JP2016057705A - 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム - Google Patents

受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016057705A
JP2016057705A JP2014181671A JP2014181671A JP2016057705A JP 2016057705 A JP2016057705 A JP 2016057705A JP 2014181671 A JP2014181671 A JP 2014181671A JP 2014181671 A JP2014181671 A JP 2014181671A JP 2016057705 A JP2016057705 A JP 2016057705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
examinee
information
terminal
identification information
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014181671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6418853B2 (ja
Inventor
石川 靖治
Yasuharu Ishikawa
靖治 石川
高橋 秀治
Hideji Takahashi
秀治 高橋
鈴木 健也
Takeya Suzuki
健也 鈴木
立 守田
Tatsu Morita
立 守田
啓希 望月
Hiroki Mochizuki
啓希 望月
池田 喜彦
Yoshihiko Ikeda
喜彦 池田
和哉 南部
Kazuya Nanbu
和哉 南部
和成 小暮
Kazunari Kogure
和成 小暮
忠智 當山
Tadatomo Toyama
忠智 當山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2014181671A priority Critical patent/JP6418853B2/ja
Publication of JP2016057705A publication Critical patent/JP2016057705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6418853B2 publication Critical patent/JP6418853B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】 不正な受験を防止可能にする。【解決手段】 実施形態の受験者管理システムは、情報サーバと、表示端末と、受験票から受験者に固有の識別情報を読み取る第1読み取り手段と、携帯端末を有する。情報サーバは、記憶手段と、受信手段と、第2読み取り手段と、第1送信手段と、第2送信手段とを有する。第1送信手段は、端末識別情報が読み取られた表示端末に対して、識別情報に対応する受験者情報を送信する。第2送信手段は、携帯端末からの端末識別情報をもとにした問い合わせに対して、端末識別情報が設定された表示端末を使用する受験者の受験者情報を送信する。表示端末は、表示手段と、第3送信手段とを有する。表示手段は、第2送信手段により送信される受験者情報を表示する。第3送信手段は、携帯端末が近接された場合に端末識別情報を送信する。携帯端末は、端末識別情報が設定された表示端末を使用する受験者の受験者情報を情報サーバに問い合わせて表示する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、受験者の情報を管理する受験者管理システム、情報サーバ及び受験者管理プログラムに関する。
一般に入学試験などの試験会場では、受験管理者によって、受験票に記載された氏名と証明写真(顔写真)によって受験者の確認が行われている。これにより、受験者本人とは異なる別人が試験を受ける、なりすまし受験などの不正防止を図っている。
しかしながら、試験会場の入り口受け付けや試験会場において、予め紙の台帳に登録されている氏名と写真をもとにして、受験票に記載された内容が正しく、かつ受験者本人であるかを見比べて確認するのは困難である。
特開2006−318058号公報
本発明が解決しようとする課題は、不正な受験を防止可能な受験者管理システム、情報サーバ及び受験者管理プログラムを提供することである。
