JP2016084475A - 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 - Google Patents
粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016084475A JP2016084475A JP2015241886A JP2015241886A JP2016084475A JP 2016084475 A JP2016084475 A JP 2016084475A JP 2015241886 A JP2015241886 A JP 2015241886A JP 2015241886 A JP2015241886 A JP 2015241886A JP 2016084475 A JP2016084475 A JP 2016084475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- sensitive adhesive
- pressure
- weight
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
【解決手段】(メタ)アクリル系ポリマー(A)、ならびにアニオン成分およびカチオン成分を有するイオン性化合物(B)を含有する粘着剤組成物であって、(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、モノマー単位として、ヒドロキシル基含有モノマーを含有するヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)であり、アニオン成分が、炭素数3以上の有機基を有するアニオン成分であることを特徴とする粘着剤組成物。
【選択図】なし
Description
(CnF2n+1SO2)2N− (1)
(一般式(1)中、nは3〜10の整数)、下記一般式(2):
CF2(CmF2mSO2)2N− (2)
(一般式(2)中、mは2〜10の整数):および下記一般式(3):
−O3S(CF2)l SO3 − (3)
(一般式(3)中、lは3〜10の整数)で表される少なくとも1種のアニオン成分であることが好ましい。
本発明においては、アニオン成分が、炭素数3以上の有機基を有するアニオン成分である場合、ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)と併用することにより、帯電防止機能の加湿耐久性に優れつつ、耐加湿剥がれ性および耐発泡性に優れるため、好ましい。特に、アニオン成分が、下記一般式(1):
(CnF2n+1SO2)2N− (1)
(一般式(1)中、nは3〜10の整数)、下記一般式(2):
CF2(CmF2mSO2)2N− (2)
(一般式(2)中、mは2〜10の整数):および下記一般式(3):
−O3S(CF2)l SO3 − (3)
(一般式(3)中、lは3〜10の整数)で表される少なくとも1種のアニオン成分である場合、前記帯電防止機能の加湿耐久性、耐加湿剥がれ性および耐発泡性の向上効果が著しく高まるため、特に好ましい。
イオン性化合物(B)のカチオン成分としては、リチウム、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属イオンが挙げられ、上記のアニオン成分と共に、イオン性化合物(B)としてのアルカリ金属塩を構成する。アルカリ金属イオンのなかでも、カリウムイオンを有するイオン性化合物(B)を含有する粘着剤組成物から形成された粘着剤層では、初期の表面抵抗値が上昇する傾向にある。その一方で、リチウムイオンを有するイオン性化合物(B)を含有する場合、粘着剤層の初期の表面抵抗値および加湿後の表面抵抗値の上昇を抑制できる。
(式中、Rは、置換基を有していてもよい、炭素数1〜20の1価の有機基であり、Mは水酸基又は加水分解性基であり、aは0〜2の整数である。但し、Rが複数存在するとき複数のRは互いに同一であっても異なっていてもよく、Mが複数存在するとき複数のMは互いに同一であっても異なっていてもよい。)で表される反応性シリル基を有する。
一般式(4):RaM3−aSi−X−Y−(AO)n−Z
(式中、Rは、置換基を有していてもよい、炭素数1〜20の1価の有機基であり、Mは水酸基又は加水分解性基であり、aは0〜2の整数である。但し、Rが複数存在するとき複数のRは互いに同一であっても異なっていてもよく、Mが複数存在するとき複数のMは互いに同一であっても異なっていてもよい。AOは、直鎖または分岐鎖の炭素数1〜10のオキシアルキレン基を示し、nは1〜1700であり、オキシアルキレン基の平均付加モル数を示す。Xは、炭素数1〜20の直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示す。Yは、エーテル結合、エステル結合、ウレタン結合、またはカーボネート結合を示す。
Zは、水素原子、1価の炭素数1〜10の炭化水素基、
一般式(4A):−Y1−X−SiRaM3−a
(式中、R、M、X、aは、前記と同じ。Y1は単結合、−CO−結合、−CONH−結合、または−COO−結合を示す。)、または、
一般式(4B):−Q{−(OA)n−Y−X−SiRaM3−a}m
(式中、R、M、X、Y、aは、前記と同じ。OAは前記のAOに同じで、nは前記と同じ。Qは、2価以上の炭素数1〜10の炭化水素基であり、mは当該炭化水素基の価数と同じ。)で表される基である。)で表される化合物が挙げられる。
更に具体的には、次のような方法により、薄型偏光膜を製造することができる。
上記の薄型偏光膜の製造方法は、上記工程以外に、その他の工程を含み得る。その他の工程としては、例えば、不溶化工程、架橋工程、乾燥(水分率の調節)工程等が挙げられる。その他の工程は、任意の適切なタイミングで行い得る。
上記不溶化工程は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。不溶化処理を施すことにより、PVA系樹脂層に耐水性を付与することができる。当該ホウ酸水溶液の濃度は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部〜4重量部である。不溶化浴(ホウ酸水溶液)の液温は、好ましくは20℃〜50℃である。好ましくは、不溶化工程は、積層体作製後、染色工程や水中延伸工程の前に行う。
上記架橋工程は、代表的には、ホウ酸水溶液にPVA系樹脂層を浸漬させることにより行う。架橋処理を施すことにより、PVA系樹脂層に耐水性を付与することができる。当該ホウ酸水溶液の濃度は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部〜4重量部である。また、上記染色工程後に架橋工程を行う場合、さらに、ヨウ化物を配合することが好ましい。ヨウ化物を配合することにより、PVA系樹脂層に吸着させたヨウ素の溶出を抑制することができる。ヨウ化物の配合量は、水100重量部に対して、好ましくは1重量部〜5重量部である。ヨウ化物の具体例は、上述のとおりである。架橋浴(ホウ酸水溶液)の液温は、好ましくは20℃〜50℃である。好ましくは、架橋工程は上記第2のホウ酸水中延伸工程の前に行う。好ましい実施形態においては、染色工程、架橋工程および第2のホウ酸水中延伸工程をこの順で行う。
ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定した。
・分析装置:東ソー社製、HLC−8120GPC
・カラム:東ソー社製、G7000HXL+GMHXL+GMHXL
・カラムサイズ:各7.8mmφ×30cm 計90cm
・カラム温度:40℃
・流量:0.8ml/min
・注入量:100μl
・溶離液:テトラヒドロフラン
・検出器:示差屈折計(RI)
・標準試料:ポリスチレン
厚さ80μmのポリビニルアルコールフィルムを、速度比の異なるロール間において、30℃、0.3%濃度のヨウ素溶液中で1分間染色しながら、3倍まで延伸した。その後、60℃、4%濃度のホウ酸、10%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に0.5分間浸漬しながら総合延伸倍率が6倍になるように延伸した。次いで、30℃、1.5%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に10秒間浸漬することで洗浄した後、50℃で4分間乾燥を行い、厚さ20μmの偏光子を得た。当該偏光子の両面に、けん化処理した厚さ40μmのトリアセチルセルロースフィルムを、それぞれ、ポリビニルアルコール系接着剤により貼り合せて偏光板を作成した。以下、これをTAC系偏光板(1)という。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−1)の調製>
冷却管、窒素導入管、温度計及び撹拌装置を備えた反応容器に、アクリル酸ブチル99部、アクリル酸4−ヒドロキシブチル(HBA)1部、及び開始剤として、AIBNをモノマー(固形分)100部に対して1部を酢酸エチルと共に加えて窒素ガス気流下、60℃で7時間反応させた後、その反応液に酢酸エチルを加えて、重量平均分子量100万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−1)を含有する溶液を得た(固形分濃度30重量%)。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−2)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート97部、アクリル酸4−ヒドロキシブチル3部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−2)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−3)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート95部、アクリル酸4−ヒドロキシブチル5部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−3)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−4)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート93部、アクリル酸4−ヒドロキシブチル7部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量100万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−4)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−5)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート90部、アクリル酸4−ヒドロキシブチル10部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−5)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−6)の調製>
冷却管、窒素導入管、温度計及び撹拌装置を備えた反応容器に、アクリル酸ブチル99部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEA)1部、及び開始剤として、AIBNをモノマー(固形分)100部に対して1部を酢酸エチルと共に加えて窒素ガス気流下、60℃で7時間反応させた後、その反応液に酢酸エチルを加えて、重量平均分子量100万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−6)を含有する溶液を得た(固形分濃度30重量%)。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−7)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート97部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル3部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量100万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−7)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−8)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート95部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル5部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−8)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−9)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート93部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル7部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−9)の溶液を調製した。
<ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−10)の調製>
製造例1において、モノマー混合物として、ブチルアクリレート90部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル10部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、重量平均分子量110万のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A−10)の溶液を調製した。
(粘着剤組成物の調製)
製造例1で得られたヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー溶液の固形分100部あたり0.1部のトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネート(三井化学株式会社製:タケネートD110N)と、ジベンゾイルパーオキサイド0.3部と、0.1部のγ−グリシドキシプロピルメトキシシラン(信越化学工業株式会社製:KBM−403)と、ビス(ノナフルオロブタンスルホニル)イミドリチウム(商品名「EF−N445」、三菱マテリアル電子化成社製)1部を配合して、アクリル系粘着剤溶液を得た。
前記アクリル系粘着剤溶液をシリコーン系剥離剤で処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(基材)の表面に、ファウンテンコータで均一に塗工し、155℃の空気循環式恒温オーブンで2分間乾燥し、基材の表面に厚さ20μmの粘着剤層を形成した。次いで、TAC系偏光板(1)に、粘着剤層を形成したセパレータを移着させ、粘着剤層付偏光板を作製した。
実施例1において、粘着剤組成物の調製にあたり、各成分の使用量を表1に示すように変えたこと、粘着剤層付偏光板の作製にあたり偏光板の種類を表1に示すように変えたこと以外は、実施例1と同様にして、粘着剤層付偏光板を作製した。
粘着剤層付偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤表面の表面抵抗値(Ω/□)を三菱化学アナリテック社製MCP−HT450を用いて測定した。
作製された粘着剤層付偏光板を100mm×100mmの大きさに切断し、液晶パネルに貼り付けた。このパネルを10000cdの輝度を持つバックライト上に置き、静電気発生装置であるESD(SANKI社製,ESD−8012A)を用いて5kvの静電気を発生させることで液晶の配向乱れを起こした。その配向不良による表示不良の回復時間(秒)を、瞬間マルチ測光検出器(大塚電子社製,MCPD−3000)を用いて測定し、下記基準で評価した。
◎:表示不良が1秒未満で消失した。
○:表示不良が1秒以上10秒未満で消失した。
×:表示不良が10秒以上で消失した。
実施例、比較例で得られた粘着剤層付偏光板を60℃/95%RHの恒温恒湿機に投入し、48時間後取り出したのち、60℃で2時間乾燥したのちセパレータフィルムを剥がし、粘着剤表面の表面抵抗値を(株)三菱化学アナリテック製MCP−HT450を用いて測定した。
実施例、比較例で得られた粘着剤層付偏光板のセパレータフィルムを剥がし、無アルカリガラスに貼り合わせ、50℃、5atm、15分間のオートクレーブ処理を行った後、80℃の加熱オーブンおよび60℃/90%RHの恒温恒湿機に投入した。500h後の偏光板の剥がれの有無を確認し、全く剥がれが認められなかったものを◎、目視では確認できない程度の剥がれを○、目視で確認できる小さな剥がれを△、明らかな剥がれが認められたものを×とした。
接着力は、サンプルを、引張り試験機(オートグラフSHIMAZU AG−1 1OKN)にて、剥離角度90°、剥離速度300mm/minで引き剥がす際の接着力(N/25mm、測定時80m長)を測定することにより求めた。測定は、1回/0.5sの間隔でサンプリングし、その平均値を測定値とした。
架橋剤(C)における、「C−1」は三井化学ポリウレタン社製のイソシアネート架橋剤(商品名「タケネートD110N」,トリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネート)、「C−2」は日本油脂社製のジベンゾイルパーオキサイド(ナイパーBMT)を示す。
シランカップリング剤(D)における「D−1」は信越化学工業社製のKBM403を示す。
ポリエーテル化合物(E)における「E−1」は、(商品名「サイリルSAT10」、カネカ社製、「E−2」は、(商品名「SIB1824.82」、GELEST社製)を示す。
Claims (17)
- (メタ)アクリル系ポリマー(A)、ならびにアニオン成分およびカチオン成分を有するイオン性化合物(B)を含有する粘着剤組成物であって、
前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、モノマー単位として、ヒドロキシル基含有モノマーを含有するヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)であり、
前記アニオン成分が、炭素数3以上の有機基を有するアニオン成分であることを特徴とする粘着剤組成物。 - 前記アニオン成分が、下記一般式(1):
(CnF2n+1SO2)2N− (1)
(一般式(1)中、nは3〜10の整数)、下記一般式(2):
CF2(CmF2mSO2)2N− (2)
(一般式(2)中、mは2〜10の整数):および下記一般式(3):
−O3S(CF2)l SO3 − (3)
(一般式(3)中、lは3〜10の整数)で表される少なくとも1種のアニオン成分である請求項1に記載の粘着剤組成物。 - 前記イオン性化合物(B)が有するカチオン成分が、アルカリ金属カチオンおよび有機カチオンの少なくとも1種である請求項1または2に記載の粘着剤組成物。
- 前記イオン性化合物(B)が有するカチオン成分が、リチウムカチオンである請求項1〜3のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記イオン性化合物(B)が有するアニオン成分が、ビス(ヘプタフルオロプロパンスルホニル)イミドアニオン、ビス(ノナフルオロブタンスルホニル)イミドアニオン、シクロ−ヘキサフルオロプロパン−1,3−ビス(スルホニル)イミドアニオン、およびヘキサフルオロプロパン−1,3−ジスルホン酸アニオンの少なくとも1種である請求項1〜4のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して、前記イオン性化合物(B)を0.001〜10重量部含有する請求項1〜5のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、モノマー単位として、カルボキシル基含有モノマーを含有する請求項1〜6のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- さらに、架橋剤(C)を含有する請求項1〜7のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して、前記架橋剤(C)を0.01〜20重量部含有する請求項8に記載の粘着剤組成物。
