JP2016072996A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ部及び制御部を備え、取付対象物に固定される駆動装置において、シール手段を適用する箇所の数を低減する駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置1は、カップ状のモータケース101の筒部11の内側にモータ部30が収容され、底板部121が取付対象物としてのギアボックス801に固定される。蓋体201は、モータケース101の開口縁部131の内側で筒部11の内壁115に嵌合する。制御部カバー70は、モータケース101のギアボックス801と反対側の端部に固定され、制御部50を覆う。第1シール手段としてのOリング41は、モータケース101とギアボックス801との間を液密にシールし、第2シール手段としての接着剤40は、制御部カバー70とモータケース101との間を液密にシールする。これにより、シール手段を適用する箇所の数を二箇所に低減することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、モータ部及び制御部を備え、取付対象物に固定される駆動装置に関する。
従来、モータ部を内蔵した駆動装置(アクチュエータ)において、モータ部や、モータ部へ電力を供給するインバータ等への浸水を防止するためのシール技術が知られている。例えば特許文献1に開示されたインバータ一体型電動圧縮機は、インバータ収容部のフランジ部に設けた溝に液状ガスケット(液状シール剤)を充填することにより、フランジ部と蓋体との間の防水シール性を確保している。
特許第5260198号公報
特許文献1の液状シール剤は、水平に設置された溝に充填して硬化させるものであり、平面同士の接合部にしか適用することができない。また、充填作業に工数がかかるという問題がある。一方、Oリングやパッキン等のシール部材は、平面同士の接合及び径嵌合の両方に適用可能であり、挿着作業が容易である。
しかし、シール部材又はシール剤のいずれのシール手段を適用するとしても、「カップ状のモータケース、モータケースの開口部を覆う蓋体、及び、制御部を内蔵した制御部カバーの三つのユニットからなる駆動装置」を取付対象物に固定する場合、三つのユニットの間の二箇所、及び、駆動装置と取付対象物との間の一箇所の計三箇所にシール手段を適用する必要があった。そのため、防水品質を保証する箇所が多くなり、また、シール手段の組付に工数を要していた。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、モータ部及び制御部を備え、取付対象物に固定される駆動装置において、シール手段を適用する箇所の数を低減する駆動装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、モータ部、制御部、モータケース、蓋体及び制御部カバーを備える。
モータ部は、巻線が巻回されたステータ、ステータの内側に回転可能に設けられたロータ、及び、ロータと一体に回転するシャフトを有する。制御部は、モータ部への通電を制御する。
モータケースは、筒部及び底板部が一体に形成されたカップ状であり、筒部の内側にモータ部を収容している。蓋体は、モータケースの底板部と反対側の端部において開口縁部の内側で筒部の内壁に嵌合している。制御部カバーは、モータケースの取付対象物と反対側の端部に固定され、制御部を覆う。
この駆動装置を取付対象物に固定したとき外部からの浸水を防止するシール手段が適用される箇所は、「モータケースと取付対象物との間を液密にシールする第1シール手段が適用される第1防水箇所」、及び、「制御部カバーとモータケースとの間を液密にシールする第2シール手段が適用される第2防水箇所」の二箇所であることを特徴とする。
第1シール手段及び第2シール手段は、Oリングやパッキン等のシール部材、或いは、液状ガスケットや接着剤等のシール剤のいずれでもよい。本明細書では、有形のシール部材が挿着されること、及び、不定形のシール剤が充填又は塗布されることを包括して、シール手段が「適用される」という。
第1シール手段及び第2シール手段は、駆動装置が取付対象物に固定されるまでのどの段階で適用されてもよい。例えば、第1シール手段について、車両に搭載される取付対象物に固定される駆動装置では、第1シール手段としてのシール部材が駆動装置に組み付けられて部品メーカーから車両メーカーに納入されてもよいし、或いは、車両メーカーで駆動装置を取付対象物に組み付ける時に駆動装置に挿着されてもよい。
