JP2016059632A - ロータリー式電気かみそり - Google Patents

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哲彦 志水
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Abstract

【課題】外刃が肌に追従して円滑に移動できると共に、どのような髭も確実に捕らえることができ、且つ、深剃りとなって皮膚を傷めてしまうことが防止できるロータリー式電気かみそりを提供する。
【解決手段】本発明に係るロータリー式電気かみそり1は、複数の髭進入口27が形成された環状髭剃り面22A、22Bを上面22aに有する外刃22と、前記外刃22の下面22bに前記環状髭剃り面22A、22Bの下方から摺接しつつ回転する小刃42Aを持つ内刃42とを有するロータリー式電気かみそりであって、前記外刃22は、前記環状髭剃り面22A、22Bの所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて前記髭進入口27が並設されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ロータリー式電気かみそりに関する。
例えば、複数の髭進入口が形成された環状髭剃り面を上面に有する外刃と、外刃の下面に環状髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを備えて、髭進入口に進入した髭を切断するロータリー式電気かみそりが知られている(特許文献1参照)。
特表2006−510430号公報
従来より、ロータリー式電気かみそりにおいては、特に、(a)外刃が肌の細かい凹凸に追従しながら円滑に移動できること、(b)使用者ごとに異なる髭の特性に対応して髭を確実に捕らえて剃り残しが防止できること、(c)外刃を皮膚に強く押し付けた場合に深剃りとなって皮膚を傷めてしまうことが防止できること、が重要な課題となる。
例えば、特許文献1に示されるロータリー式電気かみそりのように、外刃髭剃り面の周方向の一部領域に隆線を設ける構成によれば、皮膚の接触圧を減らして皮膚を保護することができるが、その一方で、髭剃り性能が低下してしまう問題が生じ得る。このように、上記(a)〜(c)の課題はそれぞれを単独で解決することは比較的容易であるものの、全ての課題を同時に解決することは相反する要素が含まれるため、非常に高度な技術が要求される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、外刃が肌に追従して円滑に移動できると共に、どのような髭も確実に捕らえることができ、且つ、深剃りとなって皮膚を傷めてしまうことが防止できるロータリー式電気かみそりを提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
開示のロータリー式電気かみそりは、複数の髭進入口が形成された環状髭剃り面を上面に有する外刃と、前記外刃の下面に前記環状髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりであって、前記外刃は、前記環状髭剃り面の所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて前記髭進入口が並設されていることを特徴とする。
開示のロータリー式電気かみそりによれば、外刃が肌に追従して円滑に移動できると共に、どのような髭も確実に捕らえることができ、且つ、深剃りとなって皮膚を傷めてしまうことが防止できる。
本発明の実施形態に係るロータリー式電気かみそりの例を示す概略図(斜視図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりのヘッド部の例を示す概略図(分解斜視図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの内刃の例を示す概略図(斜視図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの内刃の小刃および外刃の一部を示す概略図である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの外刃の第1実施例を示す概略図(平面図)である。 図5に示す外刃の断面図である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの外刃の第2実施例を示す概略図(平面図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの外刃の第3実施例を示す概略図(平面図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの外刃の第4実施例を示す概略図(平面図)である。 図1に示すロータリー式電気かみそりの外刃の第5実施例を示す概略図(平面図)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本実施形態に係るロータリー式電気かみそり1の例を示す概略図(斜視図)である。また、図2は、ヘッド部3の例を示す概略図(分解斜視図)である。また、図3は、ロータリー式電気かみそり1の内刃42の例を示す概略図(斜視図)であり、図4は、内刃42(特に、小刃42A)および外刃22の一部(断面)を示す概略図である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態に係るロータリー式電気かみそり1は、図1、図2に示すように、複数の髭進入口27が貫通形成された外刃22と、当該外刃22の下面に摺接しつつ回転する内刃42とを有し、髭進入口27に進入した髭を外刃22と内刃42とでカットするロータリー式電気かみそりである。なお、外刃22と内刃42とを備えて構成される刃ユニット6を三組有するロータリー式電気かみそりを例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、一組あるいは他の複数組であってもよい。
