JP2016092632A - データ送受信システム、データ送信装置、データ受信装置、データ送受信方法及びプログラム - Google Patents

データ送受信システム、データ送信装置、データ受信装置、データ送受信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターリーブを使用したデータ送受信処理において、同期信号に誤りが発生した場合であっても同期状態を維持し、データの復元が不可能となるエラーの発生頻度を下げることを目的とする。【解決手段】データ送受信システムは、送信装置と、受信装置との間でインターリーブを使用して通信を行い、前記送信装置は、所定の識別データを含む同期信号を付加したデータを送信し、前記受信装置は、受信されたデータに含まれる前記同期信号を抽出し、前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正し、前記訂正された前記同期信号に含まれる前記識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別することで上記課題を解決する。【選択図】図9

Description

本発明は、データ送受信システム、データ送信装置、データ受信装置、データ送受信方法及びプログラムに関する。
データの並び順を変更して送信し、受信したデータの並び順を復元させる、いわゆるインターリーブと呼ばれる方法により、バースト誤りを拡散させて誤り訂正の性能を向上させる技術が知られている。インターリーブでは、並び替えの基準となる同期信号をヘッダ等に付加したデータを送信し、受信側では前記同期信号を基準としてデータの並び順を復元させる。1GHz以上の高速なシリアル転送を行う場合、発生したノイズが1μs未満のパルス幅であっても、誤りが100ビット以上連続するバースト誤りとなり、誤り訂正符号のみでは訂正できないため、インターリービング技術が使用されている。
高速なシリアル転送においては、バースト誤りが発生した時に、受信側のクロック復元装置(Clock Data Recovery、CDR)がエラーとなり、送信側のクロックと受信側のクロックの周波数が不一致となり、送信前と受信後のデータ量に不一致が発生する場合や、同期信号に誤りが発生し消失してしまうことがある。このような場合は、送信側と受信側で同期が取れない非同期状態となり、データの復元が不可能になるため、非同期状態を検出し同期状態へ補正する技術が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1の手法では、バースト誤り等により同期信号に誤りが発生している間は非同期状態から同期状態へ補正できないため、同期状態へ補正するまでの間に受信したデータを復元することができないという問題があった。
そこで、インターリーブを使用したデータ送受信処理において、同期信号に誤りが発生した場合であっても同期状態を維持し、データの復元が不可能となるエラーの発生頻度を下げることを目的とする。
送信装置と、受信装置とを有し、インターリーブを使用して通信を行うデータ送受信システムを提供する。
このデータ送受信システムにおいて、前記送信装置は、所定の識別データを含む同期信号を付加したデータを送信し、
前記受信装置は、受信されたデータに含まれる前記同期信号を抽出し、前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正し、前記訂正された前記同期信号に含まれる前記識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別する。
開示の技術によれば、インターリーブを使用したデータ送受信処理において、同期信号に誤りが発生した場合であっても同期状態を維持し、データの復元が不可能となるエラーの発生頻度を下げることが可能となる。