要するに本発明の駆動装置は、シール手段が適用される防水箇所が三箇所以上でなく、「第1シール手段が適用される第1防水箇所」及び「第2シール手段が適用される第2防水箇所」の二箇所であることを特定するものである。したがって、部品メーカーで駆動装置を製造する段階において、例えば第1シール手段が現実に適用されていなくてもよい。
本発明では、蓋体がモータケースの底板部と反対側の端部において開口縁部の内側で筒部の内壁に嵌合するため、蓋体とモータケースとの間のシール手段を省略することができる。したがって、従来技術では計三箇所にシール手段を適用する必要があったのに対し、本発明では、シール手段を適用する箇所を、第1シール手段を適用する「モータケースと取付対象物との間」、及び、第2シール手段を適用する「制御部カバーとモータケースとの間」の計二箇所に低減することができる。よって、防水品質を保証する箇所が少なくなるため、信頼性が向上する。また、シール手段の組付工数を低減することができる。
本発明の駆動装置は、大きく分けて2通りの態様を取り得る。
一つ目の態様では、モータケースは、底板部が取付対象物側に形成されている。第1シール手段は、モータケースの底板部と取付対象物との間に適用され、第2シール手段は、制御部カバーとモータケースの開口縁部との間に適用される。
二つ目の態様では、モータケースは、底板部が制御部カバー側に形成されている。第1シール手段は、モータケースの開口縁部と取付対象物との間に適用され、第2シール手段は、制御部カバーとモータケースの底板部との間に適用される。
また、第1シール手段及び第2シール手段は、モータケースの径方向の輪郭の内側に適用されることが好ましい。これにより、モータケースの周囲のスペースを占有することなく、駆動装置の最大外径を最小限に抑えることができる。よって、取付スペースの制約が特に厳しい車両の電動パワーステアリング装置等において有効に使用することができる。
さらに、第2シール手段は接着剤であることが好ましい。これにより、第2シール手段が制御部カバーとモータケースとの間のシール及び固定の機能を兼ねるため、ボルト等の締結部材や、締結のためのスペースを設けることが不要となる。
本発明の各実施形態による駆動装置が適用される電動パワーステアリング装置の全体構成図。 本発明の各実施形態による駆動装置の回路模式図。 本発明の第1実施形態による駆動装置の模式断面図。 図3のIV方向矢視図。 本発明の第2実施形態による駆動装置の模式断面図。 本発明の第3実施形態による駆動装置の模式断面図。 第1比較例の駆動装置の模式断面図。 第2比較例の駆動装置の模式断面図。 図7、図8のIX方向矢視図。
以下、本発明の複数の実施形態による駆動装置を図面に基づき説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による駆動装置について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の駆動装置1は、車両の電動パワーステアリング装置において操舵アシストトルクを発生するモータ部、及び、モータ部への通電を制御する制御部が一体に構成されたアクチュエータである。
最初に図1を参照し、第1実施形態の駆動装置1をはじめ各実施形態の駆動装置が共通に適用される電動パワーステアリング装置90の全体構成について説明する。
運転者による操舵トルクは、ハンドル91からステアリングシャフト92を経由して、インターミディエイトシャフト93に伝達され、ラックアンドピニオン機構94にて回転運動がラック軸95の直線運動に変換される。そして、ラック軸95の直線運動変位に応じた角度について一対の車輪99が操舵される。
電動パワーステアリング装置90は、駆動装置1及び動力伝達機構を含む。動力伝達機構は、「取付対象物」としてのギアボックス801内に設けられ、駆動装置1のシャフト35に連結された駆動ギア96の回転を、減速しつつ従動ギア97に伝達する。従動ギア97の回転は、図示しない変換機構によりラック軸95の直線運動をアシストする。
なお、動力伝達機構は、ギアに限らずプーリー等によって構成してもよい。また、電動パワーステアリング装置90の取付位置は、図示の位置に限らず、例えば、ラックアンドピニオン機構94の近傍に取り付けるものであってもよい。
このようにラック取付型の電動パワーステアリング装置90では、路面から跳ね返る雨水やラック軸95をつたわって流れる雨水、結露水、漏れたラジエータ液やウォシャー液等が駆動装置1に浸入しやすい状況にあるため、特に防水性が要求される。駆動装置1の防水に関する詳細な構成については後述する。
