JP2016054352A - 撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
・実時間で病理的な情報を取得しつつ手術を行えるので、検査結果に応じて臨機応変に手術方針を変更することが可能である。例えば癌の切除において、切り口の病理診断ができるため、癌細胞の取り残しの確率を低くできることや、また、必要以上に広く取りすぎて患者のQOLの低下を招くようなことを回避することが可能である。
・病理検査のために(場合によってはその結果を待つために)手術が中断するということがないので、例えば開腹している時間を最小限にすることができ、患者の体力的負担を軽くすることができる。
・患者の組織を切除せずに病理診断を行えるので、切除による人体組織の損失を回避することができる。
・また、患者の組織を切除せずに病理診断を行えるので、生体の一部として機能している状態での検査が可能となり、生きた状態での細胞の振る舞いに基づく適切な診断が可能である。
・蛍光撮影を行う対象である被写体は、標本ではなく生きた人体であり、治療対象としての人体組織である。したがって、励起による組織のダメージを最小限に抑える必要がある。即ち、励起光は必要最小限の強度に抑えなければならない。言い換えると、撮影において露光量を稼ぐために励起光のレベルをむやみに上げることはできない。
・また、生きた患者の一部を被写体とする以上、被写体は、拍動、呼吸、蠕動運動等の諸々の不随意運動等で少なからず動いている。更には、同時並行的に行われる手術や処置の作業によっても、被写体は、変形したり動いたりする。また、手術中、撮影装置を必ずしもしっかり固定できているとも言えない。したがって、このような条件下における撮影で長時間の露光をすることは難しい。
また、本発明は、上述した撮影装置による制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
本発明では、第1の撮影は、被写体の動きに係る動き情報を検出するための撮影に相当し、第2の撮影は、本来の目的である診断用の被写体画像を取得するための撮影に相当する。そして、本発明では、第1の撮影により得られた動き情報に基づいて、第2の撮影により得られた画像(例えば低照度画像等)を補正処理する。
このようにすることにより、例えばS/Nや輝度に関して、動く被写体について被写体を固定して長時間露光した場合に近いレベルの被写体画像を得ることができる。
特許文献3及び4には、撮影画像を時分割して撮影し、その中で動き検出に適したものを検出画像として用いて、これをもとに他の画像(合成画像)を位置合わせして合成する技術に関する発明が記載されている。
これらの特許文献3及び4に記載の発明は、同一の発光原理に基づいて撮像された画像を処理するものであり、当該画像の中から、動きを検出する画像に適したものを選択することにより他の画像を位置合わせして合成するものである。また、特許文献3及び4では、動き検出用画像として適したものを選択する際に、主として撮像時のブラーが少ないという観点で選択している。
これに対して、本発明は、それぞれ異なる発光原理に基づいて取得された動き検出用画像と合成用画像(観測画像)に関するものである。また、本発明では、それぞれの画像の違いは、撮像時のブラーの大小ではなく、1回の撮影で十分に露光できる画像と露光できない画像という観点である。
以上により、特許文献3及び4に記載の発明と本発明とは異なる。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
また、照明装置110−1には、撮影装置120−1と通信を行って、撮影装置120−1から第1の照明光141の消灯期間のタイミングに係る消灯指示情報(第1の照明光141の消灯期間の情報を含む)、等を受信する通信部111が設けられている。
撮像部121は、被写体Hの撮影を行って、被写体Hからの光143に基づく画像を撮像する。
発光部122は、被写体Hに対して、第1の照明光141とは異なる光であって撮影の目的に応じた第2の照明光142を発光する。第2の照明光142は、例えば、撮影の目的が蛍光撮影である場合には励起光であり、例えば、撮影の目的が通常のフラッシュ撮影である場合にはフラッシュ光である。
通信部123は、照明装置110−1及び表示装置130と通信を行う。通信部123は、例えば、照明装置110−1に対しては、第1の照明光141の消灯期間のタイミングに係る消灯指示情報(第1の照明光141の消灯期間の情報を含む)、等の無線信号(赤外線信号)144を送信する。また、通信部123は、例えば、表示装置130に対しては、撮像部121で撮像された被写体画像(出力画像)等を送信する。
図2は、図1に示す照明装置110−1及び撮影装置120−1の内部構成の一例を示す図である。具体的には、図2(a)に、図1に示す照明装置110−1の内部構成の一例を示し、図2(b)に、図1に示す撮影装置120−1の内部構成の一例を示している。
