JP2016058356A - Chain terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、連鎖端子に関する。 The present invention relates to a chain terminal.
従来の連鎖端子が適用されるコネクタとして、例えば、特許文献1には、線材からなる複数の端子を並列に保持した端子ホルダを押し込むことによって前記複数の端子の圧入が行われるコネクタが開示されている。
As a connector to which a conventional chain terminal is applied, for example,
ところで、上述の特許文献1に記載のコネクタの製造方法では、端子ホルダにおける圧入方向後側の端面を押し込むことにより、複数の圧入孔の内部に複数の端子を一括して圧入し、その後、端子ホルダを端子から取り外すようにしているが、この端子ホルダを取り外す際の作業性の点で、更なる改善の余地がある。
By the way, in the manufacturing method of the connector of the above-mentioned
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、端子ホルダを複数の端子から取り外す際の作業性を向上することができる連鎖端子を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of said situation, Comprising: It aims at providing the chain terminal which can improve the workability | operativity at the time of removing a terminal holder from a some terminal.
上記目的を達成するために、本発明に係る連鎖端子は、棒状に形成された複数の端子と、帯状に形成され前記複数の端子を当該端子の延在方向と交差する交差方向に沿って並列に着脱可能に保持する端子ホルダとを備え、前記端子ホルダは、前記複数の端子が圧入されるコネクタハウジングの複数の圧入孔の圧入孔ピッチと同等のピッチで前記複数の端子を保持する複数の保持部と、当該端子ホルダを前記端子から取り外す際に把持される把持部とを有することを特徴とする。 In order to achieve the above object, a chain terminal according to the present invention includes a plurality of terminals formed in a bar shape and a plurality of terminals formed in a strip shape in parallel along an intersecting direction intersecting the extending direction of the terminals. A plurality of terminal holders that hold the plurality of terminals at a pitch equivalent to the press-fitting hole pitch of the plurality of press-fitting holes of the connector housing into which the plurality of terminals are press-fitted. It has a holding | maintenance part and a holding part hold | gripped when removing the said terminal holder from the said terminal, It is characterized by the above-mentioned.
また、上記連鎖端子では、前記把持部は、前記保持部を基準として当該保持部に保持された状態の前記端子側とは反対側に延在するものとすることができる。 In the chain terminal, the grip portion may extend to the opposite side of the terminal side held by the holding portion with respect to the holding portion.
また、上記連鎖端子では、前記把持部は、前記端子の延在方向に沿って延在し、当該延在方向の一方の端部に前記複数の保持部が前記交差方向に沿って配列され、当該延在方向の他方の端部が前記保持部に保持された状態の前記端子より前記保持部とは反対側に突出しているものとすることができる。 Further, in the chain terminal, the gripping part extends along the extending direction of the terminal, and the plurality of holding parts are arranged along the intersecting direction at one end of the extending direction, The other end portion in the extending direction may protrude from the terminal held by the holding portion to the side opposite to the holding portion.
また、上記連鎖端子では、前記圧入孔は、前記コネクタハウジングのフード部の内側に形成され、前記把持部は、前記端子の延在方向に沿った長さが、前記保持部に保持された状態の前記端子が前記圧入孔に挿入された状態で、当該把持部が前記フード部から外側に突出する長さに形成されるものとすることができる。 Further, in the chain terminal, the press-fitting hole is formed inside the hood portion of the connector housing, and the grip portion is held in the holding portion by a length along the extending direction of the terminal. In the state where the terminal is inserted into the press-fitting hole, the grip portion can be formed to have a length protruding outward from the hood portion.
本発明に係る連鎖端子は、複数の保持部によって複数の端子を保持する端子ホルダが把持部を有するので、当該端子ホルダを端子から取り外す際には当該把持部を把持して当該端子ホルダを取り外すことができる。この結果、この連鎖端子は、端子ホルダを複数の端子から取り外す際の作業性を向上することができる、という効果を奏する。 In the chain terminal according to the present invention, since the terminal holder that holds the plurality of terminals by the plurality of holding portions has the gripping portion, when the terminal holder is removed from the terminal, the terminal holder is removed by gripping the gripping portion. be able to. As a result, this chain terminal has an effect that the workability when removing the terminal holder from the plurality of terminals can be improved.
