JP2016065768A - レンズまたはミラー検査装置およびその検査方法 - Google Patents

レンズまたはミラー検査装置およびその検査方法 Download PDF

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Gensuke Kiyohara
元輔 清原
耕輔 清原
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耕輔 清原
吉井 実
Minoru Yoshii
実 吉井
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Abstract

【課題】レンズまたはミラーの良品不良品を精度よく判定することができ、また、作業者の疲労が比較的小さく、しかも、不良品の発見率が高く、加えて検査装置が安価であるレンズまたはミラー検査装置およびレンズまたはミラーの検査方法を提供することを目的とする。
【解決手段】波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を発する光源と、上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と、上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと、上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンとを有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズまたはミラーの検査装置およびレンズまたはミラーの検査方法に関する。
従来のプラスティックレンズを製造する場合、予め作られた型に、液体のプラスティックを射出して成型することによってプラスティックレンズおよびプラスティックミラーを製造する。
この場合、射出成型する前の液体のプラスティックに気体、固体等の不純物が混入されていると、射出成型した後のレンズのうちで、上記不純物及びその周辺で屈折率が異なり、不良品のレンズが製造される。
従来、射出成型されたレンズが良品であるか、不良品であるかを判別する場合、作業者が目視で検査している。
しかし、レンズ中の不純物が極めて小さいので、不純物を発見することが困難であり、目視検査は、非常に煩雑であり、また、精度よく検査することが困難であり、さらに作業者の疲労が大きく、加えて、不良品の発見率が高くはないという問題がある。
一方、点光源からのレーザー光を放物凹面鏡で平行光とし、これを被検レンズに照射して結像し、この結像を観測用顕微鏡で観測することによって結像性能を検査するレンズ検査装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、被検査レンズのレンズ面に垂直な光束を照射し、被検査レンズの検査に有害な光束を遮光マスクで遮蔽するとともに、被検査レンズの欠陥部分からの散乱光を結像レンズで結像し、集光された像をカメラで撮影し、撮影された画像を解析することが知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2010−96649号公報 特開平5−322697号公報
しかし、特許文献1に記載の発明は、観測用顕微鏡を使用するので、検査装置全体のコストが高いという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明は、被検査レンズの欠陥部分からの散乱光が微弱であるので、欠陥部分の存在を判別することが困難であり、したがって、レンズの良品不良品を精度よく判定することができず、また、作業者の疲労が比較的大きいという問題がある。
レンズを検査する場合における上記問題と同様の問題が、ミラーを検査する場合にも発生する。
本発明は、レンズまたはミラーの良品不良品を精度よく判定することができ、また、作業者の疲労が比較的小さく、しかも、不良品の発見率が高く、加えて検査装置が安価であるレンズまたはミラー検査装置およびレンズまたはミラーの検査方法を提供することを目的とする。
本発明のレンズ検査装置は、波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を発する光源と、上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と、上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと、上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンとを有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置することを特徴とする。
本発明によれば、レンズまたはミラーの良品不良品を精度よく判定することができ、また、作業者の疲労が比較的小さく、しかも、不良品の発見率が高く、加えて検査装置が安価であるという効果を奏する。
本発明の実施例1であるレンズ検査装置100を示す図である。 レンズ検査装置100において、スクリーンS1に投影された投影像の例を示す図である。 実施例1で使用する被検査レンズ41、42、43の断面図である。 本発明の実施例2であるミラー検査装置200を示す図である。
発明を実施するための形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるレンズ検査装置100を示す図である。
レンズ検査装置100は、宇宙望遠鏡用レンズの検査装置であり、暗箱C1と、レーザー10と、集光レンズ20と、ピンホール30と、被検査レンズ40と、サンプル台T1と、スクリーンS1と、結像レンズ60と、CCD70と、表示手段80と、判断手段90とを有する。
レーザー10は、波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を発する光源である。検査レンズ40を検査する場合、被検査レンズ40を照明するレーザー光の光束の光軸は鉛直である。
レーザー10の代わりに、水銀ランプ、ナトリウムランプ等のコヒーレントな光を発するランプを使用するようにしてもよい。
なお、波長400nmは可視光の限界であり、人間が被検査レンズ40の欠陥を調べるためには、可視光を使用する必要があり、また、波長が400nmよりも短いと、レーザー光が被検査レンズ40を透過しない。よって、波長が400nmよりも短いレーザー光を使用することができない。さらに、波長が650nmよりも長いと、レーザー光が被検査レンズ40を透過せず、また、波長が650nm以上では、人間の比視感度が低下する。
ピンホール30は、集光レンズ20を通過したレーザー光を通過させるピンホールであって、集光レンズ20による光の焦点に設けられ、直径10μm程度の透孔である。なお、ピンホール30の直径は、10μm以外の直径でもよい。
集光レンズ20は、レーザー10が発したレーザー光がピンホール30を通過するように、レーザー光を集光する。つまり、集光レンズ20は、光源が発したコヒーレントな光を集光する。
被検査レンズ40は、検査対象のレンズであり、ピンホール30とスクリーンS1との間にセットする。また、被検査レンズ40は、非球面レンズであるが、非球面レンズ以外のレンズであってもよく、また、凸レンズであっても、凹レンズであってもよい。
検査レンズ40を検査する場合、サンプル台T1の法線はほぼ鉛直である。
スクリーンS1は、ピンホール30を通過した光を投影し、被検査レンズ40の非結像面に設けられている。スクリーンS1を非結像面に設けることが、実施例1の特徴である。また、スクリーンS1は、ピンホール30を通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンであって、スクリーンS1の法線が上記コヒーレントな光の光軸に非平行である。つまり、レーザー10が発したレーザー光の光軸とスクリーンS1とのなす角度は、実施例1では約30度である。なお、レーザー光の光軸とスクリーンS1とのなす角度は、0度以上、85度以下であれば足りる。このようにすれば、深さ方向のレンジを充分にとることができる。
さらに、被検査レンズ40とスクリーンS1との間隔を、30〜1000mmのいずれかの長さに設定すればよい。実験によれば、異物、欠陥部のサイズが多少変わっても、被検査レンズ40とスクリーンS1との間隔を、30〜1000mmの範囲に設定すれば、投影像における異物、欠陥部のコントラストが最大になる位置がある。なお、非焦点位置にスクリーンS1が設けられる場合、被検査レンズ40の焦点距離が短い程、被検査レンズ40とスクリーンS1との間隔を短く設定する。
結像レンズ60は、スクリーンS1の像を光電変換素子上に結像する結像光学系である。
CCD70は、結像レンズ60で結像された像を、電気信号に変換する。CCD70の代わりに、CMOSセンサ等の他の光電変換素子を使用するようにしてもよい。
表示手段80は、CCD70等の光電変換素子からの電気信号に応じた画像を表示する。
判断手段90は、表示手段80が表示している画像をデータ処理することによって、被検査レンズ40の異物・欠陥を検出し、良・不良を判断する判断手段である。つまり、判断手段90は、被検査レンズ40を通過した光がスクリーンS1に投影された像のうちで、所定の部位の輝度がその周囲の部位の輝度とは異なる部分があれば、被検査レンズ40が故障レンズであると判断する。
サンプル台T1は、被検査レンズ40を設置する台である。暗箱C1に、手H1を挿入する開口C11が設けられている。
次に、レンズ検査装置100において被検査レンズ40の良否を判断する動作について説明する。
まず、レンズ検査装置100が、図1に示すように配置され、被検査レンズ40がピンホール30とスクリーンS1との間であって、非結像面に設けられ、後述する光束の円錐形に入るように設置される。
そして、レーザー10を駆動すると、レーザー光が発せられ、このレーザー光が集光レンズ20で集光され、ピンホール30を集光が通過する。ピンホール30を出たデータ光は極めてきれいであり、完全な球面波面である。換言すれば、ノイズがない。逆に言えば、ピンホール30がなければ、試験光の均一性が低下する。
ピンホール30を通過したレーザー光の光路は、光束の円錐形を形成する。この光束の円錐形の中に、被検査レンズ40を設置すると、レーザー光が被検査レンズ40を通過し、この通過したレーザー光によって、スクリーンS1にその投影像50が投影される。
図2は、レンズ検査装置100において、スクリーンS1に投影された投影像の例を示す図である。
図2(1)は、正常な被検査レンズの投影像51を示す図である。被検査レンズ40が正常であれば、被検査レンズ40の屈折率が被検査レンズ40の全ての部位で一定であり、被検査レンズの投影像51に、たとえば黒点像が発生していない。
図2(2)は、不良品の被検査レンズ40の投影像52を示す図である。被検査レンズ40の一部に不純物が混入する等、被検査レンズ40が不良品であれば、被検査レンズ40の屈折率が一定ではなく、上記不純物に対応するスクリーンS1の部位に、たとえば黒点像52aが発生し、不純物が混入していない部位の投影像とは異なる像が投影される。すなわち、レーザー光の均一性を利用して、被検査レンズ40中に存在している不純物を発見することができる。被検査レンズ40に不純物が含まれていれば、投影像50に黒以外の他の色が含まれていたり、スジが含まれ、表示される。
なお、検査時に、サンプル台T1の上で、被検査レンズ40を、図1中、横方向に位置を変化させることによって、被検査レンズ40と投影像50との距離が変化するので、投影像50のうちで、被検査レンズ40の欠陥部位のコントラストが変化する。この投影像51、52を人間が目視し、図2(1)に示す投影像51であれば、その被検査レンズ40が正常であると判断でき、一方、図2(2)に示す投影像52であれば、その検査レンズ40が欠陥品であると判断できる。欠陥部位のコントラストを上げるには、被検査レンズ40を図1中、横方向にスライドさせればよい。
