JP2016061995A - スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置を保持するために用いられるスタンドにおいて、デザイン性を損なうことなく表示装置の表示画面の方向を簡易な構造で容易に変化させることができるようにする。【解決手段】スタンド(1)は、表示装置(10)を固定して保持する基体部(2)と、スタンド(1)を水平面(20)に設置した状態で、基体部(2)を水平方向に回転可能に支持するとともに、基体部(2)の支持部分を上下に昇降させる昇降支持部(3)と、基体部(2)の昇降状態に関わらず水平面(20)に接触し、基体部(2)の回転に応じて水平面(20)上を移動する移動接触部(4)と、昇降支持部(3)によって基体部(2)が所定位置まで下降したときに、水平面(20)に接触して基体部(2)の回転を抑制する回転抑制部(5)と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、スタンドに関し、より詳細には、表示装置を支持するためのスタンドに関する。
テレビやモニターなどの薄型の表示装置が普及しているが、これら表示装置では、多くの場合、スタンドを取り付けて表示装置を保持する形態がとられる。スタンドには、表示装置の視聴者がどのような位置にいても、表示装置を回転させてその表示画面を視聴者に正対可能とするスイベル機構を備えることが、その表示画面の大小に関わらず求められる。
表示画面の角度調整を可能にしたスタンドに関して、例えば特許文献1には、底部に複数の固定脚およびキャスターを有するキャスター付き架台が開示されている。このキャスター付き架台は、上部に物品が載せられる台座と、その台座の底面から下方に延びる回転軸と、その回転軸を中心として回転可能に、かつ回転軸の軸方向に摺動可能に設けられた回転板と、台座の底面において、回転軸を中心として円弧状に形成された1つ以上のスロープと、回転板の上面に固定され、各スロープに沿ってそれぞれ転がるように配置された1つ以上のローラとを有し、複数のキャスターが回転板の底面に固定されている。この構成により、架台の移動ならびに架台の向きおよび高さの調整を容易に行うことができるようにするとともに、架台の固定時に床面を損傷することがないようにするものとされている。
近年、テレビ等の表示装置ではその画面周囲のキャビネットの幅が狭い所謂狭額縁化が進み、表示装置の表示部だけでは製品としてデザイン上の個性を発揮するのが難しく、商品として差別化を図る範囲が限られてきている。そこで差別化のための重要な要素として、表示装置に取り付けるスタンドのデザイン性が求められている。
しかしながら、スタイリッシュで特徴的なデザインのスタンドには形状の制約があり、スイベル機構を備えた表示装置で従来採用されてきたスイベルヒンジ構造をスタンドに搭載することが難しく、スイベル機構の搭載を断念せざるを得なかった。
しかしながら、スタイリッシュで特徴的なデザインのスタンドには形状の制約があり、スイベル機構を備えた表示装置で従来採用されてきたスイベルヒンジ構造をスタンドに搭載することが難しく、スイベル機構の搭載を断念せざるを得なかった。
特許文献1のキャスター付き架台は、台座に対するキャスターの上下方向の位置関係を変えることで、台座上に載せたテレビ等の表示画面の角度を変化させることができる。しかしながらこのキャスター付き架台は、テレビ台として構成されるもので、構造が複雑であり、また構造物として大型のものとなり、薄型表示装置のスタンドのようなコンパクトな構造で、スタイリッシュなデザイン上の個性を付与することは難しい。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、表示装置を保持するために用いられるスタンドにおいて、デザイン性を損なうことなく表示装置の表示画面の方向を簡易な構造で容易に変化させることができるようにしたスタンドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、表示装置を保持するために用いられるスタンドであって、該スタンドは、表示装置を固定して保持する基体部と、前記スタンドを水平面に設置した状態で、前記基体部を水平方向に回転可能に支持するとともに、該基体部の支持部分を上下に昇降させる昇降支持部と、前記昇降支持部によって前記基体部が所定位置まで下降したときに、前記水平面に接触して前記基体部の回転を抑制する回転抑制部と、を有し、前記基体部には、該基体部の支持部分の昇降状態に関わらず前記水平面に接触し、前記基体部の回転に応じて前記水平面上を移動する移動接触部が設けられることを特徴としたものである。
第2に技術手段は、前記移動接触部が、前記水平面に接触して回転するローラを有することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記回転抑制部が、前記水平面に接触したときに前記水平面との摩擦力より前記基体部の回転を抑制するゴム部材により構成されることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記基体部が、一本のパイプ状の部材を所定形状に曲成して形成され、前記移動接触部が、前記パイプ状の部材の長手方向の両端部に設けられ、前記昇降支持部が、前記パイプ状の部材の長手方向の中間位置に設けられ、前記回転抑制部が、前記パイプ状部材における前記昇降支持部とそれぞれの前記移動接触部との間の位置に2か所設けられることを特徴としたものである。
本発明によれば、表示装置を保持するために用いられるスタンドにおいて、デザイン性を損なうことなく表示装置の表示画面の方向を簡易な構造で容易に変化させることができるようにしたスタンドを提供することができる。
(実施形態1)
図1は、表示装置として構成されるテレビを本発明に係る実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図で、図1(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図1(B)はその正面図、図1(C)はその側面図である。
図1は、表示装置として構成されるテレビを本発明に係る実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図で、図1(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図1(B)はその正面図、図1(C)はその側面図である。
図1に示すように、スタンド1は、その上部に表示装置10を保持した状態で設置可能とされる。表示装置10は、例えば薄型のテレビであり、スタンド1の回転動作により水平方向に回転し、表示装置10の表示画面の向きを変化させることができる。スタンド1の構成と動作を以下に詳細に説明する。
図2は、本発明によるスタンドの第1の実施形態の構成および動作を説明するための図で、図2(A)はスタンドの全体正面図、図2(B)は、スタンドの基体部が下方に下降したときの状態を説明する図、図2(C)はスタンドの基体部が上方に上昇したときの状態を説明する図である。図中、1はスタンド、2は基体部、3は昇降支持部、4は移動接触部、5は回転抑制部、6は表示装置固定部である。
スタンド1は、表示装置10を固定して保持する基体部2を備える。基体部2には、2か所の表示装置固定部6が設けられ、ここに表示装置10が固定保持される。本実施形態では、基体部2は、1本のパイプ状の金属部材を所定形状に曲成して形成される。
基体部2の長手方向のほぼ中央部には、リフタ機能を有する昇降支持部3が設けられる。昇降支持部3は、スタンド1を床面などの水平面20に設置した状態で、基体部2を水平方向に回転可能に支持するともに、基体部2の支持部分を上下に昇降させる機能を有する。昇降支持部3をユーザが操作することにより、昇降支持部3により支持される基体部2の支持部分を上下方向に任意に昇降させることができる。また昇降支持部3に支持された基体部2が回転することにより、スタンド1に保持された表示装置10の画面の向きを回転させることができる。
基体部2の長手方向のほぼ中央部には、リフタ機能を有する昇降支持部3が設けられる。昇降支持部3は、スタンド1を床面などの水平面20に設置した状態で、基体部2を水平方向に回転可能に支持するともに、基体部2の支持部分を上下に昇降させる機能を有する。昇降支持部3をユーザが操作することにより、昇降支持部3により支持される基体部2の支持部分を上下方向に任意に昇降させることができる。また昇降支持部3に支持された基体部2が回転することにより、スタンド1に保持された表示装置10の画面の向きを回転させることができる。
基体部2の長手方向の両端部には、スタンド1を設置した水平面20に接触する移動接触部4が設けられる。移動接触部4は、昇降支持部3による基体部2の支持部分の昇降状態に関わらず、スタンド1を設置した水平面20に常に接触する。これは昇降支持部3により基体部中央の支持部分が上昇したときにも、基体部2の自重によりその両端部は水平面から離間せずに、両端部の移動接触部4が水平面20に接触した状態が保たれることによる。また、表示装置10の重さによっても移動接触部4が水平面20に押さえつけられて接触状態が維持される。移動接触部4は、水平面20に表示装置10を支持する支持点を形成する。
図3に移動接触部4の底面側の斜視外観図を示す。移動接触部4には、スタンド1を設置する水平面20に接触して回転するローラ41が設けられる。昇降支持部3の回転機構により基体部2が回転した場合、移動接触部4に設けられたローラ41が回転することで、移動接触部4が水平面20に接触した状態のまま基体部2を水平方向に回転させることができる。
図2に戻ってさらに説明する。基体部2の昇降支持部3と、基体部2の両端に設けられたそれぞれの移動接触部4との間には、スタンド1を設置した水平面20に接触して基体部2の回転を抑制する回転抑制部5が設けられる。
図2(B)に基体部2を下降させたときの状態を示す。昇降支持部3によって基体部2の支持部分が所定位置まで下降したときに、基体部2の下側に設けられている回転抑制部5が、スタンド1を設置した水平面20に接触して基体部2の回転を抑制する。回転抑制部5は、例えば水平面20に接触したときに水平面20との摩擦力より基体部2の回転を抑制するゴム部材により構成される。
図2(B)に基体部2を下降させたときの状態を示す。昇降支持部3によって基体部2の支持部分が所定位置まで下降したときに、基体部2の下側に設けられている回転抑制部5が、スタンド1を設置した水平面20に接触して基体部2の回転を抑制する。回転抑制部5は、例えば水平面20に接触したときに水平面20との摩擦力より基体部2の回転を抑制するゴム部材により構成される。
昇降支持部3が基体部2の支持部分を降下させると、基体部2に設けられている回転抑制部5が水平面20に接触して降下が停止し、さらに基体部2を降下させようとする動作により、昇降支持部3の底面が水平面20から離間して上方向に上昇する。
図2(B)のように、基体部2を降下させて回転抑制部5を水平面20に接触させた状態では、スタンド1は、2か所の回転抑制部5と、基体部2の両端の移動接触部4の4点で水平面20上に支持される。
図2(B)のように、基体部2を降下させて回転抑制部5を水平面20に接触させた状態では、スタンド1は、2か所の回転抑制部5と、基体部2の両端の移動接触部4の4点で水平面20上に支持される。
図2(C)に基体部を上昇させたときの状態を示す。昇降支持部3の底面が水平面20から離間した状態で基体部2の支持部分を上昇させる動作を行うと、昇降支持部3の底面が下方向に下降して水平面20に接触し、さらに基体部2を上昇させる動作により、基体部2の支持部分が上方に上昇する。これにより回転抑制部5が水平面20から上方に離間する。この状態では、スタンド1は、昇降支持部3と、基体部2の両端の移動接触部4の3点で水平面20上に支持される。
回転抑制部5が水平面20から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面20に接触しているが、その底面にはローラ41が設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
回転抑制部5が水平面20から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面20に接触しているが、その底面にはローラ41が設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
図4は、昇降支持部の構成例をさらに具体的に示す図で、図4(A)は昇降支持部の斜視外観図、図4(B)は昇降支持部の上面図である。昇降支持部3は、本体部31、操作レバー32、レバー軸33、ベース部34を備える。レバー軸33および本体部31は、ベース部34に対して回転可能に取り付けられる。また、レバー軸33は、本体部31の内部で回転可能に取り付けられる。
レバー軸33には操作レバー32が固定され、ユーザが操作レバー32を操作することでレバー軸33が回転する。このときに本体部31に上下方向斜めに設けられた溝部35に沿って操作レバー32が移動し、これに伴いレバー軸33に対して本体部31が上下に移動する。本体部31にはスタンドの基体部2が取り付けられ、レバー軸33の回転に応じて基体部2が上昇または降下する。図4(B)は、操作レバー32を操作して基体部2を上昇させたときの状態を示す。
レバー軸33には操作レバー32が固定され、ユーザが操作レバー32を操作することでレバー軸33が回転する。このときに本体部31に上下方向斜めに設けられた溝部35に沿って操作レバー32が移動し、これに伴いレバー軸33に対して本体部31が上下に移動する。本体部31にはスタンドの基体部2が取り付けられ、レバー軸33の回転に応じて基体部2が上昇または降下する。図4(B)は、操作レバー32を操作して基体部2を上昇させたときの状態を示す。
レバー軸33と本体部31は、ベース部34に対して水平方向に回転可能であり、これにより本体部31に取り付けた基体部2が水平方向に回転可能とされる。ここでベース部34には、基体部2の可動範囲qを制限する壁部34aが設けられ、壁部34aによる可動範囲q内で基体部2を水平方向に回転可能にしている。壁部34aによる可動範囲qは適宜任意に設定することができる。
図5は、昇降支持部の断面構成図で、図5(A)は基体部2を降下させた状態を示す図、図5(B)は基体部2を上昇させた状態を示す図である。本体部31には基体部2が一体的に固定され、ベース部34に対して回転可能に取り付けられる。またレバー軸33は、支持軸36によりベース部34に対して回転可能が取り付けられるとともに、本体部31の内部で本体部31に対して回転可能とされる。
本体部31の内部で本体部31に対してレバー軸33が回転するときに、レバー軸33の上下方向に本体部31が昇降する。また、本体部31と基体部2がベース部34に対して回転するとき、レバー軸33も一体的に回転する。
本体部31の内部で本体部31に対してレバー軸33が回転するときに、レバー軸33の上下方向に本体部31が昇降する。また、本体部31と基体部2がベース部34に対して回転するとき、レバー軸33も一体的に回転する。
レバー軸33に固定される操作レバー(図示せず)を操作することによりレバー軸33が回転すると、レバー軸33に対して本体部31および基体部2が昇降する。図5(A)では、レバー軸33の回転により本体部31および基体部2が降下している。この状態では、基体部2に設けられた回転抑制部5(図3)が水平面に先に接触するため、昇降支持部3のベース部34は、水平面から上方に離間する。また図5(B)では、レバー軸33の回転により本体部31および基体部2が上昇する。この状態では、ベース部34が水平面上に接触して支持され、本体部31と基体部2が水平面に対して上昇する。ここでは基体部2に設けられた回転抑制部5が水平面から上方に離間し、ベース部34に対する基体部2の回転が可能となる。
(実施形態2)
図6は、本発明によるスタンドの第2の実施形態の構成および動作を説明するための図で、図6(A)はスタンドの全体正面図、図6(B)は、スタンドの基体部が下方に下降したときの状態を説明する図、図6(C)はスタンドの基体部が上方に上昇したときの状態を説明する図である。
図6は、本発明によるスタンドの第2の実施形態の構成および動作を説明するための図で、図6(A)はスタンドの全体正面図、図6(B)は、スタンドの基体部が下方に下降したときの状態を説明する図、図6(C)はスタンドの基体部が上方に上昇したときの状態を説明する図である。
本実施形態のスタンド1では、第1の実施形態に比して昇降支持部3の底部の構成が異なっている。すなわち、上記実施形態1のスタンド1は、昇降支持部3の底部にはベース部34が設けられ、昇降支持部3のレバー軸33に対する操作に伴い、ベース部34が水平面20に接触して基体部2の回転を可能としていた。
これに対して本実施形態では、昇降支持部3の底部に突起部37を設ける。突起部37は、実施形態1のベース部34に対して、下方向に突起するように突設することができる。突起部37の先端は、水平面20に接触して基体部2の回転軸として機能する。
これに対して本実施形態では、昇降支持部3の底部に突起部37を設ける。突起部37は、実施形態1のベース部34に対して、下方向に突起するように突設することができる。突起部37の先端は、水平面20に接触して基体部2の回転軸として機能する。
昇降支持部3が基体部2の支持部分を降下させると、基体部2に設けられている回転抑制部5が水平面20に接触して降下が停止し、さらに基体部2を降下させようとする動作により、昇降支持部3の底部の突起部37が水平面20から離間して上方向に上昇する。
図6(B)のように、基体部2を降下させて回転抑制部5を水平面20に接触させた状態では、スタンド1は、2か所の回転抑制部5と、基体部2の両端の移動接触部4の4点で水平面20上に支持される。このときに突起部37は、基体部2の内部に収容されて外部からは視認できなくなっている。
図6(B)のように、基体部2を降下させて回転抑制部5を水平面20に接触させた状態では、スタンド1は、2か所の回転抑制部5と、基体部2の両端の移動接触部4の4点で水平面20上に支持される。このときに突起部37は、基体部2の内部に収容されて外部からは視認できなくなっている。
図6(C)に基体部を上昇させたときの状態を示す。昇降支持部3の底部の突起部37が水平面20から離間した状態で基体部2の支持部分を上昇させる動作を行うと、昇降支持部3の突起部37が下方向に下降して水平面20に接触し、さらに基体部2を上昇させる動作により、基体部2の支持部分が上方に上昇する。これにより回転抑制部5が水平面20から上方に離間する。この状態では、スタンド1は、昇降支持部3の突起部37と、基体部2の両端の移動接触部4の3点で水平面20上に支持される。
回転抑制部5が水平面20から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。このときに昇降支持部3の突起部37が基体部2の回転軸となる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面20に接触しているが、その底面にはローラ41が設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
本実施形態は、上記の突起部37の構成を除いて実施形態1の構成と同様であるため、他の部分についての繰り返しの説明は省略する。
回転抑制部5が水平面20から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。このときに昇降支持部3の突起部37が基体部2の回転軸となる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面20に接触しているが、その底面にはローラ41が設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
本実施形態は、上記の突起部37の構成を除いて実施形態1の構成と同様であるため、他の部分についての繰り返しの説明は省略する。
(実施形態3)
図7は、本発明によるスタンドの第3の実施形態を説明するための図で、表示装置として構成されるテレビを本実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図である。図7(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図7(B)はその正面図、図7(C)はその側面図である。
本実施形態のスタンド1は、基体部2を上面からみたときにコの字型になるように形成し、コの字型の基体部2のほぼ中央部にリフタ機能を有する昇降支持部3を備え、基体部2の両方の先端部に移動接触部4が設けられる。そして昇降支持部3と移動接触部4との間のコの字型の曲折部には、回転抑制部5が設けられる。
図7は、本発明によるスタンドの第3の実施形態を説明するための図で、表示装置として構成されるテレビを本実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図である。図7(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図7(B)はその正面図、図7(C)はその側面図である。
本実施形態のスタンド1は、基体部2を上面からみたときにコの字型になるように形成し、コの字型の基体部2のほぼ中央部にリフタ機能を有する昇降支持部3を備え、基体部2の両方の先端部に移動接触部4が設けられる。そして昇降支持部3と移動接触部4との間のコの字型の曲折部には、回転抑制部5が設けられる。
昇降支持部3によって、基体部2の支持部分を降下させると、基体部2に設けられている回転抑制部5が水平面20に接触して降下が停止し、さらに基体部2を降下させようとする動作により、昇降支持部3の底面がスタンド1を設置した水平面から離間して上方向に上昇する。回転抑制部5を水平面に接触させた状態では、スタンド1は、2か所の回転抑制部5と、基体部2の両端の移動接触部4の4点で水平面上に支持される。
昇降支持部3の底部が水平面から離間した状態で基体部2の支持部分を上昇させる動作を行うと、昇降支持部3の底面が下方向に下降して水平面に接触し、さらに基体部2を上昇させる動作により、基体部2の支持部分が上方に上昇する。
これにより回転抑制部5が水平面から上方に離間する。この状態では、スタンド1は、昇降支持部3と、基体部2の両端の移動接触部4の3点で水平面上に支持される。
回転抑制部5が水平面から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面に接触しているが、その底面にはローラが設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
これにより回転抑制部5が水平面から上方に離間する。この状態では、スタンド1は、昇降支持部3と、基体部2の両端の移動接触部4の3点で水平面上に支持される。
回転抑制部5が水平面から離間することにより、昇降支持部3に支持された基体部2の水平方向への回転が可能になる。基体部2が回転するとき、その両端部の移動接触部4は水平面に接触しているが、その底面にはローラが設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、基体部2に固定された表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
(実施形態4)
図8は、本発明によるスタンドの第4の実施形態を説明するための図で、表示装置として構成されるテレビを本実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図である。図8(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図8(B)はその正面図、図8(C)はその側面図である。
本実施形態のスタンドは、昇降部1a、第1支持部1b、および第2支持部1cの3つの部材から構成されている。昇降部1aは、表示装置の幅方向のほぼ中央部に取り付けられる部材で、リフタ機能を有する昇降支持部3を備える。また第1支持部1bおよび第2支持部1cは、互いに同様の構造及び形状を有するもので、昇降部1aの両側位置で表示装置10に取り付けられる。第1支持部1bおよび第2支持部1cは、アーチ状に形成されて前後に2か所の接地部分(水平面に接触する部分)を有する。これらのうち前側の一方の接地部分には、移動接触部4が設けられ、後側の接地部分は、回転抑制部5が設けられる。
図8は、本発明によるスタンドの第4の実施形態を説明するための図で、表示装置として構成されるテレビを本実施形態のスタンドにより保持した状態を示す図である。図8(A)は、テレビを保持したスタンドの上面図、図8(B)はその正面図、図8(C)はその側面図である。
本実施形態のスタンドは、昇降部1a、第1支持部1b、および第2支持部1cの3つの部材から構成されている。昇降部1aは、表示装置の幅方向のほぼ中央部に取り付けられる部材で、リフタ機能を有する昇降支持部3を備える。また第1支持部1bおよび第2支持部1cは、互いに同様の構造及び形状を有するもので、昇降部1aの両側位置で表示装置10に取り付けられる。第1支持部1bおよび第2支持部1cは、アーチ状に形成されて前後に2か所の接地部分(水平面に接触する部分)を有する。これらのうち前側の一方の接地部分には、移動接触部4が設けられ、後側の接地部分は、回転抑制部5が設けられる。
昇降支持部3は、昇降部1aを床面などの水平面に設置した状態で、表示装置10を水平方向に回転可能に支持するともに、表示装置10の支持部分を上下に昇降させる機能を有する。昇降支持部3をユーザが操作することにより、昇降支持部3により支持される非表示装置10の支持部分を上下方向に任意に昇降させることができる。
昇降支持部3の底部が水平面から離間した状態では、第1支持部1bおよび第2支持部1cの移動接触部4と回転抑制部5とが水平面に接触している。表示装置10は、2か所の移動接触部4と2か所の回転抑制部5との4点で水平面上に支持される。この状態では、第1支持部1bと第2支持部1cの回転抑制部5が水平面に接触しているため、表示装置10自体の回転は抑制される。
昇降支持部3の底部が水平面から離間した状態では、第1支持部1bおよび第2支持部1cの移動接触部4と回転抑制部5とが水平面に接触している。表示装置10は、2か所の移動接触部4と2か所の回転抑制部5との4点で水平面上に支持される。この状態では、第1支持部1bと第2支持部1cの回転抑制部5が水平面に接触しているため、表示装置10自体の回転は抑制される。
昇降支持部3の底部が水平面から離間した状態で表示装置10の支持部分を上昇させる動作を行うと、昇降支持部3の底面が下方向に下降して水平面に接触し、さらに表示装置10の支持部分を上昇させる動作により、表示装置10自体が上方に上昇する。このとき、昇降支持部3が水平面に接触して表示装置10の重量を支持する位置は、表示装置10の画面に対して背面側の後方位置に設定されている。ここで昇降支持部3によって表示装置10が上昇すると、第1支持部1bと第2支持部1cの後方側が水平面から上昇し、第1支持部1bと第2支持部1cにそれぞれ設けられている回転抑制部5が水平面から上方に離間する。この状態では、スタンド1は、昇降支持部3と、二つの移動接触部4の3点で水平面上に支持される。
回転抑制部5が水平面から離間することにより、昇降支持部3に支持された表示装置10の水平方向への回転が可能になる。表示装置10が回転するとき、第1支持部1bおよび第2支持部1cの移動接触部4は水平面に接触しているが、その底面にはローラが設けられているため、回転を阻害することなく基体部2を水平方向に回転させることができる。これにより、表示装置10の表示画面の向きを水平方向に任意に回転させることができる。
上記の構成により、表示装置の表示画面の方向を簡易な構造で容易に変化させることができる。なお、本発明に係るスタンドは、上記実施形態の構成に限定されることなく特許請求の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
例えばスタンド1を構成する基体部2は、上記のようなパイプ状の部材を曲成したものだけでなく、矩形もしくは異形断面を有する棒状部材や板状部材を用いて、あるいはこれらの部材を組みわせて構成することができる。また、昇降支持部3は、基体部2の支持部分を昇降できる機構を適宜採用することができる。また、移動接触部4は、ローラによる構成の他、回転ボールを用いたり、あるいは滑り性のよい材質で接触面を形成する、等の構成をとることができる。これらの構成により、本発明による効果を奏することができる。
例えばスタンド1を構成する基体部2は、上記のようなパイプ状の部材を曲成したものだけでなく、矩形もしくは異形断面を有する棒状部材や板状部材を用いて、あるいはこれらの部材を組みわせて構成することができる。また、昇降支持部3は、基体部2の支持部分を昇降できる機構を適宜採用することができる。また、移動接触部4は、ローラによる構成の他、回転ボールを用いたり、あるいは滑り性のよい材質で接触面を形成する、等の構成をとることができる。これらの構成により、本発明による効果を奏することができる。
上記の実施形態で記載されている技術的特徴(構成要件)は、お互いに組み合わせ可能であり、組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1…スタンド、1a…昇降部、1b…第1支持部、1c…第2支持部、2…基体部、3…昇降支持部、4…移動接触部、5…回転抑制部、6…表示装置固定部、10…表示装置、20…水平面、31…本体部、32…操作レバー、33…レバー軸、34…ベース部、34a…壁部、35…溝部、36…支持軸、41…ローラ。
Claims (4)
- 表示装置を保持するために用いられるスタンドであって、
該スタンドは、表示装置を固定して保持する基体部と、
前記スタンドを水平面に設置した状態で、前記基体部を水平方向に回転可能に支持するとともに、該基体部の支持部分を上下に昇降させる昇降支持部と、
前記昇降支持部によって前記基体部が所定位置まで下降したときに、前記水平面に接触して前記基体部の回転を抑制する回転抑制部と、を有し、
前記基体部には、該基体部の支持部分の昇降状態に関わらず前記水平面に接触し、前記基体部の回転に応じて前記水平面上を移動する移動接触部が設けられることを特徴とするスタンド - 前記移動接触部は、前記水平面に接触して回転するローラを有することを特徴とする請求項1に記載のスタンド。
- 前記回転抑制部は、前記水平面に接触したときに前記水平面との摩擦力より前記基体部の回転を抑制するゴム部材により構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のスタンド。
- 前記基体部は、一本のパイプ状の部材を所定形状に曲成して形成され、
前記移動接触部は、前記パイプ状の部材の長手方向の両端部に設けられ、
前記昇降支持部は、前記パイプ状の部材の長手方向の中間位置に設けられ、
前記回転抑制部は、前記パイプ状部材における前記昇降支持部とそれぞれの前記移動接触部との間の位置に2か所設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のスタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014190923A JP2016061995A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014190923A JP2016061995A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016061995A true JP2016061995A (ja) | 2016-04-25 |
Family
ID=55795999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014190923A Pending JP2016061995A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016061995A (ja) |
-
2014
- 2014-09-19 JP JP2014190923A patent/JP2016061995A/ja active Pending
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