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。 Embodiments according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited by this embodiment. In addition, constituent elements in the following embodiments include those that can be easily replaced by those skilled in the art or those that are substantially the same.
[実施形態]
図1は、実施形態に係る連鎖端子の概略構成を表す斜視図である。図2は、実施形態に係る連鎖端子の概略構成を表す部分平面図である。図3、図4、図6、図7は、実施形態に係る連鎖端子を用いたコネクタ製造方法を説明する斜視図である。図5、図8は、実施形態に係る連鎖端子を用いたコネクタ製造方法を説明する断面図である。図9、図10は、変形例に係る連鎖端子の低強度部近傍の部分平面図である。図11は、実施形態に係る連鎖端子が適用されるコネクタの概略構成を表す斜視図である。図12は、実施形態に係る連鎖端子が適用されるコネクタハウジングの正面図である。
[Embodiment]
FIG. 1 is a perspective view illustrating a schematic configuration of a chain terminal according to the embodiment. FIG. 2 is a partial plan view illustrating a schematic configuration of the chain terminal according to the embodiment. 3, 4, 6, and 7 are perspective views for explaining a connector manufacturing method using the chain terminal according to the embodiment. 5 and 8 are cross-sectional views illustrating a connector manufacturing method using the chain terminal according to the embodiment. 9 and 10 are partial plan views of the vicinity of the low strength portion of the chain terminal according to the modification. FIG. 11 is a perspective view illustrating a schematic configuration of a connector to which the chain terminal according to the embodiment is applied. FIG. 12 is a front view of a connector housing to which the chain terminal according to the embodiment is applied.
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8に示す連鎖端子1は、コネクタ100(図11等参照)に適用される複数の端子2を、端子ホルダ3によって連鎖状に配列し保持することで、コネクタ100の製造時等における各端子2の取り扱いを容易にし、作業性を向上させるものである。
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, and 8, a
ここでまず、図11、図12を参照して、連鎖端子1の端子2が適用されるコネクタ100について説明する。コネクタ100は、コネクタハウジング101と、端子2とを備え、いわゆる電線対電線接続用の接続機構や電線対基板用の接続機構等を構成するものである。コネクタ100は、コネクタハウジング(雄ハウジング)101に形成された複数の圧入孔102に雄型の端子2が圧入されることで、当該コネクタハウジング101に端子2を保持する雄コネクタである。
First, the
コネクタハウジング101は、全体が絶縁性の合成樹脂材等で構成される。コネクタハウジング101は、フード部103と、隔壁部104とを含んで構成される。フード部103は、略矩形筒状に形成される。フード部103は、内部が中空状に形成されると共に筒状の軸線方向両端が開口している。隔壁部104は、フード部103の軸線方向中間部において、当該フード部103の中空状の内部を閉塞させる隔壁として形成される(図5等も参照)。隔壁部104は、フード部103の内部の空間部を接点側空間部105と接続側空間部106とに区画する(図5等も参照)。接点側空間部105は、フード部103の一方の開口と連通する空間部であり、端子2と電気的に接続される相手側端子(雌型の端子)を保持する相手側コネクタ(雌コネクタ)のコネクタハウジング(雌ハウジング)107が嵌合する空間部である。接続側空間部106は、フード部103の他方の開口と連通する空間部であり、端子2に接続される電線や基板等が位置する側の空間部である。この接続側空間部106側の開口は、端子2に電線や基板等が接続された状態でカバー部材等によって各端子2と共にカバーされる。コネクタハウジング101は、隔壁部104が接続側空間部106の開口側に寄せて設けられている(図5等も参照)。これにより、コネクタハウジング101は、接点側空間部105における開口から隔壁部104までの距離(奥行き)の方が相対的に長く(深く)、接続側空間部106における開口から隔壁部104までの距離(奥行き)の方が相対的に短く(浅く)なるように形成されている。そして、コネクタハウジング101は、当該隔壁部104に複数の圧入孔102が形成される。当該圧入孔102は、端子2を保持するキャビティと呼ばれることもある。各圧入孔102は、隔壁部104を貫通し、接点側空間部105と接続側空間部106とを連通する(図5等も参照)。ここでは、各圧入孔102は、矩形状の貫通孔として形成される。圧入孔102は、コネクタ100が適用される機器で要求される仕様や使用状況等に応じた所定のピッチ、所定の数で形成される。ここでは、圧入孔102は、11個を一列として、4段分、合計44個形成されている(図12等参照)。
The
端子2は、全体が導電性の金属材等で構成され、表面に導電性のめっき等が施されている。端子2は、棒状に形成された角形線材からなる線材端子である。端子2は、複数の圧入孔102の数に対応して複数設けられる。各端子2は、各圧入孔102の形状に対応した矩形柱状に形成される。つまり、各端子2は、端子2の延在方向(以下、「端子延在方向」という場合がある。)と直交する方向の断面形状が矩形状に形成される。各端子2は、図1等にも示すように、接点部21と、接続部22と、圧入係止部23とを有する。各端子2は、一方の端部が相手側端子と接触する接点部21を構成し、他方の端部が電線や基板等と接続され導通される接続部22を構成する。そして、各端子2は、接点部21と接続部22との間に、圧入孔102に圧入され係止される圧入係止部23が形成される。圧入係止部23は、例えば、各端子2の外表面に形成された複数の凹部等によって構成される。各端子2は、各圧入孔102に挿入されると共に、各圧入孔102に圧入係止部23が圧入され係止されることで、コネクタハウジング101に保持される。各端子2は、圧入係止部23が各圧入孔102に圧入され係止された状態で、接点部21が接点側空間部105内に露出すると共に、接続部22が接続側空間部106から外側に突出する。なお、各端子2は、コネクタ100が電線対基板用の接続機構、例えば、プリント回路基板(Printed Circuit Board:PCB)に適用されるPCBコネクタである場合には、接続側空間部106から突出した接続部22側が所定の方向に屈曲されて当該基板に接続される。
The
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8に示す連鎖端子1は、上記のようなコネクタ100を製造する際に適用される。具体的には、連鎖端子1は、上述で説明した複数の端子2と、端子ホルダ3とを備える。
The
端子ホルダ3は、帯状に形成され複数の端子2を端子延在方向と交差する交差方向としての連鎖方向に沿って並列に着脱可能に保持するものである。端子ホルダ3は、端子2を保持するキャリアと呼ばれることもある。端子ホルダ3は、全体が導電性の金属材、あるいは、絶縁性の合成樹脂材等で帯板形状に構成される。ここでは、端子延在方向とは、棒状に形成された端子2が延在する方向であり、連鎖方向とは、複数の端子2の並び方向である。典型的には、端子延在方向と連鎖方向とは、直交する。連鎖端子1は、帯状の端子ホルダ3に対して、各端子2の中心軸が端子ホルダ3の幅方向に沿い、かつ、複数の端子2が端子ホルダ3の長さ方向に所定間隔を隔てて並列的に保持される。
The
具体的には、端子ホルダ3は、保持部31を有し、当該保持部31によって各端子2が保持される。保持部31は、めっきが施された端子2を保持する。本実施形態の保持部31は、複数の端子2が圧入されるコネクタハウジング101の複数の圧入孔102の圧入孔ピッチP1(図12等参照)と同等のピッチで複数の端子2を保持する。保持部31は、種々の形式の構造を適用することができるが、ここでは、図1等に示すように、連鎖方向に対向する一対の保持爪32、33で各端子2を挟持して保持する構成としている。保持爪32、33は、端子延在方向、及び、連鎖方向に直交する方向に突出するようにして形成される。一対の保持爪32、33は、1つの端子2について2組ずつ設けられており、端子ホルダ3の連鎖方向に沿った両端辺にそれぞれ設けられている。
Specifically, the
ここで、上述したように、圧入孔102は、コネクタ100が適用される機器で要求される仕様や使用状況等に応じた所定のピッチ、所定の数で形成される。圧入孔ピッチP1は、図12に示すように、隣接する圧入孔102の中心間の距離に相当する。より詳細には、後述するように、圧入孔ピッチP1は、複数の端子2を各圧入孔102に一括で挿入する列において、圧入孔102の並び方向に沿って隣接する圧入孔102の並び方向に沿った中心間の距離に相当する。以下の説明では、図12に向かって左右方向を一列として、一括で複数の端子2を各圧入孔102に挿入する場合を説明する。つまり、図12の例では、図12に向かって左右方向が列方向、図12に向かって上下方向が段方向となる。この場合、圧入孔ピッチP1は、当該、図12に向かって左右方向(列方向)に隣接する圧入孔102の当該左右方向に沿った中心間距離に相当する。ここでは、圧入孔ピッチP1は、各列各段においてほぼ同等となっている。
