JP2016053900A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想試着時に自然な見え方の試着状態をユーザに提示すること。
【解決手段】実施形態によれば、画像処理装置は、被写体画像取得部、第1衣服画像取得部及び第2衣服画像生成部を備えている。被写体画像取得部は、撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得する。第1衣服画像取得部は、取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得する。第2衣服画像生成部は、取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年では、例えばユーザが試着対象の衣服を仮想的に試着すること(以下、仮想試着と表記)が可能な技術が開発されている。
この技術によれば、例えばユーザと対面した位置に設けられた表示部に、撮像部によって撮像されたユーザ(被写体)を含む画像上に衣服の画像を重畳した合成画像を表示することができるため、ユーザは、実際に試着を行うことなく当該ユーザの好みの衣服を選定することができる。
特開2014−071501号公報
しかしながら、従来においては、予め撮像した衣服の画像を、ユーザを含む画像上にそのまま重畳していたため、自然な見え方の試着状態をユーザに提示することが困難であるという不都合がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、仮想試着時に自然な見え方の試着状態をユーザに提示可能な画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムを提供することにある。
実施形態によれば、画像処理装置は、被写体画像取得手段、第1衣服画像取得手段及び第2衣服画像生成手段を備えている。前記被写体画像取得手段は、撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得する。前記第1衣服画像取得手段は、前記取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得する。前記第2衣服画像生成手段は、前記取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成する。
一実施形態に係る画像処理システムの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る衣服DBのデータ構造の一例を示す図 同実施形態に係る基準位置情報の一例を示す図。 同実施形態に係る第1衣服画像の一例を示す図。 同実施形態に係る第2衣服画像を説明するための図。 同実施形態に係る第1編集値算出部によって実行される処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態において透過度を変更する前と変更した後の違いを説明するための図。 同実施形態において拡大縮小率の算出を説明するための図。 同実施形態において変形率の算出を説明するための図。 同実施形態に係る第2衣服画像の一例を示す図。 同実施形態における回転角度を説明するための図。 同実施形態に係る画像処理装置によって実行される処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態において第1衣服画像を被写体画像に合成した場合と、第2衣服画像を被写体画像に合成した場合との違いを説明するための図。 同実施形態に係る画像処理システムの別の構成例を示す図。 同実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理システム10は、画像処理装置11、撮像部12、入力部13、記憶部14及び表示部15を備えている。画像処理装置11と、撮像部12、入力部13、記憶部14及び表示部15とは、相互通信可能に接続されている。
なお、本実施形態では、画像処理システム10は、画像処理装置11、撮像部12、入力部13、記憶部14及び表示部15がそれぞれ別個に設けられた構成を想定しているが、例えば、画像処理装置11と、撮像部12、入力部13、記憶部14及び表示部15のうちの少なくとも1つとが一体的に設けられた構成としてもよい。また、本実施形態では、画像処理システム10には表示部15が設けられているとしたが、画像処理システム10には表示部15は設けられていなくても構わない。
撮像部12は、第1被写体を撮像し、第1被写体の第1被写体画像を取得する。取得された第1被写体画像は画像処理装置11に出力される。
ここで、第1被写体とは、衣服を試着する対象である。なお、第1被写体は、衣服を試着する対象であればよく、生物であってもよいし、非生物であってもよい。第1被写体が生物である場合には、当該第1被写体には例えば人物等が含まれるが、当該第1被写体は人物に限られない。第1被写体は、例えば犬や猫等の動物(ペット)であってもよい。また、第1被写体が非生物である場合には、当該第1被写体には例えば人体や動物の形状を模したマネキン、衣服及びその他物体等が含まれるが、当該第1被写体はこれら以外であってもよい。
衣服とは、被写体が着用可能な品物(物品)である。衣服としては、例えば上着、スカート、ズボン、靴及び帽子等が挙げられる。なお、衣服は、上記した上着、スカート、ズボン、靴及び帽子等に限定されない。
撮像部12は、第1撮像部12a及び第2撮像部12bを含む。
第1撮像部12aは、所定時間毎に第1被写体を連続的に撮像し、当該撮像された第1被写体を含む色画像を順次取得する。この色画像は、ビットマップ画像であり、画素毎に第1被写体の色彩及び輝度等を示す画素値が規定された画像である。第1撮像部12aには、色画像を取得可能な公知の撮像装置(カメラ)が用いられる。
第2撮像部12bは、所定時間毎に第1被写体を連続的に撮像し、当該撮像された第1被写体を含むデプス画像(距離画像)を順次取得する。このデプス画像は、画素毎に第2撮像部12bからの距離が規定された画像である。第2撮像部12bには、デプス画像を取得可能な公知の撮像装置(デプスセンサ)が用いられる。なお、本実施形態では、デプス画像は第2撮像部12bにより被写体を撮像することで得られるものとしたが、例えば、第1被写体の色画像からステレオマッチング等の公知の方法を利用して生成されてもよい。
なお、本実施形態において、第1撮像部12a及び第2撮像部12bは、同じタイミングで第1被写体を撮像する。すなわち、第1撮像部12a及び第2撮像部12bは、図示しない制御部等によって、同じタイミングで同期して撮像を順次行うように制御されている。これにより、第1撮像部12a及び第2撮像部12bは、同じタイミングで撮像(取得)された第1被写体の色画像及びデプス画像(の組)を順次取得する。このように同じタイミングで取得された当該第1被写体の色画像及びデプス画像は、上記したように画像処理装置11に出力される。なお、本実施形態では、第1撮像部12a及び第2撮像部12bのカメラ座標系が、同一であるものとして説明する。第1撮像部12a及び第2撮像部12bのカメラ座標系が異なる場合、画像処理装置11は、一方の撮像部のカメラ座標系を他方の撮像部のカメラ座標系に変換して、各種処理に用いればよい。
また、第1被写体画像には色画像とデプス画像とが含まれているとしたが、例えば、第1被写体画像は、後述する骨格情報をさらに含んでいてもよい。
入力部13は、ユーザからの入力を受け付け可能な入力インタフェースである。入力部13は、例えば、マウス、ボタン、リモコン、音声認識装置(例、マイク)、画像認識装置等の1以上のものを組み合わせたものが用いられる。例えば、入力部13として、画像認識装置が用いられる場合には、入力部13の前に対峙するユーザの身振りや手振り等を、ユーザの各種指示(入力)として受け付ける装置としてもよい。この場合、画像認識装置(入力部)のメモリ等に身振りや手振り等の各種動きに対応した指示情報を予め記憶させておき、認識した身振りや手振りに対応する指示情報をメモリから読み出すことで、ユーザによる操作指示を受け付ければよい。
