JP2016072456A - 電気機器の外郭構造及び負荷制御システムの端末器 - Google Patents

電気機器の外郭構造及び負荷制御システムの端末器 Download PDF

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Abstract

【課題】電線を仮止めし易くする。【解決手段】電気機器に相当する接点入力端末器4の外郭8は、第1ボディ6と第2ボディ7とで構成される。第1導出部631は、第1ボディ6の第1周壁61を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成される。第2導出部731は、第2ボディ7の第2周壁71を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成される。第1ボディ6と第2ボディ7は、互いの前記開口部同士を向き合わせ、且つ第1導出部631と第2導出部731を第1周壁61及び第2周壁71の厚み方向に沿って重ねるようにして結合される。本実施形態の電気機器(接点入力端末器4)の外郭8は上述のように構成されるので、特許文献1記載の従来例と比較して、電線20を仮止めし易くできる。【選択図】 図5

Description

本発明は、電気機器の外郭構造及び負荷制御システムの端末器に関し、外郭内に収納される電気部品と電気的に接続される電線を外郭の外に引き出すための外郭構造、及び当該外郭構造を有する、負荷制御システムの端末器に関する。
従来例として、特許文献1に記載されている、電気部材収納用の器体(外郭)からの引出線の固定構造を例示する。特許文献1記載の従来例は自動点滅器(電気機器)であって、下面が開口したボディと、ボディの下面開口を閉じる透光性のカバーとで器体(外郭)が構成されている。
器体の内部には、光電変換素子などの電気部品が収納される。また、一端が前記電気部品と電気的に接続された引出線(電線)が、ボディとカバーの嵌合部に設けられている引出口から器体の外に引き出されている。
前記引出口は、ボディの周壁内面に設けられた、断面半円状の溝と、ボディの周壁内面に嵌合するカバーの外壁外面に設けられた、断面半円状の溝とで構成される。また、ボディ側の溝は、カバー側の溝よりも奥行きが深く形成されている。さらに、ボディの周壁内面には、溝の両側開口縁に沿うとともにボディの天板に繋がる三角形状のリブが設けられている。
器体の組立に当たり、ボディの溝に引出線が嵌め込まれた後、ボディにカバーが組み付けられる。すなわち、カバーが組み付けられるまでは、ボディの溝に引出線が仮止めされた状態にあるので、ボディに対するカバーの組付けが容易に行える。
実開昭61−278号公報
ところで、特許文献1記載の従来例においては、引出線が、ボディの天板から周壁に沿ってほぼ直角に屈曲された状態で溝に嵌め込まれている。そのため、引出線の導体(芯線)や絶縁体(被覆)の弾性力により、引出線が溝の外に飛び出してしまい、仮止めされ難いという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電線を仮止めし易くすることを目的とする。
本発明の電気機器の外郭構造は、開口部を有する箱状の第1ボディ、及び開口部を有する箱状の第2ボディで構成される外郭と、前記外郭内に収納される1乃至複数の電気部品と、一端が前記電気部品と電気的に接続されて前記外郭の外に引き出される1乃至複数の電線とを備える電気機器の外郭構造であって、前記第1ボディは、第1底壁と、前記第1底壁の周囲を囲む第1周壁とを有し、前記第2ボディは、第2底壁と、前記第2底壁の周囲を囲む第2周壁とを有し、前記第1周壁は、前記電線が導出される1乃至複数の第1導出部が前記開口部側の部位に設けられ、前記第2周壁は、前記電線が導出される1乃至複数の第2導出部が前記開口部側の部位に設けられ、前記第1導出部は、前記第1周壁を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成され、前記第2導出部は、前記第2周壁を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成され、前記第1ボディと前記第2ボディは、互いの前記開口部同士を向き合わせ、且つ前記第1導出部と前記第2導出部を前記第1周壁及び前記第2周壁の厚み方向に沿って重ねるようにして結合されることを特徴とする。
本発明の負荷制御システムの端末器は、負荷を制御する制御端末器と、信号線を介して前記制御端末器と電気的に接続される伝送装置と、前記信号線を介して前記伝送装置と電気的に接続される端末器とを有し、前記端末器から前記信号線を介して伝送信号が送信され、前記伝送信号を受信した前記伝送装置は、前記負荷を制御させるための伝送信号を前記信号線を介して前記制御端末器へ送信し、前記制御端末器は、前記伝送装置から送信される前記伝送信号を受信して前記負荷を制御するように構成される負荷制御システムに用いられ、前記電気機器に相当し、前記電線に相当する前記信号線を介して前記伝送信号を伝送するための前記電気部品を備え、前記信号線を前記第1導出部及び前記第2導出部から前記外郭の外に導出するように構成されることを特徴とする。
本発明の電気機器の外郭構造及び負荷制御システムの端末器は、電線を仮止めし易くすることができるという効果がある。
本発明に係る負荷制御システムの端末器(接点入力端末器)の実施形態を含む負荷制御システムのシステム構成図である。 同上の負荷制御システムにおける伝送信号及び割込信号の説明図である。 同上の接点入力端末器を示すブロック図である。 本発明に係る電気機器の外郭構造の実施形態を示し、電気機器に相当する接点入力端末器の斜視図である。 同上の接点入力端末器の分解斜視図である。 同上の接点入力端末器の分解斜視図である。 同上の接点入力端末器の第1ボディと第2ボディの平面図である。 同上の接点入力端末器の平面図である。 同上の接点入力端末器の側面図である。 同上の接点入力端末器の組立手順を説明するための説明図である。 同上の接点入力端末器の施工状態を示す斜視図である。 同上の接点入力端末器の第1ボディの要部を示す平面図である。 同上の接点入力端末器の外郭の要部を示す断面図である。 同上の接点入力端末器の外郭の要部を示す断面図である。
以下、本発明に係る電気機器の外郭構造の実施形態、並びに本発明に係る負荷制御システムの端末器の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明に係る外郭構造の技術思想が適用可能な電気機器は、負荷制御システムの端末器(後述する接点入力端末器4)に限定されず、外郭の外に電線が引き出される電気機器であればよい。
まず、本実施形態における負荷制御システムを説明する。この負荷制御システムは、図1に示すように、伝送装置1、操作端末器2、制御端末器3、接点入力端末器4などが2線式の信号線Lsを介して電気的に接続されて構成される。制御端末器3は、リレーを内蔵しており、当該リレーのリレー接点に負荷(例えば、照明負荷L)が電気的に接続される。伝送装置1は、図2に示すような形式を有した伝送信号Vsを信号線Lsに送出することにより、各端末器2〜4との間でデータを授受するように構成される。
伝送信号Vsは、スタートパルスST、モードデータMD、アドレスデータAD、制御データCD、エラー訂正符号CS、返送待機期間WTなどで構成される。スタートパルスSTは、伝送信号Vsの送出開始を示し、モードデータMDは、伝送信号Vsのモードを示している。また、アドレスデータADは、各端末器2〜4を個別に認識するための識別符号を示し、制御データCDは、照明負荷Lへの制御内容を示している。さらに、エラー訂正符号CSは、例えば、伝送誤りを検出するチェックサムデータであり、返送待機期間WTは、各端末器2〜4から返送信号を返送するための期間である。そして、伝送信号Vsは、複極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように構成されている。各端末器2〜4では、2線式の信号線Lsを介して受信された伝送信号VsのアドレスデータADに含まれるアドレスがあらかじめ設定されている自己アドレスと一致したときに、その伝送信号Vsの制御データCDを取り込む。また、制御データCDを取り込んだ各端末器2〜4は、伝送信号Vsの返送待機期間WTに同期して、返送信号を電流モード信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)として伝送装置1に返送する。
操作端末器2は、複数(図示例では4つ)の操作スイッチSW1〜SW4を有している。また、操作端末器2は、何れかの操作スイッチSW1〜SW4が操作されると、通常時に伝送されてくる伝送信号VsのスタートパルスSTの受信期間に、割り込みパルスを電流モードにより送出するように構成されている。
伝送装置1は、信号伝送部、割込処理部を有する。信号伝送部は、モードデータMDをポーリングモードとして、常時監視する対象の端末器2〜4のアドレスデータAD、若しくはダミーのアドレスデータADを持つ伝送信号Vsを常時送出するように構成される。また、信号伝送部は、伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して操作端末器2から操作スイッチSW1 …の操作に対応して送出される割込信号Vi(図2参照)を受信する。一方、割込処理部は、操作端末器2をグループ単位で識別するグループアドレスを持つ伝送信号Vsを順次送信し、割込信号Viを送信した操作端末器2を検出するように構成される。割込信号Viを送出した操作端末器2は、自己が属するグループアドレスのアクセス時に自己アドレスを返送待機期間WTに返送信号として返送するように構成される。そして、伝送装置1は、信号伝送部で受信する前記返送信号のアドレスデータにより、割込信号Viを送出した操作端末器2を検出する。さらに、伝送装置1の割込処理部は、当該操作端末器2をアクセスする伝送信号Vsを送出して当該操作端末器2から返送待機期間WTに操作スイッチSW1…の操作データを持つ返送信号を返送させる。
伝送装置1は、上述した一連の割込処理を経て、当該操作端末器2のアドレスと予め対応付けられた制御端末器3への制御データCDを作成し、当該制御端末器3のアドレスデータADとともに伝送信号Vsにより時分割多重伝送する。この伝送信号Vsによりアクセスされた制御端末器3は、制御データCDに対応してリレーをオン及びオフして照明負荷Lの点灯と消灯を切り換えるように構成される。
上述のように本実施形態における負荷制御システムでは、操作端末器2の操作スイッチSW1…の操作で、対応している制御端末器3に接続されている照明負荷Lを点灯及び消灯させることができる。ただし、このような負荷制御システム(遠隔監視制御システムとも呼ばれる。)は従来周知であるから、伝送装置1や操作端末器2、制御端末器3などの詳細な構成等については、図示及び説明を省略する。
ところで、本発明に係る電気機器の外郭構造を有する接点入力端末器4は、外部接点Sの状態を監視し、接点入力(外部接点Sのオン/オフの変化)が発生すると、上記の操作端末器2と同様に、その時点で割込信号Viを発生させるように構成される。さらに、接点入力端末器4は、伝送装置1に対して、前記操作入力を監視データとして信号線Lsを介して返送するように構成される。伝送装置1は、接点入力端末器4から返送される監視データに基づいて制御端末器3への制御データCDを作成し、作成した制御データCDを含む伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。制御端末器3は、当該伝送信号Vsの制御データCDに基づき、例えば、照明負荷Lの個別又は一括オン/オフや所謂パターン制御(特定のグループ化された照明負荷Lをオン/オフする制御)やシーン切換などを行うように構成されることが好ましい。
以下、接点入力端末器4について、さらに詳しく説明する。接点入力端末器4は、図3に示すように、電源回路部11、伝送信号送受信部12、アドレス設定部13、ワイヤレス信号送受信部14、信号処理部15、接点入力モニタ部16、モニタ電源回路部17などを備える。電源回路部11は、伝送信号Vsを整流平滑することで各部12〜16の動作電源を作成するように構成される。伝送信号送受信部12は、2線式の信号線Lsが電気的に接続され、信号線Lsを介して伝送信号Vsの受信並びに返送信号の返送を行うように構成される。アドレス設定部13は、外部のワイヤレス設定器5からの光ワイヤレス信号によりアドレス(接点入力端末器4のアドレス)が設定されるように構成される。ワイヤレス信号送受信部14は、ワイヤレス設定器5からの光ワイヤレス信号を受信するとともにワイヤレス設定器5へ光ワイヤレス信号を送信するように構成される。信号処理部15は、マイクロコントローラを主構成要素とし、接点入力端末器4全体の信号処理を行うように構成される。接点入力モニタ部16は、外部接点S1〜S3のオン/オフ状態をモニタして接点入力を取り込み、取り込んだ接点入力に対応するモニタ信号を、信号処理部15の入力ポートへ入力するように構成される。モニタ電源回路部17は、外部のリモコントランスからの電源供給を受けて接点入力モニタ部16に対するモニタ電源を得るように構成される。
信号処理部15は、接点入力モニタ部16からモニタ信号が入力された場合、通常時に伝送されてくる伝送信号VsのスタートパルスSTの受信期間に、割り込みパルスを電流モードにより送出することが好ましい。また、信号処理部15は、伝送装置1からのアクセスのための伝送信号Vsを伝送信号送受信部12で受信すると、モニタ信号に応じた監視データを持つ返送信号を、返送待機期間WTに伝送信号送受信部12から返送させることが好ましい。
次に、接点入力端末器4の外郭構造について、図4〜図11を参照して、詳細に説明する。ただし、以下の説明では、特に断りの無い限り、図5において上下、左右、前後の各方向を規定する。
接点入力端末器4の外郭8は、図4〜図6に示すように、開口部を有する箱状の第1ボディ6と、開口部を有する箱状の第2ボディ7とで構成される。なお、第1ボディ6及び第2ボディ7は、合成樹脂成形体で構成されることが好ましい。また、外郭8内には、図3に示した各部11〜17を構成する電気部品を実装したプリント配線板18が収納される(図5及び図6参照)。
プリント配線板18は、6角形の平板状に形成される。プリント配線板18の上面には、ワイヤレス信号送受信部14や信号処理部15などが実装される(図5参照)。一方、プリント配線板18の下面には、接点入力モニタ部16やコネクタ19などが実装される(図6参照)。
コネクタ19は、プリント配線板18の配線導体と電気的に接続される、レセプタクルコネクタで構成されることが好ましい。このコネクタ19には、プラグ(プラグコネクタ)が挿抜可能に差込接続される。前記プラグは、2本の信号線Ls、リモコントランスからの2本の給電線、3つの外部接点S1〜S3からの3本の入力線及び1本の共通線が電気的に接続されることが好ましい。すなわち、プラグがコネクタ19に差込接続されると、合計8本の電線(2本の信号線Ls、2本の給電線、3本の入力線、1本の共通線)と、プリント配線板18の配線導体とが電気的に接続されることになる。なお、以下の説明においては、信号線Ls、給電線、入力線、共通線を、電線20と総称する。
第1ボディ6は、第1底壁60と、第1底壁60の周囲を囲む第1周壁61とを有する。第1底壁60は、プリント配線板18と相似した6角形状に形成される。第1周壁61は、角筒状であり、第1底壁60の6つの辺から上向きに立ち上がるように第1底壁60と一体に形成されることが好ましい。また、第1周壁61の前部610には、半円筒形状の第1突壁62が一体に形成されることが好ましい。
第1底壁60には、上向きに突出する一対のボス600が設けられる。そして、これら一対のボス600の先端部分に、プリント配線板18がねじ止めされることが好ましい。
第1周壁61の右側部612には、内向き(左側部613に近付く向き)に凹んだ2つの凹部614、615が前後方向に間隔を空けて並ぶように形成される。そして、前方の凹部614(以下、前側凹部614と呼ぶ。)の上端には、第1櫛部63が設けられる。また、後方の凹部615(以下、後側凹部615)の上端には、第1引掛部616が設けられる。
第1引掛部616は、矩形平板状の突片6160と、突片6160の上部における右側面から突出する引掛爪6161とを有する。引掛爪6161は、前後方向を軸方向とする三角柱状に形成される。突片6160は、厚み方向(左右方向)に撓み可能に形成される。
第1櫛部63は、前側凹部614の上端から上向きに突出する5つの櫛歯630を有する。これら5つの櫛歯630は、互いに等しい間隔を空けて前後方向に並ぶように、前側凹部614の上端に設けられることが好ましい。ここで、隣り合う2つの櫛歯630の間に、それぞれ第1導出部631が形成される。これら4つの第1導出部631は、第1周壁61の右側部612を厚み方向に貫通し、且つ上方に開放された溝状に形成される。また、各第1導出部631の下端部分は、第1周壁61の上端よりも下側にはみ出し、且つ、第1周壁61の右側部612の厚み方向(左右方向)から見て、半円形に形成されることが好ましい。そして、これら4つの第1導出部631には、それぞれ電線20が1本ずつ挿通される。なお、第1導出部631は、電線20の外径と同程度の幅寸法(前後方向における櫛歯630の間隔)に形成されることが好ましい。
一方、第1周壁61の左側部613には、第1櫛部63と第1被引掛部617が設けられる。左側部613の第1櫛部63は、左右方向から見て、右側部612の第1櫛部63と重なるように形成される。すなわち、第1櫛部63は、左側部613の前寄りの上端から上向きに突出する5つの櫛歯630を有する。これら5つの櫛歯630は、互いに等しい間隔を空けて前後方向に並ぶように、左側部613の前寄りの上端に設けられる。そして、隣り合う2つの櫛歯630の間に、それぞれ第1導出部631が形成される。これら4つの第1導出部631は、第1周壁61の左側部613を厚み方向に貫通し、且つ上方に開放された溝状に形成される。また、各第1導出部631の下端部分は、第1周壁61の左側部613の厚み方向(左右方向)から見て、半円形に形成されることが好ましい。
第1被引掛部617は、第1周壁61の左側部613を厚み方向に貫通する矩形の貫通孔として構成される。
また、第1周壁61の後部611には、台形状の第1突片6110と、台形状の第1凹所6111とが設けられることが好ましい。ただし、第1突片6110は、後部611の左端の上端から上向きに突出するように設けられることが好ましい。また、第1凹所6111は、後部611の右端に設けられることが好ましい。
第1突壁62の内底面には、上向きに突出する円筒形状のボス620が設けられる。また、第1突壁62の前端面には、第1リブ621が突設されている。
第2ボディ7は、第2底壁70と、第2底壁70の周囲を囲む第2周壁71とを有し、第2周壁71の前部には、半円筒形状の第2突壁72が一体に形成されることが好ましい。ただし、第2ボディ7は、ボス600などの一部の有無を除いて、第1ボディ6と共通の形状及び寸法に形成されている。
第2底壁70の後端部には、ワイヤレス信号送受信部14がワイヤレス信号を送受信するための窓孔700が設けられている。
図6に示すように、第2周壁71の左側部713には、内向き(右側部712に近付く向き)に凹んだ2つの凹部714、715が前後方向に間隔を空けて並ぶように形成される。そして、前方の凹部714(以下、前側凹部714と呼ぶ。)の下端には、第2櫛部73が設けられる。また、後方の凹部715(以下、後側凹部715)の下端には、第2引掛部716が設けられる。
第2引掛部716は、矩形平板状の突片7160と、突片7160の下部における左側面から突出する引掛爪7161とを有する。引掛爪7161は、前後方向を軸方向とする三角柱状に形成される。突片7160は、厚み方向(左右方向)に撓み可能に形成される。
第2櫛部73は、前側凹部714の下端から下向きに突出する5つの櫛歯730を有する。これら5つの櫛歯730は、互いに等しい間隔を空けて前後方向に並ぶように、前側凹部714の下端に設けられることが好ましい。ここで、隣り合う2つの櫛歯730の間に、それぞれ第2導出部731が形成される。これら4つの第2導出部731は、第2周壁71の左側部713を厚み方向に貫通し、且つ下方に開放された溝状に形成される。また、各第2導出部731の上端部分は、第2周壁71の下端よりも上側にはみ出し、且つ、第2周壁71の厚み方向(左右方向)から見て、半円形に形成されることが好ましい。そして、これら4つの第2導出部731には、それぞれ電線20が1本ずつ挿通される。なお、第2導出部731は、電線20の外径と同程度の幅寸法(前後方向における櫛歯730の間隔)に形成されることが好ましい。
一方、第2周壁71の右側部712には、第2櫛部73と第2被引掛部717が設けられる。右側部712の第2櫛部73は、左右方向から見て、左側部713の第2櫛部73と重なるように形成される。すなわち、第2櫛部73は、右側部712の前寄りの下端から下向きに突出する5つの櫛歯730を有する。これら5つの櫛歯730は、互いに等しい間隔を空けて前後方向に並ぶように、右側部712に設けられる。そして、隣り合う2つの櫛歯730の間に、それぞれ第2導出部731が形成される。これら4つの第2導出部731は、第2周壁71の右側部712を厚み方向に貫通し、且つ下方に開放された溝状に形成される。また、各第2導出部731の上端部分は、第2周壁71の右側部712の厚み方向(左右方向)から見て、半円形に形成されることが好ましい。
第2被引掛部717は、第2周壁71の右側部712を厚み方向に貫通する矩形の貫通孔として構成される。
また、第2周壁71の後部711には、台形状の第2突片7110と、台形状の第2凹所7111とが設けられることが好ましい。ただし、第2突片7110は、後部711の右端の上端から上向きに突出するように設けられることが好ましい。また、第2凹所7111は、後部711の左端に設けられることが好ましい。
第2突壁72の内底面には、円形の挿通孔720が貫通している。また、第2突壁72の前端面には、第2リブ721が突設されている。
而して、第1ボディ6と第2ボディ7は、互いの開口部同士を向き合わせるようにして結合されて外郭8を構成する。つまり、第1ボディ6と第2ボディ7を近付けて行くと、第1引掛部616の引掛爪6161の斜面が、第2周壁71の右側部712の下端に接触して突片6160が撓む。同様に、第2引掛部716の引掛爪7161の斜面が、第1周壁61の左側部613の上端に接触して突片7160が撓む。そして、引掛爪6161、7161がそれぞれ第2被引掛部717、第1被引掛部617に到達すると、突片6160、7160が撓んだ状態から元に戻る。その結果、第1ボディ6の引掛爪6161が、第2ボディ7の第2被引掛部717に引っ掛かるとともに、第1ボディ6の第1被引掛部617に第2ボディ7の引掛爪7171が引っ掛かり、第1ボディ6と第2ボディ7とが結合される(図4参照)。また、第1周壁61の第1突片6110と第2周壁71の第2凹所7111が凹凸嵌合し、且つ第1周壁61の第1凹所6111と第2周壁71の第2突片7110が凹凸嵌合することにより、第1ボディ6と第2ボディ7が互いに位置決めされる。
ところで、図7及び図8に示すように、第1ボディ6の一対の第1櫛部63と、第2ボディ7の一対の第2櫛部73とは、左右方向において、位置がずれて(シフトして)いる。つまり、第2ボディ7の右側の第2櫛部73は、第1ボディ6の第1周壁61の前側凹部614に挿入され(図4及び図8参照)、第1ボディ6の左側の第1櫛部63は、第2ボディ7の第2周壁71の前側凹部714に挿入される。ここで、第1導出部631が第1周壁61の上端よりも下側にはみ出し、且つ、第2導出部731が第2周壁71の下端よりも上側にはみ出している。そのため、第1導出部631と第2導出部731が左右方向に重なることにより、図9に示すように、外郭8の右側面及び左側面に円形の導出部が4つずつ形成される。
ここで、外郭8は、第1突壁62と第2突壁72が結合されて構成される、筒状の突台部80を有している(図4参照)。また、突台部80の前端面には、第1リブ621と第2リブ721が突出している。突台部80には、取付部材81がねじ止めされる。取付部材81は、例えば、合成樹脂材料により、後面が開口した有底円筒形状に形成されることが好ましい(図5及び図6参照)。また、取付部材81の前面には、第1リブ621と第2リブ721が嵌まる孔810が貫通している。さらに、取付部材81の周面には、円形のねじ止め孔811が貫通している。取付部材81の後端部分の外周面には、雄ねじ部812が一体に形成されている。取付部材81は、前方から突台部80に被せられ、ねじ止め孔811に挿通されるねじ813が第2突壁72の挿通孔720を通して、第1突壁62のボス620のねじ孔6200にねじ込まれることにより、突台部80にねじ止めされる(図11参照)。
次に、図10を参照して、接点入力端末器4の組立手順を説明する。まず、作業者は、プリント配線板18のコネクタ19にプラグを差込接続した後、第1ボディ6の8つの第1導出部631に、それぞれ電線20を1本ずつ嵌め込む。このとき、作業者は、第1導出部631に、上から電線20を押し込めばよい。それから、作業者は、第1ボディ6のボス600にプリント配線板18をねじ止めする。このとき、8本の電線20がそれぞれ第1導出部631に保持されているため、作業者は、プリント配線板18を第1ボディ6のボス600に容易にねじ止めすることができる。
続いて、作業者は、第1ボディ6の上から第2ボディ7を被せて第1ボディ6と第2ボディ7を結合する。上述のように、第1引掛部616の引掛爪6161が第2被引掛部717に引っ掛かり、且つ第2引掛部716の引掛爪7171が第1被引掛部617に引っ掛かることにより、第1ボディ6と第2ボディ7が強固に結合されて外郭8が構成される。なお、第1ボディ6と第2ボディ7が結合される際、第1ボディ6の第1導出部631に嵌め込まれている8本の電線20は、それぞれ第2ボディ7の8つの第2導出部731に各別に嵌め込まれる。故に、8本の電線20は、外郭8の右側面及び左側面にそれぞれ4つずつ形成される円形の導出部を通して、外郭8の外に導出される。最後に、作業者は、外郭8の上面(第2ボディ7の第2底壁70の上面)に銘板10を貼り付ける。このような手順で接点入力端末器4が組み立てられる。
而して、本実施形態の外郭8の構造では、特許文献1記載の従来例とは異なり、第1導出部631及び第2導出部731が、壁(第1周壁61及び第2周壁71)を貫通する溝で構成されている。そのため、電線20に無理な曲げ力が加わらないため、特許文献1記載の従来例と比較して、電線20を仮止めし易くすることができる。
上述のように本実施形態の電気機器の外郭構造は、開口部を有する箱状の第1ボディ6、及び開口部を有する箱状の第2ボディ7で構成される外郭8を備える電気機器(接点入力端末器4)の外郭8の構造である。電気機器(接点入力端末器4)は、外郭8内に収納される1乃至複数の電気部品(プリント配線板18やコネクタ19など)と、一端が前記電気部品と電気的に接続されて外郭8の外に引き出される1乃至複数の電線20とを備える。第1ボディ6は、第1底壁60と、第1底壁60の周囲を囲む第1周壁61とを有する。第2ボディ7は、第2底壁70と、第2底壁70の周囲を囲む第2周壁71とを有する。第1周壁61は、電線20が導出される1乃至複数の第1導出部631が前記開口部側の部位(右側部612及び左側部613の上端)に設けられる。第2周壁71は、電線20が導出される1乃至複数の第2導出部731が前記開口部側の部位(右側部712及び左側部713の下端)に設けられる。第1導出部631は、第1周壁61を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成される。第2導出部731は、第2周壁71を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成される。第1ボディ6と第2ボディ7は、互いの前記開口部同士を向き合わせ、且つ第1導出部631と第2導出部731を第1周壁61及び第2周壁71の厚み方向に沿って重ねるようにして結合される。
また、本実施形態の負荷制御システムは、負荷(照明負荷L)を制御する制御端末器3と、信号線Lsを介して制御端末器3と電気的に接続される伝送装置1と、信号線Lsを介して伝送装置1と電気的に接続される端末器とを有する。当該負荷制御システムは、前記端末器(操作端末器2及び接点入力端末器4)から信号線Lsを介して伝送信号Vsが送信されるように構成される。また、当該負荷制御システムは、伝送信号Vsを受信した伝送装置1が、負荷(照明負荷L)を制御させるための伝送信号Vsを信号線Lsを介して制御端末器3へ送信するように構成される。さらに、当該負荷制御システムは、制御端末器3が、伝送装置1から送信される伝送信号Vsを受信して負荷(照明負荷L)を制御するように構成される。負荷制御システムの端末器である接点入力端末器4は、電線20に相当する信号線Lsを介して伝送信号Vsを伝送するための電気部品(伝送信号送受信部12)を備える。接点入力端末器4は、信号線Lsを第1導出部631及び第2導出部731から外郭8の外に導出するように構成される。
本実施形態の電気機器(接点入力端末器4)の外郭8は上述のように構成されるので、特許文献1記載の従来例と比較して、電線20を仮止めし易くできる。
なお、本実施形態の電気機器(接点入力端末器4)において、プリント配線板18の固定構造及び取付部材81の固定構造を変更し、第1ボディ6からボス600、620を無くせば、第1ボディ6と第2ボディ7を同一形状とすることができる。そして、第1ボディ6と第2ボディ7が同一形状となれば、これら2種類のボディ6、7を同一の金型で成形することが可能となり、外郭8の製造コストの削減を図ることができる。
ところで、本実施形態の接点入力端末器4は、図11に示すように、いわゆるスイッチボックス9を用いて、建物の壁や天井、床などに埋込配設されることが好ましい。スイッチボックス9は、金属板又は合成樹脂材料によって扁平な有底筒状に形成される。また、スイッチボックス9の周壁には、複数(図示例では4つ)の円形の通線孔90が等間隔に離して設けられている。スイッチボックス9は、壁や天井、床などに埋め込まれ、例えば、センサ装置や種々の操作スイッチ装置などが開口部分を塞ぐように、ねじ止めなどの適宜の方法で取り付けられるように構成される。ただし、このようなスイッチボックス9については、従来周知であるから、詳細な構成の図示並び説明を省略する。
作業者は、取付部材81が取り付けられた突台部80を1つの通線孔90に挿通し、他の3つの通線孔90の全部又は一部に電線20を挿通させるようにして、スイッチボックス9内に外郭8を収納する(図11参照)。そして、通線孔90から突出する取付部材81の雄ねじ部812にナットが締め込まれることにより、外郭8がスイッチボックス9の周壁に取り付けられる。なお、外郭8の導出部(第1導出部631及び第2導出部731)から導出される電線20のうち、信号線Lsと給電線は、残り3つの通線孔90の少なくとも何れか1つの通線孔90を通してスイッチボックス9の外に引き出される。また、残り4本の電線20(入力線及び共通線)は、スイッチボックス9に取り付けられるセンサ装置などと電気的に接続される。
ところで、本実施形態の外郭8の構造において、第1導出部631及び第2導出部731の少なくとも一部が、電線20の外径よりも大きくない幅寸法に形成されることが好ましい。
例えば、図12に示すように、第1導出部631は、最下端の円形部分の幅(直径)D1が電線20の外径にほぼ等しく、その他の矩形の部分の幅D2が電線20の外径よりも僅かに小さくなるように形成されることが好ましい。つまり、電線20は、合成樹脂製の外皮を変形させながら、第1導出部631の前記矩形部分を通過した後、第1導出部631の前記円形部分に挿入される。そして、第1導出部631の前記円形部分に挿入された電線20は、幅D2が電線20の外形よりも小さい前記矩形部分を通過し難くなるので、第1導出部631に確実に保持される。
また、本実施形態の外郭8の構造において、第1ボディ6と第2ボディ7が結合されて外郭8が構成されることが好ましい。そして、外郭8が構成された状態において、第1導出部631及び第2導出部731は、第1周壁61及び第2周壁71の厚み方向に沿って重なる部分が、電線20の断面よりも小さくなるように構成されることが好ましい。
すなわち、第1導出部631と第2導出部731が左右方向に重なることにより、外郭8の右側面及び左側面に円形の導出部が形成される(図9参照)。そして、当該円形の導出部(第1周壁61及び第2周壁71の厚み方向に沿って重なる部分)の内径が、電線20の外径よりも小さくなるように、第1導出部631及び第2導出部731が構成されることが好ましい。本実施形態の外郭8の構造が上述のように構成されれば、図13に示すように、第1導出部631及び第2導出部731の内周面が電線20の外周面と密着するため、水滴や埃などの異物が前記導出部を通して外郭8内に浸入し難くなる。
さらに、本実施形態の外郭8の構造において、第1ボディ6と第2ボディ7が結合されて外郭8が構成されることが好ましい。そして、外郭8が構成された状態において、第1導出部631及び第2導出部731は、第1周壁61及び第2周壁71の厚み方向に沿って重ならない部分を有するように構成されることが好ましい。
すなわち、第1導出部631と第2導出部731は、図14に示すように、前後方向(図14における上下方向)にずれて(シフトして)配置されることが好ましい。本実施形態の外郭8の構造が上述のように構成されれば、第1導出部631及び第2導出部731から導出される電線20が僅かに屈曲して張力止めされる。その結果、外郭8の外から電線20が引っ張られた場合においても、プリント配線板18に実装されたコネクタ19などに不要な力が加わり難くなる。
1 伝送装置
2 操作端末器
3 制御端末器
4 接点入力端末器(電気機器、端末器)
6 第1ボディ
7 第2ボディ
8 外郭
20 電線
60 第1底壁
61 第1周壁
70 第2底壁
71 第2周壁
631 第1導出部
731 第2導出部
Ls 信号線

Claims (5)

  1. 開口部を有する箱状の第1ボディ、及び開口部を有する箱状の第2ボディで構成される外郭と、前記外郭内に収納される1乃至複数の電気部品と、一端が前記電気部品と電気的に接続されて前記外郭の外に引き出される1乃至複数の電線とを備える電気機器の外郭構造であって、
    前記第1ボディは、第1底壁と、前記第1底壁の周囲を囲む第1周壁とを有し、前記第2ボディは、第2底壁と、前記第2底壁の周囲を囲む第2周壁とを有し、前記第1周壁は、前記電線が導出される1乃至複数の第1導出部が前記開口部側の部位に設けられ、前記第2周壁は、前記電線が導出される1乃至複数の第2導出部が前記開口部側の部位に設けられ、
    前記第1導出部は、前記第1周壁を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成され、前記第2導出部は、前記第2周壁を厚み方向に貫通し、且つ前記開口部側に開放された溝状に形成され、
    前記第1ボディと前記第2ボディは、互いの前記開口部同士を向き合わせ、且つ前記第1導出部と前記第2導出部を前記第1周壁及び前記第2周壁の厚み方向に沿って重ねるようにして結合されることを特徴とする電気機器の外郭構造。
  2. 前記第1導出部及び前記第2導出部の少なくとも一部が、前記電線の外径よりも大きくない幅寸法に形成されることを特徴とする請求項1記載の電気機器の外郭構造。
  3. 前記第1導出部及び前記第2導出部は、前記第1ボディと前記第2ボディが結合されて前記外郭が構成された状態において、前記第1周壁及び前記第2周壁の厚み方向に沿って重なる部分が、前記電線の断面よりも小さくなるように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器の外郭構造。
  4. 前記第1導出部及び前記第2導出部は、前記第1ボディと前記第2ボディが結合されて前記外郭が構成された状態において、前記第1周壁及び前記第2周壁の厚み方向に沿って重ならない部分を有するように構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気機器の外郭構造。
  5. 負荷を制御する制御端末器と、信号線を介して前記制御端末器と電気的に接続される伝送装置と、前記信号線を介して前記伝送装置と電気的に接続される端末器とを有し、前記端末器から前記信号線を介して伝送信号が送信され、前記伝送信号を受信した前記伝送装置は、前記負荷を制御させるための伝送信号を前記信号線を介して前記制御端末器へ送信し、前記制御端末器は、前記伝送装置から送信される前記伝送信号を受信して前記負荷を制御するように構成される負荷制御システムに用いられ、
    請求項1〜請求項4の何れかの電気機器に相当し、前記電線に相当する前記信号線を介して前記伝送信号を伝送するための前記電気部品を備え、前記信号線を前記第1導出部及び前記第2導出部から前記外郭の外に導出するように構成されることを特徴とする負荷制御システムの端末器。
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