JP2016061562A - 二次電池における満充電容量の劣化度推定装置 - Google Patents

二次電池における満充電容量の劣化度推定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池における満充電容量の劣化度推定において、金属溶出量(析出量)を考慮することで、より高精度の推定を実現した満充電容量の劣化度推定装置を提供する。【解決手段】本発明により提供される満充電容量の劣化度推定装置は、充放電可能な二次電池を備え、二次電池の充放電による通電量の積算値または、二次電池の電池温度の少なくとも1つと充電率(SOC)とから満充電容量の劣化度を推定する。ここで劣化度推定装置は、電池温度の履歴に基づいて、正極での累積金属溶出量または負極での累積金属析出量を算出し、累積金属溶出量または累積金属析出量が大きい場合は、累積金属溶出量または累積金属析出量が小さい場合と比較して、劣化度を大きく算出することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明はリチウムイオン二次電池等の二次電池における満充電容量の劣化度推定装置に関する。
二次電池の一つにリチウムイオン二次電池がある。リチウムイオン二次電池は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵および放出可能な正負極と、これらの両電極間に介在されたセパレータとを備える。近年、リチウムイオン二次電池等の二次電池は、電気自動車や、ハイブリッド電気自動車や燃料電池車などのモーター駆動もしくは補助電源などに用いられている。
上記のような二次電池は、二次電池の電力が駆動力源として電動機の駆動電力として用いられる。そのため、満充電状態に対する充電率(SOC:state of charge)を正確に求めることが要求される。しかし、二次電池の寿命は有限であり、保存または使用するにつれて性能が劣化し、満充電容量が低下する。SOCは満充電容量を基準として算出するため、満充電容量の劣化に伴い、満充電容量を正確に補正することが重要である。満充電容量の補正方法としては、種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、二次電池の充放電による通電量の積算値、二次電池の電池温度およびSOCに基づいて、電池の使用時と保存時における満充電容量の劣化度を推定し、劣化分を随時差し引いて満充電容量を補正する技術が開示されている。
特開2002−236154号公報
特許文献1に記載の技術は、二次電池の充放電による通電量の積算値、二次電池の電池温度およびSOCに基づいて、満充電容量の劣化度を推定し、満充電容量を適宜補正する技術である。しかし、本発明の発明者は、二次電池の温度履歴によって先の劣化量(劣化速度)が異なることを見出した。例えば、電池を25℃で数日間放置しておいた後に温度を60℃に上昇させた後の保存試験をした場合と、同種の電池を予め60℃で数日間放置しておいた後に温度を25℃に下降させた後の保存試験をした場合では、後者の方が劣化量は多い。本発明の発明者は、上記劣化量(劣化速度)の違いが、正極活物質の金属溶出に起因することを見出した。二次電池が高温に晒されるなど所定の状況においては、正極活物質を構成する金属が溶出し、溶出した金属イオンは負極で金属として析出する。この析出した金属表面が新たな活性面となり、電解液の分解とLiイオンの不活性化が発生する。そのため、金属溶出が発生した後は、Liイオンの不活性化による満充電容量の劣化が加速する。したがって、金属溶出量(析出量)によって劣化速度が異なるため、金属溶出量(析出量)を考慮していない特許文献1に記載の技術はなお改善の余地がある。
そこで本発明は上記課題に鑑みて創出されたものであり、二次電池における満充電容量の劣化度推定において、金属溶出量(析出量)を考慮することで、より高精度の推定を実現した満充電容量の劣化度推定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる満充電容量の劣化度推定装置は、充放電可能な二次電池を備え、二次電池の充放電による通電量の積算値または、二次電池の電池温度の少なくとも1つと充電率(SOC)とから満充電容量の劣化度を推定する。
ここで劣化度推定装置は、電池温度履歴に基づいて、正極での累積金属溶出量または負極での累積金属析出量を算出し、累積金属溶出量または累積金属析出量が大きい場合は、累積金属溶出量または累積金属析出量が小さい場合と比較して、劣化度を大きく算出することを特徴とする。
上記構成によれば、正極での累積金属溶出量または負極での累積金属析出量を算出し、累積金属溶出量または累積金属析出量の増加に伴い、満充電容量の劣化度が大きくなるように補正している。そのため、金属溶出(析出)に起因するLiイオンの不活性化による満充電容量の劣化加速を考慮して、満充電容量の劣化を推定することができる。したがって、より高精度の推定を実現した満充電容量の劣化度推定装置を提供することができる。
ここに開示される満充電容量の劣化度推定装置の好ましい一態様では、劣化度推定装置は、電池温度が所定値以上のとき、金属溶出量または金属析出量を算出する。
上記構成によれば、最も金属が溶出する可能性が高い状態で金属溶出量または金属析出量を算出するため、より正確に劣化度を算出できるとともに、不要な計算コストを削減することができる。
ここで開示される満充電容量の劣化度推定装置の特に好ましい一態様では、正極は、正極活物質層を含み、正極活物質層は、リチウム金属基準(vs.Li/Li)での開回路電圧(OCV)が4.3V以上である高電位正極活物質を含む。
ここで開示される技術の効果は、上記構成のような開回路電圧(OCV:開放電位ともいう。)が4.3V(vs.Li/Li)以上であるような高電圧化を実現する二次電池において特によく発揮させることができる。即ち、上記構成によれば、高電圧状態で電解質の酸化分解が促進され、金属溶出(析出)がより発生しやすい二次電池においても、より高精度の推定を実現した満充電容量の劣化度推定装置を提供することができる。
更に高電位正極活物質は、LiとNiとMnとを必須元素とするいわゆる「スピネル系正極活物質」であることが好ましい。かかるスピネル系正極活物質の好適例としては、LiNi0.5Mn1.5が挙げられる。
ここで開示される技術の効果は、上記構成のようなスピネル系正極活物質(LiNi0.5Mn1.5)を正極活物質とする二次電池において特によく発揮させることができる。即ち、上記構成によれば、金属溶出が起きやすい二次電池においても、より高精度の推定を実現した満充電容量の劣化度推定装置を提供することができる。更にスピネル系正極活物質(LiNi0.5Mn1.5)は、熱安定性が高く、且つ、電気伝導性も高いため、電池性能および耐久性の観点からより好ましく用いることができる。
本発明にかかる満充電容量の劣化度推定装置の概略図である。 本発明の一実施形態にかかる二次電池(リチウムイオン二次電池)の外形を模式的に示す斜視図である。 図2中のII−II線に沿う断面構造を模式的に示す縦断面図である。 本発明にかかる満充電容量の劣化度推定のフローチャートである。 電池温度と保存時間の平方根に対する満充電容量の劣化速度との関係を表すグラフである。 保存時間と金属溶出量との関係を表すグラフである。 電池温度と保存時間に対する金属溶出速度の関係を表すグラフである。 保存時間と劣化度との関係を表すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
以下の図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
以下、本発明を好適に実施し得る二次電池100のタイプとして、リチウムイオン二次電池100(以下、単に「電池」という場合がある)を例として好適な実施形態を説明する。しかし、リチウムイオン二次電池100は一例であり、本発明の技術思想は、その他の電荷担体(例えばナトリウムイオン)を備える他の二次電池(例えばナトリウムイオン二次電池)にも適用される。
図1は本実施形態にかかる満充電容量の劣化度推定装置の概略図である。
組電池10は、直列に接続された複数のリチウムイオン二次電池(電池セル)100を有する。組電池10を構成する電池セル100の数は、組電池10の要求出力などを考慮して適宜変更することができる。なお本実施形態では、すべての電池セル100を直列に接続させているが、並列に接続された電池セル100が含まれても良い。本実施形態にかかる電池セル100を下記に詳述する。
