JP2016059061A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレーミングアシストを行う際に、望遠側のズーム戻り位置の倍率が大きくなっても、効率的にズーム戻り位置の変更を行うことが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、第1の操作部を介した第1の操作に応じてズーム倍率を広角側に変更し、さらに第1の操作部を介した第2の操作に応じてズーム倍率を第1のズーム倍率に変更するズーム制御手段と、表示部の表示を制御する表示制御手段を有する。第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態で、表示制御手段は、第1のズーム倍率に基づく画角を示す指標を、撮像された画像に重畳して表示し、ズーム制御手段は、第2の操作部の操作に応じて第1のズーム倍率を変更する。第1のズーム倍率が第1の値の場合、低倍率の第2の値の場合と比較して、第2の操作部の操作に応じて大きな倍率刻みで第1のズーム倍率が変更される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特にズーム機能を備える撮像装置に関するものである。
近年、デジタルカメラのズーム機能の高倍率化により、遠くの被写体を大きく撮影することが可能となっている。このように高倍率ズームが可能なデジタルカメラでは、被写体が動く場合や撮影者の手振れが大きい場合などでは、高倍率になるほど被写体が画角外に外れやすくなってしまう。そこで、被写体が画角外に外れた場合に被写体を再び画角内に入れるための機能が提案されている。例えば、被写体が画角外に外れた際に特定の操作部材を押下することで、所定量だけ広角側にズームを駆動する機能が提案されている。広角側にズームを駆動することで、画角が広くなるため、見失った被写体を探しやすくなる。被写体を発見したら、画角の中心に被写体がくるようにカメラを移動させ、押下していた操作部材を解放する。すると、ズームが望遠側に駆動され、元の画角に戻る。この機能を以下フレーミングアシストと呼び、フレーミングアシストを行うための操作部材をフレーミングアシストボタンと呼ぶ。
ここで、例えばフレーミングアシストボタンを押して広角側にズームアウトした状態で被写体が前後に移動した場合を考える。見失った被写体を発見したら、フレーミングアシストボタンを離すことでズームが元の望遠側の画角に戻るが、このとき被写体の大きさが変わっているため、ズームレバーを操作して画角を決め直す必要がある。そのため、無駄なズーム移動が必要になるだけでなく、望遠側でズーム操作を行うことにより、再び被写体が画角外に外れてしまうおそれもある。
これに対して、特許文献1では、フレーミングアシストボタンを押して広角側にズームアウトした状態でさらにズームレバーを操作することで、望遠側のズーム戻り位置を変更することが可能な構成が開示されている。また、特許文献2では、広角側にズームアウトした状態で画角候補枠を複数表示させて、そのうちの1つを選択することでその画角にズームすることが開示されている。これら特許文献に開示されている構成によれば、広角側にズームアウトした状態で被写体が前後に動いたとしても、被写体の大きさに合わせて望遠側の画角を決め直すことが可能となる。
特開2012−060595号公報 特開2010−279022号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、望遠側のズーム戻り位置の倍率が大きくなるにつれて、所望の画角に決め直すことが困難になる。例えば、特許文献1のように広角側にズームアウトした状態で望遠側のズーム戻り位置をより望遠側に変更する場合を考える。ズーム戻り位置を一定倍率で望遠側に変更していくと、ズーム戻り位置の倍率が大きくなるにつれて画角の変化量が小さくなっていく。したがって所望のズーム戻り位置にするために多くの操作が必要になってしまう。また、特許文献2のように広角側にズームが引いた状態で画角候補枠を複数表示させる場合、画角候補の倍率が大きければ大きいほど画角候補枠同士の画角の差が小さくなるため、所望の画角を選択しにくくなる。
