JP2016091360A - 商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の外観画像にバーコードが含まれる場合の認識精度の低下を改善することのできる商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の商品販売データ処理装置は、商品を撮像して該商品の外観画像を出力する撮像手段と、上記撮像手段により出力された商品の外観画像からバーコード情報を抽出する抽出手段と、上記撮像手段により出力された商品の外観画像を対象にオブジェクト認識処理を行うオブジェクト認識手段と、上記抽出手段により商品の外観画像からバーコード情報が抽出された場合に、該商品の外観画像を、上記オブジェクト認識手段による上記オブジェクト認識処理の対象から除外する除外手段と、売上登録する上記商品を上記オブジェクト認識処理の結果に基づいて確定する確定手段と、上記確定手段により確定された商品の売上登録を行う売上登録手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラムに関する。
従来、POS(point-of-sale)システムにおける買上商品の判定のためにオブジェクト認識スキャナが利用されている。オブジェクト認識スキャナは、商品の外観を示す情報をCCD(Charge Coupled Device)などのイメージングセンサデバイスによって取得し、その情報の画像処理を行って、商品がいずれの商品に該当するのかを自動確定或いはユーザの選択により確定する処理を行うものである。商品の確定は、商品画像の特徴量の比較に基づいて行われる。オブジェクト認識スキャナは、画像処理によって当該商品の特徴量を生成し、この特徴量と辞書データに含まれる各商品の特徴量との類似度を計算する。自動確定では、全ての商品の中で類似度の高い商品を当該商品として確定する。また、ユーザの指定によるものでは、類似度の高い商品を商品候補として画面に表示し、その中からユーザが当該商品を選択することで確定する。
商品の多くはバーコードが付されている。イメージングセンサデバイスの読取面に、商品のバーコードのある側の面を読み取らせると、その商品のバーコード部を含む外観画像が画像処理部に送られることになる。この場合、画像処理部では、バーコード部を含む画像を対象に、画像処理が行われることになる。この画像は、バーコード部により、商品の特徴が一部欠落している。これが認識精度の低下を招く大きな要因となっている。
つまり、キャッシャがバーコードのある向きに商品を読み取らせてしまうと、バーコードがない向きに比べて類似度が変化する。これにより商品の認識精度が低下する。認識精度が大きく低下すると、商品が自動確定されない、画面に表示される商品候補の中に該当商品が含まれないなどの問題も起こりうる。一つの商品を読み取らせる操作で、読取中に商品の向きを変えると、バーコードのある向きとバーコードの無い向きとで、商品候補の順序が入れ替わるなど、商品の確定に不便も生じる。このため、バーコードを含む商品を読み取らせる場合の処理の改善が望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、商品の外観画像にバーコードが含まれる場合の認識精度の低下を改善することのできる商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、商品を撮像して該商品の外観画像を出力する撮像手段と、上記撮像手段により出力された商品の外観画像からバーコード情報を抽出する抽出手段と、上記撮像手段により出力された商品の外観画像を対象にオブジェクト認識処理を行うオブジェクト認識手段と、上記抽出手段により商品の外観画像からバーコード情報が抽出された場合に、該商品の外観画像を、上記オブジェクト認識手段による上記オブジェクト認識処理の対象から除外する除外手段と、売上登録する上記商品を上記オブジェクト認識処理の結果に基づいて確定する確定手段と、上記確定手段により確定された商品の売上登録を行う売上登録手段と、を備える。
図1は、セルフPOSの構成を示す概念図である。 図2は、セルフPOSの一例を示す斜視図である。 図3は、セルフPOSのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、セルフPOSの機能構成を示すブロック図である。 図5は、セルフPOSの商品読み取りの一連の動作の例を示すフロー図である。 図6は、商品読取部の動作の例を示すフロー図である。 図7は、変形例1のセルフPOSの機能構成を示すブロック図である。 図8は、セルフPOSの商品読み取りの一連の動作の例を示すフロー図である。 図9は、商品読取部の動作の例を示すフロー図である。
以下、添付図面を参照して、商品販売データ処理装置、読取装置、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
本実施形態では、係る商品販売データ処理装置として、商品をオブジェクト認識により登録する商品登録部と商品登録部により登録された商品の決済処理を行う決済処理部とを有するセルフPOSへの適用例を示す。
商品登録部は、商品の外観情報(輪郭形状・色・模様・凹凸状況など)をカラーCCD(Charge Coupled Device)やカラーCMOS(Complementary MOS)などの撮像部から画像として取り込み、その画像(外観画像)を対象にオブジェクト認識処理を行う。オブジェクト認識処理は、後に詳しく説明するが、商品の外観画像からの照合データ(特徴量)の抽出や辞書データに登録されている各商品の特徴量との比較などの処理を含む、商品候補を提示するための処理のことである。
商品登録部は、オブジェクト認識で得た商品候補から当該商品に該当するものを自動又はユーザ指定により確定し、確定した商品を売上商品として登録する。
また、決済処理部は、商品登録部により登録された商品についての決済処理を行う。
図1は、セルフPOS1の、バーコードの付された商品のオブジェクト認識を行うための構成を示す概念図である。図1に示す実線矢印は、データの流れを示している。破線矢印は、制御を示している。
図1に示すように、セルフPOS1は、撮像手段10と、バーコード抽出手段(抽出手段)11と、除外手段12と、オブジェクト認識手段13と、確定手段14と、売上登録手段15とを有する。
撮像手段10は、上記撮像部により商品を撮像して商品や背景を含む画像を出力するものである。