実施形態の受験者管理システムは、近距離無線通信をする第1通信機能と、前記第1通信機能と異なる無線通信をする第2通信機能とを有する情報サーバと、前記第1通信機能と前記第2通信機能とを有する表示端末と、受験票から受験者に固有の識別情報を読み取る第1読み取り手段と、前記第1通信機能と、前記情報サーバと通信する機能とを有する携帯端末とを有する。前記情報サーバは、記憶手段と、受信手段と、第2読み取り手段と、第1送信手段と、第2送信手段とを有する。記憶手段は、受験者の識別情報と対応づけて、前記受験者の個人情報を含む受験者情報を記憶する。受信手段は、前記第1読み取り手段により読み取られた前記識別情報を受信する。第2読み取り手段は、受験者が使用する前記表示端末から、前記第1通信機能を利用して端末識別情報を読み取る。第1送信手段は、前記端末識別情報が読み取られた前記表示端末に対して、前記識別情報に対応する前記受験者情報を前記第2通信機能により送信する。第2送信手段は、前記携帯端末からの前記端末識別情報をもとにした問い合わせに対して、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を送信する。前記表示端末は、第1表示手段と、第3送信手段とを有する。第1表示手段は、前記第2送信手段により送信される前記受験者情報を表示する。第3送信手段は、第1通信機能を有する携帯端末が近接された場合に、前記第1通信機能により前記端末識別情報を送信する。前記携帯端末は、前記第3送信手段により送信された前記端末識別情報をもとに、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を前記情報サーバに問い合わせて表示する第2表示手段を有する。
本実施形態に係る受験者管理システムの構成を示すブロック図。 本実施形態における情報サーバの構成を示すブロック図。 本実施形態における表示端末とNFC読み/書き装置の構成を示すブロック図。 本実施形態における情報サーバにより管理される表示端末管理テーブルの内容の一例を示す図。 本実施形態における情報サーバにより管理される受験者情報テーブルの内容の一例を示す図。 本実施形態における表示端末設定処理を示すフローチャート。 本実施形態における受験者確認処理を示すフローチャート。 本実施形態における表示端末設定処理を説明するための図。 本実施形態における表示端末の表示デバイスに受験者情報をもとに表示される案内情報の一例を示す図。 本実施形態における受験者確認処理を説明するための図。 本実施形態における受験者確認処理を説明するための図。
以下、実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る受験者管理システムの構成を示すブロック図である。
受験者管理システムは、例えば入学試験などの受験者を、受験管理者側で容易に管理することを可能にするサービスを提供する。受験者管理システムは、複数の表示端末10(10−1,10−2,…,10−n)、端末管理装置20、複数の無線中継器21(図1において1つのみ示す)、端末管理装置20、情報サーバ40、複数のNFC(near field communication)NFC読み/書き装置49(49−1,49−2,…,49−j)、及び複数の確認端末60(60−1,60−2,…,60−k)を含む。複数の確認端末60(60−1,60−2,…,60−k)には、受験票70に印刷された二次元コード(バーコードなど)を光学的に読み取るバーコードスキャナ61(61−1,61−2,…,61−k)がそれぞれ接続される。複数の携帯端末30(30−1,30−2,…,30−m)は、例えば受験管理者(試験会場の試験監督官など)が所有するもので、情報サーバ40が管理する情報(受験者情報等)を閲覧する際に使用される。
表示端末10は、受験者に対して、試験会場の到着時に貸与されるもので、情報サーバ40から提供される情報を表示する。表示端末10は、例えば一般に電子棚札と称される表示デバイスにより実現することができる。表示端末10は、無線中継器21との間で通信する無線通信機能と、NFC読み/書き装置49との間で通信する近距離無線通信機能(NFC)を有する。
端末管理装置20は、情報サーバ40の制御のもとで、無線中継器21を介して、複数の表示端末10のそれぞれと無線通信することができる。端末管理装置20は、表示端末10のそれぞれに割り当てられた表示端末IDと、受験者の個々を識別可能に定められた受験番号との関連付けを管理する。端末管理装置20は、関連付けが変更された場合に、該当する表示端末IDで識別される表示端末10で表示する画像を、新たに関連付けられる受験番号で識別される受験者に対する情報を表すものに変更する。
携帯端末30は、モバイルネットワーク300及びインターネット400を介してのデータ通信機能と、NFCによるデータ通信機能とを備える。携帯端末30は、例えば、スマートフォンやタブレット端末(PC)などにより実現される。また、携帯端末30は、NFCによるデータ通信機能を備えており、例えば試験会場内で受験者に貸与された表示端末10との間で近距離無線通信機能(NFC)によるデータ通信が可能である。
NFC読み/書き装置49は、表示端末10が近接(例えば10cm以内)されることにより、近距離無線通信機能(NFC)によるデータ通信をする。NFC読み/書き装置49は、表示端末10に対して識別情報(NFCID)の書込み、あるいは表示端末10に各種データを記録させる。NFC読み/書き装置49は、例えば試験会場の入り口近く(受け付け)に設置される。
確認端末60は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報機器により実現されるもので、キーボードやタブレットなどの入力デバイス、ディスプレイなどの表示装置を有する。また、確認端末60には、バーコードスキャナ61が接続される。確認端末60は、バーコードスキャナ61によって受験票70に記録されたバーコードを読み取り、バーコードが表すデータ(受験者に固有の識別情報(受験番号)など)を情報サーバ40に送信する。確認端末60は、情報サーバ40から提供されるデータの出力(表示)、情報サーバ40に記録させるデータの入力等に使用される。確認端末60は、例えば試験会場の入り口近く(受け付け)に設置され、受験票70を所持する受験者に関する情報などを表示し、また入り口担当者による受験者の本人確認の結果などを示すデータを情報サーバ40に送信する。
なお、複数の確認端末60は、それぞれNFC読み/書き装置49の何れかと対応づけられている。
図2は、本実施形態における情報サーバ40の構成を示すブロック図である。
情報サーバ40は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置によって実現することができる。情報サーバ40は、図2に示すように、CPU41、ROM42、RAM43、補助記憶デバイス44、通信デバイス45,46、及び伝送システム47を含む。伝送システム47は、CPU41、ROM42、RAM43、補助記憶デバイス44、通信デバイス45,46の間でデータを伝送する。伝送システム47は、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものであって良い。
CPU41、ROM42、RAM43及び補助記憶デバイス44は、伝送システム47により接続されてコンピュータを構成する。
CPU41は、ROM42に記憶されたオペレーティングシステムや、ROM42または補助記憶デバイス44に記憶されたアプリケーションプログラム(受験者管理プログラムを含む)に基づいて、情報サーバ40としての機能を実現するための制御処理を実行する。CPU41は、受験者管理プログラムを実行することにより、例えば後述する表示端末設定処理、受験者確認処理等を実行する機能を実現する。受験者管理プログラムは、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して配布される。
ROM42は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを記憶する。またROM42は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス44は、アプリケーションプログラム、CPU41が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU41での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス44は、例えば表示端末管理テーブル44a(図4参照)、受験者情報テーブル44b(図5参照)、案内データ44cなどが記憶される。表示端末管理テーブル44aは、受験者に貸与される表示端末10と受験者との対応を管理するためのデータである。受験者情報テーブル44bは、受験者個人に関するデータである。案内データ44cは、受験者に対して試験会場を案内するためのデータである。案内データ44cには、試験会場の配置を示すレイアウトデータ(建物内地図)、試験時間などのデータが含まれる。以下、受験者情報テーブル44b、案内データ44cに含まれるデータの全て、あるいは一部を受験者情報と称する。受験者情報は、情報サーバ40の管理により、不正な受験を防止するため受験管理者側が対応できるようにシステム内で送受信される。
通信デバイス45は、インターネット400、モバイルネットワーク300を介して、携帯端末30と通信するためのデバイスである。
通信デバイス46は、端末管理装置20、NFC読み/書き装置49、確認端末60と通信するためのデバイスである。通信デバイス46は、有線あるいは無線によるネットワークを通じて通信することが可能である。
図3は、本実施形態における表示端末10とNFC読み/書き装置49の構成を示すブロック図である。
本実施形態における表示端末10は、図3に示すように、コントローラ11、通信デバイス12、NFCユニット13、メモリ14、及び表示デバイス15を含む。
コントローラ11は、CPU(central processing unit)、ROM(read-only memory)及びRAM(random-access memory)を含んだコンピュータの機能を有する。コントローラ11は、情報サーバ40からの指示に応じた画像を表示するため各部を制御する。
通信デバイス12は、無線中継器21と無線通信を行い、コントローラと端末管理装置20とのデータ通信を可能とする。通信デバイス12としては、例えばIEEE802.15.4に準拠した周知のデバイスが利用できる。
NFCユニット13は、表示端末10に近接されたNFC読み/書き装置49とNFCによるデータ通信を行う。NFCユニット13には、識別情報(NFCID13a)が設定される。NFCユニット13のNFCID13aは、NFC読み/書き装置49のNFCユニット35によって読み取られる。
メモリ14は、不揮発性のデータ記憶デバイスであり、複数の表示端末10の個々を識別可能に定められたうちの1つの表示端末ID14aを記憶する。また、メモリ14は、表示デバイス15に表示する表示データを記憶する。
表示デバイス15は、情報サーバ40から通知に応じた画像を表示するものであり、コントローラ11の制御により表示内容を変更可能である。表示デバイス15としては、例えば電子ペーパー、LCD(Liquid Crystal Display)などを利用することができる。
伝送システム17は、コントローラ11、通信デバイス12、NFCユニット13、メモリ14及び表示デバイス15の間でデータを伝送する。伝送システム17は、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものであって良い。
表示端末10は、例えば一般に電子棚札と称されるデバイスによって実現されるため、受験者が持ち歩くことが容易となるように軽量化することができる。特に、表示デバイス15を電子ペーパーとすることで、消費電力を少なくすることができる(バッテリの軽量化)。
また、本実施形態におけるNFC読み/書き装置49は、図3に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、NFCユニット35、及び通信デバイス37を含む。
CPU31は、ROM32に記憶されたプログラムに基づいて各部を制御する。
ROM32は、プログラムやデータ等を記憶する。
RAM33は、CPU31が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。例えば、RAM33は、表示端末10から読み取ったデータ等を一時的に記憶する。
NFCユニット35は、表示端末10が近接された際に、表示端末10のNFCユニット13との間でNFCによるデータ通信を行う。
通信デバイス37は、情報サーバ40と通信するためのデバイスである。
図4は、本実施形態における情報サーバ40により管理される表示端末管理テーブル44aの内容の一例を示す図である。
表示端末管理テーブル44aは、受験者に貸与される表示端末10と受験者との対応を管理するためのデータである。図4に示すように、表示端末管理テーブル44aは、受験者に貸与される表示端末10に設定された表示端末IDと、表示端末10のNFCユニット13に設定されたNFCID13aと、受験票70から読み取られる受験番号とが対応づけられたデータレコードの集合である。受験番号は、受験者毎に設定される識別情報であり、試験会場の入り口において受験票70からバーコードスキャナ61を通じて読み取られる。表示端末10を識別可能な端末識別情報(表示端末ID14aあるいはNFCID13a)と、受験者に固有の受験番号を対応づけて表示端末管理テーブル44aに記録することで、表示端末10は、受験票70を所持する受験者用として設定される。これにより、試験会場内において、試験監督官が携帯端末30を用いて表示端末10の表示端末ID14a(あるいはNFCID13a)を読み込むことで、何れの受験者に貸与された表示端末10であるかを識別することができる。
図5は、本実施形態における情報サーバ40により管理される受験者情報テーブル44bの内容の一例を示す図である。
受験者情報テーブル44bは、受験者個人に関するデータである。図5に示すように、受験者情報テーブル44bは、受験番号と受験者個人情報などのデータが対応づけられたデータレコードの集合である。受験者個人情報には、例えば受験対象とする試験名称、受験者の氏名、受験者の証明写真(顔写真の画像データ)、生年月日、住所、電話番号、試験会場、試験時間等のデータが含まれる。受験者個人情報は、試験日前に予め記録されるデータである。
なお、表示端末管理テーブル44a、受験者情報テーブル44b、及び案内データ44cは、別々の記憶デバイスに記憶されていても良い。
次に、本実施形態における受験者管理システムの動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
情報サーバ40は、CPU41により受験者管理プログラムを実行することにより、以下に説明する表示端末設定処理、受験者確認処理を実行する。図6は、本実施形態における表示端末設定処理を示すフローチャート、図7は、本実施形態における受験者確認処理を示すフローチャートである。
まず、図6のフローチャートを参照しながら、表示端末設定処理について説明する。図8は、本実施形態における表示端末設定処理を説明するための図である。表示端末設定処理は、受験者に対して、試験会場で使用する表示端末10を割り当て、この表示端末10に受験者用の受験者情報を送信するための処理である。
受験者は、試験会場に到着すると、試験会場の入り口近くに設けられた受け付けに受験票を提示する。入場担当者は、受験者により提示された受験票70に記録されたバーコードを、バーコードスキャナ61に読み取らせる(図8、S11)。図8に示す例では、受験票70には、試験会場名称、受験者名、受験番号の他、バーコード70aが印刷されている。なお、受験票70は、受験者の写真が貼り付けられていても良い。
確認端末60は、バーコードスキャナ61によってバーコード70aが読み取られると、バーコード70aが示す受験者の識別情報(受験番号)のデータを情報サーバ40に送信する(図8、S12)。情報サーバ40は、確認端末60から受験票70の識別情報(受験番号)のデータを受信する(ACT A1)。
情報サーバ40は、確認端末60から受験番号を受信すると、受験者情報テーブル44bから受験番号に対応する受験者個人情報を読み出し、入り口担当者による受験者の本人確認に必要な情報を受験者情報として確認端末60に送信する(ACT A2)(図8、S13)。例えば情報サーバ40は、受験者情報として、受験者が試験を受ける試験会場、受験者名、及び受験者の写真(顔写真の画像データ)を送信する。
確認端末60は、情報サーバ40から受験者情報を受信すると、ディスプレイに受験者情報の内容を表示する。これにより、入り口担当者は、確認端末60のディスプレイに表示された内容を参照して、受験票を提示した人が受験者の本人であるかを確認することができる。
入場担当者は、受験者本人であることが確認できない場合には、確認端末60の図示せぬ入力デバイス(例えばキーボード、タブレットなど)を操作することで、確認NGを情報サーバ40に通知する。情報サーバ40は、確認端末60から確認NGが通知されると(ACT A3、No)、確認端末60から受信した受験番号に対する表示端末設定処理を終了する。
一方、入場担当者は、受験者本人であることが確認できた場合には、確認端末60の入力デバイスを操作することで、確認OKを情報サーバ40に通知する。また、入場担当者は、受験者に貸与する表示端末10をNFC読み/書き装置49に近接させる。
NFC読み/書き装置49は、近接された表示端末10とのNFCによる通信によって、表示端末10の表示端末IDを読み出す。NFC読み/書き装置49は、表示端末10から読み取った表示端末IDを情報サーバ40に送信する(図8、S14)。
情報サーバ40は、NFC読み/書き装置49から表示端末IDを受信すると、この表示端末IDと対応づけて、入場担当者の操作により確認OKが通知された受験者(受験者ID)を端末管理テーブル44aに記録する。これにより、表示端末10は、受験票70を用いて受け付けをした受験者用に設定される。従って、表示端末10は、受験者を確認することができる、電子機器により実現された受験票として使用される。
また、情報サーバ40は、該当する受験者IDに対応する受験者情報を受験者情報テーブル44bから読み出す。情報サーバ40は、受験者情報テーブル44bから読み出した受験者情報を、NFC読み/書き装置49から受信した表示端末IDが設定された表示端末10に対して、端末管理装置20、無線中継器21を介して送信する(ACT A5)(図8、S15,S16)。
図9には、本実施形態における表示端末10の表示デバイス15に受験者情報をもとに表示される案内情報の一例を示している。
図9に示すように、表示端末10は、例えば試験名称の他、受験者を識別するための受験者名と受験番号10a、及び受験者の顔画像10Bが表示される。また、受験者に対して試験会場を案内するための情報として、試験会場(部屋番号)と試験時間10c、及び試験会場の各部屋の配置を示すレイアウト(建物内地図10d)などを表示する。建物内地図10dでは、受験者が試験を受ける部屋の部分が、他と異なる形態(特定の色表示、反転表示、点滅表示など)によって表示される。
これにより、受験者は、表示端末10の表示内容を参照することで、試験要項を容易に把握することができ、また建物内地図10dを参照することにより、試験会場の各部屋の配置を把握していなくても、迷うことなく試験を受ける部屋まで移動することができる。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、受験者確認処理について説明する。図10及び図11は、本実施形態における受験者確認処理を説明するための図である。受験者確認処理は、試験会場などおいて受験者を確認するために、試験監督官が所持する携帯端末30によって、受験者情報を閲覧するための処理である。
携帯端末30は、NFCによるデータ通信機能を備えている。試験監督官は、携帯端末30において受験者情報閲覧用のアプリケーションプログラムを起動させ、携帯端末30を表示端末10に近接させる。なお、表示端末10は、例えば試験中において、受験者により机上に置かれている。
携帯端末30は、受験者情報閲覧用のアプリケーションプログラムに従い、NFCによるデータ通信機能により、表示端末10の表示端末ID14aを読み取る(図10、S21)。なお、受験者に貸与した表示端末10を識別できれば良いため、携帯端末30は、表示端末ID14aに代えて、NFCユニット13に設定されたNFCID13aを読み取るようにしても良い。携帯端末30は、表示端末10から読み取った表示端末ID14a(あるいはNFCID13a)を、モバイルネットワーク300、インターネット400を介して、情報サーバ40に送信する(図10、S22)。
情報サーバ40は、携帯端末30から表示端末ID14aを受信する(ACT B1)。情報サーバ40は、表示端末管理テーブル44aをもとに、受信した表示端末ID14aに対応する受験番号を判別し、この受験番号に対応する受験者情報のデータを受験者情報テーブル44bから読み出す(ACT C2)。情報サーバ40は、受験者情報テーブル44bから読み出した受験者情報のデータを、インターネット400、モバイルネットワーク300を介して携帯端末30に送信する(ACT C3)(図10、S23)。
携帯端末30は、情報サーバ40から受信した受験者情報のデータをもとに、受験者情報を表示デバイス15に表示する。
図11は、携帯端末30において表示される受験者情報の一例を示す図である。図11に示す例では、試験名称、受験者名、受験番号、受験者の顔画像を表示している。なお、携帯端末30は、試験監督官によるボタン操作に応じて、表示デバイス15に表示される表示内容を変更することができる。例えば、携帯端末30は、表示内容の変更指示に応じて、表示端末10に表示されないその他の情報、例えば受験者情報に含まれる生年月日、住所、電話番号などに表示を切り替える。これにより、試験監督官は、携帯端末30に表示された生年月日、住所、電話番号を受験者に口頭で問い合わせ、正しく回答できるか否かによって受験者本人であることを確認することができる。
なお、前述した説明では、試験会場(部屋)内の試験監督官が受験者情報を確認する場合を例にしているが、表示端末10を受験者に貸与している間、受験管理者は、試験会場の何れの場所においても、携帯端末30を使用して受験者情報を閲覧(受験者の確認)をすることができる。
このようにして、表示端末10の端末識別情報(表示端末ID14a、NFCID13a)を携帯端末30により読み取り、情報サーバ40に送信することで、試験監督官などの受験管理者は、自分が所有している携帯端末30を用いて、受験者の受験者情報を簡単に閲覧することができる。これにより、正当な受験者であることを簡単に確認できるので、なりすまし受験などの不正な受験を防止することが可能となる。
なお、試験が終了すると、受験者は、表示端末10を受け付け窓口などに返却する。表示端末10は、窓口担当者の操作により、NFC読み/書き装置49に近接されると、NFC読み/書き装置49により表示端末ID14a(あるいはNFCID13a)が読み取られる。情報サーバ40は、NFC読み/書き装置49から読み取られた表示端末ID14a(あるいはNFCID13a)を受信し、端末管理テーブル44aに記録された表示端末ID14a(あるいはNFCID13a)に対応する受験者IDを削除する。これにより、表示端末10は、他の受験者に貸与可能な状態となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…表示端末、11…コントローラ、12…通信デバイス、13…NFCユニット、14…メモリ、14a…表示端末ID、15…表示デバイス、16…出力デバイス、20…端末管理装置、21…無線中継器、30…携帯端末、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…補助記憶デバイス、35…NFCユニット、36…タッチパネル、37…通信デバイス、40…情報サーバ、41…CPU、42…ROM、43…RAM、44…補助記憶デバイス、44a…表示端末管理テーブル、44b…受験者情報テーブル、44c…受診待ち管理テーブル、44d…案内データ、46…通信デバイス、49…NFC読み/書き装置、300…モバイルネットワーク、400…インターネット。

Claims (5)

  1. 近距離無線通信をする第1通信機能と、前記第1通信機能と異なる無線通信をする第2通信機能とを有する情報サーバと、
    前記第1通信機能と前記第2通信機能とを有する表示端末と、
    受験票から受験者に固有の識別情報を読み取る第1読み取り手段と、
    前記第1通信機能と、前記情報サーバと通信する機能とを有する携帯端末と
    を有する受験者管理システムであって、
    前記情報サーバは、
    受験者の識別情報と対応づけて、前記受験者の個人情報を含む受験者情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1読み取り手段により読み取られた前記識別情報を受信する受信手段と、
    受験者が使用する前記表示端末から、前記第1通信機能を利用して端末識別情報を読み取る第2読み取り手段と、
    前記端末識別情報を読み取られた前記表示端末に対して、前記識別情報に対応する前記受験者情報を前記第2通信機能により送信する第1送信手段と、
    前記携帯端末からの前記端末識別情報をもとにした問い合わせに対して、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を送信する第2送信手段と
    を有し、
    前記表示端末は、
    前記第2送信手段により送信される前記受験者情報を表示する第1表示手段と、
    第1通信機能を有する携帯端末が近接された場合に、前記第1通信機能により前記端末識別情報を送信する第3送信手段とを有し、
    前記携帯端末は、
    前記第3送信手段により送信された前記端末識別情報をもとに、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を前記情報サーバに問い合わせて表示する第2表示手段を有する受験者管理システム。
  2. 前記受験者情報には、前記受験者の証明写真の画像を含み、
    前記携帯端末は、前記受験者情報をもとに前記画像を表示する請求項1記載の受験者管理システム。
  3. 前記受験者情報には、試験会場の場所を示す情報を含み、
    前記表示端末は、試験会場の場所を示す画像を表示する請求項1記載の受験者管理システム。
  4. 近距離無線通信をする第1通信機能と、前記第1通信機能と異なる無線通信をする第2通信機能とを有する情報サーバであって、
    受験者の識別情報と対応づけて、前記受験者の個人情報を含む受験者情報を記憶する記憶手段と、
    受験票から読み取られた受験者に固有の識別情報を受信する受信手段と、
    受験者が使用する表示端末から、前記第1通信機能を利用して端末識別情報を読み取る読み取り手段と、
    前記端末識別情報が読み取られた前記表示端末に対して、前記識別情報に対応する前記受験者情報を前記第2通信機能により送信する第1送信手段と、
    携帯端末からの前記端末識別情報をもとにした問い合わせに対して、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を送信する第2送信手段と
    を有する情報サーバ。
  5. コンピュータを、
    受験者の識別情報と対応づけて、前記受験者の個人情報を含む受験者情報を記憶する記憶手段と、
    受験票から読み取られた受験者に固有の識別情報を受信する受信手段と、
    受験者が使用する表示端末から、近距離無線通信をする第1通信機能を利用して端末識別情報を読み取る読み取り手段と、
    前記端末識別情報が読み取られた前記表示端末に対して、前記識別情報に対応する前記受験者情報を、前記第1通信機能と異なる無線通信をする第2通信機能により送信する第1送信手段と、
    携帯端末からの前記端末識別情報をもとにした問い合わせに対して、前記端末識別情報が設定された前記表示端末を使用する受験者の受験者情報を送信する第2送信手段として機能させるための受験者管理プログラム。
JP2014181671A 2014-09-05 2014-09-05 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム Expired - Fee Related JP6418853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181671A JP6418853B2 (ja) 2014-09-05 2014-09-05 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181671A JP6418853B2 (ja) 2014-09-05 2014-09-05 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016057705A true JP2016057705A (ja) 2016-04-21
JP6418853B2 JP6418853B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=55756635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014181671A Expired - Fee Related JP6418853B2 (ja) 2014-09-05 2014-09-05 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6418853B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111127268A (zh) * 2019-12-25 2020-05-08 上海好学网络科技有限公司 考试终端管理设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003280511A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Ntt Comware Corp 試験実施システム、受験票、試験実施サーバ、試験回答用端末、及び試験実施方法
JP2005196292A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Konica Minolta Photo Imaging Inc 認証システム及び認証方法
JP2006053849A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Dainippon Printing Co Ltd 試験管理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003280511A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Ntt Comware Corp 試験実施システム、受験票、試験実施サーバ、試験回答用端末、及び試験実施方法
JP2005196292A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Konica Minolta Photo Imaging Inc 認証システム及び認証方法
JP2006053849A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Dainippon Printing Co Ltd 試験管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111127268A (zh) * 2019-12-25 2020-05-08 上海好学网络科技有限公司 考试终端管理设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6418853B2 (ja) 2018-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9164711B2 (en) Network printing system and network printing program adapted to execute printing from a mobile terminal to a printer by using wireless communication
KR101462722B1 (ko) 스마트폰을 활용하여 위치 확인이 가능한 출결 체크 시스템
JP7034772B2 (ja) 提供サーバ、提供方法および提供プログラム
US9100456B2 (en) Waiting ticket operation system and method
JP2020030678A (ja) 情報管理装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2007048127A (ja) 出退管理システム、携帯通信機器及びプログラム
KR20140059375A (ko) 출석확인 시스템 및 방법
KR20140011789A (ko) 장례 시스템
JP6418853B2 (ja) 受験者管理システム、情報サーバ、及び受験者管理プログラム
KR102119079B1 (ko) 교육 시스템을 위한 qr 코드 기반의 출석 처리 장치 및 방법
JP6915918B1 (ja) 商品販売方法、プログラム及び端末装置
JP2019074993A (ja) 安全施工サイクル支援システム
WO2017082039A1 (ja) 順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム
JP2006244254A (ja) 入退室管理装置、入退室管理方法、及び入退室管理プログラム
JP6502031B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
KR20220122226A (ko) 방문기록 관리 시스템 및 관리방법
KR20130102739A (ko) 대기번호 관리 시스템
KR101411219B1 (ko) 결혼예식 시스템
US10290161B2 (en) Integrated membership management method
JP7023489B2 (ja) 外来患者案内システムのための患者登録方法
KR20140118943A (ko) 출석확인 시스템 및 방법
JP2002092175A (ja) 健康相談システム、端末装置、健康相談システムの記録媒体、及び健康相談方法
JP5261795B2 (ja) 勤務情報管理システム、勤務情報管理方法
JP6167565B2 (ja) 端末装置及び個人情報転送方法
KR102063862B1 (ko) Qr코드 기반의 공유시점관리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6418853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees