JP2016070789A5 - - Google Patents
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- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 34
- OZAIFHULBGXAKX-UHFFFAOYSA-N precursor Substances N#CC(C)(C)N=NC(C)(C)C#N OZAIFHULBGXAKX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 238000004949 mass spectrometry Methods 0.000 claims description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
Description
上記課題を解決するために成された第1発明に係る質量分析データ処理装置は、
イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルを、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段と、
を有することを特徴としている。
イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルを、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段と、
を有することを特徴としている。
そこで、上記本発明に係る質量分析データ処理装置は、
d)前記表示画面の左右方向の一定寸法における質量電荷比m/zの大きさが前記複数のMSnスペクトル同士で一致するように、前記複数のMSnスペクトルのうち少なくとも一つを横軸方向に拡大又は縮小させるスペクトル拡縮手段、
を更に有するものとすることが望ましい。
d)前記表示画面の左右方向の一定寸法における質量電荷比m/zの大きさが前記複数のMSnスペクトル同士で一致するように、前記複数のMSnスペクトルのうち少なくとも一つを横軸方向に拡大又は縮小させるスペクトル拡縮手段、
を更に有するものとすることが望ましい。
また、上記本発明に係る質量分析データ処理装置は、
e)前記表示画面上に表示された複数のMSnスペクトルのそれぞれに、前記プリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を示す印を付加するプリカーサイオン位置付加手段、
を更に有するものとすることが望ましい。
e)前記表示画面上に表示された複数のMSnスペクトルのそれぞれに、前記プリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を示す印を付加するプリカーサイオン位置付加手段、
を更に有するものとすることが望ましい。
上記課題を解決するために成された第2発明に係る質量分析データ処理装置は、
イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれにおける質量電荷比m/zの値を、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を基準とした相対値に変換するm/z変換手段と、
を有することを特徴としている。
イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれにおける質量電荷比m/zの値を、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を基準とした相対値に変換するm/z変換手段と、
を有することを特徴としている。
なお、上記第2発明においても、共通のニュートラルロスの存在がより把握しやすくなるよう、
d)前記複数のMSnスペクトルを、前記プリカーサイオン特定手段で特定されたそれぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段、
を更に設けることが望ましい。
d)前記複数のMSnスペクトルを、前記プリカーサイオン特定手段で特定されたそれぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段、
を更に設けることが望ましい。
また、「プリカーサを基準に相対値表示」のラジオボタンを選択した場合は、上記の「プリカーサで揃える」を選択した場合と同様の処理に加えて、m/z変換部35により、各スペクトル53、54の横軸の目盛りに付されたm/zの値をプリカーサイオンのm/zを基準とした相対値に変換する処理が実行される。例えば、上記の例では、変換前の目的スペクトル53の横軸の目盛りに付された各m/zの値から同スペクトルのプリカーサイオンのm/zの値である「1000」がそれぞれ減算されると共に、比較対象スペクトル54の横軸の目盛りに付された各m/zの値から同スペクトルのプリカーサイオンのm/zの値である「900」がそれぞれ減算され、減算後の値を目盛りに付与した目的スペクトル53及び比較対象スペクトル54が表示画面50に表示される(図3)。ここで、変換後のm/zの値は、各MS2スペクトル上のピーク(プロダクトイオンのピーク)のm/zと該MS2スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとの差を示しており、これは該プリカーサイオンの開裂によって該プロダクトイオンと共に生じたニュートラルロスの質量を反映している。従って、ユーザーは変換後の各スペクトル53、54に付されたm/zの値を読み取ることにより、各スペクトルの基になったプリカーサイオンの開裂によって、どのような質量を有するニュートラルロスが生じたかを容易に把握することができる。例えば、図3の例において、上述の共通ニュートラルロスa関連ピークのm/z(相対値)は-600であり、共通ニュートラルロスb関連ピークのm/z(相対値)は-200である。このことから目的スペクトル53と比較対象スペクトル54とは、質量が200 Daであるニュートラルロスと、質量が600 Daであるニュートラルロスの二つの共通ニュートラルロスを有していることが分かる。
Claims (6)
- イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルを、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段と、
を有することを特徴とする質量分析データ処理装置。 - 更に、
d)前記表示画面の左右方向の一定寸法における質量電荷比m/zの大きさが前記複数のMSnスペクトル同士で一致するように、前記複数のMSnスペクトルのうち少なくとも一つを横軸方向に拡大又は縮小させるスペクトル拡縮手段、
を有することを特徴とする請求項1に記載の質量分析データ処理装置。 - 更に、
e)前記表示画面上に表示された複数のMSnスペクトルのそれぞれに、前記プリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を示す印を付加するプリカーサイオン位置付加手段、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の質量分析データ処理装置。 - イオンをn−1(nは2以上の整数)段階に開裂させて質量分析を行った結果であるMSnスペクトルを表示画面上に表示する質量分析データ処理装置であって、
a)複数のMS n スペクトルと、該MS n スペクトルの基になったプリカーサイオンのm/zとを関連づけて記憶するデータ記憶手段と、
b)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれについて、該MSnスペクトルの基になったプリカーサイオンの質量電荷比m/zを前記データ記憶手段から読み出すプリカーサイオン特定手段と、
c)前記複数のMSnスペクトルのそれぞれにおける質量電荷比m/zの値を、前記それぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置を基準とした相対値に変換するm/z変換手段と、
を有することを特徴とする質量分析データ処理装置。 - 更に、
d)前記複数のMSnスペクトルを、前記プリカーサイオン特定手段で特定されたそれぞれのプリカーサイオンの質量電荷比m/zの位置が前記表示画面の左右方向の同一位置に並ぶように、該表示画面上に上下に並べて表示させるスペクトル整列手段、
を有することを特徴とする請求項4に記載の質量分析データ処理装置。 - コンピュータを請求項1〜5のいずれかに記載の質量分析データ処理装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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