JP2016068745A - 液圧制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキフィーリングの向上を図る液圧制動装置を提供すること。
【解決手段】筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配設され、流体の供給源及びリザーバに接続し、前記供給源から前記流体室への流体の流入若しくは前記流体室から前記リザーバへの流体の流出とを切り替え可能とする調圧手段と、前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段を常に往復移動方向の一方側方向に第1の反力を付与する第1反力部材と、前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間にのみ前記第1の反力に加えて前記調圧手段を往復移動方向の一方側方向に反力を付与する第2反力部材と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液圧制動装置に関する。
従来、作動液(油、水、フルード等)を液室に対して供給または排出することによりピストンを移動させる構造、またはピストンを移動させることにより作動液を汲み上げたり吐出したりする構造の液圧シリンダが知られている。
例えば、特許文献1に記載されたブースタ付マスタシリンダが知られている。そのブースタ付マスタシリンダは、ブレーキペダルが僅かに操作されるとスプール弁の導入弁部が開いて外部液圧源からブーストピストン(パワーピストン)の一面に液圧を作用させるブースト室(パワー圧室やアシスト室とも称される)に液圧が供給される。
また、ブレーキペダルの操作時にブレーキペダルと連動する入力ピストンによって、復帰バネからの反力を受け、ドライバにブレーキの「感触」を伝える。
特開昭54―49471
特許文献1に記載のブースタ付マスタシリンダは、ドライバによってブレーキペダルが踏み込まれると、それにともなってスプールがマスタシリンダ方向ヘ移動する。スプールはドライバの踏み込みに対して一定の反力を与えるために、弾性部材によって形成されたディスクと、反力スプリングを有する。当該ディスクと反力スプリングとによってドライバは踏み込み初期に、踏み込みに応じた反力を受ける。
上記したブースタ付マスタシリンダは、反力を発生させる部材によって発生する力を大きく得ようとした場合に、当該反力を高めなくてはならない。そのため、ドライバの踏み込みに対する初期荷重が高くなり、初期の踏み込みに強い力が必要となり、それに起因するドライバの踏み込みの感触(ブレーキフィーリング)に違和感が出るため、好ましくない。
また、上記したエンジンからの負圧を利用しない機構であるブースタ付きマスタシリンダにおいて、上記構成であるとブレーキの踏み込み及び踏み戻しの際の荷重差(ヒステリシス)がドライバのブレーキフィーリングとして最適な値を取ることが容易でない。
本発明は上記点に鑑みて、ブレーキの踏み込み及び踏み戻しの際の荷重差(ヒステリシス)を設けることでドライバのブレーキフィーリングの向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液圧制動装置は、例えば、筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配設され、流体の供給源及びリザーバに接続し、前記供給源から前記流体室への流体の流入若しくは前記流体室から前記リザーバへの流体の流出とを切り替え可能とする調圧手段と、前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段を常に往復移動方向の一方側方向に第1の反力を付与する第1反力部材と、前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間にのみ前記第1の反力に加えて前記調圧手段を往復移動方向の一方側方向へ第2の反力を付与する第2反力部材と、を有するよう構成されている。
また、上記の液圧制動装置では、前記調圧手段は、往復移動によって前記切り替えを行なうスプールであって、前記調圧手段の外周の一部または全周に、前記調圧手段によって前記リザーバと前記流体室とが連通させられている間、前記調圧手段と共に移動し、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間、前記調圧手段と相対移動する補助部材を有し、前記第2反力部材は、前記補助部材に反力を付与するよう構成されている。
