JP2016076137A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理対象とされるデータが入力される前に当該データに関する処理フローの状態を把握可能とすること。【解決手段】情報処理装置は、処理フローの実行に関する予約要求を受信すると、前記予約要求ごとの識別情報を前記予約要求の送信元に返信する受信部と、前記受信部によって返信された識別情報に関連付けて、前記処理フローについて第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理部と、前記識別情報を含むデータを受信すると、当該データから前記識別情報を抽出する抽出部と、前記データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行部とを有し、前記実行部は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出部によって抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
例えば、画像形成装置によって文書からスキャンされた画像データや、他の手段によって入力されたデータ等に関して、予め定義されたワークフローを実行可能なシステム(以下、「ワークフローシステム」という。)が有る。ワークフローシステムでは、ユーザの業務フローに則した形態でデータが流れるように、ワークフローが定義される。
一つのワークフローは、例えば、データの入力処理、当該データに対する0以上の加工処理、入力処理によって入力されたデータ又は1以上の加工処理の実行によって生成されたデータの出力処理等の処理単位の組み合わせによって構成される。
文書を利用した業務を、ワークフロー化することにより、当該業務の自動化が促進されるのみならず、当該業務の進捗状況の把握も容易となる。
しかしながら、実際の業務フローに対して、ワークフローシステムにおいて管理可能な範囲は、処理対象とされるデータがワークフローシステムに入力された後の業務フローであり、当該データがワークフローシステムに入力される前に関しては、ワークフローシステムによって業務の状況を把握するのは困難であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、処理対象とされるデータが入力される前に当該データに関する処理フローの状態を把握可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、処理フローの実行に関する予約要求を受信すると、前記予約要求ごとの識別情報を前記予約要求の送信元に返信する受信部と、前記受信部によって返信された識別情報に関連付けて、前記処理フローについて第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理部と、前記識別情報を含むデータを受信すると、当該データから前記識別情報を抽出する抽出部と、前記データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行部とを有し、前記実行部は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出部によって抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する。
処理対象とされるデータが入力される前に当該データに関する処理フローの状態を把握可能とすることができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクライアント端末及び画像形成装置及びフロー管理サーバの機能構成例を示す図である。 入院同意書の印刷時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 予約要求データの一例を示す図である。 予約ジョブ情報記憶部の構成例を示す図である。 予約要求に対する応答データの一例を示す図である。 必要事項の記入後の入院同意書に関して実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 予約ジョブの状態の監視処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1において、情報処理システム1は、フロー管理サーバ10、1以上のクライアント端末20、画像形成装置30a及び30b等の1以上の画像形成装置、文書管理サーバ50、メールサーバ60、並びにファイルサーバ70等を含む。各装置は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)を介して通信可能に接続されている。
フロー管理サーバ10は、ネットワークを介して受信されるデータに関して、予め定義されたワークフローを実行するコンピュータである。ワークフローとは、例えば、それぞれが独立して又は単独で完結した機能を実現する一以上の処理単位(タスク)の任意な組み合わせによって実現される処理の流れ(処理フロー)をいう。なお、上記処理単位は、一般的なワークフローの用語における、アクティビティに当てはめられてもよい。
クライアント端末20は、例えば、申込書や帳票等の記入用紙の文書データの印刷指示の入力に利用されるPC(Personal Computer)等のコンピュータである。記入用紙は、定型又は非定型を問わず、記入又は押印等、人による何らかの記入が必要とされる用紙であればよい。
画像形成装置30aは、記入用紙の文書データの印刷先として利用される、プリンタ又は複合機等である。画像形成装置30bは、画像形成装置30aによって印刷され、記入が行われた状態の記入用紙から画像を読み取り(スキャンし)、当該画像を示す画像データを、ワークフローの入力データとしてフロー管理サーバ10に送信するスキャナ又は複合機等である。なお、画像形成装置30aと画像形成装置30bとは、同一の画像形成装置であってもよい。
文書管理サーバ50は、データを、その属性情報に関連付けて管理するデータベースを有するコンピュータである。文書管理サーバ50は、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。文書管理サーバ50が出力先である場合、出力されたデータは、文書管理サーバ50のデータベースに記憶される。
メールサーバ60は、一般的なメールサーバと同様の機能を有する。本実施の形態において、メールサーバ60は、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。メールサーバ60が出力先である場合、出力されたデータは、電子メールに添付されて、実行されたワークフローに設定されているメールアドレス宛に転送される。メールサーバ60は、また、ワークフローの処理対象とされるデータの入力元であってもよい。例えば、所定のメールアドレス宛の電子メールに添付されているデータが、ワークフローの処理対象とされてもよい。
ファイルサーバ70は、ネットワーク上で共有されるファイルを蓄積して管理するコンピュータである。本実施の形態において、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。例えば、ファイルサーバ70に出力されたデータは、ファイルサーバ70のフォルダ内に記憶される。ファイルサーバ70は、また、ワークフローの処理対象とされるデータの入力元であってもよい。例えば、ファイルサーバ70の所定のフォルダに格納されたファイルが、フロー管理サーバ10に送信されてもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2のフロー管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
フロー管理サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってフロー管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、フロー管理サーバ10は、複数のコンピュータを含むコンピュータシステムであってもよい。
図3は、本発明の実施の形態におけるクライアント端末及び画像形成装置及びフロー管理サーバの機能構成例を示す図である。
図3において、クライアント端末20は、予約要求部21及び印刷制御部22等を有する。これら各部は、クライアント端末20にインストールされた1以上のプログラム(例えば、プリンタドライバ等)が、クライアント端末20のCPUに実行させる処理により実現される。
予約要求部21は、文書データの印刷指示に応じ、当該文書データが印刷されることの通知を、フロー管理サーバ10に送信する。当該通知は、当該文書データが印刷されることによって画像形成装置30aから出力される記録用紙に関するワークフローのジョブの実行の予約要求に相当する。すなわち、本実施の形態では、仮想空間において管理されている文書データが、紙文書として現実世界に出力されることで、仮想空間において当該紙文書の行方の追跡が困難となる前に、その後に当該紙文書に関して実行されるべきワークフローのジョブについて予約が行われる。なお、ワークフローのジョブとは、ワークフローの実行単位をいう。例えば、同一のワークフローが複数回実行された場合、各実行時のジョブは異なる。以下、ワークフローのジョブを、「フロージョブ」という。
予約要求部21は、また、予約要求に応じてフロー管理サーバ10から返信される、予約要求ごとの識別情報(以下、「予約ID」という。)を受信する。
印刷制御部22は、印刷対象の文書データについて印刷データを生成し、当該印刷データを、画像形成装置30aに送信する。なお、印刷制御部22は、印刷対象とされている文書データの印刷データ(例えば、PDL(Page Description Language)データ等)を生成する際に、当該印刷データに予約IDを埋め込む。例えば、クライアント端末20は、当該印刷データの印刷時に、予約IDを示す文字列、バーコード、2次元コード、又は地紋等が記入用紙に印字されるように、当該印刷データを生成する。
また、図3において、画像形成装置30bは、読取制御部31及び実行要求部32等を有する。これら各部は、画像形成装置30bにインストールされた1以上のプログラムが画像形成装置30bのCPUに実行させる処理により実現される。
読取制御部31は、紙文書(本実施の形態では、記入後の記入用紙)からの画像の読み取りを制御する。実行要求部32は、読取制御部31によって読み取られた画像を示す画像データに関する、フロージョブの実行要求をフロー管理サーバ10に送信する。
また、図3において、フロー管理サーバ10は、予約受付部14、状態監視部15、ジョブ投入部11、フロー実行制御部12、及び処理部13等を有する。これら各部は、フロー管理サーバ10にインストールされた1以上のプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。フロー管理サーバ10は、また、ジョブキュー121、フロー定義記憶部122、及び予約ジョブ情報記憶部123等の記憶部を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又はフロー管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
予約受付部14は、クライアント端末20からフロージョブの予約要求を受信する。予約受付部14は、フロージョブの予約要求に応じ、当該予約要求に対する予約IDを生成し、当該予約IDを、予約要求の送信元(クライアント端末20)に返信する。予約受付部14は、また、予約IDに関連付けて、予約IDに係るフロージョブ(厳密には、予約の時点では発生していないフロージョブ)の状態(進捗状況)を示す情報(以下、「状態情報」という。)として「予約」を示す値を、予約ジョブ情報記憶部123に記憶する。すなわち、予約ジョブ情報記憶部123には、予約が行われたフロージョブごとに、当該フロージョブに関して予約が行われた時期や当該フロージョブの状態情報状態等を記憶する。なお、予約要求が行われたフロージョブを、以下「予約ジョブ」という。
状態監視部15は、予約ジョブ情報記憶部123を参照して、その状態が所定の条件を満たす予約ジョブの有無を判定する。例えば、予約が行われてから所定期間の間に実行が開始されない予約ジョブの有無を判定する。該当する予約ジョブが検出された場合、状態監視部15は、例えば、予め設定された通知先に、当該予約ジョブの存在を通知する。
フロー定義記憶部122は、フロー定義データを記憶する。フロー定義データとは、フロー定義が記録されたデータをいう。フロー定義とは、ワークフローの処理の流れ等に関する定義情報をいう。本実施の形態において、一つのフロー定義データは、一つのワークフローに対応する。したがって、フロー定義データは、相互に処理手順の異なるワークフローごとに作成される。
ジョブ投入部11は、予め生成されているフロー定義データのうち、いずれかのフロー定義データに係るワークフローのフロージョブの実行要求及び当該フロージョブに対する入力データ等を受信し、当該フロージョブに関するジョブ情報をジョブキュー121に投入する。ジョブ投入部11は、予約ジョブに関する実行要求に関しては、入力データからの予約IDの抽出を試行する。
ジョブキュー121は、投入されたジョブ情報を、例えば、FIFO(First-In First-Out)形式で記憶する。ジョブ情報は、例えば、実行対象のフロージョブに係るフロー定義データの複製に基づいて生成されるジョブ定義データ、画像形成装置30bから送信される画像データ等の処理対象のデータ、及び当該フロージョブのメタ情報等を含む情報である。メタ情報とは、フロージョブ全体、又はフロージョブに係るワークフローを構成する各処理単位に関する属性情報をいう。メタ情報には、例えば、フロージョブの実行を指示したユーザのユーザ名、処理対象のデータのデータサイズ、フロージョブの実行日時等が含まれる。なお、一つのフロージョブに対するジョブ情報は、例えば、一つのフォルダに格納されて管理されてもよい。
フロー実行制御部12は、ジョブキュー121への記憶順に従ってジョブ情報をジョブキュー121から取り出し、取り出されたジョブ情報に基づいて、フロージョブの実行を制御する。例えば、フロー実行制御部12は、取り出されたジョブ情報に含まれているフロー定義データに定義された順番に、各処理単位に対応する処理部13を呼び出す。
各処理部13は、ワークフローを構成する各処理単位(アクティビティ)を実行する。例えば、一つの処理単位は、一つの処理部13によって実行される。したがって、ワークフローは、相互に処理内容の異なる1以上の処理部13が実行する処理単位の接続によって実現される。但し、一つのワークフロー内において、同じ処理単位が2回以上出現してもよい。
本実施の形態において、フロー管理サーバ10が実行するワークフローを構成する1以上の処理単位は、入力処理、中間処理、出力処理、及びルール処理に大別される。入力処理は、例えば、画像形成装置30等の外部装置から、ワークフローに対する入力データを入力する処理である。
中間処理は、例えば、フロージョブの処理対象とされたデータに対する加工処理である。中間処理の一例として、画像補正処理、OCR(Optical Character Recognition)処理、バーコード認識処理、画像変換処理、及び翻訳処理等が挙げられる。
出力処理は、フロージョブによって生成されるデータをユーザが利用可能な形態で出力する処理である。ユーザが利用可能な形態には、用紙への印刷等、ユーザが直接的に利用な形態のみならず、電子的な保存等、ユーザが、アプリケーションプログラム等を介して利用可能な形態も含まれる。出力処理の一例として、所定のコンピュータのフォルダへの配信処理が挙げられる。また、所定のメールアドレスが配信先とされてもよい。また、画像データの入力元の画像形成装置30b、又は当該画像形成装置30bとは別の画像形成装置が配信先とされてもよい。この場合、配信先の画像形成装置によって、配信されたデータの印刷が実行されてもよい。