図2は本実施形態にかかる電池(セル)100の外観を示す図である。また、図3は、本実施形態にかかる電池ケース30の内部構成を模式的に示す断面図である。
図2および図3に示すように、本実施形態にかかるリチウムイオン二次電池100は、大まかにいって、扁平形状の捲回電極体20と電解質(図示せず)とが扁平な角型の電池ケース(即ち外装容器)30に収容されて構成される、いわゆる角型電池100である。電池ケース30は、一端(電池の通常の使用状態における上端部に相当する。)に開口部を有する箱形(即ち、有底直方体状)のケース本体32と、該ケース本体32の開口部を封止する蓋体34とから構成される。電池ケース30の材質としては、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルめっき鋼といった軽量で熱伝導性の良い金属材料が好ましく用いられ得る。
また、図2および図3に示すように、蓋体34には外部接続用の正極端子42および負極端子44と、電池ケース30の内圧が所定レベル以上に上昇した場合に該内圧を開放するように設定された薄肉の安全弁36と、電解質(非水電解質)を注入するための注入口(図示せず)が設けられている。なお、リチウムイオン二次電池100の電池ケース30としては、図示するような角型(箱形)のものだけでなく、他の公知の形状であってもよい。例えば他の形状としては、円筒型、コイン型、ラミネート型等があり、適宜ケース形状を選択することができる。
図3に示すように、電池ケース30内に収容された捲回電極体20は、長尺状の正極集電体52の片面または両面(ここでは両面)に長手方向に沿って正極活物質層54が形成された正極50と、長尺状の負極集電体62の片面または両面(ここでは両面)に長手方向に沿って負極活物質層64が形成された負極60とを、2枚の長尺状のセパレータ70を介して積層した積層体が長尺方向に捲回され、扁平形状に成形されている。このような捲回電極体20は、例えば、上記積層体を捲回した捲回体を側面方向から押しつぶして拉げさせることによって、扁平形状に成形されている。正極50を構成する正極集電体52は、アルミニウム箔等によって構成される。一方、負極60を構成する負極集電体62は、銅箔等によって構成される。
図3に示すように、捲回電極体20の捲回軸方向の中央部分には、捲回コア部分(即ち、正極50の正極活物質層54と、負極60の負極活物質層64と、セパレータ70とが積層されてなる積層構造)が形成されている。また、捲回電極体20の捲回軸方向の両端部では、正極活物質層非形成部分52aおよび負極活物質層非形成部分62aの一部が、それぞれ捲回コア部分から外方にはみ出ている。かかる正極側はみ出し部分(正極活物質層非形成部分52a)および負極側はみ出し部分(負極活物質層非形成部分62a)には、正極集電板42aおよび負極集電板44aがそれぞれ付設され、正極端子42および負極端子44とそれぞれ電気的に接続されている。
本実施形態にかかる正極活物質層54は、主要構成要素たる正極活物質を含有する。
かかる正極活物質としては、従来からリチウムイオン二次電池100に用いられる物質の一種または二種以上を特に限定することなく使用することができる。例えば、リチウムニッケル複合酸化物(LiNiO等)、リチウムコバルト複合酸化物(LiCoO等)、リチウムマンガン複合酸化物(LiMn等)等のリチウムと遷移金属元素とを構成金属として含む酸化物(リチウム遷移金属複合酸化物)や、リン酸マンガンリチウム(LiMnPO)、リン酸鉄リチウム(LiFePO)等のリチウムと遷移金属元素とを構成金属元素として含むリン酸塩等が挙げられる。
スピネル系正極活物質として、例えば一般式:LiMn2−q4+αで表される、スピネル構造のリチウムマンガン複合酸化物が好適例として挙げられる。ここで、pは、0.9≦p≦1.2であり;qは、0≦q<2であり、典型的には0≦q≦1(例えば0.2≦q≦0.6)であり;αは、−0.2≦α≦0.2で電荷中性条件を満たすように定まる値である。qが0より大きい場合(0<q)、MはMn以外の任意の金属元素または非金属元素から選択される1種または2種以上であり得る。より具体的には、Na、Mg、Ca、Sr、Ti、Zr、V、Nb、Cr、Mo、Fe、Co、Rh、Ni、Pd、Pt、Cu、Zn、B、Al、Ga、In、Sn、La、W,Ce等であり得る。なかでも、Fe,Co,Ni等の遷移金属元素の少なくとも1種を好ましく採用することができる。具体例としては、LiMn,LiCrMnO等が挙げられる。
