JP2016086329A - 送信装置および中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送路の数を減らすことができる、複数組の差動信号を生成する信号生成回路と、複数組の差動信号と複数の抵抗素子を含む抵抗回路に基づいて互いに異なる重み付けされた一組の差動信号を生成して出力する送信装置を提供する。【解決手段】信号生成回路は、それぞれが一組の差動信号を出力する複数のドライバ21、22、23を有し、抵抗回路31は、各ドライバからみた負荷インピーダンスが互いに等しくなるように構成する。【選択図】図2

Description

本開示は、差動信号を送信する送信装置および中継装置に関する。
近年の電子機器の高機能化および多機能化に伴い、デバイス間では、多くのデータがやり取りされるようになってきている。そこで、このようなデバイス間では、しばしば、例えば極数の多いケーブルなど、多くの伝送路を用いて、データが伝送される。
一方、コストおよび実装空間を節約することを目的として、伝送路の数を減らす技術が開示されている。例えば、特許文献1には、多ビットのデジタル信号と、ワードの区切りを示すワードクロックを、1つの信号で伝送する通信システムが開示されている。
特開2005−142872号公報
このように、通信システムでは、伝送路の数が少ないことが望まれ、伝送路の数を減らすことが期待されている。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、伝送路の数を減らすことができる送信装置および中継装置を提供することにある。
本開示の送信装置は、信号生成回路と、抵抗回路とを備えている。信号生成回路は、複数組の差動信号を生成するものである。抵抗回路は、複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成して出力する、複数の抵抗素子を含むものである。
本開示の中継装置は、抵抗回路と、送信回路とを備えている。抵抗回路は、複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成する、複数の抵抗素子を含むものである。送信回路は、一組の差動信号を送信するものである。
本開示の送信装置および中継装置では、一組の差動信号が生成される。この一組の差動信号は、複数組の差動信号に基づいて、複数の抵抗素子を含む抵抗回路により生成される。
本開示の送信装置および中継装置によれば、複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成するようにしたので、伝送路の数を減らすことができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果があってもよい。
本開示の第1の実施の形態に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図1に示したドライバおよび抵抗回路の一構成例を表す回路図である。 図1に示した受信装置の一構成例を表すブロック図である。 図1に示した送信装置の一動作例を表すタイミング波形図である。 第1の実施の形態の変形例に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図5に示した抵抗回路の一構成例を表す回路図である。 図5に示した送信装置の一動作例を表すタイミング波形図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係るドライバおよび抵抗回路の一構成例を表す回路図である。 第2の実施の形態に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図9に示したドライバおよび抵抗回路の一構成例を表す回路図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(送信装置の例)
2.第2の実施の形態(中継装置の例)
3.適用例
<1.第1の実施の形態>
[構成例]
図1は、第1の実施の形態に係る通信システム(通信システム1)の一構成例を表すものである。通信システム1は、パルス振幅変調(PAM;Pulse Amplitude Modulation)により信号を多重化して伝送するものである。通信システム1は、送信装置10と、受信装置40とを備えている。
送信装置10は、この例では、2組の差動信号S1,S2を送信するものである。差動信号S1,S2は、それぞれ、この例では、8つの離散的なレベルを有する、いわゆる8PAM信号である。送信装置10は、1組の差動信号S1を、伝送路91,92を介して受信装置40に送信するとともに、1組の差動信号S2を、伝送路93,94を介して受信装置40に送信するようになっている。送信装置10は、送信回路20と、抵抗回路31,32とを有している。
送信回路20は、6組の差動信号P1〜P6を生成するものである。送信回路20は、6つのドライバ21〜26を有している。ドライバ21〜26は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)の出力インターフェースとして機能するものである。ドライバ21〜23は、差動信号P1〜P3を抵抗回路31にそれぞれ供給するものであり、ドライバ24〜26は、差動信号P4〜P6を抵抗回路32にそれぞれ供給するものである。
抵抗回路31は、3組の差動信号P1〜P3に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S1を生成するものである。具体的には、抵抗回路31は、後述するように、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより、差動信号S1を生成するようになっている。
