JP2016064589A - 包装材料と包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の付着防止性、及び熱シール性を両立し、且つ、熱シール工程を経ても所望の撥水機能を確実に発揮することができる包装材料、更には、熱シールで密封しても、内容物が蓋材に付着しにくい包装容器を提供する。【解決手段】少なくとも基材10と、ホットメルトからなるシーラント層30と、シーラント層上に形成された付着防止層40とを備え、付着防止層が、5〜1000ナノメートルである平均粒子径を有する疎水性微粒子を含む。そして、ホットメルトの表面が凹凸形状をなし、その凹凸形状の隣り合った凸部の頂点間の距離が0.01mmから0.1mmの間隔である。また、ホットメルトの軟化点が80℃から120℃の間である。【選択図】図1
Description
本発明は、包装材料と包装容器に関するものである。より詳しくは、内容物に触れる面の撥水性が高められた包装材料、およびこれを蓋材として備える包装容器に関する。特に、ヨーグルト、ゼリー、プリン、ジャム、ムースなどの包装用のカップ状容器に蓋材として使用し、その内面に内容物が付着することを防止する包装材料と、これを用いた包装容器に関する。
従来、ヨーグルト、ゼリー、プリン、シロップ、お粥、スープ等の食品や、液体、半固体、ゲル状等の医薬品、化粧品、化学品等の保存容器に関して、開封時に内容物が保存容器の外部に飛び散る等の不具合を防ぐために、内容物に対向する面に撥水機能が付与され内容物を付着しにくくした蓋材が知られている。このような蓋材は、内容物が充填された容器本体に対して熱シールにより密着されることがあり、その場合は、内容物に対向する蓋材上に、熱シール性樹脂を塗布した上に撥水機能層が設けられる。
カップ状容器に使用される蓋材は、カップ状容器の外側から、基材,バリア層、及びシーラント層の順で積層された構成を有する。このように構成された蓋は、ヨーグルトなどの内容物が充填された容器の上面開口に被せて、蓋周縁部を容器の上縁フランジ部にシールすることによって、密封された容器を形成する。
このような蓋材には、ヒートシール性、密着性、開封時の易剥離性が求められる。また、蓋材として、内容物の非付着性、即ち蓋材の裏面に内容物が付着し難い性能を有することが望まれる。蓋材の裏面に内容物が付着すると、蓋材に付着した内容物の棄損による無駄が生じたり、内容物の付着物を取り除くのに手間が掛かったりするなどの問題が発生する。また、開封時に付着物が手や指、衣類あるいは周辺を汚す恐れがあるなどの問題も出る。
これらの問題を解決するために、特許文献1では、蓋材における最内面のヒートシール層が、付着防止効果を有する非イオン界面活性剤、又は、疎水性添加物を添加したポリオレフィンで形成されている。しかし、このような添加剤は、10重量パーセント以下、好ましくは7%以下の配合しかできない程、相溶性が小さい。この為、エージング条件により表面析出量が大きく変動し、安定性に欠けるなどの問題がある。その為、所望の性能が充分に得られないなどの課題があった。
特許文献2では、蓋材のヒートシール層に、界面活性剤等の非着性添加物を添加せず、最内層に別途付着防止層が形成されている。特許文献2は、付着防止層として、疎水性酸化物微粒子で三次元網目構造のポーラス構造を作ることで、非常に優れた付着防止効果を示すことを開示している。しかし、この付着防止層は、水に対しては十分な付着防止機能を確認できるものの、プリン、ヨーグルトなどの実内容物となると極端に付着防止性が劣る課題があった。
特許文献3は、シーラント層の上に付着防止層を設けることを開示している。付着防止層として、2〜7ミクロンメーターと、平均粒径の大きい湿式シリカ粒子を用いることにより、湿式シリカの沈み込みが少なくした。その為、高温環境や塗布時の乾燥温度が長くなっても付着防止機能を維持できることを開示している。しかし、逆に、湿式シリカ粒子の粒径が大きいために、付着防止層から湿式シリカ粒子が脱落してしまい、付着防止の機能にムラが生じやすく、付着防止効果が安定しないという問題がある。
特許文献4では、シリコーンエラストマーや含フッ素系エラストマーなどの表面を高度に疎水化処理し、付着を防げ、また、付着物の容易な除去効果を示す蓋材を開示している。しかし、シール性に乏しく、蓋材やパウチといった容器包装への適応は困難であった。
特許文献5には、熱シールにより密着させる蓋材に用いることができる積層体が記載されている。この積層体では、熱シール性樹脂として機能する熱可塑性樹脂層に充填粒子を混合して熱シール性樹脂の表面に凹凸を付与することにより最表面に存在する撥水機能を有する疎水性酸化物微粒子の脱落防止性能を向上させている。