駆動装置1は、モータ部30を収容するモータケース101と、制御部50を覆う制御部カバー70とが一体に設けられた、いわゆる「機電一体型」のアクチュエータであり、モータケース11の一方の端部がギアボックス801に固定されている。駆動装置1のモータ部30は、例えば永久磁石式同期型の三相交流ブラシレスモータであり、ステータ内に配置されたロータが回転磁界によって回転することで操舵アシストトルクを発生する。
図2に示すように、本実施形態のモータ部30は、2組の三相巻線組31、32を有している。バッテリ51の直流電力を三相交流電力に変換して出力するインバータは、第1巻線組31に対応して設けられる第1系統インバータ601、及び、第2巻線組32に対応して設けられる第2系統インバータ602から構成される。以下、インバータ、及び、そのインバータと対応する三相巻線組の組合せの単位を「系統」という。
制御部50は、チョークコイル52、コンデンサ53、第1系統インバータ601、第2系統インバータ602、マイコン57、駆動回路58等を備えている。
チョークコイル52及びコンデンサ53は、フィルタ回路を構成し、バッテリ51を共有する他の装置から駆動装置1に伝わるノイズを低減するとともに、駆動装置1からバッテリ51を共有する他の装置へ伝わるノイズを低減する。また、チョークコイル52は、バッテリ51からインバータ601、602に入力される電圧の脈動を平滑化する。
第1系統インバータ601は、6つのスイッチング素子611〜616がブリッジ接続されており、第1巻線組31への通電を切り替える。本実施形態のスイッチング素子611〜616は、MOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)である。以下、スイッチング素子611〜616をMOS611〜616という。
高電位側のMOS611、612、613は、ドレインがバッテリ51の正極側に接続されている。また、MOS611、612、613のソースは、低電位側のMOS614、615、616のドレインに接続されている。MOS614、615、616のソースは、バッテリ51の負極側に接続されている。高電位側のMOS611、612、613と低電位側のMOS614、615、616との接続点は、それぞれ、巻線組31の各相巻線の一端に接続されている。
第2系統インバータ602についても、スイッチング素子(MOS)621〜626の構成は、第1系統インバータ601と同様である。
マイコン57は、図示しないトルクセンサからの操舵トルク信号、回転角センサ55からの回転角信号、フィードバック電流等に基づき、三相電圧指令値を制御演算する。
駆動回路58は、三相電圧指令値に基づいてPWM信号を生成し、インバータ601、602のMOS611〜616、621〜626のゲートに出力する。MOS611〜616、621〜626がPWM信号に従ってスイッチング動作することで、インバータ601、602から巻線組31、32に所望の交流電圧が印加され、モータ部30は、操舵アシストトルクを発生する。
次に、図3、図4を参照し、第1実施形態の駆動装置1の構成について説明する。
図3に示すように、駆動装置1は、モータ部30、制御部50、モータケース101、蓋体201、制御部カバー70等を備えている。また「第1シール手段」としてのOリング41、及び「第2シール手段」としての接着剤40が適用される。以下、有形のシール部材であるOリングが挿着されること、及び、不定形のシール剤である接着剤が充填又は塗布されることを包括して、「適用される」という動詞を用いる。
ところで現実の流通過程では、一般に部品メーカーで製造された駆動装置1が車両メーカーに納入され、車両メーカーにて駆動装置1がギアボックス801に組み付けられる。したがって、図3に示すように、モータケース101と制御部カバー70とが組付前の状態では、その場にギアボックス801は存在しない。しかし、説明の便宜上、将来組み付けられることが予定されている駆動装置1とギアボックス801とを仮想的に一つの図に記載する。以下の説明で「ギアボックス801側」とは、「将来ギアボックス801が存在する側」という意味で用いる。
モータケース101は、例えばアルミニウム等の金属で筒部11と底板部121とが一体に形成されたカップ状を呈している。筒部11の内側にはモータ部30が収容される。第1実施形態では、モータケース101は、底板部121がギアボックス801側に形成され、制御部カバー70側に開口している。
底板部121の中心には、シャフト35が挿通される軸孔151、及び、第1軸受36を収容する凹部16が形成されている。凹部16に収容された第1軸受36は、ロータ34に対するシャフト35のギアボックス801側を回転可能に支持する。
底板部121のギアボックス801側には、筒部11の径外側に突出するフランジ部18が例えば周方向に二箇所設けられている。フランジ部18の端面180がギアボックス801の端面81に当接し、ボルト孔185を挿通したボルト78がねじ孔88に螺合することにより、駆動装置1はギアボックス801に固定される。
底板部121のギアボックス801側の端面180には、Oリング41が挿着されるOリング溝141が形成されている。以下の各実施形態を通じてOリングは、例えばゴム製の弾性体である。Oリング41は、モータケース101の端面180とギアボックス801の端面81との隙間を液密にシールする。この例のシールは、「面シール」である。
モータケース101の底板部121と反対側の端部には、開口の周囲に開口縁部131が形成されている。開口縁部131の端面には、接着剤溝140が周に沿って環状に形成されている。接着剤40が充填された接着剤溝140に制御部カバー70の突起72が嵌合することで、制御部カバー70とモータケース101とが接合されるとともに、制御部カバー70とモータケース101との間が液密にシールされる。
蓋体201は、例えばアルミニウム等の金属で板状に形成されている。蓋体201は、モータケース101内にモータ部30が収容された後、開口縁部131の内側で外壁21が筒部11の内壁115に嵌合する。この嵌合方法は、圧入や焼き嵌め等の締まり嵌めでもよく、図示しないねじやCリング等を用いてもよい。また、筒部11の内壁115又は蓋体201の外壁21に、嵌合の深さを規制する段部等を形成してもよい。いずれの嵌合方法にせよ、蓋体201が「開口縁部131の内側」で嵌合する点が特徴である。
蓋体201の中心には、シャフト35が挿通される軸孔252、及び、第2軸受37を収容する凹部27が形成されている。凹部27に収容された第2軸受37は、ロータ34に対するシャフト35の制御部50側を回転可能に支持する。
第1実施形態の蓋体201は、制御部50の基板59に近接して設けられるため、基板59に搭載された電気素子が発生する熱を受容する「ヒートシンク」としても機能する。
モータ部30は、巻線31、32、ステータ33、ロータ34、シャフト35を有し、本実施形態では三相交流ブラシレスモータを構成する。
巻線31、32は、例えば銅等の金属により線状に形成され、ステータ33に巻回される。各相巻線の端部は、蓋体201に形成された図示しない挿通穴を貫通し、制御部50の基板59に電気的に接続されている。
ステータ33は、例えば積層鋼板等で略円環状に形成され、筒部11の内側に固定されている。巻線31、32に交流電流が流れることでステータ33に回転磁界が発生する。
ロータ34は、ステータ33と同様に、例えば積層鋼板等で略円柱状に形成され、ステータ33の内側に回転可能に設けられている。ロータ34の外壁には、図示しない複数の永久磁石が、周方向に所定の間隔を空けて、N極とS極とが交互になるように設けられている。
シャフト35は、例えば金属で棒状に形成されている。シャフト35は、ロータ34と同軸に固定され、ロータ34と一体に回転する。モータ部30がモータケース11に収容されたとき、ギアボックス801側に位置するシャフト35の端部を第1端351といい、制御部50側に位置するシャフト35の端部を第2端352という。
シャフト35の第1端351は、ギアボックス801内で駆動ギア96に連結される。また、シャフト35の第2端352には、例えば回転角センサ55によりロータ回転角を検出するための図示しない磁石が設けられる。
ロータ34を挿通したシャフト35の第1端351側は第1軸受36によって、第2端352側は第2軸受37によって、回転可能に支持される。軸受36、37は、例えば、ボールベアリング、内輪及び外輪から構成されるラジアルベアリングである。
制御部50は、基板59に搭載された電気素子の作用により、モータ部30への通電を制御する。この電気素子には、図2に参照されるように、チョークコイル52、コンデンサ53、インバータ601、602を構成するMOS611〜616、621〜626、及び、マイコン57や駆動回路58を構成するIC等が含まれる。本発明では電気素子の配置や接続等に関する事項は要部ではないため、詳しい説明を省略する。
