JP2016085574A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医療情報に関する項目を示す項目軸と医療情報が生成された日時を示す時間軸とを含む表示領域の対応する位置に医療情報を表示する情報処理装置であって、指定された患者の医療情報に含まれる項目情報と日時情報とに基づいて、前記時間軸上で指定された日時の範囲内において前記項目軸が示す項目のうち医療情報が存在しない項目があるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により医療情報が存在しない項目があると判定された場合には、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する表示制御手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図19
Description
診断の際に、複数のアプリケーションを操作することなく医療情報を参照したいという要求がある。その課題を解決するための技術として、特許文献1には、医療情報を患者毎に過去から現在までの医療情報として参照することができる技術が開示されている。
また、診療情報を項目名毎に分けて時系列表示できるようにした電子カルテ装置において、項目名行と受診日時列とが交差する領域の表示面積が狭く、その中に含まれる診療情報の一部しか表示できないという課題がある。その課題を解決するための技術として、特許文献2には、横方向に受信日時、縦方向に項目名を配列して診療情報を表示し、時系列方向、即ち横方向に画面をスクロールして表示範囲を指定可能とする技術が開示されている。更に、特許文献2には、診療情報が空である項目名行について、項目名行を削除して上下方向に詰めて表示する技術が開示されている。また、特許文献3、4には、医療行為データを日付別かつ種類別に並べた医療計画及び医療記録を表形式で作成する際に、医療行為データのない空行や空列を間引くことができる技術が開示されている。
その課題を解決するために、上述した特許文献2に開示されている技術では、指定された時間軸の範囲で医療情報が空である項目を削除することで医療情報における項目の方向の間隔を詰める。しかし、その場合には、削除された項目の医療情報が指定された時間軸の範囲の外に存在していたとしても、そのことを使用者が認識できなくなる。そのため、使用者が患者の重要な医療情報を見落としなく把握するためには、患者の医療情報が存在する全ての時間範囲にわたって画面をスクロールして確認しなければならない。
本発明は、医療情報を参照するユーザの利便性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
<実施形態1>
図1は、本実施形態を含む以降の実施形態で説明するシステム構成の一例を示す図である。本システム構成は、医療情報表示装置101と病院情報システム102とがネットワーク103を介して通信可能に接続された構成となっている。医療情報表示装置101は、後述する医療情報に関する項目を示す項目軸と、日時を示す時間軸とを含む表示領域の対応する位置に指定された患者の医療情報を表示する。病院情報システム102は、患者毎に医療情報を管理することが可能であれば、複数の装置で構成されていてもよいし、例えば一つのサーバ装置等で構成されていてもよい。なお、医療情報表示装置101は、医療情報を表示可能な情報処理装置の一例である。また、病院情報システム102は、医療情報を患者毎に記憶して管理する管理システムの一例である。
表示部201は、ユーザインターフェースや医療情報を表示する。操作部202は、例えばキーボードやポインティングデバイスであり、使用者が表示部201に表示されたユーザインターフェースに指示を入力して医療情報表示装置101を操作する機能を提供する。医療情報を表示する患者の指定、及び、医療情報を表示する時間軸の範囲の指定はユーザインターフェースを介して行われる。また、操作部202は、例えばボタンを有し、使用者が特定の指示を入力して医療情報表示装置101を操作する機能を提供する。
医療情報取得部203は、病院情報システム102と通信し医療情報を取得する。医療情報とは医療において使用される情報であり、患者の氏名及びID、X線画像、CT画像、MRI画像、超音波検査等の医療画像、血液検査、生化学検査等の検査データ、カルテ等が例として挙げられる。また、医療情報には、上述した医療画像、検査データ、カルテ等の医療の項目に関する項目情報が含まれる。更に、医療情報には、上述した医療画像、検査データ、カルテ等が作成された日時情報も含まれる。医療情報取得部203によって、ユーザインターフェースで指定された患者に対応する医療情報が取得される。制御部204は、操作部202に対する操作を受けて表示部201のユーザインターフェースの表示を制御したり、医療情報取得部203が取得した医療情報の表示部201への表示を制御したりする。
S301において、制御部204は、医療情報の表示対象となる患者の指定を受け付ける。より具体的には、制御部204は、患者を指定するためのユーザインターフェースを表示部201に表示する。例えば、制御部204は、患者IDを入力するための入力欄を表示する。医療情報表示装置101の使用者は、表示部201に表示されたユーザインターフェースに対して、操作部202を操作して患者を指定するための情報(患者を識別する識別情報)を入力する。
