JP2016087685A - 摩擦攪拌点接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産効率を下げることなく加工ツールの形状の管理を行うことができる摩擦攪拌点接合装置を提供する。
【解決手段】制御盤は、接合の際に加工ツールに対して加わる負荷の基準波形D:y=f(t)を予め記憶する。基準波形D:y=f(t)とロードセルにより得られた負荷の波形D,D:y=g(t)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、加工ツール7の形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、加工ツール7の形状を異常と判定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、重ね合わせた金属板同士を摩擦攪拌により点接合する摩擦攪拌点接合装置に関する。
従来より、重ね合わせた金属板同士を互いに接合する1つの方法として摩擦攪拌による点接合が知られている。この接合には、棒状のツール本体及び該ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設されたピンを有する加工ツールが用いられ、一般的に、上記ツール本体の長手方向一端面は、長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面となっている。そして、上記加工ツールをツール本体の軸心回りに回転させるとともに、重ね合わせた金属板にそのピン側を押し込むように移動させて当該金属板を加圧することにより、金属板同士を互いに摩擦熱で軟化させて固相接合させるようになっている。
ところで、摩擦攪拌点接合により形成される接合部の品質を安定させるために、加工ツールの形状を適切に管理することが必要である。例えば、特許文献1では、接合作業前において、基準となる部材に加工ツールのピンを接触させて加工ツールの位置を検出し、当該検出位置と予め記憶された加工ツールの基準位置とを比較することでピンの磨耗状態を知るようになっている。
特開2002−292478号公報(段落0075〜0077欄、図16)
しかし、特許文献1では、接合の前に加工ツールのピンを基準となる部材に接触させる必要があるので、基準となる部材に対するピンの接触動作の時間だけ生産効率を下げてしまう。
また、加工ツールのツール本体に形成された凹状面は、磨耗により形状が大きく変わると接合部の品質が不安定になるので、その磨耗状態を管理する必要があるが、このことに対し、特許文献1の装置では、何ら対策が講じられていない。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生産効率を下げることなく接合部の品質に影響を及ぼす加工ツールの形状の管理を行うことができる摩擦攪拌点接合装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、接合時における加工ツールに加わる負荷の波形を取得し、当該波形を基準の波形と比較することで加工ツールの磨耗状態を知るようにしたことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、棒状のツール本体及び該ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設されたピンを有し、上記ツール本体の上記ピン側の端面が上記ツール本体の長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面である加工ツールと、上記ツール本体の軸心周りに回転可能に、且つ、少なくとも2枚以上重ね合わせた被接合材に向かって上記ツール本体の軸心方向に移動可能に上記加工ツールを保持するツール回転移動手段と、該ツール回転移動手段に接続され、当該ツール回転移動手段を制御して上記加工ツールを回転させるとともに、上記一方側の被接合材に上記加工ツールのピン側を押し込むように移動させて当該被接合材を加圧することにより、上記被接合材同士を摩擦熱で軟化させて固相接合させる制御手段とを備え、上記ツール回転移動手段には、上記加工ツールを上記被接合材に加圧する際、上記加工ツールに加わる負荷を検出する負荷検出手段が設けられ、上記制御手段は、接合の際に上記加工ツールに対して加わる負荷の基準波形y=f(t)(tは接合時間)を予め記憶するとともに、当該基準波形y=f(t)と上記負荷検出手段により得られた負荷の波形y=g(t)(tは接合時間)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、上記加工ツールの形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、上記加工ツールの形状を異常と判定することを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記制御手段は、上記加工ツールに加わる負荷の基準値F,F(F<F)及び接合開始から上記ツール本体の凹状面が上記被接合材に接触するまでの基準時間t(0<t<T)を予め記憶し、0<t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ピンの形状の異常と判定する一方、0<t<tの所定の区間Sにおいてg(t)<Fであるとともに、t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ツール本体の形状の異常と判定することを特徴とする。
