JP2016092720A - 携帯端末装置、及びプログラム - Google Patents

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智之 土谷
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佐寄 新井
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Abstract

【課題】ユーザが無線基地局からの接続要求を拒否した場合、その後も接続要求がある度にユーザに報知される煩わしさを軽減する。
【解決手段】携帯端末装置は、無線基地局からの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するとともに、前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記接続要求があってもユーザに報知しない接続確認部、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置、及びプログラムに関する。
携帯電話から無線LAN(Local Area Network)に接続する場合、通常は、無線LANの無線基地局からの接続要求に対して、接続を受け入れるか否かをユーザが決定し、受け入れる場合には、携帯電話と無線LANとの接続の認証手続きを経て通信が開始される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−56730号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザが、一度無線LANへの接続を拒否したとしても、無線基地局からの接続要求があると、その都度ユーザに報知され、接続を受け入れるか否かの接続確認が求められることがあり、煩わしかった。
上記した事情に鑑みてなされたもので、ユーザが無線基地局からの接続要求を拒否した場合、その後も接続要求がある度にユーザに報知される煩わしさを軽減することができる携帯端末装置、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、無線基地局からの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するとともに、前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記接続要求があってもユーザに報知しない接続確認部、を備える携帯端末装置である。
また、本発明の一態様は、上記携帯端末装置において、前記接続確認部が、前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記確認を行わない。
また、本発明の一態様は、上記携帯端末装置において、前記所定の条件が、前記接続が拒否されてから予め設定された時間が経過すること、前記接続が拒否されてからの移動距離が予め設定された距離以上となること、または、前記接続が拒否された無線基地局とは異なる無線基地局からの接続要求であること、である。
また、本発明の一態様は、上記携帯端末装置において、前記所定の条件が、前記接続が拒否されてから所定の時間が経過することであり、前記接続確認部が、前記接続が拒否された場合であって、前記所定の時間の経過後に前記確認に対して再び前記接続が拒否された場合、前記所定の時間を長くする。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、無線基地局からの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するステップと、前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記接続要求があってもユーザに報知することを禁止するステップと、を実行するためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザが無線基地局からの接続要求を拒否した場合、その後も接続要求がある度にユーザに報知される煩わしさを軽減することができる。
第1の実施形態による携帯端末の概略構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態による接続確認画面の表示制御例を説明する説明図である。 第1の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態による携帯端末の概略構成の一例を示すブロック図である。 第4の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による携帯端末100の概略構成の一例を示すブロック図である。携帯端末100は、スマートフォン、携帯電話、タブレット型コンピュータ等の携帯端末装置であり、ここでは、スマートフォンであるとして説明する。図示する携帯端末100は、無線部110と、データ送受信部120と、記憶部130と、表示部140と、操作部150と、音出力部160と、振動部170と、制御部180と、を備えている。
無線部110は、無線LANの無線基地局であるアクセスポイントと接続して無線通信を行う。例えば、無線LANのアクセスポイントは、無線通信による接続を要求する通信接続要求信号を常時送信しており、携帯端末100がアクセスポイントからの受信圏内に入ると、無線部110は、アクセスポイントから送信される通信接続要求信号を受信する。