図4は、患者を指定する画面の一例を示す図である。図4に示す患者を指定する画面の一例では、患者IDを入力する入力欄が表示部201に表示されている。医療情報表示装置101の使用者は、患者IDを入力欄に入力する。制御部204は、S301で入力された患者ID等の患者を指定するための情報を記憶領域に記憶する。
図5は、医療情報を表示する時間軸の範囲を指定する画面の一例を示す図である。図5に示す医療情報を表示する時間軸の範囲を指定する画面の一例では、範囲の開始日及び終了日を入力するための入力欄が表示部201に表示されている。医療情報表示装置101の使用者は、表示部201に表示されたユーザインターフェースに対して、操作部202を操作して医療情報を表示する時間軸の範囲を指定するための情報を入力する。なお、範囲の開始日及び終了日を入力するための入力欄の例では、範囲の開始日及び終了日が入力される。また、範囲の開始日及び長さを入力するための入力欄の例では、範囲の開始日及び長さが入力される。また、範囲の終了日及び長さを入力するための入力欄の例では、範囲の終了日及び長さが入力される。
図6は、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更する画面の一例を示す図である。図6に示すように、制御部204は、時間軸方向に移動することができるスクロールバーを表示部201に表示する。医療情報表示装置101の使用者が、操作部202のポインティングデバイスによって表示部201に表示されたスクロールバーを移動することで、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更することができる。また、表示部201がマルチタッチに対応したディスプレイの場合には、使用者がマルチタッチによる縮小又は拡大の操作を行うことによって、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更することができる。図7は、医療情報表示装置101の使用者が、マルチタッチによる縮小の操作を行うことによって、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更する例を示している。マルチタッチによる縮小の例として、表示部201の2点に触れて2点間の距離を短くする操作が挙げられる。図8は、医療情報表示装置101の使用者が、マルチタッチによる拡大の操作を行うことによって、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更する例を示している。マルチタッチによる拡大の例として、表示部201の2点に触れて2点間の距離を長くする操作が挙げられる。S302で指定又は変更された、医療情報を表示する時間軸の範囲に関する情報は、制御部204によって記憶領域に記憶される。
この際、医療情報取得部203は、指定された患者についての医療情報を病院情報システム102から取得し、取得した医療情報から前記判定を行うようにしてもよい。なお、病院情報システム102は、患者を指定するための情報毎(例えば患者ID毎)に、医療情報を管理しているものとする。また、医療情報には、項目に関する項目情報と、前記医療情報が生成された日時を示す日時情報とが含まれているものとする。また、病院情報システム102が前記判定を行う機能を有していてもよい。この場合、医療情報取得部203は、記憶領域から取得した患者を指定するための情報と、前記時間軸の範囲に関する情報とを病院情報システム102に送信し、前記判定を病院情報システム102に問い合わせるようにしてもよい。即ち、医療情報取得部203は、記憶領域から取得した患者を指定するための情報と、前記時間軸の範囲に関する情報とに基づく条件を満たす医療情報を病院情報システム102に問い合わせる。全ての項目について、医療情報を表示する時間軸の範囲に医療情報がある場合は、S304へ進み、処理が続けられる。医療情報を表示する時間軸の範囲に医療情報がない項目がある場合は、S305へ進み、処理が続けられる。
図9は、S304において表示部201に表示される医療情報一覧の表示例を示す図である。図9では、医療情報の項目として、カルテ、X線画像、CT画像、MRI画像、超音波検査、血液検査、生化学検査が表示される例を示している。また、図9では、医療情報を表示する時間軸の範囲として2014年4月1日から5月1日までが指定され、その間に生成された医療情報が、生成日時に対応する位置にアイコンで表示されている。表示例においては、医療情報を表示する時間軸の範囲内で全ての項目に対して医療情報が存在する。
S306において、制御部204は、医療情報表示装置101の使用者の指示に応じて医療情報の詳細を表示する。より具体的には、医療情報表示装置101の使用者が操作部202を操作して、表示部201に表示された医療情報一覧から特定の医療情報を選択する。そして、制御部204は、医療情報表示装置101の使用者が指示した表示部201の位置によって当該医療情報を特定する。更に、制御部204は、医療情報取得部203を介して当該医療情報の詳細を読み出して表示部201に表示する。このように、医療情報表示装置101の使用者が、表示部201に表示されるユーザインターフェースを操作してアイコンを選択し、詳細表示を行う指示をすることによって医療情報の詳細が表示される。例えば、医療情報表示装置101の使用者が、ポインティングデバイスを用いてアイコンを選択し、ダブルクリックすることによって医療情報の詳細が表示される。
また、S306において、制御部204は、医療情報の詳細が表示された状態から医療情報一覧が表示される状態へ画面を遷移させることもできる。図10、図11に示した表示例においては、ユーザインターフェースに「一覧へ戻る」のボタンが表示されている。医療情報表示装置101の使用者が、操作部202のポインティングデバイスによって「一覧へ戻る」のボタンを押下すると、制御部204は、表示部201に医療情報一覧を表示する。上述したように、S306においては、医療情報一覧から特定の医療情報が選択されることにより、医療情報の詳細が表示される処理と、「一覧へ戻る」ボタンが押下されることにより医療情報一覧が表示される処理とが、適宜切り替えて行われる。即ち、医療情報表示装置101の使用者は、操作部202を操作して、医療情報の一覧と、各医療情報の詳細とを切り替えて参照することができる。
上記の判定処理を一例として、医療情報を表示する時間軸の範囲を変更する指示がなされた場合は、S302へ進み、処理が続けられる。医療情報を表示する時間軸の範囲を変更しない場合は、S308へ進み、処理が続けられる。
上記の判定処理を一例として、医療情報の表示対象となる患者を変更する指示がなされた場合は、S301へ進み、処理が続けられる。医療情報の表示対象となる患者を変更しない場合は、S309へ進み、処理が続けられる。
上記の判定処理を一例として、医療情報表示装置101の処理を終了する指示がなされた場合は、図3の処理を終了する。それ以外の場合は、S306へ進み、処理が続けられる。
S401において、制御部204は、項目軸上における最初の項目を処理の対象とする。
S402において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、医療情報を表示する時間軸の範囲に医療情報があるか否かを判定する。判定方法は上述した図3のS303と同様であるため、ここでの説明は省略する。処理の対象となっている項目について、医療情報を表示する時間軸の範囲に医療情報がある場合はS403へ進み、処理が続けられる。処理の対象となっている項目について、医療情報を表示する時間軸の範囲に医療情報がない場合はS405へ進み、処理が続けられる。
S403において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、医療情報が存在する時間軸上の位置に医療情報の存在を示す図形を表示部201に表示する。図13、図14、図15のカルテ、X線画像、血液検査の項目は、処理結果の一例である。また、図16、図17、図18、図19のカルテ、CT画像、超音波検査、生化学検査の項目は、処理結果の一例である。図13〜図19の詳細については後述する。
S404において、制御部204は、項目軸上の最後の項目が処理されたか否かを判定する。項目軸上の最後の項目が処理された場合は、図12の処理を終了する。項目軸上の最後の項目が処理されていない場合は、S408へ進み、処理が続けられる。
S406において、医療情報存在表示処理が行われる。医療情報存在表示処理の詳細は、図20を参照して後述する。
S407において、医療情報不在表示処理が行われる。医療情報不在表示処理の詳細は、図21を参照して後述する。
S408において、制御部204は、項目軸上で次の項目を処理の対象とする。その後、S402へ進み、処理が続けられる。
S501において、制御部204は、処理の対象となっている項目の項目名を表示部201に表示する。
S502において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、時間軸上で指定された範囲よりも古い方向に医療情報がある場合は、古い方向に変化する図形を表示部201に表示する。図14に、医療情報の項目のうちで、医療情報を表示する時間軸の指定された範囲以前の古い医療情報が存在する項目がある場合の表示例を示す。表示例においては、時間軸上で指定された範囲よりも古い日時において生成された医療情報として、CT画像、超音波検査、生化学検査の医療情報が存在することが示されている。表示例における医療情報の存在は、左側を底辺とする二等辺三角形によって示されている。この図形は一例であり、左側、即ち時間軸上で指定された範囲よりも古い方向に変化を示す図形を使用することができる。図15にその他の表示例を示す。図15の例では、時間軸上で指定された範囲よりも古い日時に生成された医療情報が存在することが、左方向を指し示す矢印によって示されている。なお、S502における表示方法は、医療情報表示装置101の使用者がスクロールバーを操作して時間軸上の指定範囲を変更した場合においても適用可能である。
S503において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、時間軸上で指定された範囲よりも新しい方向に医療情報がある場合は、新しい方向に変化する図形を表示部201に表示する。図16に、医療情報の項目のうちで、医療情報を表示する時間軸の指定された範囲以後の新しい医療情報が存在する項目がある場合の表示例を示す。表示例においては、時間軸上で指定された範囲よりも新しい日時において生成された医療情報として、X線画像、血液検査の医療情報が存在することが示されている。表示例における医療情報の存在は、右側を底辺とする二等辺三角形によって示されている。この図形は一例であり、右側、即ち時間軸上で指定された範囲よりも新しい方向に変化を示す図形を使用することができる。図17にその他の表示例を示す。図17の例では、時間軸上で指定された範囲よりも新しい日時に生成された医療情報が存在することが、右方向を指し示す矢印によって示されている。なお、S503における表示方法は、医療情報表示装置101の使用者がスクロールバーを操作して時間軸上の指定範囲を変更した場合においても適用可能である。
