JP2016065585A - 無段変速機のライン圧制御装置 - Google Patents
無段変速機のライン圧制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016065585A JP2016065585A JP2014194156A JP2014194156A JP2016065585A JP 2016065585 A JP2016065585 A JP 2016065585A JP 2014194156 A JP2014194156 A JP 2014194156A JP 2014194156 A JP2014194156 A JP 2014194156A JP 2016065585 A JP2016065585 A JP 2016065585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line pressure
- continuously variable
- variable transmission
- vehicle
- pressure control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 80
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 14
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 22
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 27
- 230000008569 process Effects 0.000 description 27
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 14
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 7
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 5
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101001093748 Homo sapiens Phosphatidylinositol N-acetylglucosaminyltransferase subunit P Proteins 0.000 description 1
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
【解決手段】車両の運転状態を含む車両情報に基づいて、無段変速機に供給するライン圧を調節するライン圧制御バルブを制御する車両制御装置を備えた無段変速機のライン圧制御装置であって、前記車両情報に基づいて車両走行状態が定常走行状態に保持されることを予測する定常走行状態保持予測手段(ステップS102〜S105の処理を行う構成)を設け、車両制御装置は、定常走行状態保持の予測時に、前記ライン圧を、入力トルク要求に対して動力伝達部分の滑りを抑える通常ライン圧としての目標ライン圧よりも低圧側の定常走行時用低ライン圧に制御することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置とした。
【選択図】図3
Description
この燃費向上の手段の1つとして、無段変速機においてライン圧を抑えることが検討されている。すなわち、ライン圧を抑えることで、フリクションロスを軽減でき、これにより、燃費や音振動を抑えることができる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、無段変速機のライン圧の低下機会の拡大を図って燃費および音振動の抑制効果向上を図ることが可能な無段変速機のライン圧制御装置を提供することを目的とする。
車両の運転状態を含む車両情報に基づいて、無段変速機に供給するライン圧を調節する調圧手段を制御するライン圧制御手段を備えた無段変速機のライン圧制御装置であって、
前記車両情報に基づいて車両走行状態が定常走行状態に保持されることを予測する定常走行状態保持予測手段を設け、前記ライン圧制御手段は、前記定常走行状態の保持予測時に、前記ライン圧を、入力トルク要求に対して動力伝達部分の滑りを抑える通常ライン圧よりも低圧側の定常走行時用低ライン圧に制御することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置とした。
この定常走行状態に保持された場合には、車速の変動や変速比の変動が抑えられ、通常ライン圧よりも低圧としても、無段変速機では、滑りが生じることなく動力伝達を行うことができ、これにより、燃費および音振動抑制を図ることができる。
そして、通常ライン圧よりも低圧の定常走行時用低ライン圧への制御は、定常走行状態の保持を予測した時点で実行するため、実際に定常走行状態保持を検出してから制御するものと比較して、低ライン圧(定常走行時用低ライン圧)への制御機会を拡大できる。
したがって、低ライン圧(定常走行時用低ライン圧)への制御機会の拡大を図ることにより、燃費および音振動のさらなる抑制が可能となる。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1における無段変速機のライン圧制御装置の構成を、[全体システム構成][車両制御装置の構成][ライン圧制御処理の構成]に分けて説明する。
[全体システム構成]
なお、エンジンEと駆動モータMGとの間、および駆動モータMGから駆動輪Wまでの間には、それぞれ、駆動力の伝達を断接するクラッチを設けるのが好ましい。また、これらのクラッチは、少なくともいずれか一方のみを設けてもよい。
また、この油圧制御回路40は、無段変速機CVTに供給する最大圧としてのライン圧を調節するライン圧制御バルブ41が設けられている。さらに、油圧制御回路40には、目標変速比を実現するためのプライマリ圧を設定するプライマリプーリ圧制御バルブ42およびセカンダリ圧を設定するセカンダリプーリ圧制御バルブ43が設けられている。