しかしながら、特許文献5に記載の積層体では、熱可塑性樹脂の厚みに対して充填粒子の径が大きく熱可塑性樹脂層中に粒子が含まれるため、積層体における充填粒子の接着強度が十分でない。また、加熱時に熱可塑性樹脂が流動的になりやすいために粒子も動きやすい。したがって、容器本体への熱シール工程等において、充填粒子が積層体から脱落する等により、所望の撥水機能を発揮しない恐れがあるという問題がある。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、内容物の付着防止性、及び熱シール性を両立し、且つ、熱シール工程を経ても所望の撥水機能を確実に発揮することができる包装材料、更には、熱シールで密封しても、内容物が蓋材に付着しにくい包装容器を提供することを課題としている。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、少なくとも基材と、ホットメルトからなるシーラント層と、前記シーラント層上に形成された付着防止層とを備えた包装材料であって、
前記付着防止層が、5〜1000ナノメートルである平均粒子径を有する疎水性微粒子を含むことを特徴とする包装材料である。
前記付着防止層が、5〜1000ナノメートルである平均粒子径を有する疎水性微粒子を含むことを特徴とする包装材料である。
本発明の請求項2の発明は、シーラント層の前記ホットメルトが、ワックス、熱可塑性樹脂、粘着付与材からなることを特徴とする請求項1に記載の包装材料である。
本発明の請求項3の発明は、シーラント層の前記ホットメルトの表面が凹凸形状をなし、その凹凸形状の隣り合った凸部の頂点間の距離が0.01mmから0.1mmの間隔であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装材料である。
本発明の請求項4の発明は、前記ホットメルトの軟化点が80℃から120℃の間であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装材料である。
本発明の請求項5の発明は、前記疎水性微粒子が、無機酸化物からなり、その表面が、アルキルシリル、アミノアルキルシリル、メタクリルシリル、ジメチルポリシロキサン、
ジメチルシロキサン、トリメチルシリル、ジメチルシリルの中の1種以上の官能基で疎水化表面処理されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装材料である。
ジメチルシロキサン、トリメチルシリル、ジメチルシリルの中の1種以上の官能基で疎水化表面処理されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装材料である。
本発明の請求項6の発明は、前記無機酸化物が、酸化珪素、酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化マグネシウムのいずれか、または、これらの混合物であることを特徴とする請求項5に記載の包装材料である。
本発明の請求項7の発明は、前記付着防止層の疎水性微粒子を前記シーラント層に固着するためのバインダーを含んでいることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の包装材料である。
本発明の請求項8の発明は、前記バインダーが、金属アルコキシドあるいは金属アルコキシドの加水分解物を含むことを特徴とする請求項7に記載の包装材料である。
本発明の請求項9の発明は、前記バインダーと前記疎水性微粒子との重量比が、1:0.3〜1.5であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の包装材料である。
本発明の請求項10の発明は、前記付着防止層の表面近傍に、前記疎水性微粒子で形成されたポーラス状の層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の包装材料である。
本発明の請求項11の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の包装材料を蓋材とし、容器本体の被着体に前記蓋材が熱シールされた包装容器であって、前記付着防止層の一部に形成されたクラックに前記被着体が入り込んで、前記被着体と前記シーラント層とが固定されていることを特徴とする包装容器である。
本発明の包装材料は、内容物に対して、高い付着防止機能を有することができる。また、凹凸構造を有するホットメルトタイプのシーラント層と、5〜1000ナノメートルである平均粒子径を有する疎水性微粒子を設けられているため、熱シール工程を経ても凹凸形成粒子が動きにくくかつ脱落の恐れがなく、所望の撥水機能を確実に発揮することができる。この包装材料を蓋材に用いた包装容器は、蓋材に撥水機能が付与され、内容物がつきにくくなる。
以下、本発明の包装材料および包装容器の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、図においては、各構成要素を図面上で認識し得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法及び比率を実際のものとは適宜に異ならせてある。
図1は本発明の包装材料を包装容器の蓋材として使用した場合の層構成の一実施形態を示す断面図である。図2は、本発明の包装材料の実施形態の蓋材を用いた包装容器の断面図である。
本発明の包装材料を用いた蓋材1は、図1のように、上から(包装容器の外側)から基材層10、バリア層20、シーラント層30が積層され、シーラント層30面には、蓋材
1に内容物が付着することを防止する付着防止層40が形成されている。この蓋材1は、図2のように、容器本体2の被着体3にシールされ、包装容器100として使用することが出来る。
1に内容物が付着することを防止する付着防止層40が形成されている。この蓋材1は、図2のように、容器本体2の被着体3にシールされ、包装容器100として使用することが出来る。
基材層10は、支持体となる物であれば特に制限はなく、上質紙、特殊上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、模造紙、クラフト紙などの紙、ポリオレフィン樹脂、酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、セルロースアセテート、セロファン樹脂等からなる延伸・非延伸フィルムを使用することができる。
あるいは、これら材料によって構成された積層体などが使用できる。これらの紙、プラスチックフィルム等を、接着剤等を介して積層された積層体を使用しても構わない。そして、これらの紙、フィルム、あるいは、これらの積層体の表面あるいは内側には、印刷・貼り合わせなどの2次加工を施し、意匠性を付与してもよい。
バリア層20は、必要に応じて、バリア性樹脂フィルム、無機蒸着フィルム、金属箔を積層することができる。バリア性樹脂フィルムとしては、ポリ塩化ヒニリデン(PVDC)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリビニルアルコール(PVA)などの単体フィルムを使用することができる。
あるいは、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの延伸オレフィン樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム、ポリ塩化ビニル樹脂フィルム、セルロースアセテートフィルム、セロファンフィルムなどのフィルム表面にPVDCコート、PVAコート、アクリル酸系樹脂コートなどを施したバリアコートフィルムを使用することもできる。
また、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの延伸オレフィン樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム、ポリ塩化ビニル樹脂フィルム、セルロースアセテートフィルム、セロファンフィルムなどのフィルム表面にアルミ蒸着、アルミナ蒸着、シリカ蒸着などを施した蒸着フィルムを使用することもできる。さらには、PVDC共押出、EVOH共押出、ONY系共押出、共押出OPPなどのバリア樹脂を共押出ししたフィルムを使用しても構わない。
このバリア層は、内容物の浸透を阻害する、内容物の酸化劣化を防止する、水分の揮発を抑える、または、アルミ蒸着フィルムや金属箔は内容物の光劣化防止などの機能を有する。
シーラント層30には、ホットメルトを使用する。ホットメルトは、少なくともワックス、熱可塑性樹脂、粘着付与材が含まれている。ワックスはキャンデリラロウ、カルナバロウ、米ぬかロウ、ミツロウなどの天然ワックスや、パラフィン、マイクロクリスタリン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、モンタンワックス、フィッシャートロプスワックスなどの合成ワックスなどが用いられる。
熱可塑性樹脂は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC))、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリエチレン(PE)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、メタクリル・スチレン共重合体(MS)、酢酸セルロース(CA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエステル(PETP)、ポリアミド(PA)、ポリ
ウレタン(PU)、及びPCTFE,PTFE,FEP,PFA,ETFE,PVDFなどのフッ素系樹脂などから用途に応じて選定できる。また、粘着付与材はロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、石油樹脂などから用途に応じて選定できる。