制御部カバー70は、例えば樹脂で形成され、モータケース101のギアボックス801と反対側の端部に固定され、制御部50を覆っている。制御部カバー70のモータケース101と反対側の端面には、バッテリ51から電力が供給される給電用コネクタ73、及び、外部からCAN信号やトルク信号等が入力される信号用コネクタ74が一体に形成されている。制御部カバー70は、外部の衝撃から制御部50を保護したり、制御部50への埃や水等の浸入を防止したりする。
制御部カバー70の周壁71の端面には、環状の突起72が形成されている。突起72は、接着剤40が充填されたモータケース101の接着剤溝140に嵌合する。これにより制御部カバー70は、モータケース101との間の防水性を確保しつつ、モータケース101の開口縁部131に接合される。
第1実施形態の駆動装置1の効果について、図7、図9に示す第1比較例の駆動装置7と対比しつつ説明する。第1比較例の駆動装置7は、モータケース107のギアボックス801側に底板部121が形成される点が第1実施形態の駆動装置1と共通である。ただし、蓋体207とモータケース107との接合形態が第1実施形態と異なる。
第1比較例の蓋体207は、大径部22及び嵌合部237を有する段付形状に形成されている。鍔状の大径部22は、モータケース107の開口縁部137に当接する。嵌合部237は、外壁に周設されたOリング溝247にOリング47が挿着されており、筒部11の内壁115に嵌合したとき、Oリング47によって径方向の隙間が液密にシールされる。また、蓋体207及びモータケース107には、ボルト79による締結のためのフランジ部297、197が、例えば周方向に三箇所、径外側に突出して形成されている。
蓋体207の制御部カバー70側の端面には、第1実施形態の開口縁部131に形成される接着剤溝140と同形態の接着剤溝240が形成されており、接着剤40が充填される。
このように第1比較例の駆動装置7は、モータケース107、蓋体207、及び制御部カバー70三つのユニットが接合された状態で、モータケース107の底板部121側の端面180がギアボックス801に固定される。
この駆動装置7について外部からの浸水に対する防水が必要な箇所は、図7に示すA、B1、Cの三箇所である。モータケース107とギアボックス801との間の防水箇所Aに対してはOリング41が適用され、蓋体207とモータケース107との間の防水箇所B1に対してはOリング47が適用される。制御部カバー70と蓋体207との間の防水箇所Cに対しては接着剤40が適用される。
それに対し本発明の第1実施形態の駆動装置1は、防水箇所Aについては第1比較例の駆動装置7と同様である。しかし、蓋体201が開口縁部131の内側で筒部11の内壁115に嵌合するように構成されているため、防水箇所Cでは、制御部カバー70とモータケース101との間を直接、接着剤40によりシールする。したがって、防水箇所B1のシール手段であるOリング47を廃止し、シール手段が適用される箇所の数を二箇所に減らすことができる。よって、防水品質を保証する箇所が少なくなるため、信頼性が向上する。また、シール手段の組付工数を低減することができる。
ここで、防水箇所A及び防水箇所Cは、特許請求の範囲に記載の「第1防水箇所」及び「第2防水箇所」に相当する。
また、駆動装置1は、蓋体201の外壁21が露出しないため、蓋体201の表面処理が不要となる。
さらに、蓋体201の外壁21とモータケース101の内壁115との接触面積を可及的に大きく確保すれば、蓋体201が受容した制御部50の電気素子の発熱を、筒部11を経由して効率良くギアボックス801に逃がしやすくなる。
加えて、第1実施形態の駆動装置1は、制御部カバー70とモータケース101との間の「第2シール手段」として接着剤40を用いることにより、シールと固定の機能を同時に発揮することができるため、ボルト等による締結構成を設ける必要がなくなる。
この場合、仮にシール箇所の内側に締結箇所を設定すると、ボルト孔等の周囲にも別途シール構造が必要となる。一方、シール箇所の外側に締結箇所を設定すると、ボルト孔を形成するためのフランジ部を径外側に突出して設ける必要がある。すると、モータケースの周囲のスペースを占有することとなり、特に取付スペースの制約が厳しい電動パワーステアリング装置等では好ましくない。
したがって、「第2シール手段」として接着剤40を用い、「第1シール手段」としてのOリング41、及び、「第2シール手段」としての接着剤40をいずれもモータケース101の径方向の輪郭の内側に適用することにより、径外側への突出部位を無くし、駆動装置1の最大外径を最小限に抑えることができる。
(第2、第3実施形態)