例えば、通信接続要求信号には、通信方式や通信仕様に関する情報、アクセスポイントの個別識別子、アクセスポイントの位置情報、等が含まれている。アクセスポイントの個別識別子は、各アクセスポイントに固有な識別子であり、例えば、BSSID(Basic Service Set Identifier)等である。アクセスポイントの位置情報は、例えば、アクセスポイントが設置されている場所の緯度及び経度情報である。
このアクセスポイントからの接続要求である通信接続要求信号に対して携帯端末100から接続を許可すると、携帯端末100と無線LANとの接続の認証手続きが行われ、アクセスポイントと携帯端末100とが接続される。これにより、無線部110は、無線LANに接続される外部機器や、更に無線LANを介してインターネットに接続される各種装置、システム、サービス等とデータの送信または受信が可能となる。データ送受信部120は、無線部110を介して各種データの送信または受信を行う。
記憶部130は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュROM、等の記録媒体またはこれらの組合せを用いて構成されている。例えば、記憶部130は、携帯端末100が備える各部の動作を制御するためのプログラムや各種情報、及び無線部110を介して送信するデータや受信したデータを記憶する。
表示部140と操作部150とは、例えば重ね合わせて一体化されたタッチパネルとして構成されている。表示部140は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等を備えている。例えば、表示部140は、無線LANのアクセスポイントから通信接続要求信号を受信したときに無線LANへの接続を許可するかまたは拒否するかをユーザに確認する画面(以下、「接続確認画面」という)を表示する。
操作部150は、表示部140の表示画面上における接触を検知し、ユーザの表示画面に対する操作(例えば、タッチ操作)に応じた操作入力を受け付ける。例えば、操作部150は、表示部140に表示された接続確認画面に対するユーザの操作入力を受け付ける。また、操作部150は、受け付けた操作入力に基づく入力情報を制御部180に出力する。
音出力部160は、報知音、警告音等の音を出力するスピーカまたはブザー等である。振動部170は、例えば、小型のモータとそのモータによる回転で振動を発生する振動部材とを含んで構成され、警告や注意喚起等のために携帯端末100を振動させる。
制御部180は、携帯端末100が備える各部を制御する。例えば、制御部180は、無線接続確認部181(接続確認部の一例)と、無線接続処理部182と、を備えている。
無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントから送信される通信接続要求信号を無線部110が受信すると、受信した接続要求信号をデータ送受信部120を介して取得し、アクセスポイントに接続可能な通信環境にあることを検出する。
また、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントに接続可能な通信環境にあることを検出すると、接続可能な通信環境にあることを報知する。例えば、無線接続確認部181は、接続を許可するかまたは拒否するかをユーザに選択させるための接続確認画面を表示部140に表示させることにより、接続可能な通信環境にあることを報知するとともに、無線LANへの接続を許可するか否かをユーザに確認する。そして、接続確認画面に対するユーザの操作に応じて、無線接続確認部181は、接続許可を示す入力情報、または接続拒否を示す入力情報を操作部150から受け取る。
また、無線接続確認部181は、接続許可を示す入力情報を受け取った場合、接続許可を示す情報を無線接続処理部182に受け渡す。無線接続処理部182は、無線接続確認部181から接続許可を示す情報を受け取ると、無線部110からアクセスポイントを介して無線LANへ接続する接続処理を実行する。例えば、無線接続処理部182は、無線LANへ接続する接続処理として、携帯端末100と無線LANとの接続の認証手続きの処理を行う。そして、携帯端末100は、認証OKを条件に無線LANへ接続される。
一方、無線接続確認部181は、接続拒否を示す入力情報を受け取った場合、接続を許可するか否かをユーザに報知することを所定の条件が充足されるまで行わない。例えば、無線接続確認部181は、接続拒否を示す入力情報を受け取った場合、無線LANのアクセスポイントから送信される通信接続要求信号を無線部110が受信したとしても、接続確認画面を表示部140に表示させない。
このように、無線接続確認部181は、アクセスポイントからの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するとともに、接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまではアクセスポイントからの接続要求があってもユーザに報知せず、接続を許可するか否かをユーザに確認しない。
ここで、所定の条件とは、例えば、接続拒否を示す入力情報を受け取ってから(すなわち、接続が拒否されてから)所定の時間が経過することである。この所定の時間は、例えば、30分間、携帯端末100の電源がオフされるまでの時間、等に設定されている。また、この所定の時間は、例えば、アクセスポイントを検索するアプリケーションや無線通信機能を利用するアプリケーション等において固定値として予め設定されていてもよいし、アプリケーションの開始時や開始前、または初期設定等でユーザが任意に設定可能なようにしてもよい。また、無線接続確認部181は、制御部180の内部に備えられている内部タイマーを用いて、上記所定の時間を計時する。
例えば、アクセスポイントに接続可能な通信環境にあることを報知するか否かを示す報知フラグが記憶部130に記憶されており、無線接続確認部181は、接続拒否を示す入力情報を受け取った場合、報知フラグをオン(報知する)からオフ(報知しない)に変更する。また、無線接続確認部181は、接続拒否を示す入力情報を受け取ってから所定の時間が経過したときに、報知フラグをオフからオンに戻す。そして、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントから送信される通信接続要求信号を無線部110が受信した場合、報知フラグがオンの場合には接続確認画面を表示部140に表示させ、報知フラグがオフの場合には接続確認画面を表示部140に表示させないように制御する。
図2は、第1の実施形態による接続確認画面の表示制御例を説明する説明図である。
この図では、携帯端末100がアクセスポイントから接続要求信号を受け取ったときに、表示部140の表示画面G10に接続確認画面G20が表示される場合と表示されない場合との例を示している。
(1)携帯端末100は、無線LANのアクセスポイントを検索する。
(2)携帯端末100は、無線LANのアクセスポイントから接続要求信号を受け取ると、アクセスポイントに接続可能な通信環境にあることを検出し、表示画面G10に接続確認画面G20を表示する。この図に示す例では、接続確認画面G20には、アクセスポイントに接続可能な通信環境にあることをユーザに報知する情報として、「アクセスポイントが見つかりました」と、接続を許可するかまたは拒否するかを選択する操作子として、「接続」及び「接続しない」と、が表示される。
(3)接続確認画面G20において、ユーザにより「接続しない」が選択されると、携帯端末100は、その後アクセスポイントから接続要求信号を受信したとしても、所定の時間が経過するまでは接続確認画面G20の表示を行わない。
(4)携帯端末100は、所定の時間が経過した後、アクセスポイントから接続要求信号を受信すると、表示画面G10に接続確認画面G20を表示する。
次に、図3を参照して、本実施形態による携帯端末100の無線通信接続制御処理の動作を説明する。
図3は、第1の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、無線LANのアクセスポイントを検索するアプリケーションの実行により、無線LANへの接続が行われる場合を例として説明する。
まず、無線LANのアクセスポイントを検索するアプリケーションをユーザが起動する操作を行うと、無線接続確認部181は、無線通信機能を起動し(ステップS101)、接続可能な無線LANのアクセスポイントを検索する(ステップS102)。
次に、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを発見したか否かを判定する(ステップS103)。無線LANのアクセスポイントから送信される通信接続要求信号を無線部110が受信することにより、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS103:YES)、無線接続確認部181は、更に報知フラグがオン(ON)であるか否かを判定する(ステップS104)。
報知フラグがオン(ON)であると判定された場合(ステップS104:YES)、無線接続確認部181は、接続確認画面(例えば、図2の(2)に示す接続確認画面G20)を表示部140に表示させる。これにより、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントに接続可能な通信環境にあることをユーザに報知するとともに、接続を許可するかまたは拒否するか(「接続」または「接続しない(非接続)」)をユーザに選択させる(ステップS105)。そして、無線接続確認部181は、ユーザにより「接続」を選択する操作がされたか否かを判定する(ステップS106)。
ユーザにより「接続」を選択する操作がされたと判定された場合(ステップS106:YES)、ユーザにより無線LANへの接続が許可されたため、無線接続処理部182は、無線部110からアクセスポイントを介して無線LANへ接続する接続処理を実行する。例えば、無線接続処理部182は、携帯端末100と無線LANとの接続の認証手続きの処理を行う。そして、認証OKを条件に無線LANへの接続が開始される(ステップS107)。
また、無線LANへの接続が開始されると、無線接続確認部181は、無線LANとの接続が解除されたか否かを判定する。例えば、無線接続確認部181は、無線部110を介してアクセスポイントから受信可能な状態であるか否かを確認することにより、無線LANとの接続が解除されたか否かを判定する(ステップS108)。
無線LANとの接続が解除されていないと判定された場合(ステップS108:NO)には、無線LANに接続されている状態が維持されており、無線接続確認部181は、ステップS108の判定処理を所定の時間間隔で繰り返し実行する。一方、無線LANとの接続が解除されたと判定された場合(ステップS108:YES)、無線接続確認部181は、ステップS102に処理を戻し、接続可能なアクセスポイントを検索する。