ウレタン(PU)、及びPCTFE,PTFE,FEP,PFA,ETFE,PVDFなどのフッ素系樹脂などから用途に応じて選定できる。また、粘着付与材はロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、石油樹脂などから用途に応じて選定できる。
これらの成分から作られたホットメルトは加熱されたグラビア版を用いてダイレクトグラビア方式(正転)でコーティングされることが好ましい。ダイレクトグラビア方式でコートされたホットメルトはグラビア版のセル部分から転移され凹凸形状をなすが、その凸部の頂点間の距離は0.01mmから0.1mmの間であることが好ましい。また、ホットメルトの軟化点が80℃から120℃の間であることが耐熱性の面から好ましい。
このシーラント層30のホットメルトは、図2のように、容器本体2とシールして包装容器100としたとき、容器本体2のフランジ部のシール面の被着体3と容易に融着し、落下などの衝撃や、積載における加圧、保管時の高温などの環境においても安定してシール性を保持して密封でき、内容物を使用する時は、容易に剥離して開封できる機能を有している。
シール機能を有するシーラント層30のホットメルトを積層するにあたり、バリア層20とシーラント層30の間にポリオレフィン樹脂を押出した層を使用しても構わない。
付着防止層40は、少なくとも疎水性微粒子から構成される。疎水性微粒子の材料としては、有機官能基で疎水化表面処理された無機酸化物が使用できる。無機酸化物としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウムなどから、1種又は複数種類を組み合わせて使用する。酸化珪素の場合は、燃焼法、アーク法などの乾式製法や沈殿法、ゲル法などの湿式製法から得られる合成シリカ、または天然シリカを用いても構わない。
疎水性微粒子の表面には疎水化処理が施されており、付着防止機能が付与されている。疎水化処理方法については、乾式法、湿式法など各種の処理が可能であるが、微粒子全面を処理するためには、CVD法、プラズマ法等による乾式処理を施すのが好ましい。
疎水性官能基がジメチルシリル基(CH3)2Si(0−R)2、トリメチルシリル基(CH3)3SiO−R、ジメチルポリシロキサン基(CH3)2−Si−O−Si(O−R)3、ジメチルシロキサン基、アミノアルキルシリル基、アルキルシリル基、メタクリルシリル基を使用することが好ましい。これらの官能基を生成することで、臨界表面張力(表面エネルギー)を小さくして撥水性が向上する。
疎水性微粒子の平均粒子径は、凹凸形成粒子22よりも小さく、5ナノメートル(nm)以上、1μm(1000ナノメートル)以下であれば粒度分布には特に制限はないが、大小様々な径の粒子が存在することで、フラクタル構造を形成し撥水性が高まる。
疎水性微粒子の平均粒子径は、付着防止層の表面に付着した疎水性微粒子の粒径を指し、SEMによる目視観察にて計測された値と定義する。具体的な平均粒子径の測定法はSEMにて任意の5箇所を測定し、各観察表面中にある疎水性微粒子100個の粒径を測定し、全計測値の平均を算出して求める。
疎水性微粒子の粒径が1000ナノメータより大きい場合、疎水性微粒子が大きすぎて、付着防止層40から脱落しやすくなる。また、疎水性微粒子の粒径が5ナノメータより小さい場合、ハンドリングが非常に悪くなる。
疎水性微粒子は、水やメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール(IPA)な
どのアルコール溶媒、または酢酸エチル、トルエン、アセトンなどの有機溶媒などに分散した液体を用いることができる。
どのアルコール溶媒、または酢酸エチル、トルエン、アセトンなどの有機溶媒などに分散した液体を用いることができる。
このような材料を用いるコート方法としては、グラビアコート、バーコート、キスリバースコート、ダイコート、ドクターブレードコート、刷毛塗り、ディップコート、スプレーコート、スピンコート、押出しラミネーションなどの公知の方法を採用することができる。
疎水性微粒子を塗膜化、固着化をより良くするために疎水性微粒子を含む液体にバインダーを併用しても構わない。バインダーとしては、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、塩酢ビ樹脂、SBR樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、等及びそれらの複合材料を用いることができる。
また、付着防止層40のバインダーに、1種以上の金属アルコキシド、及び、その加水分解物と水/アルコール混合溶媒、及び必要に応じてシランカップリング剤を含む水溶液を用いることもできる。
金属アルコキシドは、M(OR)nで示される。Mは金属原子である。Mの例としては、Li、Na、Cu、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、B、Al、Ga、Y、Si、Ge、Pb、P、Sb、Ta、W、La、Nd、Tiなどが挙げられる。nはMの原子価である。Rは低級アルキル基、例えば炭素数が1〜4のアルキル基を示す。
金属アルキコシド類の具体例としては、メチルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン、アルミニウムプロポキシド、チタンイソプロポキシド、亜鉛t−ブトキシド、亜鉛n−ブトキシド、カルシウムエトキシド、鉄エトキシド、バナジウムイソプロポキシド、錫t−ブトキシド、リチウムエトキシド、ベリリウムエトキシド、ホウ素エトキシド、燐エトキシド、燐メトキシド、マグネシウムメトキシド、マグネシウムエトキシド等が挙げられる。実際に使用する金属アルコキシドとしては、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウム、あるいはその混合物を用いることが好ましい。
これ以外に、付着防止層40は、層間および層内の密着性を高めるためにシランカップリング剤や、バインダーの反応をコントロールするために触媒などを含んでも構わない。
付着防止層40の表面は、疎水性微粒子によって形成されたポーラス状の層となっているため、内容物などが付着防止層40に接する時は、疎水性微粒子が内容物に接する。その為、内容物が付着防止層40の表面に付着することを防止できる。
熱シール時は、付着防止層40に熱と圧力が付与され、付着防止層40が割れると、付着防止層40クラックが生じ、その隙間に、溶融した容器本体のシール面の被着体3(容器本体のフランジ部)の表面樹脂、及び溶融したシーラント層の樹脂が流れ込みシーラント層40と被着体3とが直接融着できる領域が生まれる。
付着防止層40の厚みは0.1μm以上、20μm以下の範囲内であることが好ましい。この膜厚が0.1μm以下であると疎水性微粒子が少なくなり、付着防止機能が低下する。また、20μm以上では、付着防止層40が厚くなりすぎて熱シール時にシール阻害を起こしやすく、十分に密閉ができない。
付着防止層40は、蓋材1の平面視(厚さ方向に見た状態)において、シーラント層3
0の30%以上、より好ましくは70%以上を覆うように設けられるのが好ましい。被覆面積比が30%未満であると、内容物が非撥水表面と接触する面積が大きくなり、十分な撥水性能を発揮することができない。また、容器本体に対して熱シールにより接着する等により、内容物と接触しないことが予め明らかである部位等には付着防止層40が設けられなくてもよい。
0の30%以上、より好ましくは70%以上を覆うように設けられるのが好ましい。被覆面積比が30%未満であると、内容物が非撥水表面と接触する面積が大きくなり、十分な撥水性能を発揮することができない。また、容器本体に対して熱シールにより接着する等により、内容物と接触しないことが予め明らかである部位等には付着防止層40が設けられなくてもよい。
包装容器として、容器本体2の被着体3とシーラント層30の間には、シール性と、被着体3から蓋材1を剥離するイージーピール性が要求される。一般的には、被着体3の材料として、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどことができる。被着体3がシールされる融着部以外の包装容器の外層部分は、装飾も兼ねて、多層に形成されたり、その部分に印刷が施されたりする。また、バリア性を向上するような素材を積層してもよい。
以上説明したように、内容物に対向する基材層10の一方の面(以下、「対向面」と称することがある。)にシーラント層30による凹凸が設けられ、さらに凹凸上に付着防止層40が設けられている。したがって、凹凸による構造的な付着防止効果(撥水効果)と付着防止層40による疎水成分による付着防止効果(撥水効果)とがあいまって、対向面に高い付着防止効果(撥水性)を実現することができる。
図2に示すように、蓋材1を熱シールにより容器本体2の被着体3に接合し、容器本体2の内部を密閉すると、本発明の包装容器100が完成する。容器本体2の材質には特に制限はなく、紙とポリオレフィン樹脂を積層した積層体や、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂などの樹脂等を用いることができる。
また、蓋材1において熱シールされる部位には、付着防止層40が存在していても問題ない。熱シール工程において、容器本体2と接合されるシール部位の付着防止層40にクラックが生じ、当該クラックから溶融したホットメルトからなるシーラント層30の一部と溶融した容器本体2の一部が融着し、蓋材1と容器本体2とが接合される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明し、上記で説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
