JP2016057583A - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色の見え方の個人差を軽減する表示装置を提供する。
【解決手段】複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段と、前記発光手段による光を画像データに基づき変調する表示パネルと、ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する制御手段と、
を備える表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及びその制御方法に関するものである。
印刷物等の見えに表示装置の見えを合わせるカラーマッチングが行われている。一般的には、印刷物等の測色値(CIE XYZ三刺激値等)と表示装置の測色値を一致させる測色的一致や、心理的な見えを一致させる心理的一致をさせるカラーマッチングが行われる。カラーマッチングは、人の目の分光感度がCIE等色関数に従うことを前提としているが、目の中間透光体や黄斑色素による吸収等により、人の分光感度には個人差があることが知られている。例えばCIE技術報告書 CIE 170−1には、錐体分光感度が観察者の年齢と視角(観察者が対象物を見込む角度)で定義されており、年齢と視角を指定することで、観察者の錐体分光感度を求めることができる。
カラーマッチングを行う場合、表示装置の色域が広いほど、マッチングできる色の範囲が広くなるため、カラーマッチングの効果がより大きくなる。特許文献1には、表示装置で表示可能な色域を拡大させるために、バックライトのスペクトルと入力された画像の色伸長度合いを変更する技術が開示されている。
特開2004−333758号公報
従来のカラーマッチングでは、測色的一致や心理的一致を行っても、目の分光感度の個人差により、色の見え方に個人差が生じ、色の見えが一致しない場合があった。特許文献1では、表示装置のバックライトのスペクトルを変更する技術が開示されている。しかし、特許文献1は色域を拡大させることを目的としており、個人毎の目の分光感度の違いに対して発光スペクトルを変更することは考えられていないため、色の見え方の個人差を軽減することはできない。
そこで本発明は、色の見え方の個人差を軽減することを目的とする。
本発明は、複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段と、
前記発光手段による光を画像データに基づき変調する表示パネルと、
ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された情報に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する制御手段と、
を備える表示装置である。
本発明は、複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段と、
前記発光手段による光を画像データに基づき変調する表示パネルと、
を備える表示装置の制御方法であって、
ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された情報に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制
御する制御工程と、
を有する表示装置の制御方法である。
本発明によれば、色の見え方の個人差を軽減することができる。
実施例1に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図 バックライト3の構成の一例を示す模式図 表示装置1に表示する複数の色パターンの表示例 指定部5の入力部51を示す模式図 人の目の錐体分光感度と表示装置1の発光スペクトルを示すグラフ 20代のユーザAと80代のユーザBの錐体分光感度を求めたグラフ 実施例2に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図
以下、本発明の表示装置及びその制御方法の実施例について図面を参照して具体的に説明する。なお、実施例の記載は本発明の範囲をそれに限定する趣旨のものではなく、本発明の範囲内で以下の実施例は変形や組み合わせが可能である。
(実施例1)
実施例1では、複数の色パターン(色票)を表示した表示装置と、表示された色パターンを印刷した印刷物と、をユーザが目視で比較しながら、適切なバックライトの光源の発光強度をユーザが指定する例を示す。
以下、本発明の実施例1に係る表示装置について説明する。
図1は、実施例1に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、表示装置1は、液晶パネル2、バックライト3、決定部4、指定部5を有する。
液晶パネル2は、複数の画素を有する。液晶パネル2は、表示装置1に入力された画像データに応じて各画素の透過率を変更する。液晶パネル2は、バックライト3からの光を画像データに基づき変調することにより、画像データに基づく画像を表示する表示パネルである。
バックライト3は、複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、発光スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段である。バックライト3は、液晶パネル2を背面から照射する面光源装置である。実施例1では、複数の色は赤色、緑色、青色の3原色であるとする。色の数は3色に限らず、また色は原色に限らない。実施例1では、赤色光源、緑色光源、及び青色光源の各々は、発光強度を個別に制御可能な、発光スペクトルの主波長が互いに異なる複数の発光素子からなるものとする。
図2は、バックライト3の構成の一例を示す模式図である。
図2のように、バックライト3は複数の制御単位31で構成され、各制御単位は、複数の色の光源(赤色光源、緑色光源、青色光源)からなる。各原色の光源はそれぞれ2つの異なる発光スペクトルの発光素子からなる。赤色光源を構成する発光素子は赤色光源Ra311及び赤色光源Rb312である。緑色光源を構成する発光素子は緑色光源Ga313及び緑色光源Gb314である。青色光源を構成する発光素子は青色光源Ba315及び青色光源Bb316である。
赤色光源Ra311とRb312、緑色光源Ga313とGb314、青色光源Ba3
15とBb316は、それぞれ互いに発光スペクトルの主波長が異なる発光素子であり、それぞれ独立して発光強度を制御可能である。
図1の決定部4は、バックライト3の制御単位内の各光源の各発光素子の発光強度を決定し、バックライト3に出力する。
バックライト3は、決定部4で決定された発光強度に従って、制御単位内の各光源の各発光素子を発光させる。決定部4は、各光源の各発光素子の発光強度が制御単位間で共通になるように発光強度を決定する。
指定部5は、ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する。ユーザの分光感度特性に関する情報(特性情報)は、決定部4に出力され、決定部4で各光源の発光素子の発光強度を決定するために用いられる。
決定部4は、指定部5から取得した特性情報に基づき、各光源を構成する複数の発光素子の各々の発光強度を決定し、バックライト3へ出力することによりバックライト3の発光を制御する。
図3は、表示装置1に表示する色票の一例であり、色票は複数の色が配列されたパターンである。
表示装置1には、図示していないパーソナルコンピュータ等から出力された画像データが入力されており、入力された画像データに応じて、画面11に画像が表示される。図3では、表示装置1の画面11に赤、緑、青、白、黄、シアン、マゼンタ、ベージュの色パターンが表示されている例を示している。
ユーザは、パーソナルコンピュータから、プリンタ等の印刷機器を用いて、同じ色票の画像データに基づく画像の印刷物を出力し、画面11に表示された色票と比較する。
指定部5は、ユーザからの情報や指示の入力を受け付ける入力部を有している。ユーザは入力部からバックライト3の各光源の発光素子の発光強度を指定する値を入力する。
図4は、指定部5の入力部51を示す模式図である。
図4に示すように、入力部51は、各光源の発光素子の発光強度を指定するためのスライダー群511及び発光強度を決定するための決定ボタン512を有する。入力部51は、例えば表示装置1の外装フレームに設けられている。或いは、入力部51は、表示装置1に指示を入力するためのリモコンに設けられる。
図4では、赤色光源Raを100%、Rbを50%、緑色光源Gaを50%、Gbを100%、青色光源Baを50%、Bbを100%の発光強度で点灯させるようにスライダーで指定する例を示している。
実施例1では、指定部5は、液晶パネル2に図3に示すような所定の色票を表示させる。指定部5は、液晶パネル2に表示された色票の色と、当該色票を印刷した印刷物における当該色票の色と、を一致させるように、ユーザに入力部51により各色光源の発光素子の各々の発光強度を入力させる。指定部5は、入力された各色光源の発光素子の各々の発光強度を、ユーザの分光感度特性に関する情報(特性情報)として取得する。
指定部5は、図4のように入力された各光源の発光素子の各々の発光強度を特性情報として決定部4に出力する。
決定部4は、指定部5から取得した特性情報に従ってバックライト3の各光源を点灯させる。これにより、決定部4は、ユーザの分光感度特性に関する情報に基づき決定した発光強度で、各光源の発光素子を制御する。
ユーザは、画面に表示された色票と印刷した色票を比較しながら、指定部5の入力部51を用いてバックライト3の各発光素子の発光強度を調節し、色の見え方が表示装置と印刷物で一致した場合、入力部51の決定ボタン512を押すことで発光強度を決定する。
指定部5は、決定ボタン512が押されたときのスライダー群511で指定される各発
光素子の発光強度を特性情報として出力する。