一方、ステップS106において、ユーザにより「接続しない(非接続)」を選択する操作がされたと判定された場合(ステップS106:NO)、無線接続確認部181は、ユーザにより無線LANへの接続が拒否されたため、所定の時間が経過するまで接続確認画面を表示部140に表示させない。すなわち、無線接続確認部181は、所定の時間が経過するまでは、アクセスポイントから接続要求があっても、ユーザに報知及び接続確認を行わないように接続確認画面の表示を禁止する。例えば、無線接続確認部181は、所定の時間を計時する内部タイマーを設定して経過時間の計時を開始するとともに、報知フラグをオン(ON)からオフ(OFF)に変更する(ステップS111)。
そして、無線接続確認部181は、内部タイマーが満了したか否か(すなわち、所定の時間が経過したか否か)を判定する(ステップS112)。内部タイマーが満了していないと判定された場合(ステップS112:NO)には、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを検索し(ステップS102)、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS103:YES)であっても、報知フラグがオフ(OFF)であると判定されるため(ステップS104:NO)、接続確認画面を表示部140に表示させる処理を行わずに、ステップS112で内部タイマーが満了したか否かの判定を繰り返し実行する。
一方、内部タイマーが満了したと判定された場合(ステップS112:YES)には、無線接続確認部181は、内部タイマーをリセット(クリア)し、報知フラグをオフからオンに戻す(ステップS113)。これにより、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS103:YES)、報知フラグがオン(ON)であると判定されるため(ステップS104:YES)、接続確認画面を表示部140に表示させる(図2の(4)参照)。
以上説明したように、本実施形態による携帯端末100は、無線LANのアクセスポイントからの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認する無線接続確認部181を備えている。そして、無線接続確認部181は、接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまではアクセスポイントから接続要求があってもユーザに報知しない。ここで、所定の条件とは、例えば、接続が拒否されてから所定の時間が経過することである。ここで、所定の時間は、システムで固定値として設定されてもよいし、アプリケーションを通してユーザにより設定されてもよい。
このように本実施形態によれば、アクセスポイントからの接続要求に対してユーザが接続を拒否した場合には、その後所定の時間が経過するまでは、接続要求がある度にユーザに報知されることがなくなるため、煩わしさを軽減することができる。
例えば、無線接続確認部181は、接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは、接続を許可するか否かのユーザへの確認を行なわない。
よって、本実施形態によれば、アクセスポイントからの接続要求に対してユーザが接続を拒否した場合には、その後所定の時間が経過するまでは、接続要求がある度にユーザに対して接続確認が求められることがなくなるため、煩わしさを軽減することができる。
例えば、無線接続確認部181は、接続確認画面を表示部140に表示させることで、ユーザに対して、報知及び接続確認を行う。なお、携帯端末100は、接続確認画面を表示部140に表示させる際に、音出力部160から報知音を出力するようにしてもよいし、振動部170で振動を発生させてもよい。例えば、無線接続確認部181は、接続確認画面を表示部140に表示させる表示手段により、無線LANへ接続可能な通信環境にあることを報知する報知機能を備えているのみならず、音や振動による報知機能を備えてもよい。この場合、携帯端末100は、アクセスポイントからの接続要求に対して接続が拒否された場合には、所定の時間が経過するまでは、報知音の出力及び振動の発生も禁止するようにしてもよい。
なお、図3に示す無線通信接続制御処理の例では、無線LANのアクセスポイントを検索するアプリケーションを用いて無線LANへの接続を行うものを例としているが、アクセスポイントを検索するアプリケーションに限られるものでなく、例えば、無線通信機能を利用するアプリケーション等のような携帯端末100に導入されている他のアプリケーションを用いて無線LANへの接続が行われてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態による携帯端末100の構成は、第1の実施形態(図1)と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
第1の実施形態では、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合、所定の時間が経過するまでは、接続要求があってもユーザに報知及び接続確認をしない例を説明した。本実施形態では、所定の時間が経過した後、再び接続が拒否された場合には、上記所定の時間を長くする例を説明する。