また、入力部13は、携帯端末等の各種情報を送信可能な外部機器から、ユーザの操作指示を示す信号を受け付け可能な通信装置であってもよい。この場合には、入力部13は、上記した外部機器からの操作指示を示す信号の入力を受け付けると、当該入力を受け付けた信号により示される操作指示をユーザによる操作指示として受け付ければよい。
なお、入力部13は、表示部15と一体的に設けられてもよい。具体的には、入力部13及び表示部15は、入力機能及び表示機能の双方を備えたUI(User Interface)部として構成されてもよい。UI部としては、例えばタッチパネル付LCD(Liquid Crystal Display)等がある。
記憶部14は、各種データを記憶する。ここでは、記憶部14には、衣服データベース(以下、衣服DBと表記)14aが記憶される。以下では、図2を参照しながら、衣服DB14aについて説明する。
図2は、衣服DB14aのデータ構造の一例を示す模式図である。衣服DB14aは、仮想試着を利用する利用者に合成する衣服の衣服画像、換言すると、合成対象となる衣服の衣服画像を格納するデータベースである。具体的には、被写体情報と、衣服IDと、衣服画像と、属性情報とが対応付けて含まれている。
被写体情報は、被写体IDと、被写体画像と、体型パラメータと、基準位置情報とを対応付けて含む。被写体IDは、被写体の各々を一意に識別するための識別情報である。被写体画像は、第1被写体画像と、後述する第2被写体画像とを含む。第1被写体画像は、撮像部12によって取得された第1被写体の第1被写体画像である。第2被写体画像は、画像処理装置11によって第1被写体画像が編集されることで生成される被写体画像である。
体型パラメータは、被写体の体型を示す情報である。体型パラメータは、1以上のパラメータを含む。ここで、パラメータとは、人体の1以上の箇所の採寸値である。なお、採寸値は、実際に採寸した値(実測値)に限定されず、採寸値を推測した値や、採寸値に相当する値(ユーザが任意に入力した値等)を含む。
本実施形態では、パラメータは、衣服の仕立て時や購入時等に採寸する人体の各部分に対応する採寸値である。具体的には、体型パラメータは、胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅のうちの少なくとも1つのパラメータを含む。なお、体型パラメータに含まれるパラメータは、これらのパラメータに限定されない。例えば、体型パラメータは、袖丈、股下、3次元CGモデルの頂点位置、骨格の関節位置等のパラメータをさらに含んでもよい。
体型パラメータは、第1体型パラメータと、第2体型パラメータとを含む。第1体型パラメータは、第1被写体の体型を示すパラメータである。第2体型パラメータは、第2被写体画像に写る被写体(第2被写体)の体型を示すパラメータである。
基準位置情報は、合成時の位置合わせの基準に用いられる情報であり、例えば、特徴領域、輪郭、特徴点等を含む。合成時とは、被写体の被写体画像と衣服画像とを合成するときを示す。
特徴領域は、被写体画像における被写体の形状を推定可能な領域である。特徴領域には、人体の肩部に対応する肩領域や腰部に対応する腰領域、足部に対応する足領域等がある。なお、特徴領域は、上記した各領域にだけ限定されるものではない。
輪郭は、被写体画像における被写体の形状を推定可能な領域の輪郭である。例えば、被写体の形状を推定可能な領域が人体の肩領域である場合、被写体画像における輪郭は、肩領域の輪郭を示す線状の画像となる。
特徴点は、被写体画像における被写体の形状を推定可能な点であり、例えば、人体の関節部分を示す各位置(各点)や上記した特徴領域の中心に相当する位置(点)、人体の両肩の中央に相当する位置(点)等である。なお、特徴点は画像上の位置座標で示される。また、特徴点は、上記した各位置(各点)だけに限定されるものではない。
図3は、基準位置情報20の一例を示す模式図である。図3(A)は輪郭の一例を示す図であり、この図3(A)によれば、人体の肩部の輪郭20aが示される。また、図3(B)は特徴領域の一例を示す図であり、この図3(B)によれば、人体の肩部の領域20bが特徴領域として示される。さらに、図3(C)は特徴点の一例を示す図であり、この図3(C)によれば、人体の関節部分に相当する点のそれぞれが特徴点20cとして示される。なお、基準位置情報は、合成画像生成時の位置合わせの基準を示す情報であればよく、上記した特徴領域、輪郭、特徴点だけに限定されるものではない。
図2の説明に戻ると、衣服DB14aは、1つの被写体画像と1つの体型パラメータとに対して、1つの基準位置情報を対応付けて格納している。換言すると、衣服DB14aは、1つの体型パラメータに対して、1つの基準位置情報を対応付けて格納している。
衣服IDは、衣服を一意に識別するための識別情報である。衣服は、具体的には既製服を示す。衣服IDには、例えば、衣服の製品番号や衣服の名称等が含まれるが、当該衣服IDはこれらに限られない。製品番号としては、例えばJANコード等を利用することができる。名称としては、例えば衣服の品名等を利用することができる。
衣服画像は、衣服の画像である。衣服画像は、画素毎に、衣服の色彩(色)及び輝度等を示す画素値の規定された画像である。衣服画像は、第2衣服画像と、第3衣服画像とを含む。第2衣服画像は、画像処理装置11によって第1衣服画像(要するに、第1被写体画像から切り抜かれた加工前の衣服画像)を編集することにより生成される衣服画像である。第3衣服画像は、画像処理装置11によって第2衣服画像を編集することにより生成される衣服画像である。
属性情報は、対応する衣服IDによって識別される衣服の属性を示す情報である。属性情報は、例えば、衣服の種類、衣服のサイズ、衣服の名称、衣服の販売元(ブランド名等)、衣服の形状、衣服の色、衣服の素材、衣服の値段等である。なお、属性情報は、対応付けられた第1被写体画像に写る第1被写体を識別するための被写体ID、第1衣服画像から第2衣服画像を生成するときに用いられた第1編集値、第2衣服画像から第3衣服画像を生成するときに用いられた第2編集値等をさらに含んでいてもよい。
衣服DB14aは、1つの被写体画像と、1つの体型パラメータと、1つの基準位置情報とに対して、複数の衣服画像(1以上の第2衣服画像、1以上の第3衣服画像)を対応付けて格納している。なお、衣服DB14aは、1つの被写体画像と、1つの体型パラメータと、1つの基準位置情報と、複数の衣服画像とが対応付けられた情報を格納していればよい。すなわち、衣服DB14aは、被写体ID、衣服ID及び属性情報のうちの少なくとも1つを含まない形態であってもよい。また、衣服DB14aは、上記した各種情報とは異なる情報がさらに対応付けられた情報を格納するとしてもよい。
図1の説明に戻ると、画像処理装置11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成されるコンピュータである。なお、画像処理装置11は、上記したもの以外の回路等をさらに含んで構成されてもよい。
画像処理装置は、第1被写体画像取得部101、体型パラメータ取得部102、基準位置情報取得部103、第1衣服画像取得部104、記憶制御部105、第1編集値算出部106、第2衣服画像生成部107、第2被写体画像生成部108、第3衣服画像生成部109及び表示制御部110を含む。
第1被写体画像取得部101、体型パラメータ取得部102、基準位置情報取得部103、第1衣服画像取得部104、記憶制御部105、第1編集値算出部106、第2衣服画像生成部107、第2被写体画像生成部108、第3衣服画像生成部109及び表示制御部110の一部または全ては、例えば、CPU等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
第1被写体画像取得部101は、第1被写体の第1被写体画像を撮像部12から取得する。なお、第1被写体画像取得部101は、図示しない外部機器からネットワーク等を介して、第1被写体画像を取得してもよい。また、第1被写体画像取得部101は、記憶部14等に予め記憶された第1被写体画像を読み出すことによって、第1被写体画像を取得してもよい。本実施形態では、第1被写体画像取得部101が撮像部12から第1被写体画像を取得する場合を想定して説明する。