基材層10の厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、バリア層20の厚み7μmのアルミニウム箔を、ドライラミネ―トの方法で貼り、更にアルミニウム箔面に低密度ポリエチレン(LDPE)層を押し出し法にて製膜して積層体を得た。
基材層10の厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、バリア層20の厚み7μmのアルミニウム箔を、ドライラミネ―トの方法で貼り、更にアルミニウム箔面に低密度ポリエチレン(LDPE)層を押し出し法にて製膜して積層体を得た。
積層体のLDPE層面にポリエチレンからなるワックスと、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる熱可塑性樹脂と、ロジン誘導体からなる粘着付与剤とを成分として含む、軟化点109℃のホットメルトを、加熱された50線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.05mm)のグラビア版を使用して製膜し、シーラント層30を設けた。
付着防止層40には、メタノール中に平均粒径15ナノメートルのジメチルポリシロキ
サン官能基で装飾された疎水性シリカ微粒子の5重量%の分散液と、バインダーとして0.1規定濃度の塩酸溶液にて加水分解させたテトラエトキシシランSi(OC2H5)4の加水分解液とを、バインダーと疎水性シリカ微粒子との重量比が1:1に混合させ、塗液の固形分が10%となるように調整し、調整された塗液をシーラント層30の上にコート、その後、乾燥させ、付着防止層40を形成した。以上により包装材料を作成し、実施例1の蓋材を得た。
サン官能基で装飾された疎水性シリカ微粒子の5重量%の分散液と、バインダーとして0.1規定濃度の塩酸溶液にて加水分解させたテトラエトキシシランSi(OC2H5)4の加水分解液とを、バインダーと疎水性シリカ微粒子との重量比が1:1に混合させ、塗液の固形分が10%となるように調整し、調整された塗液をシーラント層30の上にコート、その後、乾燥させ、付着防止層40を形成した。以上により包装材料を作成し、実施例1の蓋材を得た。
<実施例2>
ワックス成分にポリプロピレンを使用しホットメルトの軟化点が120℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例2の蓋材を得た。
ワックス成分にポリプロピレンを使用しホットメルトの軟化点が120℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例2の蓋材を得た。
<実施例3>
ワックス成分にマイクロクリスタリン(MC)を使用しホットメルトの軟化点が95℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例3の蓋材を得た。
ワックス成分にマイクロクリスタリン(MC)を使用しホットメルトの軟化点が95℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例3の蓋材を得た。
<実施例4>
ホットメルトの熱可塑性樹脂成分にエチレン-不飽和エステル共重合体を使用しホットメルトの軟化点が95℃とした以外は実施例1と同様に作製した。
ホットメルトの熱可塑性樹脂成分にエチレン-不飽和エステル共重合体を使用しホットメルトの軟化点が95℃とした以外は実施例1と同様に作製した。
<実施例5>
120線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.02mm)のグラビア版を使用した以外は実施例1と同様に作製し、実施例5の蓋材を得た。
120線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.02mm)のグラビア版を使用した以外は実施例1と同様に作製し、実施例5の蓋材を得た。
<実施例6>
30線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.085mm)のグラビア版を使用した以外は実施例1と同様に作製し、実施例6の蓋材を得た。
30線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.085mm)のグラビア版を使用した以外は実施例1と同様に作製し、実施例6の蓋材を得た。
<実施例7>
付着防止層40の疎水性シリカ微粒子の疎水性官能基をトリメチルシリルにした以外は実施例1と同様に作製し、実施例7の蓋材を得た。
付着防止層40の疎水性シリカ微粒子の疎水性官能基をトリメチルシリルにした以外は実施例1と同様に作製し、実施例7の蓋材を得た。
<実施例8>