実施例1によれば、表示装置1を観察するユーザ個人の視覚特性(分光感度特性)に応じてバックライト3の発光スペクトルを変えることができ、印刷物と表示装置の色を比較した場合に、色の見え方の個人差を軽減することができる。
なお、実施例1では、入力部51はスライダー群511により発光強度を調節するように構成しているが、発光強度を調節できるような構成であればスライダー以外を用いても良い。例えば、テンキーによる数値入力を行っても良い。
また、実施例1では、各光源の発光素子の発光強度を自由に調整可能とした例を示した。しかし、予め定められた複数の発光素子の各々の発光強度の複数の組み合わせを決定部4が内蔵するメモリ等の記憶手段に記憶させておき、入力部51においてそれらの組み合わせを切り替える指示の入力を受け付ける構成としても良い。この場合、指定部5は、液晶パネル2に図3に示すような所定の色票を表示させる。指定部5は、液晶パネル2に表示された色票の色と、当該色票を印刷した印刷物における当該色票の色と、が最も一致する複数の発光素子の発光強度の組み合わせをユーザに入力部51により入力させる。つまり、指定部5は、ユーザに、入力部51により、上述の複数の組み合わせの選択肢のうちから1つの組み合わせを選択する指示を入力させる。指定部5は、入力された組み合わせの情報をユーザの分光感度特性に関する情報(特性情報)として取得する。決定部4は、指定部5により取得した組み合わせに係る発光素子の各々の発光強度で複数の発光素子の各々を制御するようにしても良い。
また、表示装置1の画面と比較する対象として印刷物を例にしているが、カラーマッチングを行う対象は印刷物に限定されない。例えば、表示装置1以外の他の表示装置に対する色の見え方の個人差を軽減することもできる。この場合、指定部5は、液晶パネル2に色票を表示させ、液晶パネル2に表示された色票の色と、他の表示装置に表示された当該色票の色とを一致させるように調節された各発光素子の発光強度又は選択された各発光素子の発光強度の組み合わせを取得する。
(実施例2)
実施例2では、ユーザ毎の錐体分光感度に関する情報に基づき、表示装置1の発光スペクトルを変えることで、色の見え方の個人差を軽減する例を示す。実施例2では、ユーザの知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように、複数の発光素子の各々の発光強度を制御することにより、ユーザ間の色の見え方の個人差によるばらつきを軽減する例を説明する。
CIE技術報告書 CIE 170−1では、ユーザの年齢と視角に応じた錐体分光感度が定義されている。
実施例2では、視角を10°に固定して、ユーザの年齢をユーザの分光感度特性の情報として取得し、年齢に応じた錐体分光感度に基づき各色光源の複数の発光素子の各々の発光強度を制御する例を示す。
図5は人の目の錐体分光感度と表示装置1の発光スペクトルの一例を示すグラフである。
図5の横軸は光の波長(nm)、縦軸は錐体の感度又は発光強度であり、実線が錐体分光感度、点線が表示装置1の発光スペクトルを示している。
人の錐体は3種類あり、感度のピークが長波長にあるものをl錐体、短波長にあるものをs錐体、その中間にあるものをm錐体と言う。
各錐体からの出力は、各錐体分光感度と表示装置1の発光スペクトルとを波長毎に乗算して、可視光の全波長域に渡って加算した値で表される。
l錐体、m錐体、s錐体それぞれの出力をOl、Om、Os、各錐体の分光感度をCl(λ)、Cm(λ)、Cs(λ)、表示装置の発光スペクトルをD(λ)とすると、以下のように表せる。
Ol=∫Cl(λ)×D(λ)dλ ・・・(式1)
Om=∫Cm(λ)×D(λ)dλ ・・・(式2)
Os=∫Cs(λ)×D(λ)dλ ・・・(式3)
表示装置の発光スペクトルD(λ)は、次の式4のようにバックライトの発光スペクトルB(λ)と液晶パネルの透過スペクトルL(λ)の積で表される。
D(λ)=L(λ)×B(λ) ・・・(式4)
従って、式4を用いて、式1〜式3は以下のように変形される。
Ol=∫Cl(λ)×L(λ)×B(λ)dλ ・・・(式5)
Om=∫Cm(λ)×L(λ)×B(λ)dλ ・・・(式6)
Os=∫Cs(λ)×L(λ)×B(λ)dλ ・・・(式7)
これら錐体毎の出力が等しければ、異なるユーザ同士でも同じ色として感じる。
しかし、CIE技術報告書 CIE 170−1に示されているように、錐体分光感度には個人差があり、同じ発光スペクトルの表示装置でも、異なるユーザが観察すると、各錐体の出力が異なり、異なる色として見えてしまう。
このような色の見え方の個人差は、特にスペクトルが狭帯域の物を見たときに顕著となり、印刷物のような高帯域のスペクトルを持つ物を見る場合には個人差は小さくなる。
図6は、20代のユーザAと80代のユーザBの錐体分光感度を、CIE技術報告書 CIE 170−1に基づいて求めたグラフであり、実線はユーザA、破線はユーザBの錐体分光感度を示している。
ユーザAの錐体分光感度と錐体の出力をそれぞれCla(λ)、Cma(λ)、Csa(λ)、Ola、Oma、Osaとする。
同様に、ユーザBの錐体分光感度と錐体の出力をClb(λ)、Cmb(λ)、Csb(λ)、Olb、Omb、Osbとする。
また、ユーザAが表示装置1を観察するときの表示装置1の分光スペクトルをDa(λ)、ユーザBが表示装置1を観察するときの表示装置1の分光スペクトルをDb(λ)とする。
ユーザAが表示装置1を観察するときのバックライト3の発光スペクトルをBa(λ)、ユーザBが表示装置1を観察するときのバックライト3の発光スペクトルをBb(λ)、とする。
このときのユーザA及びユーザBの各錐体からの出力は以下のようになる。
Ola=∫Cla(λ)×Da(λ)dλ
=∫Cla(λ)×L(λ)×Ba(λ) ・・・(式8)
Oma=∫Cma(λ)×Da(λ)dλ
=∫Cma(λ)×L(λ)×Ba(λ) ・・・(式9)
Osa=∫Csa(λ)×Da(λ)dλ
=∫Csa(λ)×L(λ)×Ba(λ) ・・・(式10)
Olb=∫Clb(λ)×Db(λ)dλ
=∫Clb(λ)×L(λ)×Bb(λ) ・・・(式11)
Omb=∫Cmb(λ)×Db(λ)dλ
=∫Cmb(λ)×L(λ)×Bb(λ) ・・・(式12)
Osb=∫Csb(λ)×Db(λ)dλ
=∫Csb(λ)×L(λ)×Bb(λ) ・・・(式13)
これら錐体の出力OlaとOlb、OmaとOmb、OsaとOsbがそれぞれ近い値になるようなBa(λ)及びBb(λ)で表示できれば、ユーザAとユーザBとの間の色
の見え方の個人差を軽減することができる。
以下、異なるユーザ間の錐体出力が近い値になるような発光スペクトルで表示させる例について説明する。異なるユーザ間の錐体出力が近い値になるとは、あるユーザの知覚する色と、別のユーザの知覚する色との差異が小さくなることである。つまり、実施例2では、ユーザの知覚する色と別のユーザの知覚する色との差異が小さくなるように各色光源の複数の発光素子の発光強度を制御する。
図7は、実施例2に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
図中、図1と同様の機能を持つ構成要素については、同じ番号を付し、説明を省略する。
図7において、記憶部6は、指定部5で指定される特性情報に応じたバックライト3の発光強度を記憶している。例えば、記憶部6は、観察者の特性情報毎に、観察者の知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶する。実施例2では、観察者の特性情報は観察者の年齢であるとする。
指定部5は、図示しない入力部を有しており、ユーザは入力部から年齢を入力する。
ユーザが年齢を入力すると、指定部5は、ユーザの年齢の情報をユーザの分光感度特性に関する情報(特性情報)として決定部4に出力する。
決定部4は、特性情報(年齢)に基づき、記憶部6に記憶されている年齢と発光強度との対応関係を参照して、バックライト3の各光源の発光素子の各々発光強度を取得し、バックライト3に出力する。
バックライト3は、決定部4から出力される各光源の発光素子の発光強度に基づいて発光する。
バックライト3から照射された光は、液晶パネル2を透過して画像が表示される。
このときの表示装置1から出力される光の発光スペクトルD(λ)は、式4のように表される。
液晶パネル2の透過スペクトルL(λ)は表示される画像により異なるため、表示装置1の発光スペクトルD(λ)も画像により異なる。
しかし、所定の重要色について、ユーザの知覚する色と基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように複数の発光素子の各々の発光強度を制御することで、各ユーザが同様の色の見えになるようなバックライト3の発光スペクトルB(λ)が得られる。これにより、色の見え方の個人差を軽減することができる。
重要色としては、白色やベージュ等、人が色の差を認識しやすい色を用いれば良い。重要色はこれに限らず、例えば実施例1で例示した図3の色票を構成する赤、緑、青、白、黄、シアン、マゼンタ、及びベージュの少なくともいずれかを含む色としても良い。
バックライト3の発光スペクトルB(λ)の求め方については、ユーザ毎に、重要色について、式8〜式13を変形した以下の式を満たすようなB(λ)を数値解析により求める。
Ola=∫Cla(λ)×L(λ)×Ba(λ)dλ
=Olb=∫Clb(λ)×L(λ)×Bb(λ)dλ
・・・(式14)
Oma=∫Cma(λ)×L(λ)×Ba(λ)dλ
=Omb=∫Cmb(λ)×L(λ)×Bb(λ)dλ
・・・(式15)
Osa=∫Csa(λ)×L(λ)×Ba(λ)dλ
=Osb=∫Csb(λ)×L(λ)×Bb(λ)dλ
・・・(式16)
バックライト3の発光スペクトルB(λ)は、各光源の発光スペクトルを波長毎に加算した値であり、以下のように表せる。
B(λ)=kra×BRa(λ)+krb×BRb(λ)+kga×BGa(λ)+kgb×BGb(λ)+kba×BBa(λ)+kbb×BBb(λ)
・・・(式17)
ここで、BRa(λ)、BRb(λ)、BGa(λ)、BGb(λ)、BBa(λ)、BBb(λ)は、それぞれ、赤色光源Ra、Rb、緑色光源Ga、Gb、青色光源Ba、Bbの発光スペクトルである。
また、kra、krb、kga、kgb、kba、kbbは、各光源の発光強度を示す。
上記式14〜式16及び式17から、各光源の発光強度を求めることで、各ユーザが同様の色の見えになるようなバックライト3の発光スペクトルB(λ)を得ることができる。
数値解析する際には、基準となる錐体出力を求めておき、その出力値に近くなるようなバックライト3の発光スペクトルB(λ)を得るための各光源の複数の発光素子の各々の発光強度を求める。
基準となる錐体出力としては、例えば、所定の基準観察者が印刷物を見た場合や表示装置を見た場合の錐体出力を用いれば良い。基準観察者は、例えば、所定の年齢の観察者である。
このようにして、観察者の年齢毎に、観察者の知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、バックライト3の各光源の複数の発光素子の発光強度の情報を記憶部6に記憶しておく。決定部4は、ユーザから入力された年齢の情報に応じた発光強度の情報を記憶部6の情報から取得して各発光素子を制御することにより、各ユーザの錐体の出力の差が小さくなるようなバックライト3の発光スペクトルを得ることができる。その結果、ユーザ毎の錐体分光感度が異なることによる色の見え方の個人差を軽減することが可能となる。
実施例2では、観察者の分光感度特性毎(年齢毎)に、当該分光感度特性の観察者の知覚する色と基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶部6に記憶している。決定部4は、指定部5により取得されたユーザの分光感度特性に関する情報(年齢)に対応する発光強度で複数の発光素子の各々を制御する。
なお、実施例2では、ユーザの年齢をユーザが入力部から入力するようにしているが、指定部5はユーザの識別情報をユーザの分光感度特性に関する情報として取得しても良い。この場合、記憶部6には、ユーザの識別情報と、当該ユーザの知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなる複数の発光素子の各々の発光強度の情報と、の対応関係を記憶させておく。決定部4は、指定部5が取得したユーザの識別情報に対応する発光強度の情報を記憶部6から取得し、取得した発光強度で各発光素子を制御する。指定部5は、ユーザからの入力により識別情報を取得しても良いし、或いは、指定部5に個人認証を行う個人認証部を設け、個人認証を行ってユーザの年齢を取得しても良い。個人認証の方法としては、例えば指紋認識や声認識、カメラによる顔認識等を用いることができる。その際には、記憶部6には個人認証を行うためのデータと、各個人の年齢データも記憶する。
また、実施例2では、視角を10°に固定して、ユーザの年齢に応じてバックライト3の各光源の発光強度を制御するようにしているが、表示装置に対するユーザの視角に応じ
て各光源の発光素子の発光強度を制御してもよい。この場合、記憶部6は、表示装置に対する観察者の視角と分光感度特性との対応関係の情報を記憶する。指定部5は、ユーザの分光感度特性に関する情報としてユーザの表示装置に対する視角を取得する。決定部4は、指定部5で取得したユーザの視角に対応する分光感度特性に基づき、複数の発光素子の各々の発光強度を制御する。例えば、決定部4は、ユーザの視角に対応する分光感度特性と、所定の基準観察者の当該視角に対応する分光感度特性と、各色光源の複数の発光素子の発光スペクトルと、に基づき計算される錐体出力の差異が小さくなるように各発光素子の発光強度を計算する。例えば、決定部4は、ユーザと基準観察者の錐体出力の差異が所定の閾値以下となるような発光強度を数値計算により算出する。具体的な計算方法は上述の年齢に応じた発光強度の計算と同様である。
また、記憶部6は、表示装置に対する観察者の視角毎に、観察者の知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶するようにしても良い。この場合、指定部5は、ユーザの分光感度特性に関する情報としてユーザの表示装置に対する視角を取得する。決定部4は、指定部5により取得されたユーザの視角に対応する発光強度で複数の発光素子の各々を制御する。
指定部5は、視角の情報を入力部からユーザの入力を受け付けることにより取得しても良いし、表示装置1に赤外線センサ等の距離センサを設け、表示装置1とユーザとの距離を取得し、表示装置1の画面寸法(サイズ)と距離から視角を算出しても良い。
また、実施例2では、ユーザの年齢に応じて、記憶部6からバックライト3の発光強度を読み出すように構成している。しかし、観察者の年齢と錐体分光感度(分光感度特性)との対応関係の情報を記憶部6に記憶しておき、指定部5が取得したユーザの年齢に対応する分光感度特性と、バックライト3の各光源の発光スペクトルの情報に基づき、上記計算を決定部4で行っても良い。これにより、発光素子の各々の発光強度を算出しても良い。決定部4は、ユーザの年齢に応じた分光感度特性に関する情報と、基準観察者の分光感度特性に関する情報と、複数の発光素子の発光スペクトルと、に基づき、ユーザと基準観察者の知覚する色(錐体出力)が近くなるように、発光強度を算出する。
また、ユーザの錐体分光感度を複数のタイプに分類し、タイプ毎にバックライト3の各光源の発光強度を制御するように構成しても良い。例えば、印刷物と表示装置を見比べた場合に、表示装置の方が赤く見えるタイプ、緑に見えるタイプ、青に見えるタイプ、黄色に見えるタイプに分類し、更に色の見えの差の大小により、複数種類のタイプにユーザの分光感度特性を分類することができる。
各タイプについて、錐体分光感度を求め、それに対するバックライト3の各光源の発光強度を予め求めておき、記憶部6に記憶する。
ユーザは、重要色が印刷された印刷物と、その色に対応した表示を行っている表示装置を見比べ、記憶部6に記憶された複数の発光強度の組み合わせを呼び出しながら、最も印刷物と表示装置の色の見えが合う組み合わせを選択する。指定部5は、ユーザによる選択結果の入力をユーザの分光感度特性に関する情報として取得し、ユーザがどのタイプの分光開度特性に分類されるか判定し、決定部4は、ユーザのタイプに応じた発光強度で複数の発光素子を制御する。
上記の実施例では、バックライト3の各原色光源がスペクトルの異なる2種類の発光素子を有する例について説明したが、複数の原色光源のうちの少なくともいずれかの光源が複数種類の発光素子で構成されていても良い。例えば、色の見えの差に対して感度の高い青色光源のみ2種類の発光素子からなり、赤色光源、緑色光源については1種類の発光素子で構成しても良い。また、各色光源を構成する発光素子は3種類以上であっても良い。
1:表示装置、2:液晶パネル、3:バックライト、4:決定部、5:指定部、311:赤色光源Ra、312:赤色光源Rb、313:緑色光源Ga、314:緑色光源Gb、315:青色光源Ba、316:青色光源Bb

Claims (17)

  1. 複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段と、
    前記発光手段による光を画像データに基づき変調する表示パネルと、
    ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する制御手段と、
    を備える表示装置。
  2. 前記複数の色は、赤色、緑色、及び青色であり、赤色光源、緑色光源、及び青色光源の各々は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の色は、赤色、緑色、及び青色であり、青色光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記ユーザの知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記ユーザの分光感度特性に関する情報と、前記基準観察者の分光感度特性に関する情報と、前記複数の発光素子のスペクトルと、に基づき、前記複数の発光素子の各々の発光強度を算出する請求項4に記載の表示装置。
  6. 観察者の分光感度特性毎に、当該分光感度特性の観察者の知覚する色と前記基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、前記複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの分光感度特性に関する情報に対応する発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、所定の重要色について、前記ユーザの知覚する色と前記基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する請求項4〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記重要色は、赤、緑、青、白、黄、シアン、マゼンタ、及びベージュの少なくともいずれかを含む請求項7に記載の表示装置。
  9. 観察者の年齢と分光感度特性との対応関係の情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記ユーザの分光感度特性に関する情報として前記ユーザの年齢を取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの年齢に対応する分光感度特性に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 観察者の年齢毎に、観察者の知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、前記複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記ユーザの分光感度特性に関する情報として前記ユーザの年齢を取
    得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの年齢に対応する発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記表示装置に対する観察者の視角と分光感度特性との対応関係の情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記ユーザの分光感度特性に関する情報として前記ユーザの前記表示装置に対する視角を取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの視角に対応する分光感度特性に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記表示装置に対する観察者の視角毎に、観察者の知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなるように予め求められた、前記複数の発光素子の各々の発光強度の情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記ユーザの分光感度特性に関する情報として前記ユーザの前記表示装置に対する視角を取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの視角に対応する発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。
  13. 前記取得手段は、前記表示装置とユーザとの距離を取得し、前記距離と前記表示パネルのサイズとに基づき前記ユーザの前記表示装置に対する視角を算出する請求項11又は12に記載の表示装置。
  14. ユーザから前記複数の発光素子の各々の発光強度の入力を受け付ける入力手段と、
    前記取得手段は、前記表示パネルに所定の色票を表示させ、前記表示パネルに表示された当該色票の色と他の表示装置に表示された当該色票の色又は当該色票を印刷した印刷物における当該色票の色とを一致させるようにユーザに前記入力手段により入力させた前記複数の発光素子の各々の発光強度を、前記ユーザの分光感度特性に関する情報として取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 予め定められた前記複数の発光素子の各々の発光強度の複数の組み合わせを記憶する記憶手段と、
    前記複数の発光素子の各々の発光強度の組み合わせを切り替える指示の入力をユーザから受け付ける入力手段と、を更に備え、
    前記取得手段は、前記表示パネルに所定の色票を表示させ、前記表示パネルに表示された当該色票の色と他の表示装置に表示された当該色票の色又は当該色票を印刷した印刷物における当該色票の色とが最も一致する前記複数の発光素子の各々の発光強度の組み合わせをユーザに前記入力手段により入力させ、当該入力された組み合わせの情報を前記ユーザの分光感度特性に関する情報として取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された組み合わせの発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  16. ユーザの識別情報と、当該ユーザの知覚する色と所定の基準観察者の知覚する色との差異が小さくなる前記複数の発光素子の各々の発光強度の情報と、の対応関係を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、ユーザの識別情報をユーザの分光感度特性に関する情報として取得し

    前記制御手段は、前記取得手段により取得された識別情報に対応する発光強度で前記複数の発光素子の各々を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  17. 複数の色の光源を有し、複数の色のうち少なくとも1つの色の光源は、発光強度を個別に制御可能な、スペクトルが異なる複数の発光素子からなる発光手段と、
    前記発光手段による光を画像データに基づき変調する表示パネルと、
    を備える表示装置の制御方法であって、
    ユーザの分光感度特性に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された情報に基づき前記複数の発光素子の各々の発光強度を制御する制御工程と、
    を有する表示装置の制御方法。
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CN116434675A (zh) * 2023-06-12 2023-07-14 深圳市银幕光电科技有限公司 Led网格显示屏及其动态显示控制方法

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