CPU211は、例えば、ROM213或いは外部メモリ214に記憶されたプログラムやデータを用いて、当該照明装置110−1の動作を統括的に制御する。
RAM212は、ROM213或いは外部メモリ214からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するエリアを備えるとともに、CPU211が各種の処理を行うために必要とするワークエリアを備える。
ROM213は、変更を必要としないプログラムや各種のパラメータ等の情報などを格納している。
外部メモリ214は、例えば、オペレーティングシステム(OS)やCPU211が実行するプログラム、更には、本実施形態の説明において既知としている情報などを記憶している。なお、本実施形態においては、本発明の実施形態に係る処理を実行するためのプログラムは、外部メモリ214に記憶されているものとするが、例えばROM213に記憶されている形態であっても適用可能である。
発光部215は、CPU211の制御に基づいて、第1の照明光141を発光する。
入力デバイス216は、例えば、当該照明装置110−1に備え付けられたスイッチやボタン等(電源スイッチを含む)で構成されている。
通信I/F217は、当該照明装置110−1と外部装置G(本例では、撮影装置120−1)との間で行われる各種の情報等の送受信を司るものである。
ここで、図2(a)に示す通信I/F217から、図1に示す通信部111が構成されている。
CPU221は、例えば、ROM223或いは外部メモリ224に記憶されたプログラムやデータを用いて、当該撮影装置120−1の動作を統括的に制御する。
RAM222は、ROM223或いは外部メモリ224からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するエリアを備えるとともに、CPU221が各種の処理を行うために必要とするワークエリアを備える。
ROM223は、変更を必要としないプログラムや各種のパラメータ等の情報などを格納している。
外部メモリ224は、例えば、オペレーティングシステム(OS)やCPU221が実行するプログラム、更には、本実施形態の説明において既知としている情報などを記憶している。なお、本実施形態においては、本発明の実施形態に係る処理を実行するためのプログラムは、外部メモリ224に記憶されているものとするが、例えばROM223に記憶されている形態であっても適用可能である。
撮像部225は、被写体Hの撮影を行って、被写体Hからの光143に基づく画像を撮像する。具体的に、撮像部225は、被写体Hからの光143を内部の撮像素子2252に導くためのレンズや絞り等の撮像光学系2251と、撮像光学系2251を介して導光された被写体Hからの光143に基づく画像を撮像する撮像素子2252を備えて構成されている。
発光部226は、CPU221の制御に基づいて、第2の照明光142を発光する。
入力デバイス227は、例えば、当該撮影装置120−1に備え付けられたスイッチやボタン等で構成されている。入力デバイス227は、例えばユーザが当該撮影装置120−1に対して各種の指示を行う際に操作され、当該指示をCPU221等に入力する。
通信I/F228は、当該撮影装置120−1と外部装置G(本例では、照明装置110−1及び表示装置130)との間で行われる各種の情報等の送受信を司るものである。
ここで、図2(b)に示す撮像部225から、図1に示す撮像部121が構成されている。また、図2(b)に示す発光部226から、図1に示す発光部122が構成されている。また、図2(b)に示す通信I/F228から、図1に示す通信部123が構成されている。
図3は、図1に示す撮影システム100による制御方法の処理手順の一例を示すタイミングチャートである。
まず、撮影装置120−1のCPU221は、時刻T0において入力デバイス227のシャッターボタンの半押しが発生すると、周囲の状況等から、第1の照明光141を周期的に消灯及び点灯する期間である周期的消灯期間におけるタイミングを特定する。ここで、図3に示す例では、照明装置110−1は、通常発光の場合には、一定の光強度の第1の照明光141を連続して発光するものとする。
次いで、撮影装置120−1のCPU221は、特定した周期的消灯期間のタイミングに係る消灯指示情報(周期的消灯期間の情報を含む)を設定する。具体的に、図3に示す例では、シャッターボタンの押し込みがなされたことを示すトリガー情報を照明装置110−1が受信してから、時間t7の経過後から所定期間のタイミングに、第1の照明光141を周期的に消灯及び点灯することを示す消灯指示情報を設定する。その後、撮影装置120−1の通信I/F228(通信部123)は、消灯指示情報を照明装置110−1に送信する。
また、撮影装置120−1のCPU221は、入力デバイス227のシャッターボタンの押し込みが行われると、これを検知する。そして、撮影装置120−1の通信I/F228(通信部123)は、シャッターボタンの押し込みがなされたことを示すトリガー情報を照明装置110−1に送信する。
一方で、実際に多くのLED照明や有機EL照明では、インパルス的な駆動をしているものが多く、そのことに鑑み、図4以降では、第1の照明光141として、インパルス駆動により点灯する光を想定した例について説明を行う。
なお、図4では、図3に示すトリガー情報のタイミングの時刻(t1≒t1')を時刻0としている。
また、照明装置110−1のCPU211は、瞬時消灯の直前及び直後の時期においては、周期的消灯における点灯の通常の光強度よりも大きい光強度の第1の照明光141を照射する制御を行って、視覚的に瞬時消灯に伴うちらつき等が無いようになされている。
具体的に、本実施形態では、第1の露光は、例えば、1回ごとの露光が十分なレベルを持った画像になるように条件設定される。また、第2の露光は、例えば、1回の露光では不十分であり、例えばここでは6回分の露光で十分なレベルを持った画像になるように条件設定される。
具体的に、撮影装置120−1のCPU221は、図4に示すように、第1の撮影に係る第1の照明光141の照射のタイミング(第1の発光タイミング)と第2の撮影に係る第2の照明光142の照射のタイミング(第2の発光タイミング)とが重複しないように制御する。また、撮影装置120−1のCPU221は、図4に示すように、第1の撮影に係る第1の照明光の照射のタイミング(第1の発光タイミング)と第2の撮影(第2の露光)のタイミングとが重複しないように制御する。また、撮影装置120−1のCPU221は、図4に示すように、第1の撮影(第1の露光)と第2の撮影(第2の露光)とが交互に行われるように、第1の撮影に係るタイミングと第2の撮影に係るタイミングとを制御する。
また、撮影装置120−1のCPU221は、撮像部225において第2の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第2画像(図4に示す観察画像K1〜K6)を取得する。この第2画像を取得する処理を行う撮影装置120−1のCPU221は、第2の取得手段(後述の図12に示す観察画像取得手段1223)を構成する。
次いで、撮影装置120−1のCPU221は、取得した複数の第1画像間(照明画像間)における被写体Hの動きに係る動き情報を検出する。この動き情報を検出する処理を行う撮影装置120−1のCPU221は、動き情報検出手段(後述の図12に示す動き情報検出手段1224)を構成する。
次いで、撮影装置120−1のCPU221は、検出した動き情報に基づいて取得した複数の第2画像に対して第1の処理を行い、当該第1の処理を施した複数の第2画像に対して第2の処理を行って1つの出力画像を生成する。この出力画像を生成する処理を行う撮影装置120−1のCPU221は、出力画像生成手段(後述の図12に示す出力画像生成手段1225)を構成する。
ここで、図5には、図4に示す第1の露光及び第2の露光の露光タイミングの制御により時系列で取得された画像が示されている。具体的に、図5には、時系列取得画像として、照明画像S0、観察画像K1、照明画像S1、観察画像K2、照明画像S2、観察画像K3、照明画像S3、観察画像K4、照明画像S4、観察画像K5、照明画像S5、観察画像K6、照明画像S6が時系列で取得された例が示されている。なお、上述した説明では、第2の露光による第2の撮影により取得された第2画像である観察画像は、第2の照明光142が照射されている状態で撮影されたものとしたが、本発明においてはこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、第2の露光による第2の撮影により取得された第2画像である観察画像は、第1の照明光141及び第2の照明光142のいずれも照射されていない状態で撮影されたものであってもよい。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る撮影装置120−1による動き情報の検出処理を説明するための図である。
Mv[S1_S2]/2(Mv[S0_S1]/2( ))
この画像Kv1_6,Kv2_6,Kv3_6,Kv4_6,Kv5_6は、それぞれ、上述した考え方に基づき、以下の(4−1)式〜(4−5)式のように表現することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
複合光源ユニット810は、いわゆるホットシュー或いは何らかの接続・切り離しが可能な機構によって、撮影装置120−2aの本体と接続されている。この複合光源ユニット810には、本実施形態における第1の照明光141を照射する第1の発光部811と、本実施形態における第2の照明光142を照射する第2の発光部812が設けられている。第1の発光部811は、図8(a)においては斜線で示される複数の部分に設けられており、例えば一般的なストロボ光源や赤外線ストロボ光源等である。第2の発光部812は、図8(a)においては灰色で示される部分に設けられており、例えば励起光を発光する光源や特定の分光光源等である。
光源ユニット820は、いわゆるホットシュー或いは何らかの接続・切り離しが可能な機構によって、撮影装置120−2bの本体と接続されている。この光源ユニット820には、本実施形態における第2の照明光142を照射する第2の発光部812が設けられている。
第1の発光部811は、図8(b)においては撮影装置120−2bの本体の斜線で示される複数の部分に設けられており、例えば一般的なストロボ光源や赤外線ストロボ光源等である。
第2の発光部812は、図8(b)においては灰色で示される部分に設けられており、例えば励起光を発光する光源や特定の分光光源等である。
図9は、図8に示す撮影装置120−2a及び120−2bの内部構成の一例を示す図である。図9において、図2(b)に示す撮影装置120−1の内部構成と同様の構成については、同じ符号を付しており、その説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係る照明装置のCPU211は、瞬時消灯の直前及び直後の時期においては、周期的消灯における点灯の通常の光強度よりも大きい光強度の第1の照明光141を照射する制御を行って、視覚的に瞬時消灯に伴うちらつき等が無いようになされている。
具体的に、本実施形態では、第1の露光は、例えば、1回ごとの露光が十分なレベルを持った画像になるように条件設定される。また、第2の露光は、例えば、1回の露光では不十分であり、例えばここでは6回分の露光で十分なレベルを持った画像になるように条件設定される。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
出力画像D2は、図11に示す観察画像K12,K13,K14,K15,K16,K17,K18,K19,K20及びK21を照明画像Sから得られる動き情報をもとに、仮想的に照明画像S21の撮影タイミングに移動させた画像を、加算または平均化して得られる。
K12_21s,K13_21s,K14_21s,K15_21s,K16_21s,K17_21s,K18_21s,K19_21s,K20_21s,K21_21s
ここで、1番目の観察画像K12がK12_21sに変換される過程を、下記のように分解することができる。
K12→K12_12s→K12s_13s→K13s_14s→・・・→K19s_20s→K20s_21s
ここで1回目の変換だけが、その前後の順番が隣接する照明画像Sで決まる動きベクトルマップの各成分を半分にした変換である。それ以降は全て、その前後の順番が隣接する照明画像S同士で決まる動きベクトルマップに基づく変換である。観察画像K12〜K21のいずれの画像においても、撮影された直後の最初の1回だけ上述したように動きベクトルマップの半分で変換され、その後は上記動きベクトルマップに基づく変換となる。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。ここで、図12には、本実施形態に係る撮影装置の機能構成のうち、本発明に係る部分のみ図示している。
具体的に、制御・処理手段1220は、タイミング制御手段1221、照明画像取得手段1222、観察画像取得手段1223、動き情報検出手段1224、及び、出力画像生成手段1225を有している。
タイミング制御手段1221は、撮像手段1210において行われる第1の撮影に係るタイミングと、撮像手段1210において行われる第2の撮影に係るタイミングを制御する。
照明画像取得手段1222は、撮像手段1210において第1の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第1画像である複数の照明画像(図11のS11〜S21)を、撮像手段1210から取得する。
観察画像取得手段1223は、撮像手段1210において第2の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第2画像である複数の観察画像(図11のK11〜K22)を、撮像手段1210から取得する。
動き情報検出手段1224は、照明画像取得手段1222で取得された複数の照明画像間における被写体Hの動きに係る動き情報を検出する。
出力画像生成手段1225は、まず、動き情報検出手段1224で検出された動き情報に基づいて観察画像取得手段1223で取得された複数の観察画像に対して第1の処理を行う。ここで、第1の処理としては、複数の観察画像に対して被写体Hの画像全体に亘る並進移動または回転移動を補正して位置を合わせる処理、或いは、複数の観察画像に対して被写体Hの画像領域ごとの並進移動または回転移動を補正して位置を合わせる処理である。次いで、出力画像生成手段1225は、当該第1の処理を施した複数の観察画像に対して第2の処理を行って1つの出力画像を生成する。ここで、第2の処理としては、第1の処理を施した複数の観察画像に対する画像の加算処理または画像の平均化処理である。
制御・処理手段1220は、バスを介して、演算用FM1230に一旦情報を格納しつつ演算処理を行うとともに、演算処理の結果をバスを介して各ブロックに転送する。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
第1の発光部813は、図15に示すように、撮影装置120−5の本体に、撮像部121と所定の距離を隔てて配置されている。
第2の発光部812は、図8に示す第2の実施形態に係る撮影装置120−2の第2の発光部812と同じものであり、図15においても灰色で示される部分に設けられており、例えば励起光を発光する光源等である。
図16は、図15に示す撮影装置120−5の内部構成の一例を示す図である。図19において、図9に示す撮影装置120−2a,2bの内部構成と同様の構成については、同じ符号を付しており、その説明は省略する。
投影光学系2291は、投影素子2292の所定の画素が発光してなる像を、被写体Hの表面に結像させる役割を担う。
ステップS102に進むと、撮影装置120−5のCPU221は、第1の発光部(パターン投影部)229−5と撮像部225を制御して、3次元計測用のパターンの投影光の投影と第1の露光を同時に行い、図17に示す第1画像であるP(0)画像を取得する。
ステップS107に進むと、撮影装置120−5のCPU221は、露光タイミングiに1を加算して、露光タイミングiを変更する。その後、ステップS104に戻り、変更した露光タイミングiに基づいてステップS104以降の処理が行われる。
ステップS110の処理が終了すると、図18に示すフローチャートの処理が終了する。
図19は、本発明の第5の実施形態を示し、複数の第1画像に基づいて得られた3次元形状データと第2画像との対応関係を説明するための図である。
図20は、本発明の第5の実施形態を示し、複数の第1画像に基づいて得られた3次元形状データと第2画像との対応関係を説明するための図である。
R1=(Q1+Q2)/2,R2=(Q2+Q3)/2,R3=(Q3+Q4)/2
図21は、本発明の第5の実施形態に係る撮影装置120−5において、各種の画像を取得し、動き情報を処理するシーケンスの一例を示す図である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
Claims (14)
- 被写体の撮影を行って画像を得る撮像手段を備える撮影装置であって、
前記被写体に対して第1の照明光が照射されている状態で前記撮像手段において行われる第1の撮影に係るタイミングと、前記被写体に対して前記第1の照明光とは異なる第2の照明光が照射されている状態または前記第1の照明光および前記第2の照明光のいずれも照射されていない状態で前記撮像手段において行われる第2の撮影に係るタイミングとを制御するタイミング制御手段と、
前記撮像手段において前記第1の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第1画像を取得する第1の取得手段と、
前記撮像手段において前記第2の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第2画像を取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段で取得された複数の第1画像間における前記被写体の動きに係る動き情報を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された動き情報に基づいて前記第2の取得手段で取得された複数の第2画像に対して第1の処理を行い、当該第1の処理を施した複数の第2画像に対して第2の処理を行って1つの出力画像を生成する生成手段と
を有することを特徴とする撮影装置。 - 前記タイミング制御手段は、前記第1の撮影に係る前記第1の照明光の照射のタイミングと前記第2の撮影に係る前記第2の照明光の照射のタイミングとが重複しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記第1の撮影に係る前記第1の照明光の照射のタイミングと前記第2の撮影のタイミングとが重複しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記第1の撮影と前記第2の撮影とが交互に行われるように、前記第1の撮影に係るタイミングと前記第2の撮影に係るタイミングとを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記検出手段は、前記動き情報として、前記第1の取得手段で取得された複数の第1画像間における前記被写体の画像全体に亘る並進移動または回転移動に係る情報を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記検出手段は、前記動き情報として、前記第1の取得手段で取得された複数の第1画像間における前記被写体の画像領域ごとの並進移動または回転移動に係る情報を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記生成手段は、前記第1の処理として、前記第2の取得手段で取得された複数の第2画像に対して前記画像全体に亘る並進移動または回転移動を補正して位置を合わせる処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
- 前記生成手段は、前記第1の処理として、前記第2の取得手段で取得された複数の第2画像に対して前記画像領域ごとの並進移動または回転移動を補正して位置を合わせる処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
- 前記生成手段は、前記第2の処理として、前記第1の処理を施した複数の第2画像に対して画像の加算処理または画像の平均化処理を行って、前記出力画像を生成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記第1の照明光は、2次元的に符号化されたパターンの投影光であり、
前記検出手段は、前記第1の取得手段で取得された複数の第1画像に基づいて複数の距離画像を算出し、当該複数の距離画像に基づいて前記被写体の3次元形状データとともに前記動き情報として前記被写体の全体または領域としての3次元的な並進運動または3次元的な回転運動に係る情報を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影装置。 - 前記生成手段は、前記第1の処理として、前記第2の取得手段で取得された複数の第2画像を前記3次元形状データ上にマッピングし、前記動き情報に基づいて、当該3次元形状データの全体または領域に亘る並進移動または回転移動を補正して、前記複数の第2画像の3次元的な位置を合わせる処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の撮影装置。
- 前記生成手段は、前記第2の処理として、前記第1の処理を施した複数の第2画像に対して画像の加算処理または画像の平均化処理を行って、前記出力画像を生成することを特徴とする請求項11に記載の撮影装置。
- 被写体の撮影を行って画像を得る撮像手段を備える撮影装置の制御方法であって、
前記被写体に対して第1の照明光が照射されている状態で前記撮像手段において行われる第1の撮影に係るタイミングと、前記被写体に対して前記第1の照明光とは異なる第2の照明光が照射されている状態または前記第1の照明光および前記第2の照明光のいずれも照射されていない状態で前記撮像手段において行われる第2の撮影に係るタイミングとを制御するタイミング制御ステップと、
前記撮像手段において前記第1の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第1画像を取得する第1の取得ステップと、
前記撮像手段において前記第2の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第2画像を取得する第2の取得ステップと、
前記第1の取得ステップで取得された複数の第1画像間における前記被写体の動きに係る動き情報を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出された動き情報に基づいて前記第2の取得ステップで取得された複数の第2画像に対して第1の処理を行い、当該第1の処理を施した複数の第2画像に対して第2の処理を行って1つの出力画像を生成する生成ステップと
を有することを特徴とする撮影装置の制御方法。 - 被写体の撮影を行って画像を得る撮像手段を備える撮影装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記被写体に対して第1の照明光が照射されている状態で前記撮像手段において行われる第1の撮影に係るタイミングと、前記被写体に対して前記第1の照明光とは異なる第2の照明光が照射されている状態または前記第1の照明光および前記第2の照明光のいずれも照射されていない状態で前記撮像手段において行われる第2の撮影に係るタイミングとを制御するタイミング制御ステップと、
前記撮像手段において前記第1の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第1画像を取得する第1の取得ステップと、
前記撮像手段において前記第2の撮影を複数回行うことにより得られた複数の第2画像を取得する第2の取得ステップと、
前記第1の取得ステップで取得された複数の第1画像間における前記被写体の動きに係る動き情報を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出された動き情報に基づいて前記第2の取得ステップで取得された複数の第2画像に対して第1の処理を行い、当該第1の処理を施した複数の第2画像に対して第2の処理を行って1つの出力画像を生成する生成ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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