JP2015057965A - 苺栽培用スタンド - Google Patents

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祐樹 松田
Yuki Matsuda
祐樹 松田
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【課題】 設備費が少なくて栽培物の受光量の調整が可能な苺栽培用スタンドを提供する。【解決手段】 苺栽培に適した前後幅と長尺の左右幅の栽培棚(枠棚2)を上下適宜間隔で多段に設け、各栽培棚部の上方に照明体(チップLED341を縦列した長尺照明体34)を装備した照明体支持部3,3Aを、上下動可能に配置すると共に、所望位置で固定可能に設け、幼苗時には光源位置を下げて幼苗に対して効率的な人工光照射をなし、生育後には光源位置を上げて、葉全体に人工光を照射する。【選択図】図2

Description

本発明は、苺の高設栽培に使用する栽培用スタンドに関するものである。
苺の栽培において、地表に結実する苺果実を屈んだ姿勢で収穫することが、農業従事者の大きな負担となる。そこで栽培床をある程度の高さに設置する高設栽培が行われている。
前記の高設栽培には、栽培床を載置するスタンドを多段に設け、各段の天井面(載置板下面)に蛍光ランプを設け、人工光による栽培手段が知られている(特許文献1)。
特開2006−280364号公報。
人工光栽培の照明装置の栽培物へ照光は、光源と栽培棚の位置関係で反射板の位置や距離を設定して設けられている。このような固定光源では、栽培物が成長すると光源と栽培物の距離が相違し栽培物の葉面の照度(受光量)が相違する。従前装置は、栽培物の受光量の調整を、供給電力の制御(光源の輝度制御)や、多数ランプのうち、点灯するものと
消灯するものを選択する点灯制御で行なっている。しかしこのような供給電力調整や点灯制御には、当然制御を担う回路設備が必要となり、栽培スタンドの設備費が嵩んでしまう。
そこで本発明は、設備費が少なくて栽培物の受光量の調整が可能な新規な苺栽培用スタンドを提案したものである。
本発明に係る苺栽培用スタンドは、苺栽培に適した前後幅と長尺の左右幅の栽培棚部を上下適宜間隔で多段に設け、各栽培棚部の上方に照明体を装備した照明体支持部を上下動可能に配置すると共に、所望位置で固定可能に設けてなることを特徴とするものである。
而して前記のスタンドは、ビニールハウス等の温度管理が可能な栽培所に設置して使用するもので、栽培棚部に苗を植え付けた栽培床(プランターに肥料を混在させた培土を入れたもの)を配置し、照明体支持部の高さを適宜調整して、人工光を照射して栽培を行うもので、幼苗に対しては、照明体支持部を下げて幼苗に近接させて、拡散する光量(幼苗に照射されない人工光量)を少なくし、人工光を効果的に照射し、生育が進行して葉が繁殖すると、葉の受光面積が広がるので、それに伴って照明支持部を上昇させると、葉全体に人工光を照射することになる。
また本発明(請求項2)に係る苺栽培用スタンドは、栽培棚を、四隅に設けた脚柱間を連結する枠棚で形成すると共に、栽培床は前記枠棚に載置されるプランターとしてなるもので、幼苗を植栽したプランター(栽培床)を枠棚に載置するだけで苺栽培を行うことができる。
また本発明(請求項3)に係る苺栽培用スタンドは、照明体支持部を可動側柱で連結し、一連に上下動作させてなるもので、各段個別に照明位置を調整することなく、同時に調製が可能となる。
本発明の構成は上記のとおり照明体を装備した照明体支持部を上下動可能とした栽培用スタンドで、照明体の位置を苗の生育に合わせ調整することができ、簡易な設備で人工光の効率的な照射調整を行うことができたものである。
本発明の実施形態の全体斜視図。 同使用状態の説明図。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示したる苺栽培用スタンドは、アングル材を組み合わせて構築したもので、脚柱1と枠棚(栽培棚)2と、照明体支持部(最上段照明体支持部3及び下段照明体支持部3A)と、照明体支持部3,3Aを動作させる位置調整部4で構成される。
脚柱1は枠棚2の四隅に配置されるもので、枠棚2は、苺栽培に適したプランター(栽培床)Aに対応するように、前後幅と長尺の左右幅を備えると共に、上下適宜間隔で多段(図示例は上下二段であるが、設置する温室や栽培・収穫作業を考慮すると2〜4段が適当である)に設けたものである。
最上段の照明体支持部3は、前記前後脚柱1間に配置した左右杆31と左右杆31間に架設した支持杆32で枠組みを形成すると共に、上面に放熱板33を配置する。
照明体34は、前記左右杆31、支持杆32及び放熱板33の何れかに装着するもので、苺Aの生育に適する光源であれば任意に定められるが、経済性を考慮するとLEDを採用する。
LED照明は、チップLED341を長手方向に縦列した複数の長尺照明体34を、照明体支持部3の底面に前後に縦列装着すると共に、特に前後端に配置される長尺照明体34を中央側に適宜傾斜させて装着する。チップLED341は、広角タイプで120°の放射範囲であり、取付位置によって栽培範囲(枠棚2の範囲)外に光放射する結果となるので、前後端側の長尺照明体34は、中央側に傾斜装着して、前記の無駄を無くす。
また下段の照明体支持部3Aは、長尺照明体34の組み込みは前記の最上段の照明体支持部3と同様であるが、特に放熱板33に替えて滴受け容器部35を設け、後述する栽培時の枠棚2に設置したプランターAからの栽培用水の滴を、長尺照明体34に侵入しないようにする。更に前記滴受け容器部35は、プランターAから栽培用水が滴受け容器部35に滴下すると、前記栽培用水による冷却機能が作用し、直下の長尺照明体34からの放熱が吸収することになり、室温上昇を抑え、効率的な室温コントロールを行うことができるものである。
尚受粉に際してミツバチが紫外線で照らされた花を確認する必要があるが、LED照明では紫外線が発生しないので、栽培室内に紫外線灯を設置するが、紫外線が栽培箇所(枠棚2の内)に効果的に照射されるように、栽培棚(枠棚2)、照明体支持部3,3A、脚柱1等の外周面を金属色等の反射面とする。
位置調整部4は、可動側柱41と、可動側柱41を吊下げ上下動させると吊下げ紐42と、吊下げ紐42を装着するための滑車部43及び結着部44と、滑車部43を取付ける頂部杆45で構成している。即ち上下動可能に多段に配置されている各照明体支持部3,3Aの左右杆31の外側を可動側柱41で連結し、前記可動側柱41を上下動させるために、前後脚柱1の頂部間に頂部杆45を架設すると共に、前記頂部杆45に滑車部43を設け、吊下げ紐42はその一端を可動側柱41の頂部に結び付け、滑車部43を介して下方部に設けた結着部44に結び付けて、照明体支持部3を所望の高さに保持する。
而して苺の栽培に際して、前記スタンドを例えばビニールハウス内に設置し、枠棚(栽培棚)2に、苗Bを植え付けたプランター(栽培床)Aを配置して、苗Bの生育を行い苺Cの収穫をなすものである。
この苗Bの生育に長尺照明体34のチップLED341からの人工光を用いるもので、人工光は、光源からの拡散光(120°)となるので、幼苗B1に対しては、吊下げ紐42を結着部44から結び解き、上下操作して、照明体支持部3,3Aの位置を下げて幼苗B1に近接させて、吊下げ紐42を結着部44に結び付け、光源からの拡散する光量(幼苗に照射されない人工光量)を少なくして、人工光を効果的に照射する。
次に苗Bの生育が進行して葉が繁殖すると、葉の受光面積が広がるので、それに伴って照体明支持部3を上昇させ、当該位置を保持し、葉全体に人工光が照射するようにして栽培を行うものである。
従って苗Bの生育に伴って適宜に光源位置を上下方向に変更して栽培を行うことができたもので、人工光の効率的な照射生育を実現する。尚位置調整部4の構成は、人力調整の例を示したが、動力制御によって実現しても良い。
1 脚柱
2 枠棚(栽培棚)
3,3A 照明体支持部
31 左右杆
32 支持杆
33 放熱板
34 長尺照明体(照明体)
341 チップLED
35 滴受け容器部
4 位置調整部
41 可動側柱
42 吊下げ紐
43 滑車部
44 結着部
45 頂部杆