第1実施形態に係るデータ送受信システムの一例の構成図である。 パケット及びそのヘッダのデータ構造の一例を示す図である。 送信装置のインターリーブ処理部のメモリ内のデータの一例を説明する図である。 受信装置のデインターリーブ処理部の一例の構成図である。 ヘッダ訂正処理部324によるヘッダ訂正処理の一例を説明する図である。 受信装置のデインターリーブ処理部のメモリ内のデータの一例を説明する図である。 受信装置のデインターリーブ処理部の動作とそのタイミングを説明する図である。 送信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 受信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 インターリーブ処理の一例を説明する図である。 第2実施形態に係るデータ送受信システムの一例の構成図である。 第3実施形態に係るデータ送受信システムの一例の構成図である。 第3実施形態に係るインターリーブ処理の一例を説明する図である。 ヘッダの位置が期待する位置からずれた場合の補正処理の一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1実施形態]
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係るデータ送受信システム1の一例の構成図である。図1に示すデータ送受信システム1は、送信装置2と、受信装置3とを有する。
送信装置2は、パケット化処理部21、インターリーブ処理部22、シリアル化処理部23を有する。
パケット化処理部21は、32ビット等のバス幅により画像データを送信装置2に入力し、入力された画像データを所定のバイト毎に区切り、例えば、高速シリアル転送で利用される8b10b符号化等を用いてシンボルに変換し、ヘッダ及び誤り訂正符号であるECC(Error Correcting Code)を付加してインターリーブ処理部22に出力する。
インターリーブ処理部22は、例えばRAM(Random Access Memory)等である複数のメモリ221、222を有し、パケット化処理部21から入力されたヘッダに応じたメモリ221、222に対し、入力されたデータを列方向に順次書き込み、行方向に順次読み出し、読み出したメモリ221、222に応じたヘッダを付加し、シリアル化処理部23に出力する。
シリアル化処理部23はインターリーブ処理部22から入力されたデータをシリアル形式のデータに変換し、受信装置3へ転送する。
受信装置3は、パラレル化処理部31、デインターリーブ処理部32、誤り訂正処理部33を有する。デインターリーブ処理部32は、制御手段の一例である。
パラレル化処理部31は、送信装置2から受信したシリアル形式のデータをパラレル化し、デインターリーブ処理部32に出力する。
デインターリーブ処理部32は、パラレル化処理部31から入力されたヘッダに応じたメモリに対し、入力されたデータを列方向に順次書き込み、行方向でデータを順次読み出し、誤り訂正処理部33に出力する。
誤り訂正処理部33は、デインターリーブ処理部32から入力されたデータに付加されているECCを用いて誤り訂正を行った後、画像データとして出力する。
図2は、パケット及びそのヘッダのデータ構造の一例を示す図である。本実施例では、2種類のヘッダを用い、SYN0のヘッダが付加されたパケットを送信装置2のメモリ221及び受信装置3のメモリ321へ、SYN1のヘッダが付加されたパケットを送信装置2のメモリ221、及び受信装置3の322へ格納することとする。SYN0、SYN1は、送信装置及び受信装置に対し予め設定されている複数の符号列の一例である。本実施例では、SYN0、SYN1はともに所定のシンボル(「110101100」)を1シンボル目とし、SYN0の残りの3シンボルはすべて0、SYN1の残りの3シンボルはすべて1とする。なお、このSYN0、SYN1のビット構成は、画像データ、もしくはECCと区別できるものであれば任意でよい。また、複数のヘッダの中から選択して設定できる構成としてもよい。
図3は、送信装置2のインターリーブ処理部22のメモリ221、222内のデータの一例を説明する図である。本実施例では、パケット化処理部21は、入力された画像データを80バイト毎に区切り、区切った80バイトのデータを1ビットの符号ビットと8ビットのデータで構成されるデータであるシンボルに変換して、80シンボルのデータとする。そして、前記80シンボルのデータの先頭に4シンボルのデータで構成されるSYN0またはSYN1のうちの一方のヘッダを付加し、前記80シンボルのデータの後ろに誤り訂正符号であるECCを4シンボル付加して88シンボルのパケットのデータとする。そして、84個のパケットのデータをインターリーブ処理部22に出力すると、ヘッダを
SYN0またはSYN1のうちの他方に切り替える。