図1において、符号2は本体部であり、略円柱状のケース10を備えている。このケース10の内部には、内刃42を回転駆動するモータ、モータに電力を供給する電池、回転駆動等の制御を行う制御部(いずれも不図示)が収容されている。ケース10の前面には電源のオン・オフ等を行うスイッチボタン12が設けられ、このスイッチボタンの下方には電池の充電残量等を示すLEDランプからなる表示部14が設けられている。
図2に示すように、ヘッド部3は、本体部2のケース10の上部に連結されて保持されるヘッドケース52と、このヘッドケース52に上方から被される刃枠54と、ヘッドケース52の内底部に収容された駆動機構(不図示)と、刃枠54に僅かに上下動可能かつ揺動可能に保持された三組の刃ユニット6とを備えている。ここで、各刃ユニット6は、略円盤状の外刃22と、この外刃22の下面(内面)に摺接しながら回転する内刃42とを備えている。また、三組の刃ユニット6は平面視で、三角形となるように配設されている。なお、本実施形態は、前述の通り、刃ユニット6を三組備える場合の例であるが、刃ユニットが三組以外の場合においても基本的な構成は同様に考えればよい。
ここで、外刃22は、髭進入口となる複数の孔27が軸方向(すなわち内刃の回転軸の軸方向と同方向)に貫通して形成され、この髭進入口27に入った髭を内刃42がカットする構成である。すなわち、外刃22は、上面22aが使用者の肌に接する髭剃り面となり、髭進入口27が上面22aに開口する構成となる。一例として、上面22aは環状の平面すなわち環状髭剃り面として形成されている。また、外刃22は周縁が下方に折曲された形状を有しており、この周縁には外刃リング24が嵌め合わされている。なお、この外刃リング24の内周にはストッパリング26が嵌め込まれて、外刃22を外刃リング24に固定している。
一方、内刃42は、内刃保持台44に固定され、この内刃保持台44の下部にモータの出力軸と接続される内刃駆動軸(不図示)の上端が嵌合される凹部が形成されている。この内刃42は外刃リング24に嵌め込まれた内刃受け46により外刃22側に揺動可能に保持され、これらにより三組の独立した刃ユニット6が形成される。
図3に示すように、本実施形態に係る内刃42は、金属板の一部を板面42Bに対して起立させた複数の小刃42Aを備えて構成される(図の簡素化のため、一部の小刃のみに符号を記入している)。一例として、内刃42はステンレス鋼からなる金属板を用いて、プレス加工による型抜きおよび折曲を行って、一体構造として形成される。
以上の構成を備えて、刃ユニット6が組み立てられることによって、外刃22の下面22bに、内刃42の小刃42Aが当接する状態となる(図4参照)。この状態で、内刃42を矢印方向に回転駆動することによって、髭進入口27に入った髭Xを内刃42(小刃42A)の刃先でカットすることができる。
ここで、本実施形態に特徴的な外刃22の構成について、図面を用いて詳しく説明する。
(第1実施例)
先ず、外刃22の第1実施例を図5、図6に示す。ここで、図5は外刃22の平面図であり、図6は外刃22の正面断面図である。
本実施例においては、図5、図6に示すように、外刃22の上面となる二つ(二重)の環状髭剃り面22A、22Bが中心軸20に対して同心に形成され、それらの間(径方向における中間位置)に環状凹溝22Cが形成されている。一例として、図6に示すように、環状髭剃り面22Aと22Bとが中心軸20に沿って同じ高さとなるように構成している。ただし、この構成に限定されるものではなく、内側の環状髭剃り面22Bが外側の環状髭剃り面22Aよりも中心軸20に沿って高さが高くなるように構成してもよい。
ここで、外刃22は、ステンレス鋼からなる金属板を用いて、プレス加工による型抜きおよび折曲を行って、一体構造として形成される。ただし、これに限定されるものではなく、環状髭剃り面22A、22Bが別体に形成されて固定される構成、あるいは、別体に形成されて相互に軸方向に移動可能に連結される構成等、様々な構成を採用し得る。なお、環状髭剃り面に関しても、二つに限定されるものではなく一つあるいは三つ以上有する構成としてもよい。
また、環状髭剃り面22A、22Bには、複数の髭進入口が形成されている。本実施例においては、当該髭進入口として、平面視長孔状の髭進入口27および平面視丸孔状の髭進入口28を備えている。ここで、「丸孔状」とは、真円形には限定されず、楕円形、長円形等の他の円形も含まれる趣旨である。なお、複数の髭進入口として、長孔状の髭進入口27のみを有する構成としてもよい。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面22A、22Bの所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて(すなわち、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定ではない配置となるように)髭進入口が並設されている。ここで、周方向間隔を変えて並設する構成の一例として、外周の環状髭剃り面22Aに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Aで示す周方向領域において、同矢印Aの方向に向かって、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が徐々に拡大するように配設されている。また、内周の環状髭剃り面22Bに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Bで示す周方向領域において、同矢印Bの方向に向かって、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が徐々に拡大するように配設されている。
なお、所定の周方向領域において周方向間隔を変えて複数の髭進入口を並設する構成の例は、上記に限定されるものではない。すなわち、所定の周方向領域は、1周、1周を等分の領域(2等分、3等分、・・・等)に分割したもの、もしくは、1周を等分でない領域に分割したもの等、様々に設定し得る。また、周方向間隔を変える配置は、間隔を徐々に拡大・縮小する配置(拡大・縮小の変化率は連続的、非連続的、段階的等)、もしくは、複数種類の均等間隔を有する配置等、様々に設定し得る。また、各髭進入口を単位として間隔を変える配置に限定されず、一まとまりの髭進入口群を単位として間隔を変える配置としてもよい。なお、各髭進入口(もしくは一まとまりの髭進入口群)を同一形状に形成する構成によれば、プレス加工が簡易となる。
長孔状の髭進入口27は髭を捕らえる効果が高い。特に、隣接する髭進入口同士の周方向間隔をできる限り狭くして、髭進入口の無い平面領域である「ブランク部」(通称「ベタ部」ともいう)29の面積を減少させることによって、長い髭、くせ髭等、様々なタイプの髭を捕らえる性能を向上させることができる。その一方で、ブランク部の面積を減少させるほど、肌に追従して円滑に移動できなくなると共に肌触りが悪くなり、且つ、肌への押し付け力が小さくても深剃りとなって肌を痛めてしまう可能性が高くなるという相反する課題があった。
しかし、本実施例のように、所定の周方向領域において周方向間隔を変えて複数の髭進入口を並設する構成によれば、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に狭い配置を設けることができるため、多様なタイプの髭を捕らえる性能が向上し、剃り残しの防止および剃り味の向上を図ることが可能となる。同時に、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に広い配置を設けることができるため、肌に追従して円滑に移動させることができると共に肌触りを向上させることができ、且つ、深剃りによって肌を痛めてしまう可能性を低減させることが可能となる。したがって、上記の相反する課題の解決が可能となる。
ここで、長孔状の髭進入口27は、例えば、長辺部が直線状、または、長辺部の全体もしくは一部が曲線状、等のように様々な形状を採用することができる。
一例として、本実施例に係る長孔状の髭進入口27は、図5に示すように、長辺部の一部(ここでは、長手方向の中間部)が曲線状となるように形成されている。このように、長辺部の一部(もしくは全体)が曲線状となる部分を有する構成によって、特に、長い髭や、くせ髭が当該曲線状の部分に引っ掛かり易くなって孔内(髭進入口内)に導入され易くなるため、それらの髭を捕らえる性能が一段と向上する効果が得られる。なお、本実施例においては、外刃22をせん断プレス加工によって形成することによって、上記のような複雑な形状の髭進入口の形成を可能としている。ただし、その他の形成方法として、エッチング、ECM等も採用し得る。
なお、図5に示すように、環状髭剃り面(一例として22A)において、適宜、丸孔状の髭進入口28を併設する構成としてもよい。これによれば、長孔状の髭進入口27によって奏される髭を捕らえる性能を大きく落とすことなく、ブランク部の面積を増加させることができるため、より一層、肌への追従性および肌触りを向上させることができると共に、深剃りの防止を図ることができる。
(第2実施例)
次に、外刃22の第2実施例を図7に示す。ここで、図7は外刃22の平面図である。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面が一つ(一重)の場合の例である。基本的な構成および作用効果は前述の第1実施例と同様であるため、相違点を中心に説明を行う。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面22Aの所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて(すなわち、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定ではない配置となるように)髭進入口が並設されている。一例として、環状髭剃り面22Aに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Cで示す周方向領域(ここでは、環状髭剃り面の1周の領域)において、同矢印Cの方向に向かって、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が徐々に拡大するように配設されている。