図3では、処理部13の一例として、OCR処理部13a、メール配信処理部13b、及びフォルダ配信処理部13c等が示されている。OCR処理部13aは、処理対象のデータに対してOCR処理を実行する。メール配信処理部13bは、処理対象のデータに関してメール配信処理を実行する。メール配信処理とは、処理対象のデータが添付された電子メールを所定の宛先に送信する処理をいう。フォルダ配信処理部13cは、処理対象のデータに関してフォルダ配信処理を実行する。フォルダ配信処理とは、処理対象のデータを所定のフォルダ宛に送信する処理をいう。
なお、各処理部13は、それぞれ独立したプログラムモジュールが、CPU104に実行させる処理により実現されてもよい。以下、フロー管理サーバ10(CPU104)を、一つの処理部13として機能させるプログラムモジュールを、以下、「プラグイン」という。
ところで、入力処理、中間処理、停止処理、及び出力処理のうち、各処理部13が実行するのは、中間処理、停止処理、又は出力処理である。入力処理は、ジョブ投入部11によって実行される。入力処理において、データの入力元となる外部装置は、様々である。また、外部装置ごとに、データの入力方法(フロー管理サーバ10から見た場合のデータの取得方法又は受信方法)は異なりうる。このような状況に柔軟に対応可能とするため、ジョブ投入部11において、実際にフロージョブの実行要求を受け付ける機能は、プラグインによって実装されてもよい。すなわち、ジョブ投入部11は、プラグインを追加可能なように実装されてもよい。
以下、情報処理システム1において実行される処理手順について説明する。なお、以下において、情報処理システム1は、或る病院において利用されているシステムであるとする。また、当該病院への入院同意書が、上記において説明した記入用紙の一例とされる。
図4は、入院同意書の印刷時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、クライアント端末20のユーザ(例えば、看護師)が、未記入の入院同意書の文書データを印刷対象として選択して、印刷指示をクライアント端末20に入力すると、クライアント端末20は、印刷処理を実行する(S102)。印刷処理の過程において、ステップS103〜S108が実行される。
ステップS103において、クライアント端末20の予約要求部21は、印刷対象の文書データ(入院同意書)に関して、フロージョブの予約要求を示すデータ(以下、「予約要求データ」という。)を送信する(S104)。
図5は、予約要求データの一例を示す図である。図5に示される予約要求データd1は、UserName、UserID、及びFlowID等のパラメータが含まれる。UserNameの値及びUserIDの値のそれぞれは、クライアント端末20のユーザのユーザ名又はユーザIDを示す。FlowIDは、予約要求データd1によって実行の予約が要求されるワークフローの種類ごとの識別情報(以下、「フローID」という。)。但し、フローIDは、予約要求データd1に含まれなくてもよい。なお、ユーザ名、ユーザID、及びフローIDは、例えば、印刷指示と共に、ユーザによって入力される。
予約要求データd1は、予約受付部14によって受信される。予約受付部14は、予約要求データd1の受信に応じ、予約要求データd1が示す予約要求に対して予約IDを発行(生成)する(S104)。予約受付部14は、当該予約IDを含むレコードを、予約ジョブ情報記憶部123に記憶する。
図6は、予約ジョブ情報記憶部の構成例を示す図である。図6に示される予約ジョブ情報記憶部123において、1つのレコードは、1つの予約ジョブに対応する。各レコードは、予約ID、ユーザ名、ステータス、予約日時、登録日時、開始日時、及び最終更新日時等を含む。
予約IDは、当該予約ジョブの予約要求に対して発行された予約IDである。ユーザ名は、当該予約ジョブの予約要求に含まれていたユーザ名である。ステータスは、当該予約ジョブの状態情報である。ステータスの値は、例えば、「予約」、「処理待ち」、「処理中」、「完了」、及び「エラー」等のいずれかである。「予約」は、予約要求が行われているが、当該予約ジョブのジョブ情報はジョブキュー121に登録されていない状態である。「処理待ち」は、当該予約ジョブの実行要求によって、当該予約ジョブのジョブ情報がジョブキュー121に登録されているが、当該ジョブ情報に基づく当該予約ジョブの実行は、未だ開始されていない状態である。「処理中」は、当該予約ジョブのジョブ情報がジョブキュー121から取り出され、当該ジョブ情報に基づいて、当該予約ジョブが実行されている状態である。「完了」は、当該予約ジョブの実行が完了した状態である。「エラー」は、当該予約ジョブの実行中においてエラーが発生し、当該予約ジョブの実行が中断された状態である。
予約日時は、当該予約ジョブに関する予約要求が受信された日時である。従って、ステップS104では、予約ID、ユーザ名、ステータス(「予約」)、及び予約日時を含むレコードが予約ジョブ情報記憶部123に記憶される。図6において、1番上のレコードが、ステップS104において登録されるレコードの一例である。
登録日時は、当該予約ジョブの実行要求が、ジョブ投入部11によって受信され、当該予約ジョブのジョブ情報が、ジョブキュー121に登録された日時である。すなわち、登録日時は、当該予約ジョブのステータスが、「処理待ち」に更新された日時である。開始日時は、当該予約ジョブのジョブ情報がジョブキュー121から取り出され、当該ジョブ情報に基づいて予約ジョブの実行が開始された日時である。すなわち、開始日時は、当該予約ジョブのステータスが、「処理中」に更新された日時である。最終更新日時は、開始日時より後において、当該レコードのステータスが最後に更新された日時である。例えば、最終更新日時は、ステータスが、「完了」又は「エラー」に更新された日時である。