次に、第2、第3実施形態による駆動装置について、図5、図6を参照して説明する。図5に示す第2実施形態の駆動装置2、及び、図6に示す第3実施形態の駆動装置3は、モータケース102、103の底板部122が制御部カバー70側に形成されている点が第1実施形態と異なる。また、モータケース102、103とギアボックス802、803との取付形状も、それぞれ第1実施形態と異なる。
第2、第3実施形態のモータケース102、103は、第1実施形態のモータケース101と同様に、例えばアルミニウム等の金属で筒部11と底板部122とが一体に形成され、ギアボックス802、803側に開口するカップ状を呈している。底板部122の中心には、シャフト35の第2端352が挿通される軸孔152、及び、第2軸受37を収容する凹部17が形成されている。
底板部122の制御部カバー70側の端面には、接着剤溝140が周に沿って環状に形成されている。接着剤40が充填された接着剤溝140に制御部カバー70の突起72が嵌合することで、制御部カバー70とモータケース102、103とが接合されるとともに、制御部カバー70とモータケース102、103との間が液密にシールされる。
第2、第3実施形態の底板部122は、制御部50の基板59に近接して設けられるため、基板59に搭載された電子部品が発生する熱を受容する「ヒートシンク」としても機能する。
モータケース102、103のギアボックス802、803側の端部には、筒部11の径外側に突出するフランジ部18が設けられている。フランジ部18の端面180がギアボックス802、803の端面81に当接し、ボルト孔185を挿通したボルト78がねじ孔88に螺合することにより、駆動装置2、3はギアボックス802、803に固定される。
蓋体202は、例えばアルミニウム等の金属で板状に形成されている。蓋体202は、モータケース102、103内にモータ部30が収容された後、開口縁部132、133の内側で外壁21が筒部11の内壁115に嵌合する。第1実施形態と同様に、どのような嵌合方法を用いてもよい。
蓋体202の中心には、シャフト35の第1端351が挿通される軸孔251、及び、第1軸受36を収容する凹部26が形成されている。
以上の構成が、第2、第3実施形態の駆動装置2、3に共通である。
続いて第2実施形態に特有の構成として、モータケース102の開口縁部132は、フランジ部18よりもギアボックス802側に筒状に突出しており、その外壁に周設されたOリング溝142にOリング42が挿着されている。突出した開口縁部132は、ギアボックス802に形成された凹部82の内壁825に嵌合する。このとき、Oリング42によって径方向の隙間が液密にシールされる。この例のシールは「軸シール」である。
次に、第3実施形態に特有の構成として、モータケース103の開口縁部133は、フランジ部18の端面180と同一面に形成されている。また、筒部11の内壁115に嵌合した蓋体202の開口側の端面210は開口縁部131よりも奥に位置しており、開口縁部133の内側に凹部113が形成される。
一方、ギアボックス803は、端面81から筒状に突出した嵌合部83が設けられており、嵌合部83の外壁に周設されたOリング溝843にOリング43が挿着されている。嵌合部83は、駆動装置3の凹部113の内壁115に嵌合する。このとき、Oリング43によって径方向の隙間が液密にシールされる。この例のシールも「軸シール」である。
第2、第3実施形態の駆動装置2、3の効果について、図8、図9に示す第2比較例の駆動装置8と対比しつつ説明する。第2比較例の駆動装置8は、モータケース108の制御部カバー70側に底板部122が形成される点が第2、第3実施形態の駆動装置2、3と共通である。ただし、蓋体208とモータケース108との接合形態が第2、第3実施形態と異なる。また、第2比較例の駆動装置8が固定されるギアボックス801は、第1実施形態の駆動装置1が固定されるギアボックス801と実質的に同一である。
第2比較例の蓋体208は、大径部28及び嵌合部238を有する段付形状に形成されている。鍔状の大径部28は、モータケース108の開口縁部138に当接する。嵌合部238は、外壁に周設されたOリング溝248にOリング48が挿着されており、筒部11の内壁115に嵌合したとき、Oリング48によって径方向の隙間が液密にシールされる。また、モータケース108及び蓋体208には、ボルト79による締結のためのフランジ部198、298が、例えば周方向に三箇所、径外側に突出して形成されている。