また、一例として、本実施例に係る長孔状の髭進入口27は、図7に示すように、長辺部の全体が曲線状となるように形成されている。このような構成によっても、長い髭や、くせ髭が当該曲線状の部分に引っ掛かり易くなって孔内(髭進入口内)に導入され易くなるため、それらの髭を捕らえる性能が一段と向上する効果が得られる。
なお、前述の通り、環状髭剃り面の数、髭進入口の形状、所定の周方向領域の設定、周方向間隔を変える配置、等は上記の例に限定されるものではない。
本実施例に係る外刃22によっても、前述の第1実施例に係る外刃22と同様の作用効果が奏される。
(第3実施例)
次に、外刃22の第3実施例を図8に示す。ここで、図8は外刃22の平面図である。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面が二つ(二重)の場合の例である。基本的な構成および作用効果は前述の第1実施例と同様であるため、相違点を中心に説明を行う。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面22A、22Bの所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて(すなわち、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定ではない配置となるように)髭進入口が並設されている。一例として、外周の環状髭剃り面22Aに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Dで示す周方向領域(ここでは、環状髭剃り面の1/2の領域)において、領域D1、D3における隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に広く、領域D2における隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に狭くなるように、周方向間隔を変えて配設されている。また、内周の環状髭剃り面22Bに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Dで示す周方向領域(ここでは、環状髭剃り面の1/2の領域)において、領域D1、D3における隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に広く、領域D2における隣接する髭進入口同士の周方向間隔が相対的に狭くなるように、周方向間隔を変えて配設されている。なお、本実施例では、外周の環状髭剃り面22Aと内周の環状髭剃り面22Bとで、D1〜D3の領域を同じ角度範囲に設定しているが、これに限定されず、それぞれにおいて異なる角度範囲に設定してもよい。
なお、前述の通り、環状髭剃り面の数、髭進入口の形状、所定の周方向領域の設定、周方向間隔を変える配置、等は上記の例に限定されるものではない。
本実施例に係る外刃22によっても、前述の第1実施例に係る外刃22と同様の作用効果が奏される。
(第4実施例)
次に、外刃22の第4実施例を図9に示す。ここで、図9は外刃22の平面図である。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面が二つ(二重)の場合の例である。基本的な構成および作用効果は前述の第1実施例と同様であるため、相違点を中心に説明を行う。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面22A、22Bの所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて(すなわち、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定ではない配置となるように)髭進入口が並設されている構成は前述の第1実施例と同様である。
したがって、本実施例に係る外刃22によっても、前述の第1実施例に係る外刃22と同様の作用効果が奏される。
上記に加えて、本実施例に特徴的な構成として、外周の環状髭剃り面22Aに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Eで示す周方向領域において、環状髭剃り面22Aの径方向両端まで開口する形状の髭進入口27aと、環状髭剃り面22Aの径方向両端まで開口しない形状(一例として、開口が外方の一端まで到達し、且つ、内方の他端までは到達していない形状)の髭進入口27bとが周方向に交互に配設されている。また、内周の環状髭剃り面22Bに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Fで示す周方向領域において、環状髭剃り面22Bの径方向両端まで開口する形状の髭進入口27aと、環状髭剃り面22Aの径方向両端まで開口しない形状(一例として、開口が外方の一端および内方の他端の両方に到達していない形状)の髭進入口27cとが周方向に交互に配設されている。
これによれば、特に両端まで開口しない髭進入口27b(もしくは27c)を有することによって、ブランク部29の面積を増加させることができるため、より一層、肌への追従性および肌触りを向上させることができると共に、深剃りの防止を図ることができる。このとき、両端まで開口する形状の髭進入口27aと両端まで開口しない髭進入口27b(もしくは27c)とを周方向に交互に配置することによって、くせ髭を捕らえる性能が大きく低下することもない。
なお、前述の通り、環状髭剃り面の数、髭進入口の形状、所定の周方向領域の設定、周方向間隔を変える配置、等は上記の例に限定されるものではない。
(第5実施例)
次に、外刃22の第5実施例を図10に示す。ここで、図10は外刃22の平面図である。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面が二つ(二重)の場合の例である。基本的な構成および作用効果は前述の第1実施例と同様であるため、相違点を中心に説明を行う。
本実施例に係る外刃22は、環状髭剃り面22A、22Bの所定の周方向領域において、周方向間隔が一定(すなわち、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定)で、且つ、開口密度を変えて(すなわち、単位面積当たりの開口面積(密度)が変化するように)髭進入口が並設されている。ここで、周方向間隔が一定で且つ開口密度を変えて並設する構成の一例として、外周の環状髭剃り面22Aに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Gで示す周方向領域(ここでは、環状髭剃り面の1/9の領域)において、同矢印Gの方向に向かって、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定で開口密度が徐々に減少するように配設されている。また、内周の環状髭剃り面22Bに設けられる複数の髭進入口(ここでは長孔状の髭進入口27)が、矢印Gで示す周方向領域において、同矢印Gの方向に向かって、隣接する髭進入口同士の周方向間隔が一定で開口密度が徐々に減少するように配設されている。
これによれば、開口密度が相対的に大きく並設された髭進入口によって、多様なタイプの髭を捕らえる性能が向上し、剃り残しの防止および剃り味の向上を図ることが可能となる。同時に、開口密度が相対的に小さく並設された髭進入口によって、肌に追従して円滑に移動させることができると共に肌触りを向上させることができ、且つ、深剃りによって肌を痛めてしまう可能性を低減させることが可能となる。
ここで、長孔状の髭進入口27は、例えば、長辺部が直線状、または、長辺部の全体もしくは一部が曲線状、等のように様々な形状を採用することができる。また、適宜、丸孔状の髭進入口28を併設する構成としてもよい。
なお、前述の通り、環状髭剃り面の数、髭進入口の形状、所定の周方向領域の設定、開口密度の変化率、等は上記の例に限定されるものではない。
以上、説明した通り、本発明に係るロータリー式電気かみそりによれば、外刃が肌に追従して円滑に移動できると共に、どのような髭も確実に捕らえることができ、且つ、深剃りとなって皮膚を傷めてしまうことが防止できる。このように、相反する課題の解決が可能となる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。特に、外刃と内刃との組合せ(刃ユニット)の数、環状髭剃り面の数、髭進入口の形状、所定の周方向領域の設定、周方向間隔を変える配置、開口密度を変える配置、等は上記に限定されるものではない。
1 ロータリー式電気かみそり
2 本体部
3 ヘッド部
6 刃ユニット
10 ケース
12 スイッチボタン
22 外刃
22a 外刃の上面
22b 外刃の下面
22A、22B 環状髭剃り面
24 外刃リング
26 ストッパリング
27 髭進入口(長孔状)
28 髭進入口(丸孔状)
29 ブランク部
42 内刃
42A 小刃
42B 金属板の板面
44 内刃保持台
46 内刃受け
52 ヘッドケース
54 刃枠
X 髭

Claims (5)

  1. 複数の髭進入口が形成された環状髭剃り面を上面に有する外刃と、前記外刃の下面に前記環状髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりであって、
    前記外刃は、前記環状髭剃り面の所定の周方向領域において、周方向間隔を変えて前記髭進入口が並設されていること
    を特徴とするロータリー式電気かみそり。
  2. 複数の髭進入口が形成された環状髭剃り面を上面に有する外刃と、前記外刃の下面に前記環状髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりであって、
    前記外刃は、前記環状髭剃り面の所定の周方向領域において、周方向間隔が一定で且つ開口密度を変えて前記髭進入口が並設されていること
    を特徴とするロータリー式電気かみそり。
  3. 前記複数の髭進入口のうちの少なくとも一部は、長孔状の形状に形成されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のロータリー式電気かみそり。
  4. 前記長孔状の髭進入口は、長辺部の形状が、直線状、または、全体もしくは一部が曲線状に形成されていること
    を特徴とする請求項3記載のロータリー式電気かみそり。
  5. 前記外刃は、前記環状髭剃り面の所定の周方向領域において、前記環状髭剃り面の径方向両端まで開口する前記髭進入口と、両端まで開口しない前記髭進入口とが周方向に交互に配設されていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータリー式電気かみそり。
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