インターリーブ処理部22は、パケット化処理部21から入力されたデータのうち、ヘッダである先頭の4シンボル以外の84シンボルのデータを、メモリ221、222のうち、ヘッダに応じて選択した一方のメモリに対し列方向に順次書き込む。メモリ221、222から読み出すときは行方向に順次読み出す。
図4は、受信装置3のデインターリーブ処理部32の一例の構成図である。
デインターリーブ処理部32は、複数のメモリ321、322、ヘッダ訂正判断部323、ヘッダ訂正処理部324、同期信号検出部326、アドレス生成部325、メモリ面判定部327、メモリ切り替え部328、出力切り替え部329を有する。
メモリ321、322は、例えばRAM等であり、入力されたデータを記憶する。
ヘッダ訂正判断部323は、パラレル化処理部31から1サイクルで4シンボルずつデータを入力され、アドレス生成部325から入力されたアドレスデータからヘッダであるSYN0及びSYN1の位置を特定し、入力されたデータのうち、特定した位置のデータがSYN0またはSYN1と一致するか判断し、一致していればパラレル化処理部31から入力されたデータを同期信号検出部326及びメモリ切り替え部328に出力し、一致していなければ上記特定した位置のデータをヘッダ訂正処理部324により訂正した後、入力されたデータを同期信号検出部326及びメモリ切り替え部328に出力する。
ヘッダ訂正処理部324は、ヘッダ訂正判断部323から入力されたデータとSYN0との符号語間距離(ハミング距離)、及び上記特定した位置のデータとSYN1との符号語間距離をそれぞれ算出し、それぞれの符号語間距離を比較して、SYN0とSYN1とのうち、前記入力されたデータとの符号語間距離がより小さい方を特定し、前記入力されたデータを前記特定したヘッダに訂正して、ヘッダ訂正判断部323に返す。ここで、符号語間距離とは、桁数が同じ2つの2進数を比較して、異なっている桁の個数をいう。例えば、1111111と1010101との符号語間距離は3である。
同期信号検出部326は、ヘッダ訂正判断部323またはヘッダ訂正処理部324より入力されたデータから、SYN0またはSYN1を検出すると、SYN0及びSYN1に応じたパルスをアドレス生成部325及びメモリ面判定部327に出力する(図7のT1、T2、T3)。
メモリ面判定部327は、同期信号検出部326からの入力されたパルスに基づき、同期信号であるとともにメモリ面を示すデータでもあるヘッダが変更された際に、メモリ切り替え部328及び出力切り替え部329に切り替え信号を出力し、書き込みを行うメモリと読み出しを行うメモリを変更する。例えば、SYN0に応じたパルスからSYN1に応じたパルスに変化した際は、書き込みを行うメモリをメモリ321からメモリ322に変更し、読み出しを行うメモリをメモリ322からメモリ321に変更する。
アドレス生成部325は、同期信号検出部326からの入力に基づき、同期信号であるSYN0及びSYN1の位置以外でアドレスをインクリメントし、メモリへアクセスする際のアドレスデータを生成し、ヘッダ訂正判断部323及びメモリ321、322へ出力する。メモリ面が切り替わる際には、アドレスデータを初期化する(図7のT3)。
メモリ切り替え部328は、メモリ面判定部327からの切り替え信号に応じて、書き込みを行うメモリを変更する。
出力切り替え部329は、例えばマルチプレクサなどであり、メモリ面判定部327からの切り替え信号に応じて、読み出しを行うメモリを変更する。
図5は、ヘッダ訂正処理部324によるヘッダ訂正処理の一例を説明する図である。ヘッダ訂正判断部323から入力された入力データ、SYN0、SYN1と、訂正されて出力される出力データの例を示す。図5の(A)で示す入力データの場合、入力データとSYN0との符号語間距離は3であり、入力されたデータとSYN1との符号語間距離は24であり、符号語間距離がより小さい方のヘッダはSYN0であるため、入力データを、図5の(A)で示す出力データ(SYN0)に訂正して出力する(図7のT2)。また、図5の(B)で示す入力データの場合、入力データとSYN0との符号語間距離は21であり、入力されたデータとSYN1との符号語間距離は7であり、符号語間距離がより小さい方のヘッダはSYN1であるため、入力データを、図5の(B)で示す出力データ(SYN1)に訂正して出力する(図7のT3)。
