JP2016081450A - 通信装置、通信装置の制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
上記した技術を利用することにより、電子機器はNFC通信を用いて自身が対応する無線通信用の通信パラメータやアプリケーションに関する情報を相手側電子機器(対向装置)と交換することができる。それにより、所望のサービスを提供可能な電子機器を検出し、検出された電子機器と確実かつ簡単にWFDによる無線LAN接続を確立することが可能となる。
このとき、印刷機能を有する電子機器(サービス提供機器)は、自身のNFCタグに記憶されている情報が相手側の機器のNFCリーダライタに読まれたことを契機に印刷サービス用のWFD接続を開始することができる。
例えば、デジタルカメラ(電子機器)が、スマートフォン(電子機器)へ撮像ファイルを転送する機能(以下、「SENDサービス」と称する。)と、動画等のストリーミングデータを送信する機能(以下、「PLAYサービス」と称する。)とに対応するものとする。
一方、スマートフォンは、PLAYサービス提供機器として自身のNFCタグにPLAYサービス情報を格納すると共に、撮像ファイルを受信する際にはSENDサービス利用機器として相手側電子機器のNFCタグを読み取るためNFCリーダライタを起動する。
ここで、デジタルカメラとスマートフォンが共に自身のNFCリーダライタを起動していたとすると、両者がNFC通信を行った際に、一方の電子機器のユーザにとって意図しないWFD接続が確立されてしまう場合がある。
本発明は、電子機器のユーザが意図しないサービス用の接続が確立されてしまうことを有効に防止できる通信装置、通信装置の制御方法及びコンピュータプログラムを提供することを課題とするものである。
他の通信装置が提供可能な第1サービスを識別する識別子を含んだ第1サービス情報を、当該他の通信装置から取得する取得手段と、
第2サービスを識別する識別子と、当該第2サービスを提供することが可能な状態であるか不可能な状態であるかを示す状態情報とを含む第2サービス情報であって、前記他の通信装置に取得させるべき第2サービス情報を格納する格納手段と、
前記第1サービスまたは前記第2サービスを実行するためのデータ通信用の接続を、前記他の通信装置との間で確立する通信制御手段と、
前記第1サービスの実行が指示されることに応じて、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定する設定手段と、
を具備する。
以下、本実施形態1に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の記載では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、本実施形態に適用可能な通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANに限らない。
以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段の一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
まず、本実施形態の通信装置101の機能構成の一例について説明する。
図1は通信装置101の機能構成の一例を表すブロック図である。図1の各構成要素は、通信装置101のハードウェアに実装されてもよく、その一部が図2に示すソフトウエアにより実現されてもよい。
通信装置101は、制御プログラムを実行することにより通信装置101全体を制御する制御部102を有する。制御部102は、1つ又は複数のCPUやMPU等のプロセッサを含み、他の装置との間で適宜通信パラメータの設定制御も行う。制御部102に接続された記憶部103は、1つ又は複数のROM、RAM、HDD、フラッシュメモリ等のメモリによって構成され、制御部102が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する。なお、後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。
さらに、通信装置101は、無線LANアンテナ制御部107と、無線LANアンテナ108を有する。無線LANアンテナ108は外部の装置との間で無線LAN信号を送受信し、無線LANアンテナ制御部107は無線LANアンテナ108の動作を制御する。
また、通信装置101は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置101を操作するための入力操作部109を有する。例えば、ユーザは、入力操作部109を使用して、他の通信装置(電子機器)が提供可能なサービスを指定要求することができる。入力操作部109も制御部102に接続されている。
なお、通信装置101は、図1に示すハードウェア構成以外のハードウェア構成を備えていてもよい。例えば通信装置101がデジタルカメラである場合には、撮像部を備え、スマートフォンである場合には、公衆無線(例えば3G、LTE、4G等)通信用のハードウェア構成を備える。
図2は、図1に示した通信装置101の通信制御機能を実行するソフトウエア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。符号201はソフトウエア機能ブロック全体を示す。
無線LANステーション機能制御部208は、IEEE802.11規格に定められたSTA(ステーション)機能を提供する。無線LANステーション機能制御部208はまた、通信装置101が無線LANステーションとして動作するときの認証・暗号処理等を実行することができる。無線LANアクセスポイント機能制御部209は、IEEE802.11規格に定められたAP(アクセスポイント)機能を提供する。無線LANアクセスポイント機能制御部209はまた、通信装置101が無線LANアクセスポイント機能として動作するときの認証・暗号処理および対向装置の管理等を実行することができる。
Wi−Fi Direct接続制御部211は、無線LAN通信、およびNFC通信を介したWFD接続の確立、データ通信および切断を制御する。無線LANパケット受信部206、無線LANパケット送信部207、無線LANステーション機能制御部208および無線LANアクセスポイント機能制御部209及びWi−Fi Direct接続制御部211は、図1の無線LAN部104、無線LANアンテナ制御部107および無線LANアンテナ108を動作させて、無線LAN通信およびWFD通信の機能を提供する。さらに、図1の制御部102をも無線LAN通信およびWFD通信の機能を果たすために動作させてもよい。
図3は、図1及び図2に示した通信装置101を内蔵(搭載)する電子機器であるデジタルカメラAとスマートフォンBの間で、無線LAN通信によるデータ通信が行われる場合を示している。
図5のフローチャートは、まず、ユーザにより、デジタルカメラの入力操作部109が操作され、実行すべきサービスが指定された際に開始する。つまり、まずデジタルカメラAは、ステップS501において、ユーザによるサービスの実行指示を受付ける。その後、デジタルカメラAの通信装置101は、NFCタグ更新部204によりNFCタグに格納されているサービス状態情報を初期値の「提供可能」から「提供不可」に更新する(ステップS502)。
また、スマートフォンBの通信装置101のNFCタグ210aから読み取られたサービス情報中に必要な情報が格納されていない場合や、エラー値などの不適切な値が格納されていた場合も、デジタルカメラAの通信装置101は指示サービスが利用不可であると判断してよい。指定サービスが利用不可であると判断すると、デジタルカメラAの通信装置101は、エラー通知を行い、指定サービス実行処理を終了してよい(ステップS506:No、ステップS507)。
WFD接続が確立された場合(ステップS509:Yes)、デジタルカメラAの通信装置101は、確立されたWFD接続上でスマートフォンB(対向装置)の通信装置101との間で、指定サービスで規定されるデータの送受信を実行する(ステップS510)。
指定サービスで規定されるデータの送受信が実行され(ステップS510)、指定サービスの通信が完了すると(ステップS511:Yes)、デジタルカメラAの通信装置101は、スマートフォンB(対向装置)の通信装置101とのWFD接続を終了する(ステップS512)。
図5に示すフローチャートによれば、このように、デジタルカメラAにおいて指定サービスの実行が指示されたことを契機に(ステップS501)、自通信装置101のNFCリーダライタを起動する前に(ステップS503)、デジタルカメラAのNFCタグのサービス状態情報を「提供不可」にする(ステップS502)。このため、その後、サービス状態情報が「提供可」に変更されるまで(図5におけるステップS512:WFD接続終了後)、デジタルカメラAが、自通信装置が提供可能なサービスであるがユーザが意図しないサービスのサービス提供機器になることはない。
例えば、ステップS506において指定サービスが利用不可な場合やステップS509においてWFD接続が確立されなかった場合や何らかの理由によりエラー終了した場合、ステップS507のエラー通知を行うと共に、デジタルカメラAのNFCタグ210aのサービス状態情報を、「提供不可」から「提供可」に変更してもよい。通信装置101をこのように構成すれば、通信上または双方の通信装置内でのエラーが発生し、所望する指定サービスが提供されないと判断できる場合に、より迅速に、他装置へのサービス提供が可能な状態に復帰することができる。
上記の説明では、ステップS502において、NFCタグ更新部204がNFCタグに格納されているサービス状態情報を「提供不可」に更新(変更)するので、サービス情報を提供不可状態に設定していることになる。すなわち、NFCタグ更新部204は、請求の範囲におけるサービス状態変更部に相当する。また、NFCタグ更新部204は、NFC制御部111に対応しているので、NFC制御部111がサービス状態更新部の全部または一部を構成することもできるし、NFCタグ更新部204とNFC制御部111とがサービス状態更新部に対応しているということもできる。
スマートフォンBにおいてユーザから指定サービスの実行が指示された場合も、図5で説明した処理と同様な処理が行われる。
他方、スマートフォンB側からデジタルカメラAのNFCタグ210aがNFC通信を介して読み取られたとしても、すでにデジタルカメラAのNFCタグ210aに規定されるSENDサービスのサービス状態情報は、「提供不可」に設定されている。したがって、デジタルカメラAのユーザが意図しないSENDサービスが起動されることはない。
WFD接続確立後、デジタルカメラAは、スマートフォンBとの間でPLAYサービス通信を行う(ステップS606)。
PLAYサービス通信完了後、デジタルカメラAは、WFD接続を終了し(ステップS607)、NFCタグのサービス状態情報を「提供不可」から「提供可」に変更する(ステップS608)。
このように、本実施形態1の通信装置101を備えるデジタルカメラAは、一方の装置にのみサービスの実行が指示された(図示例では、デジタルカメラAにおいてのみサービスの実行が指示されている)場合に、ユーザの意図通りに当該サービスを実行することができる。
まず、デジタルカメラAにおいてユーザ操作によりPLAYサービスの実行が指示され、これを契機にデジタルカメラAは、図5で説明したサービス実行処理を開始する(ステップS701)。サービス実行処理の開始後、デジタルカメラAは、自通信装置101のNFCタグ210aに格納されるSENDサービスのサービス状態情報を「提供可能」から「提供不可」に変更し(ステップS702)、NFCリーダライタを起動する(ステップS703)。
その後、デジタルカメラAとスマートフォンBとの間でNFC通信が実施され、デジタルカメラAの通信装置101は、スマートフォンBのNFCタグ210aに格納されているサービス情報を取得する。一方、スマートフォンBの通信装置101は、デジタルカメラAのNFCタグ210aに格納されているサービス情報をそれぞれ取得する(ステップS707)。
デジタルカメラAは、取得したPLAYサービスの状態情報が「提供不可」であることから、指定されたPLAYサービスが実施できない旨をユーザに通知する(ステップS708)。その後、デジタルカメラAは、自通信装置101のNFCタグ210aのサービス状態情報を「提供不可」から「提供可」に変更する(ステップS709)。
なお、上記と同様、図7のステップS708〜ステップS709の処理と、ステップS710〜ステップS711の処理とは、相互に独立のタイミングで実行され得るものであって、相互の実行順序が規定されているものではない。
なお、図7において、スマートフォンBがSENDサービスを指定するタイミングが遅く、NFCタグを更新する(ステップS705)前に、デジタルカメラAからスマートフォンBへのNFC通信が確立(ステップS707)される場合もある。そのような場合、スマートフォンBのNFCタグのサービス状態情報は、初期値の「提供可能」であるため、デジタルカメラAで指定されたサービス(PLAYサービス)がWFD接続を介して実行されることになる。
図9は、デジタルカメラAにおいてスマートフォンBに対するPLAYサービスの実行が指示された状態でデジタルカメラAとスマートフォンBがNFC通信を行う際に、スマートフォンCにおいてデジタルカメラAに対するSENDサービスの実行が指示された場合の処理シーケンスを示している。このとき、スマートフォンBではサービスの実行指示はされていないものとする。以下、図9に基づいて、デジタルカメラA、スマートフォンB及びスマートフォンCの処理動作を説明する。
SENDサービスを提供可能な通信装置の検出の開始後、スマートフォンCは、NFCリーダライタを起動して(ステップS906)、デジタルカメラAとの間でNFC通信を実行し、デジタルカメラA(対向装置)のNFCタグ210aに格納されているサービス情報を取得する(ステップS907)。
スマートフォンCは、デジタルカメラAからNFC通信を介して取得したSENDサービスの状態情報が「提供不可」であることから、指定したSENDサービスが実行できない旨をユーザにエラー通知する(ステップS908)。
WFD接続確立後、デジタルカメラAはスマートフォンBとの間でWFD接続を介してPLAYサービス通信を行う(ステップS910)。
PLAYサービス通信完了後、デジタルカメラAは、WFD接続を終了ないし切断し(ステップS911)、自通信装置101のNFCタグ210aのサービス状態情報を「提供不可」から「提供可能」に変更する(ステップS912)。
このように、デジタルカメラAは、対向装置(スマートフォンB)と通信を開始しているときに、対向装置とは異なる他の装置(スマートフォンC)とNFC通信を行った場合でも、デジタルカメラA自身が意図しないサービスの実行を防止することができる。また、スマートフォンCにとっても、自身が意図しないサービスが実行されることがない。
なお、図9の例では、デジタルカメラAからスマートフォンCへのNFC通信の確立はデジタルカメラAのユーザに意図されていないので、スマートフォンCは本実施形態1に係る通信装置101を内蔵するものであってもよいし、これを内蔵せず、サービス状態情報を保持してこれを更新する機能を備えないものであってもよい。
上記の例では、例えばユーザによる指定サービスの実行指示(指定入力)に応じて、またはこれを契機に、NFCタグ更新部204が、自通信装置101のNFCタグ210aのサービス状態情報を初期値の「提供可能」から「提供不可」に変更した。しかし、本実施形態1においてサービス状態情報を「提供不可」にする時点はこれに限定されない。
例えば、ユーザによる指定サービスの実行指示(指定入力)によらずに機器同士が接近することにより、サービスが自動起動される場合などには、少なくとも、機器同士のデータ通信用の接続(WFD接続)が確立される前に、自通信装置101のNFCタグ210aのサービス状態情報を初期値の「提供可能」から「提供不可」に変更すればよい。
上記第1実施形態においては、図4に示すサービス利用提供関係の下で、例えば、図6に示すようにデジタルカメラAのユーザがPLAYサービスの実行を指示すると(ステップS601)、デジタルカメラAは自通信装置101のNFCタグ210aのSENDサービスのサービス状態情報を「提供不可」に変更した(ステップS602)。しかしながら、本発明はこのような実施形態に限定されない。
例えば、図10に示すように、デジタルカメラAがSENDサービスの提供機器になることができると共に利用機器にもなることもできるように構成され、スマートフォンBがSENDサービスの利用機器になることができると共に提供機器にもなることもできるように構成されていることがある。このような構成において、実施形態2は、実施形態1とは異なり、NFC通信確立前に、自装置101のNFCタグ210aのサービス状態情報を「提供不可能」に変更すべきかどうかの判断処理を追加したものである。
図11は、デジタルカメラAにおいてSENDサービスの実行が指示され、さらに、スマートフォンBにおいてSENDサービスの実行が指示された場合の、デジタルカメラAの通信装置101が実行する処理フローチャートを示す。なお、実施形態1と実施形態2では、同一の構成要素ないしステップについては同一の符号を付けている。
ステップS514は、スマートフォンのサービス(第1サービス)とデジタルカメラのサービス(第2サービス)とが同時に実行可能か否かを判断する判断部として機能する。
例えば、上記実施形態の通信装置101ではNFCタグにサービスが提供不可であることを示す情報を格納することにより、対向装置に当該サービスが利用不可であることを伝えたが、通信装置101はNFC制御部111を用いてNFCタグの機能を停止しても良い。NFCタグの機能を停止するには、例えば、NFC制御部111がNFCアンテナ制御部112及び/またはNFCアンテナ113を動作不能にすればよい。NFCタグの機能を停止することにより、対向装置のサービス実行処理は当該サービス情報が取得できないのでエラー終了する。
また、本発明はWi−Fi DirectやNFC通信を前提とするものではなく、これら以外の他の通信方式にも適宜適用することができる。
すなわち、上記通信方式以外の他の通信方式によりサービス提供装置を検出してサービス通信を実施する場合においても、上記実施形態により、自身が意図しないサービスの実行を防止し、使い勝手を向上させることができる。
また、上記実施形態では、通信装置の一例としてデジタルカメラやスマートフォンを例に説明したが、PCやプリンタ、複合機、デジタル家電等の、その他の装置であっても構わない。更に、各通信装置において提供又は利用するサービスも、SENDサービスやPLAYサービスに限らず、印刷処理を行うプリントサービスや、動画表示を行うディスプレイサービス等の、その他のサービスであっても構わない。
上記においてハードウェアとして説明した構成要素は、その一部または全部をソフトウエアで構成してもよいし、また、上記においてソフトウエアとして説明したものは、その一部または全部をハードウェアとして構成してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (15)
- 他の通信装置が提供可能な第1サービスを識別する識別子を含んだ第1サービス情報を、当該他の通信装置から取得する取得手段と、
第2サービスを識別する識別子と、当該第2サービスを提供することが可能な状態であるか不可能な状態であるかを示す状態情報とを含む第2サービス情報であって、前記他の通信装置に取得させるべき第2サービス情報を格納する格納手段と、
前記第1サービスまたは前記第2サービスを実行するためのデータ通信用の接続を、前記他の通信装置との間で確立する通信制御手段と、
前記第1サービスの実行が指示されることに応じて、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定する設定手段と、
を具備することを特徴とする通信装置。 - 前記設定手段は、前記通信制御手段により接続が確立された前記他の通信装置とのデータ通信の開始後、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが可能であることを示すように設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記設定手段は、前記通信制御手段により接続が確立された前記他の通信装置とデータ通信の終了後、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが可能であることを示すように設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記設定手段は、前記取得手段によって前記第1サービス情報が取得されてから所定時間が経過した後、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが可能であることを示すように設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記設定手段は、前記他の通信装置から取得された前記第1サービス情報に含まれる識別子によって識別される前記第1サービスが利用不可な場合、前記第1サービス情報が前記他の通信装置から取得できなかった場合、または、前記他の通信装置との間のデータ通信でエラーが発生した場合の少なくともいずれかの場合に、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが可能であることを示すように設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記取得手段による前記第1サービス情報の取得は、第1の通信方式による接続を介して実行され、前記他の通信装置とのデータ通信は、前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式による接続を介して実行されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第1の通信方式は近接無線通信方式であることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
- 前記第2の通信方式はIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信方式であることを特徴とする請求項6または7に記載の通信装置。
- 前記第1サービスと前記第2サービスとが同時に実行可能か否かを判断する判断手段をさらに備え、前記設定手段は、前記判断手段により前記第1サービスと前記第2サービスとが同時に実行可能と判断された場合には、前記格納手段によって格納される状態情報を提供することが不可能であることを示すように設定しないことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記設定手段は、前記通信制御手段により前記他の通信装置との間のデータ通信用の接続が確立される前に、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記設定手段が、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定した後に、前記取得手段は、前記第1サービス情報を前記他の通信装置から取得することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第1のサービス及び前記第2のサービスのそれぞれは、画像を転送する機能又は動画を転送する機能の何れかであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の通信装置。
- 他の通信装置が提供可能な第1サービスを識別する識別子を含んだ第1サービス情報を、当該他の通信装置から取得する取得手段と、
第2サービスを識別する識別子と、当該第2サービスを提供することが可能な状態であるか不可能な状態であるかを示す状態情報とを含む第2サービス情報であって、前記他の通信装置に取得させるべき第2サービス情報を格納する格納手段と、
前記第1サービスまたは前記第2サービスを実行するためのデータ通信用の接続を、前記他の通信装置との間で確立する通信制御手段と、
前記他の通信装置からの前記第2サービス情報の取得要求を受信すると、前記第2サービス情報が前記他の通信装置により取得される前に、前記格納手段によって格納される状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定する設定手段と、
を具備することを特徴とする通信装置。 - 通信装置の制御方法であって、
他の通信装置が提供可能な第1サービスを識別する識別子を含んだ第1サービス情報を、当該他の通信装置から取得するステップと、
前記第1サービスまたは前記通信装置が提供可能な第2サービスを実行するためのデータ通信用の接続を、前記他の通信装置との間で確立するステップと、
前記第1サービスの実行が指示されることに応じて、前記第2サービスの状態情報を、提供することが不可能であることを示すように設定するステップと、
を有することを特徴とする通信装置の制御方法。 - コンピュータが読み取り実行することで、前記コンピュータを、請求項1〜13のいずれか1項に記載の通信装置の各部として機能させるためのコンピュータプログラム。
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