JP2016060475A - ボート用セーフティドーム - Google Patents

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Takeshi Matsuzaki
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Abstract

【課題】津波等でも転覆や落水の危険が無く、強い日差しや風、波しぶき、雨等からも守られ、オールを漕いで容易に移動可能なボート、また多人数分を少ないスペースで保管可能なボートを提供する。
【解決手段】軽量ボート1ゴムボート/樹脂ボート/アルミボート等)を低重心に保たせるために座席部分に乗員人数分の乗員固定ベルト2を設けると共に、大型でドーム型の構造物であるセーフティドーム3を設ける。セーフティドーム3は金属パイプや強化プラスチックバー等でドーム状に骨組みされたドーム骨格4を、カバーシート5で覆っており、扇状に開閉する機能を持っている構造か、または金属若しくは強化プラスチック、グラスファイバー等で幾つかに分割されたドーム状の屋根を用い、それらを扇状に開閉、若しくはそれらをスライドして開閉できる機能を持った構造であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はレジャーボート、及び津波、洪水、水上非難時での救命ボートとして、開閉、折り畳みできるドームを持ったボートに関するものである。
従来、頑強な球体カプセル構造を持った「救命カプセル」がある。
(特許文献1参照)
また、ゴムボートの上部をカバーシートで覆った「救命イカダ」がある。
(特許文献2参照)
特開2012−206640号広報 特開2002−240782号広報
(イ) 救命カプセルは頑強な球体カプセル構造物のため、津波等で転覆しそうになっても搭乗者が保護される。
しかし球体のため漕いで移動できず風や光の取り込みが困難であり、折り畳みできないために多数の保管は広大なスペースが必要である。
(ロ) 救命イカダは折り畳んでの多数の保管が可能であり、上部の屋根シートを外せばオールで漕ぐことも可能である。
しかし円形ボートのためにオールを漕いでもわずかしか移動できず、上部屋根シートを1本の柱で支えているだけの構造のため、津波等では乗員の落水や転覆する可能性がある。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
請求項1では、
軽量ボート(ゴムボート/樹脂ボート/アルミボート等)に装着した乗員固定ベルトによって低重心が保たれ、ボート上部にドーム型構造物があるために、大波でボートが転覆しそうになっても起き上がりこぶしのようにボート姿勢が復帰する。
請求項2では、
前記ドームにより乗員が包み込まれることで乗員の落水防止が図られ、また、強い日差しや風、波しぶき、雨等からも乗員が守られる。
請求項3では、
前記ドームは扇状、若しくはスライド式に開閉する機能を持っているため、適度に風や光を取り入れて快適な空間を作り出すことができる。
請求項4では、
前記ドーム全開状態ではオールを漕ぐことができる。
請求項5では、
前記の扇状に開閉するドームについては、折り畳んで積み重ねることで少ないスペースで多人数分の保管が可能である。
請求項6では、
前記乗員固定ベルトは乗員を支えるのに十分な剛性と長さを備えており、乗員座部であるボート船底、若しくはボート側面の乗員座部に設けられている。
請求項7では、
前記の扇状に開閉するドーム型構造物については、金属パイプや強化プラスチックバー等でドーム状に組まれたドーム骨格をカバーシートで覆っており、そのドーム骨格とカバーシートが扇状に開閉する機能を持っている。
請求項8では、
前記のスライド式で開閉するドーム型構造物については、金属若しくは強化プラスチック、グラスファイバー等で幾つかに分割されたドーム状の屋根で構成され、それらがスライドして開閉できる機能を持っている。
請求項1では、
軽量ボート(ゴムボート/樹脂ボート/アルミボート等)に装着した乗員固定ベルトによって低重心が保たれ、ボート上部にドーム型構造物があるために、大波でボートが転覆しそうになっても起き上がりこぶしのようにボート姿勢が自己復帰することにより転覆や沈没の危険から乗員を守ることができる。
請求項2では、
前記ドームにより乗員が包み込まれることで乗員の落水防止が図られ、また、強い日差しや風、波しぶき、雨等からも乗員が守られるため、乗員の生命が守られ、乗員の体力消耗防止にも高い効果が得られる。
請求項3では、
前記ドームは扇状、若しくはスライド式に開閉する機能を持っているため、適度に風や光を取り入れて快適な空間を作り出すことができ、乗員の体力消耗防止にも高い効果が得られる。
請求項4では、
前記ドーム全開状態ではオールを漕ぐことができるため、レジャー使用をはじめ、津波や洪水時にも水の流れが鎮静化した後には自力で移動することができる。
請求項5では、
前記の扇状に開閉するドームについては、折り畳んで積み重ねることで少ないスペースで多人数分の保管が可能であるため、安全性の高い救命ボートとして一般家庭や避難所等で防災常備品として保管ができる。
請求項6では、
前記乗員固定ベルトは乗員を支えるのに十分な剛性と長さを備えており、乗員座部であるボート船底、若しくはボート側面の乗員座部に設けられているため、大波や強風を受けても乗員姿勢が常に固定され、ボート姿勢もより安定したものとなる。
請求項7では、
前記の扇状に開閉するドーム型構造物については、剛性のある材質で組まれたドーム骨格をカバーシートで覆っているため、大波や強風を受けて一時的に横倒しや逆さまになってもドームが潰れたりせず、起き上がりこぶしのように重心の低い船底が下になるようボート姿勢が自己復帰する。
また、剛性のある素材を使用することで、扇状の開閉操作が可能ともなっている。
請求項8では、
前記のスライド式で開閉するドーム型構造物については、剛性のある素材で幾つかに分割されたドーム状の屋根で構成され、それらがスライドして開閉できる機能を持っていることにより、災害対応時の煙やガス等の充満した中での航行のように高い気密性が必要な場合にも対応可能。また、ドーム全面を透明強化プラスチックにして視界を最大にすれば、滝下を通過する小型遊覧船としての使用や、激流等を航行するサバイバルボートとして使用することも適している。
本発明のドーム全閉のときの全体図である。 本発明のドーム全開のときの全体図である。 本発明のドームを閉鎖しようとした時の全体図である。 本発明のスライド式ドームを閉鎖しようとした時の全体図である。
以下、本発明の実施の形態について図1を用いて説明する。
図1、2、3において、軽量ボート(1)(ゴムボート/樹脂ボート/アルミボート等)を低重心に保たせるために座席部分に乗員人数分の乗員固定ベルト(2)を設けると共に、大型でドーム型の構造物であるセーフティドーム(3)を設ける。
セーフティドームは金属パイプや強化プラスチックバー等でドーム状に骨組みされたドーム骨格(4)を、カバーシート(5)で覆っており、扇状に開閉する機能を持っていると共に、折り畳み可能な構造である。
ボートは乗員固定ベルトで低重心が保たれ、ボート上部にドーム型構造物があるために、大波でボートが転覆しそうになっても起き上がりこぶしのようにボート姿勢が復帰すると共に、このドームによって乗員の落水防止、強い日差しや風、波しぶき、雨等からも乗員が守られる。
ドームは必要に応じて開閉できるため、体力の消耗が抑えられ、適度に風や光を取り入れて快適な空間を作り出すことができる。
ドーム全開状態ではオールで漕ぐことができ、折り畳んで積み重ねることで多人数分の保管も可能である。
以下、本発明の実施の形態について図4を用いて説明する。
セーフティドームの構造については、ドーム骨格とカバーシートの構成に代えて、金属若しくは強化プラスチック、グラスファイバー等で幾つかに分割されたドーム状の屋根(6)を用い、それらを扇状に開閉、若しくはそれらをスライドして開閉できる構成にすることもできる。
この構造によって、災害対応時の煙やガス等の充満した中での航行のように高い気密性が必要な場合にも対応可能であり、ドーム全面を透明強化プラスチックにして視界を最大にすれば、滝下を通過する小型遊覧船としての使用や、激流等を航行するサバイバルボートとして使用することも適している。
なお、救命ボートとしてゴムボートを使用する場合、ボート外側面も強靭なカバーシートで覆う事で、安全性を向上させることができる。
また、圧縮空気ボンベでボートを膨らませることで短時間での使用準備が完了するため、救命ボートとしての併用はより効果的である。
1 軽量ボート本体
2 乗員固定ベルト
3 セーフティドーム
4 ドーム骨格
5 カバーシート
6 スライド式ドーム

Claims (8)

  1. 軽量ボート(ゴムボート/樹脂ボート/アルミボート等)に装着した乗員固定ベルトによって低重心が保たれ、ボート上部にドーム型構造物があるために、大波でボートが転覆しそうになっても起き上がりこぶしのようにボート姿勢が自己復帰することを特徴とするボート用セーフティドーム。
  2. 前記ドームにより乗員が包み込まれることで乗員の落水防止が図られ、また、強い日差しや風、波しぶき、雨等からも乗員が守られることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  3. 前記ドームは扇状、若しくはスライド式に開閉する機能を持っているため、適度に風や光を取り入れて快適な空間を作り出せることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  4. 前記ドーム全開状態ではオールを漕ぐことができることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  5. 前記の扇状に開閉するドームについては、折り畳んで積み重ねることで少ないスペースで多人数分の保管が可能であることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  6. 前記乗員固定ベルトは乗員を支えるのに十分な剛性と長さを備えており、乗員座部であるボート船底、若しくはボート側面の乗員座部に設けられていることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  7. 前記の扇状に開閉するドーム型構造物については金属パイプや強化プラスチックバー等でドーム状に組まれたドーム骨格をカバーシートで覆っており、そのドーム骨格とカバーシートが扇状に開閉する機能を持っていることを特徴とするボート用セーフティドーム。
  8. 前記のスライド式で開閉するドーム型構造物については、金属若しくは強化プラスチック、グラスファイバー等で幾つかに分割されたドーム状の屋根で構成され、それらがスライドして開閉できる機能を持っていることを特徴とするボート用セーフティドーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180084697A (ko) * 2018-07-06 2018-07-25 김재흥 레저용 조립식 보트

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