- 前記架橋剤(C)が、イソシアネート系化合物および過酸化物の少なくとも1種である請求項8または9に記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して、さらに、シランカップリング剤(D)を0.001〜5重量部含有する請求項1〜10のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して、さらにポリエーテル変性シリコーン(E)を0.001〜10重量部含有する請求項1〜11のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量が、50万〜300万である請求項1〜12のいずれかに記載の粘着剤組成物。
- 請求項1〜13のいずれかに記載の粘着剤組成物から形成されたものであることを特徴とする粘着剤層。
- 少なくとも偏光板と、請求項14に記載の粘着剤層とを有することを特徴とする粘着剤層付偏光板。
- 前記偏光板と前記粘着剤層との間に、易接着層を有する請求項15に記載の粘着剤層付偏光板。
- 請求項15または16に記載の粘着剤層付偏光板を少なくとも1つ用いたことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015241886A JP6038268B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015241886A JP6038268B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011256442A Division JP5875106B2 (ja) | 2011-11-24 | 2011-11-24 | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016084475A true JP2016084475A (ja) | 2016-05-19 |
JP6038268B2 JP6038268B2 (ja) | 2016-12-07 |
Family
ID=55973268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015241886A Active JP6038268B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6038268B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021119225A (ja) * | 2020-03-12 | 2021-08-12 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤組成物、及び表面保護フィルム |
JP2022090093A (ja) * | 2020-03-12 | 2022-06-16 | 藤森工業株式会社 | 粘着フィルム、及び表面保護フィルム |
WO2024106095A1 (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-23 | 日東電工株式会社 | 粘着シート、光学積層体、及び画像表示装置 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0980230A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 偏光板固定構造物 |
JP2006199873A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 粘着シート |
JP2007321115A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Japan Carlit Co Ltd:The | 導電性付与剤及び導電性樹脂組成物 |
JP2008517138A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-05-22 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
JP2009511705A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
JP2010523806A (ja) * | 2007-04-13 | 2010-07-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 静電気防止性の光学的に透明な感圧性接着剤 |
JP2010159346A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 粘着剤及び光学フィルム |
WO2010143643A1 (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-16 | 日本合成化学工業株式会社 | 粘着剤組成物および粘着剤、ならびに光学部材用粘着剤、それを用いて得られる粘着剤層付き光学部材 |
JP2011037927A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 光学用粘着剤および該光学用粘着剤を用いた光学用粘着シート |
-
2015
- 2015-12-11 JP JP2015241886A patent/JP6038268B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0980230A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 偏光板固定構造物 |
JP2006199873A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 粘着シート |
JP2008517138A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-05-22 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