その中でも、LiとNiとMnとを必須元素とするスピネル系正極活物質であることが好ましい。より具体的には、一般式:Li(NiMn2−y―zM1)O4+βで表されるスピネル構造のリチウムニッケルマンガン複合酸化物が挙げられる。ここで、M1は、存在しないか若しくはNi,Mn以外の任意の遷移金属元素または典型金属元素(例えば、Fe,Co,Cu,Cr,ZnおよびAlから選択される1種または2種以上)であり得る。なかでも、M1は、3価のFeおよびCoの少なくとも一方を含むことが好ましい。あるいは、半金属元素(例えば、B,SiおよびGeから選択される1種または2種以上)や非金属元素であってもよい。また、xは、0.9≦x≦1.2であり;yは、0<yであり;zは、0≦zであり;y+z<2(典型的にはy+z≦1)であり;βは上記αと同様であり得る。好ましい一態様では、yは、0.2≦y≦1.0(より好ましくは0.4≦y≦0.6、例えば0.45≦y≦0.55)であり;zは、0≦z<1.0(例えば0≦z≦0.3)である。特に好ましい具体例としてLiNi0.5Mn1.5等が挙げられる。
スピネル系正極活物質(LiNi0.5Mn1.5等)は、高電圧状態において、金属溶出が発生しやすい。更には熱安定性が高く、且つ、電気伝導性も高いため、電池性能および耐久性の観点からより好ましく用いることができる。
正極活物質は、例えば従来公知の方法で調製されるリチウム遷移金属複合酸化物粉末をそのまま使用することができる。特に限定するものではないが、例えば、累積50%粒径(メジアン径)が1μm〜25μm(典型的には2μm〜10μm、例えば6μm〜10μm)の範囲にある二次粒子によって実質的に構成されたリチウム遷移金属複合酸化物粉末を正極活物質として好ましく用いることができる。なお、本明細書において「粒子径」とは、特記しない限り、一般的なレーザ回折式粒子径分布測定装置により得られる体積基準の粒度分布におけるメジアン径を指すものとする。
正極活物質層54は、上述した主成分たる正極活物質以外の成分、例えば導電材やバインダ(結着材)等を含み得る。導電材としては、アセチレンブラック(AB)等のカーボンブラックやその他(グラファイト等)の炭素材料を好適に使用し得る。バインダとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等を使用し得る。
このような正極活物質層54は、例えば以下のように作製することができる。まず、上述したような正極活物質(例えば高電位正極活物質であるLiNi0.5Mn1.5)と、その他の必要に応じて用いられる材料(バインダ、導電材等)とを適当な溶媒(バインダとしてPVdFを用いた場合はN−メチル−2−ピロリドン(NMP)が好ましい。)に分散させ、ペースト状の組成物(ペースト状の組成物にはスラリー状組成物およびインク状組成物が包含される。以下同じ。)を調製する。次に、該組成物の適当量を正極集電体52の表面に付与した後、乾燥によって溶媒を除去することによって所望の性状の正極活物質層54を正極集電体52上に形成することができる。また、必要に応じて適当なプレス処理を施すことによって正極活物質層54の性状(例えば、平均厚み、活物質密度、活物質層の空孔率等)を調整し得る。
負極活物質層64は、少なくとも負極活物質を含有する。かかる負極活物質としては、例えば、黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン等の炭素材料を使用し得る。負極活物質層64は、活物質以外の成分、例えばバインダや増粘剤等を含み得る。バインダとしては、スチレンブタジエンラバー(SBR)等を使用し得る。増粘剤としては、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)等を使用し得る。
このような負極活物質層64は、例えば上述の正極50の場合と同様にして作製することができる。即ち、負極活物質と必要に応じて用いられる材料とを適当な溶媒(例えばイオン交換水)に分散させ、ペースト状の組成物を調製し、次に、該組成物の適当量を負極集電体62の表面に付与した後、乾燥によって溶媒を除去することによって形成することができる。また、必要に応じて適当なプレス処理を施すことによって負極活物質層64の性状(例えば、平均厚み、活物質密度、活物質層の空孔率等)を調整し得る。