Here, as described above, the press-fitting
一方、端子ホルダ3に保持される複数の端子2のピッチである端子ピッチP2は、図1、図2に示すように、隣接する端子2の中心間の距離に相当する。より詳細には、端子ピッチP2は、保持部31に各端子2が保持された状態で、端子延在方向と直交する連鎖方向に沿って隣接する端子2の当該連鎖方向に沿った中心間の距離に相当する。各保持部31は、当該端子ピッチP2が圧入孔ピッチP1と同等になるように各端子2を保持する。ここでは、端子ピッチP2は、隣接する各端子2間でほぼ同等となっている。各保持部31は、各端子2が連鎖方向と直交する方向とほぼ平行となるように当該各端子2を保持し、したがってこれにより、連鎖方向と端子延在方向とがほぼ直交した方向となる。
On the other hand, the terminal pitch P2, which is the pitch of the plurality of
また、端子ホルダ3は、コネクタハウジング101に形成された複数の圧入孔102の一列分の数と同等の数の端子2の群を保持する。つまり、複数の保持部31は、複数の圧入孔102の一列分の数と同等の数の端子2を1つの群(以下、「端子群」という場合がある。)として保持する。さらに言えば、複数の保持部31は、複数の端子2が圧入されるコネクタハウジング101の複数の圧入孔102の圧入孔ピッチP1と同等のピッチで、かつ、複数の圧入孔102の一列分の数(ここでは11個)と同等の数の端子2を1つの端子群として保持する。なおここでは、端子ホルダ3は、圧入係止部23を挟んで接点部21側で各端子2を保持するものとして図示しているが、圧入係止部23を挟んで接点部21とは反対側の接続部22側で各端子2を保持するものでもよい。
In addition, the
そして、本実施形態の端子ホルダ3は、さらに、把持部34を有し、当該把持部34によって端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性の向上を図っている。把持部34は、当該端子ホルダ3を端子2から取り外す際に把持される部分である。本実施形態の把持部34は、矩形板状に形成される。把持部34は、保持部31を基準として当該保持部31に保持された状態の端子2側とは反対側に延在する。
The
より具体的には、把持部34は、端子2の延在方向に沿って延在する。把持部34は、当該延在方向の一方の端部に複数の保持部31が交差方向に沿って配列され、当該延在方向の他方の端部が保持部31に保持された状態の端子2より保持部31とは反対側に突出している。把持部34は、端子延在方向に沿った長さが、保持部31に保持された状態の端子2が圧入孔102に挿入された状態で、当該把持部34がフード部103から外側に突出する長さに形成される(図4等参照)。
More specifically, the
端子ホルダ3は、保持部31、把持部34等を含む全体が一体的に形成される。端子ホルダ3は、例えば、プレス・切断加工等で保持部31を構成する保持爪32、33が形成された後、当該保持部31を折り曲げて、曲げ加工で端子延在方向の他方の端部に折返し部35を形成する。折返し部35は、各保持部31に保持された端子2の端子延在方向、及び、連鎖方向に直交する方向の位置を適正な位置に調整する部位としても機能する。すなわち、端子ホルダ3は、端子延在方向の一方の端部に形成された折返し部35が各保持部31に保持された各端子2と把持部34の本体部分との間に介在することで、各端子2を把持部34の本体部分から折返し部35の分だけ浮かせた位置に保持することができる。これにより、端子ホルダ3は、各端子2の接点部21側が把持部34の本体部分と接触し損傷することを抑制することができる。
The
次に、図3、図4、図5、図6、図7、図8を参照して、連鎖端子1を用いたコネクタ製造方法を説明する。以下で説明するコネクタ製造方法は、作業員によって手作業で行われるものとして説明する。
Next, a connector manufacturing method using the
まず、作業員は、図3に示すように、仮挿入工程として、端子ホルダ3に保持されている複数の端子2を、端子圧入方向に沿ってコネクタハウジング101の複数の圧入孔102に一括で仮挿入する。この場合、作業員は、端子ホルダ3に保持されている複数の端子2の接続部22側を、コネクタハウジング101の接点側空間部105側から、一列分の圧入孔102に一括で仮挿入する。図4、図5は、端子ホルダ3に保持されている複数の端子2の接続部22側を一列分の圧入孔102に一括で仮挿入した状態を表している。
First, as shown in FIG. 3, as a temporary insertion process, the worker collectively puts the plurality of
次に、作業員は、取り外し工程として、端子ホルダ3に保持されている複数の端子2を圧入孔102に仮挿入した状態から、図6に示すように、端子ホルダ3を端子圧入方向とは反対方向の端子反圧入方向に沿って引き出しながら端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す。この場合、作業員は、接点側空間部105側から端子ホルダ3の把持部34を把持して当該把持部34と共に端子ホルダ3を端子反圧入方向に沿って引き出しながら各端子2をそれぞれはずすことで、端子ホルダ3を容易に端子2から外すことができる。図7、図8は、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外した状態を表している。
Next, as a removal process, the worker temporarily removes the
その後、作業員は、圧入工程として、種々の圧入治具を用いて、圧入孔102に仮挿入されている端子2を、接点部21側から端子圧入方向に沿って押圧し、各端子2の圧入係止部23が各圧入孔102に圧入嵌合され、当該各圧入孔102に係止されるまで押圧する。作業員は、各端子2の圧入係止部23が各圧入孔102に圧入嵌合されたら圧入治具を取り外す。作業員は、複数の圧入孔102の全段に対して上記の工程を繰り返し行い、最終的にコネクタ100を完成させる。図11は、当該コネクタ製造方法によって製造されたコネクタ100の一例である。
Thereafter, as a press-fitting process, the worker uses various press-fitting jigs to press the
なお、圧入工程は、全ての段の端子2の仮挿入が完了した後に全段一括で行うようにしてもよい。また、作業員は、コネクタ100がPCBコネクタである場合には、接続側空間部106から突出した各端子2の接続部22側を所定の方向に屈曲させることで当該PCBコネクタを完成させる。
Note that the press-fitting process may be performed in a batch for all stages after the temporary insertion of the
以上で説明した連鎖端子1によれば、棒状に形成された複数の端子2と、帯状に形成され複数の端子2を当該端子2の延在方向と交差する交差方向に沿って並列に着脱可能に保持する端子ホルダ3とを備え、端子ホルダ3は、複数の端子2が圧入されるコネクタハウジング101の複数の圧入孔102の圧入孔ピッチP1と同等のピッチで複数の端子2を保持する複数の保持部31と、当該端子ホルダ3を端子2から取り外す際に把持される把持部34とを有する。
According to the
したがって、連鎖端子1は、複数の保持部31によって複数の端子2を保持する端子ホルダ3が把持部34を有するので、当該端子ホルダ3を端子2から取り外す際には当該把持部34を把持して当該端子ホルダ3を取り外すことができる。すなわち、作業員等は、端子ホルダ3の把持部34を把持して当該把持部34と共に端子ホルダ3を引き出しながら各端子2を外すことで、端子ホルダ3を容易に端子2から外すことができる。この結果、この連鎖端子1は、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性を向上することができる。
Accordingly, since the
さらに、以上で説明した連鎖端子1によれば、把持部34は、保持部31を基準として当該保持部31に保持された状態の端子2側とは反対側に延在する。したがって、連鎖端子1は、端子2を圧入孔102に圧入する際や各端子2から端子ホルダ3を取り外す際等に確実に把持部34を把持して端子ホルダ3を取り扱うことができるので、作業性をさらに向上することができる。
Furthermore, according to the
さらに、以上で説明した連鎖端子1によれば、把持部34は、端子2の延在方向に沿って延在し、当該延在方向の一方の端部に複数の保持部31が交差方向に沿って配列され、当該延在方向の他方の端部が保持部31に保持された状態の端子2より保持部31とは反対側に突出している。したがって、連鎖端子1は、保持部31に保持されている各端子2の端部と把持部34とが干渉することを抑制することができ、端子ホルダ3を各端子2から取り外す際に確実に把持部34を把持して端子ホルダ3を引き出すことができるので、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性をさらに向上することができる。
Furthermore, according to the
さらに、以上で説明した連鎖端子1によれば、圧入孔102は、コネクタハウジング101のフード部103の内側に形成され、把持部34は、端子2の延在方向に沿った長さが、保持部31に保持された状態の端子2が圧入孔102に挿入された状態で、当該把持部34がフード部103から外側に突出する長さに形成される。したがって、この連鎖端子1は、保持部31に保持された状態の端子2が圧入孔102に挿入された状態で把持部34がコネクタハウジング101のフード部103の外側に露出するので、フード部103を有するコネクタハウジング101に端子2を組み付けた場合であっても、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性を向上することができる。