付着防止層40のバインダーと疎水性シリカ微粒子の重量比が1:1.3とした以外は実施例1と同様に作製した。
付着防止層40のバインダーと疎水性シリカ微粒子の重量比が1:1.3とした以外は実施例1と同様に作製した。
<実施例9>
付着防止層のバインダーと疎水性シリカ微粒子の重量比が1:0.6とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例9の蓋材を得た。
付着防止層のバインダーと疎水性シリカ微粒子の重量比が1:0.6とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例9の蓋材を得た。
<実施例10>
ワックス成分にパラフィンを使用し、ホットメルトの軟化点が78℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例10の蓋材を得た。
ワックス成分にパラフィンを使用し、ホットメルトの軟化点が78℃とした以外は実施例1と同様に作製し、実施例10の蓋材を得た。
<実施例11>
リバースグラビア方式でホットメルトを製膜し、凹凸をなくした以外は実施例1と同様に作製し、実施例11の蓋材を得た。
リバースグラビア方式でホットメルトを製膜し、凹凸をなくした以外は実施例1と同様に作製し、実施例11の蓋材を得た。
<実施例12>
10線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.25mm)のグラビア版を使用して製膜した以外は実施例1と同様に作製し、実施例12の蓋材を得た。
10線/インチ(ホットメルト凸部の頂点間距離=約0.25mm)のグラビア版を使用して製膜した以外は実施例1と同様に作製し、実施例12の蓋材を得た。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
付着防止層40を設けなかった以外は実施例1と同様に作製し、比較例1の蓋材を得た。
付着防止層40を設けなかった以外は実施例1と同様に作製し、比較例1の蓋材を得た。
<比較例2>
付着防止層40に添加したシリカ粒子が未処理である以外は実施例1と同様に作製し、比較例2の蓋材を得た。
付着防止層40に添加したシリカ粒子が未処理である以外は実施例1と同様に作製し、比較例2の蓋材を得た。
<評価方法>
実施例と比較例の蓋材を下記の方法で試験し、比較評価した。
実施例と比較例の蓋材を下記の方法で試験し、比較評価した。
<付着防止性>
40度に傾斜させた台に、蓋材の付着防止層を上にして蓋材を貼り付け、その傾斜した蓋材の付着防止層の上に、ヨーグルト(ダノンジャパン社製「ダノンビオ(R)プレーン加糖」)約0.5ミリリットルの液滴を、傾斜面の2センチメートル上から滴下し、液滴の付着状態を目視で観察・評価した。
40度に傾斜させた台に、蓋材の付着防止層を上にして蓋材を貼り付け、その傾斜した蓋材の付着防止層の上に、ヨーグルト(ダノンジャパン社製「ダノンビオ(R)プレーン加糖」)約0.5ミリリットルの液滴を、傾斜面の2センチメートル上から滴下し、液滴の付着状態を目視で観察・評価した。
評価を以下のように判定し、その結果を表1にまとめた。
◎:液滴の付着なし。(付着防止効果が認められる)
○:わずかな付着はするが、液滴の大半は付着せず(付着防止効果が認められる)。
×:液滴の付着あり(付着防止効果が認められない)。
◎:液滴の付着なし。(付着防止効果が認められる)
○:わずかな付着はするが、液滴の大半は付着せず(付着防止効果が認められる)。
×:液滴の付着あり(付着防止効果が認められない)。
<容器接着性>
カップシーラーを使用し、ポリエチレン/紙/ポリエチレン製の容器にシールし、引張り試験機にてヒートシール強さを測定した。
カップシーラーを使用し、ポリエチレン/紙/ポリエチレン製の容器にシールし、引張り試験機にてヒートシール強さを測定した。
その結果を以下のように評価し、表1にまとめた。
◎:十分に接着している。
○:使用上問題なし。
×:使用上問題あり。
◎:十分に接着している。
○:使用上問題なし。
×:使用上問題あり。
<比較結果>
上述した実施例から明らかなように、本発明の包装材料は、容器本体との融着性が良く、かつ、内容物の付着性が低いので、本発明の包装材料を蓋材として用い、容器本体から剥離した時、内容物が多量に蓋材内面に付着しない。その為、内容物を有効に使用できる。また、本発明の包装材料を容器本体にも使用すれば、内容物の残留が少なくなる。更に、容器本体及び蓋材を廃棄する場合にも、簡単な水洗浄で容易に容器本体及び蓋材を分別廃棄できるので、消費者への負担も少ないなどのメリットも大きい。
上述した実施例から明らかなように、本発明の包装材料は、容器本体との融着性が良く、かつ、内容物の付着性が低いので、本発明の包装材料を蓋材として用い、容器本体から剥離した時、内容物が多量に蓋材内面に付着しない。その為、内容物を有効に使用できる。また、本発明の包装材料を容器本体にも使用すれば、内容物の残留が少なくなる。更に、容器本体及び蓋材を廃棄する場合にも、簡単な水洗浄で容易に容器本体及び蓋材を分別廃棄できるので、消費者への負担も少ないなどのメリットも大きい。
