JP2016084798A - 風力発電省力プロペラ - Google Patents

風力発電省力プロペラ Download PDF

Info

Publication number
JP2016084798A
JP2016084798A JP2014229300A JP2014229300A JP2016084798A JP 2016084798 A JP2016084798 A JP 2016084798A JP 2014229300 A JP2014229300 A JP 2014229300A JP 2014229300 A JP2014229300 A JP 2014229300A JP 2016084798 A JP2016084798 A JP 2016084798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
wind
air
paint
wind power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014229300A
Other languages
English (en)
Inventor
鏡子 青木
Kyoko Aoki
鏡子 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2014229300A priority Critical patent/JP2016084798A/ja
Publication of JP2016084798A publication Critical patent/JP2016084798A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】風力発電に使用される優れた空気利用の省エネルギープロペラを提供する【解決手段】風力発電のプロペラ8に遮熱塗料兼絶縁塗料と導電塗料を3層に塗布し第2層の導電塗料に通電してプロペラに付着した雪氷を融雪し、プロペラの自重を軽くしてプロペラの回転効率を増幅さす。又、プロペラの後部を粒径のやや大きい突起物を混合した塗料を塗布する、又は、プロペラに直接突起物を接着剤を使用して接着させ通常の空気剥離が生じる箇所Eからプロペラ後方に剥離箇所を押しやり風がプロペラと接する距離を長くし空気接触面積を大きくして風力効果を高めプロペラの回転力を増幅さす。又、プロペラ後方先端部にカーブ状のフィン10やノコギリ型のフィンを取付して風切り音の減少とプロペラから剥離した空気の一部をフィンに当て風力の再利用を図る。【選択図】図3