Further, according to the
ここで、上述したようにコネクタハウジング101は、接点側空間部105における開口から隔壁部104までの距離の方が相対的に長く、接続側空間部106における開口から隔壁部104までの距離の方が相対的に短くなるように形成されている。このとき、上記で説明したように、端子ホルダ3を端子2から取り外す際に、接点側空間部105側から、すなわち、隔壁部104までの距離が相対的に長い側の開口から端子ホルダ3を取り外すような構成であっても、本実施形態の連鎖端子1であれば、延在方向に沿って突出した把持部34を把持して容易に端子ホルダ3を引き出すことができる。この点でも、この連鎖端子1は、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性を向上することができる。
Here, as described above, in the
なお、上述した本発明の実施形態に係る連鎖端子は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。 In addition, the chain terminal which concerns on embodiment of this invention mentioned above is not limited to embodiment mentioned above, A various change is possible in the range described in the claim.
図9に示す変形例に係る連鎖端子1Aは、端子2が押圧力伝達突起部224を備えている。押圧力伝達突起部224は、例えば、各端子2の外表面に形成された突起等によって構成される。押圧力伝達突起部224は、各端子2の外表面から端子延在方向と直交する方向に沿って突出している。押圧力伝達突起部224は、各端子2において、接点部21側の端部と圧入係止部23との間に形成される。押圧力伝達突起部224は、各端子2が各保持部31の保持爪32、33に挟持された状態で、保持爪32、33に当接する位置に形成される。押圧力伝達突起部224は、各端子2が各保持部31の保持爪32、33に挟持された状態で、保持爪32、33の圧入係止部23側の面(言い換えれば、圧入孔102が位置する側の面)に当接する。
In the
上記のように構成される連鎖端子1Aは、各端子2を圧入孔102に圧入する際に、例えば、圧入治具を用いなくても、端子ホルダ3から押圧力伝達突起部224を介して各端子2に直接的に圧入に要する押圧力を伝達することができる。この結果、連鎖端子1Aは、各端子2を圧入孔102に圧入する際の作業工数を低減することができ、作業性をさらに向上することができる。
The
また、図10に示す変形例に係る連鎖端子1Bは、端子ホルダ3が有する把持部334がT字型板状に形成される。より具体的には、把持部334は、端子2の延在方向に沿って延在する。把持部334は、当該延在方向の一方の端部に複数の保持部31が交差方向に沿って配列され、当該延在方向の他方の端部が保持部31に保持された状態の端子2より保持部31とは反対側に突出している。そして、この把持部334は、保持部31が配列された端子延在方向の一方の端部に対して、端子延在方向の他方の端部が棒状の棒状部334aとして突出することで、T字型板状を形成している。
Further, in the
上記のように構成される連鎖端子1Bは、端子ホルダ3を端子2から取り外すべく把持部334を把持する際に当該把持部334の棒状部334aを把持することができ、作業員が当該把持部334を把持しやすい構成とすることができるので、端子ホルダ3を複数の端子2から取り外す際の作業性をさらに向上することができる。
The
なお、以上の説明では、端子延在方向と連鎖方向(交差方向)とは直交するものとして説明したがこれに限らず、交差していればよい。 In the above description, the terminal extending direction and the chaining direction (crossing direction) have been described as being orthogonal to each other.
以上で説明した保持部は、連鎖方向に対向する一対の保持爪32、33で各端子2を挟持して保持するものとして説明したがこれに限らず、他の形式の構成であってもよい。 Although the holding part demonstrated above demonstrated as what hold | maintains and hold | maintains each terminal 2 with a pair of holding nail | claw 32,33 which opposes the chain | linkage direction, it is not restricted to this, The structure of another form may be sufficient. .