なお、第1被写体の撮像時には、第1被写体は、身体のラインが明確となる衣服(例えば、下着等)を着用した状態である方が好ましい。これにより、後述する第1体型パラメータの推定処理や基準位置情報の算出処理の精度を高めることができる。このため、最初に、身体のラインが明確となる衣服を着用した状態で一度第1被写体画像を撮像した後に、通常(合成対象)の衣服を着用した状態の第1被写体画像を撮像することで、第1体型パラメータや基準位置情報を精度良く算出した上で、後述する第2衣服画像を生成する処理を実行することができる。
体型パラメータ取得部102は、第1被写体の体型を示す第1体型パラメータを取得する。この体型パラメータ取得部102は、デプス画像取得部102aと、体型パラメータ推定部102bとを含む。
デプス画像取得部102aは、第1被写体画像取得部101によって取得された第1被写体画像に含まれるデプス画像(デプスマップ)を取得する。なお、第1被写体画像に含まれるデプス画像には、人物領域以外の背景領域等が含まれてしまう場合がある。このため、デプス画像取得部102aは、第1被写体画像から取得したデプス画像における人物領域を抽出することで、第1被写体のデプス画像を取得する。
デプス画像取得部102aは、例えば、デプス画像を構成する各画素の3次元位置のうち、奥行き方向の距離について閾値を設定することで、人物領域を抽出する。例えば、第2撮像部12bのカメラ座標系において第2撮像部12bの位置を原点とし、Z軸正方向が、第2撮像部12bの原点から被写体方向に伸びるカメラの光軸であるとする。この場合、デプス画像を構成する各画素のうち、奥行き方向(Z軸方向)の位置座標が予め定めた閾値(例えば、2mを示す値)以上の画素を除外する。これにより、デプス画像取得部102aは、第2撮像部12bから当該閾値の範囲内に存在する人物領域の画素からなるデプス画像、すなわち、第1被写体のデプス画像を取得することができる。
体型パラメータ推定部102bは、デプス画像取得部102aによって取得された第1被写体のデプス画像から第1被写体の第1体型パラメータを推定する。具体的には、まず体型パラメータ推定部102bは、第1被写体のデプス画像に人体の3次元モデルデータをあてはめる。その後、体型パラメータ推定部102bは、デプス画像と第1被写体にあてはめた3次元モデルデータとを用いて、第1体型パラメータに含まれる各パラメータの値(例えば、胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅等の各値)を算出する。
より詳細には、まず体型パラメータ推定部102bは、人体の3次元モデルデータ(3次元ポリゴンモデル)を第1被写体のデプス画像にあてはめる。その後、体型パラメータ推定部102bは、第1被写体のデプス画像にあてはめた人体の3次元モデルデータにおける複数のパラメータ(胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅等)のそれぞれに対応する部位の距離から、上記した採寸値を推定する。具体的には、体型パラメータ推定部102bは、あてはめた人体の3次元モデルデータ上における2頂点間の距離や、ある2頂点を結ぶ稜線の長さ等から、胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅等の各パラメータの値を算出(推定)する。2頂点とは、あてはめた人体の3次元モデルデータ上における算出対象のパラメータ(胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅等)のそれぞれに対応する部位の一端と他端とを示す。なお、後述する第2被写体の第2体型パラメータに含まれる各パラメータの値についても、同様にして求めることができる。
なお、本実施形態では、体型パラメータ取得部102は、体型パラメータ推定部102bによって推定された第1体型パラメータを取得するとしたが、例えば、ユーザによる入力部13の操作指示によって入力された第1体型パラメータを取得するとしてもよい。この場合、後述する表示制御部110によって第1体型パラメータの入力画面を表示部15に表示させ、ユーザにこの入力画面への入力を促す必要がある。この入力画面は、例えば、胸囲、胴囲、腰囲、身長及び肩幅等のパラメータの入力欄を含み、ユーザは、表示部15に表示された入力画面を参照しながら入力部13を操作することで、各パラメータの入力欄に値を入力することができる。このようにして、体型パラメータ取得部102は、第1体型パラメータを取得してもよい。
基準位置情報取得部103は、基準となる部位(基準部位)の位置を示す基準位置情報を取得する。ここでは、基準位置情報取得部103が、特徴領域、輪郭及び特徴点を基準位置情報として取得する場合について説明する。
まず基準位置情報取得部103は、第1被写体画像取得部101によって取得された第1被写体画像に含まれる第1被写体の色画像を取得する。その後、基準位置情報取得部103は、取得された色画像における、例えば、人体の肩に相当する領域(肩領域)を特徴領域として抽出する。また、基準位置情報取得部103は、抽出した肩領域の輪郭を抽出する。なお、輪郭は、人体の外形に沿った線状の画像であり、上記した肩領域の輪郭は、人体の肩領域の外形に沿った線状の画像である。
なお、取得される特徴領域及び輪郭は、人体の各部(上記した肩部に限らず、例えば腰部等)のどの部位であってもよい。また、取得される特徴領域及び輪郭の部位を示す識別情報を予め記憶部14に記憶しておいてもよい。この場合、基準位置情報取得部103は、記憶部14に記憶されている上記した識別情報によって識別される部位を特徴領域として、また当該特徴領域から抽出される輪郭として取得する。なお、基準位置情報取得部103は、公知の方法を用いて、第1被写体画像における、人体の各部位に相当する領域の判別を行えばよい。
特徴点は、例えば、第1被写体の骨格情報から算出する。骨格情報は、被写体の骨格を示す情報である。この場合、まず基準位置情報取得部103は、デプス画像取得部102aによって取得された第1被写体のデプス画像を取得する。その後、基準位置情報取得部103は、第1被写体のデプス画像を構成する各画素に人体形状をあてはめることで、骨格情報を生成する。そして、基準位置情報取得部103は、生成した骨格情報によって示される各関節の位置を特徴点として取得する。
なお、基準位置情報取得部103は、取得した特徴領域の中心に相当する位置を特徴点として取得してもよい。この場合、基準位置情報取得部103は、特徴領域の中心に相当する位置を骨格情報から読み出し、特徴点として取得すればよい。例えば、上記した肩領域の中心を特徴点として取得する場合、骨格情報から両肩間の中心位置を求めることで、肩領域の中心を特徴点として取得することができる。また、ここでは、第1被写体画像に含まれるデプス画像から骨格情報を生成するとしたが、骨格情報は、予め第1被写体画像に含まれているとしてもよい。
第1衣服画像取得部104は、撮像部12から取得される第1被写体画像から衣服領域を抽出することで、図4に示すような第1衣服画像30aを取得する。なお、第1衣服画像取得部104は、図示しない外部機器からネットワーク等を介して、第1衣服画像を取得するとしてもよい。
記憶制御部105は、各種データを記憶部14に記憶する。具体的には、記憶制御部105は、第1被写体画像取得部101によって取得された第1被写体画像を、第1被写体の被写体IDに対応付けて衣服DB14aに記憶する。また、記憶制御部105は、基準位置情報取得部103によって取得された基準位置情報を、当該第1被写体画像に対応付けて衣服DB14aに記憶する。さらに、記憶制御部105は、体型パラメータ取得部102によって取得された第1体型パラメータを、当該第1被写体画像に対応付けて衣服DB14aに記憶する。これにより、図2に示したように、衣服DB14aには、第1被写体画像と、第1体型パラメータと、基準位置情報とが1対1対1で対応付けて格納される。
第1編集値算出部106は、第1編集値を算出する。具体的には、第1編集値算出部106は、第1被写体画像の第1被写体が自然に第1衣服画像の衣服を着用した状態となるように、第1衣服画像を編集するための第1編集値を算出する。
