JP2002239754A - 摩擦攪拌接合方法及びその装置 - Google Patents

摩擦攪拌接合方法及びその装置

Info

Publication number
JP2002239754A
JP2002239754A JP2001038258A JP2001038258A JP2002239754A JP 2002239754 A JP2002239754 A JP 2002239754A JP 2001038258 A JP2001038258 A JP 2001038258A JP 2001038258 A JP2001038258 A JP 2001038258A JP 2002239754 A JP2002239754 A JP 2002239754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
joining
tool
friction stir
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001038258A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Aota
欣也 青田
Hisanobu Okamura
久宣 岡村
Masao Funyu
征夫 舟生
Tomio Odakura
富夫 小田倉
Masumi Ikeda
真澄 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001038258A priority Critical patent/JP2002239754A/ja
Publication of JP2002239754A publication Critical patent/JP2002239754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】接合ツールの被加工物への押付け挿入深さを検
出することの出来る摩擦攪拌接合方法及びその装置を提
供する。 【解決手段】本発明は、被加工物1,2より硬い材質の
接合ツール4を被加工物1,2の接合部に回転させなが
ら押圧挿入して、被加工物1,2を摩擦攪拌接合する接
合方法において、接合ツール4と被加工物1,2との間
に電圧をかけて、接合ツール4と被加工物1,2との距
離を近づけていき両者が接触したときに電流が流れるよ
うにして、その電流を検出することにより接合ツール4
と被加工物1,2との接触位置を判定、又は接合の良否
を判定することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
材等の接合に用いられる新規な摩擦攪拌接合方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種の摩擦
攪拌接合装置は、被加工物より実質的に硬い材質で、大
径のショルダの先端に小径のピンを備えた接合ツールを
二つの被加工物の接合部に回転させながら押圧挿入して
移動させ、すなわち接合方向に沿って移動させて接合部
を塑性流動させ固相接合するものである。
【0003】このような摩擦攪拌接合は、通常、アルミ
ニウム合金材の被加工物の突合せ部や重ね部の結合に適
用されている。この種の摩擦攪拌接合方法に関連するも
のとしては、例えば特許第2712838 号、特表平
9−508073号などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術で
は、摩擦撹拌接合を量産品に適用する場合には、接合が
良好に行われたかどうかの判定をする方法が述べられて
いないことである。接合部の品質を判定する方法として
は、接合部そのものを検査する方法があるが、量産品の
場合にはすべての接合部を詳細に検査することが困難で
ある。そのため、接合因子に関する情報をモニタリング
して、品質を判定することが要求される。
【0005】接合因子として、接合ツールの回転数、接
合ツールの移動速度、接合ツールの挿入深さがある。だ
たし、接合ツールの回転数、接合ツールの移動速度は直
接測定することが可能である。しかし、量産品の場合に
は被加工物の寸法公差の変動があるため、接合ツールの
挿入深さは寸法公差により変動する。
【0006】摩擦撹拌接合の場合には接合ツールを被加
工物に押付け挿入したまま、接合ツールを接合線に沿っ
て移動するが、この押付け挿入深さが適切でないと接合
不良になる。すなわち、押付け挿入深さが浅いと欠陥が
発生する。一方、押付け挿入深さが深すぎると、接合部
は被加工物の表面より凹みが生じる。このため、接合ツ
ールの被加工物への押付け挿入深さが適切に行われたか
どうかの判定が重要になる。特に、薄肉部材の接合にお
いては、この押付け挿入深さの適正な制御が重要であ
る。
【0007】本発明の目的は、接合ツールの被加工物へ
の押付け挿入深さを検出することの出来る摩擦撹拌接合
方法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工物より
硬い接合ツールを前記被加工物の接合部に回転させなが
ら押圧挿入して前記被加工物を接合する摩擦攪拌接合方
法において、前記接合ツールと前記被加工物との接触の
有無又はその位置を検出することを特徴とする。
【0009】具体的には、被加工物より硬い材質にて形
成された接合ツールを被加工物の接合部に回転させなが
ら押圧挿入して接合方向に相対移動させることにより、
被加工物を接合する摩擦攪拌接合方法において、接合ツ
ールと被加工物との間に電圧をかけて、接合ツールと被
加工物との距離を近づけていき両者が接触したときに電
流が流れるようにして、その電流を検出することにより
接合ツールと被加工物との接触の有無又はその位置を判
定するものである。
【0010】本発明は、被加工物より硬い材質の接合ツ
ールをスピンドル軸を介して回転させながら前記被加工
物の接合部に押圧挿入して前記被加工物を接合する摩擦
攪拌接合方法において、前記被加工物を絶縁物の上に配
置し、前記被加工物とモータスピンドルとの間に電圧を
掛けて、前記接合ツールと前記被加工物との接触によっ
て流れる電流を検出することにより前記接合ツールと前
記被加工物との接触の有無又はその位置を判定すること
を特徴とする。
【0011】又、前述の摩擦攪拌接合方法において、前
記接合ツールと前記被加工物との間に電圧を掛けて、前
記接合ツールと前記被加工物との接触によって流れる電
流を検出することにより前記接合ツールと前記被加工物
との接触の有無又はその位置を判定すると共に、前記接
触の有無又は接触位置に基づいて前記接合ツールの前記
被加工物への挿入深さを判定することを特徴とする。
【0012】本発明は、前述の摩擦攪拌接合方法におい
て、前記被加工物は絶縁物の上に配置され、前記被加工
物とモータスピンドルとの間の通電検出により、前述の
被加工物への挿入深さの良否を判定することが出来る。
更に、前記被加工物とモータスピンドルとの間の電気抵
抗値を検出することにより、前述と同様に接合の良否を
判定するモニタリングを行うことが出来る。そして、そ
の電気抵抗値を所定の値にするように、前記被加工物と
前記モータスピンドルとの間の印加電圧を制御すること
によって量産品の接合においてより信頼性の高い接合が
得られる。
【0013】本発明は、被加工物より硬い材質の接合ツ
ールを前記被加工物の接合部に回転させながら押圧挿入
して前記被加工物を接合する摩擦攪拌接合装置におい
て、前記接合ツールと前記被加工物との接触の有無又は
接触位置を検出する検出手段を有すること、又前記接合
ツールと前記被加工物との間に電圧を掛ける電源と、前
記接合ツールと前記被加工物との間の電気的変化を検出
する検出手段とを有すること、又前記接合ツールと前記
被加工物との間に電圧を掛ける電源と、前記接合ツール
と前記被加工物との間の電気的変化を検出する検出手段
と、該検出手段によって得られた値に基づいて前記接合
ツールと前記被加工物との距離又は接触位置を判定する
判定手段とを有すること、又前記接合ツールと前記被加
工物との間に電圧を掛ける電源と、前記接合ツールと前
記被加工物との接触によって流れる電流を検出する検出
手段と、該検出手段によって検出された値に基づいて前
記接合ツールと前記被加工物との接触の有無又は接触位
置を判定すると共に、前記接触の有無又は接触位置に基
づいて前記接合ツールの前記被加工物への挿入深さを判
定する挿入深さ判定手段とを有することを特徴とする。
【0014】本発明は、被加工物より硬い材質から成る
接合ツールをスピンドル軸を介して回転させながら前記
被加工物の接合部に押圧挿入すると共に接合方向に相対
移動させることにより、前記被加工物を接合する摩擦攪
拌接合装置において、前記スピンドル軸はベアリングを
介してスピンドルカバーによって被われていること、又
前記接合ツールと前記被加工物との間に電圧を掛ける電
源と、前記接合ツールと前記被加工物との間の電気的変
化、特に接触によって流れる電流を検出する検出手段と
を有し、前記電源は前記スピンドル軸をベアリングを介
して覆うスピンドルカバーに接続されていることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は摩擦撹拌接合
におけるモニタリング装置の断面図を示す。被加工物は
容器1と蓋2の突合せ接合である。容器1および蓋2は
アルミニウム合金のJIS規格A3003であり、容器
の板厚は0.3mmであり、蓋2の厚さは0.8mmである。
容器1の両端から加圧して、蓋2が容器1の中に落ちな
いようにしている。また、容器1は絶縁シート15を介
して、加工デーブル3に載せられている。なお、加工デ
ーブルは工具鋼(SK3)であり、絶縁板15は板厚0.
2mm の塩化ビニールである。また、接合装置である
が、接合ツール4がコレットチャック7に固定され、こ
れをスピンドル軸9に連結している。なお、接合ツール
4は大径のショルダ6と小径のピン5で構成されてい
る。一方、このスピンドル軸9をベアリング10で保持
することにより、スピンドル軸9を介して接合ツール4
を回転させて両者を接合する。また、スピンドル軸9は
絶縁コネクタ11を介して、モータ12に連結されてい
る。また、スピンドルカバー8と平板1との間には直流
安定化電源13により電圧を印加して、被加工物と接合
ツール4との接触によってその通電電流を電流計14に
より検出している。直流安定化電源13はスピンドル軸
9にベアリングを介して接続されたスピンドルカバー8
に接続されている。電流計14は被加工物の容器1の接
合時の変形を押さえる拘束治具16に接続されている。
【0016】接合方法は次の通りである。モータ12に
より絶縁コネクタ11とスピンドル軸9を介して接合ツ
ール4を回転させる。回転数は60,000rpmである。
接合ツール4を回転させた状態で平板1の突合せ面に押
付け挿入する。その後、接合ツール4を回転させたま
ま、接合方法に移動することにより接合する。
【0017】図2に接合中の斜視図を示す。容器1の周
囲より拘束治具16により拘束して、容器1と蓋2を拘
束している。接合は、容器1と蓋2の突合せ面に沿って
接合ツール4を回転しながら移動することにより接合す
る。
【0018】図3に接合後の断面図を示す。接合には容
器1と蓋2の突合せ面に塑性流動部17が形成され接合
される。この様に非常に薄い板厚を摩擦撹拌接合する場
合には接合ツール4も相対的に小さくする必要がある。
本実施例では接合ツール4のショルダ6の径はφ0.4m
mであり、ピン5はφ0.15mmで長さが0.15mmであ
る。ピン5の長さが短い接合ツール21で摩擦撹拌接合
を行う場合には、接合ツール21を接合部に押付け挿入
するが、この押付け挿入深さを適切に行われたかどうか
が接合部の品質に大きく影響する。押付け挿入深さは一
般にはピン5の長さに相当する長さよりいくらか長い深
さを挿入する。押込み挿入深さが浅いと欠陥が発生す
る。
【0019】一方、押付け挿入深さが所定の深さより深
すぎると、接合部には図4に示したように凹みが生じ
る。ここでは、ピン5の先端が容器1もしくは蓋2とが
接触する位置を0mmとしてピン5の長さに相当する0.
15mm より押付け挿入深さを深くすると、0.15mm
を超過した押付け挿入深さに相当する距離のへこみが接
合部に生じる。例えば、押付け挿入深さを0.10mm に
すると、ショルダ6が挿入されず接合部には欠陥が生じ
る。一方、0.30mm 押込み挿入したら、0.15mm の
深さの凹みが生じることになる。
【0020】図5に押込み挿入深さのモニタリングの例
を示す。これは、接合ツール4を5mm/sの一定速度で
押込み挿入したときの検出電流を示したものである。印
加電圧は100Vである。また、押付け挿入深さの設定
値は0mmが基準設定値であり、それよりマイナス側が未
挿入、プラス側が挿入していることを表している。設定
では、押付け挿入深さが0.15mm まで挿入するように
機械的に設定している。
【0021】まず例の場合を説明する。接合ツール4
をしだいに近づけていくと、非接触状態では電流計には
電流は流れないが、押付け挿入深さの基準設定値の0mm
で電流値が10A流れて、その後挿入深さを深くしても
電流値は変化しない。したがって、接合ツール4の押付
け挿入深さは所定通り行われたことになる。
【0022】次に例について説明する。接合ツール4
を接合物にしだいに押付けていくと、押付け挿入深さの
設定値−0.2mm で電流値が10Aに上昇する。すなわ
ち、容器1もしくは蓋2は基準設定値より0.2mm 高く
なっていることを示している。従って、設定値0.15m
m まで挿入すると接合ツール4の押付け挿入深さは実際
には0.35mm になる。ピン5の長さが0.15mmなの
で、接合部は0.20mmへこむことになる。
【0023】次に例について説明する。押付け挿入深
さが設定値0.1mm で電流が流れている。したがって、
容器1もしくは蓋2は基準設定値よりも0.1mm 低い位
置にあることを示している。したがって、設定値0.1
5mm まで挿入するように設定しているため、実際の挿
入深さは0.05mm となる。これは、ピン5の長さより
短いため、接合不良を生じることになる。
【0024】したがって、欠陥の発生の無い、かつ、接
合部のへこみが0.1mm 以下の接合部を良好と判定する
と、例は良好であるが、例と例は不良と判定され
ることになる。すなわち、押付け深さの挿入位置が−
0.10〜0の間で電流が検出されれば、接合は良好で
あり、それ以外は不良と判定されることになる。このよ
うにして、接合部の品質を電気的にモニタリングするこ
とにより接合部の品質を管理することができる。また、
印加電圧は100Vと高い値であるが、10Aの電流が
流れているので、1000Wの発熱をしていることになる。
この発熱は主として接合ツール4で発熱しており、接合
部の温度を上げるのに寄与している。これは、ショルダ
6の径が0.4mmと小さいため、摩擦熱が小さく、接合
部の温度をより高温にするためである。
【0025】また、図1において電流計14と直流安定
化電源13の印加電圧から、抵抗を算出することができ
る。この抵抗値は接合ツール4の温度が上昇すると大き
くなり、接合ツール4の温度が低下すると小さくなる。
そこで、あらかじめ接合ツール4の温度と抵抗値との相
関を測定する。接合ツール4の温度は接合が良好に行わ
れた場合450〜500℃であるが、それ以外を接合不
良と判定する。また、接合温度450℃以下の場合には