このように、S502及びS503の処理によって、制御部204は、指定された時間範囲外に医療情報が存在する項目があることを、医療情報表示装置101の使用者に視認させることができる。これにより、医療情報表示装置101の使用者は、前記項目の医療情報が未取得であることや、指定された時間範囲外に前記項目の医療情報が存在することを容易に理解することができる。
S504において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、表示部201に表示されている項目軸の間隔を詰める処理を行う。より具体的には、制御部204は、時間軸上の指定された範囲内において医療情報が存在しない項目がある場合に、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する。なお、S501〜S504の処理は、表示制御処理の一例である。このように、制御部204は、指定された時間範囲に医療情報が存在しない項目について表示領域を削減することができる。これにより、医療情報表示装置101の使用者に対する医療情報の視認性を向上させることができる。
次に、図21を参照して、図12のS407における医療情報不在表示処理の詳細を説明する。図21は、本実施形態における医療情報不在表示処理の一例を示すフローチャートである。
S601において、制御部204は、処理の対象となっている項目の項目名を表示部201に表示する。
S602において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、表示部201に表示されている項目軸の間隔を詰める処理を行う。図13に、医療情報不在表示処理の表示例を示す。図13の例では、時間軸上の全ての範囲で医療情報が存在しない項目として、CT画像、MRI画像、超音波検査、生化学検査の項目が表示されている。これらの項目については、項目名が表示され、項目軸の間隔を詰めて表示されている。図14、図15、図16、図17のMRI画像の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。図18、図19の血液検査の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。なお、S601〜S602の処理は、表示制御処理の一例である。このように、制御部204は、時間軸上の全ての範囲において医療情報が存在しない項目について表示領域を削減することができ、かつ、項目が存在することを医療情報表示装置101の使用者に視認させることができる。
本実施形態において、図1に示すシステム構成、図2に示す機能構成等、図3、12に示すフローチャートは、実施形態1と同様である。図22を参照して、図12のS406における医療情報存在表示処理の詳細を説明する。図22は、本実施形態における医療情報存在表示処理の一例を示すフローチャートである。
S2201において、制御部204は、処理の対象となっている項目の項目名を表示部201に表示する。
S2202において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、時間軸上で指定された範囲よりも古い方向に医療情報がある場合は、古い方向に変化する図形を表示部201に表示する。図23に、医療情報の項目のうちで、医療情報を表示する時間軸の指定された範囲以前の古い医療情報が存在する項目がある場合の表示例を示す。表示例においては、時間軸上で指定された範囲よりも古い日時において生成された医療情報として、CT画像、超音波検査、生化学検査の医療情報が存在することが示されている。表示例における医療情報の存在は、左側を底辺とする二等辺三角形によって示されている。この図形は一例であり、左側、即ち時間軸上で指定された範囲よりも古い方向に変化を示す図形を使用することができる。なお、項目軸上の直線についての詳細は後述する。図24に示すその他の表示例については、実施形態1で上述した図15と同様である。なお、S2202における表示方法は、医療情報表示装置101の使用者がスクロールバーを操作して時間軸上の指定範囲を変更した場合においても適用可能である。
S2203において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、時間軸上で指定された範囲よりも新しい方向に医療情報がある場合は、新しい方向に変化する図形を表示部201に表示する。図25に、医療情報の項目のうちで、医療情報を表示する時間軸の指定された範囲以後の新しい医療情報が存在する項目がある場合の表示例を示す。表示例においては、時間軸上で指定された範囲よりも新しい日時において生成された医療情報として、X線画像、血液検査の医療情報が存在することが示されている。表示例における医療情報の存在は、右側を底辺とする二等辺三角形によって示される。この図形は一例であり、右側、即ち時間軸上で指定された範囲よりも新しい方向に変化を示す図形を使用することができる。図26に示すその他の表示例については、実施形態1で上述した図17と同様である。なお、S2203における表示方法は、医療情報表示装置101の使用者がスクロールバーを操作して時間軸上の指定範囲を変更した場合においても適用可能である。
S2205において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、表示部201に表示されている項目軸の間隔を詰める処理を行う。より具体的には、制御部204は、時間軸上の指定された範囲内において医療情報が存在しない項目がある場合に、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する。なお、S2201〜S2205の処理は、表示制御処理の一例である。
S2301において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、線、或いは細長い図形を表示部201に表示する。
S2302において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、表示部201に表示されている項目軸の間隔を詰める処理を行う。図30に、医療情報不在表示処理の表示例を示す。図30の例では、時間軸上の全ての時間範囲に医療情報が存在しない項目が表示されている。これらの項目については、項目名が表示されていない。これらの項目は、図23から図28に表示されている項目軸と比較すると、CT画像、MRI画像、超音波検査、生化学検査の項目であることがわかる。これらの項目については、項目の行に直線が表示されて、更に項目の上下の間隔が狭められている。直線が表示されていることで、そこには医療情報の項目が存在することが示される。直線は一例であり、S2204で上述したように他の形態であってもよい。なお、S2301〜S2302の処理は、表示制御処理の一例である。また、上述した図23〜26のMRI画像の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。図27、図28の血液検査の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。
本実施形態において、図1に示すシステム構成、図2に示す機能構成等、図3、12、22に示すフローチャートは、実施形態2と同様である。図31を参照して、図12のS407における医療情報不在表示処理の詳細を説明する。図31は、本実施形態における医療情報不在表示処理の一例を示すフローチャートである。
S3101において、制御部204は、処理の対象となっている項目の項目名を表示部201に表示する。
S3102において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、線、或いは細長い図形を表示部201に表示する。
S3103において、制御部204は、処理の対象となっている項目について、表示部201に表示されている項目軸の間隔を詰める処理を行う。図32に、医療情報不在表示処理の表示例を示す。図32の例では、時間軸上の全ての時間範囲に医療情報が存在しない項目として、CT画像、MRI画像、超音波検査、生化学検査の項目が表示されている。これらの項目については、項目の行に直線が表示されて、更に項目の上下の間隔が狭められている。直線が表示されていることで、そこには医療情報の項目が存在することが示される。直線は一例であり、S2204で上述したように他の形態であってもよい。また、図33〜36のMRI画像の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。図37〜38の血液検査の項目は、医療情報不在表示処理の表示例である。図33〜38における表示方法については、実施形態1、2で上述した通りであるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態において、図1に示すシステム構成、図2に示す機能構成等、図3、12に示すフローチャートは、実施形態1と同様である。図39を参照して、図12のS406における医療情報存在表示処理の詳細を説明する。図39は、本実施形態における医療情報存在表示処理の一例を示すフローチャートである。
本フローチャートは、図20に示した医療情報存在表示処理の一例を示すフローチャートからS501の処理を除いたものである。即ち、医療情報を表示する時間軸の範囲の外に医療情報がある場合に、項目名を表示しない処理になる。図39の医療情報存在表示処理は、図21の医療情報不在表示処理、図29の医療情報不在表示処理、図31の医療情報不在表示処理の何れかと組み合わせて実施することが可能である。
このように、医療情報表示装置101は、医療情報表示装置101の使用者の視認性や利便性を向上させるように柔軟に表示形式を変更することができる。
<実施形態5>
本実施形態において、図1に示すシステム構成、図2に示す機能構成等、図3、12に示すフローチャートは、実施形態1と同様である。図40を参照して、図12のS406における医療情報存在表示処理の詳細を説明する。図40は、本実施形態における医療情報存在表示処理の一例を示すフローチャートである。
本フローチャートは、図22に示した医療情報存在表示処理の一例を示すフローチャートからS2201の処理を除いたものである。即ち、医療情報を表示する時間軸の範囲の外に医療情報がある場合に、項目名を表示しない処理になる。図40の医療情報存在表示処理は、図21の医療情報不在表示処理、図29の医療情報不在表示処理、図31の医療情報不在表示処理の何れかと組み合わせて実施することが可能である。
このように、医療情報表示装置101は、医療情報表示装置101の使用者の視認性や利便性を向上させるように柔軟に表示形式を変更することができる。
図20に示した医療情報存在表示処理は、図29の医療情報不在表示処理、図31の医療情報不在表示処理の何れかと組み合わせて実施することが可能である。また、図22に示した医療情報存在表示処理は、図21の医療情報不在表示処理と組み合わせて実施することが可能である。
また、上述した各実施形態では、医療情報表示装置101が病院情報システム102から医療情報を取得して表示するものとして説明したが、医療情報表示装置101と病院情報システム102とは一体となっていてもよい。即ち、医療情報表示装置101が、医療情報を患者毎に記憶領域に記憶して管理する機能を有していてもよい。この場合、医療情報表示装置101は、指定された患者の医療情報を自装置の記憶領域から取得して、上述した各実施形態の処理を実行する。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 医療情報に関する項目を示す項目軸と医療情報が生成された日時を示す時間軸とを含む表示領域の対応する位置に医療情報を表示する情報処理装置であって、
指定された患者の医療情報に含まれる項目情報と日時情報とに基づいて、前記時間軸上で指定された日時の範囲内において前記項目軸が示す項目のうち医療情報が存在しない項目があるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により医療情報が存在しない項目があると判定された場合には、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する表示制御手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記判定手段により前記指定された日時の範囲内に医療情報が存在しない項目があると判定されたが、前記項目について前記指定された日時の範囲外に医療情報が存在する場合には、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めるとともに、前記範囲外に医療情報が存在する旨を示す図形を前記項目の項目軸上に表示する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記項目について、前記指定された日時の範囲よりも新しい日時に医療情報が存在する場合と、前記範囲よりも古い日時に医療情報が存在する場合とで、互いに逆向きになる図形を前記項目の項目軸上に表示する請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記図形は、前記時間軸上で医療情報が存在する方向を示す矢印、又は前記時間軸上で医療情報が存在する方向を底辺とする三角形のうちの何れかである請求項2又は3に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、更に、前記項目の項目軸上に線、又は前記時間軸の方向に長辺を持つ長方形のうちの何れかを表示する請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記判定手段により前記指定された日時の範囲内に医療情報が存在しない項目があると判定され、かつ、前記項目について前記指定された日時の範囲外にも医療情報が存在しない場合には、前記項目についての前記項目軸上の間隔を詰めるとともに、前記項目の項目名を削除して表示する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、更に、前記項目の項目軸上に線、又は前記時間軸の方向に長辺を持つ長方形のうちの何れかを表示する請求項6に記載の情報処理装置。
- 医療情報を患者毎に管理する管理システムとネットワークを介して通信可能であり、
前記判定手段は、前記指定された患者を識別する識別情報と、前記指定された日時の範囲を示す情報とに基づく条件を満たす医療情報を前記管理システムに問い合わせることにより、前記判定を行う請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 医療情報を患者毎に管理する管理手段を更に有し、
前記判定手段は、前記指定された患者を識別する識別情報と、前記指定された日時の範囲を示す情報とに基づいて前記管理されている医療情報を参照することにより、前記判定を行う請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 医療情報に関する項目を示す項目軸と医療情報が生成された日時を示す時間軸とを含む表示領域の対応する位置に医療情報を表示する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
指定された患者の医療情報に含まれる項目情報と日時情報とに基づいて、前記時間軸上で指定された日時の範囲内において前記項目軸が示す項目のうち医療情報が存在しない項目があるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより医療情報が存在しない項目があると判定された場合には、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する表示制御ステップと、
を含む情報処理方法。 - 医療情報に関する項目を示す項目軸と医療情報が生成された日時を示す時間軸とを含む表示領域の対応する位置に医療情報を表示するコンピュータに、
指定された患者の医療情報に含まれる項目情報と日時情報とに基づいて、前記時間軸上で指定された日時の範囲内において前記項目軸が示す項目のうち医療情報が存在しない項目があるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより医療情報が存在しない項目があると判定された場合には、前記項目について前記項目軸上の間隔を詰めて表示する表示制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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