図5は、第2衣服画像を説明するための図である。図5に示すように、第1編集値算出部106は、図4に示した第1衣服画像30aの衣服を、第1被写体が着用したときに自然な状態に見える第2衣服画像31を生成するために、第1衣服画像30aを編集するための第1編集値を算出する。第1編集値は、透過度変更率、拡大縮小率、変形率及び位置の変更幅の少なくとも1つを含む。透過度変更率は透過度の編集に用いられる。拡大縮小率はサイズの編集に用いられる。変形率は形状の編集に用いられる。位置の変更幅は位置の編集に用いられる。すなわち、第1編集値算出部106は、第1編集値として、透過度変更率、拡大縮小率、変形率及び位置の変更幅の少なくとも1つを算出する。
以下では、まず、第1衣服画像の首周りや袖周り、裾周りに位置する画素の透過度(透明度、アルファ値)を変更する透過度変更率を、第1編集値として算出する場合について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、主に、衣服の首(襟首)周りの透過度を変更するための透過度変更率を第1編集値として算出する場合について説明する。なお、透過度は、0以上1以下の値である。
まず、第1編集値算出部106は、第1被写体画像取得部101によって取得された第1被写体画像と、基準位置情報取得部103によって生成された骨格情報(または、第1被写体画像に含まれる骨格情報)とをそれぞれ取得する(ステップS1)。
続いて、第1編集値算出部106は、取得された骨格情報から、取得された第1被写体画像上の関節位置のうち、首に相当する位置の画素(換言すると、首の特徴点に位置する画素)を特定する(ステップS2)。次に、第1編集値算出部106は、特定された首に相当する位置の画素から所定のピクセルだけ離れて位置する1以上の画素を特定する。そして、第1編集値算出部106は、特定された1以上の画素のうち、第1被写体画像の衣服部分を構成する(衣服領域に含まれる)画素(以下、透過度変更対象画素と表記)を特定する(ステップS3)。
なお、上記したステップS3の処理により、複数の透過度変更対象画素が特定された場合、後述する処理は、特定された透過度変更対象画素毎に実行される。
次に、第1編集値算出部106は、特定された透過度変更対象画素の輝度と、当該透過度変更対象画素の周囲に位置する1以上の画素の輝度との差がそれぞれ予め決められた閾値を超えているかどうかを判定する(ステップS4)。
上記したステップS4における判定の結果、画素の輝度の差がいずれも予め決められた閾値を超えていない場合(ステップS4のNO)、第1編集値算出部106は、当該透過度変更対象画素の透過度は変更する必要がないものと判断し、後述するステップS6の処理に進む。
一方で、上記したステップS4における判定の結果、画素の輝度の差のいずれかが予め決められた閾値を超えている場合(ステップS4のYES)、第1編集値算出部106は、当該透過度変更対象画素の透過度を現在の透過度より小さな値となるような透過度変更率を第1編集値として算出(設定)する(ステップS5)。
その後、第1編集値算出部106は、全ての透過度変更対象画素に対して上記したステップS4の処理を実行したかどうかを判定する(ステップS6)。このステップS6における判定の結果、全ての透過度変更対象画素に対して上記したステップS4の処理が実行されていない場合(ステップS6のNO)、第1編集値算出部106は、次の透過度変更対象画素に対して上記したステップS4の処理を実行する。
一方で、上記したステップS6における判定の結果、全ての透過度変更対象画素に対して上記したステップS4の処理が実行された場合(ステップS6のYES)、ここでの処理は終了となる。
このように、首に相当する位置の画素からの「距離」と、当該距離だけ離れた位置の画素と当該画素の周囲に位置する画素との「輝度の差」とを総合的に考慮することで、透過度変更率は求められる。
なお、ここでは、首周りに位置する透過度変更対象画素を特定するために、首に相当する位置の画素からの距離だけを考慮する場合について説明したが、例えば、首からの距離だけでなく、肩や顔からの距離も考慮した上で透過度変更対象画素を特定してもよい(すなわち、首だけでなく肩や顔にも重みをもたせて透過度変更対象画素を特定してもよい)。具体的には、第1編集値算出部106は、首に相当する位置の画素からXピクセルだけ離れ、肩(左肩、右肩)に相当する位置の画素からYピクセルだけ離れ、顔に相当する位置の画素からZピクセルだけ離れて位置する画素を透過度変更対象画素として特定してもよい。
また、ここでは、衣服の首周りの画素の透過度を変更する透過度変更率について説明したが、衣服の袖周りや裾周りの画素の透過度を変更する透過度変更率についても同様に求めることができる。具体的には、衣服の袖周りの画素の透過度を変更する透過度変更率を求める場合、上記した首に相当する位置の画素からの距離を、手(右手、左手)に相当する位置の画素からの距離に置き換えることで、透過度変更率を求めることができる。また、衣服の裾周りの画素の透過度を変更する透過度変更率を求める場合、上記した首に相当する位置の画素からの距離を、腰や太腿に相当する位置の画素からの距離に置き換えることで、透過度変更率を求めることができる。
さらに、ここでは、透過度変更対象画素の輝度と、当該透過度変更対象画素の周囲に位置する画素の輝度との差を用いて透過度変更率を求めるとしたが、例えば、透過度変更対象画素を含むことで構成される柄と、当該透過度変更対象画素の近辺に位置する画素により構成される柄との違いを用いて、透過度変更率を求めるとしてもよい。
上記にて説明したように、透過度変更率を第1編集値として算出することで、後述する第2衣服画像生成部107は、図7(A)〜図7(C)に示すような第2衣服画像を生成することができる。すなわち、図7(A)に示すように、第1衣服画像30に比べて、襟首の後ろに回り込む部分(境界部分)をぼかし、先端部分を丸くした第2衣服画像31aを生成することができる。また、図7(B)に示すように、袖の裏地が見える部分をカットした(すなわち、透過度を「0」にした)第2衣服画像31bを生成することができる。さらに、図7(C)に示すように、裾の裏地が見える部分をカットした第2衣服画像31cを生成することができる。
次に、拡大縮小率を第1編集値として算出する場合について、図8を参照しながら説明する。
図8は拡大縮小率の算出を説明するための図であり、図8(A)は第1衣服画像30bを説明するための図であって、図8(B)は第1被写体画像40aを説明するための図である。ここでは、第1被写体画像取得部101が、図8(B)に示す第1被写体画像40aを第1被写体画像として取得した場合を想定している。また、ここでは、第1衣服画像取得部104が、図8(A)に示す第1衣服画像30bを第1衣服画像として取得した場合を想定している。
第1編集値算出部106は、第1被写体画像40aの第1被写体が第1衣服画像30bの衣服を自然な見え方で着用した状態となるように、第1衣服画像30bの拡大縮小率を算出する。
具体的には、まず、第1編集値算出部106は、基準位置情報取得部103によって生成された第1被写体の骨格情報(または、第1被写体画像40aに含まれる骨格情報)から、第1被写体画像40a上の関節位置のうち、左肩に相当する位置の画素のY座標と、右肩に相当する位置の画素のY座標とをそれぞれ特定(算出)する。
続いて、第1編集値算出部106は、特定された上記Y座標の位置(高さ)において、上記左肩に相当する位置の画素のX座標から第1被写体画像40aの外側に相当する領域に向かって探索を行い、第1被写体画像40aの左肩側の境界線(輪郭)の位置を示すX座標を特定する。同様に、第1編集値算出部106は、特定された上記Y座標の位置(高さ)において、上記右肩に相当する位置の画素のX座標から第1被写体画像40aの外側に相当する領域に向かって探索を行い、第1被写体画像40aの右肩側の境界線(輪郭)の位置を示すX座標を特定する。
上記のようにして特定した2つのX座標の差を求めることで、第1編集値算出部106は、図8(B)に示す第1被写体画像40a上の肩幅(ピクセル)Shを求めることができる。