Description

本発明は、風力発電に使用する多用途のプロペラの回転効率を図り省エネルギーで発電をするプロペラに関するもので、3種類の方法を採用し1はプロペラ等に付着した雪氷の融雪をして風力の効率を増幅させるもの及び2は風とプロペラの空気密着の空気剥離を減少させて風力の効率を増幅させるもの又3はプロペラの後方先端部分にカーブ状のフィンやノコギリ型のフィンを取付して一旦プロペラから剥離した空気を再びプロペラに当てて風を再利用してその上風切り音を減少さす風力発電プロペラの省力プロペラに関するものである。
特願2013−079989 例えば特許文献1では、AC−LABO株式会社と独立行政法人産業技術総合研究所と共同出願人となった絶縁塗料の上下の間に導電塗料を塗布して3層構造とし導電塗料に通電して雪氷を融雪し漏電と感電を防止した構造となっているもの。
特開2004−052547 例えば特許文献2では、丸い球形の突起物をシート表面に付着させて車両や風力発電プロペラにシート状のようなものを貼り付けその物体に当たる空気の表面剥離を防止して空気抵抗を抑制して省エネルギーをもたらすもの。
特願2007−224824 ヘリコプターのローターブレードの後方先端部はノコギリ型形状にして風切り時の衝撃を和らげ空気エネルギー効果をもたらすもの
第1は風力発電のプロペラの回転時、冬季には雪氷が付着しその自重で回転力が減少し風力のエネルギー利用効率が悪くなる事を防止する事を課題とするもの。
第2は通常の風力発電プロペラはその表面を滑らかにして空気抵抗を少なくするが逆に空気と接する空気剥離が早く空気利用の効率が悪くなることを防止する事を課題とするもの。
第3は従来の風力プロペラはプロペラ後方先端部分が直線になっており空気が剥離する際に風切り音が発生しやすく又一旦プロペラから剥離した風の再利用を進めることを課題とするもの。
上記の課題を解決するため、本発明のプロペラに塗布した融雪システムは雪が直接当たる部分のプロペラに最初に絶縁塗料を兼ねた遮熱塗料(AC−LABO株式会社が販売している高圧ガス工業株式会社製造の塗料)を塗布し次に導電塗料を塗布し更に表面にもう一度遮熱塗料を塗布し3層構造とした融雪塗料をプロペラに塗布するもの。3層構造塗料の塗布により基物の表面に絶縁塗料塗布し最も表面に更に絶縁塗料を塗布することで漏電と感電を防止した上で第2層被膜の導電塗料に通電してプロペラに付着した雪氷を融雪しプロペラの自重を軽くして回転率を高め風力エネルギー効果を高めたもの。
導電塗料に通電するシステムは、ナセルに設置した雪氷付着センサーに付着した雪氷をセンサーが感知して通電スイッチがオンされプロペラに付着した雪氷を融雪し一定時間が経過すれば自動的に通電スイッチがオフになるセンサー付き通電スイッチ機器を取り付ける。
さらに今までほとんどのプロペラは表面を滑らかに平滑にして空気抵抗を減らしてプロペラの回転率を上昇させようとしていたが逆にプロペラに接する風が早く剥離して十分な風の力を利用できなかった課題を解決するため空気剥離を生じる部分に突起物を貼り付け空気の渦を発生させて風の空気剥離を減少さすもの。
この空気剥離減少方法には具体的に塗料に粒径の適宜大きな突起物を混合させてその塗料を塗布すること又は粒状の突起物を接着剤の利用でプロペラに接着させて空気の渦を発生させ風の空気の剥離をプロペラの後方部分に押しやることで風との接触面積を多くして風力のエネルギーを効率よく利用するものである。
プロペラの後方先端部分は直線でなくカーブ状やノコギリ型のフィンを取り付けることにより風切り音を減少させると共にさらに一旦プロペラから剥離した風をプロペラ先端部分に取り付けたフィンに再び風が当たることでさらに風力の再利用を図り風力エネルギーの効率を高めたもの。
本発明の風力省力プロペラは、融雪時には導電性塗料で熱エネルギーを無駄なく効率よく雪氷接触面全ての部分で均一に温度をおおよそ3〜5度に設定して電気を節約しながらプロペラに付着した雪氷を融雪する方法とし、雪氷の付着からプロペラの自重が増加することでそこから生じる回転率の減少を防止しプロペラの自重を軽くしプロペラの回転率を高め風力エネルギーを増幅させ省力化させるもの。
又、本発明の風力省力プロペラは、プロペラの空気剥離箇所をプロペラの後方に押しやるために空気進行方向の最初の部分には軽量の多孔質系のケイ素等の粒径の小さい突起物を、更に後方には粒径の少し大きなものの塗料を塗布すること又は接着剤を使用してプロペラに直接小及び大の突起物を接着させることにより空気の渦を発生させ風の空気剥離箇所を後方部分に押しやりプロペラとの風との接触面積を多くして空気剥離を低減させ風力エネルギーを増幅し省力化させるもの。
又、本発明の風力省力プロペラは、プロペラ後方先端部をカーブ状にしたフィンやノコギリ型のフィンを取付し先端部分から発生する風切り音の減少を促進させ、また、一旦プロペラから剥離した風の一部が再びプロペラに当たり風力の再利用を図り風力のエネルギーを増幅し省力化させるもの。
融雪塗料の塗膜断面図を表わす。 空気剥離部分の塗膜断面を表わす。 プロペラ部分の全体の断面図と融雪塗料及び剥離防止塗料又は突起物の塗布形態を、さらにはプロペラ後方先端部にカーブ状やノコギリ型のフィンを取り付けたものを表わす。 フィンの形状を拡大した断面図でカーブ状の先端部 フィンの形状を拡大した断面図でノコギリ型の先端部 プロペラの通電をする際の通電オンオフのシステムを表す構造図。
図1は融雪塗料の塗膜断面図で、AC−LABO株式会社と独立行政法人産業技術総合研究所が共同出願した特願2013−079989名称融雪塗料の図を記載したものであるが、1はプロペラに直接塗布するときのプロペラ部分、2は下地材の塗膜又は接着剤のうちの下地材を表し、3−1は融雪塗料の第1被膜で絶縁塗料の塗膜、3−2は導電性塗料で通電塗膜、3−3は上塗りで絶縁性能を備えた遮熱塗料の塗膜を表わす。
好ましい絶縁塗料は遮熱塗料を代用することができ遮熱塗料は発売元AC−LABO株式会社の遮熱塗料で製造元 高圧ガス工業株式会社の製品で、塗膜厚はおおよそ下地材2を5〜20μm、融雪塗料の3層皮膜3−1〜3−3はそれぞれ50〜150μm合計被膜厚は100〜400μmであることが望ましい。
図2は空気剥離部分を示す塗膜断面図でプロペラ被塗装物1の上に下地材2を塗布し、空の進行方向7の最初の部分は軽量の多孔質のケイ素等粒径のやや小さい1〜5μmの突起物4を含んだ塗料を塗布し、プロペラの更に後方部に粒径の更に大きな3〜10μmの突起物5を含んだ塗料を塗布又は接着剤2を使用して突起物小さい4とやや大きい5をそれぞれ直接プロペラに接着させ突起物表面に空気の渦を発生させ、プロペラに接する風の空気剥離をプロペラ後方部分に押しやり空気とプロペラの接触面積を大きくして風力のエネルギーを最大限に利用する。
図3は風の進行方向7の最初に雪が付着する部分及び風が多く当たる面C及びDに融雪塗料を塗布し雪氷をAの範囲で融雪するものとし、融雪塗料塗布の後方B部分には空気剥離が生じる部分Eからは粒径のやや小さい突起物を含んだ塗料4を更に後方には粒径の大きな突起物を含んだ塗料5を塗布又は接着剤を使用して突起物4及び5を直接プロペラのD部分に接着させて普通の状態での風の空気剥離が始まるE箇所から空気剥離をプロペラ後部F箇所に押しやり剥離効果を減少さす塗布位置Bを明示したもの。
又、図3は風の進行方向後方部分にカーブ状やノコギリ型のフィン10を取付して一旦剥離した空気の一部を再びプロペラに当たり風力を再利用するとともに風切り音の減少をさすフィン10とその取付位置を示したもの。
図4−1はプロペラ後方先端部に取付するカーブ状のフィン
図4−2はプロペラ後方先端部に取付するノコギリ型のフィン
図5は融雪塗料に通電するシステムを表示したもので、プロペラ部分8に塗布した融雪の導電塗料の陽子及び陰子部分の端子をプロペラ中心軸の中に配線し更にそこからナセル状に設置した雪氷付着センサー機器9に接続する配線11をして、そのセンサーの働きにより融雪塗料に通電するオンオフのスイッチの配線システムを明示したもの。
1 被塗装物(プロペラ部分)
2 下地材(プライマー等)又は接着剤
3−1 融雪塗料下塗り剤(絶縁塗料)
3−2 融雪塗料(導電性塗料)
3−3 融雪塗料上塗り剤(遮熱塗料)
4 剥離防止の粒径の小さい塗料又は粒径の小さい突起物の構造図部分
5 剥離防止の粒径の大きい塗料又は粒径の大きい突起物の構造図部分
6 導電塗料の通電オンオフシステム図
7 風の進行方向
8 プロペラ全体断面
9 ナセルに設置した雪氷感知センサー及び通電スイッチ機器
10 プロペラ後方部分に取り付けたカーブ状のフィンやノコギリ型のフィン
11 導電塗料と雪氷感知センサーとを結ぶ配線
A 融雪塗料の塗布部分
B 突起物を含んだ塗料又は接着剤使用の塗布部分
C 融雪塗料を塗布する面
D 突起物を含んだ塗料を塗布又は接着剤を使用して突起物を接着させる面
E 風の空気剥離が始まる箇所
F 風の空気剥離を後方にずらした箇所

Claims (6)

  1. 風力発電プロペラに3層構造の融雪塗料を塗布してプロペラに付着した雪氷を融雪し風力エネルギー効果を高めたもの。
  2. 風力発電プロペラに小さい粒径の突起物を含んだ塗料を塗布して風の空気剥離を防止し風力エネルギー効果を高めたもの。
  3. 風力発電プロペラに空気進行方向の先方には粒径の小さいもの又その後方には粒径の大きなものを塗布して風の空気剥離を防止し風力エネルギー効果を高めたもの。
  4. プロペラ後方先端部にカーブ状のフィンやノコギリ型のフィンを取付してプロペラから剥離した風の一部を再びプロペラに当てさらに風力エネルギー効果を高め且つ風切り音の減少をもたらすもの。
  5. 請求項2及び請求項3の塗料を使用しないで接着剤を使用して粒径の突起物をそれぞれプロペラに直接接着させ風の空気剥離を防止し風力エネルギー効果を高めたもの。
  6. 請求項1の通電方法はナセル状に設置した雪氷付着センサー機器を取り付け通電オンオフのスイッチとする。
JP2014229300A 2014-10-24 2014-10-24 風力発電省力プロペラ Pending JP2016084798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229300A JP2016084798A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 風力発電省力プロペラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229300A JP2016084798A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 風力発電省力プロペラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016084798A true JP2016084798A (ja) 2016-05-19

Family

ID=55971671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229300A Pending JP2016084798A (ja) 2014-10-24 2014-10-24 風力発電省力プロペラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016084798A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131583A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 国立大学法人名古屋大学 粒子捕捉器及びこれを備えた回転翼機
JP2020517852A (ja) * 2017-04-25 2020-06-18 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh 風力タービンローターブレードおよび風力タービンローターブレードの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020517852A (ja) * 2017-04-25 2020-06-18 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh 風力タービンローターブレードおよび風力タービンローターブレードの製造方法
JP7002562B2 (ja) 2017-04-25 2022-01-20 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハー 風力タービンローターブレードおよび風力タービンローターブレードの製造方法
WO2019131583A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 国立大学法人名古屋大学 粒子捕捉器及びこれを備えた回転翼機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008159336A (ja) 氷結防止除去装置
JP2009275536A5 (ja)
JP2009275536A (ja) 風車の羽根並びに風車
CN105032731A (zh) 一种超疏水涂层与加热涂层复合的节能防除冰涂层制备方法
JP5868087B2 (ja) 疎氷性コーティングを施したプロペラブレード
WO2006002224A3 (en) Pulse systems and methods for detaching ice
JP2016084798A (ja) 風力発電省力プロペラ
JP2023027014A (ja) 導電性氷結防止コーティングシステム及び方法
Yan et al. Fabricating mechanism and preparation of anti-icing & icephobic coating
CN202304031U (zh) 一种太阳能吸热平板
US9511536B2 (en) Method and apparatus to assist with removing an adhesive system
US10974277B2 (en) Rotor blade coating
JP2006052719A (ja) 風力発電装置、及び、ブレード
WO2014163157A1 (ja) 融雪塗料およびこれを利用した施工方法、融雪システム
CN110484148A (zh) 一种局部定位压敏胶盘标及其生产工艺
JP2019167445A (ja) 難着雪・滑雪粘着フィルム又はシート
CN103889687A (zh) 制造减小冰粘结强度的表面的方法
CN202157899U (zh) 一种风力发电机叶片及应用该叶片的风力发电机
CN206693545U (zh) 一种多功能铝板
CN202402805U (zh) 一种汽车刹车系统用管件
CN221277932U (zh) 一种风电叶片除冰装置
CN203891394U (zh) 一种水性多彩石装饰板
CN115449268A (zh) 一种柔性可粘贴电热/光热超疏水涂层的制备方法
CN204383318U (zh) 具有除霜功能的后视镜
CN209351537U (zh) 一种防水散热型电动平衡车