JP2016095670A - 編成表作成支援システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業負荷を平準化させた編成表の作成が可能な、編成表作成支援システム及びそのプログラムを提供する。【解決手段】演算部であるCPUは、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する。単位期間当たりの作業時間及び作業のインターバル期間を含む作業データに対して、計画期間内の仮配置を行う。さらに、仮配置時の総作業時間が閾値時間を超過する単位期間が生じた際に仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトを行う。【選択図】図6

Description

本発明は、編成表作成を支援するシステム及びプログラムに関する。
ビルの保守・点検作業等の業務管理や作業計画の立案に当たって、作業内容、作業者、作業日等を定めた編成表が用いられる。例えば特許文献1では、配達業務の管理に当たり、配達量の増減率を算出するとともに、この増減率及び配達者のランクに応じた作業所要時間を算出している。また、特許文献2では、作業種別とその作業予定日時等が記憶されたスケジューリングデータと、作業者の遂行可能な作業種別が記憶された人材バンクデータと、作業者の作業予定が記憶された個人スケジューリングデータに基づいて、所定の作業種別が遂行可能であって、かつ、その作業予定日に作業予定のない作業者を割り当てる人員管理を行っている。
特開2011−180782号公報 特開2002−56049号公報
ところで、作業月や作業日ごとに作業負荷にばらつきがあると、必要人工(にんく)にばらつきが生じて、人員管理上好ましくない。そこで、本発明は、作業負荷を平準化させた編成表の作成が可能な、編成表作成支援システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援システムに関する。当該システムは、前記単位期間当たりの作業時間及び作業のインターバル期間を含む作業データに対して、前記計画期間内の仮配置と、当該仮配置時の総作業時間が閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業時間を平準化させた編成表を作成する演算部を備える。
また、上記発明において、前記演算部は、総作業時間が最小である前記単位期間に当該作業データの期首作業を仮配置することが好適である。
また、上記発明において、前記演算部は、前記作業データの期首作業及び期末作業が、前記計画期間から逸脱しない範囲で、前記配置シフトを実行することが好適である。
また、上記発明において、前記演算部は、前記仮配置を複数回実行したときに、いずれも前記閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際には、超過幅が最小の前記仮配置を前記作業データの確定配置とすることが好適である。
また、本発明の別態様は、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援システムに関する。当該システムでは、前記単位期間別に人工が割り当てられる。また当該システムは、1つまたは複数の単位期間に亘って作業が行われる作業データに対して、空き人工が最大である前記単位期間に前記作業データの期首作業を配置する仮配置と、休暇期間または確定配置された他の作業と重複する前記仮配置された前記作業データの作業が生じた場合に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業項目を平準化させた編成表を作成する演算部を備える。
また、上記発明において、前記演算部は、前記空き人工が最大である前記単位期間が複数ある場合に、当該複数の単位期間を前記作業データの期首作業のシフト先にすることが好適である。
また、上記発明において、前記演算部は、前記空き人工が最大である前記単位期間のすべてに対して前記作業データの期首作業を仮配置したときに、いずれも、前記休暇期間または確定配置された他の作業と重複する前記仮配置された作業データの作業が生じた場合は、前記空き人工がより少ない前記単位期間を前記作業データの期首作業のシフト先にすることが好適である。
また、本発明は、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援プログラムに関する。当該プログラムは、コンピュータを、前記単位期間当たりの作業時間及び作業のインターバル期間を含む作業データに対して、前記計画期間内の仮配置と、当該仮配置時の総作業時間が閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業時間を平準化させた編成表を作成する演算手段として機能させる。