なお、予約要求データd1は、予約IDに関連付けられて、例えば、補助記憶装置102にファイルとして記憶される。
続いて、予約受付部14は、予約IDを含む応答データを、予約要求の送信元であるクライアント端末20に返信する(S105)。
図7は、予約要求に対する応答データの一例を示す図である。図7に示される応答データd2は、Accept及びReservationID等のパラメータを含む。Acceptの値は、予約要求が正常に受け付けられたか否かを示す。trueは、予約要求が正常に受け付けられたことを示し、falseは、予約要求が拒否されたことを示す。ReservationIDの値は、予約要求に対して発行された予約IDである。
応答データd2は、クライアント端末20の予約要求部21によって受信される。続いて、印刷制御部22は、印刷対象の文書データの印刷データを生成する(S106)。この際、印刷制御部22は、応答データd2に含まれている予約IDを示す文字又は図形等が紙面上に印字されるように、印刷データを生成する。予約IDの印字の形態は、フロー管理サーバ10のジョブ投入部11が予定している形態であれば、いかなる形態であってもよい。
続いて、印刷制御部22は、生成された印刷データを、画像形成装置30aに送信する(S107)。画像形成装置30aは、当該印刷データに基づいて、未記入の入院同意書を印刷用紙に印刷する(S108)。この際、入院同意書には、予約IDを示す文字列、バーコード、2次元コード、又は地紋等が印字されている。
その後、入院予定の患者等によって、当該入院同意書に対して必要事項の記入が行われる。必要事項の記入後の入院同意書は、例えば、病院の受付に提出される。続いて、必要事項の記入後の入院同意書に関して実行される処理手順について説明する。
図8は、必要事項の記入後の入院同意書に関して実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図8の説明において、単に、「入院同意書」というとき、必要事項の記入後の入院同意書を意味する。
例えば、受付において、画像形成装置30bに対して入院同意書のスキャンが指示されると(S201)、画像形成装置30bの読取制御部31は、入院同意書からの画像の読み取りを制御し、当該画像を示す画像データを生成する。続いて、画像形成装置30bの実行要求部32は、当該画像データを含む、予約ジョブの実行要求をフロー管理サーバ10に送信する(S202)。当該実行要求には、例えば、入院同意書に係る患者の情報(患者の指名等)が、メタ情報として含まれてもよい。当該メタ情報は、スキャンの実行指示時において、ユーザによって画像形成装置30bに入力されてもよい。
なお、画像形成装置30bが、予約されていないフロージョブの実行要求を送信する場合、当該実行要求には、画像データ及びメタ情報に加えて、実行するワークフローのフローIDが含まれる。したがって、予約されていないフロージョブの実行時には、ユーザは、実行対象のフローIDを指定する必要が有る。
予約の有無は、スキャンの実行指示時に、ユーザによって入力されてもよい。又は、予約の有無に拘わらず、フロージョブの実行要求には、常に、フローIDが含まれるようにしてもよい。この場合、予約要求データd1に、フローIDは含まれなくてもよい。すなわち、フロージョブの予約時に、フローIDは指定されなくてもよい。
フロージョブの実行要求は、フロー管理サーバ10のジョブ投入部11によって受信される。ジョブ投入部11は、当該実行要求が予約ジョブの実行要求である場合、当該実行要求に含まれている画像データから予約IDを抽出する(S203)。予約IDの抽出は、予約IDの埋め込み形式に対応して行われればよい。例えば、予約IDが、バーコード又は2次元コード等によって画像に合成されるのであれば、当該バーコード又は2次元コードから予約IDが抽出されればよい。また、予約IDが文字列によって画像に合成されるのであれば、OCR処理によって、予約IDが抽出されればよい。
なお、フロージョブの実行要求が、予約の有無について区別されない場合、ジョブ投入部11は、全ての実行要求に関して、予約IDの抽出を試行してもよい。予約IDが抽出された場合、実行要求の対象は予約ジョブであり、予約IDが抽出されない場合、実行要求の対象は予約されていないフロージョブであると判定されてもよい。以下、抽出された予約IDを、「対象予約ID」という。
続いて、ジョブ投入部11は、実行要求に係るフロージョブに関するジョブ情報を生成し、当該ジョブ情報をジョブキュー121に記憶する(S204)。ジョブ情報には、フロー定義データ、画像データ、及びメタ情報等が含まれる。画像データ、及びメタ情報は、フロージョブの実行要求に含まれている。フロー定義データは、フロージョブの実行要求に含まれているフローIDに基づいて、フロー定義記憶部122から取得される。但し、予約ジョブの実行要求にはフローIDが含まれない場合、ジョブ投入部11は、対象予約IDに対応付けられて補助記憶装置102等に記憶されているフローIDに対応するフロー定義データをフロー定義記憶部122から取得し、当該フロー定義データを対象予約IDと共にジョブ情報に含める。
なお、対象予約IDが抽出されている場合、ジョブ投入部11は、ジョブキュー121へのジョブ情報の記憶後、予約ジョブ情報記憶部123(図6)において対象予約IDを含むレコードのステータスの値を「処理待ち」に更新し、当該レコードの登録日時に、現在日時を記憶する。
続いて、フロー実行制御部12は、ジョブキュー121にジョブ情報が記憶されたことを検知すると、当該ジョブ情報(以下、「対象ジョブ情報」という。)を取得する(S205)。対象ジョブ情報は、ジョブキュー121から削除される。フロー実行制御部12は、対象ジョブ情報に予約IDが含まれている場合は、予約ジョブ情報記憶部123(図6)において当該予約IDを含むレコードのステータスの値を「実行中」に更新し、当該レコードの開始日時に、現在日時を記憶する。
続いて、フロー実行制御部12は、対象ジョブ情報に含まれているフロー定義データに定義されている順番で、各処理単位を実行する(S206、S207)。或る処理単位の実行は、当該処理単位に対応する処理部13を呼び出すことにより行われる。当該フロー定義データに、複数の処理単位が定義されている場合、ステップS206及びS207は、処理単位の数分繰り返される。
例えば、当該フロー定義データにおいて、「OCR処理」、「フォルダ配信処理」の順に処理単位が定義されている場合、フロー実行制御部12は、まず、OCR処理部13aを呼び出す。OCR処理部13aは、対象ジョブ情報に含まれている画像データ(入院同意書から読み取られた画像データ)の所定箇所についてOCR処理を実行し、入院同意書に対して記入された文字列を抽出する。抽出された文字列は、対象ジョブ情報に含められる。続いて、フロー実行制御部12は、フォルダ配信処理部13cを呼び出す。フォルダ配信処理部13cは、対象ジョブ情報に含まれている文字列と画像データとを、例えば、ファイルサーバ70の所定のフォルダに送信する。なお、OCR処理と、フォルダ配信処理との間に、記載チェック処理が含まれてもよい。記載チェック処理とは、入院同意書に必要事項が適切な形式で記載されているか否かをチェックする処理である。すなわち、記載チェック処理では、OCR処理によって抽出された文字列に関して、必要事項が適切な形式で含まれているか否かがチェックされる。ワークフローに記載チェック処理を含める場合、記載チェック処理が実装されたプラグインが、処理部13として追加されてもよい。
フロー定義データにおいて最後に実行対象として定義されている処理単位(上記の例では、フォルダ配信処理)の実行が完了すると、フロー実行制御部12は、予約ジョブ情報記憶部123(図6)において対象予約IDを含むレコードのステータスの値を「完了」に更新し、当該レコードの最終更新日時に、現在日時を記憶する。
続いて、状態監視部15が実行する処理手順について説明する。図9は、予約ジョブの状態の監視処理の処理手順の一例を説明するためフローチャートである。
状態監視部15は、一定時間が経過するたびに(S301でYes)、予約ジョブ情報記憶部123を参照して、所定条件を満たす予約ジョブの有無を判定する(S302)。例えば、ステータスの値が「予約」のままであり、登録日時が記憶されていない予約ジョブであって、予約日時からの経過時間が所定時間を超える予約ジョブの有無が判定される。当該条件は、予約から所定時間経過しても、フロージョブの実行要求が受け付けられていないフロージョブの存在を検知するための条件である。すなわち、当該条件は、印刷された入院同意書が放置されていたり、必要事項が記入された入院同意書が画像形成装置30bによってスキャンされていなかったり等、紙文書の状態である入院同意書に関して必要な作業が行われていないことを検知するための条件である。なお、当該所定時間は、各予約ジョブに係るフローIDごとに異なっていてもよい。フローIDごと(すなわち、ワークフローごとの種類)ごとに、予約されてから実行要求が行われるまでの期間が異なる可能性が考えられるからである。予約されてから実行要求が行われるまでとは、スキャンの対象とされる記入用紙が印刷されてから、当該記入用紙に記入が行われ、当該記入用紙のスキャンが行われるまでの期間である。フローIDごとの所定時間は、例えば、補助記憶装置102に記憶されていてもよいし、各フロー定義データに記憶されていてもよい。
所定条件を満たす予約ジョブが有る場合(S302でYes)、状態監視部15は、当該予約ジョブの存在を、所定の通知先に通知する(S303)。例えば、当該予約ジョブに関して予約ジョブ情報記憶部123に記憶されている情報(予約ID、ユーザ名等)が、所定の通知先に通知されてもよい。当該所定の通知先は、予約ジョブに関するユーザ名に係るユーザのメールアドレスであってもよいし、当該ユーザの上司のメールアドレスであってもよい。又は、他の通知先に通知が行われてもよい。なお、各ユーザのメールアドレスは、別途、補助記憶装置102等に記憶されていてもよい。
上述したように、本実施の形態によれば、その画像データが仮想空間に取り込まれていない記入用紙(電子化される前の入院同意書)に基づいて生成される画像データに関するフロージョブついても、状態を管理することができる。その結果、例えば、図9において説明したように、当該記入用紙に関して必要な作業が行われていないことを検知することができる。
また、各記入用紙の印刷時には、予約IDが発行され、当該記入用紙は、印刷される記入用紙に関連付けられる(例えば、予約IDが所定の形式で記入用紙に印字される)。したがって、記入用紙からスキャンされた画像データに基づいて、自動的に、予約IDを抽出することができる。その結果、自動的に、スキャンされた画像データが、予約されたフロージョブのうちのいずれのフロージョブに対応する画像データであるのかを特定することができる。
なお、記入用紙が機密性の高いものである場合、コピーを禁止する地紋等が、記入用紙に印字されてもよい。
また、本実施の形態は、入院同意書以外の各種の記入用紙に対して適用可能である。例えば、企業において、上司の承認印が必要とされる紙文書であって、当該紙文書から読み取られる画像データに関して所定のワークフローが実行されるような紙文書に関して、本実施の形態が適用されてもよい。
更に、フロージョブの予約要求は、文書データの印刷以外を契機として送信されてもよい。例えば、クライアント端末20の予約要求部21は、所定の文字列を含む電子メールや、所定の送信元アドレスからの電子メールの受信に応じ、当該電子メールに関するフロージョブの予約要求を送信してもよい。クライアント端末20は、当該予約要求に対してフロー管理サーバ10から返信される予約IDを、当該電子メールに埋め込む。予約IDは、文字列として埋め込まれてもよいし、画像に変換されて埋め込まれてもよい。その後、当該電子メールが、例えば、フロージョブの実行要求の宛先として予定されているメールアドレス(以下、「フローアドレス」という。)宛に転送され、当該電子メールが、メールサーバ60によって受信されたことがジョブ投入部11によって検知されると、フロー管理サーバ10は、当該電子メールに関してフロージョブを実行する。この際、当該電子メールに関して実行されるフロージョブジョブの進行に伴って、当該電子メールに埋め込まれている予約IDに対応付けられて予約ジョブ情報記憶部123に記憶されているステータス等が更新される。なお、メールサーバ60によって当該電子メールが受信されたことは、例えば、ジョブ投入部11が、フローアドレス宛の電子メールの受信の有無を、メールサーバ60に照会することによって検知可能である。また、当該電子メールに対して実行されるワークフローのフローIDは、例えば、フローアドレスに基づいて特定されてもよい。また、他のタイミングによって、フロージョブの予約要求が行われてもよい。
なお、本実施の形態において、予約受付部14は、受信部、記憶処理部、及び抽出部の一例である。予約ジョブ情報記憶部123は、記憶部の一例である。予約IDは、印刷通知ごとの識別情報の一例である。フロー実行制御部12は、実行部の一例である。フロー管理サーバ10は、情報処理装置又は第一の情報処理装置の一例である。クライアント端末20は、第二の情報処理装置の一例である。予約要求部21は、印刷通知部の一例である。印刷制御部22は、印刷データ送信部の一例である。実行要求部32は、処理要求部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報処理システム
10 フロー管理サーバ
11 ジョブ投入部
12 フロー実行制御部
13 処理部
14 予約受付部
15 状態監視部
13a OCR処理部
13b メール配信処理部
13c フォルダ配信処理部
20 クライアント端末
21 予約要求部
22 印刷制御部
30a、30b 画像形成装置
31 読取制御部
32 実行要求部
50 文書管理サーバ
60 メールサーバ
70 ファイルサーバ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
121 ジョブキュー
122 フロー定義記憶部
123 予約ジョブ情報記憶部
B バス
特開2007−257089号公報

Claims (7)

  1. 処理フローの実行に関する予約要求を受信すると、前記予約要求ごとの識別情報を前記予約要求の送信元に返信する受信部と、
    前記受信部によって返信された識別情報に関連付けて、前記処理フローについて第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理部と、
    前記識別情報を含むデータを受信すると、当該データから前記識別情報を抽出する抽出部と、
    前記データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行部とを有し、
    前記実行部は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出部によって抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受信部は、記入用紙を示す文書データの印刷通知を受信すると、前記印刷通知ごとの識別情報を前記印刷通知の送信元に返信し、
    前記記憶処理部は、前記受信部によって返信された識別情報に関連付けて、前記記入用紙に関する処理について第一の状態を示す状態情報を前記記憶部に記憶し、
    前記抽出部は、前記識別情報が印字された前記記入用紙から画像形成装置によって読み取られた画像を示す画像データを受信すると、当該画像データから前記識別情報を抽出し、
    前記実行部は、前記画像データに関して、予め定義された処理フローを実行し、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出部によって抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第一の状態を示す状態情報が前記記憶部に記憶されてから所定期間が経過しても当該状態情報が更新されない場合に、当該状態情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている情報を所定の通知先に通知する通知部、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記受信部又は前記抽出部は、前記データに対して実行する処理フローの種類を示す情報を受信し、
    前記所定期間は、前記受信部又は前記抽出部によって受信された情報が示す処理フローの種類によって異なることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置にネットワークを介して接続される第二の情報処理装置及び1以上の画像形成装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第二の情報処理装置は、
    記入用紙を示す文書データの印刷指示を受け付けると、当該文書データの印刷通知を前記第一の情報処理装置に送信し、当該印刷通知ごとの識別情報を前記第一の情報処理装置から受信する印刷通知部と、
    前記印刷通知部によって受信された識別情報が印字されるように前記文書データの印刷データを生成し、前記印刷データをいずれかの前記画像形成装置に送信する印刷データ送信部とを有し、
    いずれかの前記画像形成装置は、
    前記印刷データに基づいて印刷された前記記入用紙からの画像データの読み取りを制御する読取制御部と、
    前記画像データを含む、処理フローの実行要求を前記第一の情報処理装置に送信する処理要求部とを有し、
    前記第一の情報処理装置は、
    前記第二の情報処理装置から、前記文書データの印刷通知を受信すると、前記印刷通知ごとの識別情報を前記印刷通知の送信元に返信する受信部と、
    前記受信部によって返信された識別情報に関連付けて、前記記入用紙に関する処理について第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理部と、
    前記画像形成装置から、前記処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれている画像データから前記識別情報を抽出する抽出部と、
    前記画像データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行部とを有し、
    前記実行部は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出部によって抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置にネットワークを介して接続される第二の情報処理装置及び1以上の画像形成装置とが実行する情報処理方法であって、
    前記第二の情報処理装置が、
    記入用紙を示す文書データの印刷指示を受け付けると、当該文書データの印刷通知を前記第一の情報処理装置に送信し、当該印刷通知ごとの識別情報を前記第一の情報処理装置から受信する印刷通知手順と、
    前記印刷通知手順において受信された識別情報が印字されるように前記文書データの印刷データを生成し、前記印刷データをいずれかの前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手順とを実行し、
    いずれかの前記画像形成装置が、
    前記印刷データに基づいて印刷された前記記入用紙からの画像データの読み取りを制御する読取制御手順と、
    前記画像データを含む、処理フローの実行要求を前記第一の情報処理装置に送信する処理要求手順とを実行し、
    前記第一の情報処理装置が、
    前記第二の情報処理装置から、前記文書データの印刷通知を受信すると、前記印刷通知ごとの識別情報を前記印刷通知の送信元に返信する受信手順と、
    前記受信手順において返信された識別情報に関連付けて、前記記入用紙に関する処理について第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理手順と、
    前記画像形成装置から、前記処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれている画像データから前記識別情報を抽出する抽出手順と、
    前記画像データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行手順とを実行し、
    前記実行手順は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出手順において抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    処理フローの実行に関する予約要求を受信すると、前記予約要求ごとの識別情報を前記予約要求の送信元に返信する受信手順と、
    前記受信手順において返信された識別情報に関連付けて、前記処理フローについて第一の状態を示す状態情報を記憶部に記憶する記憶処理手順と、
    前記識別情報を含むデータを受信すると、当該データから前記識別情報を抽出する抽出手順と、
    前記データに関して、予め定義された処理フローを実行する実行手順とを実行させ、
    前記実行手順は、前記処理フローの進行に応じて、前記抽出手順において抽出された識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている状態情報を更新する、
    ことを特徴とするプログラム。
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