第1の発明では、接合時の加工ツールに加わる負荷の値に基づいて加工ツールの形状が把握できるようになるので、接合に係る時間以外に加工ツールの形状を把握する時間を設ける必要がなく、生産効率を下げずに加工ツールの形状についての管理を行うことができる。
第2の発明では、接合の際に、加工ツールの異常がピンの形状によるものか、或いは、ツール本体の凹状面の形状によるものかが分かるようになるので、例えば、作業者が接合作業後に加工ツールの形状を目視評価する必要がなく、生産効率を下げずに加工ツールにおける形状の異常について定量的な評価を行うことができる。
本発明の実施形態に係る摩擦攪拌点接合装置の構成図である。 重ね合わせたプレス部品を接合する手順において、加工ツールがプレス部品に接触する直前の状態を示す断面図である。 重ね合わせたプレス部品を接合する手順において、加工ツールがプレス部品に接触した直後の状態を示す断面図である。 重ね合わせたプレス部品を接合する手順において、加工ツールをプレス部品に押し込んでいる状態を示す断面図である。 重ね合わせたプレス部品を接合する手順において、加工ツールをプレス部品から離間させる直前の状態を示す図である。 本発明の摩擦攪拌点接合装置で接合を実施した際の経過時間と加工ツールに加わる負荷との関係を示したグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る摩擦攪拌点接合装置1を示す。該摩擦攪拌点接合装置1は、自動車の生産ラインで複数の板状プレス部品13(被接合材)を摩擦攪拌による点接合で組み立てるのに用いられるものであり、装置本体2(ツール回転加圧手段)を備えている。
該装置本体2は、上下に延びるケース3を備え、該ケース3の上端は、ブラケットBkを介して装置固定側Rに締結されている。
上記ケース3内部には、回転軸心を上下方向に向けたボールナット4が回転可能に設けられ、該ボールナット4には、上記ケース3内部を上下に貫通するボールネジ5が螺合している。
また、上記ボールネジ5の下端には、回転軸心が上下方向に向く駆動モータ(図示せず)を有するツール保持具6が取り付けられ、該ツール保持具6の内部には、ロードセル6a(負荷検出手段)が内蔵されている。
上記ケース3上部の側面には、上下方向に延びる出力軸8aを有するサーボモータ制御の電動機8が取り付けられ、該電動機8内部には、当該電動機8の出力トルク及び出力軸8aの回転角度を検出可能なエンコーダ8bが設けられている。
上記出力軸8a及び上記ボールナット4の下端には、ゴム製ベルト9が図示しないプーリを介して掛け渡され、上記電動機8が正逆回転駆動すると、その回転トルクが上記ベルト9を介してボールナット4に伝わることにより、該ボールナット4が正転・逆転し、それに伴って上記ボールネジ5が上下方向に螺進・螺退するようになっている。
上記ツール保持具6は、図示しないチャック部によって加工ツール7を着脱可能に保持するようになっている。
該加工ツール7は、図2乃至図5に示すように、上下方向に延びる棒状のツール本体7aと、該ツール本体7aの下端(長手方向一端)の軸心上に突設されたピン7bとを備え、上記ツール本体7aの下側(ピン7b側)端面は、上記ツール本体7aの上端側(長手方向他端側)に行くにつれて次第に縮径する凹状面7cとなっている。
そして、上記加工ツール7は、上記ツール保持具6に保持された状態でツール本体7aの軸心がツール保持具6の駆動モータの上下方向に向く回転軸心Cと一致するようになっていて、当該駆動モータの回転により、上記回転軸心C周りに回転するようになっている。
また、上記加工ツール7は、上記ボールネジ5による上下方向の螺進・螺退動作により、上記ツール本体7aの軸心方向に移動可能となっている。
上記装置本体2の下方には、図1に示すように、上記プレス部品13を水平方向に延びる姿勢で保持可能なクランプ治具11が水平方向に離間して一対配置されている。
該両クランプ治具11の間で、且つ、上記加工ツール7の直下には、直方体形状の支持ブロック12が配置され、当該支持ブロック12上において上記各クランプ治具11によって保持されたプレス部品13が重なるようになっている。
上記装置本体2には、当該装置本体2を制御する制御盤10(制御手段)が接続されている。
該制御盤10は、図2乃至図5に示すように、上記ツール保持具6に回転開始信号を出力して上記加工ツール7を回転させるとともに、上記電動機8に正回転開始信号を出力して上記加工ツール7を両プレス部品13の重合部分に向かって移動させて上側のプレス部品13に加工ツール7のピン7b側を押し込んで上記プレス部品13を加圧することにより、当該プレス部品13同士を摩擦熱で軟化させて固相接合させるようになっている。その際、上記ロードセル6aは、上記加工ツール7に加わる負荷を検出するようになっている。
また、上記制御盤10は、図6に示すように、接合の際に上記加工ツール7に対して加わる負荷の基準波形D:y=f(t)(tは接合時間)を予め記憶するとともに、当該基準波形D:y=f(t)と上記ロードセル6aにより得られた負荷の波形D:y=g(t)(tは接合時間)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、上記加工ツール7の形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、上記加工ツール7の形状を異常と判定するようになっている。
さらに、上記制御盤10は、上記加工ツール7に加わる負荷の基準値F,F(F<F)、及び、接合開始から上記ツール本体7aの凹状面7cが上記プレス部品13に接触するまでの基準時間t(0<t<T)を予め記憶しており、0<t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ピン7bの形状の異常と判定する一方、0<t<tの所定の区間Sにおいてg(t)<Fであるとともに、t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ツール本体7aの形状の異常と判定するようになっている。
次に、重ね合わせたプレス部品13を上記摩擦攪拌点接合装置1で接合する方法について説明する。
まず、図1に示すように、2枚のプレス部品13が上記支持ブロック12上で重なるように各プレス部品13を各クランプ治具11に把持させる。
次に、作業者は、制御盤10に設けられた図示しない接合開始ボタンを押す。すると、制御盤10は、ツール保持具6に回転開始信号を出力するとともに電動機8に正回転開始信号を出力し、それらの信号に基づいて、図2に示すように、上記ツール保持具6が上記加工ツール7を回転軸心C周りに回転させるとともに、上記ベルト9及びボールナット4を介してボールネジ5が下方に移動することにより上記加工ツール7が予め決められた所定の基準位置から下方に移動する。
しかる後、図3に示すように、ピン7bの突出端が上側のプレス部品13に接触する。すると、上側のプレス部品13が摩擦熱により加熱され始めるとともに、加工ツール7に加わる負荷の値がロードセル6aによって検出され始める。
その後、加工ツール7がさらに下方に移動すると、図4に示すように、ピン7bが摩擦熱により軟化した軟化金属部分13aに入り込むとともに、ツール本体7aの凹状面7c周縁が上側のプレス部品13に接触する(図6のP地点)。
さらに、加工ツール7が下方に移動した後、所定のタイミングで制御盤10が電動機8に回転停止信号を出力し、その信号に基づいて電動機8が出力軸8aの回転を停止させることで加工ツール7の下方への移動を停止させる。
そして、両プレス部品13に対して加工ツール7を所定の加圧力で押し込んだ状態で所定時間維持させる。すると、図5に示すように、軟化金属部分13aが固化して接合部13bとなる。
接合開始からT時間経過すると、制御盤10は電動機8に逆回転開始信号を出力する。すると、上記電動機8は出力軸8aを逆回転させて加工ツール7を所定の基準位置まで上方に移動させる。
そして、加工ツール7が所定の基準位置まで移動すると、制御盤10はツール保持具6に回転停止信号を出力し、これにより、上記加工ツール7の回転が停止して、接合作業が終了する。
図6は、横軸を接合時における経過時間、縦軸を加工ツール7に加わる負荷としたグラフである。Dは、基準寸法の加工ツール7で取得した基準波形y=f(t)を示し、Dは、ピン7bに破損が生じている加工ツール7で取得した波形y=g(t)を示し、Dは、ピン7bが正常な状態で、且つ、凹状面7cが磨耗している加工ツール7で取得した波形y=g(t)データを示す。尚、時間tは、基準寸法の加工ツール7で接合する際にピン7bの突出端がプレス部品13に接触してから凹状面7cの外周縁がプレス部品13に接触するまでの時間である。
の波形に示されるように、ピン7bに破損が生じていると、Dの波形に比べて接合開始直後から加工ツール7に大きな負荷がかかることが分かり、さらに、ピン7bの突出端がプレス部品13に接触してから凹状面7cの外周縁がプレス部品13に接触するまでの時間もtより短くなることが分かる。このように、ピン7bが破損していると基準波形f(t)に対して波形g(t)の値が高くなる傾向があるので、本発明では、経過時間T内の所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、上記加工ツール7の形状が異常と判定するようにしている。
また、ピン7bに破損が生じている場合、0<t<tの経過時間において基準波形f(t)に対して波形g(t)の値が高くなる傾向であるので、本発明では、予め設定しておいた加工ツール7に加わる負荷の基準値Fよりも0<t<tの所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ピン7bの形状が異常と判定するようにしている。
また、Dの波形に示されるように、ピン7bが正常な状態で、且つ、凹状面7cが磨耗している場合、ピン7bの突出端がプレス部品13に接触してから凹状面7cの外周縁がプレス部品13に接触する直前までは基準波形f(t)に対して波形g(t)の値に差が生じない。しかし、t≧tの経過時間において基準波形f(t)に対して波形g(t)の値が高くなる傾向であるので、本発明では、予め設定しておいた加工ツール7に加わる負荷の基準値Fよりも0<t<tの所定の区間Sにおいてg(t)<Fであるとともに、予め設定しておいた加工ツール7に加わる負荷の基準値F(F>Fとする)よりもt≧tの所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、ツール本体7aの形状が異常と判定するようにしている。
このように、本発明の実施形態では、接合時の加工ツール7に加わる負荷の値に基づいて加工ツール7の形状が把握できるようになるので、接合に係る時間以外に加工ツール7の形状を把握する時間を設ける必要がなく、生産効率を下げずに加工ツール7の形状についての管理を行うことができる。
また、接合の際に、加工ツール7の異常がピン7bの形状によるものか、或いは、ツール本体7aの凹状面7cの形状によるものかが分かるようになるので、例えば、作業者が接合作業後に加工ツール7の形状を目視評価する必要がなく、生産効率を下げずに加工ツール7における形状の異常について定量的な評価を行うことができる。
尚、本発明の実施形態で用いている基準波形y=f(t)は、基準寸法の加工ツール7を用いて接合作業を1回行った際のデータを用いてもよいし、接合作業を複数回行った際の平均データを用いてもよい。
また、本発明の実施形態では、加工ツール7に加わる負荷をロードセル6で取得しているが、これに限らず、電動機8のエンコーダ8bで得られるトルク値を加工ツール7に加わる負荷として代用してもよい。
本発明は、重ね合わせた金属板同士を摩擦攪拌により点接合する摩擦攪拌点接合装置に適している。
1 摩擦攪拌点接合装置
2 装置本体(ツール回転移動手段)
7 加工ツール
7a ツール本体
7b ピン
7c 凹状面
10 制御盤(接合手段)
13 プレス部品(被接合材)

Claims (2)

  1. 棒状のツール本体及び該ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設されたピンを有し、上記ツール本体の上記ピン側の端面が上記ツール本体の長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面である加工ツールと、
    上記ツール本体の軸心周りに回転可能に、且つ、少なくとも2枚以上重ね合わせた被接合材に向かって上記ツール本体の軸心方向に移動可能に上記加工ツールを保持するツール回転移動手段と、
    該ツール回転移動手段に接続され、当該ツール回転移動手段を制御して上記加工ツールを回転させるとともに、上記一方側の被接合材に上記加工ツールのピン側を押し込むように移動させて当該被接合材を加圧することにより、上記被接合材同士を摩擦熱で軟化させて固相接合させる制御手段とを備え、
    上記ツール回転移動手段には、上記加工ツールを上記被接合材に加圧する際、上記加工ツールに加わる負荷を検出する負荷検出手段が設けられ、
    上記制御手段は、接合の際に上記加工ツールに対して加わる負荷の基準波形y=f(t)(tは接合時間)を予め記憶するとともに、当該基準波形y=f(t)と上記負荷検出手段により得られた負荷の波形y=g(t)(tは接合時間)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、上記加工ツールの形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、上記加工ツールの形状を異常と判定することを特徴とする摩擦攪拌点接合装置。
  2. 請求項1に記載の摩擦攪拌点接合装置において、
    上記制御手段は、上記加工ツールに加わる負荷の基準値F,F(F<F)及び接合開始から上記ツール本体の凹状面が上記被接合材に接触するまでの基準時間t(0<t<T)を予め記憶し、0<t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ピンの形状の異常と判定する一方、0<t<tの所定の区間Sにおいてg(t)<Fであるとともに、t<tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≧Fの場合、上記ツール本体の形状の異常と判定することを特徴とする摩擦攪拌点接合用装置。
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