また、本発明の別態様は、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援プログラムに関する。当該プログラムは、コンピュータを、前記単位期間別に人工を割り当てる割り当て手段、1つまたは複数の単位期間に亘って作業が実施される作業データに対して、空き人工が最大である前記単位期間に前記作業データの期首作業を配置する仮配置と、休暇期間または確定配置された他の作業データと重複する前記仮配置された作業データの作業が生じた場合に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業項目を平準化させた編成表を作成する演算手段、として機能させる。
本発明によれば、作業負荷を平準化させた編成表の作成が可能となる。
本実施形態に係る編成表作成支援システムのハードウェア構成図である。 本実施形態に係る編成表作成支援システムの演算ブロック図である。 年間作業リストを例示する図である。 月次作業表作成部の動作を模式的に示す全体図である。 月次作業表作成部の動作を模式的に示す一部拡大図である。 月次作業表作成部の動作を模式的に示す一部拡大図である。 月次作業表作成部の動作を模式的に示す一部拡大図である。 月次作業表作成部の演算フローを示すフローチャートである。 単月(単位期間)の作業リストを例示する図である。 作業者リストを例示する図である。 日次作業表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次作業表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次作業表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次作業表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次作業表作成部の演算フローを示すフローチャートである。 日次編成表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次編成表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次編成表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次編成表作成部の動作を模式的に示す図である。 日次編成表作成部の演算フローを示すフローチャートである。
<編成表作成支援システムのハードウェア構成>
図1に、本実施の形態に係る編成表作成支援システムのハードウェア構成を例示する。当該システムは、従前から存在するコンピュータを用いた汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、演算部であるCPU10、記憶手段であるRAM12、ROM14、及びハードディスクドライブ(HDD)16、並びにハードディスクドライブ16を接続したHDDコントローラ18を備える。さらに、コンピュータは、入力手段として設けられたマウス20とキーボード22、及び、表示装置として設けられたディスプレイ24の3者をそれぞれ接続する入出力コントローラ26、並びに、通信手段として設けられたネットワークコントローラ28を備える。これらの構成はそれぞれ内部バス30に接続される。
<編成表作成支援システムの演算ブロック>
図2に、本実施形態に係る編成表作成支援システムの演算ブロックを例示する。この演算ブロックは、ROM14やハードディスクドライブ16に記憶された編成表作成支援プログラムを、演算部であるCPU10が実行したときの演算フローをブロック化したものである。
当該演算ブロックは、月次作業表作成部32、日次作業表作成部34、及び日次編成表作成部36を備える。月次作業表作成部32は、年間作業リストの入力を受けて、月次作業表を出力する。日次作業表作成部34は、月次作業表、年間作業リスト、及び作業者リストの入力を受けて、日次作業表を出力する。日次編成表作成部36は、日次作業表、年間作業リスト、及び作業者リストの入力を受けて、日次編成表を出力する。
<月次表の作成>
図3〜8を用いて、月次作業表作成部32の動作を説明する。図3には、年間作業リストが例示され、図4〜7には月次作業表作成部32の動作が例示されている。さらに図8には、月次作業表作成部32の演算フローを示すフローチャートが例示されている。
月次作業表は、複数の単位期間からなる計画期間の作業内容が定められた表である。本実施形態では、単位期間を1ヶ月とし、また計画期間を1年とした。単位期間と計画期間はこの形態に限らず、例えば1週間を単位期間とし、半年を計画期間としてもよい。
年間作業リスト(図3)は、1年間(計画期間内)に実施される作業名、監督者要否、1回(1単位期間)当たりの作業時間、年間実施(計画期間内実施)の回数、インターバル、年間作業時間(計画期間内作業時間)が含まれる。