大径部28は、例えば周方向の二箇所に、径外側に突出するフランジ部を含んでいる。大径部28の端面280がギアボックス801の端面81に当接し、ボルト孔285を挿通したボルト78がねじ孔88に螺合することにより、駆動装置8はギアボックス801に固定される。また、大径部28の端面280には、第1実施形態の底板部121の端面180に形成されるOリング溝141と同形態のOリング溝241が形成されており、Oリング41が挿着される。
このように第2比較例の駆動装置8は、第1比較例と同様に、蓋体208、モータケース108、及び制御部カバー70の三つのユニットが接合された状態で、蓋体208がギアボックス801に固定される。
この駆動装置8について外部からの浸水に対する防水箇所は、図8に示すA、B2、Cの三箇所である。蓋体208とギアボックス801との間の防水箇所Aに対してはOリング41が適用され、モータケース108と蓋体208との間の防水箇所B2に対してはOリング48が適用される。制御部カバー70とモータケース108との間の防水箇所Cに対しては接着剤40が適用される。
それに対し本発明の第2、第3実施形態の駆動装置2、3は、防水箇所Cについては第2比較例の駆動装置8と同様である。しかし、蓋体202が開口縁部132、133の内側で筒部11の内壁115に嵌合するように構成されているため、防水箇所Aでは、モータケース102、103とギアボックス802、803との間を直接、Oリング42、43によりシールする。したがって、防水箇所B2のシール手段であるOリング48を廃止し、シール手段が適用される箇所の数を二箇所に減らすことができる。よって、防水品質を保証する箇所が少なくなるため、信頼性が向上する。また、シール手段の組付工数を低減することができる。
ここで、防水箇所A及び防水箇所Cは、特許請求の範囲に記載の「第1防水箇所」及び「第2防水箇所」に相当する。
その他、蓋体202の表面処理が不要となる効果や、「第2シール手段」として接着剤40を用い、Oリング42、43及び接着剤40をいずれもモータケース102、103の径方向の輪郭の内側に適用することにより、径外側への突出部位を無くし、駆動装置2、3の最大外径を最小限に抑える効果等は第1実施形態と同様である。
(現実の流通過程を考慮した実施形態)
モータケースとギアボックスとの間をシールする「第1シール手段」としてのOリングについては、(a)部品メーカーで駆動装置に組み付けられて車両メーカーに納入される場合、(b)駆動装置とセットにして単品状態で納入される場合、(c)(例えば規格品であれば)車両メーカーが独自に手配する場合等が想定される。例えば第2実施形態では、(a)、(b)、(c)のいずれも可能である。第1実施形態では、Oリング溝141からのOリング41の脱落を防止する措置を講じた場合は(a)が可能であり、そうでなければ(b)又は(c)が想定される。第3実施形態では、(b)又は(c)が想定される。
このような流通形態の違いは、当業者が適宜選択可能な事項であって、駆動装置に係る本発明の技術的範囲に影響するものではない。要するに、部品メーカーで駆動装置を製造する段階において第1シール手段としてのOリングが現実に適用されていなくても、当業者の技術常識に照らして、将来、駆動装置が取付対象物に固定される段階で適用されることが必然的に予想される場合には、「第1シール手段が適用される第1防水箇所」が存在しているものとみなされる。
(その他の実施形態)
(ア)モータケースと取付対象物との間を防水する第1シール手段として用いられるシール部材は、上記実施形態のOリングの他、パッキンやガスケットでもよい。
また、第1シール手段の数は一つに限らない。例えば第1実施形態のような面シールの構成では、大径のOリングと小径のOリングとを二重以上に用いてもよい。第2、第3実施形態のような軸シールの構成では、同径の複数のOリングを軸方向に並設してもよい。或いは、異なる種類の二つ以上のシール手段を組み合わせてもよい。
(イ)制御部カバーとモータケースとの間を防水する第2シール手段として、上記実施形態の接着剤でなく、Oリング等のシール部材を用いてもよい。その場合、制御部カバーとモータケースとの接合部を径嵌合とし、軸シールの構成を採用してもよい。また、上記の第1シール手段と同様に、複数の第2シール手段を用いてもよい。
(ウ)本発明の駆動装置において、「蓋体がモータケースの開口縁部の内側で筒部の内壁に嵌合すること」、「シール手段が適用される箇所が、モータケースと取付対象物との間の第1防水箇所、及び、制御部カバーとモータケースとの間の第2防水箇所の二箇所であること」以外の構成については上記実施形態の構成に限らない。
例えば上記実施形態の図2では、2組の巻線組31、32及び2系統のインバータ601、602を備えた駆動装置を例示しているが、1組、又は3組以上の巻線組と、それに対応する系統数のインバータを備えた駆動装置としてもよい。
