JP2016075091A - 回動式ハンドルとそれを取り付けられた水栓 - Google Patents
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Abstract
Description
このハンドルは、操作者がハンドルをつかむときにハンドルの外側面の一部に形成される操作面に操作者の指を導くために、操作面の摩擦係数を外側面における他の領域の摩擦係数よりも大きく設定している。
このような態様によれば、ライン状の操作面がその位置によって回動式ハンドルの回転角を示すので、操作者は吐水状態を操作面の位置から視認しやすくなる。いわば、ライン状の操作面をインジケーターとしても機能させやすくなる。
このような態様によれば、操作者は水栓に触れるほど深く回動式ハンドルを握る必要がないことを視覚的に認識しやすくなる。このため、操作者の指が水栓本体あるいは吐水口に触れる可能性を更に低減させやすい。
このような態様によれば、上端面の一部にも形成される操作部材が回動式ハンドルの回転角を示すことができるので、操作者は上端面側からも吐水状態を視認しやすくなる。いわば、上端面においてもインジケーターとしての視認性を提供しやすい。また、上端面に形成される部分に操作者への注意または指示を記載すれば、操作者により安全かつ正しい操作方法をいっそう確実に認識させやすくなる。
このような態様によれば、操作面の摩擦係数を高めることで操作性を向上させやすくなるだけではなく、操作面に触れる指に突起物が明確な触感を与えることで、操作者は触覚的にもどこに指を添えればよいか、どの程度の力をかければよいか、を認識しやすくなる。また、突起物を設けることにより、視覚的にも操作面の場所を認識しやすい。
このような態様によれば、水栓の吐水口より先端側にハンドルがあるため、ハンドル操作時に操作者の手に水がかかりにくい。
キッチン102は、熱湯単水栓100および混合水栓104を備える。熱湯単水栓100は、最大95℃の熱湯専用の水栓である。混合水栓104は、最大60℃程度まで温度調整を可能な水栓である。お茶やコーヒーを作るときには、熱湯単水栓100により即時に熱湯を供給できる。
熱湯単水栓100は、台座124と座金126によりキッチン102に固定される。吐水パイプ128は、台座124においてz軸を回転軸として150度程度回転可能である。吐水パイプ128には、図示しないホース(後述)が挿通されている。このホースは台座124および継手148(図2では図示せず。後述)を介して第4給水管114と接続される。詳細は後述するが、ホースと吐水パイプ128の間隙が断熱層となり、ホースを通る熱湯の熱エネルギーが吐水パイプ128まで伝わりにくい構造となっている。
熱湯単水栓100の台座124は、パッキン140を介してキッチン102の設置面に挿通され、座金126および締付ナット142により固定される。台座124の上部は回転ソケット144に挿通され、台座124と回転ソケット144は更に2つのOリング146により保持される。第4給水管114は、台座124および継手148を介してホース150と接続される。ホース150は、吐水パイプ128に沿って曲げられる。第4給水管114から供給される熱湯はホース150を通る。吐水パイプ128とホース150の間に形成される空気層152が断熱層となるため、ホース150の熱エネルギーが吐水パイプ128に伝わりにくい構成となっている。このような構成により、吐水パイプ128の温度上昇を抑制している。
ホース150は継手158を介して固定部材156と接続される。固定部材156にはホース150から熱湯が流れ込むので、固定部材156も熱くなりやすい。固定部材156は、樹脂製のカバー部材160を介して吐水パイプ128に嵌め込まれる。カバー部材160は、固定部材156の熱が吐水パイプ128に伝わるのを抑止する断熱材であるとともに、固定部材156を吐水パイプ128に対して固定する役割も担う。
グリップ部材132は、回動式ハンドル122の外側面134および上端面138に沿って嵌め込まれるL字型部材である。グリップ部材132は、樹脂製であり、表面に複数の突起物が配列されることで摩擦係数を高めている。これらの突起物は視覚的にも、グリップ部材132が指を置くべき場所(操作面)であることを示す。
まず、グリップ部材132のうち、回動式ハンドル122の上端面138に設置される部分である上面部176は、上端面138の中心まで延びる。上面部176は、図6に示すように水平方向に向いているときには止水状態を示し、約90度左回転して垂直方向を向くときには吐水が全開の状態を示す。このように、ライン状の上面部176の向きにより吐水・止水状態が示されるため、上面部176はいわばインジケーターとして機能する。上面部176には、また、「MAX95℃」という注意書きが記載され、操作者に注意を促している。上面部176には注意事項に限らず、さまざまな操作説明が記載されてもよい。たとえば、回動式ハンドル122の回転方向を示す記載や、グリップ部材132の側面部178に指を添えるように指示する記載があってもよい。
まず、回動式ハンドル122は熱湯単水栓100の根元ではなく先端部に取り付けられる。このため、操作しやすく、吐水部130から吐出される熱湯が手に触れる可能性を低減できる。また、回動式ハンドル122が吐水口よりも手前かつ高い位置にあるため、ハンドル操作時に、より手に水がかかりにくい配置になっている。また、回動式ハンドル122の外側面134と吐水パイプ128の外側面136がフラットに連なるため、回動式ハンドル122を熱湯単水栓100に外観において一体化したシンプルなデザインを実現できる。
よいし、カバーやカウンターを挟んで水栓に取付けられるものにも応用可能である。また、台所用の水栓だけではなく、浴室や洗面化粧台の水栓にも応用可能である。
Claims (6)
- 水栓に取り付けられ、操作者が回動させることにより吐水を制御するためのハンドルであって、
前記操作者が前記ハンドルをつかむときに前記ハンドルの外側面の一部に形成される操作面に前記操作者の指を導くために、前記操作面の摩擦係数を前記外側面における他の領域の摩擦係数よりも大きく設定したことを特徴とする回動式ハンドル。 - 前記操作面は、前記外側面において前記ハンドルと前記水栓の接合位置に達しない位置まで延びることを特徴とする請求項1に記載の回動式ハンドル。
- 前記操作面は、回動軸方向に前記外側面に沿って延びるライン状の面として形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の回動式ハンドル。
- 前記操作面はハンドルに組み付けられた操作部材に形成されており、操作部材は、前記ハンドルの上端面にまで延びることを特徴とする請求項2または3に記載の回動式ハンドル。
- 前記操作面には、摩擦係数を高めるために複数の突起物が配列されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の回動式ハンドル。
- 先端部が終端され、その側面に吐水口が形成される吐水パイプを備え、
前記吐水パイプの前記先端部に請求項1から5のいずれかに記載の回動式ハンドルが設置されることを特徴とする水栓。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017210775A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 株式会社三栄水栓製作所 | 水栓 |
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2014
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