態にするリレーコイルと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記同時入力防止回路は、
    前記第1電源部の入力端と前記整流回路との間に設けられ、前記第1入力電圧が印加されているときに光を発する第1発光手段と、
    前記第2電源部の入力端と前記倍電圧整流回路との間に設けられ、前記第2入力電圧が印加されているときに光を発する第2発光手段と、
    前記第2発光手段に対して並列に設けられ、前記第1発光手段からの光を受けているときに前記第2発光手段に前記第2入力電圧が印加されないようにする第1受光手段と、
    前記第2発光手段と前記倍電圧整流回路との間に設けられ、開状態のときに前記倍電圧整流回路に前記第2入力電圧が入力されるのを遮断するリレー接点と、
    前記第2発光手段と前記リレー接点との間に設けられ、前記第2入力電圧が印加されているときに前記リレー接点を閉状態にし、前記第2入力電圧が印加されていないときに前記リレー接点を開状態にするリレーコイルと、
    前記リレーコイルに対して直列に設けられ、前記第2発光手段からの光を受けていないときに前記リレーコイルに前記第2入力電圧が印加されないようにする第2受光手段と、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記第1発光手段は、フォトカプラの発光ダイオードであり、
    前記第1受光手段は、前記フォトカプラのフォトトランジスタであり、
    前記第2発光手段は、フォトトライアックカプラの発光ダイオードであり、
    前記第2受光手段は、前記フォトトライアックカプラのフォトトライアックである
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 系統からの電力供給が可能な通常時に、前記系統の系統電力を第1負荷および第2負荷に供給する一方、前記系統からの電力供給が停止した停電時に、蓄電池の放電電力および発電装置の自立出力電力の少なくとも一方を前記第2負荷に供給することが可能な蓄電システムであって、
    入力された交流電力を直流化して前記蓄電池を充電する機能と、前記放電電力を交流化して前記第2負荷に供給する機能とを有する双方向電力変換部と、
    前記双方向電力変換部を制御する制御部と、
    前記制御部に電源電圧を供給する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電源装置からなる制御電源部と、を備えた
    ことを特徴とする蓄電システム。
  6. 前記双方向電力変換部と前記系統および前記第1負荷とを接続する第1配電線に介装された第1スイッチと、
    前記第1配電線の前記第1スイッチよりも前記系統側において、前記第1配電線から分岐して前記第2負荷に接続される第2配電線に介装された第2スイッチと、
    前記第1配電線の前記第1スイッチよりも前記双方向電力変換部側において、前記第1配電線から分岐して前記発電装置に接続される第3配電線に介装された第3スイッチおよび第4スイッチと、
    前記第3配電線の前記第3スイッチと前記第4スイッチとの間において、前記第3配電線から分岐して前記第2配電線の前記第2スイッチよりも前記第2負荷側に接続される第4配電線に介装された第5スイッチと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチおよび前記第5スイッチをそれぞれ独立に開閉動作させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の蓄電システム。
JP2014229986A 2014-11-12 2014-11-12 電源装置および蓄電システム Active JP6315821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229986A JP6315821B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 電源装置および蓄電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229986A JP6315821B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 電源装置および蓄電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016096613A true JP2016096613A (ja) 2016-05-26
JP6315821B2 JP6315821B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=56071470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229986A Active JP6315821B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 電源装置および蓄電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6315821B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7407605B2 (ja) 2020-01-22 2024-01-04 ニチコン株式会社 制御電源、蓄電装置および電源システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01138933A (ja) * 1987-11-24 1989-05-31 Nec Corp 自動化電源二重化装置
JPH10228337A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Nippon Electric Ind Co Ltd 無停電機能付きコンピュータケース
JP2000102194A (ja) * 1998-09-28 2000-04-07 Hitachi Ltd 入力二重化高性能電源システム
JP2008054473A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Sharp Corp 蓄電機能を有するパワーコンディショナ
JP2012039693A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Lapis Semiconductor Co Ltd 電源切替回路

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01138933A (ja) * 1987-11-24 1989-05-31 Nec Corp 自動化電源二重化装置
JPH10228337A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Nippon Electric Ind Co Ltd 無停電機能付きコンピュータケース
JP2000102194A (ja) * 1998-09-28 2000-04-07 Hitachi Ltd 入力二重化高性能電源システム
JP2008054473A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Sharp Corp 蓄電機能を有するパワーコンディショナ
JP2012039693A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Lapis Semiconductor Co Ltd 電源切替回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7407605B2 (ja) 2020-01-22 2024-01-04 ニチコン株式会社 制御電源、蓄電装置および電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6315821B2 (ja) 2018-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101116430B1 (ko) 에너지 저장 시스템
US8130524B2 (en) Bi-directional DC to DC power converter having a neutral terminal
US10263429B2 (en) Bidirectional DC-DC converter, power conditioner, and distributed power system
JP6460479B2 (ja) 制御電源装置および蓄電システム
US9369062B2 (en) Single-phase emergency operation of a three-phase inverter and corresponding inverter having a polyphase to single phase changeover operation
US20220190638A1 (en) System to provide AC or DC power to electronic equipment
JP2015023766A (ja) 電源切替回路
JP6674313B2 (ja) 多端子送電システム
US10097002B2 (en) Power transmission arrangement and method for operating a power transmission arrangement
KR20170026695A (ko) 하이브리드 에너지저장 시스템
KR101920695B1 (ko) 동시 충방전 및 on-off 그리드 전환 사용이 가능한 에너지 저장 장치(ess)
JP2018057239A (ja) 電力変換システムおよび電力変換装置
JP7193634B2 (ja) 無停電電力供給マイクログリッドシステム
JP6315821B2 (ja) 電源装置および蓄電システム
JP6150341B2 (ja) 蓄電システムに備えられた電源装置
JP6722295B2 (ja) 電力変換システム、電力供給システムおよび電力変換装置
CN105471266B (zh) 具有至少一个功率件和至少一个辅助电源的开关电源
EP3104485B1 (en) Power providing apparatus for use with multiple electricity sources
CN111106667B (zh) 一种供电装置和供电系统
CN111327194B (zh) 共直流电源的电源转换器及供电装置
JP6210952B2 (ja) 電力供給システム
JP6128605B2 (ja) 電力供給システムおよび電力供給装置
KR101566802B1 (ko) 직류 링크부를 충전하기 위한 충전 시스템
JP2009205288A (ja) ハイブリッド系統連系システム
JP2016158431A (ja) 電力供給システム、及び電力供給方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6315821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250