JP2016081930A5 - - Google Patents

Description

第４の実施形態においては、本発明は、アノードと、カソードと、電解質とを含み、該カソードは、次の式（ＩＩ）：
［Ｖ _２ Ｏ _５ ］ _ｃ ［Ｍ _ａ Ｏ _ｂ ］ _ｄ ［ＭｇＸ _ｅ ］ _ｇ （ＩＩ）
（式中、Ｍは、Ｐ、Ｂ、Ｓｉ、ＧｅおよびＭｏからなる群から選択される元素であり、Ｘは、Ｏ、Ｆ、Ｃｌ、ＢｒまたはＩであり、ａは、１〜２の整数であり、ｂは、１〜５の整数であり、ｃは、３５〜８０モル％であり、ｇは、０超〜２５モル％であり、ＸがＯであるときｅは１であり、ＸがＦ、Ｃｌ、Ｂｒ、またはＩであるときｅは２であり、ｃ、ｄおよびｇの合計は、実質的に１００％である。）の活物質を含有し、式（ＩＩ）の活物質は、アモルファス相と結晶相との間の準安定構造および形態相である、マグネシウム電池を提供する。

Claims (20)

1. 集電体と、
   次の式（Ｉ）：
   ［Ｖ_２Ｏ_５］_ｃ［Ｍ_ａＯ_ｂ］_ｄ （Ｉ）
   （式中、Ｍは、Ｐ、Ｂ、Ｓｉ、ＧｅおよびＭｏからなる群から選択される元素であり、ａは、１〜２の整数であり、ｂは、１〜５の整数であり、ｃは３５〜８０モル％であり、ｄは２０〜６５モル％である。）
   の活物質とを含み、
   前記式（Ｉ）の活物質は、アモルファス相と結晶相との間の準安定構造および形態相である、マグネシウム電池用カソード。
2. Ｖ_２Ｏ_５の含有量は、５０〜８０モル％である、請求項１に記載のカソード。
3. Ｖ_２Ｏ_５の含有量は、７０〜８０モル％である、請求項１に記載のカソード。
4. Ｖ_２Ｏ_５の含有量は、７５モル％である、請求項１に記載のカソード。
5. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５、Ｂ_２Ｏ_３、ＳｉＯ_２、ＧｅＯ_２およびＭｏＯ_３からなる群から選択される少なくとも１つの材料である、請求項１に記載のカソード。
6. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５である、請求項１に記載のカソード。
7. 集電体と、
   次の式（ＩＩ）：
   ［Ｖ_２Ｏ_５］_ｃ［Ｍ_ａＯ_ｂ］_ｄ［ＭｇＸ_ｅ］_ｇ （ＩＩ）
   （式中、Ｍは、Ｐ、Ｂ、Ｓｉ、ＧｅおよびＭｏからなる群から選択される元素であり、Ｘは、Ｏ、Ｆ、Ｃｌ、ＢｒまたはＩであり、ａは、１〜２の整数であり、ｂは、１〜５の整数であり、ｃは、３５〜８０モル％であり、ｇは、０超〜２５モル％であり、ＸがＯであるときｅは１であり、ＸがＦ、Ｃｌ、Ｂｒ、またはＩであるときｅは２であり、ｃ、ｄおよびｇの合計は、実質的に１００％である。）
   の活物質とを含み、
   前記式（ＩＩ）の活物質は、アモルファス相と結晶相との間の準安定構造および形態相である、マグネシウム電池用カソード。
8. Ｖ_２Ｏ_５の含有量は、５０〜８０モル％である、請求項７に記載のカソード。
9. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５、Ｂ_２Ｏ_３、ＳｉＯ_２、ＧｅＯ_２およびＭｏＯ_３からなる群から選択される少なくとも１つの材料である、請求項７に記載のカソード。
10. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５である、請求項７に記載のカソード。
11. アノードと、カソードと、電解質とを含み、
    前記カソードは、
    次の式（Ｉ）：
    ［Ｖ _２ Ｏ _５ ］ _ｃ ［Ｍ _ａ Ｏ _ｂ ］ _ｄ （Ｉ）
    （式中、Ｍは、Ｐ、Ｂ、Ｓｉ、ＧｅおよびＭｏからなる群から選択される元素であり、ａは、１〜２の整数であり、ｂは、１〜５の整数であり、ｃは３５〜８０モル％であり、ｄは２０〜６５モル％である。）
    の活物質を含有し、
    前記式（Ｉ）の活物質は、アモルファス相と結晶相との間の準安定構造および形態相である、マグネシウム電池。
12. 前記式（Ｉ）の化合物中のＶ_２Ｏ_５の含有量は、５０〜８０モル％である、請求項１１に記載のマグネシウム電池。
13. 前記式（Ｉ）の化合物中のＶ_２Ｏ_５の含有量は、７０〜８０モル％である、請求項１１に記載のマグネシウム電池。
14. 前記式（Ｉ）の化合物中のＶ_２Ｏ_５の含有量は、７５モル％である、請求項１１に記載のマグネシウム電池。
15. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５、Ｂ_２Ｏ_３、ＳｉＯ_２、ＧｅＯ_２およびＭｏＯ_３からなる群から選択される少なくとも１つの材料である、請求項１１に記載のマグネシウム電池。
16. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５である、請求項１１に記載のマグネシウム電池。
17. アノードと、カソードと、電解質とを含み、
    前記カソードは、
    次の式（ＩＩ）：
    ［Ｖ_２Ｏ_５］_ｃ［Ｍ_ａＯ_ｂ］_ｄ［ＭｇＸ_ｅ］_ｇ （ＩＩ）
    （式中、Ｍは、Ｐ、Ｂ、Ｓｉ、ＧｅおよびＭｏからなる群から選択される元素であり、Ｘは、Ｏ、Ｆ、Ｃｌ、ＢｒまたはＩであり、ａは、１〜２の整数であり、ｂは、１〜５の整数であり、ｃは、３５〜８０モル％であり、ｇは、０超〜２５モル％であり、ＸがＯであるときｅは１であり、ＸがＦ、Ｃｌ、Ｂｒ、またはＩであるときｅは２であり、ｃ、ｄおよびｇの合計は、実質的に１００％である。）
    の活物質を含有し、
    前記式（ＩＩ）の活物質は、アモルファス相と結晶相との間の準安定構造および形態相である、マグネシウム電池。
18. 前記式（ＩＩ）の化合物中のＶ_２Ｏ_５の含有量は、５０〜８０モル％である、請求項１７に記載のマグネシウム電池。
19. 前記式（ＩＩ）の化合物中のＶ_２Ｏ_５の含有量は、７０〜８０モル％である、請求項１７に記載のマグネシウム電池。
20. Ｍ_ａＯ_ｂは、Ｐ_２Ｏ_５、Ｂ_２Ｏ_３、ＳｉＯ_２、ＧｅＯ_２およびＭｏＯ_３からなる群から選択される少なくとも１つの材料である、請求項１７に記載のマグネシウム電池。