抵抗回路32は、3組の差動信号P4〜P5に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S2を生成するものである。具体的には、抵抗回路32は、抵抗回路31と同様に、差動信号P4,P5,P6に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより、差動信号S2を生成するようになっている。
送信装置10では、送信回路20は、例えば、半導体チップにより構成されるとともにプリント基板上に実装され、抵抗回路31,32は、そのプリント基板上において送信回路20の出力端子の近傍に配置される。これにより、送信装置10では、送信回路20および抵抗回路31,32間の配線パターンに起因する信号の反射を抑えることができるようになっている。
図2は、ドライバ21〜23および抵抗回路31の一構成例を表すものである。なお、ドライバ24〜26および抵抗回路32についても同様である。また、この図2には、伝送路91,92、および受信装置40における終端抵抗401も示している。
ドライバ21は、電流源201,204と、スイッチ202,203とを有している。電流源201,204は、所定の電流(駆動電流)を生成するものである。スイッチ202,203は、前段の回路(図示せず)から供給される制御信号に基づいて、第1の端子を、第2の端子または第3の端子に接続するものである。スイッチ202は、例えばP型のMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを用いて構成されるものであり、スイッチ203は、例えばN型のMOSトランジスタを用いて構成されるものである。
電流源201の一端には電源電圧VDDが供給され、他端はスイッチ202の第1の端子に接続され、一端から他端へ所定の電流を流すようになっている。スイッチ202の第1の端子は電流源201の他端に接続され、第2の端子はスイッチ203の第3の端子(後述)に接続されるとともに出力端子OP1に接続され、第3の端子はスイッチ203の第2の端子(後述)に接続されるとともに出力端子ON1に接続されている。スイッチ203の第1の端子は電流源204の一端に接続され、第2の端子はスイッチ202の第3の端子に接続されるとともに出力端子ON1に接続され、第3の端子はスイッチ202の第2の端子に接続されるとともに出力端子OP1に接続されている。電流源204の一端はスイッチ203の第1の端子に接続され、他端は接地され、一端から他端へ所定の電流を流すようになっている。
この構成により、ドライバ21では、例えば、図2に示したように、スイッチ202,203のそれぞれにおいて、第1の端子を第2の端子に接続した場合には、電流源201が出力端子OP1を介して電流を出力するとともに、電流源204が出力端子ON1を介して電流をシンクする。これにより、出力端子OP1の電圧VOP1が高レベルになるとともに、出力端子ON1の電圧VON1が低レベルになる。また、スイッチ202,203のそれぞれにおいて、第1の端子を第3の端子に接続した場合には、電流源201が出力端子ON1を介して電流を出力するとともに、電流源204が出力端子OP1を介して電流をシンクする。これにより、出力端子OP1の電圧VOP1が低レベルになるとともに、出力端子ON1の電圧VON1が高レベルになる。ドライバ21は、このようにして差動信号P1を生成するようになっている。
以上、ドライバ21について説明したが、ドライバ22,23についても同様である。
抵抗回路31は、抵抗素子301〜307を有している。抵抗素子301の一端は抵抗素子302の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子OP1および伝送路91の一端に接続され、他端は抵抗素子303の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子ON1および伝送路92の一端に接続されている。抵抗素子302の一端は抵抗素子301の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子OP1および伝送路91の一端に接続され、他端は抵抗素子304の一端および抵抗素子305の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子OP2に接続されている。抵抗素子303の一端は抵抗素子301の他端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子ON1および伝送路92の一端に接続され、他端は抵抗素子304の他端および抵抗素子306の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子ON2に接続されている。抵抗素子304の一端は抵抗素子302の他端および抵抗素子305の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子OP2に接続され、他端は抵抗素子303の他端および抵抗素子306の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子ON2に接続されている。抵抗素子305の一端は抵抗素子302の他端および抵抗素子304の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子OP2に接続され、他端は抵抗素子307の一端に接続されるとともに、ドライバ23の出力端子OP3に接続されている。抵抗素子306の一端は抵抗素子303の他端および抵抗素子304の他端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子ON2に接続され、他端は抵抗素子307の他端に接続されるとともに、ドライバ23の出力端子ON3に接続されている。抵抗素子307の一端は抵抗素子305の他端に接続されるとともに、ドライバ23の出力端子OP3に接続され、他端は抵抗素子306の他端に接続されるとともに、ドライバ23の出力端子ON3に接続されている。
ここで、伝送路91,92の特性インピーダンスZoを“1”としたときの、抵抗素子301〜307の抵抗値R301〜R307(正規化された抵抗値)は、以下のようにそれぞれ設定される。すなわち、抵抗素子301の抵抗値R301は“6”に設定され、抵抗素子302,303の抵抗値R302,R303は“3/4”にそれぞれ設定され、抵抗素子304の抵抗値R304は“3”に設定され、抵抗素子305,306の抵抗値R305,R306は“3/4”にそれぞれ設定され、抵抗素子307の抵抗値R307は“3/2”に設定されている。なお、受信装置40における終端抵抗401の抵抗値R401は“2”に設定されている。これにより、抵抗回路31は、後述するように、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うようになっている。
また、このように抵抗素子301〜307の抵抗値R301〜R307をそれぞれ設定することにより、伝送路91,92からみた抵抗回路31のインピーダンス(正規化されたインピーダンス)を“2”にすることができ、インピーダンス整合を実現することができる。その結果、通信システム1では、信号の反射が生じることにより波形が乱れるおそれを低減することができるようになっている。
また、このように抵抗素子301〜307の抵抗値R301〜R307を設定することにより、各ドライバ21〜23からみた負荷インピーダンスを揃えることができる。すなわち、ドライバ21の出力端子OP1,ON1からみた抵抗回路31のインピーダンス(正規化されたインピーダンス)は“1”であり、ドライバ22の出力端子OP2,ON2からみた抵抗回路31のインピーダンスは“1”であり、ドライバ23の出力端子OP2,ON2からみた抵抗回路31のインピーダンスは“1”である。その結果、通信システム1では、3つのドライバ21〜23が、同じ条件で動作することができるため、波形品質を高めることができるようになっている。
受信装置40は、伝送路91,92を介して差動信号S1を受信するとともに、伝送路93,94を介して差動信号S2を受信するものである。
図3は、受信装置40の一構成例を表すものである。受信装置40は、イコライザ41,42と、クロック生成回路43と、ADC(Analog-to-Digital Converter)44,45と、デシリアライザ46とを有している。
イコライザ41は、入力端子IP1,IN1を介して供給された差動信号S1に基づいて、伝送路91,92による信号の減衰分を補償することにより、波形整形を行うものである。イコライザ42は、イコライザ41と同様に、入力端子IP2,IN2を介して供給された差動信号S2に基づいて、伝送路93,94による信号の減衰分を補償することにより、波形整形を行うものである。クロック生成回路43は、この例では、イコライザ42の出力信号に基づいてクロック信号CLKを生成するものである。ADC44は、イコライザ41の出力信号およびクロック信号CLKに基づいて、イコライザ41の出力信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、差動信号S1に含まれている差動信号P1,P2,P3の情報にそれぞれ対応する信号Q1,Q2,Q3を生成するものである。ADC45は、ADC44と同様に、イコライザ42の出力信号およびクロック信号CLKに基づいて、イコライザ42の出力信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、差動信号S2に含まれている差動信号P4,P5,P6の情報にそれぞれ対応する信号Q4,Q5,Q6を生成するものである。デシリアライザ46は、信号Q1〜Q6のそれぞれを、シリアル信号からパラレル信号に変換し、その変換したパラレル信号を出力するものである。
ここで、送信回路20は、本開示における「信号生成回路」の一具体例に対応する。差動信号P1〜P6は、本開示における「複数組の差動信号」の一具体例に対応する。差動信号S1,S2は、本開示における「一組の差動信号」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の通信システム1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1〜3を参照して、通信システム1の全体動作概要を説明する。送信装置10において、ドライバ21〜26は、差動信号P1〜P6をそれぞれ生成する。抵抗回路31は、3組の差動信号P1〜P3に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S1を生成する。抵抗回路32は、3組の差動信号P4〜P6に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S2を生成する。受信装置40において、イコライザ41は、差動信号S1に基づいて、伝送路91,92による信号の減衰分を補償することにより、波形整形を行う。イコライザ42は、差動信号S2に基づいて、伝送路93,94による信号の減衰分を補償することにより、波形整形を行う。クロック生成回路43は、イコライザ42の出力信号に基づいてクロック信号CLKを生成する。ADC44は、イコライザ41の出力信号およびクロック信号CLKに基づいて、差動信号P1,P2,P3にそれぞれ対応する信号Q1,Q2,Q3を生成する。ADC45は、イコライザ42の出力信号およびクロック信号CLKに基づいて、差動信号P4,P5,P6にそれぞれ対応する信号Q4,Q5,Q6を生成する。デシリアライザ46は、信号Q1〜Q6のそれぞれを、シリアル信号からパラレル信号に変換し、その変換したパラレル信号を出力する。
(抵抗回路31,32の作用)
次に、抵抗回路31,32の作用について、抵抗回路31を例に説明する。抵抗回路31は、3組の差動信号P1〜P3に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S1を生成する。その際、抵抗回路31は、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより、差動信号S1を生成する。
図4は、送信装置10の一動作例を表すものであり、(A)は差動信号P1(電圧VOP1,VON1)の波形を示し、(B)は差動信号P2(電圧VOP2,VON2)の波形を示し、(C)は差動信号P3(電圧VOP3,VON3)の波形を示し、(D)は差動信号S1(電圧VSP1,VSN1)の波形を示す。図4において、縦軸は任意単位における電圧を示し、横軸は時間を示している。
タイミングt1以前において、電圧VOP1は“−0.5”(低レベル)であり(図4(A))、電圧VOP2は“+0.5”(高レベル)であり(図4(B))、電圧VOP3は“−0.5”(低レベル)である(図4(C))。同様に、電圧VON1は“+0.5”(高レベル)であり(図4(A))、電圧VON2は“−0.5”(低レベル)であり(図4(B))、電圧VON3は“+0.5”(高レベル)である(図4(C))。抵抗回路31は、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより、差動信号S1を生成する。これにより、電圧VSP1は“−1.5”(=−0.5×4+0.5×2−0.5×1)になり、電圧VSN1は、“+1.5”(=+0.5×4−0.5×2+0.5×1)になる。
タイミングt2において、電圧VOP1は“+0.5”(高レベル)に遷移し(図4(A))、電圧VOP2は“−0.5”(低レベル)に遷移する(図4(B))。なお、電圧VOP3は“−0.5”(低レベル)のままである(図4(C))。同様に、電圧VON1は“−0.5”(低レベル)に遷移し(図4(A))、電圧VON2は“+0.5”(高レベル)に遷移する(図4(B))。なお、電圧VON3は“+0.5”(高レベル)のままである(図4(C))。よって、電圧VSP1は“+0.5”(=0.5×4−0.5×2−0.5×1)になり、電圧VSN1は、“−0.5”(=−0.5×4+0.5×2+0.5×1)になる。
タイミングt3以降についても同様である。
このようにして、送信装置10では、抵抗回路31は、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより、差動信号S1を生成する。受信装置40では、イコライザ41が波形整形を行うことにより、差動信号S1(図4(D))と同等の信号を得る。そして、ADC44は、イコライザ41の出力信号に基づいて、差動信号P1,P2,P3にそれぞれ対応する信号Q1,Q2,Q3を生成する。
このように、通信システム1では、パルス振幅変調により信号を多重化して伝送するようにしたので、例えば、6組の差動信号を受信装置に直接伝送する場合と比べて、伝送路の数を削減することができるとともに、受信装置における入力端子の数を削減することができる。特に、市場に多く出回っているLVDSインターフェースを有する送信回路をそのまま活用し、このような送信回路に、抵抗回路31,32および受信装置40を組み合わせることにより、より少ない開発コストで、伝送路の数が少ない通信システムを構成することができる。また、すでにLVDSインターフェースを有する送信装置と受信装置とからなる通信システムがある場合には、抵抗回路31,32を準備するとともに受信装置を本技術に係る受信装置40に置き換えることにより、伝送路の数を削減することができる。
また、通信システム1では、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うことにより差動信号S1を生成するようにしたので、ノイズマージンを確保しつつ、データを伝送することができる。
また、通信システム1では、差動信号P1,P2,P3に対してこのように重み付けを行うとともに、インピーダンス整合を行うようにしたので、信号の反射が生ずるおそれを低減することができ、通信エラーが生じるおそれを低減することができる。すなわち、一般に、インピーダンス不整合により信号の反射が生じると、波形がひずみ、符号間干渉(ISI;Inter Symbol Interference)が生じる。特に、パルス振幅変調された信号では、このような符号間干渉が生じると、通信エラーが生じやすい。通信システム1では、差動信号P1,P2,P3に対して重み付けを行うとともに、インピーダンス整合を行うようにしたので、PAM信号を生成しつつインピーダンスを整合させることができるため、通信エラーが生じるおそれを低減することができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、パルス振幅変調により信号を多重化して伝送するようにしたので、伝送路の数を削減することができるとともに、受信装置における入力端子の数を削減することができる。
本実施の形態では、複数組の差動信号に対してそれぞれ重み付けを行うことにより差動信号を生成するようにしたので、ノイズマージンを確保しつつ、データを伝送することができる。
本実施の形態では、各ドライバからみた負荷インピーダンスを揃えるようにしたので、各ドライバが、同じ条件で動作することができるため、波形品質を高めることができるようになっている。
本実施の形態では、複数組の差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ重み付けを行うとともに、インピーダンス整合を行うようにしたので、信号の反射が生ずるおそれを低減することができ、通信エラーが生じるおそれを低減することができる。
[変形例1−1]
上記実施の形態では、例えば、3組の差動信号P1〜P3に基づいて1組の差動信号S1を生成したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、2組の差動信号に基づいて1組の差動信号を生成してもよいし、4組以上の差動信号に基づいて1組の差動信号を生成してもよい。以下に、2組の差動信号に基づいて1組の差動信号を生成する例について説明する。
図5は、本変形例に係る通信システム1Aの一構成例を表すものである。通信システム1Aは、送信装置10Aと、受信装置40Aとを備えている。送信装置10Aは、送信回路20Aと、抵抗回路31A,52Aとを有している。送信回路20Aは、4組の差動信号P1〜P4を生成するものである。送信回路20Aは、4つのドライバ21〜24を有している。ドライバ21,22は、差動信号P1,P2を抵抗回路31Aにそれぞれ供給するものであり、ドライバ23,24は、差動信号P3,P4を抵抗回路32Aにそれぞれ供給するものである。抵抗回路31Aは、2組の差動信号P1,P2に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S1を生成するものである。抵抗回路32Aは、2組の差動信号P3,P4に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S2を生成するものである。受信装置40Aは、伝送路91,92を介して差動信号S1を受信するとともに、伝送路93,94を介して差動信号S2を受信するものである。
図6は、抵抗回路31Aの一構成例を表すものである。なお、抵抗回路32Aについても同様である。抵抗回路31Aは、抵抗素子311〜314を有している。抵抗素子311の一端は抵抗素子312の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子OP1および伝送路91の一端に接続され、他端は抵抗素子313の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子ON1および伝送路92の一端に接続されている。抵抗素子312の一端は抵抗素子311の一端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子OP1および伝送路91の一端に接続され、他端は抵抗素子314の一端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子OP2に接続されている。抵抗素子313の一端は抵抗素子311の他端に接続されるとともに、ドライバ21の出力端子ON1および伝送路92の一端に接続され、他端は抵抗素子314の他端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子ON2に接続されている。抵抗素子314の一端は抵抗素子312の他端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子OP2に接続され、他端は抵抗素子313の他端に接続されるとともに、ドライバ22の出力端子ON2に接続されている。
ここで、抵抗素子311の抵抗値R311(正規化された抵抗値)は“6”に設定され、抵抗素子312,313の抵抗値R312,R313は“3/4”にそれぞれ設定され、抵抗素子314の抵抗値R314は“3/2”に設定される。これにより、抵抗回路31Aは、以下に示すように、差動信号P1,P2に対してそれぞれ2:1の重み付けを行うようになっている。
図7は、送信装置10Aの一動作例を表すものであり、(A)は差動信号P1(電圧VOP1,VON1)の波形を示し、(B)は差動信号P2(電圧VOP2,VON2)の波形を示し、(C)は差動信号S1(電圧VSP1,VSN1)の波形を示す。
タイミングt11以前において、電圧VOP1は“−0.5”(低レベル)であり(図7(A))、電圧VOP2は“−0.5”(低レベル)である(図7(B))。同様に、電圧VON1は“+0.5”(高レベル)であり(図7(A))、電圧VON2は“+0.5”(高レベル)である(図7(B))。よって、電圧VSP1は“−1.5”(=−0.5×2−0.5×1)になり、電圧VSN1は、“+1.5”(=+0.5×2+0.5×1)になる。
タイミングt12において、電圧VOP1は“+0.5”(高レベル)に遷移する(図7(A))。なお、電圧VOP2は“−0.5”(低レベル)のままである(図7(B))。同様に、電圧VON1は“−0.5”(低レベル)に遷移する(図7(A))。なお、電圧VON2は“+0.5”(高レベル)のままである(図7(B))。よって、電圧VSP1は“+0.5”(=0.5×2−0.5×1)になり、電圧VSN1は、“−0.5”(=−0.5×2+0.5×1)になる。
タイミングt13以降についても同様である。このように構成しても、上記実施の形態に係る通信システム1と同等の効果を得ることができる。
[変形例1−2]
上記実施の形態では、例えば、2つの電流源201,204を用いてドライバ21〜26をそれぞれ構成したが、これに限定されるものではない。以下に、本変形例について詳細に説明する。
図8は、ドライバ21B〜23Bおよび抵抗回路31Bの一構成例を表すものである。ドライバ21Bは、抵抗素子221,224を有している。抵抗素子221の一端には電源電圧VDDが供給され、他端はスイッチ202の第1の端子に接続されている。抵抗素子224の一端はスイッチ203の第1の端子に接続され、他端は接地されている。すなわち、上記実施の形態では、電流源201,204を用いてドライバ21等を構成したが、本変形例では、抵抗素子221,224を用いてドライバ21B等を構成している。
これに伴い、抵抗回路31Bでは、抵抗素子321,324,327の抵抗値R301,R304,R307(正規化された抵抗値)が、図8に示したようにそれぞれ設定される。すなわち、これらの抵抗値R321,R324,R327は、上記実施の形態における抵抗素子301,304,307の抵抗値R301,R304,R307(図2)とは異なる値にそれぞれ設定される。具体的には、例えば、抵抗値R321は以下のようにして設定される。図8において、ドライバ21Bの交流等価モデルにおける出力端子OP1,PN1間のインピーダンスは、抵抗素子221の抵抗値R221と抵抗素子224の抵抗値R224との和(R221+R224)で表すことができる。すなわち、この例では、等価的に、抵抗値(R221+R224)を有する抵抗素子と、抵抗素子321とが並列接続される。よって、抵抗値R321は、この抵抗素子221,224,321からなる回路の抵抗値が、図2における抵抗素子301の抵抗値R301(“6”)と等しくなるように設定される。抵抗値R324,R327についても同様である。このように構成しても、上記実施の形態に係る通信システム1と同等の効果を得ることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態に係る通信システム2について説明する。本実施の形態は、抵抗回路とドライバとの間の距離が離れている場合に適用されるものである。なお、上記第1の実施の形態に係る通信システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る通信システム2の一構成例を表すものである。通信システム2は、送信装置59と、中継装置60と、受信装置40とを備えている。
送信装置59は、6組の差動信号P1〜P6を送信するものである。送信装置59は、送信回路50を有しており、送信回路50は、6つのドライバ51〜56を有している。ドライバ51は、1組の差動信号P1を、伝送路111,112を介して中継装置60に供給するものである。同様に、ドライバ52は、1組の差動信号P2を、伝送路113,114を介して中継装置60に供給するものである。ドライバ53は、1組の差動信号P3を、伝送路115,116を介して中継装置60に供給するものである。ドライバ54は、1組の差動信号P4を、伝送路121,122を介して中継装置60に供給するものである。ドライバ55は、1組の差動信号P5を、伝送路123,124を介して中継装置60に供給するものである。ドライバ56は、1組の差動信号P6を、伝送路125,126を介して中継装置60に供給するものである。
中継装置60は、伝送路111〜116を介して3組の差動信号P1〜P3を受信し、その3組の差動信号P1〜P3に基づいて1組の差動信号S1を生成して送信するとともに、伝送路121〜126を介して3組の差動信号P4〜P6を受信し、その3組の差動信号P4〜P6に基づいて1組の差動信号S2を生成して送信するものである。中継装置60は、抵抗回路61,62と、送信回路63,64とを有している。抵抗回路61は、3組の差動信号P1〜P3に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S11を生成するものである。送信回路63は、差動信号S11を、パルス振幅変調された信号のまま、差動信号S1として送信するものである。同様に、抵抗回路62は、3組の差動信号P4〜P6に基づいてパルス振幅変調を行うことにより、1組の差動信号S12を生成するものである。送信回路64は、差動信号S12を、パルス振幅変調された信号のまま、差動信号S2として送信するものである。
中継装置60は、例えば送信装置59の近くに配置される。より具体的には、中継装置60の抵抗回路61,62および送信回路63,64は、例えば、送信装置59の送信回路50が実装されたプリント基板とは異なるプリント基板に実装され、これらのプリント基板が、ケーブル(伝送路111〜116,121〜126)により互いに接続されている。
図10は、ドライバ51〜53および抵抗回路61の一構成例を表すものである。なお、ドライバ54〜56および抵抗回路62についても同様である。
ドライバ51は、電流源201,204と、スイッチ202,203と、抵抗素子505とを有している。抵抗素子505は、終端抵抗として機能するものであり、出力端子OP1,ON1間に挿入されている。ドライバ52,53についても同様である。
抵抗回路61は、抵抗素子601〜609を有している。抵抗素子601の一端は、伝送路111を介してドライバ51の出力端子OP1に接続されるとともに送信回路63に接続され、他端は抵抗素子603の他端および抵抗素子605の一端に接続されている。抵抗素子602の一端は、伝送路112を介してドライバ51の出力端子ON1に接続されるとともに送信回路63に接続され、他端は抵抗素子604の他端および抵抗素子606の一端に接続されている。抵抗素子603の一端は、伝送路113を介してドライバ52の出力端子OP2に接続され、他端は抵抗素子601の他端および抵抗素子605の一端に接続されている。抵抗素子604の一端は、伝送路114を介してドライバ52の出力端子ON2に接続され、他端は抵抗素子602の他端および抵抗素子606の一端に接続されている。抵抗素子605の一端は、抵抗素子601の他端および抵抗素子603の他端に接続され、他端は抵抗素子607の他端および抵抗素子609の一端に接続されている。抵抗素子606の一端は、抵抗素子602の他端および抵抗素子604の他端に接続され、他端は抵抗素子608の他端および抵抗素子609の他端に接続されている。抵抗素子607の一端は、伝送路115を介してドライバ53の出力端子OP3に接続され、他端は抵抗素子605の他端および抵抗素子609の一端に接続されている。抵抗素子608の一端は、伝送路116を介してドライバ53の出力端子ON3に接続され、他端は抵抗素子606の他端および抵抗素子609の他端に接続されている。抵抗素子609の一端は抵抗素子605の他端および抵抗素子607の他端に接続され、他端は抵抗素子606の他端および抵抗素子608の他端に接続されている。
ここで、抵抗素子601〜609の抵抗値R601〜R609(正規化された抵抗値)は、以下のように設定される。すなわち、抵抗素子601〜604の抵抗値R601〜R604は“1/3”にそれぞれ設定され、抵抗素子605,606の抵抗値R605,R606は“2/3”にそれぞれ設定され、抵抗素子607,608の抵抗値R607,R608は“1/3”にそれぞれ設定され、抵抗素子609の抵抗値R609は“8/3”に設定されている。これにより、抵抗回路61は、差動信号P1,P2,P3に対してそれぞれ4:2:1の重み付けを行うようになっている。
また、このように抵抗素子301〜307の抵抗値R301〜R307をそれぞれ設定することにより、各ドライバ51〜53の負荷を均等にすることができるとともに、各ドライバ51〜53と抵抗回路61との間でインピーダンス整合を実現することができる。すなわち、ドライバ51からみた抵抗回路61の入力インピーダンス(正規化されたインピーダンス)は“2”であり、ドライバ52からみた抵抗回路61の入力インピーダンスは“2”であり、ドライバ53からみた抵抗回路61の入力インピーダンスは“2”である。その結果、送信装置50と中継装置60の間では、信号の反射が生じることにより波形が乱れるおそれを低減することができる。
このように、通信システム2では、抵抗回路61,62を送信回路50の近くに配置できない場合でも、パルス振幅変調により信号を多重化して伝送することができる。その他の効果は、上記第1の実施の形態の場合と同様である。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、抵抗回路を2つ設けたが、これに限定されるものではなく、1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成とすることができる。
(1)複数組の差動信号を生成する信号生成回路と、
前記複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成して出力する、複数の抵抗素子を含む抵抗回路と
を備えた送信装置。
(2)前記抵抗回路は、各組の差動信号に対して、互いに異なる重み付けを行うことにより、前記一組の差動信号を生成する
前記(1)に記載の送信装置。
(3)前記信号生成回路は、それぞれが一組の差動信号を出力する複数のドライバを有し
前記抵抗回路は、各ドライバからみた負荷インピーダンスが互いに等しくなるように構成された
前記(2)に記載の送信装置。
(4)前記複数のドライバは、第1のドライバ、第2のドライバ、および第3のドライバを含み、
前記抵抗回路は、前記第1のドライバが出力する1組の差動信号、前記第2のドライバが出力する1組の差動信号、および前記第3のドライバが出力する1組の差動信号に対して、4:2:1の重み付けを行う
前記(3)に記載の送信装置。
(5)前記複数のドライバは、第1のドライバおよび第2のドライバを含み、
前記抵抗回路は、前記第1のドライバが出力する1組の差動信号、および前記第2のドライバが出力する1組の差動信号に対して、2:1の重み付けを行う
前記(3)に記載の送信装置。
(6)各ドライバは、
第1の出力端子と、
第2の出力端子と、
第1の端子と、第1の電源に接続された第2の端子とを有する第1の電流源と、
第1の端子と、第2の電源に接続された第2の端子とを有する第2の電流源と、
前記第1の電流源の第1の端子を前記第1の出力端子に接続するとともに前記第2の電流源の第1の端子を前記第2の出力端子に接続する第1の接続状態と、前記第1の電流源の第1の端子を前記第2の出力端子に接続するとともに前記第2の電流源の第1の端子を前記第1の出力端子に接続する第2の接続状態との間で選択的に動作するスイッチ部と
を有する
前記(3)から(5)のいずれかに記載の送信装置。
(7)各ドライバは、
第1の出力端子と、
第2の出力端子と、
第1の端子と、第1の電源に接続された第2の端子とを有する第1の抵抗素子と、
第1の端子と、第2の電源に接続された第2の端子とを有する第2の抵抗素子と、
前記第1の抵抗素子の第1の端子を前記第1の出力端子に接続するとともに前記第2の抵抗素子の第1の端子を前記第2の出力端子に接続する第1の接続状態と、前記第1の抵抗素子の第1の端子を前記第2の出力端子に接続するとともに前記第2の抵抗素子の第1の端子を前記第1の出力端子に接続する第2の接続状態との間で選択的に動作するスイッチ部と
を有する
前記(3)から(5)のいずれかに記載の送信装置。
(8)前記抵抗回路は、一組の伝送路に接続される一組の出力端子を有し、
前記一組の出力端子からみた前記送信装置のインピーダンス値は、前記一組の伝送路の特性インピーダンスに対応した値である
前記(1)から(7)のいずれかに記載の送信装置。
(9)複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成する、複数の抵抗素子を含む抵抗回路と、
前記一組の差動信号を送信する送信回路と
を備えた中継装置。
(10)前記抵抗回路は、複数組の入力端子を有し、
各組の入力端子からみた前記中継装置のインピーダンス値は互いに等しい
前記(9)に記載の中継装置。
(11)前記複数組の入力端子は、複数組の伝送路にそれぞれ接続され、
各組の入力端子からみた前記中継装置のインピーダンス値は、その組の入力端子に接続された一組の伝送路の特性インピーダンスに対応した値である
前記(10)に記載の中継装置。
1,1A,2…通信システム、10,10A,59…送信装置、20,20A,50,63,64…送信回路、21〜26,21B〜26B,51〜56…ドライバ、31,31A,31B,32,32A,32B,61,62…抵抗回路、40…受信装置、41,42…イコライザ、43…クロック生成回路、44,45…ADC、46…デシリアライザ、60…中継装置、91〜94,111〜116,121〜126…伝送路、201,204…電流源、202,203…スイッチ、221,224,301〜307,311〜314,505,601〜609…抵抗素子、CLK…クロック信号、OP1〜OP3,ON1〜ON3…出力端子、P1〜P6,S1,S2,S11,S12…差動信号、Q1〜Q6…信号、R301〜R307…抵抗値、VOP1〜VOP3,VON1〜VON3,VSP1,VSN1,VSP2,VSN2…電圧。

Claims (11)

  1. 複数組の差動信号を生成する信号生成回路と、
    前記複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成して出力する、複数の抵抗素子を含む抵抗回路と
    を備えた送信装置。
  2. 前記抵抗回路は、各組の差動信号に対して、互いに異なる重み付けを行うことにより、前記一組の差動信号を生成する
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記信号生成回路は、それぞれが一組の差動信号を出力する複数のドライバを有し
    前記抵抗回路は、各ドライバからみた負荷インピーダンスが互いに等しくなるように構成された
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記複数のドライバは、第1のドライバ、第2のドライバ、および第3のドライバを含み、
    前記抵抗回路は、前記第1のドライバが出力する1組の差動信号、前記第2のドライバが出力する1組の差動信号、および前記第3のドライバが出力する1組の差動信号に対して、4:2:1の重み付けを行う
    請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記複数のドライバは、第1のドライバおよび第2のドライバを含み、
    前記抵抗回路は、前記第1のドライバが出力する1組の差動信号、および前記第2のドライバが出力する1組の差動信号に対して、2:1の重み付けを行う
    請求項3に記載の送信装置。
  6. 各ドライバは、
    第1の出力端子と、
    第2の出力端子と、
    第1の端子と、第1の電源に接続された第2の端子とを有する第1の電流源と、
    第1の端子と、第2の電源に接続された第2の端子とを有する第2の電流源と、
    前記第1の電流源の第1の端子を前記第1の出力端子に接続するとともに前記第2の電流源の第1の端子を前記第2の出力端子に接続する第1の接続状態、または前記第1の電流源の第1の端子を前記第2の出力端子に接続するとともに前記第2の電流源の第1の端子を前記第1の出力端子に接続する第2の接続状態で選択的に動作するスイッチ部と
    を有する
    請求項3に記載の送信装置。
  7. 各ドライバは、
    第1の出力端子と、
    第2の出力端子と、
    第1の端子と、第1の電源に接続された第2の端子とを有する第1の抵抗素子と、
    第1の端子と、第2の電源に接続された第2の端子とを有する第2の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子の第1の端子を前記第1の出力端子に接続するとともに前記第2の抵抗素子の第1の端子を前記第2の出力端子に接続する第1の接続状態、または前記第1の抵抗素子の第1の端子を前記第2の出力端子に接続するとともに前記第2の抵抗素子の第1の端子を前記第1の出力端子に接続する第2の接続状態で選択的に動作するスイッチ部と
    を有する
    請求項3に記載の送信装置。
  8. 前記抵抗回路は、一組の伝送路に接続される一組の出力端子を有し、
    前記一組の出力端子からみた前記送信装置のインピーダンス値は、前記一組の伝送路の特性インピーダンスに対応した値である
    請求項1に記載の送信装置。
  9. 複数組の差動信号に基づいて一組の差動信号を生成する、複数の抵抗素子を含む抵抗回路と、
    前記一組の差動信号を送信する送信回路と
    を備えた中継装置。
  10. 前記抵抗回路は、複数組の入力端子を有し、
    各組の入力端子からみた前記中継装置のインピーダンス値は互いに等しい
    請求項9に記載の中継装置。
  11. 前記複数組の入力端子は、複数組の伝送路にそれぞれ接続され、
    各組の入力端子からみた前記中継装置のインピーダンス値は、その組の入力端子に接続された一組の伝送路の特性インピーダンスに対応した値である
    請求項10に記載の中継装置。
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