また、第1編集値算出部106は、第1被写体画像40aに対して実行した処理を、第1衣服画像30bに対しても実行することで、図8(A)に示す第1衣服画像30b上の肩幅(ピクセル)Scを求めることもできる。
次に、第1編集値算出部106は、第1衣服画像30bの肩幅Scと、第1被写体画像40aの肩幅Shとを用いて、第1衣服画像30bの拡大縮小率(スケーリング値)を決定(算出)する。具体的に、第1編集値算出部106は、第1被写体画像40aの肩幅Shを、第1衣服画像30bの肩幅Scで除算した除算値(Sh/Sc)を拡大縮小率として算出する。なお、拡大縮小率は、衣服の実際の大きさ、または衣服画像領域の幅及び高さに相当する画素数等の値を用いて、異なる式から算出されてもよい。
続いて、変形率を第1編集値として算出する場合について、図9を参照しながら説明する。
図9は変形率の算出を説明するための図である。ここでは、第1被写体画像取得部101が、図9(D)に示す第1被写体画像40aを第1被写体画像として取得した場合を想定している。また、ここでは、第1衣服画像取得部104が、図9(A)に示す第1衣服画像30bを第1衣服画像として取得した場合を想定している。
第1編集値算出部106は、第1被写体画像40aの第1被写体が第1衣服画像30bの衣服を自然な見え方で着用した状態となるように、第1衣服画像30bの変形率を算出する。
具体的には、まず、第1編集値算出部106は、図9(B)に示すように、第1衣服画像30bの輪郭50を抽出する。続いて、第1編集値算出部106は、図9(C)に示すように、抽出された第1衣服画像30bの輪郭50のうち、例えば人体の肩部に相当する部分の輪郭51を抽出する。同様に、第1編集値算出部106は、図9(E)に示すように、第1被写体画像40aの輪郭52を抽出する。
なお、図9では、第1編集値算出部106が、第1被写体画像として、第1被写体のデプス画像を用いる場合を例示したが、第1編集値算出部106は、第1被写体画像として、第1被写体の色画像を用いても構わない。
次に、第1編集値算出部106は、図9(F)に示すように、抽出された輪郭52のうち、人体の肩部に相当する部分の輪郭53を抽出する。そして、第1編集値算出部106は、図9(G)に示すように、第1衣服画像30bの肩部に相当する部分の輪郭51と、第1被写体画像40aの肩部に相当する部分の輪郭53とを用いたテンプレートマッチングを行う。その後、第1編集値算出部106は、輪郭51を輪郭53の形状に一致させるための、輪郭51の変形率を算出する。これにより、第1編集値算出部106は、算出した変形率を、第1衣服画像30bを編集するための第1編集値として算出することができる。
上記のようにして、第1編集値算出部106は第1編集値を算出すると、当該算出した第1編集値を第2衣服画像生成部107に出力する。
図1の説明に戻ると、第2衣服画像生成部107は、第1編集値算出部106によって算出された第1編集値を用いて、第1衣服画像の透過度、サイズ、形状、位置のうちの少なくとも1つを編集した第2衣服画像を生成する。例えば、第2衣服画像生成部107は、透過度変更率に関する第1編集値を用いて、第1衣服画像の透過度を調整することで、第1衣服画像の透過度を編集して、第2衣服画像を生成する。また、第2衣服画像生成部107は、拡大縮小率に関する第1編集値を用いて、第1衣服画像を拡大または縮小することで、第1衣服画像のサイズを編集して、第2衣服画像を生成する。さらに、第2衣服画像生成部107は、変形率に関する第1編集値を用いて、第1衣服画像を変形させることで、第1衣服画像の形状を編集して、第2衣服画像を生成する。なお、第1衣服画像の変形には、第1衣服画像の縦横比(アスペクト比)を変更する処理等が含まれる。
なお、第2衣服画像生成部107は、第1範囲内の第1編集値を用いて、自然な見え方で衣服を着用しているように、第1衣服画像を編集することが好ましい。第1範囲とは、第1編集値のとり得る範囲(上限値と下限値)を定めた情報である。
より詳細には、第1範囲とは、編集対象の第1衣服画像の衣服の視覚的特性を失わない範囲である。すなわち、第1範囲は、編集対象の第1衣服画像の衣服の視覚的特性を失わない範囲となるように、第1編集値の上限値と下限値とを定めたものである。例えば、第1衣服画像の衣服としての視覚的な特性である、衣服のデザインや衣服の模様、衣服の形状等の特性が、第2衣服画像生成部107による編集によって損なわれる場合がある。このため、第1範囲として、編集対象の第1衣服画像の衣服の視覚的な特性を失わない範囲を定めることが好ましい。
第2衣服生成部107が、第1範囲内の第1編集値を用いて、第1衣服画像を編集した第2衣服画像を生成することで、第2衣服画像を、合成対象の衣服画像として効果的に用いることができる。
この場合、第1範囲は、衣服の種類と対応付けて記憶部14に予め記憶しておけばよい。第1範囲、及び第1範囲と衣服の種類との対応は、ユーザによる入力部13の操作指示等によって適宜変更可能である。また、第1衣服画像取得部104が、第1衣服画像を取得すると共に、入力部13から当該第1衣服画像の衣服の種類を取得すればよい。衣服の種類は、ユーザによる入力部13の操作指示によって入力すればよい。これにより、第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像取得部104によって取得された衣服の種類に対応する第1範囲を記憶部14から読み出し、第1衣服画像の編集に用いることができる。
なお、第1範囲は、複数の第2衣服画像を重畳したときに、下層側の第2衣服画像が上層側の第2衣服画像の領域内に収まる範囲としてもよい。例えば、複数の第2衣服画像を、被写体が重ね着した状態や、組み合わせて着用した状態を示す合成画像の生成に用いる場合がある。この場合、下層側に配置される第2衣服画像が、上層側に配置される第2衣服画像の領域より大きいと、合成画像を自然な見え方で提供することは困難である。そこで、第1範囲は、複数の第2衣服画像を重畳したときに、下層側の第2衣服画像が上層側の第2衣服画像の領域内に収まる範囲としてもよい。
この場合、第1範囲は、衣服の種類と衣服の重畳順と対応付けて記憶部14に予め記憶しておけばよい。衣服の重畳順は、対応する衣服の種類の衣服を人体等に重ねて着用したときに、当該衣服が、人体に最も接する下層側から人体から離れる上層側の各階層のうち、いずれの階層に着用されることが一般的な衣服であるかを示す情報である。この場合、第1範囲は、対応する重畳順で、対応する種類の衣服が着用されたときに、上層側の第2衣服画像の領域内に収まる数値の範囲である。
衣服の種類、衣服の重畳順及び第1範囲は、ユーザによる入力部13の操作指示等によって適宜変更可能である。また、第1衣服画像取得部104は、第1衣服画像を取得すると共に、入力部13から当該第1衣服画像の衣服の種類と衣服の重畳順を取得すればよい。衣服の種類及び衣服の重畳順は、ユーザによる入力部13の操作指示によって入力すればよい。これにより、第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像取得部104によって取得された衣服の種類及び衣服の重畳順に対応する第1範囲を記憶部14から読み出し、第1衣服画像の編集に用いることができる。
図10は、第2衣服画像31の一例を示す図である。例えば、第1衣服画像30が、図10(A)に示す第1衣服画像30aであるとする。この場合、第2衣服画像生成部107は、図10(A)に示す第1衣服画像30aを、図10中の矢印X1方向に変形することで、図10(B)に示す第2衣服画像31dを生成する。また、第2衣服画像生成部107は、図10(A)に示す第1衣服画像30aを、図10中の矢印X2方向に変形することで、図10(C)に示す第2衣服画像31eを生成する。
なお、位置を編集する場合には、第2衣服画像生成部107は、撮像画像における第1衣服画像30aの位置を、撮像画像内で変更すればよい。また、透過度を編集する場合には、第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像30aに含まれる透過度変更対象画素の透過度を、第1編集値算出部106によって算出された透過度変更率にしたがって変更すればよい。