バーコード抽出手段11は、撮像手段10が出力した画像からバーコード情報を抽出するものである。バーコード情報の抽出は、バーコードの印刷されたシールや、バーコードを構成するバー、スペースなどの輪郭をパターンマッチングにより探索することにより行う。本実施形態では、バーやスペースなどの輪郭が探索された場合、更に、そのバーやスペースなどで組み合わされる図形を対象にデコードを行い、バーコード情報を生成する。
除外手段12は、バーコード抽出手段11が画像からバーコード情報を抽出した場合に限り、バーコード情報を含む画像をオブジェクト認識処理の対象から除外する。除外手段12は、例えば、バーコード抽出手段11からの制御信号により、画像からバーコード情報が生成されたことを検出する。そして、除外手段12は、撮像手段10から出力された当該画像をオブジェクト認識手段13に渡す前に(入力させずに)消去するなどしてオブジェクト認識処理の対象から除外する。或いは、オブジェクト認識処理を実行しないことをオブジェクト認識手段13に通知することにより、オブジェクト認識手段13に渡した(入力した)当該画像をオブジェクト認識処理の対象から除外する。
オブジェクト認識手段13は、撮像手段10が出力した画像に対してオブジェクト認識処理(前段処理)を行うものである。オブジェクト認識処理(前段処理)では、画像から商品の領域を特定し、その領域に含まれる商品の色や模様や凹凸状況などの傾向を示す情報を特徴量として算出する。
確定手段14は、オブジェクト認識処理(後段処理)として、オブジェクト認識処理(前段処理)により生成された特徴量に基づいて商品を確定させるものである。確定手段14は、オブジェクト認識処理(前段処理)により生成された特徴量を、例えば辞書データの各商品の特徴量と比較し、その内の類似度が高い商品を当該商品の商品候補にする。そして、商品候補の中の一商品を当該商品として確定させる。商品候補の中の一商品の確定は、例えば画面に表示させた商品候補の中からキャッシャが一商品を選択することにより行う。或いは、各商品の特徴量との比較の結果、所定の類似度を超え、類似度の最も高かった商品を当該商品として自動確定する。
売上登録手段15は、商品の売上登録を行うものである。売上登録手段15は、確定手段14が確定した商品を売上商品として売上マスタファイルなどに登録する。
次に、セルフPOSの全体構成について説明する。
図2は、セルフPOS1の一例を示す斜視図である。
セルフPOS1は、例えばスーパーマーケット等の店舗に設置されて用いられる。セルフPOS1の本体20は、タッチ入力式のディスプレイ21や商品の画像を読み取る商品読取部23を備える。
タッチ入力式のディスプレイ21は、タッチパネル210や表示デバイス211などを備える。表示デバイス211としては例えば液晶表示器が用いられる。タッチパネル210はその表示画面に重ねて設けられる。表示デバイス211は、セルフPOS1の操作の案内画面や、操作のための各種の入力キーなどを表示する。案内画面には、商品読取部23で読み取った商品の商品候補をイラスト画像などで示す商品選択画面や、売上登録された商品についての合計金額や、預かり金額、釣銭額等を表示し、支払い方法を選択する精算画面等が含まれる。
商品読取部23は、読取窓230の奥側に撮像部44(図3参照)を備える。商品読取部23は、客が商品に付されたバーコードを商品読取部23の読取窓230にかざすことにより撮像部44が商品を撮像し、商品の画像を形成する。この商品読取部23は、接続インターフェース46(図3参照)により本体に電気接続される、本体(オブジェクト認識処理装置を含む)20からの取り外しが可能な読取装置(ユニット)である。なお、商品読取部23は、本体20に一体に設けても良い。
また、本体20の右側には、かごに入った未精算の商品を置くための商品載置台24が設けられる。本体20の左側には、精算済みの商品を置くための商品載置台25が設けられる。商品載置台25には、精算済みの商品を入れるための袋を掛ける袋掛けフック26や、精算済みの商品を袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置き台27が設けられる。商品載置台24、25には、計量器35−1、35−2(図3参照)がそれぞれ備えられており、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認する機能を有する。
また、セルフPOS1の本体20には、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための紙幣入出金口28−1、精算時に硬貨を投入するための硬貨投入口28−2、釣り硬貨を受け取るための硬貨取出口28−3等が設けられる。また、本体20には、レシートを発行するレシート発行口29が設けられる。
顧客によって持ち込まれた買物カゴ(不図示)は、商品載置台24に載置される。買物カゴ内の商品は、客により商品載置台25の精算用の空の買物カゴ(不図示)に移動される。この移動過程で、客が商品を商品読取部の読取窓230にかざすと、読取窓230内に配置された撮像部44(図3参照)がその商品を撮像する。
図3は、セルフPOS1のハードウェア構成を示すブロック図である。セルフPOS1は、情報処理を実行する情報処理部としてのマイクロコンピュータ30を備える。マイクロコンピュータ30は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)31に、ROM(Read Only Memory)32とRAM(Random Access Memory)33とがバス接続されて構成される。マイクロコンピュータ30は、商品読取時には、主にオブジェクト認識処理に係るオブジェクト認識処理部として動作する。
CPU31には、前述した紙幣入出金口28−1、硬貨投入口28−2、及び硬貨取出口28−3を有する釣り銭器34、商品載置台24、25に載置された買物カゴの中の商品の重さを計量する計量器35−1、35−2が接続されている。また、CPU31には、前述したレシート発行口29を有するプリンタ36が接続されている。これらは、CPU31により制御される。
また、CPU31には、HDD37(Hard Disk Drive)が接続される。HDD37は、プログラムや各種ファイルを記憶する。HDD37に記憶されているプログラムや各種ファイルは、セルフPOS1の起動時に、その全部または一部がRAM33にコピーされてCPU31により実行される。HDD37に記憶されているプログラムの一例は、商品販売データ処理用プログラムPR1である。HDD37に記憶されているファイルの一例は、ストアコンピュータSCから配信されて格納されているPLUファイルF1や辞書ファイルF2である。また、不図示の売上マスタファイルなどが記憶されている。なお、HDD37は、記憶装置であればよく、SSD(Solid State Drive)などの他の記憶媒体で構成された記憶装置であってもよい。