セパレータ70としては、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、セルロース、ポリアミド等の樹脂から成る多孔性シート(フィルム)が挙げられる。かかる多孔性シートは、単層構造であってもよく、二層以上の積層構造(例えば、PP層の両面にPE層が積層された三層構造)であってもよい。
非水電解質としては、典型的には有機溶媒(非水溶媒)中に、所定の支持塩、および添加剤を含有させたものを用いることができる。
非水溶媒としては、一般的なリチウムイオン二次電池100の電解質に用いられる各種のカーボネート類、エーテル類、エステル類、ニトリル類、スルホン類、ラクトン類等の有機溶媒を、特に限定なく用いることができる。具体例として、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)等が例示される。このような非水溶媒は、1種を単独で、あるいは2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
あるいは、フルオロエチレンカーボネート(FEC)、モノフルオロエチレンカーボネート(MFEC)、ジフルオロエチレンカーボネート(DFEC)、トリフルオロジメチルカーボネート(TFDMC)、メチルトリフロロエチルカーボネート(MTFEC)のようなフッ素化カーボネート等のフッ素系溶媒を好ましく用いることができる。例えば、MFECとTFDMCとを体積比1:2〜2:1(例えば1:1)の割合で含む混合溶媒は耐酸化性が高く、高電位電極との組み合わせで好適に使用することができる。
支持塩としては、例えば、LiPF、LiBF、LiClO等のリチウム塩を好適に用いることができる。特に好ましい支持塩として、LiPFが挙げられる。支持塩の濃度は、好ましくは0.7mol/L以上1.3mol/L以下であり、特に好ましくは凡そ1.0mol/Lである。
なお、非水電解質中には、本発明の効果を著しく損なわない限りにおいて、上述した非水溶媒、支持塩以外の成分を更に含み得る。かかる任意成分は、例えば、電池の出力性能の向上、保存性の向上(保存中における容量低下の抑制等)、初期充放電効率の向上等の1または2以上の目的で使用されるものであり得る。このような任意成分として、例えば、ホウ素原子および/またはリン原子を含むオキサラト錯体化合物、ビニレンカーボナート(VC)、フルオロエチレンカーボナート(FEC)等の被膜形成剤、分散剤、増粘剤等の各種添加剤が挙げられる。
以下、本発明に関する試験例について説明するが、本発明の技術範囲をかかる試験例で説明したものに限定することを意図したものではない。
<試験例>
正極合材として、スピネル系正極活物質と、アセチレンブラック(導電材)と、PVdF(バインダ)とを、これらの重量比が90:7:3となるように混合し、溶媒をNMPとしてスラリー状組成物を作製した。ここで使用したスピネル系正極活物質はLiNi0.5Mn1.5であり、粒子径が13μmである。この正極合材スラリーを、厚さ15μmのアルミニウム箔(正極集電体)に塗布した後、乾燥させて正極活物質層を形成し、ロールプレスして正極を作製した。
負極合材として、グラファイト(負極活物質:平均粒径20μm、黒鉛化度≧0.9)と、CMC(増粘剤)と、SBR(バインダ)とを、これらの重量比が98:1:1となるように混合し、溶媒を水としてスラリーを作製した。この負極合材スラリーを、厚さ10μmの銅箔(負極集電体)に塗布した後乾燥させて負極活物質層を形成し、ロールプレスして負極を作製した。
MFECとTFDMCとを体積比1:1の割合で含む混合溶媒に、LiPFを1mol/Lの濃度となるように溶解して非水電解質を調製した。
適切な大きさに切り出して上記非水電解質を含浸させたセパレータ(多孔質PE/PP/PE三層シート)を介して、上記正極と上記負極とを重ね合わせ、捲回させることで捲回型電極体を形成し、電池ケースに収容した。ここへ上記非水電解質を更に注入し、該電池ケースを封止して角型電池を構築した。かかる角型セルを50個使用し、それぞれを直列に接続し、且つ拘束することによって試験例にかかる組電池を構築した。
図1の劣化度推定装置のシステム図中に示される、電圧センサ11は、上記構築した組電池10の端子間電圧を検出し、検出結果をコントローラ12に出力する。本実施形態では、組電池10の端子間電圧を検出しているが、各電池セル100に対して電圧センサ11を設けても良い。
コントローラ12は、メモリ13を内蔵しており、各種の情報が記録されている。本実施形態では、メモリ13をコントローラ12の内部に設置しているが、コントローラ12の外部に設置しても良い。
電流センサ14は、組電池10に流れる充放電電流を検出し、検出結果をコントローラ12に出力する。充電電流を正の値、放電電流を負の値とすることができる。ただし、符号は逆でも良い。また、温度センサ15は、組電池10の温度を検出し、検出結果をコントローラ12に出力する。本実施形態では、組電池10の充放電電流および温度を検出しているが、各電池セル100に対して検出しても良い。
負荷16は、リレー17a、17bを介して組電池10と接続されており、組電池10からの電力を受けて駆動する。リレー17a、17bがオンである場合、組電池10は、負荷16と接続され、リレー17a、17bがオフである場合、組電池10と負荷16とは非接続となる。
組電池10を車両に搭載した場合、負荷16として、モーターを用いることができる。モーターは、組電池10から供給された電力によって駆動し、車両を走行させることができる。また、車両の制動時に発生するエネルギを電気エネルギへと変換し、組電池10に電力を供給することもできる。
本実施形態では、図示していないが、組電池10および負荷16の間には、インバータや昇圧回路など配置することができる。それらの構成は、負荷16に含まれる。
満充電容量の劣化度推定について、図4に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。該推定制御フローは、所定周期で劣化度推定を行っても良いし、任意のタイミングで行っても良い。
ステップS101において、コントローラ12は、温度センサ15および電圧センサ11を用いて、電池セル100の電池温度および電圧(開回路電圧)を検出する。ここでコントローラ12は、上記検出結果に基づいて充電率(SOC)を算出する。
ステップS102において、コントローラ12は、上記電池温度および充電率(SOC)をパラメータとして、満充電容量の劣化速度を算出する。ここでの劣化速度の算出方法としては、予めメモリ13に、電池温度および充電率(SOC)と、劣化速度とを関連付けた第1マップを記録させておき、該第1マップより満充電容量の劣化速度を算出する。第1マップの詳細については、後述する。本実施形態では、電池温度および充電率(SOC)より、劣化速度を算出しているが、SOCの代わりに負極電位を用いても、3つのパラメータを併用して算出しても良い。また、負極電位は、参照電極により算出しても良い。参照電極は、金属リチウム、リン酸鉄リチウム、チタン酸リチウム等からなり、電極電位の測定時に電位の基準点を与える電極であっても良い。
〔劣化速度の算出〕
劣化速度の算出(第1マップの作成方法)については、劣化前(使用前)の二次電池(試験例)を対象としており、実験、あるいはシミュレーションにより取得することができる。ここではSOC60%での保存試験を25℃(例1)、40℃(例2)、50℃(例3)、60℃(例4)の環境下にて実施して求めた。得られた各パターンの保存時間の平方根に対する劣化速度を算出し、表1および図5に示した。また、図5にはアレニウスの法則より求められた直線を示した。アレニウスの法則とは、化学反応速度の温度依存性を予測する法則であり、温度が高くなるほど容量が劣化する。
Figure 2016061562
図5に示されている通り、電池温度と劣化速度については、電池温度50℃までは直線性が認められた。また、電池を解体し、負極上の金属析出量を測定したところ、例4(電池温度:60℃)のみに金属析出(金属溶出)が確認できた。また、25℃〜50℃の結果について直線を引き(図5)、これをSOC60%での劣化速度とした。図5の横軸は絶対温度T(但し1000/Tで示す)である。同様にして、SOCを変化させた試験またはシミュレーションを実施し、各SOCにおける電池温度と劣化速度との関係を得ることで第1マップを作成した。当該SOCは、SOC範囲であっても良い。このSOC範囲は1%間隔、あるいは5%間隔であっても良い。SOC間隔が小さくなるほど推定精度が向上するため、SOC範囲は、目標とする推定精度に基づき、適宜変更することができる。ここで金属析出量は、実験の場合、高周波誘導結合プラズマ(ICP)を光源とする発光分光分析法で測定した測定値である。
ステップS103において、コントローラ12は、ステップS101で求めた電池温度が、所定温度(例えば50℃、典型的には55℃)より大きいか否かを判断する。電池温度が所定温度より大きい場合、ステップS104に進む。電池温度が所定温度以下の場合、ステップS106に進む。
ステップS104において、コントローラ12は、ステップS101で求めた電池温度および充電率(SOC)をパラメータとして金属溶出速度または金属析出速度(以下、金属溶出速度)を算出する。ここでの金属溶出速度の算出方法としては、予めメモリ13に、電池温度および充電率(SOC)と、金属溶出速度とを関連付けた第2マップを記録させておき、該第2マップより金属溶出速度を算出する。第2マップの詳細については、後述する。本実施形態では、電池温度および充電率(SOC)より、金属溶出速度を算出しているが、SOCの代わりに正極電位を用いても、3つのパラメータを併用して算出しても良い。また、正極電位は、参照電極により算出しても良い。参照電極は、金属リチウム、リン酸鉄リチウム、チタン酸リチウム等からなり、電極電位の測定時に電位の基準点を与える電極であっても良い。
〔金属溶出速度の算出〕
金属溶出速度の算出(第2マップの作成方法)については、劣化前(使用前)の二次電池(試験例)を対象としており、実験、あるいはシミュレーションにより取得することができる。SOC60%での保存試験を55℃、60℃、70℃の環境下にて実施して求めた。各パターンについて、10日後および30日後における負極上の金属析出量を測定した。得られた各パターンの金属溶出量を表2および図6に示した。
Figure 2016061562
表2および図6に示されている通り、金属溶出量については、保存時間に対して直線的に増加する傾向が確認された。ここで、金属溶出速度を求め、保存時間に対する金属溶出速度を算出し、アレニウスの法則に当てはめたところ、図7のような直線性が得られ、これをSOC60%における金属溶出速度とした。図7の横軸は絶対温度T(但し1000/Tで示す)である。同様にして、SOCを変化させた試験またはシミュレーションを実施し、各SOCにおける電池温度と金属溶出速度との関係を得ることで第2マップを作成した。当該SOCは、SOC範囲であっても良い。このSOC範囲は1%間隔、あるいは5%間隔であっても良い。SOC間隔が小さくなるほど推定精度が向上するため、SOC範囲は、目標とする推定精度に基づき、適宜変更することができる。
ステップS105において、コントローラ12は、ステップS104で求めた金属溶出速度と、保存時間とから金属溶出量または析出量(以下、金属溶出量)を求める。保存時間とは、現状の充電率(SOC)で保存された保存時間(保存期間)のことである。ここでの保存時間は、本フローチャートの開始時にカウントをスタートし、本フローチャートが終了するまでの保存時間をメモリ13に記録させておく。
ステップS108において、コントローラ12は、現状までの金属溶出量を累積した累積溶出量に、ステップS105で求めた金属溶出量を加算して累積溶出量を更新する。ステップS103において、電池温度が、所定温度以下の場合、金属溶出量は0(S106〜S107)である。金属溶出量を0として、累積溶出量を更新し(S108)、ステップS109に進む。
ステップS109において、コントローラ12は、ステップS108で求めた累積溶出量に応じて、ステップS102で求めた満充電容量の劣化速度を補正する。劣化速度の補正方法の詳細については、後述する。
〔劣化速度の補正方法〕
劣化速度の補正方法については、劣化前(使用前)の二次電池(試験例)を対象としており、実験、あるいはシミュレーションにより取得することができる。SOC100%でのフロート試験を70℃の環境下にて、1、2、3日実施し、各日の負極上の金属析出量を測定した。更にフロート試験後、例3の条件と同様に50℃、且つ、SOC60%での保存試験を実施し、劣化速度を算出した。得られた各パターンの試験結果を表3に示した。ここでのフロート試験とは、自己放電による電圧低下を感知し、常に満充電状態を維持するために充電をし続ける試験のことである。
Figure 2016061562
表3および図8に示されている通り、保存時間に対する容量劣化を算出したところ、金属析出量(金属溶出量)に比例して傾き(劣化速度)も増加する傾向が確認された。この試験により、溶出した金属量当たりの劣化速度の増加倍率を得ることで、劣化速度の補正係数(補正方法)を得た。
ステップS110においてコントローラ12は、上記劣化速度および保存時間から満充電容量の劣化量を算出する。
ステップS111において、コントローラ12は、現状までの劣化量を累積した累積劣化量に、ステップS110で求めた劣化量を加算して累積劣化量を更新する。本実施形態では、劣化速度および保存時間から満充電容量の劣化量によって、累積劣化量を更新しているが、ここに二次電池の充放電による通電量の積算値をパラメータとして算出する、充放電サイクルに起因する劣化量を加算しても良い。
ステップS111で求めた劣化量を、現状の満充電容量の劣化度として決定し、制御フローを終了させる。その後、該劣化度を満充電容量から差し引いて、満充電容量を更新する。本実施形態では、累積溶出量に応じて劣化速度を補正しているが、劣化度そのものを補正しても良い。また、コントローラ12が劣化度算出のマップを複数有しており、電池温度が所定値以上か否かで劣化度を算出するマップを使い分けて、劣化度を算出しても良い。
本発明の劣化度推定装置は、電池温度の履歴に基づいて、累積金属溶出量(累積金属析出量)を算出することで劣化度を算出している。ここでの電池温度の履歴とは、二次電池を製造後、車両に搭載するなど製品として負荷に接続してからの履歴のことを指す。
以上、本発明を詳細に説明したが、上記実施形態および実施例は例示にすぎず、ここで開示される発明には上述の具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
10 組電池
11 電圧センサ
12 コントローラ
13 メモリ
14 電流センサ
15 温度センサ
17a リレー
17b リレー
20 捲回電極体
30 電池ケース
32 電池ケース本体
34 蓋体
36 安全弁
42 正極端子
42a 正極集電板
44 負極端子
44a 負極集電板
50 正極
52 正極集電体
52a 正極活物質層非形成部分
54 正極活物質層
60 負極
62 負極集電体
62a 負極活物質層非形成部分
64 負極活物質層
70 セパレータ
100 二次電池(リチウムイオン二次電池)

Claims (5)

  1. 充放電可能な二次電池を備え、
    前記二次電池の充放電による通電量の積算値または、前記二次電池の電池温度の少なくとも1つと充電率(SOC)とから満充電容量の劣化度を推定する劣化度推定装置において、
    前記劣化度推定装置は、前記電池温度の履歴に基づいて、正極での累積金属溶出量または負極での累積金属析出量を算出し、
    前記累積金属溶出量または前記累積金属析出量が大きい場合は、前記累積金属溶出量または前記累積金属析出量が小さい場合と比較して、前記劣化度を大きく算出することを特徴とする劣化度推定装置。
  2. 前記劣化度推定装置は、前記電池温度が所定値以上のとき、前記累積金属溶出量または前記累積金属析出量を算出する、
    請求項1に記載の劣化度推定装置。
  3. 前記正極は、正極活物質層を含み、
    前記正極活物質層は、リチウム金属基準(vs.Li/Li)での開回路電圧(OCV)が4.3V以上である高電位正極活物質を含む、
    請求項1または2に記載の劣化度推定装置。
  4. 前記高電位正極活物質は、LiとNiとMnとを必須元素とするスピネル系正極活物質である、
    請求項3に記載の劣化度推定装置。
  5. 前記スピネル系正極活物質は、LiNi0.5Mn1.5である、
    請求項4に記載の劣化度推定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018073777A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 リチウムイオン二次電池の制御システム
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