また、上記実施例において、被検査レンズの良否を自動的に検査するようにしてもよい。つまり、レンズ検査装置100において、スクリーンS1に投影された画像を、スクリーンS1の裏側から撮影する撮影手段を設け、また、この撮影手段が撮影した画像に基づいて、ピンホール30とスクリーンS1との間に設置されている被検査レンズ40の良否を判別する判別手段を設けるようにしてもよい。
上記実施例において、スクリーンS1を設ける代わりに、ピンホール30を通過した光を受光するCCD等の受光手段をスクリーンS1の位置に設け、この受光手段が受光し、電気信号に変換された画像情報に基づいて、ピンホール30と受光手段との間に設置されている被検査レンズ40の良否を判別する判別手段を設けるようにしてもよい。
また、スクリーンS1の法線が、レーザー10が発したコヒーレントな光の光軸に非平行であると、被検査レンズ40をサンプル台T1の上で移動したときに、被検査レンズ40とスクリーンS1上の投影像50との距離が異なるので、投影像50のコントラストが変わり、図2(2)に示す黒点像52aが鮮明になったり、不鮮明になったりする。したがって、被検査レンズ40をサンプル台T1の上で移動しながら、投影像50を検査する人間が目視し、コントラストが最も高くなるサンプル台T1の上の被検査レンズ40の位置を探す。そして、図2(2)に示す黒点像52aがあれば、それがより鮮明になる位置において、被検査レンズ40について良品、不良品の判別を行う。
なお、検査時に、上記実施例では、サンプル台T1の上で、被検査レンズ40を、図1中、横方向に位置を変化させているが、被検査レンズ40をレーザー光の光軸方向に移動し、被検査レンズ40の位置を変えるようにしてもよい。このようにしても、投影像50のうちで、被検査レンズ40の欠陥部位のコントラストが変化し、コントラストを上げることができる。
図3は、実施例1で使用する被検査レンズ41、42、43の断面図である。
図3(1)に示す被検査レンズ41は、レンズ中央部に凸レンズ部411を有し、レンズ周縁部に凹レンズ部412を有する。凸レンズ部411、凹レンズ部412は、球面収差、コマ収差を補正するために施されたものである。
図3(2)に示す被検査レンズ42は、レンズ中央部に凹レンズ部422を有し、レンズ周縁部に凸レンズ部421を有する。図3(3)に示す被検査レンズ43は、レンズの両面が平面である。
これらの被検査レンズ41、42、43を、レンズ検査装置100に装着して検査すると、上記と同様に、被検査レンズ41、42、43が正常であれば、被検査レンズ41、42、43の屈折率が被検査レンズ41、42、43のそれぞれの全ての部位で一定であり、被検査レンズ41、42、43の投影像51に、たとえば黒点像52aが発生していない。
一方、被検査レンズ41、42、43の一部に不純物が混入する等、被検査レンズ41、42、43が不良品であれば、被検査レンズ41、42、43の屈折率が一定ではなく、黒点像等が発生し、不純物が混入していない部位の投影像とは異なる像が投影される。
ところで、上記実施例は、従来の散乱光を利用して被検査レンズの欠陥を検査する場合よりも、欠陥の輪郭のコントラストが高い。つまり、上記実施例は、被検査レンズにおける欠陥の周辺を通る0次の波面と、被検査レンズにおける欠陥の境界または被検査レンズ40の内部から発生する境界回析波との干渉によってコントラストが発生し、このコントラストは0次光を積極的に利用しているので、明暗が強い干渉縞になり、被検査レンズの欠陥の輪郭のコントラストが強くなる。すなわち、上記実施例において、投影像50のピントが合っていないので、0次光を積極的に使用している。
図4は、本発明の実施例2であるミラー検査装置200を示す図である。
ミラー検査装置200は、宇宙望遠鏡用ミラーの検査装置であり、レンズ検査装置100において、検査対象として被検査レンズ40に代えて被検査ミラー40aを設定した装置であり、つまり、被検査レンズ40の代わりに被検査ミラー40aを検査する実施例である。また、レンズ検査装置100において、スクリーンS1の代わりにスクリーンS1aを設置し、スクリーンS1aに投影像50aが投影される。
被検査ミラー40aは、一方の面がレンズであり、他の面がミラーであり、裏面鏡またはマンジンミラーと言われている。なお、被検査ミラー40aの代わりに、他のミラーを検査するようにしてもよい。
ミラー検査装置200を使用して被検査ミラー40aを検査する動作、基本的には、レンズ検査装置100で被検査レンズ40を検査する動作と同様である。ただ、ピンホール30を通過した光を被検査ミラー40aが反射するので、スクリーンS1aの配置位置、向きが、レンズ検査装置100におけるそれらとは異なる。
また、スクリーンS1aを被検査ミラー40aの非結像面に設ける点が実施例2の特徴である。
レンズ検査装置100、ミラー検査装置200は、宇宙望遠鏡に使用されるレンズ、ミラーを検査する装置であるが、宇宙望遠鏡以外の光学機器に使用するレンズ、ミラーを検査するようにしてもよい。
100…レンズ検査装置、
10…レーザー、
20…集光手段、
30…ピンホール、
40…被検査レンズ、
S1…スクリーン、
50…投影像、
200…ミラー検査装置、
40a…被検査ミラー、
S2…スクリーン。

Claims (12)

  1. 波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を発する光源と;
    上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と;
    上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと;
    上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンと;
    を有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  2. コヒーレントな光を発する光源と;
    上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と;
    上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと;
    上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンと;
    を有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置し、上記被検査レンズまたは被検査ミラーと上記スクリーンとの間隔が、30〜1000mmであることを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  3. 波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を発する光源と;
    上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と;
    上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと;
    上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンと;
    を有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置し、上記被検査レンズまたは被検査ミラーと上記スクリーンとの間隔が、30〜1000mmであることを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  4. コヒーレントな光を発する光源と;
    上記光源が発したコヒーレントな光を集光する集光手段と;
    上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点に設けられているピンホールと;
    上記ピンホールを通過した光を投影し、非結像面に設けられているスクリーンであって、法線が上記コヒーレントな光の光軸に非平行であるスクリーンと;
    を有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記スクリーンの像を光電変換素子上に結像する結像光学系と;
    上記光電変換素子からの電気信号に応じた画像を表示する表示手段と;
    を有することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記表示手段が表示している画像をデータ処理することによって、上記被検査レンズまたは上記被検査ミラーの異物・欠陥を検出し、良・不良を判断する判断手段を有することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記検査レンズを検査する場合、上記光源が発する光束の光軸は鉛直であることを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記被検査レンズまたは上記被検査ミラーを設置するサンプル台を有し、
    上記検査レンズを検査する場合、上記サンプル台の法線はほぼ鉛直であることを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記判断手段は、上記被検査レンズ
    を通過した光が上記スクリーンに投影された像のうちで、所定の部位の輝度がその周囲の部位の輝度とは異なる部分があれば、上記被検査レンズが故障レンズであると判断する手段であることを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  10. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記スクリーンに投影された画像を撮影する撮影手段と;
    上記撮影手段が撮影した画像に基づいて、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に設置されている上記被検査レンズまたは上記被検査ミラーの良否を判別する判別手段と;
    を有することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  11. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記ピンホールを通過した光を受光し、この受光した光を電気信号に変換する受光手段と;
    上記受光手段が変換した電気信号に基づいて、上記上記被検査レンズまたは上記被検査ミラーの良否を判別する判別手段と;
    を有することを特徴とするレンズまたはミラー検査装置。
  12. 波長が400〜650nmであってコヒーレントな光を光源が発する工程と;
    上記光源が発したコヒーレントな光を集光手段が集光する工程と;
    上記集光手段を通過した光を通過させるピンホールであって、上記集光手段による光の焦点にピンホールを設ける工程と;
    上記ピンホールを通過した光を、非結像面に設けられているスクリーンに投影する工程と;
    を有し、上記ピンホールと上記スクリーンとの間に、被検査レンズまたは被検査ミラーを設置し、上記被検査レンズまたは被検査ミラーと上記スクリーンとの間隔が、30〜1000mmであることを特徴とするレンズまたはミラー検査方法。
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