JP2016063626A - 電力制御システム - Google Patents

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真吾 高橋
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祐一 今村
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Abstract

【課題】複数の蓄電装置が並列に接続された配電網の上限電流値を超えないように、複数の蓄電装置の充電または放電の動作を行うこと。【解決手段】蓄電部125は、入力電力の少なくとも一部を蓄える。入力電力は、電力網200から配電網110を介して入力される電力である。電力分配部123は、入力電力を、充電に用いる電力である充電電力と、充電電力以外の電力である通過電力とに分配する。充電部124は、蓄電部125が充電できる場合に、充電電力を蓄電部125へ充電する。放電部126は、蓄電部125が放電できる場合に、蓄電部125に蓄えられている電力を放電し、放電電力として出力する。電力混合部128は、通過電力および放電電力を混合して、出力電力として、電力消費装置300へ出力する。充放電制御部127は、充電部124の充電動作および放電部126の放電動作を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、電力の供給源である電力網に接続された配電網と、電力を消費する電力消費装置および配電網に接続された複数の蓄電装置とを備えた電力制御システムに関する。
近年、省電力化の志向が、電力利用者に広く高まっている。これに伴って、消費電力の上昇を抑制することや、相対的に電気料金が安い夜間の電力を充電し昼間に放電することにより、相対的に電気料金が高い昼間の電力消費を抑制する電源装置が普及してきている。
この電源装置は、電力を蓄電部に蓄えておき、必要に応じて蓄電部から電力を供給する装置である。電源装置では、一般的には、大きな電力を蓄電できる大容量蓄電部を備えている方が、経済的に優位である。一方、電源装置の設置場所の制約や、電源装置の初期導入コストの増大等の問題から、比較的小さな蓄電部を順次導入することが多い。このことは、電源装置は、複数の蓄電部が互いに並列に接続された状態で使用される場合が多いと言い替えることができる。
このように、複数の蓄電部が並列に接続された電源装置が同時に充電を開始した場合、電源装置全体の消費電力が増大するとともに、電源装置が接続された配電網への系統からの供給電力が上限電力値を超える恐れがある。
この問題を解決するために、例えば、特許文献1〜3に記載の技術が開示されている。
特許文献1には、電力制御装置として、複数の蓄電部各々の状態を検出し、この検出結果に基づいて各蓄電部に流れる電流を個別に制御する技術が、開示されている。
特許文献2には、電力システムの電力制限装置として、モータに接続された蓄電装置に流れる電流を次のように制御する技術が、開示されている。すなわち、特許文献2では、モータが駆動源として機能する場合、蓄電装置を流れる電流を、複数の蓄電部各々の電力制限値の和に基づいて、制御する。また、モータが駆動源として機能する場合、蓄電装置を流れる電流を、複数の蓄電部の電力制限値のうちで大きい方の2倍を超えないように、制御する。
特許文献3には、充放電制御装置等として、系統の電圧を監視し、系統の電圧が低下した場合に蓄電池が放電するように制御する技術が、開示されている。
なお、本発明に関連する技術が、さらに、特許文献4に開示されている。この特許文献4に記載の技術は、燃料電池に関するものであり、系統に関する本発明とは相違する。
特開2008−118790号公報 特開2011−234543号公報 特開2013−143895号公報 特開2004−039506号公報
しかしながら、並列に接続された複数の蓄電部(蓄電池)の各々に充放電を行う場合、複数の蓄電部を繋ぐ配電網に流れる電流の大きさが問題となる。たとえば、配電網により接続された2つの蓄電部を同時に充電する場合、配電網に流れる電流値は、1つの蓄電部を充電する場合の2倍になる。この場合、系統の電力網からの充電であれば、利用者が契約している電力である契約電力を超える可能性が生じうる。また、配電網に既設配線を流用すれば、電力線の許容上限電流を超える可能性が生じうる。これらの可能性は、安全に充放電の動作を継続することができないという問題を引き起こす。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の蓄電装置が並列に接続された配電網の上限電流値を超えないように、複数の蓄電装置の充電または放電の動作を行うことができる電力制御システムを提供することにある。
本発明の電力制御システムは、電力の供給源である電力網に接続された配電網と、前記電力を消費する電力消費装置および前記配電網の間に配置され、前記電力消費装置および前記配電網に接続された複数の蓄電装置とを備え、前記蓄電装置は、前記電力網から前記配電網を介して入力される電力である入力電力の少なくとも一部を蓄える蓄電部と、前記入力電力を、充電に用いる電力である充電電力と、前記充電電力以外の電力である通過電力とに分配する電力分配部と、前記蓄電部が充電できる場合に、前記充電電力を前記蓄電部へ充電する充電部と、前記蓄電部が放電できる場合に、前記蓄電部に蓄えられている電力を放電し、放電電力として出力する放電部と、前記通過電力および前記放電電力を混合して、出力電力として、前記電力消費装置へ出力する電力混合部と、前記充電部の充電動作および前記放電部の放電動作を制御する充放電制御部とを有する。
本発明にかかる技術によれば、複数の蓄電装置が並列に接続された配電網の上限電流値を超えないように、複数の蓄電装置の充電または放電の動作を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態における電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における電力制御システムの動作を示す動作フロー図である。 本発明の第2実施の形態における電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施の形態における電力制御システムの動作を示す動作フロー図である 本発明の第3実施の形態における電力制御システムの構成を示すブロック図である。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における電力制御システム1000の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、電力制御システム1000は、配電網110と、複数の小蓄電装置120とを備えている。なお、図1では、各構成要素を、ハードウエア単位のブロックに限らず、機能単位のブロックで示している。
図1に示されるように、配電網110は、電力網200および複数の小蓄電装置120に接続されている。電力網200は、電力の供給源である。なお、小蓄電装置120は、本発明の蓄電装置に対応する。
図1に示されるように、複数の小蓄電装置120の各々は、電力消費装置300および配電網110の間に、配置されている。また、複数の小蓄電装置120の各々は、電力消費装置300および配電網110に接続されている。電力消費装置300は、電力を消費する装置である。電力消費装置300は、たとえば、エアコンや、冷蔵庫などである。
図1に示されるように、複数の小蓄電装置120の各々は、入力口121と、出力口122と、電力分配部123と、充電部124と、蓄電部125と、放電部126と、充放電制御部127と、電力混合部128とを備えている。
図1に示されるように、入力口121は、小蓄電装置120と配電網110を接続する。入力口121には、入力電力が入力される。入力電力とは、電力網200から配電網110を介して入力される電力をいう。
図1に示されるように、出力口122は、小蓄電装置120と電力消費装置300を接続する。出力口122は、出力電力を電力消費装置300へ出力する。出力電力は、電力混合部128により出力される電力である。
図1に示されるように、電力分配部123は、入力口121と、電力混合部128と、充電部124とに接続されている。電力分配部123は、入力電力を、充電に用いる電力である充電電力と、充電電力以外の電力である通過電力とに分配する。電力分配部123は、充電電力を充電部124へ出力し、通過電力を電力混合部128へ出力する。
図1に示されるように、充電部124は、電力分配部123と、蓄電部125と、充放電制御部127とに接続されている。充電部124は、蓄電部125が充電できる場合に、充電電力を蓄電部125へ充電する。充電部124は、充電制御部127の指示に従って、動作する。
図1に示されるように、蓄電部125は、充電部124と、放電部126とに接続されている。蓄電部125は、入力電力の少なくとも一部を蓄える。すなわち、蓄電部125は、充電部124により出力される充電電力(入力電力の少なくとも一部)を蓄える。
図1に示されるように、放電部126は、蓄電部125と、充放電制御部127と、電力混合部128とに接続されている。放電部126は、蓄電部125が放電できる場合に、蓄電部125に蓄えられている電力を放電し、放電電力として電力混合部128へ出力する。
図1に示されるように、充放電制御部127は、充電部124と、放電部126とに接続されている。充放電制御部127は、充電部124の充電動作および放電部126の放電動作を制御する。
図1に示されるように、電力混合部128は、出力口122と、放電部126とに接続されている。電力混合部128には、電力分配部123から通過電力が入力される。また、電力混合部128には、放電部126から放電電力が入力される。そして、電力混合部128は、通過電力および放電電力を混合して、出力電力として、出力口122を介して電力消費装置300へ出力する。
小蓄電装置120は、出力口122に接続された電力消費装置300が電力を必要とした際に、蓄電部125に蓄電された蓄電電力を放電した放電電力と、通過電力とを同時に出力する。これにより、小蓄電装置120は、入力電力と比較して大きな電力を出力することができる。なお、出力電力は、電力消費装置300の消費電力に等しい。
出力電力の最大値は、通過電力の最大値と、蓄電部125の放電電力の最大値の和で決まる。また、小蓄電装置120の蓄電能力が予め定められた残量(例えば、満容量の10%、30%、50%、80%、100%)を下回っており、かつ、入力電力がその上限値に達していない場合、小蓄電装置120は、入力電力を増加させるとともに蓄電部125に電力を充電させることにより、蓄電電力(蓄電部125に蓄えられる電力)を増加させる。この結果、次の放電電力が蓄電される。
以上、電力制御システム1000の構成を説明した。
次に、電力制御システム1000の動作について説明する。図2は、電力制御システム1000の動作を示す動作フローである。
図2に示されるように、まず、充放電制御部127は、上限入力電力WUと、蓄電部125の残量Qrを取得する(ステップ(Step:以下、Sと称する)201)。小蓄電装置120の動作は、以下の通り、個別に割り当てられた上限入力電力WUと、蓄電部125の残量Qrによって変化する。
次に、充放電制御部127は、現在の入力電力Wiが上限入力電力WUを超えているか否か(Wi>WU)を判断する(S202)。
現在の入力電力Wiが上限入力電力WUを超えていない場合(S202、No)、小蓄電装置120は、入力電力が上限入力電力WUを超えない範囲で、蓄電部125へ充電電力を入力させる(S203)。そして、充放電制御部127は、充電部124に対して、入力電力が上限入力電力WUを超えない範囲(Wi<WU)で、充電させる指示を出力する。すなわち、現在の入力電力Wiが上限入力電力WUより大きくない場合(S202、No)、充放電制御部127は、充電部124に対して、入力電力が上限入力電力WUを超えない範囲(Wi<WU)で、蓄電部125へ充電させる指示を出力する。蓄電部125は、充電電力を充電する。そして、小蓄電装置120は、ふたたびS201の処理を行う。
一方、現在の入力電力Wiが上限入力電力WUを超えている場合(S202、Yes)、充放電制御部127は、蓄電部125に蓄えられた電力の残量Qrが存在するか否かを判断する(S204)。
蓄電部125に蓄えられた電力の残量Qrが存在する(Qr>0)と充放電制御部127により判断された場合(S204、Yes)、充放電制御部127は、放電部126に対して、入力電力Wiが上限入力電力WUを超えない範囲(Wi<WU)で、放電出力を電力混合部128へ出力させる指示を出力する。すなわち、入力電力Wiが上限入力電力WUよりも大きい場合(S202、Yes)であって、蓄電部125に蓄えられた電力の残量Qrが存在する場合(S204、Yes)、充放電制御部127は、放電部126に対して、入力電力Wiが上限入力電力WUを超えない範囲(Wi<WU)で、放電出力を電力混合部128へ出力させる指示を出す。これにより、放電部126が、Wi<WUの範囲内で、放電電力を蓄電部125から電力混合部128へ出力する(S205)。
一方、蓄電部125に蓄えられた電力の残量Qrが存在しない(Qr=0)と充放電制御部127により判断された場合(S204、No)、充放電制御部127は、充電部124および放電部126の双方に対して、充電および放電の動作を停止させる指示を出力する。すなわち、入力電力Wiが上限入力電力WUよりも大きい場合(S202、Yes)であって、蓄電部125に蓄えられた電力の残量Qrが存在しない場合(S204、No)、充放電制御部127は、充電部124および放電部126の双方に対して、充電および放電の動作を停止させる指示を出力する。そして、小蓄電装置120は動作を終了する。
なお、小蓄電装置120は、動作を終了(S204、No)させた後に、再び自動で動作を開始してもよい。このとき、上限入力電力WUは上位システム(不図示)により変更される場合がある。その際、上限入力電力WU=0の場合、蓄電部125への充電動作を行えない充電禁止状態となる。
以上、電力制御システム1000の動作について説明した。
以上の通り、本発明の第1の実施の形態における電力制御システム1000は、配電網110と、複数の蓄電装置120とを備えている。配電網110は、電力の供給源である電力網200に接続されている。複数の蓄電装置120は、電力を消費する電力消費装置300および配電網110の間に配置されている。複数の蓄電装置120は、電力消費装置300および配電網110に接続されている。
蓄電装置120は、蓄電部125と、電力分配部123と、充電部124と、放電部126と、電力混合部128と、充放電制御部127とを有する。
蓄電部125は、入力電力の少なくとも一部を蓄える。入力電力は、電力網200から配電網110を介して入力される電力である。電力分配部123は、入力電力を、充電に用いる電力である充電電力と、充電電力以外の電力である通過電力とに分配する。充電部124は、蓄電部125が充電できる場合に、充電電力を蓄電部125へ充電する。放電部126は、蓄電部125が放電できる場合に、蓄電部125に蓄えられている電力を放電し、放電電力として出力する。電力混合部128は、通過電力および放電電力を混合して、出力電力として、電力消費装置300へ出力する。充放電制御部127は、充電部124の充電動作および放電部126の放電動作を制御する。
このように、充放電制御部127は、充電部124の充電動作および放電部126の放電動作を制御する。このため、複数の蓄電装置120が並列に接続された配電網110の上限電流値を超えないように、複数の蓄電装置120の充電または放電の動作を行うことができる。
例えば、電力消費装置300が電力を必要とした際に、電力混合部128は、蓄電部125に蓄電された蓄電電力を放電した放電電力と、通過電力と混合して、同時に電力消費装置300へ出力する。これにより、小蓄電装置120は、入力電力と比較して大きな電力を出力することができる。
出力電力の最大値は、通過電力の最大値と、蓄電部125の放電電力の最大値の和で決まる。また、小蓄電装置120の蓄電能力が予め定められた残量(例えば、満容量の10%、30%、50%、80%、100%)を下回っており、かつ、入力電力がその上限値に達していない場合、小蓄電装置120は、入力電力を増加させるとともに蓄電部125に電力を充電させることにより、蓄電電力(蓄電部125に蓄えられる電力)を増加させることができる。次の放電電力が蓄電される。
また、本発明の第1の実施の形態における電力制御システム1000において、入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きくない場合、充放電制御部127は、充電部125に対して、入力電力が上限入力電力を超えない範囲で、蓄電部125へ充電させる指示を出力する。これにより、入力電力が上限入力電力よりも大きくない場合に、入力電力を増加させて充電電力を増加させ、蓄電部125に蓄えられる電力(蓄電電力)を増加させることができる。
また、本発明の第1の実施の形態における電力制御システム1000において、入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きい場合であって、蓄電部125に蓄えられた電力の残量が存在する場合、充放電制御部127は、放電部126に対して、入力電力が上限入力電力を超えない範囲で、前記蓄電部に蓄えられている電力を放電させ、放電出力を電力混合部126へ出力させる指示を出力する。これにより、入力電力が上限入力電力よりも大きく、さらに蓄電部125に蓄えられた電力の残量が存在する場合、放電部126が、蓄電部125に蓄えられている電力を放電し、放電電力を電力混合部126へ出力することができる。この結果、蓄電部125への過充電を防止するとともに、電力混合部128は通過電力に放電電力を加えた電力を電力消費装置300へ出力することができる。
入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きい場合であって、蓄電部125に蓄えられた電力の残量が存在しない場合、充放電制御部127は、充電部124および放電部126の双方に対して、充電および放電の動作を停止させる指示を出力する。これにより、入力電力が上限入力電力よりも大きく、さらに蓄電部125に蓄えられた電力の残量が存在しない場合、充電部124および放電部126の双方が動作しない。
<第2の実施の形態>
図3は、本発明の第2の実施の形態における電力制御システム1000Aの構成を示すブロック図である。なお、図3では、図1および図2で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1および図2に示した符号と同等の符号を付している。
図3に示されるように、電力制御システム1000Aは、配電網110と、複数の小蓄電装置120と、大蓄電装置130を備えている。なお、図3では、各構成要素を、ハードウエア単位のブロックに限らず、機能単位のブロックで示している。
ここで、図1と図3を比較する。図3では、大蓄電装置130が設けられている点で、図1と相違する。
図3に示されるように、1以上の大蓄電装置130は、配電網110に接続されている。1以上の大蓄電装置130は、小蓄電装置120よりも大きな電力を充放電する。
大蓄電装置130は、入出力口131と、大蓄電部132と、大蓄電充放電部133と、大蓄電充放電制御部134とを備えている。
図3に示されるように、入出力口131は、大蓄電装置130と配電網110を接続する。入出力口131には、入力電力が入力される。
図3に示されるように、大蓄電部132は、大蓄電充放電部133に接続されている。大蓄電部132は、少なくとも小蓄電装置120の蓄電部125よりも大きな電力を蓄えることができる。
図3に示されるように、大蓄電充放電部133は、入出力口131と、大蓄電部132と、大蓄電充放電制御部134とに接続されている。充放電部133は、大蓄電部132に蓄えられた電力に対して充放電を行う。すなわち、充放電部133は、大蓄電部132に蓄えられた電力に対して放電を行う。または、充放電部133は、大蓄電部132に電力を充電する。
図3に示されるように、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に接続されている。大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133充放電動作を制御する。
以上、電力制御システム1000Aの構成を説明した。
次に、電力制御システム1000Aの動作について説明する。
図4は、電力制御システム1000Aの動作を示す動作フロー図である。
図4に示されるように、まず、大蓄電装置130は、電力制御システム1000Aがやりとりできる電力の上限値である電力上限値WLを設定する(S401)。ここで、電力上限値WLは、上位電力網から得られる電力上限値である。あるいは、電力上限値WLは、配電網110の配線によって定まる電流上限値に基づいて決定された値である。または、電力上限値WLは、配電網110に繋がる負荷の消費電力に基づいて決定されてもよい。
次に、大蓄電充放電制御部134は、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSと、大蓄電装置130の充電電力の総和である蓄電電力合計値WcLを取得する(S402)。大蓄電装置130の充電電力とは、大蓄電部132が蓄えることができる電力である。
次に、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133が大蓄電部132に電力を充電することができるか否かを判断する(S403)。すなわち、大蓄電充放電制御部134は、複数の蓄電装置120の入力電力の総和WiSと、1以上の大蓄電装置130の充電電力の総和の合計値である蓄電電力合計値WcLの合計値を、蓄電電力合計値として算出する。そして、大蓄電充放電制御部134は、蓄電電力合計値(WiS+WcL)が電力上限値WLより小さいか否かを判断する。
蓄電電力合計値(WiS+WcL)が電力上限値WLより小さいと大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S403、Yes)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、蓄電電力合計値(WiS+WcL)がシステム電力上限値WLを超えない範囲で、蓄電電力合計値WcLを調整して、充電させる指示を出力する。すなわち、大蓄電装置130の大蓄電部132へ充電電力が入力される(S404)。これにより、大蓄電部132に電力がさらに蓄えられる。
一方、蓄電電力合計値(WiS+WcL)が電力上限値WLより小さくないと大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S403、No)、大蓄電充放電制御部134は、さらに、1以上の大蓄電装置130の充電電力の総和WcLが0である場合(WcL=0)には、大蓄電装置130の放電電力の総和WdLを取得する(S405)。
次に、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電装置130がアシストしたら充電できるか否かを判断する(S405)。すなわち、大蓄電充放電制御部134は、システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値(WL+WdL)が、複数の蓄電装置120の入力電力の総和WiSよりも大きいか否か(WiS<WL+WdL)を、判断する(S406)。
システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値が、複数の蓄電装置120の入力電力の総和WiSよりも大きいと(WiS<WL+WdL)、大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S406、Yes)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、WiS<WL+WdLの範囲で、WdLを調整して、放電させる指示を出力する。これにより、大蓄電装置130から放電電力が出力される(S407)。この結果、大蓄電装置130の放電電力が、配電網110へ出力された後、小蓄電装置120に入力電力として入力される。そして、大蓄電装置130は、S402の処理を再び行う。
なお、大蓄電装置130の放電動作によって小蓄電装置120の入力電力をまかなうことができない場合、大蓄電装置130は、WiSを減らすために、小蓄電装置120に対する充電制限を、WiS<WL+WdLを満足するまで行う。
一方、 システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値が、複数の蓄電装置120の入力電力の総和WiSよりも大きくない(WiS≧WL+WdL)、大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S406、No)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、WiS<WL+WdLの範囲で、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減少させる指示を出力できるか否かを判断する(S408)。
次に、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減少させる指示を出力できると大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S408、Yes)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、WiS<WL+WdLの範囲で、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減少させる指示を出力する。これにより、WiSの低減処理が大蓄電充放電部133により実行される(S409)。そして、大蓄電装置130は、S402の処理を再び行う。
このWiSの低減処置は、小蓄電装置120に優先順位を設定した後に優先順位に従って充電動作を行う方法や、全ての小蓄電装置120の充電電力を制限して同時に充電する方法や、これらを組み合わせた方法によって、実現される。例えば、小蓄電装置120に優先順位を設定する場合、各小蓄電装置120の残量Qrを個別に取得して、残量Qrの少ないものから順番に充電動作を行わせることができる。
一方、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減少させる指示を出力できないと大蓄電充放電制御部134により判断された場合(S408、No)、大蓄電装置130は動作を終了させる。
以上、電力制御システム1000Aの動作について説明した。
以上の通り、本発明の第2の実施の形態における電力制御システム1000Aは、1以上の大蓄電装置130をさらに備えている。大蓄電装置130は、配電網110に接続されている。大蓄電装置130は、小蓄電装置120よりも大きな電力を充放電する。大蓄電装置130は、大蓄電部132と、大蓄電充放電部133と、大蓄電充放電制御部134とを有する。大蓄電部132は、少なくとも蓄電部125よりも大きな電力を蓄えることができる。大蓄電充放電部133は、大蓄電部132に蓄えられた電力に対して充放電を行う。大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133の充放電動作を制御する。
このように、電力を充放電する大蓄電装置130を配電網110に接続することにより、複数の小蓄電装置120への電力の供給量を調整することができる。
また、本発明の第2の実施の形態における電力制御システム1000Aにおいて、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSと、1以上の大蓄電装置130の充電電力の総和WcLの合計値である蓄電電力合計値(WiS+WcL)が、電力制御システムで処理できる電力の上限値であるシステム電力上限値WLより小さい場合(WiS+WcL<WL)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、蓄電電力合計値(WiS+WcL)がシステム電力上限値WLを超えない範囲(WiS+WcL<WL)で、充電させる指示を出力する。
これにより、配電網を介して入力される電力の一部が大蓄電装置130の大蓄電部132に蓄電される。この結果、小蓄電装置120への電力の供給量を減らすことができる。
本発明の第2の実施の形態における電力制御システム1000Aにおいて、蓄電電力合計値(WiS+WcL)が、システム電力上限値WLより小さくなく、かつ、1以上の大蓄電装置130の充電電力の総和WdLが0である場合(WiS≧WL+WdL、WdL=0)であって、システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値(WL+WdL)が、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSよりも大きい場合(WiS<WL+WdL)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値(WL+WdL)が、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを超えない範囲(WL+WdL<WiS)で、放電させる指示を出力する。
これにより、大蓄電装置130の大蓄電部132から電力が配電網110に放電させる。この結果、小蓄電装置120への電力の供給量を増加させることができる。
本発明の第2の実施の形態における電力制御システム1000Aにおいて、 蓄電電力合計値(WiS+WcL)が、システム電力上限値WLより小さくなく、かつ、1以上の大蓄電装置130の充電電力の総和WdLが0である場合(WiS≧WL+WdL、WdL=0)であって、システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置の放電電力の総和WdLの合計値(WL+WdL)が、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSよりも大きくない場合(WiS≧WL+WdL)、大蓄電充放電制御部134は、大蓄電充放電部133に対して、システム電力上限値WLと、1以上の大蓄電装置130の放電電力の総和WdLの合計値(WL+WdL)が、複数の蓄電装置の入力電力の総和WiSを超えない範囲(WL+WdL<WiS)で、複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減少させる指示を出力する。
これにより複数の小蓄電装置120の入力電力の総和WiSを減らすことができる。
<第3の実施の形態>
図5は、本発明の第3の実施の形態における電力制御システム1000Bの構成を示すブロック図である。なお、図5では、図1〜4で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜4に示した符号と同等の符号を付している。
図5に示されるように、電力制御システム1000Bは、配電網110Aと、第1の小蓄電装置120aと、第2の小蓄電装置120bと、大蓄電装置130と、分離装置140を備えている。第1の小蓄電装置120aおよび第2の小蓄電装置120bの構成は、図1の小蓄電装置120と同じである。第1の小蓄電装置120aおよび第2の小蓄電装置120bは、本発明の小蓄電装置に対応する。以下の説明では、第1の小蓄電装置120aおよび第2の小蓄電装置120bを区別する必要がなく、これらを総称して説明する場合、単に小蓄電装置120と呼ぶ。なお、図5では、各構成要素を、ハードウエア単位のブロックに限らず、機能単位のブロックで示している。
ここで、図1と図5を比較する。図5では、大蓄電装置130および分離装置140が設けられている点で、図1と相違する。なお、図5では、一般負荷400が含まれている。一般負荷400とは、一般的な電力負荷をいう。ただし、この一般負荷400に代えて、小蓄電装置120および電力消費装置300を設けてもよい。また、図5では、配電網110Aは第1の配電網111および第2の配電網112を有する点で、図1と相違する。
また、図3と図5を比較する。図5では、分離装置140が設けられている点で、図3と相違する。また、図5では、配電網110Aは第1の配電網111および第2の配電網112を有する点で、図3と相違する。
図5に示されるように、配電網110Aは、第1の配電網111と、第2の配電網112を有する。
第1の配電網111には、複数の小蓄電装置120の少なくとも1つが、接続されている。第1の配電網111は、第2の配電網の一端に接続されている。図5の例では、第1の小蓄電装置120aが第1の配電網111に接続されている。
第2の配電網112には、複数の小蓄電装置120の少なくとも1つと、大蓄電装置130とが、接続されている。第2の配電網112は、第1の配電網111の一端に接続されている。図5の例では、第2の小蓄電装置120bが第2の配電網112に接続されている。
分離装置140は、第1の配電網111および第2の配電網112の接続部に設けられている。分離装置140は、配電網110Aを第1の配電網111および第2の配電網112に分離する。分離装置140は、電力制御システム1000Bの配電網110Aでの電力のやり取りを制限する。分離装置140は、たとえば、ACDCコンバータ、DCDCコンバータおよびACACコンバータのようなパワーコンディショナで構成される。また、分離装置140は、電気制御が可能なブレーカやリレーにより構成されてもよい。
以上、電力制御システム1000Bの構成を説明した。
次に、電力制御システム1000Bの動作について説明する。
分離装置140が動作すると、配電網110Aが第1の配電網111および第2の配電網112に分離される。これにより、第1の配電網111および第2の配電網112の間の接続は切断される。この結果、分離された第1の配電網111および第2の配電網112の間では、電力のやり取りが、限りなく0となるように制限される。
したがって、配電網110Aが分離装置140により第1の配電網111および第2の配電網112に分離された後は、第1の配電網111に接続された各装置で構成されるシステムは、図1および図2を用いて説明した動作を行い、第2の配電網112に接続された各装置で構成されるシステムは、図3および図4を用いて説明した動作を行う。
例えば、図4のWiSの軽減処理(S409)が実施される前に、分離装置140が配電網110Aを第1の配電網111および第2の配電網112に分離した場合に、WiSの軽減処理を実施せずに、第2の小蓄電装置120bへ充電動作を行うことができる場合を想定する。この場合、分離装置140は、分離動作を行い、配電網110Aを第1の配電網111および第2の配電網112に分離する。
そして、配電網110Aが分離装置140により第1の配電網111および第2の配電網112に分離された後は、上述の通り、第1の配電網111に接続された各装置で構成されるシステムは、図1および図2を用いて説明した動作を行い、第2の配電網112に接続された各装置で構成されるシステムは、図3および図4を用いて説明した動作を行う。
以上の通り、本発明の第3の実施の形態における電力制御システム1000Bにおいて、配電網110Aは、第1の配電網111と第2の配電網112と有する。第1の配電網111には、複数の小蓄電装置120の少なくとも1つが接続されている。第2の配電網112には、複数の小蓄電装置120の少なくとも1つおよび大蓄電装置130が接続されている。また、第2の配電網112は、第1の配電網111に接続されている。また、電力制御システム1000Bは、分離装置140をさらに備えている。分離装置140は、配電網110Aを第1の配電網111および第2の配電網112に分離する。
これにより、複数の蓄電装置120に入力する電力を、分離装置140の分離動作により、各々への電力供給を調整することができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
110、110A 配電網
111 第1の配電網
112 第2の配電網
120 小蓄電装置
120a 第1の小蓄電装置
120b 第2の小蓄電装置
121 入力口
122 出力口
123 電力分配部
124 充電部
125 蓄電部
126 放電部
127 充放電制御部
128 電力混合部
130 大蓄電装置
131 入出力口
132 大蓄電部
133 大蓄電充放電部
134 大蓄電充放電制御部
140 分離装置
200 電力網
300 電力消費装置
1000、1000A、1000B 電力制御システム

Claims (8)

  1. 電力の供給源である電力網に接続された配電網と、
    前記電力を消費する電力消費装置および前記配電網の間に配置され、前記電力消費装置および前記配電網に接続された複数の蓄電装置とを備え、
    前記蓄電装置は、
    前記電力網から前記配電網を介して入力される電力である入力電力の少なくとも一部を蓄える蓄電部と、
    前記入力電力を、充電に用いる電力である充電電力と、前記充電電力以外の電力である通過電力とに分配する電力分配部と、
    前記蓄電部が充電できる場合に、前記充電電力を前記蓄電部へ充電する充電部と、
    前記蓄電部が放電できる場合に、前記蓄電部に蓄えられている電力を放電し、放電電力として出力する放電部と、
    前記通過電力および前記放電電力を混合して、出力電力として、前記電力消費装置へ出力する電力混合部と、
    前記充電部の充電動作および前記放電部の放電動作を制御する充放電制御部とを有する電力制御システム。
  2. 前記入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きくない場合、前記充放電制御部は、前記充電部に対して、前記入力電力が前記上限入力電力を超えない範囲で、前記蓄電部へ充電させる指示を出力する請求項1に記載の電力制御システム。
  3. 前記入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きい場合であって、前記蓄電部に蓄えられた電力の残量が存在する場合、前記充放電制御部は、前記放電部に対して、前記入力電力が前記上限入力電力を超えない範囲で、前記蓄電部に蓄えられている電力を放電させ、前記放電出力を前記電力混合部へ出力させる指示を出力し、
    前記入力電力が、当該入力電力の上限値である上限入力電力よりも、大きい場合であって、前記蓄電部に蓄えられた電力の残量が存在しない場合、前記充放電制御部は、前記充電部および前記放電部の双方に対して、充電および放電の動作を停止させる指示を出力する請求項1および2に記載の電力制御システム。
  4. 前記配電網に接続され、前記蓄電装置よりも大きな電力を充放電する1以上の大蓄電装置をさらに備え、
    前記大蓄電装置は、
    少なくとも前記蓄電部よりも大きな電力を蓄えることができる大蓄電部と、
    前記大蓄電部に蓄えられた電力に対して充放電を行う大蓄電充放電部と、
    前記大蓄電充放電部の充放電動作を制御する大蓄電充放電制御部とを有する電力制御システム。
  5. 前記複数の蓄電装置の入力電力の総和と、前記1以上の大蓄電装置の充電電力の総和の合計値である蓄電電力合計値が、前記電力制御システムで処理できる電力の上限値であるシステム電力上限値より小さい場合、前記大蓄電充放電制御部は、前記大蓄電充放電部に対して、前記蓄電電力合計値が前記システム電力上限値を超えない範囲で、充電させる指示を出力する請求項4に記載の電力制御システム。
  6. 前記蓄電電力合計値が、前記システム電力上限値より小さくなく、かつ、前記1以上の大蓄電装置の充電電力の総和が0である場合であって、前記システム電力上限値と、前記1以上の大蓄電装置の放電電力の総和の合計値が、前記複数の蓄電装置の入力電力の総和よりも大きい場合、前記大蓄電充放電制御部は、前記大蓄電充放電部に対して、前記システム電力上限値と、前記1以上の大蓄電装置の放電電力の総和の合計値が、前記複数の蓄電装置の入力電力の総和を超えない範囲で、放電させる指示を出力する請求項4または5に記載の電力制御システム。
  7. 前記蓄電電力合計値が、前記システム電力上限値より小さくなく、かつ、前記1以上の大蓄電装置の充電電力の総和が0である場合であって、前記システム電力上限値と、前記1以上の大蓄電装置の放電電力の総和の合計値が、前記複数の蓄電装置の入力電力の総和よりも大きくない場合、前記大蓄電充放電制御部は、前記大蓄電充放電部に対して、前記システム電力上限値と、前記1以上の大蓄電装置の放電電力の総和の合計値が、前記複数の蓄電装置の入力電力の総和を超えない範囲で、前記複数の蓄電装置の入力電力の総和を減少させる指示を出力する請求項4〜6のいずれか1項に記載の電力制御システム。
  8. 前記配電網は、前記複数の蓄電装置の少なくとも1つが接続された第1の配電網と、前記複数の蓄電装置の少なくとも1つおよび前記大蓄電装置が接続され、前記第1の配電網に接続された第2の配電網と有し、
    前記配電網を前記第1の配電網および前記第2の配電網に分離する分離装置をさらに備えた請求項4に記載の電力制御システム。
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