Claims (8)

  1. 苺栽培に適した前後幅と長尺の左右幅の栽培棚部を上下適宜間隔で多段に設け、各栽培棚部の上方に照明体を装備した照明体支持部を上下動可能に配置すると共に、所望位置で固定可能に設けてなることを特徴とする苺栽培用スタンド。
  2. 栽培棚を、四隅に設けた脚柱間を連結する枠棚で形成してなると共に、栽培床を前記枠棚に載置されるプランターとしてなる請求項1記載の苺栽培用スタンド。
  3. 照明体支持部を可動側柱で連結し、一連に上下動作させてなる請求項1又は2記載の何れかの苺栽培用スタンド。
  4. 脚柱、栽培棚、照明体支持部をアングル材で形成してなる請求項2又は3記載の何れかの苺栽培用スタンド。
  5. 照明体にLED照明を採用してなる請求項1乃至4記載の何れかの苺栽培用スタンド。
  6. チップLEDを長手方向に縦列した長尺照明体を、照明体支持部に前後に複数本縦列装着すると共に、前後端に配置される長尺照明体を中央側に適宜傾斜させて装着してなる請求項5記載の苺栽培用スタンド。
  7. 栽培棚部、照明支持体、脚柱等の外周面を金属色等の反射面としてなる請求項5又は6記載の苺栽培用スタンド。
  8. 最上段以外の照明体支持部自体又は照明体支持体上部に、滴受け容器部を設けてなる請求項1乃至7記載の何れかの苺栽培用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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