JP2016067210A - 液体貯留ユニット及び分注システム - Google Patents

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Abstract

【課題】分注装置への液体貯留容器の装着作業や交換作業をより効率的に行う。
【解決手段】培養物を収納する容器が載置される載置台と、前記培養物を培養する際に使用する液体を吸入または吐出するノズルを備えるシリンジ、及び前記シリンジを移動させる駆動装置、を有する分注装置と、備える分注システムにおいて、前記液体を貯留する液体貯留ユニットであって、前記液体を貯留し、前記液体が送液される送液チューブの一端が接続される密閉された液体貯留容器と、前記液体貯留容器が装着される容器装着部、及び、前記容器装着部に装着された前記液体貯留容器に接続された前記送液チューブを通じて前記液体貯留容器から供給される前記液体を一時的に貯留し、貯留した前記液体を吸入するべく前記ノズルが差し入れられる凹部が形成されたベース部材と、を有して構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体貯留ユニット及び分注システムに関する。
細胞を培養する場合など、生体由来の試料を取り扱う際には、試料や薬液、装置などを含む作業環境を汚染しないようにする必要があり、そのために様々な技術が開発されている(例えば特許文献1参照)。
また遺伝子の検査や、蛋白、抗原抗体等の生化学反応の検出を行う際に、各種試薬や溶液などの管理や取扱いを容易にし、かつ間違いのない取扱いを可能とするような技術も開発されている(例えば特許文献2参照)。
特開2013−128462号公報 特開2005−291954号公報
しかしながら、細胞の培養中に例えば継代作業や培地交換作業などを行う際には、アイソレータの作業室の内部において、分注装置に用いる各種の薬液などの液体が収容された液体貯留容器を装着、交換する必要があり、試料や薬液、装置などを汚染しないようにするために、大きな負担となっていた。
そのため、分注装置への液体貯留容器の装着作業や交換作業をより効率的に行うことを可能とする技術が求められている。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、分注装置への液体貯留容器の装着作業や交換作業をより効率的に行うことが可能な液体貯留ユニット及び分注システムを提供することを一つの目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る液体貯留ユニットは、培養物を収納する容器が載置される載置台と、前記培養物を培養する際に使用する液体を吸入または吐出するノズルを備えるシリンジ、及び前記シリンジを移動させる駆動装置、を有する分注装置と、を備える分注システムにおいて前記液体を貯留する液体貯留ユニットであって、前記液体を貯留し、前記液体を送液するための送液チューブの一端が接続される密閉された液体貯留容器と、前記液体貯留容器が装着される容器装着部、及び、前記容器装着部に装着された前記液体貯留容器に接続された前記送液チューブを通じて前記液体貯留容器から供給される前記液体を一時的に貯留し、貯留した前記液体を吸入するべく前記ノズルが差し入れられる凹部が形成されたベース部材と、を有して構成される。
分注装置への液体貯留容器の装着作業や交換作業をより効率的に行うことが可能となる。
アイソレータ10の概要を示す図である。 分注システム37の斜視図である。 分注装置50の側面図である。 分注装置50の正面図である。 液体貯留ユニット100の斜視図である。 液体貯留ユニット100の斜視図である。 分注装置50に内蔵されている構成の一例を示す図である。 制御装置57の構成の一例を示す図である。 制御装置57に実現される機能ブロックの一例を示す図である。 培地交換の際に実行される処理の一例を示すフローチャートである。 培地交換作業の際のノズル60の軌跡を示す図である。 培地交換作業を説明するための図である。 液体貯留ユニット100を示す図である。 分注システム37の斜視図である。 分注システム37の斜視図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態であるアイソレータ10の概要を示す図である。アイソレータ10は、その作業室内を除染する機能を備え、作業者が滅菌された環境で細胞等を扱う作業を行うための装置である。
また、アイソレータ10には、細胞等の培養物を培養するための培養装置15が取り付け取り外し可能に装着され、装着時には培養装置15の培養室とアイソレータ10の作業室とが連通可能とされている。培養装置15は、培養物が収納された容器A1、A2を収納する培養室20と、培養室20を密閉する扉21とを備える。
なお、ここでは、X軸方向をアイソレータ10に対する前後の方向とし、Y軸方向をアイソレータ10に対する左右の方向とし、Z軸方向をアイソレータ10に対する上下の方向とする。また、アイソレータ10の前面を+X方向とし、培養装置15は、アイソレータ10の−Y方向側に装着されることとする。
アイソレータ10には、培養装置15が装着される作業室25、パスボックス26が設けられている。
作業室25は、細胞等の生体由来材料を対象とする作業を行う空間であり、パスボックス26は、作業室25内に搬入する培養器具や培地等の物品を滅菌するための空間である。なお、パスボックス26には、培養器具を搬入、搬出するための扉27が設けられている。
作業室25には、扉30,31、前面扉32、作業用グローブ34、連結部材36、及び分注システム37が設けられている。また、作業室25の培養装置15が取り付けられる−Y側の壁面には開口部40が設けられ、作業室25のパスボックス26が設置された+Y側の壁面には開口部41が設けられている。
扉30は、開口部40を開放または閉塞可能に設けられており、扉31は、開口部41を開放または閉塞可能に設けられている。また、作業室25の前面には前面扉32が開閉可能に設けられている。
作業用グローブ34は、前面扉32が閉じられた状態で作業者が作業室25内の細胞等を扱う作業ができるよう、前面扉32に設けられた開口部(不図示)に取り付けられている。また、扉30,31、前面扉32が閉じられている状態では、作業室25は密閉される。
連結部材36は、アイソレータ10と培養装置15とを連結させるための部材であり、開口部40を囲むように作業室25の外側の壁面に設けられている。また、培養装置15が連結部材36に取り付けられた際に扉30及び扉21が開放されると、作業室25と培養室20との間は開口部40を介して連通する。さらに、作業室25とパスボックス26との間は、扉31が開放された際に、開口部41を介して連通する。
分注システム37は、継代や培地交換作業等を行う際に用いられるシステムであり、分注装置50、載置台51、薬液貯留ユニット100、液体回収容器53、ポンプ(エアポンプ)55、操作パネル56、及び制御装置57を含んで構成される。
図2は、分注システム37の主要な構成を示す斜視図である。なお、図2においては操作パネル56は便宜上省略されている。また、制御装置57及びポンプ55は、筐体200の内部に取り付けられており、図2においては図示されていない。
分注装置50は、培養物を培養する際に使用する液体(薬液、培養液、純水等)を吸入または吐出するためのノズル60を備えるシリンジ61を含んで構成される。なお分注装置50の詳細については後述する。
載置台51は、培養装置15から取り出され、培養物を収納する容器(例えば、容器A1)が載置される台である。また、載置台51は、分注装置50の前面側(+X側)に設けられている。なお、図2では、載置台51に容器A1が載置された状態が図示されている。
液体貯留ユニット100は、培養物を培養する際に使用する液体を貯留する構成物であり、図5に示すように、液体タンク(液体貯留容器)120がプレート(ベース部材)110の液体タンク装着部111に装着されて一体的に構成される。本実施形態に係る液体貯留ユニット100は、3つの液体タンク120A、120B、120Cがプレート110に装着されて構成されている。
この液体タンク120は、自由に着脱可能なものを用いてもよいし、液体貯留ユニット100としての一体成形品や装着品のように着脱できないものを用いてもよい。
図5に示すように、本実施形態に係るプレート110は、液体タンク120の横断面の形状に合わせて開口穴が形成され、この開口穴に液体タンク装着部111が設けられる。液体タンク装着部111には、液体タンク120の所定部位の形状と相補的に嵌合するような凹凸形状が形成されており、液体タンク120を液体タンク装着部111に装着する場合には、液体タンク120をプレート110の面に垂直な方向から開口穴に挿入しつつ、液体タンク装着部111の上記凹凸形状部分を液体タンク120の上記所定部位に嵌めるようにする。
液体タンク120は、培養物を培養する際に使用する液体を貯留する密閉された容器である。そして液体タンク120には、この液体を送液するための送液チューブ123の一端が接続されている。送液チューブ123の他端は、プレート110に形成される凹部であるリザーバ113に液体を供給可能なように配置されている。例えば送液チューブ123の他端は、リザーバ113の側面あるいは底面に接続される。あるいは、送液チューブ123の他端は、リザーバ113の上方に位置するように配置される。
このような態様によって、分注システム37への液体貯留ユニット100の装着作業を容易化することが可能となる。
液体タンク120には、さらにエアチューブ121の一端が接続されている。そしてエアチューブ121の他端には、カプラ122が接続されている。このカプラ122を筐体200に設けられた相手側のカプラ(不図示)に接続することにより、エアチューブ121を筐体200内部のポンプ(エアポンプ)55と連通させることが可能である。
そして制御装置57によってポンプ55が駆動され、エアチューブ121を通じてエアが液体タンク120内に供給されると、密閉された液体タンク120内の圧力が上昇し、液体タンク120の内部に貯留する液体が送液チューブ123から送出され、リザーバ113に供給される。
このような態様によって、液体タンク120内の液体をリザーバ113に供給するためのポンプを液体タンク120とリザーバ113との間に介在させる必要がなくなるので、液体タンク120とリザーバ113との間の送液チューブ123の長さを短くすることが可能となる。このため、液体貯留ユニット100の交換作業を行う際に送液チューブ123が邪魔にならず、扱いやすい液体貯留ユニット100を構成することが可能となる。
また、液体タンク120とリザーバ113との間にポンプを介在させなくて良いため、万が一このポンプから樹脂片や金属片、チリなどの不要物が排出された場合であっても、この不要物がリザーバ113に供給されないようにすることが可能となる。
なお、図示はしていないが、ポンプ55は、3本のエアチューブ121に対するエアの送出を個別に行うことができる。このため、制御装置57は、ポンプ55を制御することによって、3つの液体タンク120内の液体を同時に3本の送液チューブ123に送出することも可能であるし、3つの液体タンク120のうちの少なくともいずれかの液体タンク120内の液体を選択的に送液チューブ123に送出することも可能である。
また、カプラ122が筐体200に設けられた相手側のカプラ(不図示)に接続されない場合には、図6に示すように、カプラ122は、プレート110に形成されているカプラキャップ(エアチューブ保持部)112に装着され、エアチューブ121の他端を保持しておくことができる。
このように、プレート110にカプラキャップ112を設けることによって、カプラ122が筐体200に接続されていない場合にカプラ122をカプラキャップ112に装着することで、エアチューブ121内を密閉しておくことができるので、液体タンク120内に雑菌やチリなどが混入することを防止することができる。
またカプラ122を筐体200に接続する作業を行う場合には、カプラキャップ112に装着されたカプラ122の外側を把持してカプラキャップ112から取り外し、そのまま筐体200に装着する作業になるので、プレート110と別体のキャップを用いる場合と比べて、装着作業負担を軽減できるとともに、キャップを外す際に指が誤ってカプラ122の内側に触れることもなくなることにより、作業負担を軽減できるとともに、エアチューブ121内に作業者の手が触れることもないので、液体タンク120内の汚染防止を図ることも可能となる。
上記のようにして、液体タンク120内の液体は送液チューブ123を通じてリザーバ113に供給される。
リザーバ113は、送液チューブ123を通じて液体タンク120から供給される液体を一時的に貯留する容器であり、プレート110に形成された凹部である。リザーバ113は、例えば培地交換に用いられる新たな培養液等の液体を一時的に収納する容器である。
なおプレート110には、リザーバ113を覆う剥離可能なシール部材115が貼付されている。このシール部材115は、作業者が新たな液体貯留ユニット100を分注システム37に装着して、液体タンク120内の液体をリザーバ113に最初に貯留する直前に剥離される。このような態様により、リザーバ113に雑菌やチリ等の汚れが付着することを防止することが可能となる。
そして詳しくは後述するが、制御装置57は分注装置50を制御して、ノズル60の先端をリザーバ113内に差し入れるようにして、液体をシリンジ61に吸引する。
図5に示すように、本実施形態に係る液体貯留ユニット100は、3つの液体タンク120と、4つのリザーバ113と、を有して構成されている。
そしてこれらのうち、第1リザーバ113Aは、第1液体タンク装着部111Aに装着された第1液体タンク120Aから、第1送液チューブ123Aを通じて供給される液体を一時的に貯留する。
また第2リザーバ113Bは、第2液体タンク装着部111Bに装着された第2液体タンク120Bから、第2送液チューブ123Bを通じて供給される液体を一時的に貯留する。
同様に、第3リザーバ113Cは、第3液体タンク装着部111Cに装着された第3液体タンク120Cから、第3送液チューブ123Cを通じて供給される液体を一時的に貯留する。
つまり、本実施形態に係る液体貯留ユニット100は、各リザーバ111と各液体タンク120がそれぞれ独立した液体供給路で接続されるように構成されているため、各液体タンク120内の液体が意図せずに混ぜ合わせられるようなことを防止することが可能となる。これにより、本実施形態に係る液体貯留ユニット100は、試料や薬液、装置の汚染防止効果をより一層向上させることが可能となる。
一方で、本実施形態に係る液体貯留ユニット100は、第4リザーバ(吐出液貯留部)113Dを有して構成されている。この第4リザーバ113Dは、シリンジ61内の液体を一時的に貯留可能に構成されている。つまり、第4リザーバ113Dはいずれの液体タンク120にも接続されておらず、分注装置50は、シリンジ61内の液体をノズル60から第4リザーバ113Dに吐出するような使い方ができる。
例えば、第1液体タンク120Aには第1の試薬が貯留されており、第2液体タンク120Bには第2の試薬が貯留されている場合に、分注装置50は、第1液体タンク120A内の第1の試薬と、第2液体タンク120B内の第2の試薬と、を第4リザーバ113Dにおいて混合することにより、所望の試薬を調合するような使い方も可能となる。
また第4リザーバ113Dは、第1リザーバ113A〜第3リザーバ113Cと隣り合う位置に設けられている。このため、プレート110を小型化することができ、液体貯留ユニット100の装着、運搬等の取り扱いを容易化することも可能となる。
次に、液体回収容器53は、例えば、使用された培養液等の薬液が収納(回収)される容器であり、リザーバ113の前面側、かつ載置台51よりも+Y側に設置されている。
なお、本実施形態に係る分注システム37は、液体回収容器53を液体貯留ユニット100とは別に設けているが、液体回収容器53を設けずに、液体貯留ユニット100が備える液体タンク120の少なくともいずれかに使用済みの液体を回収するようにすることも可能である。
例えば、第3液体タンク120Cに使用済みの液体を回収する場合は、分注装置50は、シリンジ61内の使用済み液体を第3リザーバ113Cに吐出する。そしてポンプ55は第3液体タンク120Cからエアを吸引することで、第3液体タンク120C内を負圧にし、第3リザーバ113C内の液体を第3液体タンク120Cに回収する。
このような態様によれば、液体回収容器53を不要にすることができると共に、使用済みの液体を密閉された液体タンク120に回収することができるので、液体をこぼすおそれがなくなり、分注装置を用いた細胞に関する作業をより安全かつ効率的に行うことが可能となる。
操作パネル56は、作業者が分注システム37の動作の開始や終了、作業の内容等を設定するための装置であり、載置台51よりも−Y側の作業室25の床に移動可能に置かれている。また、操作パネル56での操作結果(シリンジ61の位置情報や作業内容)は、ケーブル(不図示)を介して制御装置57へと送信される。なお、操作パネル56は、作業室25の床に移動可能に置かれているが、固定されていても良い。
制御装置57は、操作部56の操作結果に基づいて、分注システム37を統括制御する。なお、制御装置57の詳細は後述する。
<<分注装置50の詳細について>>
図3は、分注装置50の−Y側から見た側面図であり、図4は、分注装置50の正面図である。
図3及び図4に示すように、分注装置50はシリンジ61以外に、レール部材62、スライダー63、スライド装置64、及び回転装置65を含んで構成される。
垂直方向に沿って延びるレール部材62には、スライダー63がZ軸方向に移動可能に取り付けられている。そして、スライド装置64は、スライダー63をZ軸方向に移動させる。スライダー63には、回転装置65と、回転装置65によって回転されるシリンジ61とが取り付けられている。このため、スライダー63が上下に移動するのに伴い、シリンジ61も上下に移動することになる。
また、回転装置65は、回転装置65に取り付けられたシリンジ61のノズル60が前後に移動するよう、シリンジ61をX軸方向に回転させ、ノズル60が左右に移動するよう、シリンジ61をY軸方向に回転させる。このため、ノズル60は、シリンジ61がY軸方向に回転する際の回転支点を中心に、水平面における異なる半径の円周上を移動することができる。
図7は、分注装置50に内蔵されている構成の一例を示す図である。分注装置50は、モータ70〜72、ポンプ73,74、フィルタ75、及びバルブV1〜V3を含んで構成される。
モータ70は、シリンジ61をX軸方向に移動させるためのモータであり、モータ71は、シリンジ61をY軸方向に移動させるためのモータである。回転装置65は、モータ70が回転するとシリンジ61をX軸方向に回転させ、モータ71が回転するとシリンジ61をY軸方向に回転させる。
また、モータ72は、スライダー63をZ軸方向に移動させるためのモータである。スライド装置64は、モータ72が回転するとスライダー63を上下させる。
ポンプ73は、外気をシリンジ61内に導入して、ノズル60を介してシリンジ61内の液体を吐出する圧力を発生させる吐出用ポンプである。
ポンプ74は、シリンジ61内の気体(空気)を排出して、ノズル60を介してシリンジ61内に液体を吸入する圧力(負圧)を発生させる吸入用ポンプである。
フィルタ75は、例えば、雑菌などの混入によってシリンジ61内の液体が汚染されるのを防止するためメンブレンフィルタである。
バルブV1は、シリンジ61とポンプ73との間の流路を開閉するように接続されている。また、バルブV2は、シリンジ61と外気との間の流路を開閉するように接続されている。さらに、バルブV3は、シリンジ61とポンプ74との間の流路を開閉するように接続されている。なお、各バルブとして、例えば、ソレノイドバルブ(電磁弁)や電動ピンチバルブなどを用いることができる。
<<制御装置57の詳細について>>
制御装置57は、操作パネル56の操作結果に基づいて、分注装置50の各ブロック(例えば、モータ70やバルブV1等)やポンプ55を制御する。制御装置57は、図8に示すようにメモリ80、CPU(Central Processing Unit)81、及びIF(Inter Face)回路82を含んで構成される。
メモリ80は、CPU81が実行するプログラムや各種データを記憶する。CPU81は、メモリ80に記憶されるプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。
IF回路82は、分注装置50の各ブロックやポンプ55等と、CPU81との間で各種データのやりとりを行う。
図9は、CPU81がプログラムデータを実行することにより、制御装置57に実現される機能ブロックの一例を示す図である。制御装置57には、モータ制御部90、バルブ制御部91、及びポンプ制御部92が実現される。
モータ制御部90は、操作結果に基づいてモータ70〜72を制御し、バルブ制御部91は、操作結果に基づいてバルブV1〜V3を制御する。さらに、ポンプ制御部92は、操作結果に基づいてポンプ55,73,74を制御する。
==培地交換処理の一例==
図10は、培地交換の作業をする際に実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11は、培地交換作業の際のノズル60の軌跡を示す図であり、図12は、培地交換作業を説明するための図であり適宜参照する。
なお作業者は、図1に示す培養室20及び作業室25の間の扉21,30を開放し、培養物が収納された容器A1を取り出して、載置台51に設置していることとする。また作業者は、例えば作業グローブ34を用いて容器A1を移動させるが、培養室20から載置台51までの間には、リザーバ113及び液体回収容器53は配置されていない。このため、例えばリザーバ113の培養液は作業用グローブ34からのパーティクルにより汚染されることはない。
まず、作業者が操作パネル56を操作して培地交換作業の開始を指示すると、ポンプ制御部92はポンプ55を制御してエアを液体タンク120に送出する。エアチューブ121を通じてエアが液体タンク120内に供給されると、このエアの圧力によって、液体タンク120の内部に貯留する液体が送液チューブ123から送出され、リザーバ113に供給される(S100)。
次に、モータ制御部90はモータ70〜72を制御し、ノズル60(シリンジ61)を容器A1(載置台51)における位置P1(充填位置)に移動させる(S101)。そして、バルブ制御部91及びポンプ制御部92は、充填動作を実行する(S102)。
充填動作では、バルブ制御部91は、図7に示すバルブV1,V2を閉じた状態としつつバルブV3を開く。さらに、ポンプ制御部92は、ポンプ73を停止させつつ、ポンプ74を動作させる。このため、ポンプ74が発生させる圧力(負圧)によってシリンジ61内に培養液が吸入される。
また、モータ制御部90は、ノズル60を位置P1から液体回収容器53における位置P2(吐出位置)に移動させる(S103)。そして、バルブ制御部91及びポンプ制御部92は、吐出動作を実行する(S104)。
吐出動作では、バルブ制御部91は、図7に示すバルブV2,V3を閉じた状態としつつバルブV1を開く。そして、ポンプ制御部92は、ポンプ74を停止させつつ、ポンプ73を動作させる。この結果、ポンプ73が発生させる圧力によってシリンジ61内の培養液が吐出されることになる。なお、処理S104では、ポンプ73により培養液を吐出させることとしたが、これに限られない。例えば、バルブV1,V3を閉じた状態としつつバルブV2を開き、ポンプ73,74を停止させても良い。これにより、シリンジ61内の培養液を自重によって流出させることができる。この場合、培養液の飛散が抑制されるため、汚染の可能性が低下する。
また、処理S104の吐出動作が実行されると、モータ制御部90は、ノズル60をリザーバ113の位置P3(充填位置)に移動させる(S105)。そして、バルブ制御部91及びポンプ制御部92は、充填動作を実行する(S106)。このため、シリンジ61内には、新しい培養液が充填されることになる。さらに、モータ制御部90は、ノズル60を位置P3から容器A1(載置台51)の位置P4(吐出位置)に移動させる(S107)。そして、バルブ制御部91及びポンプ制御部92は、吐出動作を実行する(S108)。この結果、容器A1の培地交換が行われる。また、培地交換が完了すると、作業者は、例えば作業用グローブ34を用いて容器A1を培養室20内に収容する。
次に、本実施形態に係る液体貯留ユニット100の他の例について説明する。
図2、図5及び図6では、液体タンク120の横断面の形状に合わせてプレート110に開口穴を形成し、この開口穴に液体タンク装着部111を設けるようにした液体貯留ユニット100を例示した。この場合、液体タンク120を液体タンク装着部111に装着する場合は、プレート110の面に垂直な方向から液体タンク120を開口穴に挿入した上で、液体タンク120を液体タンク装着部111に固定する。
このような態様により、液体タンク120の周囲をプレート110で包囲した状態で液体タンク120を液体タンク装着部111に固定することができるので、液体タンク120がプレート110から外れにくくなり、液体タンク120をより強固にプレート110に固定することが可能となる。
しかしながら、液体タンク装着部111を図13に示すように形成することも可能である。図13に示す液体貯留ユニット100は、液体タンク装着部111に装着される部分の液体タンク120の幅に応じた幅の切欠き部をプレート110の辺部に形成し、この切欠き部に液体タンク装着部111を設けている。この場合、液体タンク120を液体タンク装着部111に装着する場合は、プレート110の面の方向に沿って液体タンク120を切欠き部に挿入することにより、液体タンク120を液体タンク装着部111に固定する。
なお、液体タンク120の挿入時に液体タンク120を挟んで対向する切欠き部の両側面の片側あるいは両側には、両側面間の距離が、切欠き部に挿入される液体タンク120の挿入幅(直径)よりもわずかに狭くなる狭幅部分を有するように形成された液体タンク挟持部114が弾性変形可能に設けられている。そして液体タンク120が切欠き部に挿入される際には、液体タンク120が液体タンク挟持部114を押し広げつつ通過し、液体タンク120の挿入幅部分が上記狭幅部分を通過すると液体タンク挟持部114の弾性変形が戻り、液体タンク120が液体タンク装着部111に安定的に固定される。
このような態様により、液体タンク装着部111への液体タンク120の装着作業を容易化することができ、液体貯留ユニット100の組み立て作業を効率化することが可能となる。
また分注システム37の他の構成例を図14及び図15に示す。
図14及び図15に示す分注システム37は、分注装置50が備えるシリンジ61及びノズル61がx軸、y軸、z軸に沿った各方向に直線移動可能に構成されている。
このような分注装置50を用いた分注システム37に対しても、本実施形態に係る液体貯留ユニット100を適用することが可能である。
以上、本実施形態に係る液体貯留ユニット100及び分注システム37について説明したが、本実施形態に係る液体貯留ユニット100及び分注システム37によれば、分注装置50への液体タンク120の装着作業や交換作業をより効率的に行うことが可能となる。
また本実施形態に係る液体貯留ユニット100に用いられるプレート110は、リザーバ113を覆うようにシール部材115が貼付されて構成される。このような態様により、リザーバ113に雑菌やチリ等の汚れが付着することを防止することが可能となる。
また本実施形態に係る液体貯留ユニット100に用いられる液体タンク120は、一端が液体タンク120に接続され、他端がポンプ55に接続可能なエアチューブ121を備えて構成され、エアチューブ121を通じて供給されるエアの圧力によって、液体タンク120の内部の液体を送液チューブ123から送出する。
このような態様によって、液体タンク120内の液体をリザーバ113に供給するためのポンプを液体タンク120とリザーバ113との間に介在させる必要がなくなるので、液体タンク120とリザーバ113との間の送液チューブ123の長さを短くすることが可能となる。このため、液体貯留ユニット100の交換作業を行う際に送液チューブ123が邪魔にならず、扱いやすい液体貯留ユニット100を構成することが可能となる。
また、液体タンク120とリザーバ113との間にポンプを介在させなくて良いため、万が一このポンプから樹脂片や金属片、チリなどの不要物が排出された場合であっても、この不要物がリザーバ113に供給されないようにすることが可能となる。
また本実施形態に係る液体貯留ユニット100に用いられるプレート110は、エアチューブ121をポンプ55に接続しない場合に、エアチューブ121の他端を保持しておくためのカプラキャップ112を更に備えて構成される。
このような態様によって、エアチューブ121の他端であるカプラ122がポンプ55に接続されていない場合にもエアチューブ121内を密閉しておくことができるので、液体タンク120内に雑菌やチリなどが混入することを防止することができる。
またカプラ122を筐体200に接続する作業を行う場合には、カプラキャップ112に装着されたカプラ122の外側を把持してカプラキャップ112から取り外し、そのまま筐体200に装着する作業になるので、装着作業負担を軽減できるとともに、エアチューブ121内に作業者の手が触れることもないので、汚染防止を図ることも可能となる。
また本実施形態に係る液体貯留ユニット100に用いられるプレート110は、複数の液体タンク装着部111、及び複数のリザーバ113を備え、第1リザーバ113Aは、第1液体タンク装着部111Aに装着された第1液体タンク120Aから第1送液チューブ123Aを通じて供給される液体を一時的に貯留し、第2リザーバ113Bは、第2液体タンク装着部111Bに装着された第2液体タンク120Bから第2送液チューブ123Bを通じて供給される液体を一時的に貯留する。
このような態様により、各リザーバ111と各液体タンク120がそれぞれ独立した液体供給路で接続されるように構成され、各液体タンク120内の液体が意図せずに混ぜ合わせられるようなことを防止することが可能となる。そして試料や薬液、装置の汚染防止効果をより一層向上させることが可能となる。
また本実施形態に係る液体貯留ユニット100に用いられるプレート110は、ノズル60から吐出されるシリンジ61内の液体を一時的に貯留可能な第4リザーバ113D(吐出液貯留部)をさらに備えて構成される。
このような態様により、複数の液体タンク120に貯留されている複数種類の液体を、第4リザーバ113Dで混合して用いるような使い方も可能となる。
なお、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
10 アイソレータ
15 培養装置
20 培養室
21,27,30,31 扉
25 作業室
26 パスボックス
32 前面扉
34 作業用グローブ
36 連結部材
37 分注システム
50 分注装置
51 載置台
53 液体回収容器
55 ポンプ
73,74 ポンプ
56 操作パネル
57 制御装置
60 ノズル
61 シリンジ
62 レール部材
63 スライダー
64 スライド装置
65 回転装置
70〜72 モータ
75 フィルタ
80 メモリ
81 CPU
82 IF回路
90 モータ制御部
91 バルブ制御部
92 ポンプ制御部
V1〜V3 バルブ
100 液体貯留ユニット
110 プレート
111 液体タンク装着部
112 カプラキャップ
113 リザーバ
113A 第1リザーバ
113B 第2リザーバ
113C 第3リザーバ
113D 第4リザーバ
114 液体タンク挟持部
115 シール部材
120 液体タンク
120A 第1液体タンク
120B 第2液体タンク
120C 第3液体タンク
121 エアチューブ
121A 第1エアチューブ
121B 第2エアチューブ
121C 第3エアチューブ
122 カプラ
123 送液チューブ
123A 第1送液チューブ
123B 第2送液チューブ
123C 第3送液チューブ
200 筐体

Claims (8)

  1. 培養物を収納する容器が載置される載置台と、
    前記培養物を培養する際に使用する液体を吸入または吐出するノズルを備えるシリンジ、及び前記シリンジを移動させる駆動装置、を有する分注装置と、
    を備える分注システムにおいて前記液体を貯留する液体貯留ユニットであって、
    前記液体を貯留し、前記液体を送液するための送液チューブの一端が接続される密閉された液体貯留容器と、
    前記液体貯留容器が装着される容器装着部、及び、前記容器装着部に装着された前記液体貯留容器に接続された前記送液チューブを通じて前記液体貯留容器から供給される前記液体を一時的に貯留し、貯留した前記液体を吸入するべく前記ノズルが差し入れられる凹部が形成されたベース部材と、
    を有して構成される
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  2. 請求項1に記載の液体貯留ユニットであって、
    前記ベース部材は、前記凹部を覆う剥離可能なシール部材を有して構成される
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の液体貯留ユニットであって、
    前記液体貯留容器は、一端が前記液体貯留容器に接続されるエアチューブをさらに備え、前記エアチューブの他端から供給されるエアポンプのエアの圧力によって、前記液体貯留容器の内部の前記液体を前記送液チューブから送出する
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  4. 請求項3に記載の液体貯留ユニットであって、
    前記ベース部材は、前記エアチューブの前記他端を保持しておくためのエアチューブ保持部を更に備えて構成される
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の液体貯留ユニットであって、
    前記ベース部材は、第1及び第2の前記容器装着部と、第1及び第2の前記凹部と、を備え、
    前記第1の凹部は、前記第1の容器装着部に装着された第1の前記液体貯留容器から第1の前記送液チューブを通じて供給される前記液体を一時的に貯留し、
    前記第2の凹部は、前記第2の容器装着部に装着された第2の前記液体貯留容器から第2の前記送液チューブを通じて供給される前記液体を一時的に貯留する
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の液体貯留ユニットであって、
    前記ベース部材は、前記ノズルから吐出される前記シリンジ内の前記液体を一時的に貯留可能な吐出液貯留部をさらに備えて構成される
    ことを特徴とする液体貯留ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の液体貯留ユニットであって、
    前記液体貯留容器は、前記容器装着部において自由に着脱可能であることを特徴とする液体貯留ユニット。
  8. 培養物を収納する容器が載置される載置台と、
    前記培養物を培養する際に使用する液体を吸入または吐出するノズルを備えるシリンジ、及び前記シリンジを移動させる駆動装置、を有する分注装置と、
    前記液体を貯留する液体貯留ユニットと、
    を備え、
    前記液体貯留ユニットは、
    前記液体を貯留し、前記液体を送液するための送液チューブの一端が接続される密閉された液体貯留容器と、
    前記液体貯留容器が装着される容器装着部、及び、前記容器装着部に装着された前記液体貯留容器に接続された前記送液チューブを通じて前記液体貯留容器から供給される前記液体を一時的に貯留し、貯留した前記液体を吸入するべく前記ノズルが差し入れられる凹部が形成されたベース部材と、
    を有して構成される
    ことを特徴とする分注システム。
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