作業名は、作業内容を示すものであり、例えば空調機器の点検作業やビル内の巡回作業などの個別の作業を指している。監督者要否情報は、当該作業内容が、監督者を必要とするか否かを示すものである。監督者とは、例えば有資格者を指すものであってよい。1回当たりの作業時間とは、1単位期間における作業時間を示すものである。これは、過去の実績から求めたものであってよいし、業界団体や法令により定められた時間であってもよい。
年間実施回数とは、1年間に行う作業回数を表すものである。この回数は、保守業者が自主的に定めてもよいし、業界団体のガイドラインや法令により定められた回数であってもよい。インターバルは、作業実施間隔を指しており、年間実施回数を12ヶ月で割った値から求められる。例えば作業Aであれば、年間実施回数は4回であるから、3ヶ月に一度作業が実施される、つまりインターバルは2ヶ月となる。年間作業時間は、1回当たりの作業時間に年間実施回数を掛けたものである。年間作業リストにリストアップされたすべての作業の年間作業時間を足し合わせることで、年間延べ作業時間を求めることができる。
また、本実施形態では、月次作業表の作成に当たり、作業時間の長いものから先に配置して、作業時間の短いものを隙間に埋めていくという方針を採るため、1回当たりの作業時間が長いものから順にリストに並べられる。
月次作業表作成部32は、年間作業リストのうち、作業名、1回当たりの作業時間、及びインターバルのデータをもとにして、月次作業表を作成する。図4には、月次作業表作成部32による月次作業表作成プロセスが模式的に示されている。
月次作業表作成部32は、作業名、単位期間(1ヶ月)当たりの作業時間、及び作業のインターバルを含むデータを作業データとして取り扱う。また、作業データを計画期間(12ヶ月)内に配置する際の基準値(閾値時間)として、月別総作業目標時間を求める。この目標時間は、例えば、年間作業リスト(図3)の延べ作業時間を計画期間の全単位期間(12ヶ月)で割ることで求められる。
図8を参照して、月次作業表作成部32は、総作業時間が最小の月を抽出する(S10)。月次作業表作成部32は、最小月が複数あるか否かを判定する(S12)とともに、複数ある場合は最も早い月に(S16)、対象となっている作業データ(例えば作業A)の期首作業、すなわち一回目の作業コマ(A:80h)を割り当てるという、仮配置を行う(S14)。最小月が一つである場合には、当該月に一回目の作業コマが割り当てられる。
次に、月次作業表作成部32は、作業データの期末作業、すなわち最終回の作業コマが計画期間を超過しているか否か、つまり、12月を超過しているか否かを判定する(S18)。超過している場合は、図5の作業Dのように、最終回の作業コマが12月に来るように、作業データの配置を前倒しシフトさせる(S20)。
作業データを計画期間内に収めた後に、月次作業表作成部32は、単位期間(1ヶ月)ごとの総作業時間を算出するとともに、算出された総作業時間が、月別総作業目標時間を超過するような単位期間(月)があるか否かを判定する(S22)。月別総作業目標時間を超過する単位期間(月)がない場合、月次作業表作成部32は、その作業データの配置、言い換えると現在のコマ位置を確定位置(確定配置)とする(S24)。
一方、月別総作業目標時間を超過する単位期間(月)がある場合、月次作業表作成部32は、作業データの配置シフトを行う。月次作業表作成部32は、作業データの期首作業が計画期間の先頭に位置しているか、つまり、1回目の作業コマが1月に仮配置されているか否かを判定する(S26)。1回目の作業コマが1月に仮配置されていない場合は、図6の作業Hのように、作業データを1か月分前倒しシフトする(S28)。さらにその後、ステップS22に戻り、総作業時間が月別総作業目標時間を超過する単位期間があるか否かを判定する。
このような配置シフト及び当該シフトごとの月別総作業目標時間の超過判定を繰り返すうちに、1回目の作業コマが1月にシフトされる。配置シフトは作業データの期首作業及び期末作業を逸脱しない範囲で行われるため、期首作業すなわち1回目の作業コマが1月にシフトされた段階で、配置シフトは終了する。すべての仮配置において、月別総作業目標時間を超過する月が生じたような場合、図7の作業Nに示すように、超過幅の最小の仮配置(3段目)を選択するとともに(S30)、当該仮配置を確定配置とする(S24)。
さらに月次作業表作成部32は、年間作業リストに挙げられたすべての作業の確定配置が完了したか否かを判定して(S32)、完了していない場合は作業項目を一つインクリメントする(S34)。
このように、本実施形態では、月別の総作業時間が平準化されるように、各作業項目の配置を決定している。その結果、月ごとの作業負荷変動が抑えられる。
<日時表の作成>
次に、日次作業表作成部34の動作について、図9〜15を用いて説明する。図9には、単月(単位期間)の作業リストが例示され、図10には作業者リストが例示されている。さらに図11〜14には日次作業表作成部34の各動作が例示され、また図15には当該動作を行う際の演算フローチャートが例示されている。
日次作業表は、月次作業表と同様に、複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を定めるものである。本実施形態では単位期間を1日とし、計画期間を1ヶ月(20作業日)とした。また、1作業日当たりの作業時間を5時間とした。
単月作業リスト(図9)は、日次作業表における計画期間(1ヶ月)の作業名及びその作業時間と、年間作業リストの監督者要否及び最少人工(にんく)をリストアップしたものである。人工とは所定期間当たりの作業人員や作業量を示すものであり、例えば1人工は1日当たり作業者1名分の仕事量を指している。
また、作業者リスト(図10)は、年間作業リスト(図3)にリストアップされた作業を行う作業者ごとの、作業関連情報がまとめられており、休暇日、監督作業情報、及びOJT作業情報が含まれる。監督作業情報は、監督を必要とする作業において当該監督者となることのできる作業名が作業者別にまとめられている。監督作業情報は、例えば作業者の保有する資格を表すものであってもよい。OJT作業情報は、作業者が育成/訓練対象とする作業を指しており、作業者の自己申告や当該作業の経歴等を基にしてリストアップされる。
図15のフローチャートに示すように、日次作業表作成部34は、まず、作業者リストを基にして、日次作業表に人工情報及び休暇情報を反映させる(S40)。本実施形態では作業者が甲〜丁の4名であることから、最大で4人工となる。日次作業表作成部34は、単位期間別に人工を割り当てる。つまり日次作業表の人工行を4行に設定する。次に、日次作業表作成部34は、休暇情報に基づいて、図11の斜線のように、休暇日の人工を休暇人数分減らす。
次に、日次作業表作成部34は、単月作業リスト(図9)を並び替える(S42)。本実施形態では、コマ数を占める割合が相対的に高い作業から配置を決定するとの方針の下、作業人工の多い順に並び替えを行う。作業人工が同一である作業間は、作業時間の多い順に並び替えを行う。
なお、各作業の作業時間と日次作業表のコマ数との関係について、本実施形態では、1日当たりの作業時間を5時間と定めていることから、各作業時間を5で割った値が、当該作業の横方向(日付方向)コマ数となる。さらに、各作業の人工数が、当該作業の縦方向(人工方向)のコマ数となる。
日次作業表作成部34は、単月作業リストの最上段の作業データを選択する(S44)。さらに他の作業または休暇で埋められていない人工枠(空き人工)が最大の日を抽出する(S46)。候補日が複数存在する場合(S48)、最も早い候補日を選択する(S50)。つまり、配置対象の作業データ(作業H)の期首作業を当該候補日に仮配置する。図12に示すように、配置対象の作業データのコマがすべて日次表に埋められた場合(S52)、当該配置を確定配置とする(S54)。なお、図12〜14では、確定配置された作業データをハッチングで示している。
配置対象の作業データのコマのいずれかが休暇日または確定配置された他の作業データと重複する場合、または、図13のように、作業コマの一部が日次表から逸脱するような場合は、日次作業表作成部34は、配置対象の作業データをシフトさせる。配置シフトに当たり、空き人工が最大の日(候補日)が他にあるか否かを判定する(S56)。他の候補日がある場合、日次作業表作成部34は、次に早い日の候補日を選択して(S58)、再び仮配置を行う(S52)。つまり、選択された候補日に作業データの期首作業を仮配置する。
候補日が他にない場合、日次作業表作成部34は、空き人工が次に多い日を抽出する(S60)。そのような日の抽出に成功すると(S62)、ステップS48まで戻り、仮配置を続行する。
ステップS60にて空き人工が0の日が選択されると、候補日の抽出は失敗した(S62)ことになる。この場合、日次作業表作成部34は、編成表作成者等に対してエラー報告を行う(S64)。
ステップS54に戻り、所定作業の作業日が確定されると、日次作業表作成部34は、配置確定された作業が単月作業リストの末尾の作業であるか否かを判定する(S66)。末尾の作業でない場合、日次作業表作成部34は、作業データを一つインクリメントして(S68)、ステップS46まで戻って配置プロセスを続行する。
すべての作業データが割り振られた日次表を図14に例示する。空きコマは分散され、作業負荷が平準化されているのが理解される。
<作業者の割り振り>
日次編成表作成部36の動作について、図16〜20を用いて説明する。図16〜19は日次編成表作成部36の動作を例示したものであり、図20は当該動作を実行するためのフローチャートを例示するものである。
図16〜19には、日次編成表における日次編成表作成部36の動作が模式的に示されている。日次編成表作成部36は、日次作業表作成部34により作成された日次作業表を拡張させたものであり、1日のコマを、作業コマ及び作業者コマの2つから構成させている。