車両制御装置10は、入力側に、センサ群60とナビゲーション装置70とを備えている。
センサ群60は、車速センサ61、アクセル開度センサ62、エコモードスイッチ63を含み、エンジンEの制御に必要な情報、無段変速機CVTの目標変速比を設定するのに必要な情報を検出するセンサが設けられている。
前記記憶装置71は、道路曲率半径、勾配、交差点、信号、踏み切り、横断歩道、制限速度、料金所等の道路環境情報や、道路属性情報(高速道路・幹線道路・一般道・住宅街等)を含む地図情報を記憶している。
なお、前記通信装置73としては、携帯電話機、DSRC、無線LANなど様々なものを採用することができる。
次に、車両制御装置10によるライン圧制御処理の構成を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
このライン圧制御処理は、通常ライン圧制御と、定常走行時低圧制御と、を行う。
通常ライン圧制御は、周知の制御であり、ライン圧PLを、車両の運転状態に基づく入力トルク要求に応じた目標ライン圧tPLに制御する。
なお、入力トルク要求は、周知のように、アクセル開度と車速(入力回転数)とに基づいて設定することができ、アクセル開度が大きいほど入力トルク要求が大となる。また、低車速ほど、駆動モータMGによるアシストトルクが大きくなる。
この定常走行時低圧制御は、図示を省略したイグニッションスイッチがONとなることで開始する。
最初のステップS101では、後述するライン圧を低下させる定常走行時低圧制御の実行中を示す低圧制御フラグFが1にセットされているか否か判定し、セットされていれば、ステップS109に進み、セットされていない場合はステップS102に進む。なお、低圧制御フラグFは、初期状態では0にセットされており、初回の処理ではステップS102に進む。
そこで、前述のエコモードONとは、単に、エコモードスイッチ63がONとなっているだけではなく、エコモード制御に基づくエンジンEや無段変速機CVTなどのエコモード制御が実行可能な条件を満足していることを示す。
そして、ステップS105では、現在、高速道路を走行しているか否か判定し、高速道路走行時にはステップS106に進み、高速道路以外の走行時はステップS111に進む。
この低圧制御フラグF=1の場合は、定常走行時低圧制御の実行中であり、ステップS109に進み、予め設定された定常走行時低圧制御の解除条件が成立したか否か判定する。そして、解除条件が成立した場合には、ステップS110に進み、解除条件が非成立の場合は、ステップS106に戻り、定常走行時用低ライン圧PLminを形成する定常走行時低圧制御を継続する。
また、ステップS109にて解除条件が成立した場合に進むステップS110では、低圧制御フラグFを0にリセットした後、ステップS111に進んで、通常ライン圧制御を実行する。
以下に、実施の形態1の作用を、比較例と比較しつつ説明する。
なお、比較例は、センサ群60が検出する車両走行状態に基づいて、走行状態が定常状態に保持された時点で、定常走行時用低ライン圧PLminに制御するようにした例である。
また、両タイムチャートは、それぞれ、共通した運転状態を行った場合の動作を示しており、すなわち、図4に示すように、一般道を走行した後、高速道路を走行した場合の動作例を示している。
この比較例では、t0の時点から上述のように、一般道を走行し、t11の時点で高速道路の走行を開始している。
そして、高速度路の走行を開始したt11の時点の後、定常走行状態を検出したt12の時点から、定常走行時用低ライン圧PLminに向けてライン圧PLを低下させる。この比較例では、定常走行状態の判定は、入力トルク、プライマリ回転数および図示を省略した変速比が、それぞれ、予め設定されたばらつき幅Hの範囲内に収まった場合としている。
すなわち、t11の時点で、図3のフローチャートにおいて、ステップS101,S102,S105にてYES(肯定)判定し、ステップS106,S107の処理により、ライン圧PLを定常走行時用低ライン圧PLminに向けて低下させる。
また、定常走行状態に保持される予測を、エコモードON、かつ、高速道路走行時の両条件の成立により行うため、高い確率で予測することができる。すなわち、高速道路では、例えば、オートクルーズコントロール装置などにより一定車速で走行するなどのように、定常走行状態に長期間保持される可能性が高い。また、運転者がエコモードを選択している(エコモードON)場合、車両の運転状態は、車速変化や変速比変化が生じにくい。
さらに、定常走行時低圧制御の開始条件に、エコモードONを含んでいるため、上記のように定常走行状態の解除の際のトルク変動が緩慢であっても運転者に違和感を与えにくい。
以下に、実施の形態1の効果を列挙する。
1)実施の形態1の無段変速機のライン圧制御装置は、
車両に搭載され、駆動輪Wを駆動する駆動源としてのエンジンEおよび駆動モータMGと、
エンジンEおよび駆動モータMGと駆動輪Wとの間の駆動力伝達経路中に設けられた無段変速機CVTと、
前記車両の運転状態を含む車両情報に基づいて、前記無段変速機CVTに供給するライン圧PLを調節する調圧手段としてのライン圧制御バルブ41を制御するライン圧制御手段としての車両制御装置10と、
を備えた無段変速機のライン圧制御装置であって、
前記車両情報に基づいて車両走行状態が定常走行状態に保持されることを予測する定常走行状態保持予測手段としてのステップS102〜S105の処理を行う構成を設け、
前記ライン圧制御装置としての車両制御装置10は、前記定常走行状態の保持予測時に、前記ライン圧PLを、通常ライン圧としての目標ライン圧tPLよりも低圧であり、前記無段変速機CVTの動力伝達部に滑りが生じる圧力よりも高圧の定常走行時用低ライン圧PLminに制御することを特徴とする。
定常走行状態保持予測時には、ライン圧PLを、定常走行時用低ライン圧PLminに制御することにより、走行を継続しつつ燃費および音振動抑制を図ることができる。
そして、定常走行時用低ライン圧PLminに低下させる定常走行時低圧制御を、定常走行状態の保持を予測した時点で実行するため、実際の定常走行状態保持を検出するよりも前の時点で、定常走行時低圧制御を開始することができる。
これにより、定常走行時用低ライン圧PLminへの制御機会を拡大して、燃費および音振動のさらなる抑制が可能となる。
加えて、定常走行状態の保持を予測するため、定常走行状態からの変動が生じにくく、定常走行時用低ライン圧PLminから通常ライン圧(目標ライン圧tPL)への変動頻度を抑え、この変動に伴って違和感が生じるのを抑えることができる。
前記車両の走行モードとして走行状態変化を抑えたエコモードを設定するエコモード設定手段としてのエコモードスイッチ63を備え、
前記車両情報を得る手段として、自車両の走行位置を検出可能であるとともに、目的地までの走行経路を設定可能なナビゲーション装置70を備え、
前記定常走行状態保持予測手段(ステップS102〜S105の処理)は、前記ナビゲーション装置70による自車両の走行道路種別判定と、エコモード設定状態と、により定常走行状態保持予測を行うことを特徴とする。
したがって、ナビゲーション装置70に基づいて自車両の走行経路の種別判定を行うことにより、実際に定常走行状態となる以前に、定常走行状態の保持予測が可能となる。
同様に、エコモードの設定時には、運転状態変化が抑制され、定常走行状態となる可能性が高く、定常走行状態の保持予測が可能であるのに加え、定常走行状態からの解除動作が緩慢となっても、運転者に与える違和感を抑えることができる。
前記定常走行状態保持予測手段(ステップS102〜S105の処理)は、前記ナビゲーション装置70による自車両の走行道路種別が高速道路であり、かつ、前記エコモードの設定時に、前記定常走行状態保持と予測することを特徴とする。
すなわち、高速道路走行時は、他の種別の道路と比較して、定常走行状態を保持する可能性が高く、かつ、エコモード設定時も、エコモード非設定時と比較して、定常走行状態を保持する可能性が高い。
よって、高速道路走行時、かつ、エコモード設定時に定常走行状態の保持予測を行うことにより、定常走行状態となる前に、高い精度で定常走行状態の保持を予測することができる。
加えて、無段変速機CVTは、特に、高速走行時のフリクション損失が大きく、燃費に悪影響を与えている。この高速道路走行時に、定常走行時用低ライン圧PLminに制御することにより、高速走行時の燃費を改善することができる。
次に、他の実施の形態の電力変換装置について説明する。
なお、他の実施の形態は、実施の形態1の変形例であるため、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
実施の形態2は、定常走行状態の保持予測の他の例であり、実施の形態1において示したエコモードONによる高速道路走行時と並列に以下に説明する条件を加えた例である。
図6は、実施の形態2におけるライン圧制御処理の流れを示すフローチャートである。この実施の形態2において、ステップS104bでは、現在走行している道路および走行予定道路の道路種別情報に加え、記憶装置71において走行予定道路の過去の走行データが存在する場合にはそれを読み込む。
これにより、定常走行時低圧制御により定常走行時用低ライン圧PLminとして走行する機会を拡大し、燃費および音振動抑制性能を向上できる。
次に、実施の形態2の作用を比較例との比較に基づいて説明する。
実施の形態2では、エコモードONで、高速道路走行時、あるいは、過去に定常走行状態を保持して走行した道路を走行する際には、実施の形態1と同様に、定常走行時低圧制御により定常走行時用低ライン圧PLminに制御する。
そして、過去に定常走行状態を保持した走行区間の走行を開始したt21の時点の後、入力トルク、プライマリ回転数、変速比が安定した定常走行状態を検出したt22の時点から、定常走行時用低ライン圧PLminに向けてライン圧PLを低下させる。
すなわち、t21の時点で、図6のフローチャートにおいて、ステップS101,S102,S105bにてYES(肯定)判定し、ステップS106,S107の処理により、ライン圧PLを定常走行時用低ライン圧PLminに向けて低下させる。
前記ナビゲーション装置70は、過去の走行データを記憶する記憶装置71を備え、
前記定常走行状態保持予測手段(ステップS103、S104、S104b、S105、S105bの処理を実行する構成)は、走行経路が、過去に定常走行を行った走行区間を走行する場合に、前記定常走行状態保持を予測することを特徴とする。
したがって、定常走行時低圧制御により定常走行時用低ライン圧PLminとして走行する機会を拡大し、燃費および音振動抑制性能を向上できる。
また、高速道路以外の種別の道路であっても、過去に定常走行状態を保持した走行区間にあっては、定常走行状態を保持する可能性が高く、高い精度で定常走行状態の保持予測を行うことができる。
実施の形態3は、定常走行状態の保持予測の他の例であり、実施の形態1において示したエコモードONによる高速道路走行時と並列に以下に説明する条件を加えた例である。
図9は、実施の形態3におけるライン圧制御処理の流れを示すフローチャートである。この実施の形態3において、ステップS104cでは、道路種別情報に加え、通信装置73を用いて、データセンタ80から走行予定道路の先行車両の走行データを入手する。
これにより、定常走行時低圧制御により定常走行時用低ライン圧PLminとして走行する機会を拡大し、燃費および音振動抑制性能を向上できる。
前記車両情報を取得する手段として、交通データとしての走行データを取得する通信装置73を備え、
前記定常状態予測手段(ステップS103、S104、S104c、S105、S105cの処理を実行する構成)は、前記交通データに基づいて定常走行状態保持を予測することを特徴とする。
したがって、定常走行時低圧制御により定常走行時用低ライン圧PLminとして走行する機会を拡大し、燃費および音振動抑制性能を向上できる。
また、高速道路以外の種別の道路であっても、先行車両が定常走行状態を保持した走行区間にあっては、定常走行状態を保持する可能性が高く、高い精度で定常走行状態の保持予測を行うことができる。
また、無段変速機としてベルト式のものを示したが、これ以外にも、トロイダル型無段変速機など、他の形式の無段変速機を用いてもよい。
実施の形態3では、交通データとしての走行データを、データセンタから取得するようにした例を示したが、こうような交通データは、データセンタ以外にも、車両と車両との間の通信などの他の手段から取得してもよい。
また、実施の形態3では、交通データとして、先行車両の走行データを用いた例を示したが、これに限定されず、所定時間内の平均的な車両の走行データなど、他のデータを用いることも可能である。
41 ライン圧制御バルブ(調圧手段)
50 CVTオイルポンプ
60 センサ群
70 ナビゲーション装置
71 記憶装置
73 通信装置(通信手段)
CVT 無段変速機
E エンジン(駆動源)
MG 駆動モータ(駆動源)
PLmin 定常走行時用低ライン圧
tPL 目標ライン圧(通常ライン圧)
W 駆動輪
Claims (5)
- 車両に搭載され、駆動輪を駆動する駆動源と、
この駆動源と前記駆動輪との間の駆動力伝達経路中に設けられた無段変速機と、
前記車両の運転状態を含む車両情報に基づいて、前記無段変速機に供給するライン圧を調節する調圧手段を制御するライン圧制御手段と、
を備えた無段変速機のライン圧制御装置であって、
前記車両情報に基づいて車両走行状態が定常走行状態に保持されることを予測する定常走行状態保持予測手段を設け、
前記ライン圧制御手段は、前記定常走行状態の保持予測時に、前記ライン圧を、入力トルク要求に対して動力伝達部分の滑りを抑える通常ライン圧よりも低圧側の定常走行時用低ライン圧に制御することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置。 - 請求項1に記載の無段変速機のライン圧制御装置において、
前記車両の走行モードとして走行状態変化を抑えたエコモードを設定するエコモード設定手段を備え、
前記車両情報を得る手段として、自車両の走行位置を検出可能であるとともに、目的地までの走行経路を設定可能なナビゲーション装置を備え、
前記定常走行状態保持予測手段は、前記ナビゲーション装置による自車両の走行道路種別判定と、前記エコモードの設定状態と、により定常走行状態保持予測を行うことを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置。 - 請求項2に記載の無段変速機のライン圧制御装置において、
前記定常走行状態保持予測手段は、前記ナビゲーション装置による自車両の走行道路種別が高速道路であり、かつ、前記エコモードの設定時に、前記定常走行状態保持と予測することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無段変速機のライン圧制御装置において、
前記ナビゲーション装置は、過去の走行データを記憶する記憶装置を備え、
前記定常走行状態保持予測手段は、走行経路が、過去に定常走行を行った走行区間を走行する場合に、前記定常走行状態保持を予測することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の無段変速機のライン圧制御装置において、
前記車両情報を取得する手段として、交通データを取得する通信手段を備え、
前記定常状態予測手段は、前記交通データに基づいて定常走行状態保持を予測することを特徴とする無段変速機のライン圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014194156A JP6354492B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014194156A JP6354492B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016065585A true JP2016065585A (ja) | 2016-04-28 |
JP6354492B2 JP6354492B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=55804015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014194156A Expired - Fee Related JP6354492B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6354492B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019065894A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 日産自動車株式会社 | 油圧伝達装置のライン圧制御方法及びライン圧制御装置 |
JP2019065893A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 日産自動車株式会社 | 油圧伝達装置のライン圧制御方法及びライン圧制御装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463923A (ja) * | 1990-06-30 | 1992-02-28 | Mazda Motor Corp | エンジン及び自動変速機の制御装置 |
JP2000188802A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の充電制御装置 |
JP2001241540A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-07 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機制御装置、自動変速機制御方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2003262267A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | Toyota Motor Corp | 無段変速機構の挟圧力制御装置 |
JP2005226815A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
-
2014
- 2014-09-24 JP JP2014194156A patent/JP6354492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463923A (ja) * | 1990-06-30 | 1992-02-28 | Mazda Motor Corp | エンジン及び自動変速機の制御装置 |
JP2000188802A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の充電制御装置 |
JP2001241540A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-07 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機制御装置、自動変速機制御方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2003262267A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | Toyota Motor Corp | 無段変速機構の挟圧力制御装置 |
JP2005226815A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019065894A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 日産自動車株式会社 | 油圧伝達装置のライン圧制御方法及びライン圧制御装置 |
JP2019065893A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 日産自動車株式会社 | 油圧伝達装置のライン圧制御方法及びライン圧制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6354492B2 (ja) | 2018-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5854315B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
US6283086B1 (en) | Engine control apparatus | |
EP2928745B1 (en) | Hybrid electric vehicle control system and method | |
US9202378B2 (en) | Driving assistance apparatus | |
US10532731B2 (en) | Vehicle traveling control method and vehicle traveling control device | |
EP2666995B1 (en) | Vehicle control device | |
GB2567008A (en) | Method of controlling a prime mover of a vehicle, apparatus for controlling a prime mover of a vehicle, and a vehicle comprising such an apparatus | |
JP5991219B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP5958552B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5973710B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
EP2219092B1 (en) | Method for controlling the speed of a vehicle | |
JP3956929B2 (ja) | ハイブリッド車両用定速走行制御装置 | |
CN108290572B (zh) | 车辆控制装置 | |
EP3885212A1 (en) | Control device and control method for series hybrid vehicle | |
JP2007230431A (ja) | 車両の駆動制御装置 | |
JP6354492B2 (ja) | 無段変速機のライン圧制御装置 | |
JP2006288071A (ja) | 車両制御装置及び車両制御方法 | |
JP4802715B2 (ja) | 温度上昇予測装置およびこれを備える経路案内システム並びにこれを搭載する車両、温度上昇予測方法、経路案内方法、熱負荷予測装置 | |
JP2014205384A (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5971350B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
KR20190066415A (ko) | 하이브리드 차량의 주행 제어 방법 | |
JP6838777B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2011237004A (ja) | 駆動制御装置 | |
CN110320901B (zh) | 自动驾驶综合控制装置、系统以及车辆的控制装置 | |
KR20170107243A (ko) | Ssc의 단계적 해제방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180126 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20180126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180528 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6354492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |