JP2016073112A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気電池の利便性を向上する電源装置を提供する。【解決手段】電源装置10は、二次電池12aと、マグネシウム又はマグネシウム合金を含む負極を備える積層型又は巻回型の空気電池と、空気電池にて発電された電力を二次電池に蓄電する充放電制御部とを備える。二次電池は、リチウムイオン二次電池で、ニッケル、コバルトおよびマンガンを含有するリチウム複合酸化物を含む正極を備え、チタン酸リチウムを含む負極を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関する。詳しくは、空気電池を備える電源装置に関する。
近年では、我が国が電池分野において国際的に主導的な役割を果たすことが期待されており、次世代電池の開発が活発になされている。例えば、次世代電池として、空気電池などの開発が進められている。
空気電池は、正極活物質として空気中の酸素を使う電池である。この空気電池はさまざまな金属で研究がなされている。空気電池として、例えば、負極に環境安全性に優れているマグネシウムを使用したものがある(例えば、特許文献1参照)。この空気電池の利便性を向上することが期待されている。
特開2012−234799号公報
本発明の目的は、空気電池の利便性を向上できる電源装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明は、
二次電池と、
マグネシウムまたはマグネシウム合金を含む負極を備える積層型または巻回型の空気電池と、
空気電池にて発電された電力を二次電池に蓄電する充放電制御部と
を備える電源装置である。
以上説明したように、本発明によれば、空気電池の利便性を向上できる。
本発明の一実施形態に係る電源装置の一構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電源装置の一次電池の一構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源装置の一次電池の一構成例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源装置の一次電池の一構成例を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態の変形例1に係る電源装置の一次電池の一構成例を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態の変形例2に係る電源装置の一構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の変形例3に係る電源装置の一次電池の一構成例を示す斜視図である。
本発明の実施形態について図面を参照しながら以下の順序で説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
[電源装置の構成]
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る電源装置10は、第1の組電池11と、第2の組電池12、充放電制御部13と、DC/DCコンバータ14とを備える。また、電源装置10は、正極端子16aおよび負極端子16bを備えている。これらの正極端子16aおよび負極端子16bは、電子機器15の正極端子および負極端子に接続されたケーブルに対して着脱自在に構成されている。電子機器15は、例えば、直流(DC)を電源とするものである。
(第1、第2の組電池)
第1の組電池11は、複数の一次電池11aを直列および/または並列に接続して構成されている。第2の組電池12は、複数の二次電池12aを直列および/または並列に接続して構成されている。図1では、6つの一次電池11aが2並列3直列(2P3S)に接続された例が示されている。また、4つの二次電池12aが2並列2直列(2P2S)に接続された例が示されている。
(DC/DCコンバータ)
DC/DCコンバータ14は、第1の組電池11の出力電圧を所定の一定電圧に電力変換し、充放電制御部13に出力する。なお、電源装置10が、DC/ACコンバータを更に備え、交流(AC)を電源とする電子機器を駆動できるようにしても構わない。
(充放電制御部)
充電時には、充放電制御部13は、第1の組電池11から第2の組電池12に対する充電を制御する。一方、放電時には、充放電制御部13は、第2の組電池12から電子機器15に対する放電を制御する。
(二次電池)
二次電池12aとしては、非水電解質二次電池であるリチウムイオン二次電池を用いることが好ましい。リチウムイオン二次電池としては、高レート充電および/または高レート放電が可能なものを用いることが好ましい。高レート充電が可能なもとを用いることで、短時間で第2の組電池12に蓄電することが可能となる。また、高レート放電が可能なもとを用いることで、高負荷の電子機器15に対して電源装置10を用いることができるようになる。
リチウムイオン二次電池は、巻回型および積層型のいずれのものであってもよい。リチウムイオン二次電池の形状としては、例えば、円筒状、扁平状、角型などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
リチウムイオン二次電池は、正極と、負極と、電解質と、セパレータとを備える。正極は、正極集電体と、正極活物質層とを備える。正極活物質層は、1種または2種以上の正極活物質を含んでいる。正極活物質としては、例えば、層状岩塩型の構造を有するリチウム複合酸化物、オリビン型の構造を有するリチウム複合リン酸塩、スピネル型の構造を有するリチウム複合酸化物などを用いることができる。高レートの充放電を可能とする観点からすると、正極活物質としては、ニッケル、コバルトおよびマンガンを含むリチウム複合酸化物を用いることが好ましい。
負極は、負極集電体と、負極活物質層とを備える。負極活物質層は、1種または2種以上の負極活物質を含んでいる。負極活物質としては、例えば、炭素材料、金属材料などを用いることができる。高レートの充放電を可能とする観点からすると、負極活物質としては、チタン酸リチウムを用いることが好ましい。
電解質としては、例えば、電解液、ゲル電解質、固体電解質などを用いることができ、これらを2種以上組み合わせて用いてもよい。
(一次電池)
一次電池11aは、いわゆるマグネシウム空気電池であり、空気中の酸素を正極活物質(電子を受け取る物質)とし、マグネシウムを負極活物質(電子を放出する物質)とする。負極のマグネシウムは、電子を放出してマグネシウムイオンとなって電解液中に溶出する。一方、正極では、酸素と水が電子を受け取って水酸化物イオンとなる。電池全体で見ると、マグネシウム、酸素、および水から水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)が生成することで両極間に起電力が発生する。正極および負極でのそれぞれの反応式は、以下の通りとなる。
正極:O2+2H2O+4e-→4OH-
負極:2Mg→2Mg2++4e-
全体:2Mg+O2+2H2O →2Mg(OH)2
以下、図2、図3を参照して、一次電池11aの一構成例について説明する。一次電池11aは、筐体120と、この筐体120に収容された電池素子110とを備える。電池素子110は、積層型(スタック型)の電池素子であり、ほぼ直方体形状を有している。電池素子110の上面には正極端子110aおよび負極端子110bを有し、その下面からは複数のセパレータ112が下方に向けて出されている。電池素子110の周面には、電池素子110の構成要素を束ねる1または2以上の帯状部材110cが設けられている。
筐体120は、直方体形状を有し、第1の筐体130と第2の筐体140とを備える。第1の筐体130は、いわゆる電解液槽であり、その内部に中空状の空間を有している。一次電池11aを発電させる際には、この空間内に電解液が供給される。第1の筐体130の上端には、矩形状の上面板131が設けられている。上面板131には、複数のスリット131aが平行に設けられ、これらの複数のスリット131aそれぞれに、電池素子110の下面から出された複数のセパレータ112が通されている。上面板131の周囲には低い周壁132が設けられている。上面板131に多数の孔部を設けて、電池素子110の下面側から電池素子110内に空気が供給されているようにしてもよい。
第2の筐体140の下端は開放されており、開放された下端側を第1の筐体130上に載置することで、第2の筐体140により電池素子110が覆われる。第2の筐体140の周壁の下端側の先端は、第1の筐体130の上面板131の周壁132の外側に嵌め込まれる。閉鎖された第2の筐体140の上面には、2つの孔部141a、141bが設けられている。これらの孔部141a、141bを介して、電池素子110の正極端子110aおよび負極端子110bが外部に導出される。
第1、第2の筐体130、140は、例えばプラスチックにより構成されている。プラスチックは、可視光に対して透明性を有するもの、および不透明性を有するもののいずれであってもよいが、第2の筐体140内に供給した電解液の液量を視認可能とする観点からすると、透明性を有するものが好ましい。
図4に示すように、電池素子110は、負極111、セパレータ112、正極集電体113、セパレータ114を、この順序で繰り返し積層した構成を有している。この積層体は、1または2以上の帯状部材110cにより束ねられている。帯状部材110cは、例えばゴムのような弾性体、または高分子フィルムにより構成されている。
負極111、セパレータ112、114、正極集電体113は、矩形状を有している。電池素子110の高さ方向におけるセパレータ112の幅は、電池素子110の高さ方向における負極111、正極集電体113およびセパレータ114の幅よりも広く設定されている。負極111、セパレータ112、114および正極集電体113のうちセパレータ112のみが、電池素子110の下端からはみ出している。このセパレータ112のはみ出した部分が、スリット122aを介して第2の筐体140に供給される電解液115に浸される。
以下、電池素子110を構成する負極111、正極集電体113、セパレータ112、114について順次説明する。
(負極)
負極111は、負極材(負極活物質)としてマグネシウム(Mg)またはマグネシウム合金を含んでいる。マグネシウム合金は、例えばマグネシウムを主成分とする合金、すなわちマグネシウムを50重量%以上含有する合金である。マグネシウム合金としては、例えば、マグネシウムと、カルシウム(Ca)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、ケイ素(Si)、銅(Cu)、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)およびジルコニウム(Zr)からなる群より選ばれる1種以上の金属元素とを含むものが挙げられ、これらのうちでも特にマグネシウムとカルシウムとを含むもの、またはマグネシウムとカルシウムとアルミニウムとを含むものが好ましい。負極111の自己放電を抑制できるとともに、長期間に渡って安定的に電流を流すことができるからである。マグネシウム合金の具体例としては、Mg−Ca系、Mg−Al系、Mg−Mn系、Mg−Zn系、Mg−Al−Ca系、Mg−Al−Zn系、Mg−Zn−Zr系などの合金が挙げられるが、これらの材料に限定されるものではない。
