JP2016073252A - 芝育成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】芝育成装置10は、下方に光を照射する照明部11と、照明部11の上部を覆う天板12と、天板12を支持するフレーム部14、フレーム部14の下に取り付けられた複数の車輪15を備えている。照明部11は、伸縮可能な連結部材13を介して、天板12との相対距離を変更できるように、天板12に取り付けられている。芝育成装置10の制御部は、照明開始日時の記録処理において、照明開始日時、設置位置及び照明強度を照明履歴データ記憶部に記録する。
【選択図】図1
Description
図1に示すように、芝育成装置10は、芝(天然芝)に光を照射する照明部11、この照明部11の上方に配置された天板12、天板12に照明部11を連結する連結部材13、天板12を支持するフレーム部14、フレーム部14の下に取り付けられた複数の車輪15を備えている。
各縦フレーム14aの下端部には、移動部として機能する車輪15が、回転可能に取り付けられている。本実施形態では、車輪15として、ターフタイヤや球状のタイヤ(例えばオムニホイール(登録商標)など)を用いる。
芝育成装置10は、制御部21、これに接続された入出力部25及び光強度変更部26を備えている。入出力部25は、タッチパネルディスプレイを用いて構成する。この入出力部25は、芝育成装置10を設置する予定位置を表示する。更に、入出力部25は、設置した位置の入力を取得する。光強度変更部26は、制御部21からの信号に応じて、昇降操作部により連結部材13の伸縮の制御、照明部11の点灯状態の制御(全灯、半灯又は全消灯)を行なう。
また、芝育成装置10は、図示しない電源を備えている。この電源は、制御部21、入出力部25、光強度変更部26及びLED部11aに電力を供給する。
照明設定データ記憶部22は、環境条件に応じて設定する照明強度に関するデータが記録されている。本実施形態では、環境条件として季節(年月日の期間)を用いる。また、照明強度としては、照明部11の地面(ピッチ)からの高さ及び点灯状態を用いる。
照明強度データ領域には、この期間において用いた照明の強度に関するデータが記録される。この照明の強度は、照明部11の地面からの高さと点灯状態(全灯又は半灯)によって決まる。
配置場所データ領域には、この期間において実際に設置された照明の配置場所を特定する情報(領域識別子)に関するデータが記録される。
まず、芝育成装置10の電源が投入された場合、芝育成装置10の制御部21は、設置予定位置の特定処理を実行する(ステップS1)。具体的には、制御部21は、システムタイマから現在日を特定し、この現在日よりも前(過去)の照明履歴データを照明履歴データ記憶部23において検索する。
(1)本実施形態の芝育成装置10は、下方に光を照射する照明部11と、照明部11の上部を覆う天板12と、天板12を支持するフレーム部14、フレーム部14の下に取り付けられた複数の車輪15を備えている。これにより、雨天時にも、天板12が雨を受け止めるため、降雨に影響されることなく、芝に人工光を照射することができ、効率よく芝を育成することができる。また、芝育成装置10の構成が簡易であるため、自重によって芝を傷め難く、効率よく芝を育成することができる。
(6)本実施形態の芝育成装置10の制御部21は、照明部の高さの設定処理(ステップS3)において、現在日に対応する照明強度を、照明設定データ記憶部22において特定し、この照明強度となるように光強度変更部26を制御する。これにより、季節(年月日)に応じて、適切な照明強度に調整することができる。
次に、図5を用いて芝育成装置を具体化した第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態における車輪15の代わりに気球35を用いる。
(7)本実施形態の芝育成装置30は、下方に光を照射する照明部31と、照明部31の上部を覆う天板32と、天板32に取り付けられた気球35とを備えている。これにより、雨天時にも、天板32が雨を受け止めるため、降雨に影響されることなく、芝に人工光を照射することができ、効率よく芝を育成することができる。また、気球35によって芝育成装置30を移動可能に支持したので、照明部31をピッチ上に配置した場合でも、芝育成装置30の自重が芝にかからず、芝を傷つける可能性を少なくすることができる。
・上記第2の実施形態の芝育成装置30は、飛行体として気球35を用いた。照明部11を吊り下げて支持する飛行体は、気球35に限定されるものではない。例えば、移動可能な飛行船や遠隔制御の小型ヘリコプタ等を用いることも可能である。また、照明部を安定して支持できる構成であれば、各角を支持する構成でなくてもよい。例えば、2つの飛行体を両辺に配置する構成や、中心に1つの飛行体を設けて支持する構成を用いることが可能である。また、芝育成装置10を使用しない場合には、飛行体を、他の用途(例えば、広告等)に使用してもよい。この場合には、照明部の下方に広告幕や広告板等を吊り下げる。
Claims (5)
- 天然芝が植えられたピッチにおいて、前記天然芝を育成するための人工光を照射する照明部を備えた芝育成装置であって、
前記照明部を保持する支持部と、
前記照明部を移動させる移動部と、
前記照明部の上方を覆うカバー部とを備えたことを特徴とする芝育成装置。 - 前記人工光を照射した前記ピッチにおける位置を取得し、データ記憶部に記録する記録部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の芝育成装置。
- 前記ピッチに関する環境条件に応じて、前記照明部の前記人工光の強度を調整可能とする光強度調整部を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の芝育成装置。
- 前記光強度調整部は、前記照明部が地面に対する距離を変更することにより、光強度を変更し、
前記照明部は、前記カバー部との相対位置を変更可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の芝育成装置。 - 前記移動部及び前記支持部は、飛行体により構成されており、
前記照明部は、前記飛行体に吊り下げられて支持されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の芝育成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
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US11712008B2 (en) | 2018-10-11 | 2023-08-01 | Mtd Products Inc | Localized data mapping for indoor and outdoor applications |
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JP6379961B2 (ja) | 2018-08-29 |
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