JP2009511705A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
JP2007321115A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Japan Carlit Co Ltd:The | 導電性付与剤及び導電性樹脂組成物 |
JP2010523806A (ja) * | 2007-04-13 | 2010-07-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 静電気防止性の光学的に透明な感圧性接着剤 |
JP2010159346A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 粘着剤及び光学フィルム |
WO2010143643A1 (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-16 | 日本合成化学工業株式会社 | 粘着剤組成物および粘着剤、ならびに光学部材用粘着剤、それを用いて得られる粘着剤層付き光学部材 |
JP2011037927A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 光学用粘着剤および該光学用粘着剤を用いた光学用粘着シート |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021119225A (ja) * | 2020-03-12 | 2021-08-12 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤組成物、及び表面保護フィルム |
JP7065230B2 (ja) | 2020-03-12 | 2022-05-11 | 藤森工業株式会社 | 粘着剤組成物、及び表面保護フィルム |
JP2022090093A (ja) * | 2020-03-12 | 2022-06-16 | 藤森工業株式会社 | 粘着フィルム、及び表面保護フィルム |
JP7311671B2 (ja) | 2020-03-12 | 2023-07-19 | 藤森工業株式会社 | 粘着フィルム、及び表面保護フィルム |
WO2024106095A1 (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-23 | 日東電工株式会社 | 粘着シート、光学積層体、及び画像表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6038268B2 (ja) | 2016-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6748693B2 (ja) | 光学フィルム用粘着剤組成物、光学フィルム用粘着剤層、粘着剤層付光学フィルムおよび画像表示装置 | |
JP5860673B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 | |
JP6105314B2 (ja) | アクリル系またはシクロオレフィン系偏光フィルム用粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付アクリル系またはシクロオレフィン系偏光フィルムおよび画像形成装置 | |
JP5875106B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 | |
JP6195707B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光フィルムおよび画像形成装置 | |
JP5425258B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光フィルムおよび画像形成装置 | |
JP6423574B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP2012247574A (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP6370029B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP2013008019A (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP6960234B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP6038268B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤層、粘着剤層付偏光板および画像形成装置 | |
JP5607691B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP6373299B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP5921641B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP2016028288A (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP2016028289A (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP6876544B2 (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP6920502B2 (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP2016028287A (ja) | 粘着型偏光板および画像表示装置 | |
JP6931339B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP5947341B2 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
WO2015025421A1 (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 | |
JP2018156094A (ja) | 粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6038268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |