JP2016064670A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
選択画素についてフラッシングが必要な場合に、該画素におけるドット形成を有りに設定する設定部と、
前記設定部によってドット形成有りに設定された画素の濃度誤差を拡散する誤差拡散部とを備えることを要旨とする。
前記設定部は、選択画素についてフラッシングが必要な場合に、誤差拡散法に用いられる閾値を、拡散誤差を加味した階調値が取り得る最小値未満の値に変更する変更部を備えることを要旨とする。
前記ディザマスクに格納された閾値の少なくとも1つは、対応する画素をドット形成有りに設定する特殊値であり、
前記ディザマスクは、分散性が良好となるように、前記特殊値を含む各閾値の配置が定められ、
印刷媒体1枚を印刷する分の前記ドットデータにおいて、前記特殊値によってドット形成有りに設定される画素が、印刷媒体の送り方向に並んだ画素列の中に少なくとも1つは含まれるように前記ディザマスクを配置して、前記ドットデータを生成することを要旨とする。
図1は、印刷システム10の構成を説明する図である。印刷システム10は、ホストコンピューター200とプリンター300とを備える。ホストコンピューター200とプリンター300とはUSBケーブル120によって接続されている。ホストコンピューター200は、印刷のためのデータ(以下「印刷用画像データ」と言う。)をプリンター300に転送する。プリンター300は、ホストコンピューター200から転送された印刷用画像データに基づいて印刷媒体に画像を印刷する。この印刷用画像データは、表示用画像データが、プリンタードライバーによって変換されたデータである。表示用画像データは、ホストコンピューター200に備えられたディスプレイ装置215(図2と共に後述)に画像を表示させるためのものである。表示用画像データは、8bit(0〜255)のRGB形式データである。
図3は、印刷処理を示すフローチャートである。印刷処理の実行主体は、ホストコンピューター200に備えられたCPU201である。処理の開始の契機は、操作パネル313を介して印刷の指示が入力されることである。
図4は、ディザマスクの配置の様子を示す。印刷処理のハーフトーン処理(ステップS420)をディザマスクによって行う場合は、図4に示されたディザマスクを用いる。図4に示されたディザマスクは、シアンインク用のものであり、4×4の大きさを有する。実際には64×64等、より大きいものを用いる方が画質の点で好ましいが、ここでは説明を簡単にするために4×4のものを例示する。
図5は、ハーフトーン処理を示すフローチャートである。この処理は、印刷処理のハーフトーン処理(ステップS420)を誤差拡散法によって行う場合に実行される。
ステップS423、ステップS424及びステップS425が設定部を、ステップS423が変更部を、ステップS428が誤差拡散部をそれぞれ実現するためのソフトウェアに相当する。
本発明は、先述した実施形態になんら限定されるものではなく、発明の技術的範囲内における種々の形態により実施できる。例えば、実施形態の構成要素の中で付加的なものは、実施形態から省略できる。ここで言う付加的な構成要素とは、実質的に独立している適用例においては特定されていない事項に対応する要素のことである。また、例えば、次のものが考えられる。
各色のディザマスクにおいて、特殊値マスク画素の配置は、必ずしもそれぞれ異なる配置を採用しなくても良い。つまり、特殊値マスク画素によって、各色のドットが重ねて形成されるようにしても良い。
ディザマスクにおける特殊値は、ドットを必ずONに設定する値であれば、どのような値でも良い。
誤差拡散法において変更された後の閾値(ステップS423で変更された後の閾値)は、判定値が取り得る値未満の値であれば、どのような値でも良い。
シアンとマゼンタとの特殊値マスク画素は、互いに離れて配置されるのが好ましい。
120…USBケーブル
200…ホストコンピューター
201…CPU
203…RAM
205…ROM
207…ディスプレイ装置コントローラー
209…キーボードコントローラー
211…メモリーコントローラー
213…ハードディスクドライブ
215…ディスプレイ装置
217…キーボード
219…外部メモリー
220…通信インターフェイス
230…バス
300…プリンター
301…CPU
303…RAM
305…ROM
307…印刷部インターフェイス
309…メモリーコントローラー
311…印刷部
313…操作パネル
315…外部メモリー
320…通信インターフェイス
330…バス
Claims (3)
- ラインヘッドによるインク吐出によって印刷をするために、各画素のドット形成の有無を示すドットデータを誤差拡散法によって生成する印刷用データ生成装置であって、
選択画素についてフラッシングが必要な場合に、該画素におけるドット形成を有りに設定する設定部と、
前記設定部によってドット形成有りに設定された画素の濃度誤差を拡散する誤差拡散部と
を備える印刷用データ生成装置。 - 請求項1に記載の印刷用データ生成装置であって、
前記設定部は、選択画素についてフラッシングが必要な場合に、誤差拡散法に用いられる閾値を、拡散誤差を加味した階調値が取り得る最小値未満の値に変更する変更部を備える
印刷用データ生成装置。 - ラインヘッドによるインク吐出によって印刷をするために、各画素のドット形成の有無を示すドットデータをディザマスクによって生成する印刷用データ生成装置であって、
前記ディザマスクに格納された閾値の少なくとも1つは、対応する画素をドット形成有りに設定する特殊値であり、
前記ディザマスクは、分散性が良好となるように、前記特殊値を含む各閾値の配置が定められ、
印刷媒体1枚を印刷する分の前記ドットデータにおいて、前記特殊値によってドット形成有りに設定される画素が、印刷媒体の送り方向に並んだ画素列の中に少なくとも1つは含まれるように前記ディザマスクを配置して、前記ドットデータを生成する
印刷用データ生成装置。
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JP2018199234A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 不吐出抑制装置、印刷指示装置、インクジェットヘッド駆動回路及びプログラム |
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