また、上記の液圧制動装置では、前記調圧手段は、往復移動によって前記切り替えを行なうスプールであって、前記調圧手段の外周の一部または全周に、前記調圧手段によって前記リザーバと前記流体室とが連通させられている間、前記調圧手段と相対移動し、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間、前記調圧手段と共に移動する補助部材を有し、前記第2反力部材は、前記補助部材に反力を付与するよう構成されている。
本発明に係る液圧制動装置を含む制動システムの概略構成図である。 液圧ブースタ14の助勢前(初期位置)の状態を示す図である。 液圧ブースタ14であって、スプリング32bが反力を発生させる直前の状態を示す図である。 液圧ブースタ14であって、高圧導入路30aと環状溝部66cとが連通する直前の状態を示す図である。 液圧ブースタ14のその他の実施形態の説明を示す図である。 液圧ブースタ14のその他の実施形態の説明を示す図である。 本発明に係る液圧制動装置のブレーキペダル24のストロークに対して発生する反力を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態により具体的に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の実施形態によって限定されるものではない。
図1は、本実施形態の液圧制動装置を含む制動システムの概略構成図である。図1に示す制動システム10は、主としてマスタシリンダ12、液圧ブースタ14、リザーバタンク16、液圧源(供給源)18、ブレーキ装置20、環流式調圧ユニット(液圧アクチュエータ)22等を含んで構成されている。なお、制動システム10は、後述する各制御弁やモータ等の動作を制御する制御部として機能するブレーキECU(electronic control unit、図示省略)を備えている。また、図1に示す環流式調圧ユニット22は、アンチロックブレーキシステム(ABS)を実現するアクチュエータの一例であり、その中でもシンプルな構成のものを示している。
マスタシリンダ12は、ドライバによりブレーキペダル24が踏み込み操作されると液圧ブースタ14による助勢力を受けつつ、作動液(ブレーキフルード、ブレーキ液、ブレーキオイル、流体)をブレーキ装置20のホイールシリンダ26に向けて送出する。マスタシリンダ12は、プライマリ室12aと、セカンダリ室12bと、プライマリピストン12c(第1のマスタピストン)と、セカンダリピストン12d(第2のマスタピストン)と、スプリング12eとを備える。なお、図1の場合、ブレーキ装置20は一例として、全てのブレーキ装置がディスクブレーキである場合を示すが、他の実施例では、ドラムブレーキでもよい。また、前輪または後輪の一方をディスクブレーキとして他方をドラムブレーキとしてもよい。
マスタシリンダ12は、プライマリピストン12cおよびセカンダリピストン12dによってプライマリ室12aとセカンダリ室12bとに区画されたタンデムタイプのシリンダである。プライマリピストン12cには、液圧ブースタ14のブースタロッド28が接続されている。なお、液圧ブースタ14の詳細は後述する。ブースタロッド28は、ブレーキペダル24が踏み込まれることによって、その踏力に対応した助勢力を発生するブーストピストン30によって移動する。その結果、ブースタロッド28の移動によりプライマリピストン12cが図中矢印A方向に移動する。なお、ブースタロッド28は、ブレーキペダル24の動作によっても動作可能であり、ドライバの踏力によっても矢印A方向に移動する。
プライマリピストン12cは、スプリング12eの弾性力を受けてブレーキペダル24が踏み込まれていないときにブースタロッド28及びブーストピストン30を初期位置側(矢印B方向、往復移動方向の一方側)に戻すように押圧している。セカンダリピストン12dもまた、スプリング12eの弾性力を受けてプライマリピストン12cを介してブースタロッド28及びブーストピストン30を初期位置側に押圧している。なお、当該ブレーキペダル24は、第1スプリング32aの弾性力を受けて、ブレーキペダル24が踏み込まれていないときに初期位置側(矢印B方向)に押圧されている。なお、前述した押圧によって初期位置で液圧ブースタが静止している状態のことを定常状態とする。
ドライバによってブレーキペダル24が踏み込まれると、液圧ブースタ14による助勢力が発生してブースタロッド28が矢印A方向に移動して、プライマリピストン12cおよびセカンダリピストン12dが動作位置側(矢印A方向、往復運動方向の他方側)に押圧される。これにより、プライマリ室12aおよびセカンダリ室12bから作動液が押し出される(マスタシリンダ圧が発生する)。
プライマリ室12aとセカンダリ室12bには、それぞれ環流式調圧ユニット22に向けて延びる通路34、通路36が設けられている。また、マスタシリンダ12は、作動液を貯留するリザーバタンク16に接続されている。リザーバタンク16は、ブレーキペダル24が初期位置にあるときにプライマリ室12aおよびセカンダリ室12bのそれぞれと通路38を介して連通され、マスタシリンダ12内に作動液を供給したり、マスタシリンダ12内の余剰作動液を貯留したりする。
環流式調圧ユニット22は、通路34が接続される第1配管系統と、通路36が接続される第2配管系統を有する。環流式調圧ユニット22は、マスタシリンダ12のプライマリ室12aとホイールシリンダ26FL側およびホイールシリンダ26RR側を接続する通路40を備える。また、セカンダリ室12bとホイールシリンダ26FR側およびホイールシリンダ26RL側を接続する通路42を備える。通路40の一端は通路34に連結され、通路40の他端は保持弁46FLが設けられた個別通路48a、保持弁46RRが設けられた個別通路48b、及びポンプ50aが設けられた個別通路48cに接続されている。同様に、通路42の一端は通路36に連結され、通路42の他端は保持弁46FRが設けられた個別通路52a、保持弁46RLが設けられた個別通路52b、及びポンプ50bが設けられた個別通路52cに接続されている。
通路40は、中途にマスタカット弁44aを有する。マスタカット弁44aは、ON/OFF制御されるソレノイドおよびスプリングを有しており、規定の制御電流の供給を受けてソレノイドが発生させる電磁力により閉弁状態が維持され、ソレノイドが非通電状態にある場合にスプリングの付勢力により開弁状態とされる常開型電磁制御弁である。開弁状態とされたマスタカット弁44aは、通路34と通路40との間で作動液を双方向に流通させることができる。ソレノイドに規定の制御電流が通電されてマスタカット弁44aが閉弁されると、通路34と通路40における作動液の流通は遮断される。同様に、通路42は、中途にマスタカット弁44bを有する。開弁状態とされたマスタカット弁44bは、通路36と通路42との間で作動液を双方向に流通させることができる。ソレノイドに規定の制御電流が通電されてマスタカット弁44bが閉弁されると、通路36と通路42における作動液の流通は遮断される。
個別通路48a,48b,52a,52bの保持弁46FL,46RR,46FR,46RLは、ON/OFF制御されるソレノイドおよびスプリングをそれぞれ有しており、ソレノイドが非通電状態にある場合に開弁される常開型電磁制御弁である。開弁状態とされた保持弁46FL,46RR,46FR,46RLは、作動液を双方向に流通させることができる。つまり、プライマリ室12aから供給される作動液を通路34を介してホイールシリンダ26FL,26RRに向けて流すことができる。また、セカンダリ室12bから供給される作動液を通路36を介してホイールシリンダ26FR,26RLに向けて流すことができる。逆にホイールシリンダ26FL,26RRからプライマリ室12aへブレーキ液を戻し、ホイールシリンダ26FR,26RLからセカンダリ室12bへ作動液を戻すことができる。
ソレノイドが通電されて保持弁46FL,46RRが閉弁されると、プライマリ室12aとホイールシリンダ26FL,26RRにおける作動液の流通は遮断される。また、ソレノイドが通電されて保持弁46FR,46RLが閉弁されると、セカンダリ室12bとホイールシリンダ26FR,26RLにおける作動液の流通は遮断される。なお、保持弁46FL,46RR,46FR,46RLと並列にそれぞれ逆止弁54FL,54RR,54FR,54RLが設けられている。逆止弁54FL,54RRは、ホイールシリンダ26FL,26RRからそれぞれ通路34に向かう作動液の流れのみ許容し、その逆の流れを防止する。したがって、ホイールシリンダ26FL側またはホイールシリンダ26RR側から作動液をプライマリ室12aに向かって戻す場合に、逆止弁54FLまたは逆止弁54RRは、保持弁46FLまたは保持弁46RRを介した戻り流路と同様に戻り流路を形成して、迅速に作動液をプライマリ室12aに戻すことを可能にする。また、逆止弁54FR,54RLは、ホイールシリンダ26FR,26RLからそれぞれ通路36に向かう作動液の流れのみ許容し、その逆の流れを防止する。したがって、ホイールシリンダ26FR側またはホイールシリンダ26RL側から作動液をセカンダリ室12bに向かって戻す場合に、逆止弁54FRまたは逆止弁54RLは、保持弁46FRまたは保持弁46RLを介した戻り流路と同様に戻り流路を形成して、迅速に作動液をセカンダリ室12bに戻すことを可能にする。
個別通路48aの保持弁46FLおよび逆止弁54FLよりホイールシリンダ26FL側には、ホイールシリンダ26FLと並列に減圧弁56FLが設けられている。また、個別通路48bの保持弁46RRおよび逆止弁54RRよりホイールシリンダ26RR側には、ホイールシリンダ26RRと並列に減圧弁56RRが設けられている。そして、減圧弁56FL,56RRの下流側には流路内リザーバタンク58aに接続された個別通路48dが形成されている。同様に、個別通路52aの保持弁46FRおよび逆止弁54FRよりホイールシリンダ26FR側には、ホイールシリンダ26FRと並列に減圧弁56FRが設けられている。また、個別通路52bの保持弁46RLおよび逆止弁54RLよりホイールシリンダ26RL側には、ホイールシリンダ26RLと並列に減圧弁56RLが設けられている。そして、減圧弁56FR,56RLの下流側には流路内リザーバタンク58bに接続された個別通路52dが形成されている。
減圧弁56FL,56RR,56FR,56RLは、それぞれON/OFF制御されるソレノイドおよびスプリングを有しており、ソレノイドが非通電状態にある場合に閉弁とされる常閉型電磁制御弁である。減圧弁56FL,56RRが閉弁状態であるときには、流路内リザーバタンク58aへ向かう作動液の流通は遮断される。ソレノイドに通電されて減圧弁56FL,56RRが開弁されると、流路内リザーバタンク58aへの作動液の流通が許容される。減圧弁56FR,56RLが閉弁状態であるときには、流路内リザーバタンク58bへ向かう作動液の流通は遮断される。ソレノイドに通電されて減圧弁56FR,56RLが開弁されると、流路内リザーバタンク58bへの作動液の流通が許容される。流路内リザーバタンク58a,58bは、ABS制御時にホイールシリンダ26から戻される作動液を一時的に貯留しておくタンクである。そして、流路内リザーバタンク58a,58bには、それぞれ個別通路48c,52cが接続されている。個別通路48cには、ポンプ50aと、このポンプ50aの前後に逆止弁(不図示)が設けられている。個別通路52cには、ポンプ50bと、このポンプ50bの前後に逆止弁(不図示)が設けられている。ポンプ50a,50bは、モータ60の駆動により動作し、例えばブレーキペダル24が踏み込まれていないときに作動液を流路内リザーバタンク58a,58bから汲み上げる。つまり、プライマリ室12aやセカンダリ室12bからホイールシリンダ26FL,26RR,26FR,26RL等に向かう作動液の流れがないときに、作動液をプライマリ室12aやセカンダリ室12bに戻す。その結果、リザーバタンク16の作動液の必要貯留量を維持する。なお、ポンプ50a,50bの前後に設けられた逆止弁は、マスタシリンダ12から流路内リザーバタンク58a,58b側へ作動液が逆流するのを防止している。
次に、液圧ブースタ14の詳細を図1に加え、液圧ブースタ14を拡大した図2を用いて説明する。
液圧ブースタ14は、シリンダ62の内部に矢印A,B方向に往復移動可能なブーストピストン(助勢ピストン、アシストピストン)30と、ブースタロッド28を収容している。ブーストピストン30は、液圧源18側から供給される作動液をブレーキペダル24の操作量に応じた値に調圧する調圧機構(レギュレータ)としても機能する。また、ブーストピストン30の端面とシリンダ62の内壁面とは、液圧源18から供給される作動液が流入する流体室(アシスト室)64を形成する。流体室64における作動液の液圧(ブースト圧)により、ブーストピストン30は、スプリング12e等の付勢力に抗して矢印A方向に移動する。つまり、流体室64の液圧(圧力)によって、ブーストピストン30にブースタロッド28の矢印A方向への推進を助勢する助勢力が生じる。助勢力を受けて矢印A方向に推進するブースタロッド28は、マスタシリンダ12のプライマリピストン12cを矢印A方向に押す。その結果、プライマリピストン12c及びセカンダリピストン12dは、助勢力を伴う入力により移動して作動液を押し出す(液圧を発生する)。押し出された作動液は、環流式調圧ユニット22(ホイールシリンダ26)を介してブレーキ装置20に流入して、ホイールシリンダ26が動作して制動力が発生する。
液圧源18は、ポンプ18a、モータ18b、アキュムレータ18c、圧力センサ18d等を含む。アキュムレータ18cを構成する容器には、ゴム膜等に封入した蓄圧気体(例えば、窒素)が収納されている。そして、ポンプ18aから吐出された作動液をアキュムレータ18c内に圧送した後、開閉弁(不図示)を閉弁することで作動液をアキュムレータ18c内に封じ込めて、封入ガスの圧力エネルギとして蓄積する。そして、開閉弁を開弁することで作動液をアキュムレータ18cから解放して、アキュムレータ圧を提供する。ポンプ18aは、駆動源としてモータ18bを有し、その吸込口がリザーバタンク16に接続される一方、その吐出口がアキュムレータ18cに接続される。ポンプ18aにより、アキュムレータ圧は維持されるべき設定範囲に保たれる。ブレーキECUは、圧力センサ18dの測定値に基づいて、アキュムレータ圧が設定範囲の下限を下回った場合にポンプ18aをオンとしてアキュムレータ圧を加圧し、アキュムレータ圧が設定範囲の上限を超えた場合にポンプ18aをオフとして加圧を終了する。
アキュムレータ18cの吐出口は、液圧ブースタ14の高圧接続口14aに接続され、液圧ブースタ14に対して高圧の作動液を供給可能になっている。シリンダ62の内壁面とブーストピストン30の外壁面との間には、ブーストピストン30の外周面を取り巻くように高圧導入室14bが形成され、ブーストピストン30の周囲に高圧の作動液を受け入れている。ブーストピストン30は、内部にスプール66を軸方向に往復移動可能に収容している。ブーストピストン30には、外周面側からスプール66が収容されている内周面側に高圧の作動液を導入するための高圧導入路30aが半径方向に少なくとも1個形成されている。なお、高圧導入室14bの軸方向の長さは、ブーストピストン30の往復移動距離以上に設定され、ブーストピストン30がいずれの位置にあっても高圧導入路30aと高圧導入室14bとが連通できるようになっている。また、ブーストピストン30は、ブレーキペダル24が初期位置に戻るまでの間にリザーバタンク16に作動液を還流させるためのブースタ環流路30bがスプール外壁面とブーストピストン30との間に軸方向に沿って形成されている。
スプール66の外周面には、ブレーキペダル24が初期位置及びブレーキペダル24が踏み込まれた場合にブースタ環流路30bとの連通が遮断でき、ブレーキペダル24が踏み込まれた場合に高圧導入路30aと連通する環状溝部66cが形成されている。また、スプール66はその内部にスプール環流路66aを有する。スプール66は矢印A方向への移動により、高圧導入路30aと環状溝部66cとの連通幅を徐々に拡大する。つまり、ブレーキペダル24の踏み込み操作に応じて、スプール弁開度を広げてアキュムレータ18cから供給される作動液の流量の調整を実現する。なお、スプール66の端面又は周囲には第1スプリング32aが配置され、スプール66を、矢印B方向に押し戻すように反力を与えている。その結果、第1スプリング32aはブレーキペダル24の踏み込み操作が解除された場合、該反力によって、レーキペダル24を初期位置に復帰させるように反力を発生させる。またこのとき、スプール66の移動により、環状溝部66cとブースタ環流路30bとを連通させて、スプール環流路66aを通って作動液をリザーバタンク16に環流可能とする。
また、スプール66のブレーキペダル24側の端部には環状部材66dが配設される。環状部材66dは、端部に第1フランジ部66eを有し、スプールの移動にともなって、ブーストピストン30と当接するよう形成され、環状溝部66cがスプール環流路66aと高圧導入路30aとの連通を切り替える間にのみ矢印B方向に反力を発生させる第2スプリング32bとを有する。
第2スプリング32bは、環状部材66dに設けられたフランジ部66eと、スプール66に設けられた第2フランジ部66fとの間に配設される。
ブーストピストン30は、ブースタ環流路30bと異なる位置に、環状溝部66cと流体室64とを連通させる助勢連通路30cを有している。助勢連通路30cは、常時環状溝部66cと連通可能である。環状溝部66cが高圧導入路30aと連通した場合は、アキュムレータ18cからの作動液が流体室64に流入し、ブーストピストン30を作動させる。また環状溝部66cがブースタ環流路30bと連通した場合には、作動液は流体室64からリザーバタンク16へ向けて環流する。
なお、流体室64は、流体室64がブーストピストン30やブーストピストン30に接続されるシール部材76等の弾性変形等の変形によって消費される液量(流体室64に受け入れが許容される流量、消費液量)を満たすことで、実質的にブーストピストン30が動き始めるのに必要な液圧(起動液圧)となる。
このように構成される液圧ブースタ14の基本的動作を説明する。
ブレーキペダル24が踏み込まれる(増圧時)と、図2(初期状態)及び図7に示すように、スプール66が矢印A方向に移動する。ブレーキペダル24の踏み込みに応じて、発生する反力は第1スプリング32aによる弾性力(バネ力)F1(第1の反力)となる。なお、図7は横軸にブレーキペダル24の踏み込み量(ストローク量(S))であり、縦軸はブレーキペダル24にかかる反力(F)を示している。初期状態は踏み込み量(ストローク量)がゼロである状態を示す。
初期状態からさらにブレーキペダル24が踏み込まれると、図3及び図7に示すように、スプール66の移動にともなって、環状溝部66cとブースタ環流路30bとの連通が遮断される。さらに踏み込まれると、スプール66の移動にともなって、第1フランジ部66eがブーストピストン30の端面に当接する。環状溝部66cとブースタ環流路30bとの連通が遮断される状態において、流体室64が起動液圧を満たしていないため、ブーストピストン30は移動しない。そのため、第1フランジ部66eがブーストピストン30の端面に当接すると環状部材66dはスプール66とともに移動することを止め、第2スプリング32bによる反力F1が発生し始める。そのため、図7において初期状態からその当接までにかかる反力はF1のみとなる(なお、該当接に至るまでのストローク量をS1とする)。
図3の状態からさらにブレーキペダル24が踏み込まれると、図4及び図7に示すように、第2スプリング32bはスプール66に連接される第2フランジ66fによって押し縮められる。これは、流体室64が起動液圧を満たしていないので、ブーストピストン30が移動を停止しており、その端面に第2スプリング32bが当接しているためである。その結果、追加の反力として反力F2(第2の反力)をブレーキペダル24に与える。そのため、図4の時点での反力は第1スプリング32aと第2スプリング32bとを合わせた反力(F1+F2)となる。なお、環状溝部66cと高圧導入路30aとの連通が開始されるまでに必要なストローク量をS2とする。
図4の状態からさらにブレーキペダル24が踏み込まれると、環状溝部66cと高圧導入路30aとの連通が開始される。アキュムレータ18cから供給される作動液は、高圧導入室14b、環状溝部66c、助勢連通路30cを介して流体室64に流入する。作動液の流入によってブーストピストン30の起動液圧(マスタシリンダ12側からの矢印B方向への付勢力に打ち勝つ圧力)に達すると、該ブーストピストン30が矢印A方向に移動を開始する。ブーストピストン30が移動を開始すると、前述したように、高圧導入路30aと環状溝部66cと連通時における作動液の流量(絞り量)は、ブレーキペダル24のストローク量に対応した流量となる。したがって、ブレーキペダル24の踏み込みが大きいほど、ブーストピストン30起動後の流体室64への作動液の流量は増え、助勢のためのブーストピストン30の移動量が増加し、それに伴って反力も増加していく。また、ブーストピストン30の移動にともなって、ブースタピストン30の壁面に形成された係合部30dがアシストピストン30eの端部と係合する。
スプール66のプライマリピストン12c側の先端部には、例えばゴム等の弾性部材からなるディスク68が配置され、ブースタロッド28と接触している。したがって、ブーストピストン30が流体室64で発生した助勢力を受けて矢印A方向に移動すると、ブースタロッド28も矢印A方向に移動する。その結果、ブースタロッド28がプライマリピストン12cを移動させる。プライマリピストン12cの移動の結果、プライマリ室12a内の作動液がブレーキ装置20に向けて押し出される。さらに、プライマリ室12a内の液圧上昇によりセカンダリピストン12dが矢印A方向に移動させられて、セカンダリ室12b内の作動液がブレーキ装置20に向けて押し出されて、ブレーキ装置20において制動力が発生する。なお、ブレーキペダル24の踏み込み操作によって矢印A方向に移動するスプール66は、ディスク68に接触した後、さらにブレーキペダル24が踏み込まれれば、スプール66の端部がブースタロッド28を矢印A方向に押す。つまり、ブースタロッド28は、流体室64で発生した助勢力及びブレーキペダル24の踏み込み踏力の合力によって矢印A方向に移動してマスタシリンダ12に作動力を付与する。
ブレーキペダル24の踏み込みが解除される(減圧時)と、プライマリピストン12c及びセカンダリピストン12dは、スプリング12eによって矢印B方向に付勢し、ブースタロッド28及びブーストピストン30を初期位置に復帰させる。その際に、第1スプリング32a及び第2スプリング32bは、その反力によりスプール66を矢印B方向に押し戻し、環状溝部66cと高圧導入路30aとの連通を遮断し、環状溝部66cとブースタ環流路30bとを連通させる。つまり、流体室64が、助勢連通路30c、環状溝部66c、ブースタ環流路30b及びスプール環流路66aを介してリザーバタンク16に接続される。その結果、流体室64の容積が小さくなるので流体室64内の作動液は、リザーバタンク16に環流する。その結果、ブレーキペダル24は初期位置に復帰する。減圧時は環状溝部66cとブースタ環流路30bとが連通した後にブーストピストン30が矢印B方向へ押し戻される。すなわち、第2スプリング32bは流体室64と、リザーバタンク16との連通前に反力を発生しなくなるため、流体室64内の作動液の環流が完了した後は、反力F2が発生しない。
なお、ブレーキペダル24の踏力が解除されると、ブーストピストン30及びアシストピストン30eは前述と同様にして、スプール66とともに矢印B方向に移動する。アシストピストン30eは移動の際にプラグ72に一体的に形成された係止部72aと当接する。アシストピストン30eと係止部72aとの当接後にさらにスプール66が矢印B方向に移動すると、係合部30dの係合は解除される。
なお、本発明の実施形態の第1スプリング32a及び第2スプリング32bをスプリングであるとして記載したが、当該部材は反力を発生する部材であればよく、ゴムや各種バネであってもよい。
なお、図5に示すように、環状溝部66cとリザーバ16との連通及び遮断を環状部材66dのフランジ部66eとブーストピストン30との当接によってなしてもよい。
なお、図5に示すように、第1スプリング32aにて発生する反力F1をディスク68によって発生させてもよい。当該構成によると、構造簡素化による部品点数の減少及びシリンダ62の全長を短縮することが出来る。
なお、図1〜4において、環状部材66dは中空形状をなしており、スプール66の全周を覆うように記載したが、一部のみに形成されていてもよい。同様に、第1フランジ部66e及び第2フランジ部66fについても、該2部材で第2スプリング32bを保持できる形状であればよく、環状形状に限られない。
また、図5に示すように、初期状態において流体室64にブースタピストン30が動き始めるのに必要な液圧(起動液圧)が保持されるように構成されていてもよい。起動液圧とは、流体室64がブースタピストン30やそれに接続されるシール部材76等の弾性変形等の変形によって消費される液量(流体室に受け入れが許容される流量、消費液量)を満たし、実質的に助勢ピストンが動き始める前に流体室に保持される液圧のことである。なお、前述した保持とは、流体室64がアキュムレータ18cやリザーバ16との連通を遮断された状態であり、流体室64内部の液量が変化しない状態のことである。
初期状態において、流体室64に前述した起動液圧を保持している場合、ブレーキペダル24の踏み始めに係る初期の反力は図7における反力F1及びF2となる(図5では説明のために第1スプリング32aはディスク68と同一と表記しているが、図1〜4に記載したように別体形状でもよい)。初期状態において2つの反力部材によって同時に反力を発生させることで、ドライバに反力の切り替わりの感触を与えない構成とすることもできる。
図5に示すように、ドライバによるブレーキペダル24の踏み込みに伴いスプール66が矢印A方向へと移動する。移動によって、スプール66の環状溝部66cは高圧導入路30aと連通する。アキュムレータ18cから供給される作動液は環状溝部66cと高圧導入路30aとの連通によって助勢連通路30cを通り流体室64へと流入する。流体室64は上記したように非動作時において起動液圧を保持しているため、作動液の流入後、素早くブーストピストン30が矢印A方向に移動を始める。
増圧時に、ブーストピストン30は流体室64の作動液の流入による拡張によって矢印A方向へと移動する。ブーストピストン30の開口部にはアシストピストン30eの開口端部30Fと係合する係合部30dが配設されている。係合部30dはブーストピストン30の内周面の一部又は全周に配設される。該移動にともなって、アシストピストン30eは係合部30dと係合し、ブーストピストン30と共に矢印A方向に移動するとともに係止部72aと離間する。
減圧時にドライバによるブレーキペダル24の踏み込みが解除されると、前述したように、マスタシリンダ12に配設されたスプリング12eやスプリング32a等の付勢力によってスプール66は矢印B方向へと押し戻される。スプール66が押し戻されることによって、環状溝部66cは高圧導入路30aとの連通を遮断し、ブースタ環流路30bとの連通を開始する。環状溝部66cがブースタ環流路30bと連通すると流体室64の作動液が助勢連通路30c、環状溝部66c、スプール環流路66aを介してリザーバ16へと排出される。流体室64からの作動液の排出によって流体室64は縮小され、ブーストピストン30及びアシストピストン30eは矢印B方向へと移動する。縮小時の移動によってアシストピストン30eはプラグ72の一部又は全周に設けられた係止部に当接し移動を停止する。さらに縮小が進むとブーストピストン30とアシストピストン30eとの係合部30dの係合が解除され、ブーストピストン30が矢印B方向へと移動する。その際にスプール66もブーストピストン30の移動に伴い移動し、アシストピストン30eと当接し矢印B方向への移動を停止する。ブーストピストン30は環状溝部66cとブースタ環流路30bとの連通が遮断されるまで矢印B方向に移動する。ブースタ環流路30bが遮断されたところで液圧ブースタ14は作動を停止し初期位置(図5)となる。
なお、本実施形態におけるスプール66の環状溝部66cと高圧導入路30a及びブースタ環流路30bとの位置関係は、非動作時において、流体室64が起動液圧を満たすように実験等により決定することができる。
また、図6に示すように環状部材66dをスプール66のディスク68側(マスタピストン側)に配設してもよい。初期位置で環状部材66dは第2スプリング32bからの反力によってブーストピストン30に当接し静止している。当該構成の場合、ブレーキペダル24の踏み込みによって移動するスプール66が、初期位置から環状溝部66cとブースタ環流路30bとの連通が遮断されるまで移動(矢印A方向)するときに、環状部材66dはスプール66に対して相対移動する。この間(図7における0からS1まで)は、図7に示すように第1スプリング32aによる反力F1のみが発生している。該遮断がなされた後、ブレーキペダル24が更に踏み込まれると、スプール66のディスク68側に設けられた第2フランジ部66fが、環状部材66dに設けられた第1フランジ部66fに当接し、共に移動を開始する。その結果、図7において0からS2までに発生する反力はF1+F2となる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。また、複数の実施形態間で、構成を部分的に入れ替えて実施することができる。
10…制動システム、12…マスタシリンダ、12c…プライマリピストン(マスタピストン)、12d…セカンダリピストン(マスタピストン)、14…液圧ブースタ、18…液圧源(供給源)、18c…アキュムレータ、20…ブレーキ装置、22…環流式調圧ユニット、24…ブレーキペダル、26…ホイールシリンダ、28…ブースタロッド、30…ブーストピストン(助勢ピストン)、30a…高圧導入路、30b…ブースタ環流路、30c…助勢連通路、30d…係合部、30e…アシストピストン、30F…開口端部、32a…第1スプリング(第1反力部材)、32b…第2スプリング(第2反力部材)、62…シリンダ、62a…シリンダ部材、64…流体室、66…スプール(調圧手段)、66c…環状溝部(溝部)、66d…環状部材(補助部材)、66e…第1フランジ部、66f…第2フランジ部、72…プラグ、72a…係止部、76…シール部材

Claims (2)

  1. 筒状のシリンダと、
    前記シリンダ内に配設され、流体の供給源及びリザーバに接続し、前記供給源から流体室への流体の流入若しくは前記流体室から前記リザーバへの流体の流出とを切り替え可能とする調圧手段と、
    前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段を常に往復移動方向の一方側方向に第1の反力を付与する第1反力部材と、
    前記シリンダ内に配設され、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間にのみ前記第1の反力に加えて前記調圧手段を往復移動方向の一方側方向へ第2の反力を付与する第2反力部材と、を有することを特徴とする液圧制動装置。
  2. 前記調圧手段は、往復移動によって前記切り替えを行なうスプールであって、
    前記調圧手段の外周の一部または全周に、前記調圧手段によって前記リザーバと前記流体室とが連通させられている間、前記調圧手段と共に移動若しくは相対移動し、前記調圧手段によって前記供給源から前記流体室への流体の流入と前記リザーバへの流体の流出とを切り替える間、前記調圧手段と相対移動若しくは共に移動する補助部材を有し、
    前記第2反力部材は、前記補助部材に反力を付与する請求項1に記載の液圧制動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4811725B1 (ja) * 1968-11-16 1973-04-16
JPS6447658A (en) * 1987-05-09 1989-02-22 Bosch Gmbh Robert Brake valve with brake-force toggle joint

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