PLUファイルF1は、店舗に陳列して販売する各商品についての売上登録に係る情報を格納する商品ファイルである。辞書ファイルF2は、複数の商品の特徴量を照合用データとして記憶するものである。撮像された商品から特徴量が算出されると、CPU31は、撮像された商品の特徴量と、辞書ファイルF2に記憶されている各商品の特徴量を照合する。そして、撮像された商品の特徴量に対する類似度を商品ごとに算出する。
PLUファイルF1は、商品ごとに、商品IDと、商品に関する情報を格納するファイルである。辞書ファイルF2は、商品ごとに、それぞれのイラスト画像と、特徴量とを格納するファイルである。商品IDは、商品を識別可能な識別情報である。商品に関する情報は、商品Aが属する商品分類、商品名、品種、単価等の情報である。イラスト画像は、その商品を示す画像である。
CPU31には、ストアコンピュータSCとデータ通信を実行するための通信インターフェース38が接続される。ストアコンピュータSCは、店舗のバックヤード等に設置される。ストアコンピュータSCのHDD(図示せず)には、セルフPOS1に配信されるPLUファイルF1が格納される。
更に、セルフPOS1のCPU31には、商品読取部(ユニット)23やタッチ入力式のディスプレイ21との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース39が接続される。接続インターフェース39には、商品読取部23やタッチ入力式のディスプレイ21などが接続される。
タッチ入力式のディスプレイ21は、タッチパネル210、表示デバイス211、及び接続インターフェース47を備える。
商品読取部23は、マイクロコンピュータ40を備える。マイクロコンピュータ40は、CPU41にROM42とRAM43とがバス接続されて構成される。マイクロコンピュータ40は、主に商品の撮像やオブジェクト認識のための前処理を行う処理部として動作する。ROM42には、CPU41によって実行されるプログラム(除外プログラムPro2等)が記憶される。CPU41には、撮像部44、音声出力部45が接続される。撮像部44、音声出力部45は、CPU41によって動作が制御される。
撮像部44は、カラーCCDイメージセンサやカラーCMOSイメージセンサ等のイメージセンサ(不図示)とLEDなどの光源(不図示)とを有する。撮像部44は、CPU41の制御の下、読取窓230の内部から所定のフレームレートで商品を撮像する。例えば撮像部44は30fps(Flame Per Second)の画像の撮像を行う。撮像部44が所定のフレームレートで順次撮像したフレーム画像(撮像画像)はRAM43に順次保存される。
音声出力部45は、予め設定された音声や警告音等を発生するための音声回路とスピーカ等である。音声出力部45は、CPU41の制御の下で音声や警告音等による報知を行う。
更に、CPU41には、CPU31との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース46が接続される。本体20の接続インターフェース39に接続インターフェース46が接続される。
次に、セルフPOS1の機能構成について説明する。
図4は、セルフPOS1の機能構成を示すブロック図である。図中の実線矢印は、指示の向きを示すものである。
先ず、CPU31の機能について説明する。
CPU31は、モード入力受付部300、撮像指示部301、フレーム画像検出部302、オブジェクト認識部303、及び商品候補提示部304として機能する。更に、入力受付部305、売上登録部306、報知部307、及び表示制御部308として機能する。
これらの機能は、CPU31がプログラム(商品販売データ処理用プログラムPR1)を実行することで実現される。
モード入力受付部300は、商品認識処理を示すモードである、オブジェクト認識モード又はバーコード認識モードの内の何れか一方の指定入力を受け付ける。モード入力受付部300は、例えば、表示デバイス211の画面に各モードの選択キーを提供し、ユーザに選択キーの押下によるモード指定を促す。そして、ユーザが押下したキーに該当するモードを商品認識処理のモードとして受け付ける。
撮像指示部301は、モード入力受付部300で受け付けたモードでの撮像処理の開始を商品読取部23に対して指示する。具体的に、撮像指示部301は、モード入力受付部300で受け付けたモードのモード情報と撮像開始命令とを商品読取部23に出力する。
フレーム画像検出部302は、商品のフレーム画像が撮像開始後に商品読取部23から転送されてRAM33へ保存されるのを検出する。
オブジェクト認識部303は、フレーム画像検出部302が検出したフレーム画像に対するオブジェクト認識処理(前段処理)を行う。オブジェクト認識処理(前段処理)は、例えばフレーム画像内の商品画像の領域を特定し、その領域に示される商品の色合いや模様や表面の凹凸状況などの外観情報を特徴量として抽出する処理を行う。
商品候補提示部304は、オブジェクト認識部303で抽出した商品の特徴量に基づいて当該商品の商品候補を客に提示する、オブジェクト認識処理(後段処理)を行う。商品候補提示部304は、ここでは、当該商品の特徴量を辞書ファイルF2の各商品の特徴量と比較し、類似度を計算する。そして、類似度のより高い商品を優先して、そのイラスト画像を表示画面に商品候補として提供する。これにより、当該商品の商品候補を客に提示する。
ここで、類似度とは、辞書ファイルF2に登録されているそれぞれの商品が当該商品に対してどの程度類似しているのかを数値で表したものである。この数値が高いものほど商品により類似することを表す。
類似度の算出方法は、一例としては、当該商品と、辞書データF2に登録されている各商品との類似度を絶対評価で算出する方法と、相対評価で算出する方法とがある。
類似度を絶対評価で算出する場合、商品候補提示部304は、当該商品の特徴量と辞書ファイルF2の各商品の特徴量とを1対1で比較し、導出した類似度をそのまま採用する。他方の、類似度を相対評価で算出する場合、商品候補提示部304は、辞書ファイルF2の各商品の類似度の総和が1.0(100%)となるように各商品の類似度を算出する。