第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像30aの全体のサイズや形状を編集してもよい。また、第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像30aを複数の領域(例えば、矩形状の領域)に分割し、領域毎に、サイズや形状を編集してもよい。この場合、各領域の第1編集値は同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、衣服の袖部分に相当する領域を、他の領域に比べてアスペクト比が大きくなるように変形してもよい。また、第2衣服画像生成部107は、FFD(Free Form Deformation)処理により、上記した編集を行ってもよい。
また、第2衣服画像生成部107は、図11に示すように、第1衣服画像の回転角度を編集して第2衣服画像を生成してもよい。例えば、撮像部12に対して正面の向きで撮像された撮像画像の回転角度は0°である。第2衣服画像生成部107は、この回転角度を変更することで、例えば図11に示すように、第1衣服画像30aを正面から右方向に20°回転させることで、第2衣服画像31fを生成してもよい。同様に、第2衣服画像生成部107は、例えば図11に示すように、第1衣服画像30aを正面から右方向に40°回転させることで、第2衣服画像31gを生成してもよい。
上記のようにして、第2衣服画像生成部107は、第1衣服画像の、透過度、サイズ、形状及び位置のうちの少なくとも1つを編集した第2衣服画像を生成する。
第2衣服画像生成部107によって生成された第2衣服画像は、記憶制御部105によって記憶部14に記憶される。具体的には、第2衣服画像生成部107によって生成された第2衣服画像は、当該第2衣服画像を生成する際に用いた第1編集値の算出時に用いられた第1被写体画像に対応付けて、衣服DB14aに記憶される。
また、第2衣服画像生成部107が、新たな衣服IDによって識別される第1衣服画像から第1編集値を用いて第2衣服画像を生成する度に、当該生成された第2衣服画像は、記憶制御部105により、当該第1編集値の算出時に用いられた第1被写体画像に対応付けて、衣服DB14aに記憶される。また、第2衣服画像生成部107は、同じ衣服IDの衣服に対して、異なる第1編集値を用いた編集を行い、1つの第1衣服画像から第1編集値の異なる複数の第2衣服画像を生成してもよい。この場合、生成された複数の第2衣服画像は、記憶制御部105により、上記した第1編集値の算出時に用いられた第1被写体画像に対応付けて、衣服DB14aにそれぞれ記憶される。
このため、図2に示すように、衣服DB14aには、1つの第1被写体画像と、1つの第1体型パラメータと、1つの基準位置情報とに、複数の第2衣服画像が対応付けて格納された形態となる。
図1の説明に戻ると、第2被写体画像生成部108は、第1被写体の第1体型パラメータとは異なる第2体型パラメータの第2被写体画像となるように、第1被写体画像を、第2編集値を用いて編集する。
例えば、第2被写体画像生成部108は、第1被写体画像の透過度、サイズ、形状及び位置のうちの少なくとも1つを編集することで、第1体型パラメータとは異なる第2体型パラメータの第2被写体画像を生成する。具体的には、第2被写体画像生成部108は、第2編集値を用いて、第1被写体画像の透過度、サイズ、形状及び位置のうちの少なくとも1つを編集する。例えば、第2被写体画像生成部108は、第1被写体画像を拡大または縮小することで、第1被写体画像のサイズを編集する。また、第2被写体画像生成部108は、第1被写体画像を変形することで、第1被写体画像の形状を編集する。第1被写体画像の変形には、第1被写体画像の縦横比(アスペクト比)を変更する処理等が含まれる。
まず、第2被写体画像生成部108は、第1被写体の第1体型パラメータとは異なる第2体型パラメータの第2被写体の第2被写体画像となるように、第2編集値を算出する。そして、第2被写体画像生成部108は、算出した第2編集値を用いて、第1被写体画像の透過度、サイズ、形状及び位置のうちの少なくとも1つを編集し、第2被写体画像を生成する。
なお、第2被写体画像生成部108は、予め定められた第2範囲内の第2編集値を用いて、第1被写体画像を編集することが好ましい。第2範囲とは、第2編集値のとり得る範囲(上限値と下限値)を定めた情報である。
より詳細には、第2範囲とは、人体として想定可能な範囲である。すなわち、第2範囲は、編集対象の第1被写体画像の第1被写体の体型が人体として想定可能な体型の範囲となるように、第2編集値のとり得る範囲を定めたものである。また、第2範囲は、編集対象の第1被写体画像が衣服を着用した状態を想定したときに、衣服の視覚的特性を失わない範囲であることが好ましい。このため、第2範囲は、上記した第1範囲に応じた範囲であることが好ましい。
この場合、第2範囲は、衣服の種類と第1範囲と対応付けて、記憶部14に予め記憶しておけばよい。第1範囲、第2範囲、及び第1範囲と第2範囲と衣服の種類との対応は、ユーザによる入力部13の操作指示等によって適宜変更可能である。また、第1衣服画像取得部104は、第1衣服画像を取得すると共に、入力部13から当該第1衣服画像の衣服の種類を取得すればよい。これにより、第2被写体画像生成部108は、第1衣服画像取得部104によって取得された衣服の種類と、第2衣服画像生成部107によって用いられた第1範囲とに対応する第2範囲を記憶部14から読み出し、読出された第2範囲内の第2編集値を用いて第1被写体画像を編集して、第2被写体画像を生成することができる。
第3衣服画像生成部109は、第2被写体画像の生成時に用いられた第2編集値及び第1被写体画像を用いて、当該第1被写体画像に対応する第1体型パラメータ及び基準位置情報から、当該第2被写体画像の体型を示す第2体型パラメータと、当該第2被写体画像に対応する基準位置情報とを算出する。
より詳細には、まず、第3衣服画像生成部109は、第2被写体画像の生成時に用いた第2編集値及び第1被写体画像を(図示しないメモリ等に一時的に記憶された処理履歴等から)読み出す。その後、第3衣服画像生成部109は、読み出した第1被写体画像に対応する第1体型パラメータ及び基準位置情報を、当該第2編集値を用いて編集する。これにより、第3衣服画像生成部109は、第2被写体画像の体型を示す第2体型パラメータと、当該第2被写体画像に対応する基準位置情報とを算出することができる。
記憶制御部105は、第2被写体画像が生成されると、第2被写体画像を記憶部14に記憶する。より詳細には、記憶制御部105は、図2に示すように、生成された第2被写体画像を、当該第2被写体画像の編集元の第1被写体画像の被写体IDに対応付けて、衣服DB14aに記憶する。
また、記憶制御部105は、第2被写体画像に対応する第2体型パラメータと、第2被写体画像に対応する基準位置情報とが算出されると、これらを記憶部14に記憶する。より詳細には、記憶制御部105は、図2に示すように、算出された第2体型パラメータと、算出された基準位置情報とを、当該第2体型パラメータ及び当該基準位置情報の算出時に用いられた第2被写体画像に対応付けて、衣服DB14aに記憶する。
このため、図2に示すように、衣服DB14aには、1つの被写体IDに対して、1つの第1被写体画像と、1以上の第2被写体画像とが被写体画像として対応付けて格納される。また、第2被写体画像には、第2体型パラメータと、基準位置情報とが1対1対1で対応付けられた形態で格納される。
図1の説明に戻ると、第3衣服画像生成部109は、第2被写体画像の生成時に用いた第2編集値を用いて第2衣服画像を編集し、第3衣服画像を生成する。すなわち、第3衣服画像生成部109は、第2編集値によって示される透過度変更率や拡大縮小率、変形率等を用いて、第2衣服画像の透過度の調整、拡大縮小、変形することで、第3衣服画像を生成する。
なお、第2衣服画像生成部107と同様に、第3衣服画像生成部109は、第2衣服画像の全体のサイズや形状を編集してもよい。また、第3衣服画像生成部109は、第2衣服画像を複数の領域(例えば、矩形状の領域)に分割し、領域毎に、サイズや形状を編集してもよい。この場合、各領域の第2編集値は、領域毎に同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、第3衣服画像生成部109は、上記したFFD処理により、編集を行ってもよい。
記憶制御部105は、第3衣服画像生成部109によって第3衣服画像が生成されると、当該第3衣服画像を記憶部14に記憶する。より詳細には、まず記憶制御部105は、第3衣服画像の生成時に用いた第2編集値を読み出す。その後、記憶制御部105は、生成された第3衣服画像を、読み出した第2編集値を用いることで生成された第2被写体画像に対応付けて、衣服DB14aに記憶する。
このため、図2に示すように、衣服DB14aには、上記したように、1つの被写体IDに対して、1つの第1被写体画像と、1以上の第2被写体画像とが被写体画像として対応付けられた状態で格納される。また、衣服DB14aには、1つの第2被写体画像と、1つの第2体型パラメータと、1つの基準位置情報とに、複数の第3衣服画像が対応付けられた形態で格納される。また、上記したように、1つの第1被写体画像と、1つの第1体型パラメータと、1つの基準位置情報とに、複数の第2衣服画像が対応付けられた形態で格納される。なお、上記したように、第2衣服画像は、第1衣服画像を編集することによって生成された衣服画像であり、第3衣服画像は、第2衣服画像を編集することによって生成された衣服画像である。
なお、記憶制御部105は、第3衣服画像に代えて、当該第3衣服画像の生成に用いた第2編集値を記憶部14に記憶してもよい。この場合には、記憶制御部105は、第2編集値を、第2被写体画像に対応付けて記憶すればよい。この場合には、第3衣服画像生成部109による第3衣服画像の生成処理は実行しなくてもよい。
次に、図12のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像処理装置11によって実行される画像処理の手順の一例について説明する。
始めに、第1被写体画像取得部101は撮像部12から第1被写体画像を取得する(ステップS11)。続いて、体型パラメータ取得部102は、取得された第1被写体画像に含まれるデプス画像に基づいて、当該第1被写体画像の第1被写体の体型パラメータを推定(取得)する(ステップS12)。次に、基準位置情報取得部103は、取得された第1被写体画像における基準位置情報を取得する(ステップS13)。その後、記憶制御部105は、取得された第1被写体画像、取得された第1体型パラメータ及び取得された基準位置情報を、当該第1被写体画像の第1被写体を識別するための被写体IDに対応付けて衣服DB14aに記憶する(ステップS14)。
次に、第1衣服画像取得部104は、取得された第1被写体画像から衣服領域を抽出して、第1衣服画像を取得する(ステップS15)。続いて、第1編集値算出部106は、取得された第1衣服画像を編集するための第1編集値を算出する(ステップS16)。そして、第2衣服画像生成部107は、算出された第1編集値を用いて、取得された第1衣服画像を編集し、第2衣服画像を生成する(ステップS17)。その後、記憶制御部105は、取得された第1被写体画像、取得された第1体型パラメータ及び取得された基準位置情報に対応付けて、生成された第2衣服画像を記憶部14に記憶する(ステップS18)。
なお、画像処理装置11は、ステップS11〜ステップS18の処理を、異なる衣服IDによって識別される衣服の第1衣服画像を取得する度に繰り返し実行する。
続いて、第2被写体画像生成部108は、記憶部14に記憶された第1被写体画像から第2編集値を用いて、第2被写体画像を生成する(ステップS19)。次に、記憶制御部105は、上記した第2被写体画像を生成するために用いられた第1被写体画像の被写体IDに対応付けて当該第2被写体画像を衣服DB14aに記憶する(ステップS20)。
その後、第3衣服生成部109は、上記した第2被写体画像の生成時に用いられた第2編集値及び第1被写体画像を用いて、当該第1被写体画像に対応する第1体型パラメータ及び基準位置情報から、当該第2被写体画像の体型を示す第2体型パラメータと、当該第2被写体画像に対応する基準位置情報とを算出する(ステップS21)。そして、記憶制御部105は、算出された第2体型パラメータ及び基準位置情報を、生成された第2被写体画像に対応付けて衣服DB14aに記憶する(ステップS22)。
次に、第3衣服画像生成部109は、第2被写体画像生成時に用いられた第2編集値を用いて、生成された第2衣服画像を編集して、第3衣服画像を生成する(ステップS23)。しかる後、記憶制御部105は、生成された第3衣服画像を、上記した第2被写体画像に対応付けて衣服DB14aに記憶し(ステップS24)、ここでの処理を終了させる。
なお、上記したように、記憶制御部105は、第3衣服画像に代えて、第2編集値を、生成された第2被写体画像に対応づけて衣服DB14aに記憶してもよい。この場合には、ステップS23及びステップS24の処理は実行されない。
画像処理装置11が、上記したステップS11〜S24の処理を実行することで、衣服DB14aには、図2に示した各種データが格納される。すなわち、衣服DB14aには、第1被写体画像と、第1体型パラメータと、基準位置情報と、1以上の第2衣服画像とが対応付けて記憶される。また、衣服DB14aには、1つの被写体IDに対して、1つの第1被写体画像と、1以上の第2被写体画像とが対応付けて記憶される。さらに、衣服DB14aには、第2被写体画像と、第2体型パラメータと、基準位置情報と、1以上の第3衣服画像とが対応付けて記憶される。
以上説明した一実施形態によれば、画像処理装置11は、合成対象となる衣服の第1衣服画像をそのまま記憶部14に記憶するのではなく、第1衣服画像の透過度、サイズ、形状、位置等を編集した第2衣服画像を記憶部14に記憶するので、被写体画像に衣服画像を合成した際、すなわち、仮想試着時に、自然な見え方の試着状態をユーザに提示することができる。
図13は、第1衣服画像を被写体画像に合成した場合と、第2衣服画像を被写体画像に合成した場合との違いを説明するための図である。図13(A)は、第1衣服画像30を被写体画像に合成した場合を示す図である。この場合、第1衣服画像30の衣服の襟首部分が被写体画像の顔にささってしまい、不自然な見え方の試着状態をユーザに提示することになる。これに対し、図13(B)は、第2衣服画像を被写体画像に合成した場合を示す図である。図13(B)に示す第2衣服画像31は、図13(A)に示す第1衣服画像の衣服の襟首部分の画素の透過度を変更した画像である。この場合、第2衣服画像31の衣服の襟首部分が被写体画像の顔にささることなく、自然な見え方の試着状態をユーザに提示することができている。このように、本実施形態に係る画像処理装置11によれば、仮想試着時に自然な見え方の試着状態をユーザに提示することができる。
また、本実施形態によれば、画像処理装置11は、第1衣服画像の視覚的特性を損なわない第1範囲内の第1編集値を用いて第2衣服画像を生成しているため、単に第1衣服画像を編集した場合より、自然な見え方の試着状態をユーザに提示することができる。
さらに、本実施形態によれば、画像処理装置11は、第2衣服画像に対応付けられた第1体型パラメータとは異なる第2体型パラメータに対応する第3衣服画像を記憶部14に記憶するので、様々な体型のユーザに等しく、自然な見え方の試着状態を提示することができる。
また、本実施形態によれば、画像処理装置11は、第3衣服画像を記憶部14に記憶することに代えて、第3衣服画像を生成するために用いる第2編集値を記憶部14に記憶することもできるので、記憶部14のデータ容量に応じて、データ容量の削減を試みることもできる。
以下、一実施形態の変形例について説明する。
図14は、本実施形態に係る画像処理システムの別の構成例を示す図である。図14に示す画像処理システム10aは、例えば記憶装置16と処理装置17とが通信回線18を介して接続されている。記憶装置16は、上記した図1に示す記憶部14を備えた装置であり、例えばパーソナルコンピュータ等を含む。処理装置17は、上記した図1に示す画像処理装置11、撮像部12、入力部13及び表示部15を備えた装置である。なお、上記した図1と同様の部分については同一参照符号を付してその詳しい説明を省略する。通信回線18は、例えばインターネット等の通信回線であり、有線通信回線及び無線通信回線を含む。
図14に示すように、記憶部14を、通信回線を介して処理装置17に接続された記憶装置16に設けた構成とすることにより、複数の処理装置17から同じ記憶部14にアクセスすることが可能となる。これにより、記憶部14に記憶されているデータの一元管理が可能となる。
次に、図15を参照して、本実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成について説明する。図15は、本実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図15に示すように、画像処理装置10においては、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HDD(Hard Disk Drive)204、表示部205、通信I/F部206、撮像部207及び入力部208等がバス209により相互に接続されている。すなわち、画像処理装置10は、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成を有する。
CPU201は、画像処理装置10の全体の処理を制御する演算装置である。ROM202は、CPU201による各種処理を実現するプログラム等を記憶する。RAM203は、CPU201による各種処理に必要なデータを記憶する。HDD204は、上記した記憶部14に記憶されるデータを格納する。表示部205は、上記した表示部15に相当する。通信I/F部206は、外部装置または外部端末に通信回線等を介して接続し、接続された外部装置または外部端末との間でデータを送受信するためのインタフェースである。撮像部207は、上記した撮像部12に相当する。入力部208は、上記した入力部13に相当する。
なお、本実施形態に係る画像処理装置10において実行される上記各種処理を実行するためのプログラムは、ROM202等に予め組み込んで提供される。また、このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。更に、このプログラムは、例えばネットワークを介して画像処理装置10にダウンロードされても構わない。
なお、上記したHDD204に格納されている各種情報、すなわち、記憶部14に記憶されている各種情報は、外部装置(例えば、サーバ装置)等に格納されていてもよい。この場合には、外部装置とCPU201とがネットワーク等を介して接続された構成とすればよい。
なお、本実施形態の処理は、コンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…画像処理システム、11…画像処理装置、12…撮像部、13…入力部、14…記憶部、14a…衣服DB、15…表示部、101…第1被写体画像取得部、102…体型パラメータ取得部、102a…デプス画像取得部、102b…体型パラメータ推定部、103…基準位置情報取得部、104…第1衣服画像取得部、105…記憶制御部、106…第1編集値算出部、107…第2衣服画像生成部、108…第2被写体画像生成部、109…第3衣服画像生成部、110…表示制御部。

Claims (8)

  1. 撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得する被写体画像取得手段と、
    前記取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得する第1衣服画像取得手段と、
    前記取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成する第2衣服画像生成手段と
    を具備する画像処理装置。
  2. 前記取得された被写体画像に含まれる被写体の骨格を示す骨格情報を取得する骨格情報取得手段をさらに具備し、
    前記第2衣服画像生成手段は、
    前記所定の箇所の画素を特定するために、前記取得された骨格情報に基づいて、予め決められた基準部位に相当する位置の画素を特定する手段と、
    前記特定された基準部位に相当する位置の画素に基づいて、前記所定の箇所の画素を特定し、当該所定の箇所の画素の透過度を調整して、前記第2衣服画像を生成する手段と
    を具備する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2衣服画像生成手段は、
    前記特定された基準部位に相当する位置の画素から所定のピクセル離れて位置する前記所定の箇所の画素を特定し、当該所定の箇所の画素の輝度と当該所定の箇所の画素の周囲に位置する画素の輝度との差が予め決められた閾値を超えているかどうかを判定する手段と、
    判定の結果、前記閾値を超えていると判定された場合に、前記所定の箇所の画素の透過度を現在値より小さくなるように調整して、前記第2衣服画像を生成する手段と
    を具備する請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2衣服画像生成手段は、
    前記取得された第1衣服画像に含まれる衣服の襟首周りの透過度を調整するための基準部位として、首、肩及び顔のうちの少なくとも1つの位置を特定し、当該衣服の袖周りの透過度を調整するための基準部位として、手の位置を特定し、当該衣服の裾周りの透過度を調整するための基準部位として、腰及び太腿のうちの少なくとも1つの位置を特定する請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2衣服画像生成手段は、
    前記取得された第1衣服画像に含まれる衣服の柄が切り替わる境界部分に位置する画素を前記所定の箇所の画素として特定し、当該所定の箇所の画素の透過度を調整して、前記第2衣服画像を生成する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置と、当該画像処理装置と通信可能に接続された外部機器とを含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得する被写体画像取得手段と、
    前記取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得する第1衣服画像取得手段と、
    前記取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成する第2衣服画像生成手段と
    を具備し、
    前記外部機器は、
    前記画像処理装置によって生成された第2衣服画像を、前記撮像部によって撮像された被写体画像に対応付けて記憶する記憶手段
    を具備する画像処理システム。
  7. 撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得することと、
    前記取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得することと、
    前記取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成することと
    を具備する画像処理方法。
  8. コンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    撮像部によって連続的に撮像された被写体の画像である被写体画像を取得するステップと、
    前記取得された被写体画像に含まれる被写体により着用された衣服の画像である第1衣服画像を取得するステップと、
    前記取得された第1衣服画像を構成する複数の画素のうち、所定の箇所の画素の透過度を調整して、当該第1衣服画像とは異なる第2衣服画像を生成するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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