図6は、受信装置3のデインターリーブ処理部32のメモリ321、322内のデータの一例を説明する図である。デインターリーブ処理部32は、パラレル化処理部31から入力されたデータのヘッダに応じて選択した、メモリ321、322のうちの一方に対し、ヘッダ以外のデータを列方向に順次書き込み、行方向に順次読み出す。それにより、インターリーブ処理前のデータに復元される。
図7は、受信装置3のデインターリーブ処理部32の動作とそのタイミングを説明する図である。クロックに応じた、ヘッダ訂正判断部323への入力データ、ヘッダ訂正判断部323またはヘッダ訂正処理部324からの出力データ、同期信号検出部326から出力されるSYN0及びSYN1に応じたパルス、アドレス生成部325から出力されるアドレスデータ、メモリ面判定部327から出力される切り替え信号の一例を示すものである。
<動作>
次に、データ送受信システム1の動作について説明する。まず送信装置2の動作について説明する。
図8は、送信装置2の動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すステップS101で、パケット化処理部21は、入力された画像データを所定のバイト数毎に区切り、区切ったデータをバイト毎にシンボルに変換する。
ステップS102で、区切ったデータの先頭にヘッダを付加し、後ろに誤り訂正符号であるECCを付加してパケット化する。
ステップA103で、インターリーブ処理部22は、ヘッダ以外のデータを、メモリ221、222のうち、ヘッダに応じて選択した一方のメモリに対し、列方向に順次書き込みを行う。
ステップS104で、インターリーブ処理部22は、当該メモリの全面にデータが書き込まれると、当該メモリから行方向でデータを順次読み出し、当該メモリに応じて、SYN0またはSYN1のうちの一方のヘッダを付加し、シリアル化処理部23を用いて受信装置3へ転送する。
ステップS105で、インターリーブ処理部22は、一方のメモリからデータを順次読み出している間に、他方のメモリへ書き込みを行う。
図9は、受信装置3の動作の一例を示すフローチャートである。
図9に示すステップS201で、パラレル化処理部31は、送信装置2からシリアル形式のデータを受信する。
ステップS202で、デインターリーブ処理部32のヘッダ訂正判断部323は、アドレス生成処理部によって生成されたアドレスからヘッダであるSYN0及びSYN1の位置を特定し、入力されたデータのうち、特定した位置のデータがSYN0またはSYN1と一致するか判断し、一致していれば(ステップS202−YES)ステップS203に進み、一致していなければ(ステップS202−NO)ステップS204−1に進む。
ステップS203で、ヘッダ訂正判断部323は、入力されたデータを訂正せずにそのまま出力する(図7のT1)。
ステップS204−1で、ヘッダ訂正処理部324は、入力された上記特定した位置のデータと符号列SYN0との間の符号語間距離と、上記特定した位置のデータと符号列SYN1との間の符号語間距離とを算出する。
ステップS204−2で、算出した複数の符号語間距離を比較し、最少となる符号語間距離となる符号列を特定する。
ステップS204−3で、入力された上記特定した位置のデータを、上記特定した符号列に訂正して出力する。
ステップS205で、ヘッダ以外のデータを、メモリ321、322のうち、ヘッダに応じて選択した一方のメモリに対し、列方向に順次書き込みを行う。
ステップS206で、デインターリーブ処理部32は、当該メモリの全面にデータが書き込まれると、当該メモリから行方向でデータを順次読み出し、誤り訂正処理部33によりデータの後ろに付加されているECCを用いて誤り訂正を行った後、画像データとして出力する。
ステップS207で、デインターリーブ処理部32は、一方のメモリからデータを順次読み出している間に、他方のメモリへ書き込みを行う。
図10は、インターリーブ処理の一例を説明する図である。
送信装置2のインターリーブ処理部22は、パケット化処理部21から入力されたデータのうち、ヘッダである先頭の4シンボル以外の84シンボルのデータを、ブロック0として「0、1、2、3・・・83」、ブロック1として「84、85、86・・167」、ブロック2として「168、169、170・・25」というように列方向に順次書き込む(図10中のS1)。次に、メモリ221、222から送信ブロック0として「0、84、168、252・・・6972」、送信ブロック1として「1、85、169、253・・・6973」、送信ブロック2として「2、86、170、254・・・6974」というように行方向に順次読み出し、シリアル化処理部23から受信装置3に対して送信する(図10中のS2)。それにより、ブロック内の各シンボルが複数の送信ブロックに分散されるため、バースト誤りが発生した場合に誤りの分布がより一様になる。そのため、1つのブロック内で複数の誤りが発生し、誤り訂正符号の能力を超えることによりデータが復元できなくなるという問題が改善される。
受信装置3のデインターリーブ処理部32は、パラレル化処理部31で受信されたデータのうち、ヘッダ以外のデータを、受信ブロック0として「0、84、168、252・・・6972」、受信ブロック1として「1、85、169、253・・・6973」、受信ブロック2として「2、86、170、254・・・6974」と列方向に順次書き込む(図10中のS3)。次に、ブロック0として「0、1、2、3・・・83」、ブロック1として「84、85、86・・167」、ブロック2として「168、169、170・・25」というように行方向に順次読み出す(図10中のS4)。それにより、インターリーブ処理前のデータの並び順に復元される。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態に係るデータ送受信システム1の一例の構成図である。
第2実施形態では、第1実施形態のデータ送受信システム1に加え、送信装置2及び受信装置3が、パケットのヘッダ長を設定するヘッダ長設定部24、34をそれぞれ有する。ヘッダ長の設定は、例えば、2シンボルと4シンボルのいずれを用いるか選択できる構成とする。
ヘッダ長を短くするとSYN0とSYN1との間の符号語間距離が減少するため、エラーに対する耐性は下がるが、画像データに対して付加するデータ量が減少するため転送効率は向上する。第2実施形態の構成により、例えば伝送路のエラーレートに応じたヘッダ長を設定することが可能となる。
[第3実施形態]
図12は、第3実施形態に係るデータ送受信システム1の一例の構成図である。
第3実施形態では、第1実施形態のデータ送受信システム1に加え、送信装置2が、メモリの使用率を設定するメモリ使用率設定部25、35をそれぞれ有する。メモリの使用率の設定は、例えば、100%とするか50%とするかを選択できる構成とする。
図13は、第3実施形態に係るインターリーブ処理の一例を説明する図である。
100%に設定されている場合は、第1実施形態と同様に、送信装置及び受信装置のメモリに、ヘッダ以外の84シンボルのデータが84列にわたり順次書き込まれる。
50%に設定されている場合は、送信装置2のメモリ及び受信装置3のメモリに書き込まれるデータの列及び行の数をそれぞれ約半分とする。すなわち、送信装置2のインターリーブ処理部22は、ヘッダ以外の84シンボルのデータをメモリ221、222の内の一方のメモリに44列書き込むと(図13中のS1)、書き込むメモリを他方のメモリ切り替えるとともに、前記一方のメモリから行方向に44シンボルのデータを84行順次読み出し、前記一方のメモリのメモリに応じたヘッダを付加して48シンボルのデータを送信する(図13中のS2)。その後、前記他方のメモリに44列書き込むと、書き込むメモリを前記一方のメモリ切り替えるとともに、前記他方のメモリから行方向に44シンボルのデータを84行順次読み出し、前記他方のメモリのメモリに対応するヘッダを付加して送信する。
受信装置3のデインターリーブ処理部32では、受信したヘッダに対応するメモリに、44シンボルのデータを84列書き込み(図13中のS3)、列方向に84シンボルのデータを44行読み出す(図13中のS4)。それにより、送信装置及び受信装置のメモリの使用率が約50%に変更される。
なお、インターリーブ処理部22にてメモリ221、222の切り替えを行う代わりに、パケット化処理部21にて、44個のパケットのデータをインターリーブ処理部22に出力すると、ヘッダをSYN0またはSYN1のうちの他方に切り替える構成としてもよい。また、本実施例では、ヘッダ訂正判断部323が1サイクルで4シンボルずつデータを取り込むため、44行書き込み、44シンボルのデータを順次読み出して4シンボルのヘッダを付加した48シンボルのデータを送受信する例を示したが、42行書き込み、42シンボルのデータを順次読み出して4シンボルのヘッダ及び2シンボルのダミーのデータを付加して48シンボルのデータ送受信する構成としてもよい。
メモリの使用率を下げるとインターリーブによるデータの拡散率が下がるため、エラー耐性は下がるが、インターリーブの処理にかかる時間が短くなるため、転送効率が向上する。第3実施形態の構成により、例えば伝送路のエラーレートに応じたメモリの使用率を設定することが可能となる。
[第4実施形態]
第4実施形態では、第1実施形態のデータ送受信システム1に加え、受信装置3のアドレス生成部325が、データ転送の過程でデータの消失が発生し、ヘッダの位置が期待する位置からずれた場合に、アドレスデータを補正する機能を有する。
図14は、ヘッダの位置が期待する位置からずれた場合の補正処理の一例を示す図である。
受信データをメモリに格納するアドレスデータは、ヘッダ以外のデータを入力するたびにインクリメントされるため、データ消失が発生しなければ、図7に示したように、アドレスデータが特定の数値(本実施例では21)の倍数になったときにヘッダが入力されることが期待される。
よって、SYN0またはSYN1と一致するデータが、前記特定の数値の倍数である、受信を期待するアドレスデータに対する位置(例えば、図10のT3)以外の位置(例えば、図10のT2)のときに入力された場合は、伝送路上の問題によりデータの消失が発生したと考えることができる。このとき、アドレスデータを補正せずにインクリメントすると、ヘッダの位置にずれが発生する。
図10に示す例では、T3の位置にSYN0またはSYN1と一致するデータが入力されることが期待されるが、それ以外の位置(例えば、図10のT2)のときに入力された場合は、伝送路上の問題によりデータの消失が発生したと考えることができる。このとき、アドレスデータを補正しないと、例えば、図10のT2の直後の4シンボルの入力データであるD0に対するアドレスデータは20となり、図6の80〜83の位置に格納されてしまう。そのため、SYN0またはSYN1と一致するデータの次のデータに対するアドレスデータを、図7で示したSYN0またはSYN1の受信を期待する位置に対するアドレスデータである、上記特定の数値の倍数に補正する。それにより、図10のT2の直後のD0に対するアドレスデータは21に補正されるため、図7の場合と同様に、図6の84〜87の位置に正しく格納されることになる。
なお、同期信号の位置ずれを検出後、すぐに補正する構成の代わりに、位置ずれ発生回数をカウントし、カウントした値が所定の閾値値を超えたときに補正を行う構成にしてもよい。それにより、画像データがエラーによって偶然SYN0またはSYN1と一致すデータとなり、ヘッダである認識された際に、ヘッダ位置を誤認識することを防止できる。
なお、上記の実施形態では、ヘッダを4シンボル、画像データを80シンボル、ECCを4シンボル含むパケットを送受信する例を示したが、パケットに含まれるヘッダ、画像データ、ECCのシンボル数は任意でよい。
また、パケット化処理部21からインターリーブ処理部22へ、SYN0またはSYN1のうちの一方のヘッダを付加したパケットのデータを84回出力すると他方のヘッダに切り替える例を示したが、他方のヘッダに切り替えるまでのパケットのデータの数は、84に限らず任意でよい。
また、上記の実施形態では、デインターリーブ処理部32のメモリは、2つのメモリを交互に切り替えて書き込み及び読み出しに使用する例を示したが、3つ以上のメモリをローテーションで使用する構成としてもよい。
また、ヘッダ訂正判断部323は、パラレル化処理部31から1サイクルで4シンボルずつデータを入力される例を示したが、1サイクルで入力されるデータは、4シンボルに限らず任意で良い。
また、送信装置2と受信装置3は、1つの装置内に含まれていてもよいし、別体の装置としてもよい。送信装置2及び受信装置3を、それぞれ複数の装置により構成してもよい。
さらに、送信装置2及び受信装置3は、パーソナルコンピュータやタブレット等のコンピュータに、上述の情報処理を行うプログラムをインストールすることにより実現してもよい。上記の実施形態では、送受信するデータとして画像データを例としたが、画像データに限らず、文書データや動画データ等の任意のデータの送受信が可能であることは言うまでもない。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 データ送受信システム
2 送信装置
21 パケット化処理部
22 インターリーブ処理部
221、222 メモリ
23 シリアル化処理部
24 ヘッダ長設定部
25 メモリ使用率設定部
3 受信装置
31 パラレル化処理部
32 デインターリーブ処理部
321、322 メモリ
323 ヘッダ訂正判断部
324 ヘッダ訂正処理部
325 アドレス生成部
326 同期信号検出部
327 メモリ面判定部
328 メモリ切り替え部
329 出力切り替え部
33 誤り訂正処理部
34 ヘッダ長設定部
35 メモリ使用率設定部
特開2004−208009号公報

Claims (9)

  1. 送信装置と、受信装置とを有し、インターリーブを使用して通信を行うデータ送受信システムであって、
    前記送信装置は、
    所定の識別データを含む同期信号を付加したデータを送信し、
    前記受信装置は、
    受信されたデータに含まれる前記同期信号を抽出し、
    前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正し、
    前記訂正された前記同期信号に含まれる前記識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別するデータ送受信システム。
  2. 前記送信装置は、前記同期信号のサイズを変更する手段を有し、
    前記受信装置は、予め設定されている前記複数の符号列のサイズを変更する手段を有する請求項1記載のデータ送受信システム。
  3. 前記送信装置及び前記受信装置は、前記記憶手段に格納するデータサイズを変更する手段を有する請求項1記載のデータ送受信システム。
  4. 前記受信装置は、
    前記抽出した前記同期信号の位置と、前記同期信号の受信が期待される期待位置とを比較し、一致していない場合は、前記抽出した前記同期信号の直後に配置されたデータを前記記憶手段に格納するアドレスを、前記期待位置の直後のデータを格納すべきアドレスに変更する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ送受信システム。
  5. 前記受信装置は、
    前記比較を行って一致していない回数をカウントし、カウントした値が所定の閾値を超えた場合に、前記変更を行う請求項4に記載のデータ送受信システム。
  6. 送信装置と、受信装置とを有し、インターリーブを使用して通信を行うデータ送受信システムの送信装置であって、
    予め設定されている複数の符号列のうち、前記受信装置において受信されたデータを格納する記憶手段を識別するための識別データを同期信号に付加したデータを送信する送信装置。
  7. 送信装置と、受信装置とを有し、インターリーブを使用して通信を行うデータ送受信システムの受信装置であって、
    受信されたデータに含まれる同期信号を抽出し、
    前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正し、
    前記訂正された前記同期信号に含まれる識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別する受信装置。
  8. 送信装置との間でインターリーブを使用して通信を行う受信装置が、
    受信されたデータに含まれる同期信号を抽出するステップ、
    前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正するステップ、
    前記訂正された前記同期信号に含まれる識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別するステップから構成されるデータ送受信方法。
  9. コンピュータを、
    受信されたデータに含まれる同期信号を抽出し、
    前記抽出した前記同期信号が、予め設定されている複数の符号列のいずれとも一致しない場合は、前記抽出した前記同期信号を、前記複数の符号列のうち、前記抽出した前記同期信号からの符号語間距離が最少となる符号列に訂正し、
    前記訂正された前記同期信号に含まれる識別データにより、前記受信されたデータを格納する記憶手段を識別する受信装置として機能させるためのプログラム。
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