図20を参照し、日次編成表作成部36は、日次編成表に休暇情報を反映させる(S70)。休暇情報の反映は、作業者リスト(図10)を用いて行う。日次編成表作成部36は、図16のように、休暇日の作業者コマに、当該休暇を取る作業者を配置する(作業者名を入力する)。
次に、日次編成表作成部36は、監督者及びOJT情報を反映させる(S72)これらの情報の反映は、年間作業リスト(図3)または単月作業リスト(図9)の監督者要否情報と、作業者リスト(図10)を用いて行う。日次編成表作成部36は、監督者が必要な作業を特定する。さらに、作業者リストから、特定された作業の監督が可能な作業者を抽出するとともに、図17のように、監督が必要な作業コマに対応する作業者コマに、当該監督者(作業者)を配置する(作業者名を入力する)。なお、図17では、監督者を「*」で表している。
さらに、日次編成表作成部36は、作業者リスト(図10)と日次編成表に基づいて、OJTが必要な作業とその対象者を抽出して、当該作業コマに対応する作業者コマに、OJT対象者(作業者)を配置する(作業者名を入力する)。なお、図17では、OJT対象者を「#」で表している。
次に、日次編成表作成部36は、割り振り対象となる作業者を選択する(S74)。例えば作業者リスト(図10)の降順で割り振りを行う場合、最初に甲を選択する。
日次編成表作成部36は、選択された作業者が割り振られていない日を抽出する(S76)。さらに、抽出日が複数であるか否かを判定して(S78)、複数の場合は最も早い日を選択する(S80)。
日次編成表作成部36は、選択日の作業の中から、作業者が割り振られていない作業を抽出する(S82)。さらに、抽出された作業が複数あるか否かを判定して(S84)、複数の場合は日時編成表の最上段の作業を選択する(S86)。
日次編成表作成部36は、候補作業の実施期間中に、選択作業者の休暇日や他の作業の作業日が含まれるか否かを判定する(S88)。休暇日や他の作業の作業日が含まれていなければ、選択作業の作業者を選択作業者に確定する(S90)。
ステップS88について、候補作業の実施期間中に、選択作業者の休暇日や他の作業の作業日が含まれる場合、日次編成表作成部36は、候補作業を変更する。具体的には、日次編成表作成部36は、選択された作業がステップS82において抽出された候補作業のうち最後のものであるか否かを判定する(S92)。他にも候補作業がある場合は、日次編成表作成部36は、候補作業を1つ下段にインクリメントして(S94)、ステップS88に戻る。
ステップS92にて、候補作業がない場合には、選択された日は甲の作業を割り振る候補日としては不適格と判定して、日次編成表作成部36は、他の候補日に変更する。日次編成表作成部36は、ステップS76にて抽出された候補日が他に残っているか否かを判定する(S96)。他の候補日がある場合は、日次編成表作成部36は、次に早い候補日を選択して(S98)、ステップS82まで戻る。
ステップS76〜ステップS90までの流れを、図17、18を用いて説明すると、ステップS76〜S80にて、作業者甲が割り振られていない最も早い日として第10作業日が選択される。ステップS82〜S86として、第10作業日について作業者が割り振られていない最上段の候補作業として作業Qが選択される。ステップS88にて、作業Qの実施期間である第19作業日が甲の休暇日であることから、作業Qの作業者として甲は不適格となり、ステップS92、S94にて第10作業日の作業Qの下段にある作業Aが選択される。
作業Aについては、その作業日である第1作業日から第8作業日まで甲は別の作業Hに割り当てられており、また、第9作業日と第13作業日が休暇日となっていることから、作業Aの作業者として甲は不適格となる。そこで、ステップS96、S98にて他の候補日を選択する。第10作業日〜第13作業日まで上記と同様のフローが実施されて、いずれの作業も甲は作業者としては不適格となる。
図18のように、第14作業日の最下段の作業Mについて、作業実施期間中に甲の休暇日や他の作業日が重複しないことから、ステップS90として、作業Mの作業者として甲を割り当てる。
ステップS96に戻り、候補日が残っていない場合は、選択された作業者(甲)の作業の割り振りを終了させる。日次編成表作成部36は、すべての作業者が選択されたか否かを判定する(S100)、まだ未選択の作業者がいる場合は、作業者を一つインクリメントする(S102)。すべての作業者が選択された場合には、日次編成表作成のフローを終了させる。
図19には、図20のフローを実行させたときの、日次編成表が例示されている。空きコマが分散されており、作業負荷が平準化されていることが理解される。この空きコマについては、編成表作成者の編集によって、既に割り振られた作業に作業者を追加させるようにしてもよいし、他の作業を割り当てるようにしてもよい。
なお、以上説明した実施形態では、月次作業表作成部32、日次作業表作成部34、及び日次編成表作成部36の3つの連続した演算ブロックを例示したが、この形態に限られない。例えばそれぞれの作成部を単独で実行するようにしてもよい。また、各作成部に入力される作業表や編成表は、上位の作成部から送られるデータに限らない、例えば、その体裁が維持されていれば、編成表作成者のマニュアル作成による作業表や編成表を入力してもよい。
10 CPU、12 RAM、14 ROM、16 ハードディスクドライブ、18 HDDコントローラ、20 マウス、22 キーボード、24 ディスプレイ、26 入出力コントローラ、28 ネットワークコントローラ、30 内部バス、32 月次作業表作成部、34 日次作業表作成部、36 日次編成表作成部。

Claims (9)

  1. 複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援システムであって、
    前記単位期間当たりの作業時間及び作業のインターバル期間を含む作業データに対して、前記計画期間内の仮配置と、当該仮配置時の総作業時間が閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業時間を平準化させた編成表を作成する演算部を備えることを特徴とする、編成表作成支援システム。
  2. 請求項1に記載の編成表作成支援システムであって、
    前記演算部は、総作業時間が最小である前記単位期間に当該作業データの期首作業を仮配置することを特徴とする、編成表作成支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の編成表作成支援システムであって、
    前記演算部は、前記作業データの期首作業及び期末作業が、前記計画期間から逸脱しない範囲で、前記配置シフトを実行することを特徴とする、編成表作成支援システム。
  4. 請求項3に記載の編成表作成支援システムであって、
    前記演算部は、前記仮配置を複数回実行したときに、いずれも前記閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際には、超過幅が最小の前記仮配置を前記作業データの確定配置とすることを特徴とする、編成表作成支援システム。
  5. 複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援システムであって、
    前記単位期間別に人工が割り当てられ、
    1つまたは複数の単位期間に亘って作業が行われる作業データに対して、空き人工が最大である前記単位期間に前記作業データの期首作業を配置する仮配置と、休暇期間または確定配置された他の作業と重複する前記仮配置された前記作業データの作業が生じた場合に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業項目を平準化させた編成表を作成する演算部を備えることを特徴とする、編成表作成支援システム。
  6. 請求項5に記載の編成表作成支援システムであって、
    前記演算部は、前記空き人工が最大である前記単位期間が複数ある場合に、当該複数の単位期間を前記作業データの期首作業のシフト先にすることを特徴とする、編成表作成支援システム。
  7. 請求項6に記載の編成表作成支援システムであって、
    前記演算部は、前記空き人工が最大である前記単位期間のすべてに対して前記作業データの期首作業を仮配置したときに、いずれも、前記休暇期間または確定配置された他の作業と重複する前記仮配置された作業データの作業が生じた場合は、前記空き人工がより少ない前記単位期間を前記作業データの期首作業のシフト先にすることを特徴とする、編成表作成支援システム。
  8. 複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記単位期間当たりの作業時間及び作業のインターバル期間を含む作業データに対して、前記計画期間内の仮配置と、当該仮配置時の総作業時間が閾値時間を超過する前記単位期間が生じた際に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業時間を平準化させた編成表を作成する演算手段として機能させるための、編成表作成支援プログラム。
  9. 複数の単位期間からなる計画期間内の作業項目を設定する、編成表作成支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記単位期間別に人工を割り当てる割り当て手段、
    1つまたは複数の単位期間に亘って作業が実施される作業データに対して、空き人工が最大である前記単位期間に前記作業データの期首作業を配置する仮配置と、休暇期間または確定配置された他の作業データと重複する前記仮配置された作業データの作業が生じた場合に前記仮配置された作業データをシフトさせる配置シフトと、を行うことにより、前記単位期間ごとの総作業項目を平準化させた編成表を作成する演算手段、
    として機能させるための、編成表作成支援プログラム。
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