商品候補としては、各商品の類似度の算出結果に基づいて、類似度が所定の閾値を上回るものを対象とするものとする。
以上のオブジェクト認識処理に見られる物体認識は一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。一般物体認識については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16 [平成22年8月10日検索],インターネット<URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクトごとに領域分割することによって一般物体認識を行う技術は、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成22年8月10日検索],インターネット<URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf >
入力受付部305は、表示画面に表示された入力キーからの入力を受け付ける。そして、入力に応じて処理を振り分ける。ここでは、特に、商品候補提示部304により提示された商品候補の中から一商品を確定する入力を受け付ける。例えば、表示画面に表示された複数の商品候補(イラスト画像キー)の中から客が一商品を押下する。入力受付部305は、この押下信号を受け付け、客が押下したイラスト画像キーに対応する商品候補を当該商品として確定する。
売上登録部306は、オブジェクト認識処理又はバーコード認識処理によって確定された商品を売上登録する。売上登録部306は、商品がオブジェクト認識処理によって確定される場合は、入力受付部305で受け付けられた商品を売上登録する。他方のバーコード認識モードによって確定される場合は、商品読取部23においてバーコードがデコードされた情報で示される商品を売上登録する。なお、本例の売上登録部306は、商品が確定されると、PLUファイルF1のデータを参照する。そして、PLUファイルF1から、確定された商品についての分類や、商品名や、商品価格などの商品データを取得する。そして、それらのデータを売上マスタファイル等に記録して売上登録を行う。
報知部307は、売上登録部306が商品を売上登録した場合に報知する。報知部307は、例えば、音声出力部におけるブザー音の発生や表示デバイス211における報知画面の表示により商品の売上登録を報知する。
表示制御部308は、表示デバイス211に対する操作画面、エラー画面、商品候補の一覧画面などの表示を制御する。
次に、商品読取部23のCPU41の機能について説明する。
CPU41は、撮像モード受付部400、バーコード検出部401、デコード部402、フレーム消去部403、フレーム転送部404、及びデコード情報転送部405として機能する。
これらの機能は、CPU41がプログラム(除外プログラムPro2等)を実行することで実現される。
撮像モード受付部400は、撮像指示部301から商品認識処理のモード情報を受け付ける。そして、撮像部44に撮像オン信号を出力することにより商品の撮像を開始する。
バーコード検出部401は、撮像開始後のRAM43に保存されたフレーム画像を対象に、バーコードのパターンマッチング処理を行い、フレーム画像内のバーコード部を検出する。バーコード検出部401は、例えば、フレーム画像に対してバーコードの印刷されたシールの輪郭形状によりパターンマッチングを行う。そして、フレーム画像内にシールの輪郭形状に一致するものを検出(仮抽出)した場合に当該フレーム画像がバーコード部を含むものと仮の確定を行う。この他、バーコードを構成するバーやスペースなどの輪郭形状によりパターンマッチングを行う。そして、フレーム画像内にそれらの形状に一致するものを検出(仮抽出)した場合に当該フレーム画像がバーコード部を含むものと仮の確定を行う。
デコード部402は、バーコード検出部401でバーコード部が検出された場合の機能である。デコード部402は、フレーム画像に含まれるバーコード部を対象にバーコード情報をデコードする。デコード部402は、バーコード部のデコードを終えると、デコードされたもの(デコード情報)が商品識別のコードに対応するものか否かをチェックする。そして、デコード情報が商品識別のコードに対応するものであった場合、当該フレーム画像がバーコード部を含むものと本確定する。商品識別のコードに当たるものか否かのチェックは、例えばコードの桁数やコードに含まれる数字のとる値などにより行う。
フレーム消去部403は、オブジェクト認識モードの機能である。フレーム消去部403は、フレーム画像がバーコード部を含むと本確定された場合に、当該フレーム画像をRAM43から消去する。オブジェクト認識モードでは、バーコード部を含むフレーム画像をフレーム消去部403が消去することにより、オブジェクト認識部303におけるフレーム画像の認識処理からバーコード部を含むフレーム画像の処理を除外する。
フレーム転送部404も、オブジェクト認識モードの機能である。フレーム転送部404は、デコード部402によりフレーム画像がバーコード部を含まないものと判定された場合に、CPU31にフレーム画像の転送を通知し、当該フレーム画像をRAM43からRAM33に転送する。
デコード情報転送部405は、バーコード認識モードの機能である。デコード情報転送部405は、デコード部402でデコード情報が生成されると、CPU31にその旨を通知し、当該デコード情報の処理を売上登録部306に渡す。
本例では、バーコード検出部401においてバーコード部があるものと仮の確定をさせた後にデコード部402によるデコードによりバーコード部の有無を本確定させる。しかし、実施形態のセルフPOS1は、この態様に限定されるものではない。バーコード検出部401においてバーコード画像があるものと仮の確定をさせたことを以って、バーコード画像有りと本確定しても良い。
次に、セルフPOS1の動作について説明する。
セルフPOS1の画面案内に従って客が登録及び決済処理の開始をセルフPOS1に指示すると、セルフPOS1は商品登録処理による商品の読み取り動作を開始する。
図5及び図6は、セルフPOS1の商品の読み取りの一連の動作の例を示すフロー図である。
図5に示す各処理は、CPU31がROM32やHDD37等の各種のプログラムを実行し、セルフPOS1の各部を制御するなどして行われる。また、図6に示す商品読取部23の処理は、CPU41がROM42のプログラムを実行し、商品読取部23の各部を制御するなどして行われる。
先ず、CPU31(モード入力受付部300)は、商品認識処理についてのモードの指定を受け付ける(S1)。ここでは、画面に表示されたモードの選択キー(例えばオブジェクト認識モード「以下、“モード1”とも呼ぶ」の指定キー及びバーコード認識モード「以下、“モード2”とも呼ぶ」の指定キー)の何れかを客が商品登録の開始時などに押下する。これにより、CPU31(モード入力受付部300)は、押下された選択キーに対応するモード(モード1又はモード2)での商品認識処理の実行指示を受け付ける。
ステップS1において、モード1が選択された場合、CPU31(撮像指示部301)は、商品認識処理のモードがモード1であることを商品読取部23に通知して撮像開始を指示する(S2)。この指示に基づき、商品読取部23は撮像により商品のフレーム画像を取得する。そして、商品読取部23は、モード1の手順として、その取得したフレーム画像を商品読取部23からRAM33に転送する。
また、ステップS1において、モード2が選択された場合、CPU31(撮像指示部301)は、商品認識処理のモードがモード2であることを商品読取部23に通知して撮像開始を指示する(S15)。この指示に基づき、商品読取部23は撮像により商品のフレーム画像を取得する。そして、商品読取部23は、モード2の手順として、フレーム画像に含まれるバーコード部のデコード情報を生成し、生成したデコード情報を商品読取部23から売上登録部306に転送する。
なお、商品読取部23における一連の処理は後に詳しく説明する。
モード1の商品認識処理では、ステップS2の処理後、CPU31(フレーム画像検出部302)は、商品読取部23からRAM33へのフレーム画像の転送を知らせる通知を検出する(S3)。ステップS3において通知を検出すると(Yes判定)、CPU31(オブジェクト認識部303)は、所定枚数のフレーム画像を商品読取部23から取得し、RAM33に展開する。そして、最適なフレーム画像を対象に特徴量抽出処理を行う(S4)。この処理では、所定枚数のフレーム画像の中から商品が画像の中央に収まったもの、輪郭がはっきりしたものなど、最適なフレーム画像を選択する。そして、その選択したフレーム画像に含まれる商品領域を特定し、特定した商品領域に対して既知の特徴量の抽出処理を施す。これにより、フレーム画像内の商品部分の特徴量を抽出する。
次に、CPU31(商品候補提示部304)は、ステップS4で得られた商品の特徴量を基に類似度算出処理を行う(S5)。この処理では、ステップS4で得られた当該商品の特徴量と辞書ファイルF2の各商品の特徴量とを比較する。そして、その比較から、当該商品を対象とする各商品の類似度を求める。
次に、CPU31(商品候補提示部304、表示制御部308)は、商品候補を表示画面に表示する(S6)。この処理では、ステップS5で得られた各商品の類似度に基づき、商品候補を示す商品のイラスト画像を類似度の高い順に整列して画面表示する処理を行う。
次に、CPU31(入力受付部305)は、商品候補の中から当該商品として一商品が確定されたか否かを判定する(S7)。具体的に、表示画面に表示された複数の商品候補(商品のイラスト画像)の中から、客が指定した一商品のイラスト画像キーの入力をCPU31(入力受付部305)が受け付ける。これにより、CPU31(入力受付部305)は、一商品が確定されたものと判定(Yes判定)する。一方、客がイラスト画像キーを指定しないなど、イラスト画像キーの入力をCPU31(入力受付部305)が受け付けない場合には、商品が確定されないものと判定(No判定)する。
ステップS7でNo判定の場合、CPU31(入力受付部305)は、認識処理のやり直しの指示があったか否かを判定する(S8)。具体的に、表示画面に表示されたやり直しキーを客が押下すると、その入力をCPU31(入力受付部305)が受け付ける。これにより、CPU31(入力受付部305)は、やり直しの指示があったものと判定(Yes判定)する。この場合、CPU31(入力受付部305)は、ステップS1の処理に戻る。ステップS8でNo判定の場合、ステップS7の判定に戻る。
ステップS7でYes判定になると、続いて、CPU31(売上登録部306)は商品登録処理を行う(S9)。この処理で、CPU31(売上登録部306)はステップS7で確定された商品についての商品データをPLUファイルF1から取得する、そして、その商品データを売上マスタファイルなどに登録する。また、登録の際に、CPU31(報知部307)は、商品を売上登録したことをブザー音や画面表示により客に報知する。
次に、CPU31(入力受付部305)は表示画面上の会計キーの押下状態をチェックし、登録された商品の決済を行うか否かを判定する(S10)。客が会計キーを押下しない場合、ステップS10の判定はNo判定となり、CPU31はステップS1からの処理を繰り返す。つまり、ステップS1において入力モードを検出し、同じ入力モード1の場合には、ステップS3において二つ目の商品のフレーム画像を取得し、その商品を対象にステップS3〜ステップS9の処理を行う。また、客がモード選択キーを押下するなどして、モードがモード1からモード2に切り替えられた場合には、ステップS1の判定処理後、ステップS15からのバーコード認識に係る処理(後述するモード2の処理)を行う。
客が買物カゴの中の全商品の登録を終えるなどして会計キーを押下したならば、ステップS10の判定でYes判定となる。この場合、CPU31は商品読取部23に対して撮像終了のための指示信号を出力する(S11)。そして、CPU31は、売上マスタファイルに登録した商品の決済処理を行って(S12)、本処理を終了する。
以上は、モード1の動作である。他方のモード2の動作は次のようになる。
ステップS1において、モード2が選択された場合、CPU31(撮像指示部301)は商品認識モードがモード2であることを商品読取部23に通知すると共に撮像開始を指示する(S15)。その後、商品読取部23からバーコード部のデコード情報を取得する(S16)。ステップS16の処理後は、CPU31は、処理をステップS9の処理に移し、商品登録処理を行う。つまり、CPU31(売上登録部306)が、上記デコード情報に対応する商品データをPLUファイルF1から取得し、その商品データを売上マスタファイルなどに登録する。その後の処理の流れについては、既に説明した通りであるので説明を省略する。
次に、図6に示す商品読取部23の動作について説明する。
商品読取部23のCPU41(撮像モード受付部400)は、先ず、CPU31(撮像指示部301)が撮像開始を指示したか否かを判定する(S21)。図5のステップS2又はステップS15では、CPU31(撮像指示部301)から商品読取部23に撮像開始命令が出力される。商品読取部23のCPU41(撮像モード受付部400)は、その撮像開始命令を検出する。これにより、CPU31(撮像指示部301)が撮像開始を指示したものと判定(Yes判定)する。No判定の場合、Yes判定となるまで、判定処理を繰り返す。
ステップS21でYes判定の場合、更にCPU41(撮像モード受付部400)は、撮像部44の撮像信号をオンにし、撮像部44での撮像を開始する(S22)。客は、商品読取部23の読取窓230に商品をかざし、撮像部44から商品の外観画像を読み取らせる。CPU41(撮像モード受付部400)は、撮像部44から読み取られた商品についてのフレーム画像をRAM43に順次保存する。
次に、CPU41(撮像モード受付部400)は商品認識処理のモードを判定する(S23)。図5のステップS2又はステップS15では、CPU31(撮像指示部301)から撮像開始命令の他に商品認識処理のモード情報が出力される。CPU41(撮像モード受付部400)は、このモード情報を例えばモード状態を示すレジスタで保持し、そのモード情報を読み取ることにより、モードがモード1であるのかモード2であるのかを判定する。レジスタで保持するモード状態は、CPU31(撮像指示部301)から商品認識処理のモード情報が出力される度に書き換えられるものとする。
ステップS23において商品認識処理のモードがモード1と判定された場合、CPU41は、RAM43に保存したフレーム画像がオブジェクト認識による処理の対象のものかどうかを、次に示す処理でチェックする。
先ず、CPU41(バーコード検出部401)は、RAM43に保存された先頭のフレーム画像に対してパターンマッチング処理を行う(S24)。このパターンマッチング処理では、例えば、フレーム画像に対してバーコードの印刷されたシールの輪郭形状によりパターンマッチングを行う。或いは、バーコードを構成するバーやスペースなどの輪郭形状によりパターンマッチングを行う。
更に、CPU41(バーコード検出部401)は、パターンに一致するものがフレーム画像中に含まれるか否かを判定する(S25)。この判定が、パターンに一致するものが含まれないとする判定(No判定)の場合、CPU41(フレーム転送部404)は、CPU31に転送を通知し、そのフレーム画像をRAM43からRAM33に転送する(S26)。このとき、CPU31がオブジェクト認識処理の実行などにより通知を受け付けない場合、このフレーム画像を破棄する。CPU31が通知を受け付けると、このフレーム画像は、ステップS4において所定枚数のフレーム画像の一つとしてオブジェクト認識の対象とされる。
一方、ステップS25において、CPU41(バーコード検出部401)が、フレーム画像中にパターンに一致するものが含まれると判定(Yes判定)した場合、CPU41(デコード部402)は、そのフレーム画像に対してデコード処理を行う(S27)。この処理では、フレーム画像中に含まれるスペースやバーの幅などを読み取り、バーコードを数字列などにデコードする。更に、デコードにより得た数字列などのデコード情報が商品識別コードに対応するものか否かを確認処理する。例えば、デコード情報の桁数や数字のとる値などが商品識別コードのものであるか否かをマッチング処理により確認する。
更に、CPU41(デコード部402)は、ステップS25において仮の検出がなされたバーコード部が間違いなくバーコード部であるのか否かを、ステップS27の確認処理に基づいて判定する(S28)。ステップS27の確認処理においてデコード情報が商品識別コードに当てはまらないことが確認されると、ステップS28はNo判定となる。この場合、CPU41(フレーム転送部404)は、CPU31に転送を通知し、そのフレーム画像をRAM43からRAM33に転送する(S26)。なお、転送元のRAM43のフレーム画像は破棄するものとする。
一方、ステップS27の確認処理においてデコード情報が商品識別コードに当てはまることが確認されると、ステップS28はYes判定となる。この場合、CPU41(フレーム消去部403)は、当該フレーム画像をオブジェクト認識処理の対象とならない画像としてRAM43から消去する(S29)。
ステップS26、ステップS29の処理後、CPU41は、CPU31(撮像指示部301)が撮像終了を指示したか否かを判定する(S32)。図5のステップS11では、CPU31から商品読取部23に撮像終了のための指示信号が通知される。商品読取部23のCPU41は、その通知を検出し、CPU31が撮像終了の指示を出したものと判定(Yes判定)する。この判定がYes判定の場合、CPU41は、撮像部44に対する撮像信号をオフにし、撮像処理を終了する(S33)。一方、判定がNo判定の場合にはステップS23からの処理を繰り返す。つまり、RAM43に保存された次のフレーム画像に対してステップS23〜ステップS29の処理を行う。
なお、ステップS23において商品認識モードがモード2と判定された場合、CPU41は、RAM43に保存したフレーム画像を対象に、バーコード認識処理を行う(S30)。バーコード認識処理では、CPU41は、RAM43に保存した所定枚数のフレーム画像から最適なフレーム画像を選択する。それから、CPU41(デコード部402)はバーコード部からデコード情報を生成する。そして、CPU41(デコード情報転送部405)は、CPU31にデコード情報の転送を通知し、ステップS30で生成したデコード情報をCPU31(売上登録部306)に転送する(S31)。なお、転送元のRAM43のフレーム画像は破棄するものとする。
ステップS31の処理後は、ステップS32において撮像終了の指示が無いことを確認し、撮像終了の指示か無ければ、ステップS23からの処理を繰り返す。バーコード認識処理では、デコード情報をCPU31(売上登録部306)に渡すと、そのデコード情報に対応する商品が自動的に売上登録される。ステップS23、S30、S31、S32のループ処理により、同一の商品の画像に対してバーコード認識処理が行われた場合は、同一のデコード情報が生成される。従って、ここでは、同一商品のデコード情報をCPU31(売上登録部306)に再び渡した場合、CPU31(売上登録部306)は重複を検出し、重複して売上登録を行わないものとする。