負極111が、ナノポーラス構造またはメソポーラス構造などの多孔質構造を有していてもよい。必要に応じて、酸化還元電位が負極材よりも貴な金属を含む導体層を負極111の表面にさらに設けるようにしてもよい。これにより、電流集中や望ましくない位置における負極反応の進行を抑制し、負極材の脱落や欠損を抑制することができる。導体層は、例えば、負極111の表面のうちの少なくともセパレータ112に対向しない領域に設けられる。酸化還元電位が負極材よりも貴な金属としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、水銀(Hg)、銅(Cu)、鉛(Zn)、スズ(Sn)などが挙げられる。
(正極集電体)
正極集電体113は、空気電極とも称される部材であり、正極材(正極活物質)としての空気中の酸素に電子を供給する役割を有している。正極集電体113の材料は、導電性を有する材料であれば特に制限されるものではなく、例えば、活性炭、炭素繊維、カーボンフェルトなどの炭素質材料、鉄、銅などの金属材料等を用いることができる。正極集電体113の材料としては、空気中の酸素との接触面積が大きく集電効率に優れているという観点から、炭素粉末を用いることが特に好ましい。
(電解液)
電解液115は、負極111で発生したマグネシウムイオン(Mg2+)を溶出させるともに、酸素と反応する水(H2O)を正極集電体113に供給する役割を有している。電解液115としては、酸性、アルカリ性、あるいは中性の水溶液を用いることができる。例えば、水、塩化ナトリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、および過炭酸ナトリウム水溶液からなる群から選ばれる少なくとも1つを用いることができる。また、フッ化物の水溶液、ハロゲンを含む水溶液、多価カルボン酸の水溶液などを用いることもできる。
(セパレータ)
セパレータ112、114は、負極111と正極集電体113との間に交互に配置されている。セパレータ112は、負極111と正極集電体113の間での短絡を防止するとともに、第1の筐体130に収容された電解液115を吸い上げて当該電解液115を保持する役割を有している。セパレータ112としては、例えば、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ガラス繊維、樹脂不織布、ガラス不織布、濾紙などを用いることができるが、これらの材料に特に制限されるものではない。
セパレータ114は、負極111と正極集電体113の間での短絡を防止するとともに、正極集電体113に空気(具体的には酸素)を供給する役割を有している。セパレータ114の材料としては、セパレータ112と同様のものを例示することができる。
正極集電体113に空気を効率良く供給する観点からすると、セパレータ114の空孔率は、セパレータ112のものよりも高いことが好ましい。また、上記と同様の観点から、セパレータ114の厚さは、セパレータ112のものよりも厚いことが好ましい。
[効果]
本発明の一実施形態に係る電源装置10では、マグネシウム空気電池である一次電池11aで発電された電力が、充放電制御部13の制御に基づき、リチウムイオン二次電池である二次電池12aに蓄電される。一般的には、マグネシウム空気電池は高レート放電が困難であるため、高負荷の装置の電源に用いることは難しい。しかしながら、上述のようにマグネシウム空気電池で発電した電力をリチウムイオン二次電池に一度蓄電することで、マグネシウム空気電池で発電した電力を高負荷の装置にも使用することが可能となる。このため、マグネシウム空気電池の利便性が向上する。
マグネシウム空気電池は、負荷に接続されていなくとも、自己放電により負極が消費されてしまうが、一実施形態に係る電源装置10では、マグネシウム空気電池で電力を発電し、リチウムイオン二次電池に蓄電することができる。このため、ユーザは、マグネシウム空気電池の自己放電を気にせずに電源装置10を用いることができる。
[変形例]
(変形例1)
図5に示すように、正極集電体113と負極111との間を微粒子116により離間させて、それらの間に空気層117を形成するようにしてもよい。微粒子116は絶縁性を有していればよく特に限定されるものではないが、例示するならば、シリカ、アルミナ、ジルコニアなどの無機微粒子、スチレン、アクリルなどの有機微粒子などが挙げられる。
(変形例2)
図6に示すように、電源装置10が、1または2以上のキャパシタ17をさらに備えるようにしてもよい。キャパシタ17としては、第2の組電池12を構成する二次電池12aよりも高レート充電および/または高レート放電が可能なものが好ましい。充放電制御部13は、第1の組電池11で発電した電力を、バッファとしての1または2以上のキャパシタ17に一旦蓄電した後に、第2の組電池12に蓄電する。また、充放電制御部13は、第2の組電池12に蓄電された電力を1または2以上のキャパシタ17に一旦蓄電した後、電子機器15に供給するようにしてもよい。