(エ)本発明の「モータ部」によって構成されるモータは、永久磁石式の三相交流同期モータに限らず、四相以上の多相モータ、或いは、DCブラシレスモータや誘導モータ等であってもよい。ロータ回転位置を検出不要なモータでは、当然ながらシャフト端面の磁石や回転角センサを設けなくてもよい。
また、本発明の「モータ部」は電力を供給されトルクを出力する狭義の「モータ」として機能するものに限らず、トルクを受けて発電する発電機を含めた「回転電機部」として解釈される。
(オ)本発明の駆動装置は、ラック取付型に限らず、コラム取付型の電動パワーステアリング装置に適用されてもよい。また、電動パワーステアリング装置以外の車載装置や、車両に搭載される装置以外の各種装置に適用されてもよい。取付対象物は、動力伝達機構を内蔵するギアボックス或いはプーリーボックス等の他、負荷そのものとしてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1、2、3・・・駆動装置、
101〜103・・・モータケース、 11・・・筒部、 115・・・内壁、
121、122・・・底板部、 131、132、133・・・開口縁部、
201、202・・・蓋体、
30・・・モータ部、 31、32・・・巻線、 33・・・ステータ、
34・・・ロータ、 35・・・シャフト、
40・・・接着剤(第2シール手段)、
41、42、43・・・Oリング(シール部材、第1シール手段)、
50・・・制御部、 70・・・制御部カバー、
801、802、803・・・ギアBOX(取付対象物)。

Claims (5)

  1. 巻線(31、32)が巻回されたステータ(33)、前記ステータの内側に回転可能に設けられたロータ(34)、及び、前記ロータと一体に回転するシャフト(35)を有するモータ部(30)と、
    前記モータ部への通電を制御する制御部(50)と、
    筒部(11)及び底板部(121、122)が一体に形成され、前記筒部の内側に前記モータ部を収容したカップ状のモータケース(101、102、103)と、
    前記モータケースの前記底板部と反対側の端部において開口縁部(131、132、133)の内側で前記筒部の内壁(115)に嵌合した蓋体(201、202)と、
    前記モータケースの前記取付対象物と反対側の端部に固定され、前記制御部を覆う制御部カバー(70)と、
    を備える駆動装置(1、2、3)であって、
    当該駆動装置を取付対象物(801、802、803)に固定したとき外部からの浸水を防止するシール手段が適用される箇所は、
    前記モータケースと前記取付対象物との間を液密にシールする第1シール手段(41、42、43)が適用される第1防水箇所(A)、及び、前記制御部カバーと前記モータケースとの間を液密にシールする第2シール手段(40)が適用される第2防水箇所(C)の二箇所であることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記モータケース(101)は、前記底板部(121)が前記取付対象物側に形成されており、
    前記第1シール手段(41)は、前記モータケースの前記底板部と前記取付対象物(801)との間に適用され、
    前記第2シール手段は、前記制御部カバーと前記モータケースの前記開口縁部(131)との間に適用されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記モータケース(102、103)は、前記底板部(122)が前記制御部カバー側に形成されており、
    前記第1シール手段(42、43)は、前記モータケースの前記開口縁部(132、133)と前記取付対象物(802、803)との間に適用され、
    前記第2シール手段は、前記制御部カバーと前記モータケースの前記底板部との間に適用されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記第1シール手段及び前記第2シール手段は、前記モータケースの径方向の輪郭の内側に適用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記第2シール手段は接着剤であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動装置。
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