また、撮像開始後にユーザによりモードが変更された場合、ステップS2又はステップS15においてモード情報が商品読取部23に通知される。モード情報専用のレジスタは、最新のモード情報に更新され、CPU41によってステップS23の判定時に最新のモード情報が読み取られるようにしている。これにより、撮像開始後にモードが変更されても、商品読取部23は常に変更に応じたモードで認識処理を行う。
なお、以上に示す動作フローのステップS29の処理において、フレーム画像の消去が所定枚数連続して続いた場合、その旨を画面表示により報知しても良い。例えば、商品読取部23でフレーム画像の連続消去枚数をカウントし、連続消去枚数が予め設定した所定枚数を終えた場合に、商品読取部23からCPU31に通知を行う。CPU31は、この通知を受けて、「バーコードの無い面を読み取らせて下さい」などの情報を含むエラー画面を表示デバイス211に表示する。又は、CPU41が、音声出力部45を制御して、「バーコードの無い面を読み取らせて下さい」などの音声を再生させる。
以上に示す動作フローの例では、ステップS24、S25、S27、S28、S29の処理により、バーコード部が含まれるフレーム画像を商品読取部23で検出し、取消処理を行う。これにより、バーコード部が含まれるフレーム画像をオブジェクト認識処理部へ渡さないようにしている。従って、オブジェクト認識処理部は、バーコード部を含まないフレーム画像のみで認識処理を行うことができる。つまり、認識精度の低下を防止できる。また、ステップS24のパターンマッチング処理では、バーコード部を明らかに含まないものをふるいにかけ、それ以上の詳しいチェックは行わないようにしている。ここで疑わしいものはステップS27でデコードを行い、詳しいチェックを行う。デコードによりバーコード部が抽出されなければ、パターンマッチング処理でバーコード部とされた部分は商品の特徴の一部を示すものであったとして、オブジェクト認識に回す。
(変形例1)
実施形態1では、バーコード部を含むフレーム画像を商品読取部23で消去することにより、バーコード部を含むフレーム画像をオブジェクト認識処理の対象から除外する態様を示した。
変形例1では、オブジェクト認識処理部にフレーム画像とバーコード部の有無を示す情報を渡し、オブジェクト認識処理部側でバーコード部の無いフレーム画像を選択して処理する態様を示す。
なお、以下では、実施形態1と異なるものについての説明をする。実施形態1と同様のものについては実施形態1と同一の符号を図面に付与するなどして、その個所の説明は適宜省略するものとする。
変形例1のセルフPOSは、外観及びハードウェア構成は、実施形態1のPOS1と同様のものであるため、それらについての図示及び説明を省略する。
図7は、変形例1のセルフPOSの機能構成を示すブロック図である。図中の実線矢印は、指示の向きを示すものである。
図7において、変形例1のセルフPOS2は、機能として、実施形態1のフレーム消去部403に代わりフラグ情報付与部700が構成される。また、フレーム転送部404の機能が以下のフレーム転送部701の機能となる。また、オブジェクト認識部303の機能が以下のオブジェクト認識部702の機能となる。
フラグ情報付与部700は、オブジェクト認識モードの機能である。フラグ情報(指示情報)は、各フレーム画像に紐付けられた情報であり、デフォルトはバーコード部を含まないことを示す「0」とする。フラグ情報付与部700は、バーコード検出部401でフレーム画像がバーコード部を含むと本確定された場合に、当該フレーム画像のフラグ情報を「0」から「1」に書き換える。
フレーム転送部701は、CPU31に転送を通知し、フレーム画像とフラグ情報をセットにして、全てのフレーム画像をRAM43からRAM33に転送する。
フレーム画像検出部302は、商品のフレーム画像が撮像開始後に商品読取部23から転送されてRAM33へ保存されるのを検出する。
オブジェクト認識部702は、フレーム画像検出部302が検出したフレーム画像の内、フラグ情報が「0」のものを対象にオブジェクト認識処理(前段処理)を行う。オブジェクト認識処理(前段処理)は、例えばフレーム画像内の商品画像の領域を特定し、その領域に示される商品の色合いや模様や表面の凹凸状況などの外観情報を特徴量として抽出する処理を行う。
図8及び図9は、セルフPOS2の商品の読み取りの一連の動作の例を示すフロー図である。
図8に示すフローは、図5に示すフローにステップS80の処理を追加したものである。
モード1の商品認識処理では、ステップS2の処理後、CPU31(フレーム画像検出部302)は、商品読取部23からRAM33へのフレーム画像の転送を知らせる通知を検出する(S3)。CPU31(フレーム画像検出部302)が通知を検出すると(ステップS3:Yes判定)、CPU31(オブジェクト認識部702)が、所定枚数のフレーム画像を商品読取部23から取得し、RAM33に展開する。そして、各フレーム画像のフラグ情報を調べ、オブジェクト認識処理の対象のフレーム画像であるか否かをチェックする(S80)。フラグ情報が「0」のとき、そのフレーム画像をオブジェクト認識処理の対象のフレーム画像とする。フラグ情報が「1」のとき、そのフレーム画像をオブジェクト認識処理の対象外のフレーム画像とし、フレーム画像を消去する。
その後、CPU31(オブジェクト認識部702)は、フラグ情報「0」のフレーム画像の中から最適なフレーム画像を対象に特徴量抽出処理を行う(S4)。
ステップS4を含むこの後の処理は、実施形態1に示したオブジェクト認識処理である。このため、これ以上の説明は、ここでは省略する。
図9に示すフローは、図6に示すフローにステップS29に代わりステップS90の処理を追加したものである。
実施形態1において説明したように、CPU41(デコード部402)は、バーコード部がフレーム画像に含まれることが本確定されているかをステップS28で判定する。ここで、仮にバーコードがフレーム画像に含まれるとしてYes判定になったとする。すると、CPU41(フラグ情報付与部700)は、そのフレーム画像に対応するフラグ情報を「0」から「1」に書き換える(S90)。
その後、CPU41(フレーム転送部701)は、CPU31に転送を通知し、そのフレーム画像とフラグ情報「1」をRAM43からRAM33に転送する(S26)。
また、ステップS25やステップS28でNo判定となった場合、CPU41(フレーム転送部701)は、ステップS26でフレーム画像とフラグ情報「0」をRAM43からRAM33に転送する。なお、転送元のRAM43のフレーム画像やフラグ情報は破棄するものとする。
このように、商品読取部23のCPU41は、バーコード部の有無に寄らず全てのフレーム画像をオブジェクト認識処理部に送る。オブジェクト認識処理部は、各フレーム画像のフラグ情報をチェックすることにより、バーコード部を含まないフレーム画像のオブジェクト認識処理を実行する。
なお、以上に示す動作フローのステップS80の処理において、フラグ情報「1」のフレーム画像が所定枚数連続して続いた場合、その旨を画面表示により報知しても良い。例えば、フラグ情報「1」となるフレーム画像の連続枚数をカウントし、連続枚数が予め設定した所定枚数を終えた場合に、CPU31が「バーコードの無い面を読み取らせて下さい」などの情報を含むエラー画面を表示デバイス211に表示する。
また、ステップS90の処理において、フラグ情報「1」のフレーム画像が所定枚数連続して続いた場合、商品読取部23のCPU41がフラグ情報「1」となるフレーム画像の連続枚数をカウントし、連続枚数が予め設定した所定枚数を終えた場合に、商品読取部23のCPU41が音声出力部45を制御して、「バーコードの無い面を読み取らせて下さい」などの音声を再生させる。
以上に示す動作フローの例では、ステップS24、S25、S27、S28、S80、S90などの処理により、バーコード部が含まれるフレーム画像をCPU31で検出する。これにより、バーコード部が含まれるフレーム画像をオブジェクト認識処理部において処理しないようにしている。従って、オブジェクト認識処理部は、バーコード部を含まないフレーム画像のみで認識処理を行うことができる。つまり、認識精度の低下を防止できる。
本実施形態及び変形例では、商品販売データ処理装置としてセルフPOSの態様を示した。しかし、この態様に限らず、その他の態様をとっても良い。例えば、店員が入力を行うチェックアウトシステムなどに適用しても良い。このチェックアウトシステムの場合、例えば、図3の商品読取部23、表示デバイス211、タッチパネル210、及び接続インターフェース47を商品読取装置として別体で設け、その他の構成にキーボードなどの入力部を加えたものをPOSレジスタとして設けるなどして実施できる。
本実施形態及び変形例では、商品販売データ処理装置を売上登録部と決済処理部とを含むものとして構成した。しかし、決済処理部を決済端末などとして別体に設け、商品販売データ処理装置を売上登録部のみを有するものとして構成しても良い。
本実施形態及び変形例の商品販売データ処理装置で使用する各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、商品販売データ処理装置のフラッシュROMなどに読み込ませて実行してもよい。
また、当該プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
以上の実施形態及び変形例において、商品販売データ処理装置、読取装置及びプログラムについての構成を説明したが、この実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 セルフPOS
10 撮像手段
11 バーコード抽出手段
12 除外手段
13 オブジェクト認識手段
14 確定手段
15 売上登録手段
特開2014−32539号公報

Claims (6)

  1. 商品を撮像して該商品の外観画像を出力する撮像手段と、
    前記撮像手段により出力された商品の外観画像からバーコード情報を抽出する抽出手段と、
    前記撮像手段により出力された商品の外観画像を対象にオブジェクト認識処理を行うオブジェクト認識手段と、
    前記抽出手段により商品の外観画像からバーコード情報が抽出された場合に、該商品の外観画像を、前記オブジェクト認識手段による前記オブジェクト認識処理の対象から除外する除外手段と、
    売上登録する前記商品を前記オブジェクト認識処理の結果に基づいて確定する確定手段と、
    前記確定手段により確定された商品の売上登録を行う売上登録手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記除外手段は、前記撮像手段から出力された前記商品の外観画像をオブジェクト認識手段へ入力させないことにより、前記商品の外観画像を、前記オブジェクト認識手段による前記オブジェクト認識処理の対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記除外手段は、前記撮像手段から出力された前記商品の外観画像を、オブジェクト認識処理を行わないことを前記オブジェクト認識手段に指示するための指示情報を付与して前記オブジェクト認識手段へ入力させることにより、前記商品の外観画像を、前記オブジェクト認識手段による前記オブジェクト認識処理の対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記抽出手段は、パターン認識処理により前記バーコード情報を仮抽出し、バーコード情報が仮抽出された場合に、該バーコード情報をデコードにより本抽出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか1つに記載の商品販売データ処理装置。
  5. 商品を撮像して該商品の外観画像を出力する撮像手段と、
    前記撮像手段により出力された商品の外観画像からバーコード情報を抽出する抽出手段と、
    前記撮像手段により出力された商品の外観画像をオブジェクト認識処理装置へ転送する転送手段と、
    前記抽出手段により商品の外観画像からバーコード情報が抽出された場合に、前記撮像手段が出力する前記商品の外観画像の、前記転送手段による前記オブジェクト認識処理装置への転送を抑止する、又は前記撮像手段が出力する前記商品の外観画像に、前記オブジェクト認識処理を行わないことを前記オブジェクト認識処理装置に指示するための指示情報を付与する除外手段と、
    を備えることを特徴とする読取装置。
  6. 商品を撮像する撮像部を有するコンピュータを、
    前記撮像部から出力された前記商品の外観画像からバーコード情報を抽出する抽出手段と、
    前記撮像部から出力された前記商品の外観画像を対象にオブジェクト認識処理を行うオブジェクト認識手段と、
    前記抽出手段により商品の外観画像からバーコード情報が抽出された場合に、該商品の外観画像を、前記オブジェクト認識手段による前記オブジェクト認識処理の対象から除外する除外手段と、
    として機能させるプログラム。
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