図4は、第2の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。この図4のステップS201〜S208及びステップS211〜S213のそれぞれの処理は、図3のステップS101〜S108及びステップS111〜S113のそれぞれの処理と同様であり、その説明を省略する。本実施形態では、ステップS210の処理が追加されていることが、図3を参照して説明した第1の実施形態と相違する。
ステップS206において、ユーザにより「接続しない(非接続)」を選択する操作がされたと判定された場合(ステップS206:NO)、無線接続確認部181は、内部タイマーが計時する時間を加算する(ステップS210)。一例として、無線接続確認部181は、内部タイマーが計時する時間を30分加算する。例えば、内部タイマーが計時する時間は、初期値を0分間とした場合には、接続拒否の1回目が30分間、2回目が60分間、3回目が90分間、というように、接続が拒否される度に加算される。なお、無線接続確認部181は、接続が拒否される度に加算する時間を増加させてもよい。また、無線接続確認部181は、一旦、接続が許可された場合には、加算した時間をリセットして加算前の元の時間に戻してもよい。ここで、加算した時間は、システムで固定値として設定されてもよいし、アプリケーションを通してユーザにより設定されてもよい。
このように、本実施形態では、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントからの接続要求に対して接続が拒否された場合であって、所定の時間の経過後に、接続を許可するか否かの確認に対して再び接続が拒否された場合、ユーザに報知しない時間(例えば、接続確認画面を表示させない時間)を所定の時間より長くする。よって、本実施形態によれば、ユーザにより接続が拒否される度に、ユーザに報知及び接続確認を行わない時間が長くなるので、煩わしさを軽減することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態による携帯端末100の構成は、第1の実施形態(図1)と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
本実施形態では、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合、他のアクセスポイントからの接続要求信号を受信するまでは、ユーザに報知及び接続確認を行わない例を説明する。
無線接続確認部181は、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合、その後アクセスポイントからの通信接続要求信号を無線部110が受信しても、接続が拒否されたアクセスポイントと同一のアクセスポイントである場合には、接続確認画面を表示部140に表示させない(すなわち、接続を許可するか否かの確認を行わない)。一方、接続が拒否されたアクセスポイントと異なるアクセスポイントからの通信接続要求信号を無線部110が受信した場合、無線接続確認部181は、接続確認画面を表示部140に表示させる。
図5は、第3の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。この図5のステップS301〜S308のそれぞれの処理は、図3のステップS101〜S108のそれぞれの処理と同様であり、その説明を省略する。本実施形態では、ステップS310〜S313の処理が、図3を参照して説明した第1の実施形態と相違する。
ステップS306において、ユーザにより「接続しない(非接続)」を選択する操作がされたと判定された場合(ステップS306:NO)、無線接続確認部181は、接続が拒否された通信接続要求信号に含まれるアクセスポイントの個別識別子(例えば、BSSID)を登録する(ステップS310)。そして、無線接続確認部181は、報知フラグをオン(ON)からオフ(OFF)に変更する(ステップS311)。
次に、無線接続確認部181は、アクセスポイントから受信する通信接続要求信号に含まれるアクセスポイントの個別識別子が、ステップS310で登録した個別識別子と異なるか否かを判定する(ステップS312)。そして、同一であると判定された場合(ステップS312:NO)、無線接続確認部181は、ステップS302に処理を戻す。
そして、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを検索し(ステップS302)、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS303:YES)であっても、報知フラグがオフ(OFF)であると判定されるため(ステップS304:NO)、接続確認画面を表示部140に表示させる処理を行わずに(図2の(3)参照)、ステップS312の判定を繰り返し実行する。つまり、接続可能なアクセスポイントを発見した場合であっても、そのアクセスポイントの個別識別子が、ステップS310で登録した個別識別子と同一であると判定されている間は、接続確認画面が表示部140に表示されない。
一方、接続可能なアクセスポイントの個別識別子が、ステップS310で登録した個別識別子と異なると判定された場合(ステップS312:YES)、無線接続確認部181は、ステップS310で登録した個別識別子をリセット(クリア)するとともに、報知フラグをオフ(OFF)からオン(ON)に戻す(ステップS313)。これにより、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS303:YES)、報知フラグがオン(ON)であると判定されるため(ステップS304:YES)、接続確認画面を表示部140に表示させる(図2の(4)参照)。
このように、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントからの接続要求に対して接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまではアクセスポイントから接続要求があってもユーザに報知しない。ここで、本実施形態における所定の条件は、接続が拒否されたアクセスポイントとは異なるアクセスポイントからの接続要求であること、である。
つまり、携帯端末100は、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合には、その後接続要求があっても、接続が拒否されたアクセスポイントと同一のアクセスポイントからの接続要求である場合はユーザに報知及び接続確認を行わない。よって、本実施形態によれば、アクセスポイントからの接続要求に対してユーザが接続を拒否した場合には、他のアクセスポイントからの接続要求があるまでは、接続要求がある度にユーザに対して接続確認が求められることがなくなるため、煩わしさを軽減することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態では、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合、接続が拒否されてからの移動距離が予め設定された距離以上になるまでは、ユーザに報知及び接続確認を行わない例を説明する。
図6は、第4の実施形態による携帯端末100Aの概略構成の一例を示すブロック図である。図示する携帯端末100Aは、無線部110と、データ送受信部120と、記憶部130と、表示部140と、操作部150と、音出力部160と、振動部170と、制御部180と、位置情報取得部190Aと、を備えている。この図に示す携帯端末100Aの構成は、図1に示す携帯端末100の構成に対して、位置情報取得部190Aを備える点が異なる。
位置情報取得部190Aは、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信することにより現在の位置を測位し、現在位置情報を取得する。また、位置情報取得部190Aは、取得した現在位置情報を制御部180(例えば、無線接続確認部181)に出力する。
無線接続確認部181は、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合、そのときの現在位置情報を位置情報取得部190Aから受け取る。そして、無線接続確認部181は、その後、位置情報取得部190Aから出力される現在位置情報に基づいて、接続が拒否されたときの位置からの移動距離を算出し、移動距離が予め設定された距離未満の場合には、接続確認画面を表示部140に表示させない。一方、無線接続確認部181は、移動距離が予め設定された距離以上になった場合には、接続確認画面を表示部140に表示させる。
図7は、第4の実施形態による無線通信接続制御処理の一例を示すフローチャートである。この図7のステップS401〜S408のそれぞれの処理は、図3のステップS101〜S108のそれぞれの処理と同様であり、その説明を省略する。本実施形態では、ステップS410〜S413の処理が、図3を参照して説明した第1の実施形態と相違する。
ステップS406において、ユーザにより「接続しない(非接続)」を選択する操作がされたと判定された場合(ステップS406:NO)、無線接続確認部181は、該操作がされたときの現在地情報を位置情報取得部190Aから受け取り、その位置情報を登録する(ステップS410)。そして、無線接続確認部181は、報知フラグをオン(ON)からオフ(OFF)に変更するとともに、現在位置の検出を開始する(ステップS411)。
次に、無線接続確認部181は、ステップS410で登録した位置情報と随時更新される現在位置情報とに基づいて、ユーザにより「接続しない(非接続)」を選択する操作がされてから一定距離(予め設定された距離)以上移動したか否かを判定する(ステップS412)。そして、一定距離以上移動していないと判定された場合(ステップS412:NO)、ステップS402に処理を戻す。
そして、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを検索し(ステップS402)、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS403:YES)であっても、報知フラグがオフ(OFF)であると判定されるため(ステップS404:NO)、接続確認画面を表示部140に表示させる処理を行わずに(図2の(3)参照)、ステップS412の判定を繰り返し実行する。つまり、接続可能なアクセスポイントを発見した場合であっても、接続が拒否されてから一定距離以上移動していないと判定されている間は、接続確認画面が表示部140に表示されない。
一方、接続が拒否されてから一定距離以上移動したと判定された場合(ステップS412:YES)、無線接続確認部181は、ステップS410で登録した位置情報をリセット(クリア)するとともに、報知フラグをオフ(OFF)からオン(ON)に戻す(ステップS413)。これにより、無線接続確認部181は、接続可能なアクセスポイントを発見したと判定された場合(ステップS403:YES)、報知フラグがオン(ON)であると判定されるため(ステップS404:YES)、接続確認画面を表示部140に表示させる(図2の(4)参照)。
このように、無線接続確認部181は、無線LANのアクセスポイントからの接続要求に対して接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまではアクセスポイントから接続要求があってもユーザに報知しない。ここで、本実施形態における所定の条件は、接続が拒否されてからの移動距離が予め設定された距離以上であること、である。ここで、予め設定された距離は、システムで固定値として設定されてもよいし、アプリケーションを通してユーザにより設定されてもよい。
つまり、携帯端末100Aは、ユーザにより無線LANへの接続が拒否された場合には、その後接続要求があっても、接続が拒否された位置から一定距離以上離れるまではユーザに報知及び接続確認を行わない。よって、本実施形態によれば、アクセスポイントからの接続要求に対してユーザが接続を拒否した場合には、その拒否した場所に留まっている間は、接続要求がある度にユーザに対して接続確認が求められることがなくなるため、煩わしさを軽減することができる。
なお、本実施形態では、GPSを用いて取得する位置情報に基づいて移動距離を算出する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、アクセスポイントの位置情報に基づいて移動距離を算出する構成としてもよい。この場合、無線接続確認部181は、無線部110を介してアクセスポイントからアクセスポイントの位置情報を取得可能であるため、位置情報取得部190Aがない構成としてもよく、図1に示す携帯端末100の構成であっても実現できる。
以上、この発明の第1から第4の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態によって限定的に解釈されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれ種々の変更が可能である。例えば、上述の第1から第4の実施形態において説明した各機能や構成は、任意に組み合わせることができる。また、上記実施形態の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する形態も本発明に含まれるものである。
また、上記実施形態では、無線LANを例に説明したが、無線LAN以外の他の無線通信(例えば、WiMAX(登録商標)等)であってもよい。
なお、上述した実施形態における携帯端末100(100A)の制御部180の一部または全部の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、上述の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって上述の機能を実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、携帯端末100(100A)に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
100,100A 携帯端末、110 無線部、120 データ送受信部、130 記憶部、140 表示部、150 操作部、160 音出力部、170 振動部、180,180A 制御部、181 無線接続確認部、182 無線接続処理部

Claims (5)

  1. 無線基地局からの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するとともに、前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記接続要求があってもユーザに報知しない接続確認部、
    を備える携帯端末装置。
  2. 前記接続確認部は、
    前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記確認を行わない、
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記所定の条件は、前記接続が拒否されてから予め設定された時間が経過すること、前記接続が拒否されてからの移動距離が予め設定された距離以上となること、または、前記接続が拒否された無線基地局とは異なる無線基地局からの接続要求であること、である、
    請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記所定の条件は、前記接続が拒否されてから所定の時間が経過することであり、
    前記接続確認部は、
    前記接続が拒否された場合であって、前記所定の時間の経過後に前記確認に対して再び前記接続が拒否された場合、前記所定の時間を長くする、
    請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。
  5. コンピュータに、
    無線基地局からの接続要求に対して、接続を許可するか否かをユーザに確認するステップと、
    前記接続が拒否された場合、所定の条件が充足されるまでは前記接続要求があってもユーザに報知することを禁止するステップと、
    を実行するためのプログラム。
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