図6に示すように、電源装置10が、DC/ACインバータ18、正極端子19aおよび負極端子19bをさらに備えるようにしてもよい。正極端子19aおよび負極端子19bは、電子機器20の正極端子および負極端子に接続されたケーブルに対して着脱自在に構成されている。電子機器20は、交流(AC)を電源とするものである。充放電制御部13は、第2の組電池12から電子機器20に対する放電を制御する。
(変形例3)
上述の第1の実施形態では、一次電池として積層型(スタック型)のものを用いる場合を例として説明したが、巻回型のものを用いてもよい。以下、巻回型の一次電池の構成例について説明する。
図7に示すように、一次電池11bは、筐体220と、この筐体220内に収容された電池素子210とを備える。電池素子210は、巻回型の電池素子であり、円筒形状を有している。電池素子210の上面には正極端子210aおよび負極端子210bが設けられ、その下面からはセパレータ212が下方に向けて出されている。電池素子210の周面には、1または2以上の帯状部材210cが巻かれて、巻止されている。帯状部材210cは、例えばゴムのような弾性体、または高分子フィルムにより構成されている。
筐体220は、直方体形状を有し、第1の筐体230と第2の筐体240とを備える。第1の筐体230は、いわゆる電解液槽であり、上端が開放されている。一次電池11bを発電させる際には、第1の筐体230に電解液が供給される。
第2の筐体240の下端は開放されており、開放された下端側から電池素子210が第2の筐体240内に収容される。第2の筐体240は、その内部に設けられた支持部材などにより、収容した電池素子210を第2の筐体240内の所定位置に保持可能に構成されている。閉鎖された第2の筐体240の上面には、2つの孔部241a、241bが設けられている。これらの孔部241a、241bを介して、電池素子210の正極端子210aおよび負極端子210bが外部に導出される。
電池素子210は、負極、正極集電体、電解液を吸い上げて保持する役割のセパレータ(以下「第1のセパレータ」という。)、正極集電体に空気を供給する役割のセパレータ(以下「第2のセパレータ」という。)が帯状の形状を有すること、および負極、第1のセパレータ、正極集電体、第2のセパレータがこの順序で積層されて、巻回されていること以外は、第1の実施形態に係るものと同様である。
以上、本発明の実施形態およびその変形例について具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態およびその変形例において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。
また、上述の実施形態およびその変形例の構成、方法、工程、形状、材料および数値などは、本発明の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
10 電源装置
11 第1の組電池
11a 一次電池
12 第2の組電池
12a 二次電池
13 充放電制御部
14 DC/DCコンバータ
15 電子機器
17 キャパシタ
110、210 電池素子
111 負極
112、114 セパレータ
113 正極集電体
115 電解液
116 微粒子
117 空気層
120、220 筐体

Claims (11)

  1. 二次電池と、
    マグネシウムまたはマグネシウム合金を含む負極を備える積層型または巻回型の空気電池と、
    上記空気電池にて発電された電力を上記二次電池に蓄電する充放電制御部と
    を備える電源装置。
  2. 上記二次電池は、リチウムイオン二次電池である請求項1に記載の電源装置。
  3. 上記リチウムイオン二次電池は、ニッケル、コバルトおよびマンガンを含有するリチウム複合酸化物を含む正極を備える請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 上記リチウムイオン二次電池は、チタン酸リチウムを含む負極を備える請求項2または3に記載の蓄電装置。
  5. 上記空気電池にて発電された電力を一次的に蓄電した後、上記非水電解質電池に供給するキャパシタをさらに備える請求項1から4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 上記空気電池の負極は、カルシウムをさらに含んでいる請求項1から5のいずれかに記載の蓄電装置。
  7. 上記空気電池は、一端から出されたセパレータを備え、該セパレータの一端が電解液に浸される請求項1から6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 上記空気電池は、第1のセパレータと第2のセパレータとを備え、
    上記第1のセパレータが、上記空気電池の一端から出され、該第1のセパレータの一端が電解液に浸される請求項1から6のいずれかに記載の電源装置。
  9. 上記第2のセパレータが、上記第1のセパレータよりも空孔率が高い請求項8に記載の電源装置。
  10. 上記第2のセパレータが、上記第1のセパレータよりも厚い請求項8または9に記載の電源装置。
  11. 上記空気電池は、透明な筐体に収容されている請求項1から9のいずれかに記載の電源装置。
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