JP2016063865A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐ノイズ性能を改善した遊技機を提供することを課題とする。【解決手段】各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、演出動作を実現する信号を500mm以上伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を機能別に区分して、フェライトコアFCの中を通過させると共に、フェライトコアFCは、分割タイプに構成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、遊技動作に起因する抽選処理によって大当り状態を発生させる遊技機に関し、特に、耐ノイズ性能を改善した遊技機に関する。
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数の表示図柄による一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄が所定時間変動される。その後、7・7・7などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて、遊技者に有利な遊技状態を発生させている。
このような遊技状態を発生させるか否かは、図柄始動口に遊技球が入賞したことを条件に実行される大当り抽選で決定されており、上記の図柄変動動作は、この抽選結果を踏まえたものとなっている。例えば、抽選結果が当選状態である場合には、リーチアクションなどと称される演出動作を20秒前後実行し、その後、特別図柄を整列させている。一方、ハズレ状態の場合にも、同様のリーチアクションが実行されることがあり、この場合には、遊技者は、大当り状態になることを強く念じつつ演出動作の推移を注視することになる。そして、図柄変動動作の終了時に、停止ラインに所定図柄が揃えば、大当り状態であることが遊技者に保証されたことになる。
特開2009−006085号公報 特開2005−223212号公報 特開2002−237224号公報
上記した演出動作は、液晶表示装置での画像演出が中心となるが、この画像演出に連動して、各種のランプを点滅させるランプ演出や、遊技者を盛り上げる音声をスピーカから出力する音声演出などが実行される。但し、ランプやスピーカへの配線は、一般に伝送距離が長いので、これらの配線ケーブルに電磁ノイズが重畳して演出動作に支障が生じたり、配線ケーブルが有害電波の放射アンテナとして機能して、コンピュータ電子素子に悪影響を与えるおそれがある。なお、これらの点は、液晶表示装置など外部装置との配線ケーブルについても同様である。
ここで、差動信号線を採用すると、ノーマルモードノイズが一対の配線で相殺される利点の上に、コモンモードノイズの影響が負荷側に現れない利点がある。しかし、差動信号線であっても、配線ケーブルが放射アンテナとして機能して、コモンモードノイズが周りのコンピュータ電子素子に悪影響を与える可能性は全く解消されない。そして、差動信号線に重畳したコモンモードノイズ影響は、負荷側に現れにくいので、機器構成上の問題点が、その開発段階で見落とされがちとなり、実動作時にコンピュータ電子素子が誤動作するおそれもあった。
なお、このような観点からのノイズ対策は、先行技術文献(特許文献1〜特許文献3)には示唆されていない。例えば、複数の配線を単純に磁性体で覆ったのでは、磁性体を通して複数の配線が電磁結合するので、別の問題を生じさせ兼ねない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、耐ノイズ性能を改善した遊技機を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、音声演出、ランプ演出、及び画像演出など各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、演出動作を実現する信号を500mm以上伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を機能別に区分して、環状に形成された環状磁性体の内部を通過させると共に、前記環状磁性体が、人為的に開閉可能に構成されている。
また、本発明は、音声演出、ランプ演出、及び画像演出など各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、演出動作を実現する信号を伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を機能別に区分して、環状に形成された環状磁性体の内部を通過させると共に、その配線ケーブルの基端側には、一対のツェナーダイオードを対面させて構成したバリスタが配置されている。
上記何れの発明も、環状磁性体やバリスタが有効に機能して、優れた耐ノイズ性を発揮する。ここで、バリスタのブレイクダウン電圧は、30V以下であること、及び、バリスタの静電容量は、500〜1000pFであることが望ましい。
また、環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、差動信号を伝送する一組または複数組の差動信号線であるのが好適であり、環状磁性体は、貫通させた1本の配線を伝送する10MHzの信号に対して、10〜100Ωのインピーダンスを発揮するのが好適であり、貫通させた1本の配線を伝送する100MHzの信号に対して、50〜500Ωのインピーダンスを発揮するのが好適である。
環状磁性体は、配線ケーブルの基端及び/又は終端に近接して、ほぼ固定状態で配置されるのが好ましく、環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、アナログ信号を伝送しているか、LVDS信号を伝送しているのが好ましい。また、遊技機の機種変更に拘わらず使用可能な枠側部材と、遊技機の機種変更に対応して交換可能な盤側部材とに区分される遊技機であって、環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、枠側部材と盤側部材とを接続しているのが好適である。
上記の通り、本発明によれば、耐ノイズ性能を改善した遊技機を実現することができる。
本実施例のパチンコ機を示す斜視図である。 本実施例の遊技盤の概略正面図である。 本実施例の全体回路構成を示すブロック図である。 演出制御部の回路構成を示すブロック図である。 音声合成回路とデジタルアンプの接続関係や、回路動作を説明する図面である。 音声合成回路の要部とデジタルアンプとの接続関係を示す図面である。 低音用スピーカを駆動するデジタルアンプの内部構成を示す図面である。 デジタルアンプの出力部と、スピーカとの接続関係を示す図面である。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例のパチンコ機GMを示す斜視図である。このパチンコ機GMは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着されたヒンジ2を介して開閉可能に枢着される前枠3とで構成されている。この前枠3には、遊技盤5が、裏側からではなく、表側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。
ガラス扉6の外周には、LEDランプなどによる電飾ランプが、略C字状に配置されている。一方、ガラス扉6の上部の左右位置と、中部の左右位置と、遊技者の腹部に近い下側には、全5個のスピーカ(TL,TR,ML,MR,BTM)が配置されている(図2参照)。
上部位置に配置された2つのスピーカ(TL,TR)と、中部位置に配置された2つのスピーカ(ML,MR)は、各々、遊技者が認識する左右音を出力するが、必要時には、適宜なパンポット演出を実行している。ここで、パン(PAN)とは、左右のスピーカから聴こえる音の位置(定位)を意味し、パン動作は、具体的には、左右のスピーカの音量バランスを非対称に設定することで実現される。
パンポット演出は、例えば、適宜な予告動作として実行され、(1)左から右に、或いは、右から左に向けて予告音が移動するP1演出、(2)上から下に、或いは、下から上に向けて予告音が移動するP2演出、(3)傾斜方向下方に、或いは、傾斜方向上方に向けて予告音が移動するP3演出、(4)時計方向又は反時計方向に予告音が回転するP4演出などが、パン変位時間やパン変位態様などを変えて種々実行される。
また、例えば、リーチ演出の最終タイミングにおいて、上記パンポット演出P1〜P4の全部又は一部を実行した上で、全スピーカによる祝福音や残念音の発声と共に、抽選結果が報知されることもある。なお、これらのパンポット演出P1〜P4は、必要時には、画像演出やランプ演出と同期して実行される。パンポット演出P1〜P4との同期演出としては、(1)強調音を発生しているスピーカに近接するランプが派手に点灯或いは点滅する、(2)強調音を発生しているスピーカに近接位置にキャラクタなどが出現するなどの演出を例示することができる。
ガラス扉6の下方には、遊技者による演出音の音量調整が可能な音量スイッチVSWが配置されている。この音量スイッチVSWは、左右に+接点と−接点を有する方向キーであって、例えば、10段階の音量調整を可能にしている。この音量調整のための操作は、音声演出が実行されていない演出待機中に限り許可されるが、音量スイッチVSWの操作に対応して、確認演出音が出力されると共に、その設定レベルが表示画面に表示されるようになっている。
前面板7には、発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠3の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
上皿8の外周面には、チャンスボタン11が設けられている。このチャンスボタン11は、遊技者の左手で操作できる位置に設けられており、遊技者は、発射ハンドル10から右手を離すことなくチャンスボタン11を操作できる。このチャンスボタン11は、通常時には機能していないが、ゲーム状態がボタンチャンス状態となると内蔵ランプが点灯されて操作可能となる。なお、ボタンチャンス状態は、必要に応じて設けられるゲーム状態である。
上皿8の右部には、カード式球貸し機に対する球貸し操作用の操作パネル12が設けられ、カード残額を3桁の数字で表示する度数表示部と、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチとが設けられている。
図2に示すように、遊技盤5の表面には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール13が環状に設けられ、その略中央には、中央開口HOが設けられている。中央開口HOの4頂点に対応して、ガラス扉6の内側には、4個のスピーカ(TL,TR,ML,MR)が配置され、中央開口HOの右下方には、低音用スピーカBTMが配置されている。なお、これらのスピーカは、図2において仮想的に示されている。
また、中央開口HOには、大型の液晶カラーディスプレイ(LCD)で構成された表示装置DSが配置されている。表示装置DSは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。この表示装置DSは、中央部に特別図柄表示部Da〜Dcと右上部に普通図柄表示部19とを有している。そして、特別図柄表示部Da〜Dcでは、大当り状態の招来を期待させるリーチ演出が実行されることがあり、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、適宜な予告演出などが実行される。
遊技球が落下移動する遊技領域には、図柄始動口15、大入賞口16、普通入賞口17、及び、ゲート18が配設されている。これらの入賞口15〜18は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊技球の通過を検出できるようになっている。そして、遊技球が図柄始動口15を通過すると、遊技球が入賞したとして、特別図柄表示部Da〜Dcで特別図柄の変動動作を伴う一連の画像演出が開始される。また、この画像演出に対応して、背景音楽や演出音を伴う音声演出や、ランプが点滅するランプ演出が実行される。
図柄始動口15は、左右一対の開閉爪15aを備えた電動式チューリップで開閉されるように構成され、普通図柄表示部19の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合には、所定時間だけ、若しくは、所定個数の遊技球を検出するまで、開閉爪15aが開放されるようになっている。
なお、普通図柄表示部19は、普通図柄を表示するものであり、ゲート18を通過した遊技球が検出されると、普通図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート18の通過時点において抽出された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止する。
大入賞口16は、前後方向に開閉する開閉板16aを有して構成されている。大入賞口16の動作は、特に限定されないが、典型的な大当り状態では、大入賞口16の開閉板16aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すると開閉板16aが閉じる。このような動作は、最大で例えば15回まで継続され、遊技者に有利な状態に制御される。なお、特別図柄表示部Da〜Dcの変動後の停止図柄が特別図柄のうちの特定図柄であった場合には、特別遊技の終了後のゲームが高確率状態(確変状態)となるという特典が付与される。
図3は、上記した各動作を実現するパチンコ機GMの全体回路構成を示すブロック図である。図示の通り、このパチンコ機GMは、AC24Vを受けて各種の直流電圧と電源異常信号ABN1,ABN2を出力する電源基板20と、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御基板21と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMDに基づいてランプ演出及び音声演出を実行する演出制御基板22と、演出制御基板22から受けた制御コマンドCMD’に基づいて表示装置DSを駆動する画像制御基板23と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて払出モータMを制御して遊技球を払い出す払出制御基板24と、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる発射制御基板25と、を中心に構成されている。
但し、この実施例では、主制御基板21が出力する制御コマンドCMDは、コマンド中継基板26を経由して、演出制御基板22に伝送され、また、演出制御基板22が出力する制御コマンドCMD’は、画像インタフェイス基板28を経由して、画像制御基板23に伝送される。一方、主制御基板21が出力する制御コマンドCMD”は、主基板中継基板32を経由して、払出制御基板24に伝送される。制御コマンドCMD,CMD’,CMD”は、何れも16ビット長であるが、主制御基板21や払出制御基板24が関係する制御コマンドは、8ビット長毎に2回に分けてパラレル送信されている。一方、演出制御基板22から画像制御基板23に伝送される制御コマンドCMD’は、16ビット長をまとめてパラレル伝送されている。そのため、可動予告演出を含む予告演出を、多様化して多数の制御コマンドを連続的に送受信するような場合でも、迅速にその処理を終えることができ、他の制御動作に支障を与えない。
ところで、本実施例では、画像インタフェイス基板28と画像制御基板23とは、配線ケーブルを経由することなく、雄型コネクタと雌型コネクタとを直結されて二枚の回路基板が積層されている。そのため、各電子回路の回路構成を複雑高度化しても基板全体の収納空間を最小化できると共に、接続ラインを最短化することで耐ノイズ性を高めることができる。
これら主制御基板21、演出制御基板22、画像制御基板23、及び払出制御基板24には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路がそれぞれ搭載されている。そこで、これらの制御基板21〜24とインタフェイス基板28に搭載された回路、及びその回路によって実現される動作を機能的に総称して、本明細書では、主制御部21、演出制御部22、画像制御部23、及び払出制御部24と言うことがある。すなわち、この実施例では、画像制御基板23と画像インタフェイス基板28とで画像制御部23を構成している。なお、演出制御部22、画像制御部23、及び払出制御部24の全部又は一部がサブ制御部である。
また、このパチンコ機GMは、図3の破線で囲む枠側部材GM1と、遊技盤5の背面に固定された盤側部材GM2とに大別されている。枠側部材GM1には、ガラス扉6や前面板7が枢着された前枠3と、その外側の木製外枠1とが含まれており、機種の変更に拘わらず、長期間にわたって遊技ホールに固定的に設置される。一方、盤側部材GM2は、機種変更に対応して交換され、新たな盤側部材GM2が、元の盤側部材の代わりに枠側部材GM1に取り付けられる。なお、枠側部材GM1を除く全てが、盤側部材GM2である。
図3の破線枠に示す通り、枠側部材GM1には、電源基板20と、払出制御基板24と、発射制御基板25と、枠中継基板35と、ランプ駆動基板36とが含まれており、これらの回路基板が、前枠3の適所に各々固定されている。
ランプ駆動基板36には、複数のLEDが接続されており、これらのLED群を駆動する駆動データSDATAは、シリアル信号として、演出制御基板22→枠中継基板34→枠中継基板35を経由して、ランプ駆動基板36に搭載された複数のLEDドライバに伝送されている。
遊技盤5の背面には、主制御基板21、演出制御基板22、画像制御基板23及び画像インタフェイス基板28が、表示装置DSやその他の回路基板と共に固定されている。そして、枠側部材GM1と盤側部材GM2とは、一箇所に集中配置された接続コネクタC1〜C4によって電気的に接続されている。
図3に示す通り、主制御基板21は、主基板中継基板32を経由して電源基板20に接続されており、3種類の直流電圧DC35V,DC12V,DC5Vと、バックアップ電源BAKと、電源異常信号ABN1とを受けている。一方、払出制御基板24は、中継基板を介することなく、電源基板20に直結されており、主制御部21が受けると同様の電源異常信号ABN2や、バックアップ電源BAKを、3種類の直流電圧DC35V,DC12V,DC5Vと共に直接的に受けている。
バックアップ電源BAKは、電源遮断前の遊技動作を電源投入後に再開できるよう、必要なデータを維持するための電源であり、この実施例では、少なくとも数日は、各ワンチップマイコンのRAMの記憶内容が保持されるよう設計されている。
電源異常信号ABN1,ABN2は、主制御基板21や払出制御基板24に配電されるべき直流電圧(5V,12V)が異常レベルまで降下した場合に出力される。また、RAMクリア信号CLRは、主制御部21で生成されて主制御部21と払出制御部24のワンチップマイコンに伝送されている。ここで、RAMクリア信号CLRは、各制御部21,24のワンチップマイコンの内蔵RAMの全領域を初期設定するか否かを決定する信号であって、係員が操作する初期化スイッチSWのON/OFF状態に対応した値を有している。
図3に示す通り、主制御部21は、主基板中継基板32を経由して、払出制御部24に制御コマンドCMD”を送信する一方、払出制御部24からは、遊技球の払出動作を示す賞球計数信号や、払出動作の異常に係わるステイタス信号CONや、動作開始信号BGNを受信している。ステイタス信号CONには、例えば、補給切れ信号、払出不足エラー信号、下皿満杯信号が含まれる。動作開始信号BGNは、電源投入後、払出制御部24の初期動作が完了したことを主制御部21に通知する信号である。
また、主制御部21は、遊技盤中継基板31を経由して、遊技盤5の各遊技部品に接続されている。そして、遊技盤上の各入賞口16〜18に内蔵された検出スイッチのスイッチ信号を受ける一方、電動式チューリップなどのソレノイド類を駆動している。ソレノイド類や検出スイッチは、主制御部21から配電された電源電圧VB(12V)で動作するよう構成されている。また、図柄始動口15への入賞状態などを示す各スイッチ信号は、電源電圧VB(12V)と電源電圧Vcc(5V)とで動作するインタフェイスICで、TTLレベル又はCMOSレベルのスイッチ信号に変換された上で、主制御部21に伝送される。
一方、演出制御部22は、電源中継基板33を経由して、電源基板20から3種類の直流電圧(5V,12V,32V)を受けている(図4参照)。また、演出制御部22は、コマンド中継基板26を経由して、主制御部21から制御コマンドCMDとストローブ信号STBとを受けている(図3及び図4参照)。
そして、演出制御部22は、ランプ駆動基板29やランプ/モータ駆動基板30に搭載されたLEDドライバに、ランプ駆動データSDATA(シリアル信号)を供給している。特に限定されるものではないが、ランプ駆動基板29やランプ/モータ駆動基板30に搭載されているLEDドライバは、ランプ駆動基板36に搭載されたLEDドライバと同一構成である。
また、本実施例では同じLEDドライバを使用してステッピングモータを駆動しており、破線に示すように、ランプ/モータ駆動基板30を経由して、演出モータ群M1〜Mnを駆動している。この場合、モータ駆動データは、ランプ駆動データと同様のシリアル信号であり、演出内容を豊富化するべく演出モータ個数を増やしても、配線ケーブルが増加することがなく、機器構成が簡素化される。
図3及び図4に示す通り、演出制御部22は、画像制御部23に対して、制御コマンドCMD’及びストローブ信号STB’と、システムリセット信号SYSと、2種類の直流電圧(12V,5V)とを出力している。
そして、画像制御部23では、制御コマンドCMD’に基づいて表示装置DSを駆動して各種の画像演出を実行している。表示装置DSは、LEDバックライトによって発光しており、画像インタフェイス基板28から5対のLVDS(低電圧差動伝送Low voltage differential signaling)信号と、バックライト電源電圧(12V)とを受けて駆動されている(図4参照)。
続いて、上記した演出制御部22と画像制御部23の構成を更に詳細に説明する。図4に示す通り、演出制御部22は、音声演出・ランプ演出・演出可動体による予告演出・データ転送などの処理を実行するワンチップマイコン40と、ワンチップマイコン40の制御プログラムなどを記憶する制御メモリ(フラッシュメモリ)41と、ワンチップマイコン40からの指示に基づいて音声信号を再生して出力する音声合成回路(音声合成IC)42と、再生される音声信号の元データである圧縮音声データを記憶する音声メモリ43と、音声合成回路42のデジタル音声信号を受けてD級増幅する2個のデジタルアンプ46a,46bと、を備えて構成されている。
音声メモリ43は、音声合成回路42からアクセス可能な不揮発性メモリであり、一連の背景音楽の一曲分(BGM)や、ひと纏まりの演出音(予告音)などが、フレーズ圧縮データ(原音データ)として記憶されている。そして、各原音データは、11ビット長のフレーズ番号(000H〜7FFH)で特定されるようになっており、音声合成回路42やワンチップマイコン40は、フレーズ番号によって原音データを特定することができる。
ところで、演出制御基板22は、電源中継基板33を経由して、電源基板20から3種類の直流電圧(Vcc=5VとVB=12Vと32V)を受けている。そして、直流電圧Vcc,VBについては、そのまま画像インタフェイス基板28及び画像制御基板23に転送され、直流電圧32Vは、そのままランプ/モータ駆動基板30に転送されて、演出モータなどの駆動電源として活用している。なお、直流電圧Vccは、演出制御基板22の各種デジタル回路の電源電圧として活用され、直流電圧VBは、デジタルアンプ46a,46bの電源電圧とされると共に、駆動基板29,30にも転送されてランプ演出やモータ演出に活用される。
また、演出制御基板22には、電源基板20から受ける直流電圧VBに基づいて、降下レベルの3種類の直流電圧を生成する電源回路が設けられている(図4左側参照)。この電源回路は、具体的には、直流電圧12Vから直流電圧1.0Vを生成する第一DC−DCコンバータCONV1と、直流電圧12Vから直流電圧3.3Vを生成する第二DC−DCコンバータCONV2と、直流電圧3.3Vから直流電圧1.8Vを生成する第三DC−DCコンバータCONV3とを有して構成されている。
直流電圧1.0Vは、音声合成回路42に内蔵されたコア回路用の電源電圧であり、直流電圧3.3Vは、ワンチップマイコン40と、制御メモリ41と、音声合成回路42と、音声メモリ43の電源電圧として使用される。なお、音声合成回路42に供給される直流電圧3.3Vは、内蔵されたインタフェイス回路用の電源電圧である。また、ワンチップマイコン40が受ける直流電圧1.8Vは、内蔵されているコア回路の電源電圧であり、直流電圧3.3Vは、内蔵されているインタフェイス回路の電源電圧である。
このように、本実施例の演出制御基板22では、主要な回路素子(IC)の電源電圧が、全てのVcc(5V)未満、具体的には公証値3.3V以下である。しかも、演算処理を制御するコア回路の電源電圧が全て、公証値1.8V以下であるので、複雑高度な動作を高速処理しても消費電力を大幅に抑制することができる。
図4の中央部に示す通り、デジタルアンプ46aの増幅出力(アナログ音声信号)は、低音用の下方スピーカBTMに供給されており、デジタルアンプ46bの増幅出力(アナログ音声信号)は、遊技者に対して上下左右位置にほぼ整列配置された4個のスピーカTL,TR,ML,MRに供給されている。
次に、演出制御部22のワンチップマイコン40に関連する回路構成を説明すると、ワンチップマイコン40には、図5に示す通り、複数のパラレル入出力ポートPIO(Pi+Pi’+Po+Po’)と、複数のシリアル出力ポートSIと、が内蔵されている。シリアル出力ポートSIは、3チャンネルのシリアルポート(S0〜S2)を含んで構成されており、ランプ駆動基板36、29、30に搭載された複数個のLEDドライバに、各々、シリアル駆動データSDATA0〜SDATA2を、クロック信号CK0〜CK2に同期して出力している。
すなわち、シリアルポートS0〜シリアルポートS2は、クロック同期方式に基づいて、対応するランプ駆動基板36、29、30に、シリアル駆動データSDATA0〜SDATA2を伝送している。なお、シリアル駆動データSDATA0〜SDATA2は、その殆どが、各LEDの発光輝度をPWM制御(pulse width modulation)によって輝度調整するため輝度データ(ランプ駆動データ)であるが、演出モータM1〜Mnを駆動するモータ駆動データも含まれている。
また、パラレル出力ポートPo’は、3ビット長の動作許可信号ENABLE0〜ENABLE2を、ランプ駆動基板36、29、30に出力しており、各ランプ駆動基板36、29、30に搭載されたLEDドライバは、動作許可信号ENABLE0〜ENABLE2の何れかに基づいて動作を開始している。また、出力ポートPo’からは、デジタルアンプ46a,46bの出力を無音化するためのMUTE信号が出力されている。このMUTE信号は、例えば、動作が不安定となる可能性のある電源投入時や、音声合成回路42の異常動作が検出された場合などに使用される。
このような構成に対応して、演出制御基板22には、ワンチップマイコン40のパラレル出力ポートPo’や、シリアルポートSIや出力される各種の信号を伝送する出力バッファ回路47,48,49が設けられている。ここで、出力バッファ47は、第0チャンネルのLED群に関連しており、ワンチップマイコン40が出力するランプ駆動データSDATA0、クロック信号CK0、及び、動作許可信号ENABLE0を、枠中継基板34に出力している。そして、出力された3ビットの信号は、枠中継基板34、及び、枠中継基板35を経由して、ランプ駆動基板36のLEDドライバに伝送される。
同様に、出力バッファ48は、ワンチップマイコン40が出力するランプ駆動データSDATA1、クロック信号CK1、及び、動作許可信号ENABLE1をランプ駆動基板29のLEDドライバに伝送しており、出力バッファ49は、ランプ駆動データSDATA2、クロック信号CK2、及び、動作許可信号ENABLE2をランプ/モータ駆動基板30のLEDドライバに伝送している。なお、ランプ駆動基板29のLEDドライバは、第1チャンネルのLED群を駆動し、ランプ/モータ駆動基板30のLEDドライバは、第2チャンネルのLED群と、演出モータM1〜Mnとを駆動している。
一方、パラレル入出力ポートPIOの入力ポートPiには、入力バッファ44を経由して、主制御部21からの制御コマンドCMD及びストローブ信号STBが入力され、コマンド出力ポートPoからは、出力バッファ45を経由して、制御コマンドCMD’及びストローブ信号STB’が出力されるよう構成されている。
具体的には、入力ポートPiには、主制御基板21から出力された制御コマンドCMDとストローブ信号(割込み信号)STBとが、入力バッファ44において、ワンチップマイコン40の電源電圧3.3Vに対応する論理レベルに変換されて8ビット単位で、ワンチップマイコン40に供給される。割込み信号STBは、ワンチップマイコン40の割込み端子に供給され、受信割込み処理によって、演出制御部22は、制御コマンドCMDを取得するよう構成されている。
演出制御部22のワンチップマイコン40が取得する制御コマンドCMDには、(1)異常報知その他の報知用制御コマンドなどの他に、(2)図柄始動口への入賞に起因する各種演出動作の概要特定する制御コマンド(変動パターンコマンド)や、図柄種別を指定する制御コマンド(図柄指定コマンド)が含まれている。ここで、変動パターンコマンドで特定される演出動作の概要には、演出開始から演出終了までの演出総時間と、大当たり抽選における当否結果とが含まれている。
また、図柄指定コマンドには、大当たり抽選の結果に応じて、大当たりの場合には、大当たり種別に関する情報(15R確変、2R確変、15R通常、2R通常など)を特定する情報が含まれ、ハズレの場合には、ハズレを特定する情報が含まれている。変動パターンコマンドで特定される演出動作の概要には、演出開始から演出終了までの演出総時間と、大当り抽選における当否結果とが含まれている。なお、これらに加えて、リーチ演出や予告演出の有無などを含めて変動パターンコマンドで特定しても良いが、この場合でも、演出内容の具体的な内容は特定されていない。
そのため、演出制御部22(ワンチップマイコン40)では、変動パターンコマンドを取得すると、これに続いて演出抽選を行い、取得した変動パターンコマンドで特定される演出概要を更に具体化している。例えば、リーチ演出や予告演出について、その具体的な内容が決定される。そして、決定された具体的な遊技内容にしたがい、LED群などの点滅によるランプ演出や、スピーカによる音声演出の準備動作を行うと共に、画像制御部23に対して、ランプやスピーカによる演出動作に同期した画像演出に関する制御コマンドCMD’を出力する。
このような演出動作に同期した画像演出を実現するため、演出制御部22は、コマンド出力ポートPoを通して、画像制御部23に対するストローブ信号(割込み信号)STB’と共に、16ビット長の制御コマンドCMD’を画像インタフェイス基板28に向けて出力している。なお、演出制御部22は、図柄指定コマンドや、表示装置DSに関連する報知用制御コマンドや、その他の制御コマンドを受信した場合は、その制御コマンドを、16ビット長に纏めた状態で、割込み信号STB’と共に画像インタフェイス基板28に向けて出力している。
上記した演出制御基板22の構成に対応して、出力バッファ45が設けられており、16ビット長の制御コマンドCMD’と1ビット長の割込み信号STB’を画像インタフェイス基板28に出力している。そして、これらのデータCMD’,STB’は、画像インタフェイス基板28を経由して、画像制御基板23に伝送される。なお、これらの信号は、ワンチップマイコン40の電源電圧3.3Vに対応する論理レベルである。
また、パラレルポートPi’には、係員が音量を設定するべく操作する設定スイッチSETからのスイッチ信号が供給されている。設定スイッチSETのスイッチ信号は、電源投入時に、そのレベルが判定されて初期状態の音量設定値が決定される。そして、その後も定時的に設定スイッチSETの設定位置が判定され、もし、初期状態から変化があれば、その時のスイッチ信号のレベルに応じた音量設定値となる。
また、演出制御基板22には、音声合成回路42から出力される音声信号を受ける2つのデジタルアンプ46a,46bが配置されている。先に説明した通り、音声合成回路42は、3.3Vと1.0Vの電源電圧で動作しており、また、デジタルアンプ46a,46bは、電源電圧12VでD級増幅動作しており、消費電力を抑制しつつ大音量の音声演出を可能にしている。
そして、デジタルアンプ46aの出力によって、遊技機下部の低音用スピーカBTMが駆動され、デジタルアンプ46bの出力によって上部左右のスピーカTL,TRと、中部左右のスピーカML,MRが駆動されている。そのため、音声合成回路42は、6チャンネルの音声信号を生成する必要があり、これをパラレル伝送すると、音声合成回路42とデジタルアンプ46a、46bとの配線が複雑化する。
そこで、本実施例では、音質の劣化を防止すると共に、配線の複雑化を回避するため、音声合成回路42とデジタルアンプ46aとの間は、3本の信号線SCLK、LRO,SD2で接続され、音声合成回路42とデジタルアンプ46bとの間は、4本の信号線SCLK、LRO,SD0,SD1で接続されている。図5(a)は、音声合成回路42とデジタルアンプ46a,46bの接続関係を示しており、図5(b)は、5種類の信号SCLK,LRO,SD0,SD1,SD2の相互関係をタイムチャートで示している。
5種類の信号SCLK,LRO,SD0,SD1,SD2について詳述すると、低音用スピーカBTMを駆動するデジタルアンプ46aと音声合成回路42は、転送クロック信号SCLKと、チャンネル制御信号(ワードクロック信号)LROと、音声シリアル信号SD2の信号線で接続されている。なお、音声シリアル信号SD2は、チャンネルミックス部61から出力されるSUB0信号とSUB1信号を纏めたものである。
また、4個のスピーカTL,TR,ML,MRを駆動するデジタルアンプ46bと、音声合成回路42は、転送クロック信号SCLKと、チャンネル制御信号LROと、音声シリアル信号SD0と、音声シリアル信号SD1の信号線で接続されている。ここで、音声シリアル信号SD0は、チャンネルミックス部61から出力されるL0信号とR0信号を纏めたものであり、音声シリアル信号SD1は、チャンネルミックス部61から出力されるL1信号とR1信号を纏めたものである。
何れにしても、音声シリアル信号SD0〜SD2は、各々、PCMデータであって、転送クロック信号SCLKに同期して1ビットずつシリアル伝送される。また、チャンネル制御信号LROは、伝送中の音声シリアル信号SD0〜SD2が、左側(左チャンネル用)スピーカTL,ML用の信号か、右側(右チャンネル用)スピーカTR,MR用の信号かを示している。より詳細には、チャンネル制御信号LROがLレベル(又はHレベル)であることで、左チャンネル用(又は右チャンネル用)の信号が伝送されていると特定される。なお、この実施例では、低音用スピーカBTMが単一であるので、左チャンネル用信号SUB0と、右チャンネル用信号SUB1とは全く同一であり、同一データが連続して伝送される。
図6は、低音用スピーカBTMを駆動するデジタルアンプ46aの内部構成を示したものであり、左(L)チャンネル用と右(R)チャンネル用の同一特性のD級アンプが各々2個内蔵されている。そして、転送クロック信号SCLKと、音声シリアル信号SO2と、チャンネル制御信号LROとを受けたデジタルアンプ46aでは、チャンネル制御信号LROに基づいて、左チャンネル用信号SUB0と、右チャンネル用信号SUB1とを切り分けてアナログ信号として別々に出力している。但し、本実施例では、プラス端子PL,PRと、マイナス端子MR,MLに別々に出力された左右チャンネル用の信号SUB0(L),SUB1(R)を敢えて結合して低音用スピーカBTMを駆動している。これは、左右チャンネル用の信号SUB0,SUB1が同一データであるので、低音用スピーカBTMからスピーカ2個分の音声出力を得るためである。
一方、図7は、4個のスピーカTR,TL,MR,MLを駆動するデジタルアンプ46bの内部構成を示したものであり、このデジタルアンプでも、左(L)チャンネル用と右(R)チャンネル用の同一特性のD級アンプが各々2個内蔵されている。そして、転送クロック信号SCLKと、音声シリアル信号SD0〜SD1と、チャンネル制御信号LROとを受けたデジタルアンプ46bでは、チャンネル制御信号LROに基づいて、左チャンネル用信号L0,L1と、右チャンネル用信号R0,R1とを切り分けて、アナログ信号として別々に出力して、4個のスピーカを独立して駆動している。したがって、本実施例では、4個のアナログ信号に基づいて、各種のパンポット演出P1〜P4が可能となる。
この実施例では、2つのデジタルアンプ46a,46bは近接配置され、しかも、転送クロック信号SCLKと、チャンネル制御信号LROを、3ビットの音声シリアル信号SD0〜SD2に対して共用するので、2つのデジタルアンプ46a,46bと音声合成回路42との配線は、転送クロック信号SCLKと、チャンネル制御信号LROと、音声シリアル信号SD0〜SD2の合計5本で足りることになる。
また、高音質の音声演出を実現するべく、本実施例では、左右チャンネルの音声信号は、そのサンプリング周波数Fsを44kHz〜50kHz程度、量子化ビット数を20〜30ビット程度に設定しており、音楽CD(サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16bit)の音質を上回っている。
本実施例では、このように優れた原音の音質を維持するため、転送クロック信号SCLKを、Fs*64=2.8MHz〜3.2MHz程度、チャンネル制御信号LROは、Fs=44〜50KHz程度に設定している。そして、20〜30ビット程度の振幅分解能(220〜230)を有する1サンプリングデータを、1/Fs/2の間に高速にシリアルデータを伝送するので(図5(b)参照)、通常の伝送方式では、ノイズ発生のおそれもある。しかし、本実施例では、何れの信号も、その振幅レベルが、音声合成回路42の電源電圧に対応して3.3Vであるので、音楽CDを上回る音質に対応して伝送速度を高速化しても5本の信号線がノイズ源となることはない。
ところで、図8は、図6及び図7に示すデジタルアンプ46a,46bの出力部と、スピーカとの接続関係を詳細に図示したものである。図2に示す通り、本実施例では、低音用スピーカBTMと、音声演出用の4個のスピーカTL,TR,ML,MRとが適所に配置されているが、何れのスピーカについても、図8(a)の回路構成となる(図5(b)参照)。
また、何れのデジタルアンプ46a,46bも、その出力部が、図8(a)に示すBTL(Bridge Tied Load)接続となっている。すなわち、デジタルアンプ46a,46bの出力部は、CMOS(Complementary MOS )構造を有する2個のスイッチング素子SW1,SW2を上下に配置し、下方のスイッチング素子SW2に、上方のスイッチング素子SW1の入力PWM信号Viを論理反転したPWM信号Viを供給する構成を採っている。したがって、BTL接続は、SEPP(Single Ended Push Pull)接続の場合と比較して、出力電圧が理論値2倍になり(Vi−Vi参照)、スピーカから大出力を得ることができる。
また、この実施例では、CMOS構造を構成する一対のトランジスタQ1,Q2の接続点は、コイルLとバリスタVRとを通してグランド(コモンライン)に接続されている。また、コイルLとバリスタVRの接続点(OUT及びOUT)は、フェライトコアFC1とフェライトコアFC2とを貫通する一対の音声信号線WRを通して、スピーカに接続されている。フェライトコアFC1,FC2は、いわゆるクランプタイプ(分割タイプ)の高磁性体であり、1本の配線を貫通させる1T(ターン)で評価して、10MHzの高周波信号(ノイズ)に対して10〜100Ω程度、100MHzの信号に対して、50〜500Ω程度のインピーダンスを有している。なお、このインピーダンスは、電磁エネルギーの減衰(オーム損)に寄与する。
図8(a)と図8(b)は、相補的に動作するトランジスタQ1,Q2の動作内容を図示しており、入力PWM信号ViがHレベルの場合(図8(a))と、入力PWM信号ViがLレベルの場合を示している。図8(a)及び図8(b)に示すタイミングでは、入力PWM信号Viのデュティ比(τ)が50%以下であるので、出力端子(OUT,OUT)には、図示の向きに増加する音声信号電圧(OUT>OUT)が発生して、音声信号線WRには、図示の向きの音声電流が、その電流レベルを増加させつつ流れている。
ところで、バリスタVRは、規定以上のサージ電圧を受けると電気抵抗が急減する素子であり、一般的には、非直線性抵抗特性を持つ酸化亜鉛などの半導体セラミックスで構成されている。しかし、本実施例では、一対のツェナーダイオードを対面させることで、サージ電圧に対する迅速な降伏特性を実現している。すなわち、この実施例では、降伏電圧が20〜25V程度の2個のツェナーダイオードを対面させることで、20〜25Vを超えるサージ電圧に対する素早い降伏特性(ブレイクダウン特性)を実現して、スイッチング素子SW1〜SW2などの破損を防止している(図5(d)参照)。
また、実施例のバリスタVRは、500〜1000pF程度の静電容量を有して構成されており、非降伏時には、コイルLと共にスイッチング周波数Fsに対するローパスフィルタを実現している。なお、実施例のスイッチング周波数Fsは、250KHz〜1.5MHzであり、数μS程度の実行周期でトランジスタQ1,Q2をON/OFF動作させているが、音声周波数を超える不要信号は、バリスタVRとコイルLとのLC回路によって吸収される。
以下、この点について、図8に基づいて説明する。まず、入力PWM信号ViがHレベルの期間では、図8(a)の動作状態となり、上側のバリスタVRの充電電荷が、スイッチング素子SW1を通して放電される一方、下側のバリスタVRは、スイッチング素子SW2を通して充電されている。したがって、出力端子OUTの電位は、減少傾向となり、出力端子OUTの電位は、増加傾向となる。
但し、図8(a)に示す入力PWM信号ViがHレベル時の動作は、数μS後(1/Fs×デュティ比)には、図8(b)の動作状態に切り替わる。そして、入力PWM信号ViがLレベルとなると、図8(b)に示す通り、上側のバリスタVRが、スイッチング素子SW1を通して充電される一方、下側のバリスタVRの電荷は、スイッチング素子SW2を通して放電される。そのため、出力端子OUTの電位は、増加傾向となり、出力端子OUTの電位は、減少傾向となる。
図8(a)の動作は、デュティ比(τ<1)で規定される所定の実行時間(=τ/Fs)の後に、図8(b)の動作に切り替わるところ、図示のタイミングでは、デュティ比が50%未満であるので、出力端子OUTの電位が、出力端子OUTの電位より高い状態(OUT>OUT)が維持される。なお、説明の都合上、図示例では、PWM信号のデュティ比が素早く低下しているが、音声信号の周波数(20Hz〜20kHz)は、スイッチング周波数Fsより格段に低いので、実際には、デュティ比が変化しない期間が10サイクル以上継続される。
何れにしても、デュティ比が50%未満であれば、出力端子OUTの電位が、出力端子OUTの電位より高くなり(OUT>OUT)、逆に、デュティ比(τ)が50%を超えると、出力端子OUTの電位が、出力端子OUTの電位より低くなる(OUT<OUT)。そして、これらの動作の結果、スピーカが音声周波数で交流的に駆動されることになる。すなわち、音声信号線WRの電位は、Vdd/2程度の中間電位を中心に増減変動し、音声信号線WRには、図8(a)及び図8(b)の向き、又は、その逆向きの電流が流れることになる。
以上の動作から明らかなように、一対の音声信号線WRは、常に、グランド電位(コモンラインの電位)から浮いた状態であって差動信号ラインとして機能する。したがって、コモンモードノイズが差分されてスピーカに現れない利点があるものの、音声信号線WRの伝送距離が長いので、一対の音声信号線WRに静電放電があった場合や、コモンモードの電磁ノイズなどが重畳した場合に、音声信号線WRが有害電波の輻射アンテナとして機能してしまう可能性が懸念されるところである。
しかし、本実施例では、出力端子OUT,OUTに近接して、フェライトコアFC1が配置されているので、出力端子OUT,OUTから出力されるコモンモードノイズが効果的に抑制される。すなわち、音声信号線WRに同相(コモン)的に重畳したノイズ信号によって発生した磁束は、その大部分がフェライトコアFC1を周回するので、この磁束が音声信号線WRに逆起電力を発生させることでノイズ信号を抑制すると共に、ノイズ信号に基づく電磁エネルギーがフェライトコアFC1で減衰することで有害電波の輻射が抑制される。ちなみに、本発明者の実験によれば、通常遊技状態において、音声信号線WRのノイズをスペクトル分析した結果、フェライトFC1を配置するだけで、所定周波数帯(30MHz〜100MHz)におけるノイズ電界強度(dBμV/m)が約−10dBμV/m低下する改善が認められた。
なお、本来の音声信号は、一対の音声信号線WRに逆方向に流れるので、フェライトコアFC1の影響を受けることがなく、音声信号が減衰するおそれはない。また、音声信号線WRに逆相的に重畳するノイズ信号(ノーマルモードノイズ)は、差動信号ラインたる音声信号線WRによって相殺されるので有害電波の輻射のおそれはない。
また、本実施例では、スピーカに近接して、フェライトコアFC2が配置されているので、出力端子OUT,OUTからスピーカに至るまでの音声信号線WRに重畳したコモンモードノイズに対しても効果的に機能する。例えば、一対の音声信号線WRに対して同相的に静電放電があったような場合でも、スピーカに向うノイズ電流に対してフェライトコアFC2が機能する一方、回路基板側に向うノイズ電流に対してフェライトコアFCで抑制される。
なお、静電放電による瞬間的な高電圧については、その放電位置に拘わらず、バリスタVRのツェナーダイオードが迅速に降伏する。すなわち、本実施例では、バリスタVRのブレイクダウン電圧(ツェナーダイオードの降伏電圧)が20〜25V程度であるので、ブレイクダウン電圧を超える静電放電時には、音声信号線WRが迅速にグランド電位に降下して、異常動作の発生を抑制する。なお、バリスタVRがブレイクダウンするまでの過渡的な時間帯は、フェライトコアFC1,FC2が有効に機能する。
以上、音声信号線WRについて説明したが、フェライトコアFCの適用は、伝送距離の長い他の差動信号ラインでも有効に機能する。そこで、本実施例では、画像インタフェイス基板28から表示装置に向かう五対のLVDS信号線についても、フェライトコアFCを貫通させている。この場合、五対のLVDS信号線を、まとめて覆う板状のフェライトコアを使用しても良いが、一対の差動信号ラインごとに、独立してフェライトコアを配置する方が更に効果的である。
ところで、差動信号ラインにフェライトコアFCを配置した場合、フェライトコアFCによって隠蔽される内部空間が、遊技機の不正改造に悪用される可能性がないとは限らない。そこで、フェライトコアFCの内部空間を何時でも容易に確認できるよう、開閉可能な分割タイプのフェライトコアFCを使用するのが好ましい。図8(c)は、開閉可能な筒状のフェライトコアFCを示しており、このような2分割型のフェライトコアを使用するのが好適である。すなわち、開閉不能なトロイダル型のフェライトコアは不適である。
また、フェライトコアFCの位置が自由に移動可能であると、フェライトコアFCを適宜に移動させて、不正改造に悪用される可能性もあり得る。そこで、この実施例では、フェライトコアFCの両端に結束バンドを配置して、振動などではフェライトコアFCが移動しないよう構成されている。そのため、フェライトコアの位置が移動している場合には、不正改造の可能性が高いことが示唆される。なお、フェライトコアFCに信号線を2周又は3周させることで(2T/3T構成)、フェライトコアFCを拘束するのも好適である。この場合には、信号線を複数回周回させることで、コモンモードノイズの抑制効果も高まる。但し、開閉可能な構造は維持すべきである。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではなく、適宜に変更可能である。例えば、本実施例では、ランプ駆動データやモータ駆動データは、シングルエンド信号として伝送されているが、これを差動信号とする場合には、その差動信号線についてもフェライトコアを貫通させるのが好ましい。なお、フェライトコアの配置は、差動信号線に限定される必要は全くなく、盤側部材GM2と枠側部材GM1とを接続する信号線は、その伝送距離が長いので、差動信号であるかシングルエンド信号であるかに拘わらず、フェライトコアを貫通させるのが好適である。この場合、複数の配線ケーブルをまとめて挟着する薄板状のフェライトコアを使用しても良い。
また、上記の実施例では、音声合成回路42とデジタルアンプ46a,46bを、盤側部材たるGM2たる演出制御部22に配置したが、何ら限定されない。すなわち、例えば、デジタルアンプ46a,46bを枠側部材GM1として、遊技機の機種変更に拘わらず永続的に使用する構成を採っても良い。但し、この場合には、音声合成回路42からデジタルアンプ46a,46bまでの伝送距離が長くなるので、図5(d)に示すように、SPDIF(Sony/Phillips Digital Interface )方式の伝送方法を採るのが好適である。この場合にも差動信号ラインの一端又は両端にはフェライトコアFCが配置される。
ここで、SPDIF方式とは、一対の差動信号ラインに、複数チャンネル(最高5.1チャンネル分)の音声信号と制御信号を纏めて、SPD複合信号として高速に伝送する方式である。なお、5.1チャンネルとは、ステレオ2回線の4チャンネルと、モノラル1回線の1チャンネルの合計を意味し、本実施例におけるL0信号及びR0信号(ステレオ)と、L1信号及びR1信号(ステレオ)と、SUB0信号及びSUB1信号(低音用スピーカBTMへのモノラル信号)とは、全体として5.1チャンネルとなる。
図7(c)と図7(d)を対比したら明らかな通り、図7(a)の構成では、音声合成回路42と、デジタルアンプ46bとが、合計4本(グランド線を含めると5本)の信号ラインで接続されているのに対して、SPDIF方式では、SPD出力部を有する音声合成回路42と、SPD入力部を有するデジタルアンプ46bとが一対2本の信号線で足りる利点がある。なお、コモンモードノイズの伝送は、フェライトコアFCによって抑制されているが、仮に、コモンモードノイズが残っても、差分値たるSPD複合信号としては正確に再現されるので、ノイズのないクリアな音を再現することができる。
なお、デジタルアンプ46aとデジタルアンプ46bを近接配置することで、盤側部材GM2から枠側部材GM1までを2本の差動ラインで接続し、枠部材にまで伝送されたSPD複合信号を分岐して、デジタルアンプ46aとデジタルアンプ46bに接続すれば良い。そして、分岐されたSPD複合信号は、デジタルアンプ46bに内蔵されたSPD入力部において、複数チャンネルの音声信号(L0,R0,L1,R1)と制御信号に切り分けられ、各音声信号(L0,R0,L1,R1)がD級増幅されてスピーカTL,TR,MR,MLに供給される。
GM 遊技機
FC 環状磁性体
上記の課題を解決するため、本発明は、音声演出、ランプ演出、及び画像演出など各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、演出動作を実現する信号を伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を、独立的に機能する一の環状磁性体の内部を通過させ、前記環状磁性体を通過する配線ケーブルの導入側と導出側に、各々、結束具を配置して、前記環状磁性体の自由移動を阻止すると共に、前記環状磁性体を開閉操作可能に構成することで、前記環状磁性体の内部空間を、任意に視認できるようにした
前記配線ケーブルは、BTL(Bridge Tied Load)接続されて構成されたデジタルアンプ回路の一対の出力信号線であり、この一対の出力信号線が、前記環状磁性体の内部を貫通してスピーカに向けて差動信号を伝送しており、前記環状磁性体のデジタルアンプ側の出力信号線には、一対のツェナーダイオードを対面させて構成したバリスタが接続されているのが好ましい
また、遊技機の機種変更に拘わらず使用可能な枠側部材と、遊技機の機種変更に対応して交換可能な盤側部材とに区分される遊技機であって、環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、枠側部材と盤側部材とを接続しているのが好適である。
(c)と図(d)を対比したら明らかな通り、図(a)の構成では、音声合成回路42と、デジタルアンプ46bとが、合計4本(グランド線を含めると5本)の信号ラインで接続されているのに対して、SPDIF方式では、SPD出力部を有する音声合成回路42と、SPD入力部を有するデジタルアンプ46bとが一対2本の信号線で足りる利点がある。なお、コモンモードノイズの伝送は、フェライトコアFCによって抑制されているが、仮に、コモンモードノイズが残っても、差分値たるSPD複合信号としては正確に再現されるので、ノイズのないクリアな音を再現することができる。

Claims (9)

  1. 音声演出、ランプ演出、及び画像演出など各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、
    演出動作を実現する信号を500mm以上伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を機能別に区分して、環状に形成された環状磁性体の内部を通過させると共に、前記環状磁性体が、人為的に開閉可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 音声演出、ランプ演出、及び画像演出など各種の演出動作が実行可能であり、所定のスイッチ信号がON状態となると抽選処理を実行して、遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、
    演出動作を実現する信号を伝送する配線ケーブルの少なくとも一部を機能別に区分して、環状に形成された環状磁性体の内部を通過させると共に、その配線ケーブルの基端側には、一対のツェナーダイオードを対面させて構成したバリスタが配置されていることを特徴とする遊技機。
  3. 環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、差動信号を伝送する一組または複数組の差動信号線である請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 環状磁性体は、貫通させた1本の配線を伝送する10MHzの信号に対して、10〜100Ωのインピーダンスを発揮する請求項1〜3の何れかに記載の遊技機
  5. 環状磁性体は、貫通させた1本の配線を伝送する100MHzの信号に対して、50〜500Ωのインピーダンスを発揮する請求項1〜4の何れかに記載の遊技機
  6. 環状磁性体は、配線ケーブルの基端及び/又は終端に近接して、ほぼ固定状態で配置される請求項1〜5に記載の遊技機。
  7. 環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、アナログ信号を伝送している請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、LVDS信号を伝送している請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  9. 遊技機の機種変更に拘わらず使用可能な枠側部材と、遊技機の機種変更に対応して交換可能な盤側部材とに区分される遊技機であって、
    環状磁性体を貫通する配線ケーブルは、枠側部材と盤側部材とを接続している請求項1〜8の何れかに記載の遊技機。
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