本発明の目的は、フレーミングアシストの際に望遠側のズーム戻り位置の倍率が大きくなっても、効率的にズーム戻り位置の変更を行うことが可能な撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、第1の操作部および第2の操作部と、前記第1の操作部を介した第1の操作に応じてズーム倍率を広角側に変更し、さらに前記第1の操作部を介した第2の操作に応じてズーム倍率を第1のズーム倍率に変更するズーム制御手段と、表示部の表示を制御する表示制御手段を有し、前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態において、前記表示制御手段は、前記第1のズーム倍率に基づく画角を示す指標を、撮像された画像に重畳して表示し、前記ズーム制御手段は、前記第2の操作部を介した操作に応じて前記第1のズーム倍率を変更し、前記第1のズーム倍率が第1の値の場合、前記第1の値よりも低倍率の第2の値の場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする。
本発明によれば、フレーミングアシストの際に望遠側のズーム戻り位置の倍率が大きくなっても、効率的にズーム戻り位置の変更を行うことが可能な撮像装置を提供することができる。
実施例1の撮像装置の動作を示すフローチャートである。 実施例1、2の撮像装置の構成ブロック図である。 実施例1のズーム戻り位置変更量を示す概要図である。 実施例2の撮像装置の動作を示すフローチャートである。 被写体探索状態での画角を例示した図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1〜3を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置の動作について説明する。
図2は、撮像装置200の構成を示す図である。システム制御回路201は、例えば、CPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)などからなり、各種処理(プログラム)を実行して撮像装置200の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ転送を制御したりする。また、システム制御回路201は、ユーザからの操作を受け付ける操作部211からの操作信号に応じて、撮像装置200の各ブロックを制御する。
撮影光学系を通過した光束は、撮像素子203に入射して被写体像を形成する。撮影光学系の一つであるズームレンズ202は、光軸方向に移動することにより光学的にズーム倍率の変更が可能である。ズーム制御手段208は、システム制御回路201により制御され、ズームレンズ202を駆動させる。ズームレンズ202は、1枚のレンズから構成されても、複数枚のレンズから構成されるレンズ群であってもよい。なお、撮影光学系としては、光軸方向に移動することにより焦点調節を行うフォーカスレンズや、撮像素子203に入射する光量を調節する絞り等を含んでよい。
撮像素子203は、撮影光学系を通過した光束により形成された被写体像を光電変換して撮像信号を生成するCCDセンサやCMOSセンサ等から成る素子である。撮像信号は、アナログデジタル変換され、画像処理回路204またはメモリ制御回路205に送信される。
画像処理回路204は、撮像素子203から送信された撮像信号或いはメモリ制御回路205から送信された画像信号に対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。そして、画像処理回路204で処理された画像信号は、メモリ制御回路205に送信される。メモリ制御回路205は、画像処理回路204、画像表示メモリ206、画像表示部207を制御する。撮像素子203から出力された撮像信号は、画像処理回路204、メモリ制御回路205を介して、或いは直接メモリ制御回路205を介して、画像信号として画像表示メモリ206に書き込まれる。
画像表示部207は、画像表示メモリ206から送信された画像信号による映像や、撮像装置200の操作をするための操作画面(メニュー画面)等を表示する。画像表示部207は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスであれば何でもよい。画像表示部207を用いて、撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示部207は、システム制御回路201の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置200の電力消費を低減することができる。また、画像処理回路204により画像の切り出し・拡大処理を行った後に画像表示メモリ206に格納し、その画像を画像表示部207に表示することで、電子ズーム機能を実現することが可能である。
メモリ209は、システム制御回路201の動作用の定数、変数プログラム等を記憶する。不揮発性メモリ210は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばFlashROM等が用いられる。
操作部211は、各種ボタンやタッチパネル等から成り、例えば通常のズーム操作を行うためのズームレバー、フレーミングアシスト動作を行うためのフレーミングアシストボタン等がある。ユーザにより操作部211が操作されると、システム制御回路201に操作信号が送信される。
次に、図1及び図5を参照して本実施例の動作を説明する。図1は、本実施例にかかわる撮像装置のフレーミングアシスト動作を示すフローチャートである。画像表示部207を見ながら撮影画像の画角を調整している際に被写体が画角外に外れた場合、ユーザは操作部211に含まれるフレーミングアシストボタン(第1の操作部)を押す(第1の操作)ことでフレーミングアシストを開始する。図5は被写体探索状態での画角を例示した図である。例えば図5(a)では、望遠側にズームしている際に被写体の一部が画角から外れた状態を示している。このような場合に被写体を画角内に捉えるために、フレーミングアシストを行う。
S101では、システム制御回路201は、ズーム制御手段208を制御してズームレンズ202を所定倍率だけ広角側に駆動する。この際、システム制御回路201は、ズームレンズ202駆動前のズーム位置を、ズーム戻り位置(第1のズーム倍率)としてメモリ209に記憶しておく。なお、広角側にズームする所定倍率は、ユーザがあらかじめ設定しておくことができる。
S102では、システム制御回路201(表示制御手段)は、現在のズーム位置に対して、S101にて記憶したズーム戻り位置の画角の比率を計算し、画像表示部207に表示している撮像画像に重畳して戻り枠300(指標)の表示を行う。これにより、ユーザはズーム戻り位置へズームレンズ202が戻った際の画角をあらかじめ知ることができ、画角調整がしやすくなる。図5(b)では、図5(a)の状態でフレーミングアシストボタンが押されたことで、ズーム位置が広角側に移動し、戻り枠300が表示された状態を示している。この状態では、ユーザは戻り枠300を確認しながら被写体の位置を調整することができるので、容易に画角調整を行うことができる。
S103では、システム制御回路201は、ズームレバー(第2の操作部)の操作によりズーム戻り位置変更操作が行われたかどうかを判定し、ズーム戻り位置変更操作が行われない場合はS104へ進み、ズーム戻り位置変更操作が行われた場合はS106へ進む。ここでのズーム戻り位置変更操作とは、例えばフレーミングアシストボタンを押したままズームレバーを操作することにより、広角側あるいは望遠側へのズーム戻り位置変更を行うことである。また、ズーム戻り位置変更操作を行う必要がある場合としては、見失った被写体を発見した際に、被写体が前後に移動しており、現在の被写体の大きさに合わせてズーム戻り位置の画角を変更したい場合等がある。なお、ズーム戻り位置変更操作を行うための操作部は、ズームレバーに限られない。
S104では、システム制御回路201は、フレーミングアシストボタンが離される等、フレーミングアシストを終了する操作(第2の操作)が行われたかどうかを判定する。フレーミングアシストを終了する操作が行われた場合はS105へ進み、フレーミングアシストを終了する操作が行われない場合はS103へ戻る。
S105では、システム制御回路201は、メモリ209に記憶しているズーム戻り位置となるように、ズーム制御手段208を制御してズームレンズ202を望遠側に駆動し、フレーミングアシストを終了する。
一方、S103でズーム戻り位置変更操作が行われたと判定した場合、S106へ進み、システム制御回路201は、現在のズーム戻り位置に応じて決まるズーム戻り位置変更量を取得する。ここで、ズーム戻り位置変更量とは、現在のズーム戻り位置に応じて決められた値である。例えば、図3に示すように、現在のズーム戻り位置の倍率が45倍であるときに望遠側にズーム戻り位置を変更する場合は、1.1倍をズーム戻り位置変更量として取得する。また、現在のズーム戻り位置の倍率が50倍であるときに望遠側にズーム戻り位置を変更する場合は、1.25倍をズーム戻り位置変更量として取得する。さらに、広角側にズーム戻り位置を変更する場合も同様に、現在のズーム戻り位置に応じて決められた値を取得する。
上述のように現在のズーム戻り位置に応じて異なる変更量を取得する理由を説明する。ズーム戻り位置を一定倍率で望遠側に変更していくと、ズーム戻り位置の倍率が大きくなるにつれて画角の変化量が小さくなっていく。したがって、所望のズーム戻り位置にするためには多くの操作が必要になってしまう。そこで、上述のようにズーム戻り位置が所定の倍率より高倍率の場合は、所定の倍率より低倍率の場合と比較して、ズーム戻り位置変更量を大きくすることで、画角の変化量が所定以上となるようにして、効率的にズーム戻り位置の変更ができるようにする。
図1の説明に戻る。S107では、システム制御回路201は、S106において取得したズーム戻り位置変更量だけズーム戻り位置を変更し、ズーム戻り位置としてメモリ209に記憶する。そして、システム制御回路201は、現在のズーム位置に対して、更新されたズーム戻り位置の画角の比率を計算し、画像表示部207に表示している撮像画像に重畳して戻り枠300の再表示を行う。図5(c)では、図5(b)の状態でズームレバーが広角側へ操作されたことにより、戻り枠300が拡大された(広角側に変更された)状態を示している。これにより、ズーム戻り位置が変更されたことと、更新されたズーム戻り位置の画角をユーザが知ることができる。戻り枠300の再表示を終えたらS103へ戻る。図5(d)では、図5(c)のようにズーム戻り位置変更操作を経て、S105でズーム戻り位置へズームを移動した状態を示している。
以上説明したように、本実施例によれば、フレーミングアシストの際にズーム戻り位置を変更する場合、ズーム戻り位置の倍率が大きくなっても、ズーム戻り位置変更量を大きくして画角の変化量を大きくすることができるため、効率的にズーム戻り位置の変更ができる。
本実施例では、フレーミングアシストボタンを押したままズームレバーを操作することにより、広角側あるいは望遠側へのズーム戻り位置変更を行う動作について説明した。ここで、フレーミングアシストボタンを押さずにズームレバーを操作した場合との動作の違いについて説明する。
フレーミングアシストボタンを押さずにズームレバーを操作すると、ズームレンズ202を広角側あるいは望遠側に直ちに駆動し、ズーム倍率を変更する。この時は、試行錯誤しながら画角を決定する必要があるため、シームレスな倍率変更が求められる。これに対して、フレーミングアシストボタンを押してズームレバーを操作する場合(ズーム戻り位置変更を行う場合)とは、試行錯誤の結果画角が決定したものの、被写体の大きさが変わった等の理由で画角の変更が必要となった場合である。したがって、目的の画角はほぼ確定しており、その画角に素早く変更するために、所定の倍率刻みに間引いてズーム倍率を変更できるほうが効率的である。
上記の理由により、フレーミングアシストボタンを押さずにズームレバーを操作した場合は、シームレスな倍率変更を行う。一方、フレーミングアシストボタンを押したままズームレバーを操作した場合は、図3に示すように所定倍率刻み(・・・38倍、41倍、45倍、50倍、60倍、75倍、100倍・・・)で倍率変更を行う。
上述したように、本実施例では、ズーム戻り位置が所定の倍率より高倍率の場合はズーム戻り位置変更量をより大きくする。例として、図3では、ズーム戻り位置の倍率が50倍まで(第2の倍率)はズーム戻り位置変更量を1.1倍にし、50倍以降(第1の倍率)はズーム戻り位置変更量を1.25倍にしている。ここで、光学ズーム倍率の望遠端を50倍として、光学ズーム領域と電子ズーム領域とでズーム戻り位置変更量を変えるようにしても良い。また、光学望遠端である50倍のズーム位置を基準として、ズーム戻り位置を決定しても良い。すなわち、50倍を基準に、広角側は1.1倍刻みで45倍、41倍、38倍、・・・をズーム戻り位置として選択できるようにする。同様に、望遠側は1.25倍刻みで60倍、75倍、100倍、・・・をズーム戻り位置として選択できるようにする。
なお、本実施例では、ズーム戻り位置が所定の倍率より高倍率かどうかに応じてズーム戻り位置変更量を変えるようにしたが、ズーム戻り位置が高倍率になるにつれてズーム戻り位置変更量を徐々に大きくするようにしても良い。
以下、図4を参照して、本発明の第2の実施例による、撮像装置の動作について説明する。図4は、本実施例にかかわる撮像装置のフレーミングアシスト動作を示すフローチャートである。図4において、S401〜S405、S408はそれぞれ上述した図1のS101〜S105、S107と同様である。
S401では、システム制御回路201は、ズーム制御手段208を制御してズームレンズ202を所定倍率だけ広角側に駆動する。この際、システム制御回路201は、ズームレンズ202駆動前のズーム位置を、ズーム戻り位置としてメモリ209に記憶しておく。なお、広角側にズームする所定倍率は、ユーザがあらかじめ設定しておくことができる。
S402では、システム制御回路201は、現在のズーム位置に対して、S401にて記憶したズーム戻り位置の画角の比率を計算し、画像表示部207に表示している撮像画像に重畳して戻り枠300の表示を行う。これにより、ユーザはズーム戻り位置へズームレンズ202が戻った際の画角をあらかじめ知ることができ、画角調整がしやすくなる。
S403では、システム制御回路201は、ズームレバーの操作によりズーム戻り位置変更操作が行われたかどうかを判定し、ズーム戻り位置変更操作が行われない場合はS404へ進み、ズーム戻り位置変更操作が行われた場合はS406へ進む。
S404では、システム制御回路201は、フレーミングアシストボタンが離される等、フレーミングアシストを終了する操作が行われたかどうかを判定する。フレーミングアシストを終了する操作が行われた場合はS405へ進み、フレーミングアシストを終了する操作が行われない場合はS403へ戻る。
S405では、システム制御回路201は、メモリ209に記憶しているズーム戻り位置となるように、ズーム制御手段208を制御してズームレンズ202を望遠側に駆動し、フレーミングアシストを終了する。
一方、S403でズーム戻り位置変更操作が行われたと判定した場合はS406へ進む。S406では、システム制御回路201は、ズーム操作量検出及び被写体検出を行う。ここで、ズーム操作量検出とは、例えば操作部211のズームレバーが移動量を検出できる場合等に、ズームレバーの移動量を検出するものとする。また、被写体検出とは、撮像画像から主要な被写体を検出し、その大きさを検出するものとする。
S407では、システム制御回路201は、S406において検出したズーム操作量及び被写体の情報に基づいてズーム戻り位置変更量を取得する。例えば、ズーム操作量が大きい場合はズーム戻り位置変更量も大きくすることで、所望の画角に素早く変更でき、かつズーム操作量が小さい場合はズーム戻り位置変更量も小さくすることで、細かく微調整することが可能である。また、被写体の情報を用いることで、現在のズーム戻り位置の画角の大きさに対して被写体の大きさがどの程度ずれているかを判定する。被写体の大きさのずれが大きい場合はズーム戻り位置変更量も大きくすることで、所望のズーム戻り位置に素早く変更でき、かつ被写体の大きさのずれが小さい場合はズーム戻り位置変更量も小さくすることで、細かく微調整することが可能である。
S408では、システム制御回路201は、S407において取得したズーム戻り位置変更量だけズーム戻り位置を変更し、ズーム戻り位置としてメモリ209に記憶する。そして、システム制御回路201は、現在のズーム位置に対して、更新されたズーム戻り位置の画角の比率を計算し、画像表示部207に表示している撮像画像に重畳して戻り枠30を再表示した後にS409へ進む。
S409では、システム制御回路201は、所定時間の待ちを行い、その後にS403へ戻る。ここで、S409における待ち時間を短く設定した場合は、すぐに次のズーム戻り位置変更処理に進むため、ズーム戻り位置変更周期を短くすることができる。また、S409における待ち時間を長く設定した場合は、次のズーム戻り位置変更処理までの時間が長くなるため、ズーム戻り位置変更周期を長くすることができる。S409における待ち時間は様々に変更可能である。例えば、最初は待ち時間を長く設定して徐々に待ち時間を短く変更していけば、最初のズームレバー操作ではゆっくりズーム戻り位置を変更し、そのままズームレバーを操作したままにすることで徐々に高速にズーム戻り位置を変更することが可能である。また、S406において検出した被写体の情報に基づいて待ち時間を変更しても良い。例えば、現在のズーム戻り位置の画角の大きさに対して被写体の大きさのずれが大きい場合は待ち時間を小さくすることで、所望のズーム戻り位置に素早く変更でき、かつ被写体の大きさのずれが小さい場合は待ち時間を大きくすることで、細かく微調整することが可能である。
なお、フレーミングアシストボタンを押さずにズームレバーを操作した際に実際にズームレンズ202が駆動する移動量及び移動速度に合わせて、S407におけるズーム戻り位置変更量及びS409における待ち時間を調整することも可能である。実際のズームレンズ202の駆動による画角変化と、ズーム戻り位置の画角変化が同様になるので、直感的に分かりやすくズーム戻り位置変更を行うことができる。
以上説明したように、本実施例によれば、フレーミングアシストの際にズーム戻り位置を変更する場合、ズーム戻り位置変更量及び変更周期を最適に設定することができるため、効率的に画角変更ができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
200 撮像装置
201 システム制御回路
202 ズームレンズ
203 撮像素子
207 画像表示部
208 ズーム制御手段
209 メモリ
211 操作部
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、第1の操作部および第2の操作部と、前記第1の操作部を介した第1の操作に応じてズーム倍率を広角側に変更し、さらに前記第1の操作部を介した第2の操作に応じてズーム倍率を第1のズーム倍率に変更するズーム制御手段と、表示部の表示を制御する表示制御手段を有し、前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態において、前記表示制御手段は、前記第1のズーム倍率に基づく画角を示す指標を、撮像された画像に重畳して表示し、前記ズーム制御手段は、前記第2の操作部を介した操作に応じて前記第1のズーム倍率を変更し、前記第1のズーム倍率が第1の値の場合、前記第1の値よりも低倍率の第2の値の場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて、より大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 第1の操作部および第2の操作部と、
    前記第1の操作部を介した第1の操作に応じてズーム倍率を広角側に変更し、さらに前記第1の操作部を介した第2の操作に応じてズーム倍率を第1のズーム倍率に変更するズーム制御手段と、
    表示部の表示を制御する表示制御手段を有し、
    前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態において、
    前記表示制御手段は、前記第1のズーム倍率に基づく画角を示す指標を、撮像された画像に重畳して表示し、
    前記ズーム制御手段は、前記第2の操作部を介した操作に応じて前記第1のズーム倍率を変更し、
    前記第1のズーム倍率が第1の値の場合、前記第1の値よりも低倍率の第2の値の場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態において、前記第2の操作部を介した操作が行われる前の前記第1のズーム倍率は、前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更される前のズーム倍率であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のズーム倍率が電子ズーム領域である場合、前記第1のズーム倍率が光学ズーム領域である場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 所定のズーム倍率に対して望遠側に前記第1のズーム倍率を変更する場合、前記所定のズーム倍率に対して広角側に前記第1のズーム倍率を変更する場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記所定のズーム倍率は、光学ズーム領域の望遠端のズーム倍率であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1のズーム倍率が高倍率になるにつれて、前記前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記ズーム制御手段は、前記第1の操作に応じて所定倍率だけ広角側にズーム倍率を変更することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の操作が行われない状態で前記第2の操作部を介した操作が行われた場合、前記ズーム制御手段は、当該第2の操作部を介した操作に応じてズーム倍率を変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記ズーム制御手段は、前記第1の操作が行われない状態で前記第2の操作部を介した操作に応じてズーム倍率を変更する場合、シームレスにズーム倍率の変更を行い、前記第2の操作部を介した操作に応じて前記第1のズーム倍率を変更する場合、所定の倍率刻みで前記第1のズーム倍率を変更することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 第1の操作部および第2の操作部を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の操作部を介した第1の操作に応じてズーム倍率を広角側に変更するステップと、
    前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態から、前記第1の操作部を介した第2の操作に応じてズーム倍率を第1のズーム倍率に変更するステップと、
    前記第1の操作に応じてズーム倍率が広角側に変更された状態において、
    前記第1のズーム倍率に基づく画角を示す指標を、撮像された画像に重畳して表示するステップと、
    前記第2の操作部を介した操作に応じて前記第1のズーム倍率を変更するステップとを有し、
    前記第1のズーム倍率が第1の値の場合、前記第1の値よりも低倍率の第2の値の場合と比較して、前記第2の操作部を介した操作に応じて大きな倍率刻みで前記第1のズーム倍率が変更されることを特徴とする撮像装置の制御方法。
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