印加電圧を100Vから150Vに増加させて、接合ツ
ール4の抵抗発熱量を増加させて、接合温度を上昇させ
て、接合不良を防止することもできる。
【0026】本実施例によれば、摩擦撹拌接合において
被加工物と接合ツール4との間の接触の有無又は接触位
置を検出することにより、それを基準として接合ツール
4を設定通りの挿入深さに出来、その接合深さを所定の
値に設定することが出来るので、設定通りの深さの接合
が出来、その結果接合部の良否及び品質をモニタリング
しながら接合することが出来るので、量産品での接合を
良好に実施することが出来る。
【0027】(実施例2)図6は摩擦撹拌接合における
接合ツールの位置決め方法を示した断面図を示す。基本
的な構造は図1と同じであるが、違う点は電流計の替り
にランプ18を配置して、印加電圧を5Vに低くした点
である。これにより、接合ツール4を接合物にしだいに
近づけていき、ランプ18が点灯した位置を基準点とし
て、接合ツール4を予め設定された0.16mm の深さに
押付け挿入する。これにより、ショルダ6が確実に接合
部に挿入され、かつ接合部のへこみを最小限に抑えると
共に、接合ツール4の適正な深さに挿入され、設定通り
の深さの接合部を得ることができる。
【0028】本実施例においても前述と同様に摩擦撹拌
接合において接合部の良否及び品質をモニタリングしな
がら接合することが出来るので、量産品での接合を良好
に実施することが出来る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、摩擦撹拌接合において
被加工物と接合ツール4との間の接触の有無又は接触位
置を検出することにより、それを基準として接合深さを
所定の値に設定することが出来るので、設定通りの深さ
の接合が出来、その結果接合部の良否及び品質をモニタ
リングしながら接合することが出来るので、量産品での
接合を良好に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す摩擦撹拌接合装置の
断面図。
【図2】 図1の接合中の斜視図。
【図3】 被加工物の接合後の接合部の断面図。
【図4】 被加工物の接合部に生じた凹みの例を示す断
面図。
【図5】 接合ツールの押付け挿入深さの設定値と検出
した電流値の例を示す図。
【図6】 本発明の一実施例を示す摩擦撹拌接合装置の
断面図。
【符号の説明】
1…容器、2…蓋、3…加工テーブル、4…接合ツー
ル、5…ピン、6…ショルダ、7…コレットチャック、
8…スピンドルカバー、9…スピンドル軸、10…ベア
リング、11…絶縁コネクタ、12…モータ、13…直
流安定化電源、14…電流計、15…絶縁板、16…拘
束治具、17…塑性流動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟生 征夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小田倉 富夫 茨城県日立市会瀬町二丁目9番1号 日立 設備エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 池田 真澄 茨城県日立市会瀬町二丁目9番1号 日立 設備エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E067 AA05 BG00 CA04 DC00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物より硬い材質の接合ツールを前記
    被加工物の接合部に回転させながら押圧挿入して前記被
    加工物を接合する摩擦攪拌接合方法において、前記接合
    ツールと前記被加工物との接触の有無又は接触位置を検
    出することを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  2. 【請求項2】被加工物より硬い材質の接合ツールを前記
    被加工物の接合部に回転させながら押圧挿入して前記被
    加工物を接合する摩擦攪拌接合方法において、前記接合
    ツールと前記被加工物との間に電圧を掛けて、前記接合
    ツールと前記被加工物との接触によって流れる電流を検
    出することにより前記接合ツールと前記被加工物との接
    触の有無又は接触位置を検出することを特徴とする摩擦
    攪拌接合方法。
  3. 【請求項3】被加工物より硬い材質の接合ツールをスピ
    ンドル軸を介して回転させながら前記被加工物の接合部
    に押圧挿入して前記被加工物を接合する摩擦攪拌接合方
    法において、前記被加工物を絶縁物の上に配置し、前記
    被加工物とモータスピンドルとの間に電圧を掛けて、前
    記接合ツールと前記被加工物との接触によって流れる電
    流を検出することにより前記接合ツールと前記被加工物
    との接触の有無又は接触位置を検出することを特徴とす
    る摩擦攪拌接合方法。
  4. 【請求項4】被加工物より硬い接合ツールを前記被加工
    物の接合部に回転させながら押圧挿入して、前記被加工
    物を接合する摩擦攪拌接合方法において、前記接合ツー
    ルと前記被加工物との間に電圧を掛けて、前記接合ツー
    ルと前記被加工物との接触によって流れる電流を検出す
    ることにより前記接合ツールと前記被加工物との接触の
    有無又は接触位置を検出すると共に、前記接触の有無又
    は接触位置に基づいて前記接合ツールの前記被加工物へ
    の挿入深さを設定することを特徴とする摩擦攪拌接合方
    法。
  5. 【請求項5】被加工物より硬い接合ツールを前記被加工
    物の接合部に回転させながら押圧挿入して前記被加工物
    を接合する摩擦攪拌接合装置において、前記接合ツール
    と前記被加工物との接触の有無又は接触位置を検出する
    検出手段を有することを特徴とする摩擦攪拌接合装置。
  6. 【請求項6】被加工物より硬い接合ツールを前記被加工
    物の接合部に回転させながら押圧挿入して、前記被加工
    物を接合する摩擦攪拌接合装置において、前記接合ツー
    ルと前記被加工物との間に電圧を掛ける電源と、前記接
    合ツールと前記被加工物との間の電気的変化を検出する
    検出手段とを有することを特徴とする摩擦攪拌接合装
    置。
  7. 【請求項7】被加工物より硬い接合ツールを前記被加工
    物の接合部に回転させながら押圧挿入して、前記被加工
    物を摩擦攪拌接合する接合装置において、前記接合ツー
    ルと前記被加工物との間に電圧を掛ける電源と、前記接
    合ツールと前記被加工物との間の電気的変化を検出する
    検出手段と、該検出手段によって得られた値に基づいて
    前記接合ツールと前記被加工物との距離又は接触位置を
    検出する検出手段とを有することを特徴とする摩擦攪拌
    接合装置。
  8. 【請求項8】被加工物より硬い接合ツールを前記被加工
    物の接合部に回転させながら押圧挿入して、前記被加工
    物を接合する摩擦攪拌接合装置において、前記接合ツー
    ルと前記被加工物との間に電圧を掛ける電源と、前記接
    合ツールと前記被加工物との間の電気的変化を検出する
    検出手段と、該検出手段によって検出された値に基づい
    て前記接合ツールと前記被加工物との接触の有無又は接
    触位置を検出すると共に、前記接触の有無又は接触位置
    に基づいて前記接合ツールの前記被加工物への挿入深さ
    を設定する挿入深さ設定手段とを有することを特徴とす
    る摩擦攪拌接合装置。
  9. 【請求項9】被加工物より硬い材質の接合ツールをスピ
    ンドル軸を介して回転させながら前記被加工物の接合部
    に押圧挿入すると共に接合方向に相対移動させることに
    より、前記被加工物を接合する摩擦攪拌接合装置におい
    て、前記スピンドル軸はベアリングを介してスピンドル
    カバーによって被われていることを特徴とする摩擦攪拌
    接合装置。
  10. 【請求項10】被加工物より硬い材質の接合ツールをス
    ピンドル軸を介して回転させながら前記被加工物の接合
    部に押圧挿入すると共に接合方向に相対移動させること
    により、前記被加工物を接合する摩擦攪拌接合装置にお
    いて、前記接合ツールと前記被加工物との間に電圧を掛
    ける電源と、前記接合ツールと前記被加工物との間の電
    気的変化を検出する検出手段とを有し、前記電源は前記
    スピンドル軸をベアリングを介して覆うスピンドルカバ
    ーに接続されていることを特徴とする摩擦攪拌接合装
    置。
JP2001038258A 2001-02-15 2001-02-15 摩擦攪拌接合方法及びその装置 Pending JP2002239754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001038258A JP2002239754A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 摩擦攪拌接合方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001038258A JP2002239754A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 摩擦攪拌接合方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002239754A true JP2002239754A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18901268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001038258A Pending JP2002239754A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 摩擦攪拌接合方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002239754A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6708867B2 (en) * 2000-10-27 2004-03-23 Hitachi, Ltd. Friction stir welding method
EP1430986A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Hitachi, Ltd. Friction stir welding method for reducing the friction force
JP2008135757A (ja) * 2005-04-21 2008-06-12 Nippon Light Metal Co Ltd 液冷ジャケット
JP2011011239A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Nippon Light Metal Co Ltd 蓋接合方法
JP2011083805A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 摩擦攪拌接合装置、及び摩擦攪拌接合方法
CN101372067B (zh) * 2007-08-22 2012-06-20 大韩烧结金属株式会社 异种材料的摩擦接合方法
JP6081014B1 (ja) * 2016-09-29 2017-02-15 株式会社ブレイド 摩擦撹拌接合の良否判定方法
US10994367B2 (en) 2016-08-10 2021-05-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Friction stir welding equipment

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6708867B2 (en) * 2000-10-27 2004-03-23 Hitachi, Ltd. Friction stir welding method
EP1430986A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Hitachi, Ltd. Friction stir welding method for reducing the friction force
US6866181B2 (en) 2002-12-20 2005-03-15 Hitachi, Ltd. Friction stir welding method
JP2008135757A (ja) * 2005-04-21 2008-06-12 Nippon Light Metal Co Ltd 液冷ジャケット
JP4687706B2 (ja) * 2005-04-21 2011-05-25 日本軽金属株式会社 液冷ジャケット
CN101372067B (zh) * 2007-08-22 2012-06-20 大韩烧结金属株式会社 异种材料的摩擦接合方法
JP2011011239A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Nippon Light Metal Co Ltd 蓋接合方法
JP2011083805A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 摩擦攪拌接合装置、及び摩擦攪拌接合方法
US10994367B2 (en) 2016-08-10 2021-05-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Friction stir welding equipment
JP6081014B1 (ja) * 2016-09-29 2017-02-15 株式会社ブレイド 摩擦撹拌接合の良否判定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7078647B2 (en) Arc-enhanced friction stir welding
US7850057B2 (en) Lateral position detection and control for friction stir systems
US20040079787A1 (en) Friction stir welding method and friction stir welding apparatus
US6713710B1 (en) Apparatus and method for trackless movement and full penetration arc welding
KR100564880B1 (ko) 가공제어방법, 가공제어장치, 이 방법을 실행하는 컴퓨터프로그램 및, 이 컴퓨터 프로그램을 저장하는 정보기억매체
JP2007203326A (ja) 摩擦攪拌接合装置
TW201109111A (en) Friction welding method
JP2000288743A (ja) 抵抗溶接機用制御装置
JP2002239754A (ja) 摩擦攪拌接合方法及びその装置
KR100790775B1 (ko) 마찰교반 점용접장치
JP2006175498A (ja) 摩擦点接合方法およびその装置
JP4288055B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法とその装置
JP2024010134A (ja) 摩擦攪拌点接合装置及びその運転方法
JP3859582B2 (ja) 摩擦撹拌接合装置および摩擦撹拌接合方法
JP2022530484A (ja) 摩擦電流接合方法および摩擦電流接合装置
EP4196310A1 (en) Self leveling stack assembly with front-loaded amplitude uniform ultrasonic welding horn
JP2006187778A (ja) 摩擦攪拌接合装置および摩擦攪拌接合方法
Santos et al. Friction stir welding assisted by electrical joule effect to overcome lack of penetration in aluminium alloys
JP4240935B2 (ja) 摩擦攪拌接合用回転工具の制御方法とその制御装置
JP2003154472A (ja) 点接合方法および点接合装置
JP4671523B2 (ja) 摩擦撹拌を用いた加工管理方法及び加工管理装置
JP2006159217A (ja) 摩擦点接合装置
JPH10216963A (ja) 摩擦圧接方法
JPH0639969Y2 (ja) 回転式樹脂溶接機
CN109048013B (zh) 一种基于多足连接件的异种材料连接装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02