以上で説明した複数の端子2を各圧入孔102に一括で挿入する列方向については任意に設定さればよい。例えば、複数の圧入孔102は、図12に向かって上下方向を一列として、一括で複数の端子2が挿入されてもよい。この場合、図12に向かって上下方向が列方向、図12に向かって左右方向が段方向となり、圧入孔ピッチP1は、当該図12に向かって上下方向(列方向)に隣接する圧入孔102の当該上下方向に沿った中心間距離に相当することとなる。この場合、複数の圧入孔102において、図12に向かって上下方向を一列として一括で複数の端子2を各圧入孔102に挿入することから、端子ホルダ3は、複数の圧入孔102の一列分の数と同等の端子2、すなわち4個の端子2を1つの端子群として保持することとなる。
What is necessary is just to set arbitrarily about the row direction which inserts the
また、以上の説明では、圧入孔ピッチP1は、各列各段においてほぼ同等となっており、端子ピッチP2は、隣接する各端子2間でほぼ同等となっているものとして説明したがこれに限らない。例えば、圧入孔ピッチP1は、複数の圧入孔102において各段ごとに相互に異なっていてもよい。この場合、連鎖端子1は、例えば、各段ごとの圧入孔ピッチP1に応じた端子ピッチP2のものをそれぞれ用意すればよい。また、圧入孔ピッチP1は、複数の圧入孔102において各列の中でも相互に異なっていてもよい。この場合、端子ホルダ3の保持部31は、異なる圧入孔ピッチP1に対応して端子ピッチP2が端子2の位置に応じて異なるように当該各端子2を保持するように配置されればよい。
In the above description, the press-fit hole pitch P1 is substantially the same in each row, and the terminal pitch P2 is described as being substantially the same between the
1、1A、1B 連鎖端子
2 端子
3 端子ホルダ
31 保持部
34、334 把持部
35 折返し部
224 押圧力伝達突起部
100 コネクタ
101 コネクタハウジング
102 圧入孔
103 フード部
1, 1A,
Claims (4)
帯状に形成され前記複数の端子を当該端子の延在方向と交差する交差方向に沿って並列に着脱可能に保持する端子ホルダとを備え、
前記端子ホルダは、前記複数の端子が圧入されるコネクタハウジングの複数の圧入孔の圧入孔ピッチと同等のピッチで前記複数の端子を保持する複数の保持部と、当該端子ホルダを前記端子から取り外す際に把持される把持部とを有することを特徴とする、
連鎖端子。 A plurality of terminals formed in a rod shape;
A terminal holder that is formed in a strip shape and detachably holds the plurality of terminals in parallel along an intersecting direction intersecting the extending direction of the terminals;
The terminal holder includes a plurality of holding portions that hold the plurality of terminals at a pitch equivalent to the press-fitting hole pitch of the plurality of press-fitting holes of the connector housing into which the plurality of terminals are press-fitted, and the terminal holder is removed from the terminals. Characterized by having a gripping part gripped at the time,
Chain terminal.
請求項1に記載の連鎖端子。 The grip portion extends on the opposite side to the terminal side in a state of being held by the holding portion with respect to the holding portion.
The chain terminal according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載の連鎖端子。 The grip portion extends along the extending direction of the terminal, the plurality of holding portions are arranged along the intersecting direction at one end portion in the extending direction, and the other holding portion extends in the other direction. The end portion protrudes from the terminal in a state of being held by the holding portion to the side opposite to the holding portion,
The chain terminal according to claim 1 or 2.
前記把持部は、前記端子の延在方向に沿った長さが、前記保持部に保持された状態の前記端子が前記圧入孔に挿入された状態で、当該把持部が前記フード部から外側に突出する長さに形成される、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の連鎖端子。 The press-fitting hole is formed inside the hood portion of the connector housing,
The gripping portion has a length along the extending direction of the terminal, and the gripping portion is outward from the hood portion in a state in which the terminal held in the holding portion is inserted into the press-fitting hole. Formed to protrude length,
The chain terminal according to any one of claims 1 to 3.
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