100・・・包装容器
1・・・蓋材
2・・・容器本体
3・・・被着体
10・・・基材層
20・・・バリア層
30・・・シーラント層
40・・・付着防止層
1・・・蓋材
2・・・容器本体
3・・・被着体
10・・・基材層
20・・・バリア層
30・・・シーラント層
40・・・付着防止層
Claims (11)
- 少なくとも基材と、ホットメルトからなるシーラント層と、前記シーラント層上に形成された付着防止層とを備えた包装材料であって、
前記付着防止層が、5〜1000ナノメートルである平均粒子径を有する疎水性微粒子を含むことを特徴とする包装材料。 - シーラント層の前記ホットメルトが、ワックス、熱可塑性樹脂、粘着付与材からなることを特徴とする請求項1に記載の包装材料。
- シーラント層の前記ホットメルトの表面が凹凸形状をなし、その凹凸形状の隣り合った凸部の頂点間の距離が0.01mmから0.1mmの間隔であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装材料。
- 前記ホットメルトの軟化点が80℃から120℃の間であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装材料。
- 前記疎水性微粒子が、無機酸化物からなり、その表面が、アルキルシリル、アミノアルキルシリル、メタクリルシリル、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン、トリメチルシリル、ジメチルシリルの中の1種以上の官能基で疎水化表面処理されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装材料。
- 前記無機酸化物が、酸化珪素、酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化マグネシウムのいずれか、または、これらの混合物であることを特徴とする請求項5に記載の包装材料。
- 前記付着防止層の疎水性微粒子を前記シーラント層に固着するためのバインダーを含んでいることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の包装材料。
- 前記バインダーが、金属アルコキシドあるいは金属アルコキシドの加水分解物を含むことを特徴とする請求項7に記載の包装材料。
- 前記バインダーと前記疎水性微粒子との重量比が、1:0.3〜1.5であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の包装材料。
- 前記付着防止層の表面近傍に、前記疎水性微粒子で形成されたポーラス状の層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の包装材料。
- 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の包装材料を蓋材とし、容器本体の被着体に前記蓋材が熱シールされた包装容器であって、前記付着防止層の一部に形成されたクラックに前記被着体が入り込んで、前記被着体と前記シーラント層とが固定されていることを特徴とする包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014194972A JP2016064589A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | 包装材料と包装容器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018115008A (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 凸版印刷株式会社 | 包装材料及び包装容器 |
JP2019218099A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 凸版印刷株式会社 | 蓋材、およびそれを用いた容器 |
US11203189B2 (en) | 2016-06-15 | 2021-12-21 | Bemis Company, Inc. | Heat-seal lid with non-heat sealing layer and hydrophobic overcoat |
-
2014
- 2014-09-25 JP JP2014194972A patent/JP2016064589A/ja active Pending
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